チューニング

 

オードリーのオールナイトニッポン 2016年12月10日

 

若「後々になって聞くことってあって、ある関西の芸人さんに聞いたのね。M-1、俺ら2008から6年ぐらい経った時に。俺ら決勝で敗者復活してさ、点数が1位になったじゃない。その後、今田さんとインタビューあるじゃない。あの時に「若林君、1位だよ」みたいに今田さんがフッてくれた時に、「僕が1位なのは納得ですけど、春日が1位なのは納得いかないです」って俺言ったのよ、コメントで」

春「おぉ、そうだっけ?うんうん」

若「それを、まだ俺らと一緒に仕事になったことない関西の芸人さんたちがそれ観てた時に、敗者復活してきて決勝で最高得点取ったら、「2人でやりました!」でいいのに、あそこで相方を潰して、「自分が1位なのはわかりますけど」って言う奴は絶対イヤな奴だっていう話になってたっていうのを(笑)」

春(笑)

若「「6年ぐらい前に話してたんやで」みたいな話を」

春「知らないからね」

若「「でも、会ってみたら凄くしゃべれるから、全然ええ奴やん、みたいにすぐなったけど」っていう話を教えられたから、ああいう時、舞い上がってる。こっちはさ、敗者復活してるからさ、舞い上がっちゃってたんだろうね」

春「舞い上がってるし、なんか言わないといけないっていうね」

若「ちょっとボケなきゃいけないっていう」

春「そうだよね、あれはそうだよね」

若「あとね、今だから言うけどね、ちょっとね、噛みつくキャラで行ってみたかったんだよね、1年目の時、俺。はっはははは(笑)」

春「なるほどなるほど」

若「今はもう全くないよ、それ」

春「まだ若いしね」

若「そうそうそうそう。言うこと言うな、みたいなキャラで行きたかったのが、ちょっとそこがまだ合ってないんだろうね。チューニングが。現場と俺がやりたい理想のチューニングが」

春「いや、そうだね」

若「これが乖離してる奴って、やっぱり鼻につくからね、結局(笑)」

春「いや、そうだね。アイツなんだってなるからね」

若「現場のキャッチャーミットから大きく反れるとね」

春「今はいいだろうっていうね。ここはいいだろう」

若「今やったでいいだろうって。確かにそうなんだよね」

春「確かに、確かにそうだね」