正しく努力できる奴

 

オードリーのオールナイトニッポン 2021年4月17日

 

今週からJA全農さんがスポンサーについたので石川佳純さんの等身大パネルが置いてある。そのため、石川佳純さんの大ファンである若林さんのテンションがおかしなことに

 

若林:会ったことあるんだっけ? 体育会TVで春日。

春日:いや、体育会TVはいらしてくれたことはないかな。ほかの卓球選手は、ロケ一緒にやらせてもらったりとかは何回かあるけど、石川佳純選手はないね。そういえば。

若林:あ、そう。そのぐらいの人いる? 会うことが怖いぐらい、自分の中の憧れというか。

春日:えーっ?

(中略)

若林:俺も、石川佳純さんとか、等身大パネルとか言ってよ。置いとくなら先に。心の準備ができてないから、今、あわててるわ。

春日:というか、付け焼き刃もこんなに若林さんがびっくりするとは思ってないだろうからね。

若林:思ってないよなぁ。

春日:予想外に食いついてると(笑)。

若林:もちろん、これ言ったらあれだけど、めちゃくちゃ美人で、もちろん好きだし、内面も好きだから、生まれ変わるならああいう性格に。ドキュメンタリーで、裏表も、どっちも見せれるみたいな感じの人に生まれてきたいな、みたいな、裏があり過ぎる俺は。

春日:(笑)なるほど。

若林:どうあがいてもああなれないっていう人だから。

春日:うん、うんうん。

若林:だから、ちょっとびっくりして。カレーもそんなバクバクは食べれないな、なんか。

春日:それはだって、カレーなんだから。

若林:ハハハハハ

春日:カレーといろいろいただいたよね。牛丼とかね。

若林:スポンサーについていただいてるのにバクバクは食べれないって、これはだから、恐れ多いっていう意味でよ。

春日:わかるよ。

若林:(笑)で、食べたけど、JA全農さんのスポンサーつく前に、もちろん買って食べたのよ、俺は。

春日:パッケージが石川選手だったりするから。

若林:たまにさ、石川佳純さんがさ。カレーね、今あるやつ。

春日:石川佳純カレー、かすみんカレーとかすみん牛丼だからね。監修の。確かにな、これをバコーンて箱あけてね。

2人:ハハハハハハハ

春日:バコーンあけて、だーっとかけて食べるのは、確かにちょっと気が引けるかもな(笑)。

若林:そうだよな。ずっと調べてるんだけど、オリンピック、何とか。でも、もうチケットっとあれなんだもんなあ、もうなあ、多分無理なんだよなあ。

春日:試合を観る、観ないって、確かにね。

若林:試合観たくて、それで、試合してるから、石川佳純さんがね。何とか試合を生で観たいっていうのあるの。客席からね。スケジュールを見たりもしてんだけど、でも、無理だな。会うなんて話、あるわけないんだけど。俺、あれだったもんな。アークで収録してたんだもんな。あん時、俺、ウロチョロしてたんだよな、アークを。すれ違わないかなと思って(笑)。

春日:へえ。なんかの番組の。

若林:そうそうそうそうそう。あれはしくじり先生の時だったかな。しくじりの先生の時か。の時、テレ朝の収録してたんだよね。お前、なんか簡単に体育会TVとかで絡んでたら、ぶっ飛ばすからな。お前、マジで。

春日:なんだよ、それ。それはもうあるかもしれない。体育会TVはそういう番組だから、もしかしたらね。

 

若林:あれさ、「プロフェッショナルとは?」って聞くじゃん、『プロフェッショナル』の最後って。もし春日の密着やるとしたら、なんて答える?

俺、お前の体育会TV絶対観ないんだ、俺。

春日:いや、なんでよ?(笑)

若林:お前がなんか偉そうに正しいことを正しく言ってるじゃん。「フワちゃんが楽しめれば」みたいな。俺ね、ああいう奴嫌いなんだよね。

春日:いや、なんでよ(笑)。

若林:芸人でああいう奴。ただ正しいこと言って、ただ感動させてんじゃん、観てる人を。

春日:ハハハハハハハハハ

若林:くたばれ!って思うんだよ。

春日:なんでだよ!

若林:呪いなんだよね、俺にとって。お笑いやんなよと思う。

春日:なんでよ(笑)。

若林:正しく努力できる奴が。正しく努力できない奴がお笑いだけは頑張れるからって入ってこいやと思う。

春日:ハハハハハハ

若林:何でも頑張れる奴がお笑いやんなや!

春日:ハハハハハハハハ

若林:正しいんだよ、春日って。春日って正しく頑張れるし、正しく努力して、(春日:まあね)正しく結果出して、正しい密着コメントするだろう?

春日:うん。

若林:くたばれ!こいつ!

春日:なんでだよ!(笑)

若林:呪いのVTRだ、俺にとって。

春日:ハハハハハハハハ

若林:で、お前、いけしゃあしゃあと正しいこと言うだろうな、「プロフェッショナルとは?」って聞かれたら。「プロフェッショナルとは?」と聞かれて、言い淀む感じ。「一言で言えない」って「ちょっと考えてきます」で終わったのよ。石川佳純さん。

春日:ああ、言ってたね。

若林:そんなん、もう、胸の真ん中が熱くなっちゃってさ、俺もさ。

春日:へへへヘ

若林:庵野秀明さんも「プロフェッショナルとは?」って聞かれたら、「あんまプロっていう言葉が好きじゃない」って言って、言わなかったんだよ。わかんないとか言って終わんなかった? わかんない、みたいに言って終わんなかったかな。

春日:はっきりと何とかとは言ってないんだ。

若林:たしかそうだったんじゃないかな。あれも痺れたなあ。「プロっていう言葉、嫌いなんです」って、俺、真似するかもしれない、どっかで。

春日:ハハハハハハハ

若林:フハハハハハハ

春日:もうもう、刺さり過ぎて(笑)。

若林:お前なんかいけしゃあしゃあと即答するだろう、『プロフェッショナル』にもし出たら。

春日:ハハハハ

若林:春日ってさ、正しいプロフェッショナルのやり方してんじゃん。

春日:そう?

若林:“春日”を崩さない、みたいな。

春日:はいはいはいはい。

若林:ぼる塾の田辺さんも言ってたけど。

春日:うんうん。

若林:なんかあんの?「“春日”のプロである」みたいなことって、なんか心がけが。

春日:まあ、だから、「“春日”を貫くことですね」とかだろうね。

若林:いや、安いわ。

春日:いいでしょ!(笑)

若林:そんなのね、そんなのは知ってんだよ! そんなのはみんな知ってんだよ。わざわざ言ってっけど、お前。

春日:ハハハハ

若林:お前ね、正しいこと言ってる時に、お前の表情、照れがなさ過ぎるよ。

春日:ハハハハハハハ

若林:ちょっと照れろよ、お前。体育会TVのVで。

春日:なんで別に(笑)。

若林:こいつ照れがないよ。努力を見せる時に。

春日:ハハハハハ

若林:わかるだろう?ヅカ。照れがない、お前は正しいことを言う時に。

春日:いいだろ、観てもらいたいんだから(笑)。

若林:俺たちなんか恥ずかしい仕事してんだよ、お笑いなんて。

春日:うん、まあまあ、そうか。

若林:でも、お笑いじゃないよな、あれは。正しいことをする人だよ、お前の職業は。

春日:ハハハハハハハハハ

若林:こいつね、照れがねぇんだよな。それがムカツクんだよなぁ。照れろよ。大した仕事してねぇんだから、お笑いなんて。恥ずかしい職業なんだよ、お笑いなんて。

春日:いや、まあまあ、そうだね(笑)。

若林:偉そうに「“春日”を貫くことです」とか言って、スガシカオさん流れるんだろう?

春日:そうだね。ポーン♪なんつってね。

若林:お前、聴くなよ、スガシカオさんのあの曲。『Progress』。

春日:いいじゃない(笑)。

若林:お前関係ない歌だからな。あの歌。

春日:いいじゃない。関係ないってことはないじゃん。関係あるもないもないでしょ(笑)。

若林:あの歌は、僕等は横一列でスタートを切ったけど、友が結果出していくのに、心のどこかで、ちょっと失敗すればいいのにと思っちゃう自分もいた。憧れた自分像にはなれてない自分がいるけどっていう歌なんだよ。お前聴くなよあの歌!

春日:なんでよ(笑)。聴くのは別にいいでしょうよ。

若林:今、時計見てびっくりしたけど、もう23分たってんの? ちょっと俺ゾーンに入っちゃってて。フフフフフフフフ

あ、3回出てるんだ、石川佳純さん。スタジオでは絡みないんだね、じゃあ。

春日:スタジオではないかな。Vじゃないかな。……スタジオも含めて? いたのかな、あたし。

若林:お前、絡んでんの?もしかして。忘れてんの?もしかして。

春日:あたしは絡んでないと思う。勝負したのかな?

若林:てか、スタジオに来てるの忘れてんの?お前もしかして。

春日:ハハハハハ

若林:一言も喋べんない。お前、石川佳純さんがちっちゃいしゃもじみたいなラケットで、体育会チームはでかいラケット、特注ので勝負とかしてたらぶち殺すぞ!お前。

春日:ハハハハハ やってそうだなあ。

若林:ハハハハハハハハハハ

春日:やってそう、その対決。

若林:お前、ただじゃおかねぇからな、そんなことしたら。

春日:そのハンデのつけ方の対決やってそう。ハハハハハハ

若林:俺、春日ってね、照れがないとこがムカツクんだよ。だったら就職して働いて、中間管理職にそこそこついてて、下とか育ててろよ、じゃあ!

春日:どういうことなんだよ。

若林:ハハハハハハハハ

春日:どういうキレ方なんだよ、それ(笑)。ハハハハハハハ 正しいことをするならね。

若林:正しいんだよな、春日って。あと、ちゃんと強いしな。メンタルが。

春日:フフフフフ

若林:で、一生懸命だし。

春日:うん。

若林:死ねよと思うよ。

春日:なんでだよ!

若林:ハハハハハハハハハハ

春日:なんでそこが死ねよにつながるんだよ。ハハハハハハハハ ま、特殊だよね。

若林:腹立つんだよ。観ない。絶対観ない。アバンは観ちゃってさ、ついつい。正しいこと言ってんだよ、アバンで。

春日:ハハハハ

若林:ハハハハハハハ スポーツ選手とかがね、そういうこと。迷うんだよ、石川佳純さんは、聞かれて、やっぱり返答に。だから、簡単には言えないんだよ、いつも。で、矛盾したまま言ってくれんの。矛盾した気持ちとかを。

春日:はいはいはい。そのままね。

若林:そうそうそう。迷いとかもちゃんと喋ってくれるから、なんかすごいこう……。お前ね、迷いがなさ過ぎるよ。お前の体育会TV観てねぇけど。

春日:ハハハハハハハハ

若林:ディレクターもよくない、あれは。

春日:なんでだよ!(笑)スタッフの批判をするんじゃないよ。

若林:すごいね、偏向報道だね、あれは。

春日:ハハハハハハハ

若林:ハハハハハハハ

春日:そんなことはないよ(笑)。

若林:そうなんだよなあ。

春日:好きなのね。

若林:ちょっと熱くなっちゃったな。「プロフェッショナルとは?」とか言ったら、春日が“春日”を貫くことです。それで、言うお前もお前だけど、感動するバカも感動するバカだよ! 春日のファンだよ。

春日:ハハハハハ

若林:ハハハハハハ

春日:『プロフェッショナル』撮ってないんだからさ。

若林:お前絶対断れよ。『プロフェッショナル』きたら。

春日:なんでよ。きたらやらせてもらうよ。

若林:絶対やるなよ。

春日:ついてもらうよ。密着を。

若林:絶対やんなよ、お前。

春日:いや、なんでよ(笑)。

若林:俺は、来るわけないけど、俺は絶対やんない。だから、春日もやるなよ、来ても。

春日:ハハハハハ

若林:わかってて、楽屋でよ、これがプロフェッショナルで放送されるんだぞ、NHKで、全国報道されて、わかってて楽屋で偉そうなこと言うだろ、たぶんお前だったら。

春日:ハハハハハ

若林:「春日は春日ですからね」みたいな。ポーン♪みたいな。

春日:ハハハハハ

若林:「春日は春日」誰が観るんだよ、そんなもん!

春日:ハハハハハ

若林:春日は春日だろう、お前。ハハハハハハ

春日:ハハハハハハハ 確かにね。当たり前のことをぽく言ってるだけだもんね。ハハハハハ

若林:ハハハハハハ 正しさの押しつけだよ、お前の体育会TVは。

春日:ハハハハハハ

若林:ああ生きたほうがいいんだから、だって。

春日:ハハハハハハ

若林:ハハハハハ

春日:まあまあまあ、そうだね(笑)。

若林:そうだね(笑)。