パイを切る

 

オードリーのオールナイトニッポン 2020年4月4日

 

若林:(メール)「友達に「オードリーって面白いよね?」と聞いてみたところ、面白いけど、春日の“なんだコイツ”みたいな面白さはなくなったよね」と言われました。彼からしたら、今の春日さんは“ちゃんとスポーツを頑張る人”らしいです。

春日:ああ、なるへそ。

若林:これねぇ、春日、いいんだけど、やらなくて。“なんだコイツ”をフリーザみたいに最終形態に向けて更新してほしくて、俺、言ったよね?「ボディビルやったほうがいいと思う」って。

春日:うんうん。

若林:今は、ほんとに、だから、たびたびなぜやるかっていうと、俺は気づいてもらいたいだからなんだけど、今、オールバックで髭でちょうどいいのよ。

春日:ハハハハハ! いや、髭はさ。オールバックはまあいいよ。七三とそんなに遠くないからね、オールバックは。髭はさぁ。

若林:でもね、やっぱ春日は、正直、カッコイイって言われたくなってるよ。

春日:フッ(笑)それは…ああ、気づかないであんのかなあ。あるかもなあ。

若林:面白いっていうことしか俺はないから、活動してく上で。

春日:うんうんうん。

若林:というふうに見ると、オールバックで髭でちょうどいい。

春日:髭も、まあさ、まあまあ、急には、ある程度時間たっちゃえば慣れるから、最初は「髭生やしたな」っていうのはあるけどさ、髭のタイプによるじゃない。髭の形?

若林:はいはいはい。

春日:どういう…髭もいっぱいあるじゃない、形。

若林:フレディ・マーキュリーよ。だから、なぜ俺がたびたびフレディ・マーキュリーにするかといったら、気づいてほしいから、そのウケ方に。

春日:ハハハハ 確かにウケたなあ。

若林:でも、俺は言わない。春日に言わない、俺は。たぶんなんかいろいろあるんだと思うのよ。春日の中でも、ゆくゆくは散歩番組やりたい、みたいな。

春日:ハハハハ

若林:俺は、それはほんとに尊重しようと思ってんの、今は。だから、散歩番組やるんだったら、オールバックで髭はやめたほうがいいと思う。ただ、ENGEIグランドスラムでウケたいなら、オールバックで髭にしたほうがいいんだよ。ハハハハ

春日:なるほどね。ウケたいね、やっぱね。

若林:でも、あと、クミさんの気持ちを思うと、今のままでいいのかなとも思うけど。

春日:いやいや、クミさんはおそらくオールバックに髭派だと思う。

若林:ハハハハハ

春日:ハハハ! 絶対反対されない。

若林:でもね、春日、それあるから。俺は、第3形態になっててちょうどいい時期だ(と思う)。もう逃してる。

春日:ハハハハ

若林:たまに大介にしゃべったら、大介めっちゃ笑うもん。「いやでも、確かにそうっすね。でも、言えないっすね」みたいな会話を。「言えないよな、もうなあ」ってしゃべってるけど、たぶんお前のこと好きな人が本当にいるから、そういう人はガッカリして落とすことに。でもね、パイを自分から切るのも大事なんだよ。それってあるんだ。パイ自分から切っても、もう一個形態変えていこうっていう時あるんだよ。俺は切ったもんね。人見知りじゃないっていうね。

春日:ハハハハ

若林:ハハハハ

春日:なるほどね。髭ねぇ。

若林:髭とオールバックでめちゃくちゃ面白いよ。

春日:それはでもさ、フレディ・マーキュリーじゃん、もう(笑)。髭にオールバックはさ。

若林:だから、そこなんだよ。「フレディ・マーキュリーじゃん」がちょうどいい。

春日:ハハハハ! 急にフレディ・マーキュリーになる(笑)。

若林:なんなら、『ボヘミアン・ラプソディ』を観て、観たことを隠してるぐらいでフレディ・マーキュリーしてる。

春日:ハハハハ

若林:「いや、別に観てないっすけどね」がちょうどいいの。春日の第3形態。

春日:「フレディ・マーキュリーってナンすか?」ぐらいの?(笑)

若林:結局、だから、最後、フリーザの最終形態みたいに、めっちゃゴツイ感じになって、最後、いろんなとこ、メカ的につなげてる、みたいになるみたいな感じで。

春日:最終形態…まぁ、そうだな。そうなったよね。

若林:そういう感じがあるから、俺の中の春日はそうよ。最終的にはサイボーグ。

春日:(笑)サイボーグってどういうことよ?

若林:だから、歯の右側だけが機械で、左側は自分の歯で。

春日:それはもうフリーザじゃんかよ(笑)。

若林:ハハハハ それで、片方だけ長い角が生えてて(笑)。

春日:フリーザじゃないか(笑)。

若林:それは春日が70とかになった時、サイボーグで、ちょっと浮いてるっていう状態。

春日:それは無理よ。

若林:ハハハハ その時、技術が進んでて、ちょっと宙に浮いてて、胸のとこがモニターになってて、感情がスマイルのマークだったり、悲しかったりっていうのが胸に出るっていう。テンションが。これが春日の最終形態(笑)。

春日:なるほど。

若林:ハハハハハ だから、スベった後悲しくなってたりするのよ。ハハハハ

春日:なるほどね。顔は全然変わんないけど。それは面白いな。

若林:それは春日の歯が半分機械で、角が生えてるっていうのが最終形態。目が赤く光るの、片方だけ。ターミネーターみたいに。

春日:いろんなの混じってんな! ターミネーターフリーザや。

若林:右腕サイコガンで。

春日:コブラも入ってる。

若林:トゥースしたらパーン! ハハハハ

春日:それは面白いよ。

若林:東洋館でトゥース!したら、天井にパーン! ハハハハ めちゃめちゃ顔が怒って、“ヘッ”の時も。

春日:ああ、そこまでね。

若林:今ちょうどいいぐらいだけど、まあまあまあ、それは春日さんを尊重してるから。俺、散歩番組を春日が1人で持つまでやろうかなと思ってる。

春日:何を?

若林:コンビで。

春日:フッフフフ

若林:散歩番組持ったら、解散して、漫才もやめようと思ってんの。

春日:ハハハハハ

若林:急に漫才やめてやるっていうの、俺の夢だから。

春日:ハハハハハ

若林:フフフフフ

春日:『カス散歩』が始まったら(笑)。

若林:そうそう。そこまで頑張ろうと思ってるの。

春日:まあ、ないだろうなあ。