謎男(なぞおとこ)

 

オードリーのオールナイトニッポン 2021年8月16日

 

若林:それで、明後日か。今日が土曜だとして。『あちこちオードリー』の配信ライブが8月16日月曜日20時から。ハライチがゲストでね。

春日:そうね。

若林:来てくれるっていうことで、お札はがし祭を。お札はがし祭ということで、過去の気持ちにお札を張っているのをはがして喋ろうじゃないかという。

春日:やっぱり何回聞いてもよくわかんないんだよなあ。

若林:なんではがすんだろうな。

春日:ほんと、なんでそんなことしなっきゃないんだよっていう。

若林:魔封波の要領でジャーに札を張っている気持ちっていう。

春日:封印して、今はスムーズにというか、支障なく過ごしてるのに、なんでもう一回ピッコロ大魔王をね(笑)。

若林:はいはいはい。何回も出てくるっていうことだもんね。

春日:出さなきゃいけないんだよっていうのはあるけどね。

若林:澤部がどんなことがあるのか気になるなあ。

春日:うん。

若林:澤部なあ。

春日:ハハハハハ そうだねえ。あんな、あんな感じというかね。

若林:「どういう人?」ってもし誰かに聞かれたら、岩井ちゃんのほうが、俺、喋れると思うのよ。

春日:ああ。

若林:澤部のほうがなんかちょっと謎に包まれてるわ。

春日:確かにね。言ってたもんね、若林さんもね。昔、飲み会とかで結構キレやすい、みたいなさ。澤部が。いろいろ質問とかしてると「もういいじゃないですか!」みたいな(笑)。言い方がほんとにちょっとキレて……。

若林:澤部と2人で餃子食いに行ったんだ。それで、「澤部ってこういう時どう考えてんの?」とか言ったら「もういいっすよ!その話は」。

春日:ハハハハハハハハハ

若林:ものすごい勢いでビール飲んで、「そんな普通笑いのこと考えてないっすよ!」って怒られて。餃子屋さんで(笑)。俺、すごい好きなんだけど、澤部のこと。これ、変な質問よ。澤部、めちゃくちゃもちろんいい奴で面白いよ。才能あふれてるわな。

春日:うん、うん。

若林:ずっと売れてるし。

春日:うん。

若林:実力者だけど、澤部って、オードリーのこと好きかどうかわかんなくない?

春日:ああ。

若林:ライブ前に言うの何だけど、澤部が誰かのことをすごい好きっていう背中を、俺、あんまり印象にない。

春日:ああ、でも、わかる。そう言われてみると。別に好きでも……嫌いでもないんだろうけど。

若林:嫌いってことはないと思う。100%。

春日:嫌いとか苦手とかではないと思うんだけど、自分以外の芸人? 人が、全部平等な感じがする。

若林:ハッハッハッハッハッハッハ

春日:好きでも嫌いでもない。なんつうの?

若林:俺、吉村くんのこととかめちゃ好きなのよ。

春日:はいはいはいはい。

若林:アルピーのこととか。

春日:うん。

若林:で、向こうはわかんないよ。向こうはわかんないけど、現場で会った時にさ、出ちゃうじゃん。春日があばれる君のことが好きな感じは。

春日:ああ、なんかね。言葉以上に雰囲気とか熱というか。

若林:そうそう。わかんないから。

春日:距離のとり方とか。

若林:そうそうそう。向井くんと現場一緒とか、それは出ちゃう。俺も澤部は好きだから、俺、出ちゃうんだけど、澤部から感じたことはない。

春日:ハハハハハハハハ

若林:ハッハッハッハッハッハ それ聞いてみようか。「オードリーのこと好きなの?」って。

春日:うん。いや、そうだね。改めてね。

若林:改めて。

春日:はっきりさせたほうがいいかもしんないね。いい機会かもしれない。

若林:家族が好きなのはわかるの。

春日:それはわかる。

若林:澤部の表情で。

春日:でも、ほら、あんまり一緒にいろいろとプライベートで共にしてる芸人さんとかもいなさそうだもんね。岩井ちゃんはつき合いいいんだもんね。

若林:岩井ちゃんはつき合いいいしさ、ドリームマッチとかで打ち上げがあった時とかさ、こうなる前にさ、すごい喋ってくれるじゃん。

春日:ああ、はいはい。

若林:喋るじゃん、明るく。岩井ちゃんて。ああいうキャラに見えて。

春日:興味があることがたくさんあるというかね。

若林:そうそうそうそう、そうそうそうそう。で、ハライチのライブに呼んでくれた時も、岩井ちゃんなんか地下駐車場まで挨拶来たからね。帰ろうと思ったら。

春日:ああ、そう。

若林:バー(ッと)出てきて「お疲れさまでした」って。澤部はやっぱ来なかったもんね。

春日:(笑)共演者、ぐらいしか、ゲストの芸人さん、ぐらいのところで、そういった意味じゃ、だから平等なのよ。

若林:だから、聞いてみたいけど、テレビめちゃくちゃ出てるとそうなるのかなとかもちょっと思う。テレビの本数って、出過ぎてると、心の余裕と遊びなんだけど、一人一人への好きとかの配分減ってくるよ、やっぱり。

春日:ああ、ま、ま、そうかもね。

若林:疲れてると。

春日:うんうんうんうん。分散するというかね。

若林:澤部は違うかもしんないけど、俺は結構そう。連休もらった後のほうが、「俺、この人たちのこと好きなんだな」って思うもん。

春日:ああ。そう思う余裕がないというか、暇がないというか。

若林:詰まり、詰まりで、ライブ控えてるとかだったら、好きか嫌いかなんて思ってらんないわ!

春日:次から次にくるからね。

若林:そうそうそうそう。

春日:じゃ、そういうあれかもしれないね、澤部も。

若林:澤部と『しくじり(先生 俺みたいになるな!!)』の後、2人でエレベーターとか一緒になると、明らかに気遣ってもらっちゃってる感じするもんね。

春日:ああ、そう。

若林:普段は、後輩とかどうなんだろうなぁ。なんか聞かないよなぁ。

春日:聞かない。可愛がってる後輩とかね。ナベプロなのか。確かにね。

若林:なかなかないよなぁ。謎男だよな、ああ見えて。

春日:うん。そういうふうに自分でしてるのか、全部を平等に見るというか、あんまりこう。

若林:っていうふうにしたほうがいいかな。

春日:やりやすいのか、そういう人なのか。もともと。

若林:それで言うと、この間初めて、ようやく判明したんだけど、吉村と澤部って『しくじり』の前、楽屋一緒で、楽屋別だけど、同じ部屋で、澤部の楽屋に行ってんだな。だから、澤部から吉村くんの楽屋に行ってるの見たことないわな。そう思うと。

春日:ああ、吉村くんが行ってるっていうこと。

若林:行って、吉村くんが喋ってんのよ。俺も初期は、2人ともテレビ同期というか。

春日:はいはいはいはい。

若林:気持ちがあるから、なんか行ったりしたんだけど、そうすると、なんか澤部・吉村的に、若林来ると空気ちょっと変わるんだよなっていう感じを受けたの。

春日:ハハハハハハハハ そんなこともないんじゃない? わかんないけど。

若林:ほんと、ついこの間、本番中に吉村くんから「若様昔来てたけど、来なくなったけど、全然来てほしいんだからね」っていうのを吉村くんから聞いて、ああ、そうだったんだってようやく思ったのがある。

春日:なるほど。自分で変に気遣っちゃった。

若林:吉村くんから聞いたわけで、その時、澤部は何もコメントしてなかったけど。

春日:コメントしないの?(笑)吉村くんに乗っかってはこないんだ。

若林:乗っかってはこなかったね。

春日:「そうですよ」がないってことは、ちょっと来てほしくないと思ってるのかもしんないね(笑)、澤部。わかんないけど。

若林:そうかもしんない。わかんない。聞いてみる、ちょっとそれは。

春日:そういった意味じゃ、ちょっと謎が多いのは、岩井ちゃんじゃなくて澤部のほうな感じなのかもな。

若林:気がするよな、それはな。

春日:もしかしたらね。