10年前の自分に言ってあげたいこと

 

オードリーのオールナイトニッポン 2019年09月14日

 

若林:春日も1人でレフトやってたりしたじゃない、公園で。

春日:そうね。

若林:あれは結構疲れてたのかな、やっぱり。

春日:今思えば。

若林:だから、あれだよな。浮気報道とかもたぶんそういうのがあるよな。いろんなマンネリと疲れと、あと、自分の限界を感じたのがそこに。

春日:ハハハハハ

若林:フッフッフッフッフッ

春日:まぁそうだねぇ。

若林:「集約されちゃったのかもね?」みたいな話を、俺もクミさんとしたけど。

春日:ハハハハハ

若林:ハハハハハ 「あいつは加害者じゃないんじゃないか」っていう話したもんね。

春日:まぁ、振り返ると。その時は気づかない。うん、その時は気づかない。当時は。

若林:やっぱりなぁ。

春日:うん。振り返ると、そうだったんだなっていうね。

若林:ことがあんのかなぁ。

春日:うーん。

若林:言ってあげたい?当時の春日に。

春日:そうね。

若林:2009年の春日に。

春日:うんうんうんうん。

若林:何て言ってあげたい?

春日:いやぁ、でもなぁ、言いようがないよね、もうね。

若林:ちょっと一人二役でちょうだい。上下切って。そんな面倒くさい顔せずにさ。

春日:面倒くせぇなぁ。

若林:そんな口に出さずにさ。せっかくだから。

春日:はぁ、面倒くせぇ。

若林:タイムスリップからやってよ、ちゃんと。

春日:タイムスリップから?(笑)

若林:うん。

春日:今2019年から10年前にね。

若林:そうそうそうそう。

春日:タイムスリップ! ホワンホワンホワンホワン、ホワ~ン♪

若林:古っ!(笑)今のラジオなのか?これ。

春日:アハハハハ

若林:ハハハハハハ

春日:いやぁ、確かに。タイムスリップの音がこれしかなかったわ。

若林:ホワンホワンなんて(笑)。

春日:1種類しかなかった(笑)。

若林:ハッハッハッハッ でも、当時の春日は聞く耳持たないかな。

春日:持たない。「じゃあ、どうしろっていうんだよ?」っていう話じゃない、それは。

若林:春日と春日が春日の体の中で春日会議をすることってあんの?

春日:春日会議? どういうこと?例えば。

若林:例えば、これどうする?っていう。

春日:ああ、なるほどね。

若林:いろんな春日が春日会議すんのかな。

春日:ああ。それはあるんじゃない? いいっていうゴーの春日もいれば、いや、ちょっと待ての春日もいれば。

若林:俺は、タイムスリップして2009年の若林に言うとしたら、「それ、どうにもなんないよ」って言う。

春日:ああ。いろいろ考えても、とにかく。

若林:「どうにもなんない」って言う。春日は?

春日:あたしはどうだろうなぁ…。うーん、「カッコつけんな」だね。やっぱね。

若林:カッコつけてたの?やっぱり。

春日:カッコつけてたね、やっぱね。

若林:2009年の春日は。

春日:2009年は。

若林:何?何にカッコつけてたのよ? そういうふうには見えなかったよ、カッコ悪かったから。

春日:ハハハハハ

若林:(笑)

春日:いや、だから、「カッコつける」っていう言葉で大きく言ったけど、ウケたい、とかさ。

若林:ああ、ウケたいって。ウケたいと思ってる奴が、あんなカスカスダンスとかやってたの?(笑)

春日:「凄い」と思われたいとかさ。

若林:「凄い」と思われたかったの?

春日:うん。「面白い」みたいなさ、欲がやっぱあるよね。

若林:「面白いと思われたい」は今もなきゃダメ。今はないの?「面白いと思われたい」って気持ち。

春日:今あんまないね。

若林:アハハハ でもね、ちょっとわかるわ。

春日:「面白い、うわ凄い」とか。

若林:逆にな。

春日:面白いで尊敬されたい、みたいなさ、そういうのないね。

若林:ないな。

春日:全然ない(笑)。

若林:むしろ、ちょっと「つまんねぇな」と思われたい、みたいなとこ入っちゃってる時あるでしょ?(笑)

春日:うん(笑)。「あいつしょうがねぇな」っていう、そっちのほうがいいね。

若林:「しょうがねぇな」になってきたんだね。それが。そこの過渡期の時はきついわな、そらぁ。

春日:きつい。なんか一個一個当てていかなっきゃないとかさ。

若林:いや、当たってなかったよ。

春日:アハハハハ じゃ、だから、それが言いたいよ。「無理無理、当てらんないんだよ」って言いたいかな。

若林:当てようとしてるけどってことね。

春日:うん。「当たんないんだよ」っていうのを言いたいかな。

若林:フハハハハ ああ。

春日:できないことを。

若林:それはだから。

春日:気づいてないってこと。

若林:やっぱり「当てようとして当たんなかった」を積み重ねたから行ける境地だよな。その時から当てない奴はやっぱダメだよな。

春日:そうだね。

若林:難しいとこだな。難しいなぁ。

春日:諦めていくんだ、たぶんね。できる、できないがだんだんはっきりしていくじゃないですか。

若林:はいはいはいはい。

春日:年をとると。そこじゃない?

若林:年をとると、もう、どうでもよくなるもんな。誤解されたままでよかったりさ。

春日:そうだね。

若林:「いいや、じゃあ、それなら」みたいな。

春日:うん。まぁまぁいいでしょう。

若林:どうにもなんないことを経験してね、何度も。

春日:10年前は全部取りに行ってるというかさ。行ってたんじゃない?