「もしも今、高校生に戻るとしたら」と「天気の話」

 

オードリーのオールナイトニッポン 2020年7月18日

 

若林:こんばんは。オードリーの若林です。

春日:土曜の夜、カスミン

若林:よろしくお願いいたします。

春日:ひとつよしなに。

若林:まあ、あの~、全然考えてなくて、オープニングのこと。

春日:あら?

若林:話すことがないっちゃないんですけど。

春日:フフフフ ないですか。今週困った、みたいなことは。

若林:そうね。まあ、だから、こういう時は、もしもの話とかしていくしかないから。

春日:フフフフフフ

若林:どう?もしも今高校生に戻るとしたら、何がしたい?

春日:ハハハハハハハハ 急だね。

若林:フフフフ

春日:それはいろいろあるじゃん。細かく決めていこうよ、設定を。

若林:設定を。

春日:よくあるじゃん。

若林:よく言うよね(笑)。

春日:今のこの感じで(笑)、脳がね、今の感じで戻るのか、全部リセットされて、17とかの時、何も知らない、その後起きることも。で戻るのか。

若林:でもさ、17の時まま戻っても、また同じ人生になるじゃん。

春日:まあ、ま、そうか。じゃあ意味ないのか、この話自体が。今の感じで戻らないといけないってことだな。

若林:うん。

春日:そっちのほうがそうだね。どうだろうなあ? 今戻ったら、男子校でしょう?

若林:男子校だよ、どうせ。

春日:あの頃、男子校に行けてたのはさ、女子がいる楽しさを知らないから、我々、中学からだから6年だよ。耐えられたかもしれないけど、今はもう知っちゃってんじゃん。女子のさ。

若林:ハハハハハ

春日:耐えられないかもしれない。もしかしたら。

若林:えっ?そうなの? 俺は、俺、逆だわ。

春日:あ、そう?

若林:うん。俺は逆。

春日:ある程度憧れはあったけどね。女子が同じ教室にいたらいいなあっていう。『BOYS BE…』とかもすごいドキドキしながら見てたけど、今『BOYS BE…』読んだらさ、全然おままごとじゃないですか。

若林:なるほどな。それはそうだろうな。

春日:それのテンションであの頃に戻って、周りが「いや、『BOYS BE…』とか言ってたら、バカじゃねーか! ついていけないし。まず周りに。今、41の春日の脳で。

若林:てか、それ、どうすんの?じゃあ。

春日:何がよ?

若林:共学に行くわけ?

春日:共学、どう、編入

若林:うん。

春日:編入編入で……。でも、その時を経験してないからわかんないよね。

若林:楽しそうだな!お前。

春日:(笑)

若林:何、楽しそうにしゃべってんだよ?お前。

春日:いや、もしもの話するっていうから。

若林:ハハハハ

春日:ちょっと本気で考えてみたら楽しかったわ。

若林:誰が聞きたいんだよ。

春日:ハッハッハッハッ 逆に舞い上がっちゃうかもね。

若林:俺は、それ、ちょっと思ったんだけど、俺思ったんだけど、今の感じで、今の春日の人生経験を40まで経た上の脳みそで高校生に戻ったら、リアルに高校生だった時より何が楽しめるようになるの?

春日:何が楽しめるんだろうね。ある程度知っちゃってるからね。

若林:知っちゃってる?

春日:うーん。

若林:共学で何が楽しめるわけ?

春日:共学でやっぱり、その~、かつて男子校に行ってた時に、こういうことが共学だったら起きるんじゃないかっていうのを、実際にそうなのか?って確かめに行きたいよね。“あるある”じゃないけど、検証だよね。検証テンションで転校するだろね(笑)。実際どうなんだ?つって。

 

若林:いや、俺、でも、それ、この間思ったんだけど、若い人と絡む回数増えたじゃない。俺たちがおじさんになって。

春日:はいはいはいはい。

若林:俺思ったんだけど、多少、世間話とかって、世間話ってこうやるんだ、みたいな、おじさんになるとわかるじゃん。

春日:はいはいはいはい。

若林:世間話って、例えば、「雨続いてますねぇ」みたいに、例えばAPの女性に話しかけられたとしたら、若い時ってさ、なんで天気の話すんの?って思っちゃうんだけど、天気の話するとかじゃなくて、集団の一員としてエレベーターが来るまで毛づくろいしようやっていうことなわけじゃない。

春日:なるへそ、なるへそ。

若林:「私たち集団の一員ですよね」ってことのその確認が大事なわけで、実際、天気の話をしてるようでしてないっていうか。わかる?

春日:はいはいはいはい。そこで何かを取りには来てないってことだよね。

若林:天気の話、ガチでしてないじゃない。

春日:うん、そうだね。

若林:天気の話30%、集団の一員ですよの確認70%だな、あれは。

春日:はいはいはいはい。

若林:あと、間を埋めるとか。

春日:う、そうだね。確かにね。言われてみれば。

若林:「天気、雨続いていますね」とかだったら、「いや、本当ですね」とか言って終わっちゃってたのよ。

春日:はいはいはいはい。

若林:キャッチャーミット鳴らすだけで。

春日:うんうんうん。

若林:ボール返さないといけないじゃん。

春日:返さない。

若林:最近、返してるよな、お前。子どもが生まれてから。

春日:キーッ(笑)。いやあ、そうだね。それ覚えた。

若林:1返すだけで集団に招き入れてくれる力がめちゃ強くなるだろう、あれ。

春日:なるねぇ。

若林:(笑)「雨続いていますね。明日も雨ですか?」これでね。

春日:これでいいの!

若林:これでもう集団への肩の浸かり方が全然違うから。

春日:うーん。

若林:やっぱ集団に浸かってかないと。

春日:やっぱそうだよ。

若林:おじさんは。

春日:うん。やっぱね、仲間だっていうね。

若林:ハハハハハハ

春日:仲間ですよ、大丈夫ですよ、敵じゃないですよーっていうのを示してかないと弾かれるよ。

若林:敵じゃない……だから、なんだろう、仏頂面でエレベーター待ってるって、別に害を及ぼしてないと思ってたけど、なんか腹割ってねーぞっていうことになるんだよね。

春日:はいはいはいはい。

若林:「仏頂面でエレベーター待つ」は。

春日:うん。

若林:言わんとしちゃうんだよね。

春日:そうだね。あれ?この人敵なのかもしれないって思わすっていうことね。相手に。あるわー。

若林: だから、本番前に話すことがNFL倶楽部の女子アナの子とかでもさ、あれ毎年言われるもんな。本番前話してくれる・くれない、わ。

春日:そうだね。

若林:なんならどっちでもいいもんな、正直な。

春日:うん。いいんだけども。

若林:男はっていうか。

春日:ま、そうだね。

若林:男であんまり聞いたことないね? 本番前話しかけてくれたからって。

春日:ハハハハハハ あ、そうだね。確かに。

若林:でも、飯塚どう? 俺たちブースで話しかけてくれないと不安?やっぱり。

飯塚:そうっすね。

若林:ハハハハハハ

春日:なんだそれ! いたわ、身近に。

若林:やっぱそうじゃん、飯塚も。ハハハハハハハハ

春日:ああ、でも、やっぱり女性のほうがそういうのは敏感なんだろうね。

若林:俺らみたいな立場だと、仏頂面で待ってんのが何かを言っちゃってるから。

春日:そうだね。気を使わせてしまうよね。お相手に。

若林:そうだよな。

春日:それはあるなあ。いや、でも、前に比べて多少はできるようになったよ。

若林:世間話が気持ち悪くないゾーン、質問て何がいいのかな?

春日:えー? でも、やっぱり天気はそうじゃない?共通……天気はベタだけどね。

若林:天気がいいのかなあ。天気がいいのかなあ。

春日:だって天気は共通でしょ。

若林:ガラスが見えてたらいいけどな。

春日:まあ、そうだね。いきなり、だってそれこそキン肉マンの話はできないわけじゃない。誰かれ構わずね。情報がないから。

若林:だよな。あと、服のこと言われるな。最近こういう服多いですね、とか。

春日:なるへそ。だから、発してる情報をキャッチされて、して、出すっていうことだね。

若林:話してくれてんだけどね。向こうがね。

春日:ま、そうだね。探してくれてね。

 

若林:例えば、ゆきぽよと。

春日:うん。うぉ!

若林:俺、今、いきなりノーモーションで「ゆきぽよ」って言ったけど、ゆきぽよとロケバスで2人っきり。

春日:うおー!

若林:なんかセッティング、店の中、時間かかってる。

春日:うおー!

若林:どうする?しゃべる?今なら。ゆきぽよに。

春日:うわーーー。ゆきぽよがマネージャーさんとかと話してれば助かるけどね。向こうは向こうで盛り上がってたら。そのパターンあるじゃん。スタイリストさんとか。

若林:違う、違う。2人っきりなの。

春日:完全に?

若林:うん。

春日:うわー。

若林:向こうの周りも気使って降りてんの、ロケバス。ゆきぽよと春日と運転手の3人だけ。

春日:うわーーー! まず、まず思うのは、リアルにその状況で思うのは、運転手さん、何とか話してくんねぇーかなって一瞬思うよね。

若林:いや、話さないだろ!(笑)運転手さん話さないよ。

春日:運転手さん、何とかゆきぽよに話しかけてくんねぇかなっていうのはまず思うと思う。

若林:でもさ、ちょっと距離縮めるけどさ、そのシチュエーションの場合さ、ゆきちゃんはさ。

春日:なんだ!「ゆきちゃん」ていう言い方!

若林:春日と話したいのかな?それとも話したくないのかな?ゆきちゃんはさ。

春日:なんだ!「ゆきちゃん」ていう言い方!

若林:ハハハハハハ 距離縮めたのよ。こっちが敵意がないっていうのをゆきちゃんにさ。

春日:ハハハハハ

若林:今度スペシャルウィーク呼ぶけど。

春日:なんでだよ!

若林:来てくれないだろうな(笑)。

春日:来てくれないよ。意味わかんないしょ、多分。

若林:ゆきちゃんと2人だったら……。

春日:なんだ!「ゆきちゃん」ていう言い方!

若林:ハハハハ 「ゆきぽよ」はなんて言うの?春日語だと。「ゆきぽよ」は「ゆきぽよ」でしょ?

春日:うーん、まあ、ゆきPだな。

若林:ゆきPか。

春日:うん。

若林:なんか全然ぐっとこないね、ゆきP。

春日:ハハハハハ 

若林:「ゆきは」って言うからね、ゆきぽよ

春日:自分のことをね。

若林:ゆきはさ。

春日:それは自分じゃないんだから、ゆきぽよじゃねぇんだからダメなんだよ!若林さんが「ゆき」って言っちゃ。

若林:ゆきぽよの話になってんじゃねぇかよ(笑)。

春日:ゆきぽよは「ゆき」って言っていいけど。「ゆき」だから、それはだって。

若林:ゆきはさ(笑)。

春日:ゆきじゃねぇーだろ!自分指したら。

若林:ゆきに話しかけたほうがいいのかな、ゆきはさ。

春日:なんで自分指すの?「ゆきはさ」つって。自分指指したら、それは「マサ」だからね。あなたは。「マサは」だったらわかるけど。

若林:ゆきだけどね。

春日:ゆきじゃねぇーよ。ゆきぽよはいいよ、「ゆき」って言って。

若林:話しかけてほしいと思う?ほしくないと思う?それやりたいな。

春日:距離じゃない?距離。座ってる距離とかで、遠くから話しかけるっていうほどでもなかったら。

若林:そうだよな。

春日:まあ、でも、探すね。探すだろうね。ゆきぽよの最新の情報を自分の中で。なんか番組で言ってたなとかさ。一番あるパターンは「あれ出てたね」とかいうパターンあるじゃん。

若林:あれってさ、収録方法を聞くやつだろ?

春日:うんうん。

若林:それ一番いいよな。距離の。プライベート入ってくると気持ち悪いってことになるからね。

春日:それはそうだよ(笑)。プライベートにいきなり。「どの辺で遊んでんの?」とか言えない。いきなり。

若林:家帰って寝るまでの間何してんの?

春日:なんだよ、それ。急だよ。

若林:ハッハハハ ゆきぽよに。ハハハハハハハハハハハハ やっぱ番組のことまでが気持ち悪くないゾーンだよな。

春日:まあ、そうだろうね。そうじゃない? あれって実際どうだったの?みたいなさ。あれすごかったね、あのロケ。

若林:テレビ観てる?そんなゆきの。

春日:(笑)

若林:ゆきのテレビ観てる?

春日:指指すなよ、自分に。「ゆき」って言って。ゆきじゃねぇんだから。ゆきぽよはいいんだよ、ゆきなんだから。ずっとゆきやってきてる。

若林:すごいよな。本当に自分で思うわ。オープニング、何も話すことないって始まったのに、ゆきぽよの話してる。

春日:ハハハハハハハハ 今やゆきぽよに夢中だからね、我々は。

若林:ああ、なんかゆきぽよに会いたくなってきたわあ。

春日:そうだね。実際はどんな子なんだろうなあ。

若林:ゆきぽよと絡みたくなってきたわ。

春日:いい子なんだろうなあ。

若林:ゆきぽよと3人で番組がやりたいな。

春日:やりたいねぇ。

若林:むちゃくちゃする番組。

春日:うーん。

若林:やらねぇよ!オードリーと。

春日:ゆきぽよに褒められてぇな。

若林:ハハハハハハ

春日:ロケVを褒められてぇな。スタジオで。

若林:もしさ、お前どうすんの? ロケまでゆきぽよと2人っきり。ロケバスで。俺がゆきやるからさ。

春日:ゆきぽよね?

若林:話しかけてみ。

春日:あの~、ゆきぽよ君さぁ。

若林:はい?

春日:この間ね。

若林:はい?

春日:観たんだけどさ。『突破ファイル』観たんだけど。

若林:はい?

春日:結構出てるよね? あのドラマみたいなやつ。警官やってたじゃない、この間、警官。

若林:えっ?

春日:いや、なんでずっと戸惑ってる?(笑)

若林:ハハハハハハハハハ

春日:恥ずかしくなるだろ!こっちが! そんなことはしない!ゆきぽよは。

若林:ゆきはね?

春日:うん。ゆきぽよはね。

若林:ゆきはね。

春日:いや、「ゆき」って指すなよ、だから。マサが。マサが「ゆき」って指すなよ。自分のことをさ。

若林:フッフッフッ

春日:で、本当に気持ち悪かったら、言ってくれると思うし。「何?急になんすか?何?」みたいな。カメラ回ってなくても。「怖いんですけど」みたいの言ってくれそうだよ。

若林:言ってくれそうだね、急に話しかけたら。

春日:そんな「えっ? えっ?」そんな感じで引かないと思うよ(笑)。全然ゆきぽよのこと知らないよ、若林さんは。

若林:ああ、そうか。

春日:うん。そうやって、なんか見たやつとか、なければ、その場で早く調べるかもしれない。スマートフォンでバーッと「ゆきぽよ」みたいな。

若林:だから、偉いな、そうなってきたら。

春日:よっぽどこれは話しかけないと変な感じになるぞっていう時になったらね。

若林:そうだよなあ。話しかけないほうが悪くなるもんな、もうな。

春日:うん。

若林:ほんとだよな。

春日:うん。ゆきぽよから話してくれる可能性もなきにしもあらずだけどね。

若林:いや、話さないと思うよ。春日には。

春日:えーっ? いや、そんなのわかんない。「筋肉すごいですね」とか言ってくれるんじゃないの? 言ってくれないのかなあ。もはや。

若林:えっ?ゆきが?

春日:うん。ゆきぽよね。「ジムどれぐらい行ってるんすか?ゆきもォ、最近鍛えてるんですけど、太っちゃって」みたいな。したらもうこっちのもんよ。

若林:したらどうやって話すの?

春日:「あ、そうなの?」つって。

若林:例えば、ゆきさぁ、最近さぁ、ジム行ってんだけど(春日:あそう?)結構つきやすいタイプっぽくて(春日:筋肉が?)なんかどんどんどんどん太くなっちゃってるっていうか(春日:あ、そう)それが結構悩みで、(春日:ああ、ま、でもね)鍛える部位によって全然違うみたいで(春日:ま、そうだね)もともとなんか筋肉がすごいなんかついちゃうタイプっぽい(春日:ああ、じゃ、それはすごくいいと思うよ)トレーナーさんが言うには、でも、なんか……

春日:全然話すタイミングねぇじゃねぇーかよ! そんな一気にまくし立てる? もうちょっとキャッチボールしてくれるって。ゆきぽよは。

若林:今、インスタライブやってたからね、ゆきは。春日と話してたんじゃないから。

春日:ロケバスの中で。恥ずかしい、話しかけちゃったよ。なんだごめんね。

若林:入ってるから。画角の外から春日の声が。

春日:ごめんごめんごめんごめん、申しわけない申しわけない。

若林:自分に話しかけられてると思って。

春日:いやあ、わからん、すまんなぁ。

若林:ゆきはインスタライブやってたから。

春日:あ、そうなの? わ、ごめんね。話しかけちゃったよ。すいませんね。

若林:ハハハハハ

春日:ハハハハハ

若林:それは気をつけたほうがいいぞ。急なインスタライブ、ロケバスで。若い子は。

春日:やってんのか。うわー。

若林:急なインスタライブあるからな。気をつけろ!

春日:でも、ロケバスで2人で急にしゃべり出したら、自分に向けてと思うじゃん。こっちに向けてと思うじゃん。

若林:そうだろう?

春日:そんなやってんだ。

 

若林:でも、タコ助さ、もしさ。

春日:誰がタコ助だよ!

若林:今の感覚で共学に戻ったら、話しかけるわけ? 学園祭とかバンバン出席するわけ? 俺は、絶対男子校がいい。

春日:あ、そう。

若林:俺、思ったのよ。世間話とかってこうするんだ、みたいにわかってきたから、若い時に戻ったらもっと話せたのになって思ってたんだけど、でも、若い人ってすぐ引くじゃん。

春日:うふん、まあね。

若林:だから、同じだなと思って。引かれて気持ち悪がられるのがイヤだから。結局。

春日:ああ、なるほどね。

若林:引かれて気持ち悪がられるから、100%。そんな思いするんだったら、41のまま俺は死んでいきたいよね。

春日:(笑)

若林:戻りたくもないわ!そんなん。「キモっ。なに?キモっ。自分たちだけが面白いと思って」の全く焼き直しだから。

春日:ハハハハハハハハ

若林:ハハハハハハハハ

春日:結局?

若林:すごい環境なんだよな、あれ。今思い出すと。だって中高6年間、男性限定ライブやってきてんだから。毎日。

春日:ハハハハハハハ 確かにそうだなあ。

若林:なんか授業中に言って、クラスがドッとウケるっていったら、ま、春日はなかったけど。

春日:いやいやいや、数回あったよ、数回。

若林:ドッとウケるつったら、男が笑うかどうかのメモリでやってるからね。

春日:まあ、そうだね。

若林:50人の男が笑うかどうか。

春日:それはそうだ。女子はいないんだから。そうだね。

若林:そうでしょ? あれよくないよ。異常な環境だよ。

春日:偏るわね。

若林:偏るよ。いまだにわかんないじゃん、それが。

春日:わからん。

若林:あ、めっちゃ引いてる、みたいなさ。

春日:うん。あるね。

若林:あるでしょ? ヤバい!みたいな。

春日:そうだね。

若林:わけわかんないもんな。

春日:うん。弊害が出てるね、まだね。

若林:出てるよな。

春日:本当の本当、心底はわかんないもんね。女子が笑うこと。

若林:それは「春日わかってないなー」って感じのムーブしてるよな。

春日:ハハハハハハハハ 今も?

若林:俺、横で見てて思うもん。

春日:いや、ちょっと言ってよ。教えてくれよ、それ。

若林:「それはもうおじさんしか笑わないよ」ってことの連続だから。

春日:(笑)

若林:ヒルナンデスとかもそう。

春日:ハハハハハハハハ

若林:ハハハハハ おじさんしか笑わない。

春日:ま、そうだね。確かにそうだなあ。今のほうがウケるもんね。ヒルナンデスね。ウケてる感はあるもん。少ないスタッフでおじさんばっかりだからね。スタジオに。そうだなあ。

 

 

ダッサ

 

オードリーのオールナイトニッポン 2020年7月4日

 

若林:石井ちゃんも言ってたんだけど、水口っちゃんも言ってたし、「Netflixの『(マイケル・ジョーダン:)ラストダンス』っていうマイケル・ジョーダンの動画を見た?」なんていう話で、結構、我々おじさん盛り上がってて、ちょうど中高生ぐらいだよね?ジョーダンとかブルズがNBAで凄かったのが。

春日:まあ、そうだね。靴が流行ったりとか、中学、そうだね、高校ぐらいの時か。

若林:90年代だよね、だから。

春日:そうでございますな。

若林:春日さんわかると思うけど、ブルズのデニス・ロッドマンがすごい人気で、日本にも来たりしたんだけど、ロッドマンTシャツっていうのがあったんだよね?

春日:あった、あった。顔がプリントされて。

若林:そうそうそうそう。

春日:カラーのね。

若林:背中にでっかくロッドマンの顔がプリントされてるTシャツ。ナイキのね。

春日:うんうん。

若林:それが、すごい、俺、バスケもその時好きで欲しかったんだけど、バイトしてないと買えないから、部活やってたから買えなくて。でも、欲しかった、すごい。ロンドマンTシャツって有名なのね。でかくバーンて。

春日:そうね。

若林:俺は、買えないから、小池っていう絵の上手い奴に、体操着の背中にロッドマンの顔を描いてもらって、マジックで、授業中に。

春日:ああ、そうだった?

若林:それを俺は着てたんだよ。

春日:ま、ロッドマンTシャツではあるしね。

若林:そうそうそう(笑)。

春日:ハハハハハハ

若林:岡田並みに譲らないから、ロッドマンTシャツですっていうのは。

で、小池が絵上手かったから描いてもらって、ロッドマンTシャツだっていうことで、それ着て歩いてたの。

春日:はいはいはい。

若林:マジックで描いたね。それぐらい欲しかった。お金無かったから。で、今、大人になって、Netflixとか観て、いいな、やっぱあの時代のブルズすげぇなと思って。したら、ロッドマンTシャツが復刻されたりしてて、売ってるわけよ。

春日:へえ~。あ、そう。

若林:今は買えるじゃないですか。

春日:買える!余裕だよ! 何枚買えるかっていう話でしょう。

若林:まぁまぁ、貯金ギリギリだけども。

春日:ハハハハハ

若林:奥さんに頭下げて「買わせてくれ」ってことで、ロッドマンTシャツ買ったわけ。これは、高校の時に買えなかった自分へのプレゼントのように着てるわけですよ。

春日:うんうんうん。憧れの品だよね。

若林:気持ちはわかるでしょう?

春日:わかるわか、もちろん。

若林:着たいから着てる感じ。

春日:はいはいはいはい。あの頃着れなかったからね。

若林:あの頃買えなかったから。で、ロッドマンTシャツはいいんで、一旦置いておきます。

で、次、すね毛の話なんだけど。

春日:急に変わるな!

若林:その買ったロッドマンTシャツには短パンが合う感じなわけよ。スポーティだから。

春日:ああ、なるへそ、そうくるのね。はいはいはいはい。

若林:これもわかるでしょう?

春日:はいはいはいはい。

若林:で、短パンを履くんだけど、俺、基本、毛薄いんだけど、ずっと思ってたんだけど、すね毛だけ濃いのね。

春日:ああ、そういう人いるよね。

若林:なんかね、それがなんか納得できなかったのよ。実は去年あたりから。

春日:全身濃いのだったらいいけど、なんですね毛だけ濃いんだと。バランスね。

若林:このすね毛の濃さは、若ちゃんぽくないなと思ってたのよ。

春日:なるへそ! やっぱり顔が可愛いから。

若林:それ、お前しかもう言ってないけど。

春日:顔がゴツかったら。

若林:そう! ま、でも、ほんとそう。

春日:すね毛が濃くて、逆に薄いとギャップになるしね。

若林:フハハハハハ

春日:ゴリゴリのおじさんみたいなごつい感じの人が薄かったら。それ、同じだよ。逆だね。

若林:謎なのよ。腕とか胸毛とか全然ないのに、すね毛だけ濃いのよ、俺。

春日:はあ。

若林:髪の毛が、例えば俺が金髪だったら、顔のわりに背伸びしたいかつさ。おかっぱにするにしては、おかっぱってほど、なんかそういう感じじゃない。だからこの髪型なんだけど。

春日:はいはいはいはい。

若林:そういった意味じゃ、俺のすね毛って、すねをモヒカンにしてるぐらい“男”なわけよ。

春日:へえ~。

若林:それは誰に見られ……誰も見てないのはわかるんだけど、自分では納得してなかったわけ。

春日:うん。

若林:ただ、全部剃っちゃうと、短パンを履くからといって、おかっぱ頭なのよ、それは。

春日:うーん、おかっぱ頭、ほお。

若林:なんて言うんだろう、おとなしすぎる。全部剃るにしては。

春日:なるへそ! 逆にそれが不自然になっちゃうっていうね。ツルツルっていうのも。

若林:そう。でも、すね毛がモヒカンなわけね、今は。

春日:濃いと。

若林:で、どうしたもんかいの状態で、いわゆる。

春日:出ました!

若林:それで、「すね毛 濃い おじさん」で調べたら、どうもなんかバリカンの9ミリとかで剃ると短めになっていいですよ、みたいな情報が舞い込んできたんですよ。

春日:なるへそ。全部なくすんじゃなくて、刈るっちゅうことね。短くするっちゅーことね。

若林:そうそう。

春日:ああ、そのパターンがあったか。

若林:で、家電量販店に行ったんですよ。

春日:うん。

若林:して、バリカン買おうと思ってるの。すね毛を刈るために。

春日:(笑)はい、普通のバリカン。すね毛用なんかないでしょ?

若林:で、電気屋さん行ったら、バリカン探してたら、「男の美容グッズ」みたいなコーナーで、目に飛び込んできたのよ。

春日:ほお。

若林:「男のすね毛のお手入れ」

春日:えっ?

若林:「すね毛専用バリカン」みたいなのが。

春日:えっ? あ、そんなんあんの?

若林:で、2000円。

春日:安いじゃない!

若林:で、まぁ、貯金もギリだなと思ったんだけど。

春日:ロッドマンTシャツ買っちゃってるからね。

若林:ポイント貯まってるし。

春日:なるほど! 得したね。

若林:買えるわ!と思って。

春日:へえ~。そんな専用のがあんの? それは知らなんだなあ。

若林:で、すね毛専用バリカンを俺買ったわけ。

春日:へえ~。

若林:で、家に持って帰ってさ、新聞紙広げてさ、すね毛を剃ったんですよ。

春日:はいはいはいはい。

若林:剃ったというか、刈ったんです。

春日:刈ったね。うんうんうんうん。

若林:やっぱどんどん薄くなっていくわけ。

春日:それはちょっと普通のバリカンとは違うんだ。髪の毛やるやつとは。

若林:違う。アタッチメント付いてるけど、すね毛専用だっていう話。

春日:フッヘヘヘヘヘ それはどう違う? そんなにごつくないってこと? バリカン。

若林:お前詰めんなや!そこ。焦るだろう!

春日:何が焦るんだよ?(笑)

若林:中盤で、トークゾーンの中盤で穴突いてきたら焦るだろう!お前。

春日:穴じゃないじゃん、別に。形とかが想像できないから。

若林:青銅さん、こんなん予定してないっすよ!俺は。

春日:(笑)

若林:中盤で春日が穴を突いてくるなんて。ぐらつくだろう!お前。

春日:意外にそっちの予想以上に私が食いついちゃってるからさ。

若林:ハハハハハ

春日:そんなんあるんだ!と思って。どんなんなんだろうなと思って。

若林:ボディビルダーのT春日はさ。

春日:ハハハハハハハ

若林:すね毛と陰毛を剃ってたじゃない。

春日:それは全剃りだからね。

若林:ハハハハハハハ

春日:剃刀で、あれはビルダーにとったら短く刈ってもしょうがないから、ツルツルに見えるまで。

若林:そうだよね。でも、俺は、短くしてすね毛をブーッとバリカンでやってたわけ。でもねぇ、こういう状態なんだけど、今。

春日:(笑)おう、ビフォアーがわかんないからなあ。そんな言うほど濃くない。モヒカンになってるほど……じゃ、成果は出てるっちゅうことだね?

若林:でしょ?

春日:今をもってそんな濃いなと思わないもんね。これぐらいだったら。

若林:これ、だいぶ短くなってんの。俺の毛ってくせ毛だから、すねじゅうに陰毛が生えてるような感じだったから。

春日:フフフフフ ああ、それは刈ったほうがいいね。

若林:クセになる手前で刈ってる感じなのよ。

春日:まあ、普通だよね。普通の成人男性ぐらいの。

若林:すね毛のお手入れを私したの。

春日:ああ、いいじゃない。

若林:家でね。で、刈ったら刈ったで、寂しい気持ちもあった。

春日:ああ、今まであったものが。

若林:弱々しかった、自分のすねが。刈ったら刈ったで。

春日:どっちなんだよ。なんだよ。

若林:ハハハハハハハ ま、いいや。で、とにかく、すね毛専用バリカンですね毛を刈ったんですよ、私は。

春日:ハハハハハハ

若林:ハハハ 短パンを履くために。ロッドマンTシャツを。

春日:はいはいはい。

若林:それで、短パンをこれで履けるなと思って、お気に入りのロッドマンTシャツと短パンを履いて、仕事現場に行ったんです。

春日:はいはいはい。

若林:春日さん、今週ね、春日さんもいた仕事。ハウススタジオのお仕事ありましたよね?

春日:ありましたよ。

若林:で、ハウススタジオにロッドマンTシャツと短パンで入ったんです。別に自分がロッドマン好きで着てるわけだから、おしゃれだとは思ってないけども、自分的にはすごい大満足の格好。

春日:好きなものを着てるからね。

若林:好きなバスケット選手のTシャツ着て、短パン。すね毛を刈って短パンを履いてるから。

春日:そらそうだ。

若林:で、ハウススタジオだから、メイクしに行こう。メイクが、2階の部屋を薄いパーテーションで置いて仕切って。

春日:ああ、そうだったかな。

若林:こっちはメイク室、こっちはスタッフの待機部屋みたいな。

春日:はいはいはい。1部屋を仕切ってたね。

若林:1部屋を2つに区切ってたじゃない。

春日:はいはいはい。

若林:で、何気にメイクし始めたんですよ。

春日:はいはいはい。

若林:したら、後ろにスタッフの男と女1人ずついる感じなのね。

春日:はいはいはいはい。

若林:メイク始まったら、「若林さんの車CHRなんだね」という話が聞こえたんです。パーテーションのこっちから。

春日:うんうんうんうん。

若林:俺がこっちでメイクしてるの気づいてないんだ、ぐらいの感じよ。普通の話だから。CHR。スタッフさんが車で来たのを話してる。

春日:まあ、あるだろうね。

若林:「あそこ停められないんだね」みたいな。その後に女Aが。

春日:(笑)

若林:「てかさぁ、あのTシャツ自分で買ったのかな?」

春日:おおーっと(笑)おーっと雰囲気出てきたねぇ。ハハハハハハハハ

若林:その時点では、「デニス・ロッドマンのやつ、あれ自分で買ったのかなあ」「そうなんじゃない?なんで?」「いや、ダッサと思って」。

春日:ハハハハハハハハハハハ(手を叩きながら)

若林:これがマジだよ。春日さん。ハッハッハッハッハッ

春日:ハハハハハハハハ

若林:状況的にわかるでしょ?

春日:あり得る! そうだったもんね。確かにあたしがメイキャップしてる時も、あたしの話はされてなかったけど、「何時から?」とか、スタッフさんが何人かいるなっていう感じの部屋だったからね。

若林:そうそうそう。

春日:その状況になるのはあり得るけど、そんなびったしタイミングが合う? すごいな(笑)。

若林:俺が16歳の時から、着たいなあ、着たいなあと思って、やっと今復刻したやつを買って、おじさんが青春時代に憧れたTシャツを意気揚々と着てたら「ダッサ」と思ってさ。

春日:ハハハハハハハハハハ

若林:「あれは若林が着るTシャツじゃない」っていうのが聞こえたの。

春日:ハハハハハハハハハ

若林:俺、これ、なんかデジャブ感あるなと思ったの。

春日:ほお。

若林:正直、これ、ハスってるわけじゃないけど、ムカついてはいない。一個だけ申しわけないなと思ったのが、無言のメイクさん。

春日:あー!なる……そうか! そうだね。メイクさんも聞こえてるわけだからね。

若林:俺がここで喋っちゃったら、居るっていうのもバレたくない。恥ずかしいし。

春日:なんか混沌とした雰囲気になるよね。

若林:そう。

春日:向こうは焦るだろうし。スタッフさんも「若林居る!」

若林:それもイヤじゃん。俺がダサいのはもういいのよ。

春日:まあま、そうだね。メイクさんも、若林さんここに居るのに、聞こえてる、ど、どうしようっていうね。

若林:頭を回転させてしまってたら申しわけないっていう気持ち。だから、変に2人で小声になってたからね。途中で「若林さん、髪、右と左、どっちに流しますか?」

春日:そうだ。メイクさんもすごいね。

若林:俺も「お任せしますぅ」みたいな。

春日:いいね。

若林:ハハハハハハハハハハ

春日:そこで誰かをメイクしてるっていうことがわかったら、あれ?もしかして若林かもしれないと思われてたらね。

若林:俺、これ、なんかに似てるなと思ったら、19ぐらいの時にたこ焼き屋さんでバイトしてた時に、俺、スケボーで行ってたのよ。

春日:はいはい。

若林:バイト終わりに、そこ、ロータリーのすぐ、ロータリーのとこでスケボーやってから帰りたいからスケボーで行ってたの。したら、バイト終わりに倉庫で着替えるんだけど、倉庫でパーテーションで仕切られたとこで着替えてたら、パーテーションの向こうから先輩の女のバイト2人が検品作業しながら喋ってんのよ。

春日:はいはいはい。

若林:「あれさ、若林さ」

春日:クッ(笑)。

若林:「スケボーで来てるの知ってる?」

春日:ハハハ~

若林:「ダッサ」

春日:ハハハハハハハハ

ジングル~♪

若林:ハハハハハ これがオーバーラップしてさ。

春日:クゥ~! ダサいんだね、昔から。

若林:ハハハハハハハハハ 恥ずかしい話だよ、ほんとに。

 

エンディング

若林:俺、トークゾーンでどこまで話したっけ? ロッドマンTシャツがダサいっていう話があったじゃない。

春日:はいはいはい。

若林:パーテーションで仕切られてる男A、女A、2人いるでしょ?

春日:はいはいはい。

若林:男の人がフォローしてくれるのかなと思ったのよ。

春日:ああ、そうかそうか。「ダサくない?」って女性が言った後はそうね。

若林:「ダッサと思ったんだよねぇ」。

春日:どうなったかは言ってない。

若林:の後、男性が「短パンもないよね」って。

春日:ハッハッハッハッハッ

若林:ハハハハ 俺はすね毛をカットしたんだぞ、短パン履くために。

春日:なるへそ、追いがあったのねぇ。

若林:そう。そこ、追いがあったのよ。

春日:ハハハハ そうかぁ。

若林:その後、逆に申しわけない気持ちになっている俺がいるでしょう?

春日:はいはいはいはい。

若林:ダサい俺がね。

春日:うんうんうんうん。

若林:それで、ここから収録が始まるのよ。

春日:うわあ、なるへそ。

若林:だから、俺、ずっと春日さんとロケしてたじゃない、ハウススタジオで。

春日:うん。

若林:ずっと、なんか2人でやりとりしたらワーッて笑い起こるんだけど、この中の2人は。

春日:ハハハハハハハ

若林:確実に私服をダサいと思ってんだよなって。ハハハハ 思いながら。

春日:そうだね。誰かわかんない。

若林:誰かわかんないの。本当に誰かわかんない。人数も多かったし。

春日:そうだね。

若林:なんか春日さんとやりとりするたびにワーッて笑い起こる。笑ってないその2人か?とか思いながら。

春日:それはわかんないよね。

若林:私服がダサい奴が、私服がダサいくせに、テレビで春日のことイジってるって思ってんだろうなと……ハハハハハハ 思いながら。

春日:なるへそ~。

若林:で、収録終わるじゃん。帰りにはさ、ダサいって言われてた服を着て帰るわけよ。

春日:そうか。なんだったら、その人たちの前を通って帰る可能性もあるしね。

若林:だから、そんなん着て、そそくさと逃げるように帰ろうと思った。下向いて。

春日:(笑)

若林:様子おかしいもん。下向いて。Tシャツだから羽織るものもないし。

春日:そうか、そうか。

若林:短パンとTシャツで。

春日:そのまま帰らなきゃいけない。

若林:あんま目も合わさず「お疲れさまでした」みたいになって。

春日:フフフフフ

若林:共演者とも会いたくない。誰にダサいって思われるかわかんないから。

春日:そうか。それ以上増えたりしてもイヤだしね。ダサいと思う人が。

若林:そうそう。それで帰ってさ、奥さんがさ、結構、俺が好きなものを買ったりするから「いいじゃんそれ」って何でも言ってくれるのよ。

春日:おー!

若林:ロッドマンの説明をするわけ。こういう選手がいて、俺好きだったのよ。それを買って帰ってきたら、「いいじゃん」て言うの。

春日:流れを知ってるからね。

若林:「いや、今日さ、パーテーションの向こうから「ダッサ」」って言ったら、もう大爆笑。ハハハハハハハ

春日:なるほどね。

若林:「デニス・ロッドマンが好きならいいじゃん」とか言われて、「いやいや、そうなんだけど、ダサいと思ってるの我慢してないよね?」って疑心暗鬼になっちゃって、「してない、してない」みたいな。「好きならいいじゃん」みたいに言われて、「俺、すね毛も刈ったんだぞ、バリカンで」って言ったら、爆笑よ。

春日:わざわざね、買いに行って。

若林:ただ、職業病だなと思ったけど、パーテーションから「ダッサ」って聞こえた瞬間、「いやあ、今週のトークできた~」と思うね。

春日:クゥーッ!

若林:あれ、本当に。週のケツのほうだから。

春日:そうだね。

若林:やべぇな今週なと思ってたから。いやあ、よかったーと思うんだよね。

春日:いいねぇ。それはもうお話になるもんね。

若林:1週間がつながるだろう?

春日:つながる。なんだったら心が揺れたわけだからね。

若林:ハハハハハ

春日:青銅イズムで言うとやっぱりね。

若林:心が揺れたら面白いはずだからね。

春日:うん。出来事としてはマイナスというか、恥ずかしかったり、あんまり起きてほしくないことだけど。

若林:ハッハッハッハッハ

春日:普通に生きてたら。でも、揺れてるわけだから、心が。それは話になる。いいよね。いいプレゼントだよなあ。

若林:ハッハッハッハッハッハ

春日:私もすね毛バリカン買いに行こうかな。ハハハハ 困った週は。金曜ぐらいに買いに。

若林:そうそうそう(笑)。よかったーと思うもんだなと思って。

春日:そっちね。そうなったらいいね。まだ報われたというかね。その話が話せて。

若林:なんて言えばいいんだろう、もう好きなもののTシャツとかを着るようになってる。こっちはおじさんだから。

春日:キーッ(笑)。そうかぁ、確かにそうだな。

若林:俺、ロケッツのハーデンとかが好きだから。春日も西武のさ。

春日:うん!

若林:おしゃれだと思うんじゃなくて、自分が好きだから。あと、バック・トゥ・ザ・フューチャーとか。

春日:そうか、そうか。

若林:ドラゴンボールとか。なんかそうなってくるじゃない。

春日:ああ、そうだね。

若林:ま、でも、そんなこと言ってちゃダメなのかな。福田さんに私服も選んでもらわなきゃダメかね、もうね。

春日:うん。もうそう。やっぱりわかんなくなってるかもしんないよ。その子たちは、話してた人たちは若いでしょう? 同世代じゃないでしょう?

若林:でも、それが、俺、その部屋の前を通って階段を下りなきゃいけなかったんだけど、顔も見なかった。逆に知っちゃったら申しわけないと思って。

春日:ま、そうね。確認できないしね。

若林:これは別にそういうもんだから。社会は陰口があるもんだから。陰口でもないね。実際ダサいんだから。

春日:そうだね。

若林:ハハハハ 事実だから。それはいいんだけど、「デニス・ロッドマンのさ」って言ってたから。

春日:ああ、知ってはいるんだ。

若林:若い子はデニス・ロッドマン知らなくない?

春日:「あのTシャツ」とかだったらまだね。何?つって。

若林:ロッドマンとは書いてんだけど、デニスは書いていないから。

春日:ハハハハハハ

若林:結構、デニス・ロッドマン知ってるとなると、わりと、と思うんだけど、世代的には。

春日:ああ、確かに。

若林:撮影中、疑心暗鬼だった。春日なんじゃねぇかなっていうとこまでいったからね。

春日:なんで私がわざわざスタッフルームに入ってって「あのTシャツさぁ」って言うの?

若林:ただただメイクさんに申しわけなかったなあ。

春日:そうだね。一番の被害者はメイクさんよ。話す媒体もないしさ。メイクさん、ラジオやってたら、全然話してるだろうけど。

若林:メイクさんもメイクさんだけが聴けるラジオやったほうがいいよ。

春日:ハハハハハ

若林:「若林さんがね」つって。ハッハッハッハッハッハ

春日:メイクルームでの会話とか、確かに気になるなあ。

若林:メイクルームとかでもそういうのあるから。ダメよ、気を使わせたら、スタッフさんに。ハッハッハッハッハ すね毛返せ!と思ったけどね。なんかしんないけど。

春日:それ、自分で刈ったんだからしょうがないよ。

若林:おやすミッフィーちゃん。

春日:この後また、夢でお会いしましょう。アディオス。

 

 

アパートを見に行った話

迷いに迷って、1時間も歩いただろうか。同行の娘は今にもキレそうだった。険悪な雰囲気になりかけた瞬間、見覚えのある青い自販機を見つけた。「あった!」思わず大きな声を出し、娘を驚かせた。

古いアパートの外観の写真を娘に撮ってもらって、2人でチェックしていた。

2枚目に「むつみ荘」のプレートをやはり娘に撮ってもらっている間、通りの反対側から2階を見上げていた。

すると、ふいに目の前をグレーのパーカーを着た青年が、写真を撮り終えてチェックをしている娘の横を通りかかった。いつ? 左手から歩いてきた気配もなく、ふいにその場に現れたのを不思議に思いながらも、(この青年が娘に何かをしたら私は大きな声を出すんだ)と身構えた。

その青年は、娘の横を通り過ぎ、直角に曲がると、古い錆びた階段を上がっていったのだ。(え?え?え?)

青年は上がりきると、こちらを見た。(えーーっ!!??)

声が出ない。ただただ口を開け、目を見開いていた。

そして青年は201号室へ入った。

信じられないことだが、娘は自分の脇を青年が通り過ぎ、階段を上っていたことに全く気がついていなかった。

「あの部屋に入っていったのだから、たぶん間違いないと思う…」という曖昧な言い方で娘に私なりの興奮を伝えたが「なぜ断言しないのか。あの部屋に入ったら絶対に本人に決まっているじゃない!」と詰め寄る娘。それはそうなのだが、なにせグレーのパーカーを着た青年と、あのピンクのベストを着て七三にしている人とは全然結びつかないのだ。

そう言っても納得はしてもらえなかったが、「あんなにうれしそうなお母さんを初めて見た」と言われた。

 (2019.8.2)

 

もう今は住んでいないのだ。2019年5月に婚姻届を提出し、7月に引っ越したので。

見に行ったのは2009年11月14日。その日のオールナイトニッポンは、川島海荷ちゃんが福山雅治さんと春日の声が好きだと言ったことから、春日のことを好きだと言う芸能人が久しぶりに現れたと。(ブレイク当初は幾人もいたが、サプライズで登場すると、それほど盛り上がらないというのをよく見た笑)海荷ちゃんのなりすましメールがたくさん来た回。まだ未成年だったから、ハラハラしながら聴いていたな。

 

 

二世帯住宅

 

あちこちオードリー 2020年7月14日

 

宮下草薙コンビ結成前のお話 

若林正恭:じゃ、学生時代、どんな感じだったの?

草薙航基:2人とも学校は中学までしか行っていないです。

宮下兼史鷹:そうですね。中卒。2人とも。

春日俊彰:そうなの?

若林:高校は?

宮下:高校は行きましたけど、僕は中退。

若林:めちゃくちゃヤンキーとかじゃないでしょ?

宮下:じゃないです。僕はヤンキーは全く通らなかったです。

若林:学年に2人ぐらいだけいたけど、ヤンキーじゃなくて、ただただ学校を辞める奴いたな。一番怖いやつ。辞めたーーっていうやつ。それが宮下だよね?

草薙:それが宮下ですね。

春日:なんかやりたいことがあったとか、そういうこと?

宮下:いや、母親がうつ病になって、仕事をしなきゃいけなかったんです。

若林:なるほど、なるほど。原因があるということね。

宮下:結構まじめな話になっちゃうんで。

春日:なるほど、社会に出なきゃいけなかったんだ。

若林:だから、本当ゴリゴリのラッパーみたいな出なんだよね? ハハハハハハハ

宮下:レペゼンを大事にしてます。

若林:川崎のラッパーみたいな出なんだよね?

草薙も高校は途中でっていうことなの?

草薙:入学式、身体測定ぐらいまではいた。

春日:なんで辞めちゃったの?

草薙:すごいイジられたんです。結構太ってたんで、 「顔のわりに胸板厚いな」みたいな感じですごいイヤで。

若林:そいつ面白れぇな。

草薙:すごいイヤで、2日目ぐらいでもう。

若林:そういう時って結構親は困るでしょう?「行きなさい」って言うでしょう?

草薙:関係ねぇよ思って(笑)。

春日:親に強ぇな。

 

草薙:芸人も、とりあえず何かしたほうがいいかな、みたいなので養成所に行ったんです。

若林:それで行って、ここで出会ったんだ。

草薙:もともとよしもとを受けたんですけど、それも落ちて、NSC

若林:NSC落ちるなんてあるんだっけ?

春日:何したの? 別に面接して、ネタとかやんないでしょ?

草薙:履歴書に「落ちたら死にます」みたいの書いたら落ちました(笑)。

春日:「落ちたら死にます」で落とされるんだね。ハハハハハ

草薙:ひどい会社だなと思って(笑)。

若林:すごいよなぁ。高校辞めてる2人で組んであの漫才やってんだもんねぇ。

 

宮下草薙は先のこととか考えるの?

宮下:僕はもちろん考えてますけど、多分、草薙はここ数年で辞めるつもりでやってます。

春日:ハハハハハハ

若林:草薙が?

草薙:あんまり、ダメだよ影響されたら。

若林:この場の空気に?

宮下:もう言ってるよ、お前は。

草薙:僕らずっとここで出てたから、言い過ぎで後悔して帰っていく人とかも見てきたし。ハハハハハハハ

春日:背中を見てきた? ハハハハハ なるほど警戒してるのね。

ファーストサマーウイカ:出し過ぎるのよくないです。

若林:草薙は言わないほうがいいかもな。宮下は考えてるだろう?

宮下:僕は趣味とかがすごい豊富な自信はあるんです。おもちゃに詳しくて、おもちゃ屋でバイトしてて、いろいろ資格があるんですよ。男の子のおもちゃだったら男の子のおもちゃマスター、女の子だったら女の子マスターとかあって、僕だけ取りきったんです。全部を。僕に合うやつないなってなって、店長が特別に「バトルトイグランドマスター」って僕だけしか持っていないすごいやつをくれた。

春日:カッコイイ! カッコイイなあ。

宮下:おもちゃの趣味とかを仕事にしたいなっていう。所ジョージさんみたいにそういうガレージを1個欲しいですね。

若林:まだ披露してないの? がっつりはそれ。

宮下:ちょくちょく出してて、一応おもちゃの仕事はまたちょくちょく入ってきてることはきてるんですけど。

草薙:だから、本当は「一緒に辞めてくれる」ってずっと言ってたんです。

若林:(笑)

春日:どういうこと?「一緒に辞めてくれる」それいつ話したの?

草薙:僕は気が弱いし、こういう番組とかに出る時も、「明日辞めてもいいや」って思ってないと出れないよっていうのを最初に言って、明日辞めても、それこそおもちゃすごい好きだから、一緒におもちゃ屋で、宮下が店長で雇ってくれるっていう約束でずっと出てたんすけど、最近、おもちゃ一人の仕事が増えてやっていって、こいつ続けようとしてるぞ。

宮下:それはそうだろ!

春日:普通そうなんだよ。

草薙:話が違うから、そこだけすごい続けようとしてる。

宮下:なんで俺がおもちゃ屋やろうとしているんだよ。

若林:やっぱりちょっとすごい。草薙のほうが刹那的に生きてんだろうね。俺、あんまりこんなの言ったらいけないけど、『アメトーーク!』のそれこそ若い世代の人見知り芸人の子が集まってる時に、「出たくない」って言ってんのよ。みんな人見知りではもちろんあったし、あるけど、芸人のスイッチも持ってるから、それを塩梅しながら出して笑い取っていくじゃん。

春日:はいはい。

若林:こんな内訳言っちゃいけないんだけど、草薙だけ「出たくない」って言ってて、俺、この人どういう感じで収録に来たんだろう?と思うぐらい。

草薙:結構ひどい空気になって。でも、若林さんがすごい助けてくれようとしてて。

若林:いや、俺は面白かったのよ。だって、俺たちの世代は『アメトーーク!』に、初回でだよ、「出たくなかった」って言えなかったもん。

春日:そうだね。仮にそうだとしても。

草薙:お笑い真剣勝負みたいな番組がすごい嫌いで。

若林:ハハハハハハ お前、それ、ブレーキ踏めよ! まさに。あんまり好きじゃない?こういう番組。全部出さなきゃっていうやつ。

草薙:もう、そう。だから、委ねられてもそんなできないよというのがすごいあるし、大喜利とかも本当に一番嫌いだね。

若林:一番嫌いって何だよ!

草薙:よくやるなと思って、みんな。

若林:宮下は大喜利とか好きなんじゃないの?

宮下:好きというか、普通に芸人としてはストイックに挑みますし、あれですけど。

若林:そっちじゃなかったりすんの?

宮下:ハードルが上がり過ぎちゃうんすよ。僕が出すと。好きっていう……。

若林:今まで言ってるキャラもあるし。

春日:ああ、なるほどね。できるだろうと。

宮下:だから、僕は、芸人になってテレビとかで大喜利をやる機会が多くなって、ちょっとスベって、嫌いになりました。(笑)

若林:一番楽しい仕事は今は何なの?

宮下:でも僕は本当に2人で『宮下草薙の15分』というラジオ。

若林:ラジオは人気出るだろうな。

宮下:やってるんですけど、テレビ番組とかそういうのだと、あんまりこういうのを言うのはあれですけど、僕がどれだけ喋ってウケようが、草薙が頭抱えてワーッてやってるやつが放送されるっていう。(笑)

イカ:あー、切ないな。

草薙:申しわけないけどね。

若林:マネージャーさん呼んできたほうがいいんじゃないの? ここ座ってもらってほうがいいんじゃない?(笑)

宮下:そういう意味では、2人だけのラジオだと、すごい2人とも平等に取れ高の部分を放送してくれるって言うのがやっぱり一番。

若林:なるほど。ラジオだとね。

宮下:平等というところが一番好きです。

 

ラジオへの思い

「自分で全部やろうと思わないで喋ったほうが(いい)」

「秘密基地があってよかった。精神衛生上、かなりいいです」

春日:やっぱりラジオはやっていったほうがいいということだね?

イカ:ラジオがあって、今、かなりよくなりました。

若林:わかる! 秘密基地っていうか、なかったら俺、無理だと思う。ここにいたことが無理だと思う。それこそおかしくなって。草薙もラジオは楽しいんじゃないの? 宮下と2人の。どう?ラジオ。

草薙:ラジオは、最初は楽しかったんですけど。

春日:えっ?ずっと楽しいでしょ?最初から今までずっと。

草薙:途中からエピソードトークを強要されるようになって……。(笑)

若林:草薙! 俺は本当にラジオをお前には好きでいてほしい。

春日:唯一のね。

若林:テレビはいいよ。わかるよ。だけど、ここはなあ。

春日:唯一ラジオだけはさ。

草薙:喧嘩すごいしたもんね。ラジオ始まりの時とか。宮下がラジオがすごい好きだから、完璧にこっちがやりたいっていうので、僕が何かちょっとその、宮下がトークのここを掘って欲しいっていうのを言ってきた時に、「いや、気づかねぇよ、そんなの」って。(笑)あそこはもっと延ばせただろう。

宮下:15分しかないラジオで。

草薙:気づかないんだ、だから。

宮下:トークを全く持ってこないんです、こいつ。

草薙:全く持ってこないわけじゃないよ!

宮下:全く持ってこない。

春日:やめなさい、やめなさい。

草薙:こういう感じで。(笑)

若林:こういう感じで(笑)。

草薙:めちゃめちゃ喧嘩になって。

若林:ああ。だから、仕事になっちゃってんだね。「ここ掘って」って宮下に言われた瞬間から。

草薙:そうです。

宮下:それから言わなくなりました。

若林:宮下がわかったから。

宮下:せめてラジオだけでも楽しくやってほしいのがあるので。

若林:そうだよね。ちょっとハラハラするはハラハラするよね。急に「辞めたい」って言い出す可能性がある人と組んでるから。

宮下:そうです、そうです。

草薙:「それでもいい」って言ってくれたから組んだけどね。最初。

宮下:何が?

草薙:宮下が「それでもいいよ」って言ってくれたから俺は組んだけど、「いつ辞めてもいいよ」って言ったから。なんかすごい続けたい感じになってるけど。(笑)

宮下:それはそうだよ。ここまでせっかく来たんだから。

若林:だから、「宮下草薙の○○」っていうテレビのレギュラーが始まっちゃったら、草薙、それはもう、それが契約ですから、毎回絶対来なきゃいけないし、掘る側になってくるもんね、それこそさっきの話じゃないけど。

草薙:本当にだから、真っ暗ですね。(笑)

若林:ちょっと待って。

春日:今?

若林:みんな冠番組目指してた時代があったんだぞ!

春日:どういうこと?

若林:俺たちは古いのか!

草薙:なんか違ってきてるなっていうのがすごくあって。宮下と僕の方向性が違ってきてるなっていうのはすごくあって。

宮下:どういうことよ?

若林:宮下は下手したらMCとか狙ってんじゃないの?

宮下:それは目指していきますよね。MCの座とかはやっぱ。

若林:若いからあれだけど、5年後とか10年後とか、クイズ番組とかもし来たら、やるはやるでしょ?。

宮下:それは受けたいですね。

若林:そうなってきたら、草薙もそこにいることになるからさ。

草薙:どう……どういうこと? 俺は、俺は、俺はいつまで頑張ればいいの?(笑)

宮下:一緒に頑張ろうよ。

春日:なんで辞めたいんだよ、そんなにさ。

若林:普通、いつまでいれるかで悩んでんだよ。

春日:そうよ。いつ、どれだけ、長く。

若林:契約書が要るよな、2人の間に。オフィシャルの。だって、宮下結婚して子どもできたりして、ちょっとどうなんだよと思わない?

草薙:確かに、こっちの家族も気になっちゃうから、幾ら1人で仕事があるっていっても、僕が辞めたらちょっとは減るだろうし、その分、子どもが栄養のあるご飯食べれないとかなった時に、責任をすごい僕が感じるから、辞めれなく……。

春日:そういうのでも続けたくないんだ。責任背負って。

草薙:いやでも、そういう時は多分、続けちゃうから。

若林:そうだよね。いろいろで続けるしかない。

春日:そうだよね。生活もあるしね。

宮下:続けてくんだよ、そうやって人は仕事を。(笑)

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イカ:正論(笑)。

春日:それだな! どうする?さあどうする?草薙!

草薙:人のことまで説かれるほど、なんでお前上から言ってくる。

宮下:上からというか、別に俺も生活かかってるし、言ってるだけよ、それは。

若林:これがもっと年重ねていくと、状況が変わっていくと、もっと草薙がパニックになるかもしんないよな。

草薙:ずっと一緒にいたいなとは思うんですけど、ただ、芸人でずっとっていうことはあんま考えてないというか。

若林:いやあ、すごいなあ。面白いね。

草薙:すばらしい仕事が幾らでもあるし。世の中には。

春日:じゃあ、一緒にいるためだったらお笑いじゃなくてもいいってこと?

草薙:そう。

若林:さっきのおもちゃ屋さんとかということでしょ?

草薙:だから、宮下が「辞めたい」って言ったら、僕は全然辞めれるし。明日。

若林:すごいね、あなた。

春日:すごい。何がそんなにいいわけ、草薙にとって宮下は。(若林:いやあ、すごい。)

草薙:宮下は本当に優しいんですよね。(笑)

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春日:もっと頂戴よ。もっと。 フフフフフ

若林:俺、30年後とか姪っ子のプレゼントとか思っておもちゃ屋入って、宮下が店長で「いらっしゃいませ」。奥で草薙が10円玉こうやって数えてたりして帳簿つけてたら号泣して崩れ落ちる。

イカ:泣けてきちゃった、なんか。感動してきちゃった。

春日:確かに、オオー!つって。

若林:でも、草薙がウソじゃないのはさ、人生を救ってくれた人ではあるからさ、なんなら、関係性が断たれた世界で、その世界線で草薙1人で生きてくは、お笑いやるにしろ、違う職種にしろ、怖いだろう?

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草薙:無理。無理ですね。

若林:もう無理なんだよな。

草薙:無理。1人でとかは。

若林:結婚しても、ケースで聞いたことないけど、二世帯住宅だよ。

春日:そうだね。コンビ同士の二世帯。親じゃないよ。コンビ同士の二世帯。

草薙:全然ありだと思いますね。

春日:そうね。それか、今のところに住みながら、2人の家を建てる貯金を2人でして、今から。で、いきなり2人の家、表札が「宮下草薙」っていう。(笑)1枚の。1枚だよ。1枚で「宮下草薙」。

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草薙:いいですね。入りますもんね。

若林:玄関から出てきたら漫才始めるんじゃない?(笑)

春日:お互いにこう出てきて、「はい、どうも~」って。(笑)

イカ:カッコイイ!

若林:ちょっと間遅らせて。(笑)

春日:それがいいね。

 

宮下草薙の気になる発言

春日:「このコンビに宮下は必要ない」。『アメトーーク』の今年が大事芸人での宮下の発言。宮下本人の発言ね。番組内で宮下草薙のコンビ格差について触れ、「このコンビに宮下は必要ない。解散してピンになって自分の力を試したい」と終始落ち着いた口調で語った」(笑)

宮下:ハハハハハハハ

若林:しっかり言ってたんだ。

イカ:怖っ。

宮下:爪痕を残さないとと思って、騒ぎ立てました。

若林:1つ欲しかったんだね?

宮下:はい。

春日:なるほどね。

宮下:なんか、なんだろうな、話題になるようなことを『アメトーーク!』だと言わないと、みたいなことで、多分かかって。

若林:これでも、この番組、いつかテレビに怒られるぞ。お前らがそんなことテレビで言うから、なんか伝わりにくく、編集しにくくなってるぞ、みたいな。怒られる時は俺だろうなあ。

春日:そうね。若林筆頭に、みたいなね。

若林:半分は佐久間さんと斉藤さんだよ。

春日:そうだね。

若林:俺は50だよ、あったとしても。

春日:なんかないかって、こんなほかの番組から拾ってくるんだから。

宮下:これ結構、『アメトーーク!』なんて、わりといろんなところでその真意について聞かれたりするんですよ。あの発言どういうことだったんですか、みたいな。けど、なんか取材とかは恰好つけて、「今まで“じゃないほう芸人”が貯めていた世の中のフラストレーションを僕が口にしました」みたいにカッコつけた感じで取材は受けちゃってたんで、実を言えば、かかってただけです。(笑)

春日:なるほど。ちょっとSHOWにしようとね。

宮下:そうです、そうです。

春日:TV SHOWをやったという。ハハハハハ それはそれで恥ずかしいけどな。ごめんな、そんなこと言わせちゃって。

宮下:あんまり言いたくないです。

若林:チョイスすんなよ!こんなの。このコーナー辞めろ!もう。ハハハハハ

草薙:よかった、聞けて。これ聞いた時何も知らなかったんで、急にこれ言い出して、裏ではさっきのように「かかっただけだよ」って言うんですけど、取材とか見ると、毎回これを言ってるんで、どう、どうなの?

若林:全ての“じゃないほう”のって。

 

 

 

子どもが生まれて脳が幸せであふれている人と生まれた時からウソつきの人

 

オードリーのオールナイトニッポン 2020年7月11日

 

若林:ちょっとね、あの~、結構春日さんに思うところがあって。

春日:ええ。

若林:やっぱり子どもができるってそういうことなのかなと思うんだけど。俺ね、春日が『オドぜひ』のオープニングで喋るようになったのよ。

春日:(笑)そう?前……別に前、変わんなくないかい? 量は。

若林:本人は変わんなくないかいって思ってると思うんだけど、俺、めちゃくちゃむかついてんだよね。

春日:いや、何が(笑)。

若林:俺ね、毎回、磯貝アナウンサーが振ってくれるのよ。こうこうで。で、俺は、春日が本当にやる気なかった。『オドぜひ』のオープニング。能面みたいなまま、飯塚わかるだろう? オンエア見てて。

春日:あ、そう?

若林:「こいつよぉ~」と思って。一個喋るか、磯貝に返して膨らまして、ちょっと時間経ったら、春日はどう?って聞いたら、「まぁ……」みたいな。右でも左でも白でも黒でもないみたいなこと言って盛り上がらず、で、もう一回俺がなんか一個話して磯貝に返して、「じゃ、行きましょうか口コミ」っていうのやってたんだけど、子どもが生まれたら脳が幸せであふれて、家族を養ってかなきゃっていう思いが強いのか、すげぇ喋んのよ。

春日:ハハハハ

若林:子どもが生まれてから。

春日:ハハハハ

若林:すっごいムカツクんだよねぇ。俺は、こいつ言ってもしょうがないから、お前喋べんねぇなとか言うと、逆に萎縮するし、ビーグルが喋ってくしかないんだなと思ってたのよ。

春日:うんうんうんうん。

若林:したら、なんか急に、ま、ま、若林さんもあれですけどね、みたいな。

春日:いや、そんなふうには喋ってないよ。

若林:最近、すげぇムカツクのよ。

春日:そこまで(笑)あ、そう?

若林:うん。なんか、『スクール革命』とかも、MCの人に遠くからいやいやなんとかじゃないですか」とか言うようになってんの。子どもが生まれてから。

春日:ハハハハ

若林:めっちゃムカツクんだよね。脳が幸せであふれてるからってさ。てことは前は?っていうことだから。

春日:まあ、そうだね。

若林:それ自分で感じるだろ? 仕事に対する気持ちは。

春日:まあそう……言われてみればそうだね。うーん、やっぱ自分一人というかね、行動によって変わってくるからね。

若林:自分の?

春日:うん。一つ一つがやっぱさ。

若林:仕事を手を抜いてやってると。

春日:うん、いや、そうだね。

若林:ハハハハ

春日:その発言の一つがなにかこうね。

若林:手を抜いちゃいけないなって最近思った人間は、手を抜いてた奴だよ。

春日:ハハハハハ

若林:このオープニングもちょっと返答するようになってんのよ。子どもが生まれてから。

春日:ハハハハ

若林:俺は、ビーグルはスター犬に言ったらしょうがないんだけど、俺はもうひろしな、ひろしと青銅さんよ。トークゾーンの相談、青銅さんにするじゃない、毎週。

春日:うんうんうん。

若林:したら、あんまり芳しくない話は、青銅さんが「これはオープニングに持ってったほうがいいんじゃない?」とか言うわけ。

春日:なるへそ。

若林:「ですね」みたいな。当たり前のようにやってたけどさ、お前も用意してこいや!

春日:ハハハハ

若林:て思ってたけど、これ言うと、聴いてる人も、いい、いい。ネタどっちが書くか問題と一緒で、いい、いい。わかんないし、あと、結局は説明しても。もういい。俺はもう7年ぐらい前に、もういい!どうせわかんないから、誰もオープニングとトークゾーンを用意してるって。って思ってた、ビーグルは。でも、なんか最近、ちょっと岡田の話とか広げてたでしょう? 俺、めちゃくちゃムカつくんだよね。子どもが生まれて脳が幸せであふれてるからって広げる奴は、広げてなかった奴だから!

春日:ハハハハハハハ そうだね。

若林:で、結局、広げるようになったら、スターだから、広げるようになったことが喜ばれてるっていう、お前のそのスター街道が、スター街道に肛門を擦りつけたいよ、本当に。

春日:なんでだよ!

若林:ハッハッハッハッハ マーキング。

春日:ハハハハハハハ まあ、確かにそうだね。

若林:ハッハッハッハッハ 赤ちゃんを家帰って抱っこして、抱っこした後、家出るもんだから、話広げるようになる。

春日:ハハハハハハハハハ ああ、なるほどね。

若林:これ、だから、サトミツはどう見てたわかんないけど、いわゆる“春日事件”のあたりって、やっぱちょっとお前怖かったよ。なんか言いにくかったもん、いろいろ。

春日:あ、そう(笑)。

若林:お前が六本木で社長とパラダイスと遊んでた頃。長財布とか社長にもらってた時。ハハハハ ちょっとやっぱ怖かったもん。なんか言いにくかったもん、あの辺の時期って。

春日:あ、そう? はえ~まぁ、あんまわかんないけどね。

若林:環境をちょっと変えて、脳が活性化されてやる気が出るってあるじゃん。引っ越ししたら……

春日:なるへそ!

若林:3~4カ月だけど、ちょっとやんなきゃなみたいな。

春日:はいはいはいはい。

若林:引っ越しをどんどんする人とかいる。刺激とか。

春日:なるほどねぇ。

若林:「なるほどねぇ」じゃねー!

春日:ああ、確かにね。ちょっと高めの家賃のところに住んで奮い立たせるみたいなこととか。

若林:そうそうそうそう。とか、ま、わかんないよ、パソコン新しいのを思い切って買っちゃうとか。

春日:はいはい。

若林:何週間かはちょっとやんなきゃ、みたいな。パソコン買ったんだから、みたいなやつあんじゃん。あれの最大のやつでしょう?きっと。

春日:ハハハハハハ

若林:横で感じるもん、なんか。『スクール革命』で俺がスベりかけの時、春日がヘルプで入るなんてなかったんだから。俺はスベりかけたわけよ、木曜日。したらね、ヘルプで入ってきてんのよ。

春日:あ、そう?(笑)

若林:「いや、若林さんはこういう時があるから」みたいな。なにヘルプで入ってきてんの?

春日:ハハハハハハハ

若林:赤ちゃんが生まれて脳が幸せで満たされてるから。お前の助けなんて要らねえわ!まだ。

春日:ハッハッハッハッ なんで、そう腹立てられなきゃ、ムカつかれなきゃいけない(笑)。

若林:いや、「腹が立つ」はわかってよ。

春日:まぁ、今までなかったからね。

若林:俺の今までの立場が。だから、「お前、オープニングも一切作ってこないな」みたいな、ちょっと俺が愚痴言った時もさ、なんかさなんか、なんだろう、なんかそれはそちらでみたいなことを言ってさ、で、さらに俺が怒るみたいなくだりやってた時期あったじゃない。

春日:ああ、はいはいはいはいはい。

若林:あんなの、今だったら「確かにそうだな」とか言うじゃん。

春日:キーッ(笑)。

若林:「お前も持ってこいや、トークゾーン」て言ったら「確かにそうだな」。

春日:すいませんね、つって。

若林:ハハハハハ 「来週は無理だけども」みたいなこと言いそうじゃない。今だったら。俺、それがすっごいムカつくから、逆に喋りたくないんだよね。ハハハハハハ

春日:ハハハハハハハハ

若林:それで、楽屋も、こいつ、俺たち仲いいと思われてるけど、春日、本当、楽屋入った瞬間、一言も言わずに、全員に背中向けて、鏡のほう向いてスマホでゲームしてるか、何か見てるか、マジで本番前一言も喋んない。俺、おじさんが、おでこに3本皺あるおじさんが黙って一言も喋らず本番前って、なんかもう嫌なのよ。空気。若かったらいいけど。最近なんかちょっと岡田と喋ったりするのよ。

春日:(笑)

若林:「あそこのラーメンのさ…」みたいな。

春日:別にいいじゃん(笑)。

若林:楽屋をちょっといい空気にしようとしてる。子どもが生まれて脳が幸せで満たされてるからって。

春日:ハハハハハハハハ

若林:「大ちゃん」とか言って。「Dちゃん」とか言って。

春日:まあ、そうだね、確かにね。

若林:「あの仕事だけどさ」みたいな、喋るように心がけて、入りと帰りに俺1人で楽屋でいる時も、俺、だから、楽屋見回すんだから。俺、楽屋1人でパソコンか何かやってたら、ガン!入ってきて、今まで無言。無言なの。俺たちって。一言も喋らず本番だったんだけど、ガン!入ってきて「おはようございます」とか言うの。俺は楽屋を見回すわけよ。あれ?マネージャーいんの? 俺1人なのよ。俺もさ「おはようございます」みたいな。

春日:ハハハハハハハ

若林:ハッハッハッハッハ なに子ども生まれて脳が幸せで満たされてるからって「おはようございます」って言うようになってんだよ!

春日:ハハハハハハハ

若林:言うなよ!と思って。

春日:なるほどね。前から言わないんだったら、そのまま言わないままいけよと。

若林:そうそう。だから、それがなんかムカつくんだよね、すごい。

春日:ハハハハハハハ

若林:ハッハッハッハッハ で、ムカついてる俺のほうがちっちゃいっていう話になるから。結局。これはビーグルとスター犬の違いですよ。

春日:うん。

若林:しょうがいないです、この“星のもと”はね。

春日:まあ、そうね。そうねというか。

若林:だから、やめてほしい。挨拶はもうやめてくれ!

春日:いやあ(笑)。

若林:挨拶と楽屋で私語禁止にしよう。

春日:なんでだよ!

若林:ムカつくからさ!

春日:ハッハッハッハッハッハ

若林:なに幸せに満たされてるからって挨拶するようになってんの?みたいな。

春日:ハハハハハハ

若林:ハハハハハハ

春日:確かにそうだけどね。

若林:そうだろう? 今までどおり、『スクール革命』で手を抜くお前でいいのよ。

春日:いやいや(笑)言い方悪いな!

若林:クイズも手上げる回数ふえてるけど、子どもが生まれたからって。

春日:ハハハハハハハハ

若林:今までどおりでいいから。

春日:ハハハハハハハ

若林:ハハハハハハハ

春日:それはやらせてちょうだいよ。

若林:あ、そう?

春日:手を上げるだとかね。

若林:まあな。

春日:そういうことはさ。

 

若林:そう言えば『スクール革命』といえばさ、ちょっとビッグ番組だから、情報解禁前になっちゃうからあれだけど、我が、我らがリトルトゥースの髙橋ひかるちゃんが、オードリーの20周年ということでロケ行ってくれてたね。

春日:まあ、そうだね。

若林:あんま言っちゃいけないよね。

春日:大丈夫だろう、別に。関東ローカルなんだからさ。

若林:お前、それ、内村さん一番気にしてるんだ、関東ローカルだってことを。

春日:うん。これ『ヒルナンデス』だったらやばいけどね。先に言っちゃうのは。全国だから。お昼の全国の生放送だから。(『スクール革命』は)日曜のローカルなんだ。沖縄とかなんか1カ月遅れなんだって。それぐらいのレベルよ。

若林:お前、なにさ、子ども生まれたかって広げてんだよ。

春日:ハハハハ どうしたらいいんだよ!じゃあ。

若林:黙ってろつってんだよ!

春日:おかしいだろ!黙ってんのも。

若林:今までどおり黙ってろ! オープニングで。バカタレ!

春日:ハハハハハハハハハ おかしいだろ。

若林:広げるな! 子どもが生まれたからって。フフフフフフ

春日:やらせてくれよ、それぐらいはやっぱり。

若林:お前、なに他者を想像するようになってさ。赤ちゃんが生まれたことで普段日常に入ってなかった他者を想像して、自分が守らなきゃいけない存在が生まれたことで他者をイメージするようになることによって、俺の脳もイメージするようなルートが脳にできて広げてんだよ!

春日:いいじゃねーかよ!

若林:フフフフフフ

春日:言ってることは非常にいいことだと思うよ、多分。わかるけども。やってこなかったっていうのはね。からの怒りは。

若林:そうそうそうそう。

春日:ま、行ってくれましたよ。ね、ロケに。

若林:異様な光景だったね。ひかるちゃんがキサラにいるっていう。

春日:いや、異様だよ。

若林:申しわけないよ、本当に。あんな行ってもらっちゃって。

春日:いや、そうよ。谷口とリモートでつないで会話して。

若林:フフフフフ

春日:で、あの谷口の仕方もなんかムカついたなあ。なに慣れてます、みたいなさ。「はぁい」みたいな。髙橋ひかると喋って……

若林:広げんなお前! 俺が始めたトークだろ!

春日:ハッハッハッハッハ いや、いいでしょうよ。

若林:入ってくんなよ!今までどおり。

春日:入ってくんなっておかしいじゃん、それ。

若林:ハッハッハッハッハ

春日:フッフッフッフ

若林:あれですよ。だから、入ってこないから、お前が。コントの設定をオープニングで作って振って無理やり春日の見せ場も作るように俺はしてたのよ。お前が乗ってこないから。相当なことがないと。

春日:うんうんうんうん。

若林:それをなに自分から喋るようになってんだよ。お前謹慎しろ!

春日:なんでだよ!

若林:ハッハッハッハッ

春日:なんで悪いことなんだよ!

若林:フッフッフッフッ いや、それで、なんかいろんな場所ね、ひかるちゃんが。

春日:そう。行ってくれてね。結構あれ時間かかった。1日のロケでしょう。1日ロケよ、あれ。

若林:でもさ、俺さ、ひかるちゃんは多分、春日のギャグとか好きだから、かなり春日寄りのリトルトゥースだとは思うんだけど。

春日:そうだね。ありがたい。

若林:現場でも言われてたけど、それは、あれ、気をつけなきゃなと思ったんだけど、ピュアな人ってさ、俺もさ、自分のその、自分の、なんていうんだろうな、質(たち)の悪さか。

春日:うん。

若林:を感じる時あんだけど、なんかさ、つまり、オチに向かってさ、結局仲いいんかい!っていうオチに向かうためにさ、フリで「解散したいんすよね」みたいなことを言うじゃない。

春日:うんうんうん。

若林:真横にひかるちゃんいるからわかったんだけど、スタジオの下りで「春日と俺解散したいんすよね」って言ったのよ。

春日:あー、はいはいはい。あったね。

若林:したら「えっ?」っていう顔で俺のことを見てて(笑)、だから、俺、その感覚が完全におかしくなってるんだけど、言っちゃダメなんだろうね、そういうことってね。

春日:(笑)

若林:ほら、この間も日向坂の番組で、育ちいいじゃん、聞いてみたらみんな。

春日:うんうんうん。

若林:相当質(たち)悪いと思ってないとダメだな、自分のこと。

春日:自分のことを。

若林:当たり前のように、本当になんだろう、呼吸するようにウソをつくから。

春日:そうだね。ナチュラルボーンだからね。

若林:ナチュラルボーンだから、俺はもう。

春日:ウソつきだから。

若林:そう。幼稚園の時からずっとウソついてるから。

春日:ウソつくために生まれてきたからね。

若林:そう(笑)。

春日:ハハハハハ

若林:生まれていきなりウソついたから。

春日:天才だ! ウソの天才! ハハハハハハハ

若林:オギャーっていうのはウソだったから。

春日:オギャーだと思ってないの(笑)。

若林:オギャーと思ってない。えー、オギャー! ハッハッハッハッハ

春日:一応言っとくかつって。ウソか、あれ(笑)。

若林:オギャーというのを一応言っときますけども、みたいな。ハハハハハハ

春日:すごいね。

若林:ずっとウソついてるから、幼稚園の時から。わかんない、自分の薄汚れ感が。

春日:はいはいはい。なるほどね。

若林:だから、フッたりしてると「ハッ!」みたいな顔してんの、ちょくちょく。

春日:なるへそ!

若林:春日は結構ちゃんと愛されて育ってるから、そういうのはあんまり言っちゃいけない。ウソつくのは卑怯だと思ってるもんね。

春日:ダメダメ、ウソついたら。

若林:だから、ボケはウソだと思ってる(笑)。

春日:ウソだからね!

若林:よく考えたら、ボケって結構ウソなんだね。

春日:ハハハハハハハハ

若林:ウソと言っちゃう。

春日:ま、そうだね。そんなわけないだろう、みたいなことだからね。

若林:そう(笑)。

春日:ボケって基本的には。

若林:だから、春日もそういうのないけど。

春日:はいはいはいはい。

若林:あれは気をつけたほうがいいよね、本当にね。

春日:うん。どこでハッとされるかがわかんないよね。

若林:そうだよねあ。そうだよなあ。

春日:いや、確かにそだな。

若林:気をつけたほうがいいよな。

春日:難しいけどね。

若林:難しいよな。

春日:ラインだね。

若林:本当気をつけなきゃダメだ、あれ。

春日:低いところにあったりするもん、ラインが。

若林:ハッ!っていう目で、すごいびっくりしてた、ひかるちゃんが。あの、あの、あのリトルトゥースの大元が解散したいと思ってんの?みたいな。気をつけたほうがいいなと思ったけど、やめない……やめれないだろうな。

春日:やめれないよ。だってそういう人なんだから。

若林:ずっと生まれた時からウソついてるから、ウソかどうかもわかんなくなってるから。

春日:恐ろしい話だよね。

若林:ハハハハハハハ

春日:ハハハハハハハ 自分でもわかんないんだから。

 

若林:でも、そう考えると、家庭内で俺の奥さんは大丈夫だから、ずっとウソついてるね、俺今日。

春日:え?家でも?

若林:家でもずっとウソついてるね。

春日:どういうこと?家でもウソって。

若林:今日あった話とかもずっとウソついてる、本当に。

春日:それ、な、なんなの? 奥さんすごいな、それは。ウソだとわかってる、わかってて聞いてるんだろうね。はいはい、みたいな。信じてはいないでしょ? 信じてたらショックだもんね。

若林:この間、どういう流れでそうなったかわかんない。奥さんと散歩してんだけど。ほぼ毎日。20分30分の散歩のほぼ全て、「おならって結構肌にいいらしいんだよね」っていう話をずっとしてた。

春日:ほお。

若林:おならってガスが肌に当たるときめ細くなるっていう学説でがともとあったんだけど、それがこの間、どっかアメリカの大学で証明されたみたいで、みたいな話を30分ずっと奥さんにしてたからね(笑)。

春日:はあ、それは……。ま、どっちでもいいんだろうな、奥さんにとってはウソか本当かどっちでも。

若林:ハッハッハッハッハ

春日:ウソだろうと思って聞いてるわけでもないだろうし、信じてるわけでもないだろうしね。

若林:うん、そう(笑)。

春日:また言ってるわ、みたいな感じで聞いてるんだ。じゃないともたないよな。一個一個それは本当なのかウソなのかって思いながら……毎日のことなんでしょう?

若林:そう、毎日(笑)。

春日:すごいなあ。すごいなあ。

若林:毎日、そうなのよ(笑)。

春日:どっちでもいいんだろうなあ。

若林:ハッハッハッハッ

春日:ハハハハハ だから、多分暴いてくることもないんだろうしね。

若林:ないない(笑)。呼吸するようにウソついてるから。

春日:そういう人だっていうのをわかって。そうじゃないと無理だよな。

若林:うんうん。でも、本当に何も悪いと思ってないなあ。呼吸するようにウソつくことを。

春日:だからそれもあるんだろうね。

若林:よくないっすね。これはちょっと改善します。

 

 

子どもが生まれて思うこと

 

チョコレートプラネットの東京遊泳 2020年7月6日

 

長田庄平:ちょっとね、この間にだいぶトピックスが増えましてね、いろいろしゃべることあるんですけども、まずは松尾さんおめでとうございます!(拍手)

松尾駿:ありがとうございます。

長田:本当に、またこれで1つものまねのレパートリーが増えたということで本当におめでたいですね。

松尾:えっ?どういうことですか?

長田:新海誠監督のものまね公認されたって。

松尾:あ、そっちですか?

長田:違いましたか?

松尾:それは今日あったんですけど。新海誠監督……

長田:今日、『ニノさん』でやりまして。新海誠監督がツイッターでね、「うわあ光栄です」みたいなことをつぶやいて、そこに返信したら。

松尾:返信したら。「これからもやらせてもらっていいですか?」と言ったら、「もちろんです」と。

長田:おめでとうございます!

松尾:いや、違うんだよ。子どもが生まれたんだよ。

長田:あ、それもありましたね。

松尾:いや、軽くきたな~。いやいやいや、まあまあまあ。

長田:いやいやいや、どうですか?

松尾:やっぱ可愛いっすねぇ。

長田:可愛いでしょう? でも、まだ生まれたてだからね。

松尾:そうなんです。だし、ずーっと寝てるからね。

長田:そうだよね。だから、泣き声もまだ弱いんじゃない。

松尾:うん、まぁ、そうだね。あんまり泣き声も聞いてないしね。

長田:そうでしょう。意外と泣かない。最初は。あ、こんなもんかなと思ったら、急にくるから。

松尾:やっぱそうなんだ。

長田:急に腹から声出してくる。ガーッて。うちもそんなに泣かへんほうやった。まだ。

松尾:でも、調べたりしたら、ガンガン泣いてる、同じぐらいの子ども、ガンガン。だから、人によって違うつって。

長田:本当に人によって全然違う。

松尾:「全然泣かないねぇ」とかって抱っこしながら言ってたら、子どもが「もうちょっとしたら多分泣くんだよ」みたいなこと自分で言ってたんで。

長田:ええ?

松尾:子どもが。

長田:もう言ってましたか?

松尾:喋ってました。もうちょっとしたら泣くんで、その時はお願いします。

長田:謙虚やねぇ。天才やん。

松尾:いや、でも、可愛いね。

長田:めちゃめちゃ可愛いやろ?

松尾:めちゃくちゃ可愛い。

長田:本当に目に入れても痛くないって、こういうことかと思うよ。

松尾:うん。やっぱりみんなが言う「子どものためなら死ねる」。

長田:マジやろ、あれ。

松尾:うん。だけど、死んだら死んだで迷惑かかるしなとか思うしね。

長田:ハッハッハッ 迷惑とかあんまり考え……

松尾:なんかいろいろと迷惑かかるしなとか思うけど……

長田:そういうことではないと思う。

松尾:でも、やっぱりめちゃくちゃ可愛い。

長田:めっちゃくちゃ可愛いけどさ、可愛いもすごいんだけど、心配エグない?

松尾:めちゃくちゃ! 俺もう、しゃっくり?

長田:しゃっくり心配(笑)。

松尾:めっちゃ心配なの。

長田:めっちゃ心配になるの。本当全部心配になるの。

松尾:なんだ?みたいな。

長田:ずっとしてるやん。

松尾:そう。で、ベコンベコンてなるじゃん、体が。おーおー、なんでこんな体がヘコヘコするんだ?とか思いながら。

長田:で、全然止まらへんやんと思うやろ?

松尾:そう! あと、頭洗ってたら、なんか柔らかいところあったりして、大丈夫か?うちの子は、みたいな。そういうのとか全部。

長田:変な話、死なないかな?と思うじゃん。

松尾:わかる。

長田:本当に弱いから。世のお母さんとかも、それが本当に怖いって言うもんね。うちの嫁さんも、本当にいつ息が止まるんじゃないかっていう。その恐怖心。

松尾:わかる。寝てたら確認するもん。あれ?動いてねぇとか思いながら。

長田:そうそうそうそう(笑)。

松尾:わざと足ペンペンペンて触ったりして、ウンて動いて、あ、よかった、生きてるとか。

長田:本当にずっと心配になってくるよ。

松尾:だと思うわ。

長田:いつ安心できんだろうっていう。

松尾:いや、だから、できないんだよきっと。俺らがこの年になっても親が「あんた太り過ぎじゃない?」とかすげぇ言われて「うるせぇな」と思ってたけど、結局そういうことなんだと。

 

長田:そういうこと考えたら、本当に単身で東京とか出てきてお笑い芸人やるとか言い出して、本当にもう。

松尾:最悪だよ。

長田:最悪やと思うで(笑)。親からしたら、最悪やと思うで。マジで。25とかで俺出てきてるやん。25、めっちゃええ年やん。それで、東京行って芸人になるって何を言うてんの?と思うもん。あかん、あかん!て思うもん。そんなこと絶対にあかんで。でも、俺は反対されてへんから。

松尾:俺も反対。イヤだよ。

長田:自分がやで。

松尾:何が?

長田:自分が。反対された?

松尾:俺はされなかった。

長田:そやろ? 俺もされてへんから、そこはすっごい感謝あるけど。

松尾:でも、わかるよね。すごいいい学校出させてもらった--。例えば、それこそ田畑藤本の藤本が東大まで出て吉本入るってなった時に、多分親は止めたって。そりゃ止めるよと思うもん。

長田:止めるよ。常軌を逸してるよ、そんなもん。

松尾:本当に親不孝もんだよ。藤本なんて親不孝もん。お金をかけて。

長田:親不孝の塊や。

松尾:そうだよ。

長田:マジで台無しやもんな。

松尾:本当だよ。夜中にそれでコンビニの弁当食って、これは美味いって言って。

長田:ほんまに、すっごいフランスのフルコース、ガッと並べて、ワゴンで運んで来て、ガッシャーン!て崩すようなもんや。台無し!

 

松尾:本当に心配になるんだなと思った。

長田:これ、いつあれなのかな。

松尾:ないんじゃない?

長田:本当にないと思う。俺(の子どもは)、今、2歳半になるところだけどさ、じゃ、ここから幼稚園、小学校とかになっていくやん。したら、いじめとかあるんじゃないかとか、いじめられるもあるし、いじめるとか、そういうふうにいってしまうんじゃないかとか、また、勉強とかもそうだし、ひょっとしたら……

松尾:事件に巻き込まれるとか、交通事故なんかもそうだよ。

長田:事件に巻きこまれるなんて、交通事故なんてのもそうだし、いやあ、たまらないよ。それでも、やっぱ可愛いというのが勝っちゃうからね。結局は。

松尾:そうなんだよなあ。可愛いしか話がないからね。今、家の中でしか。今日初めておしっこひっかけられました。

長田:ああ、なるほどね。

松尾:ビャーッて。なんにもできなかった、俺。

長田:ハハハハハ

松尾:朝、ちょっとシャワー浴びさせて、汗かいてたから。それでおむつとか、着替え替えようと思ったら、本当に綺麗な曲線でピヤーッてかけられて、俺、ハァ、ハァ……ってなんも。それを見てた奥さんが「何やってんの?」つってピャッて押さえて、「なんで何もしないの?」みたいな。「いやぁ、へへへ~」みたいな。情けねぇと思いながら。

長田:なんか男って情けないですよ。そういう時何にもできないの。本当に。

松尾:女性の強さもわかったね。

長田:わかる。本当に。

 

ふと、息子と嫁と手繋いで公園とか行ってさ、あれ?めっちゃ幸せちゃう?とか思うわけやん。あれ?と思って。あ、ヤッバと思って。これ、芸人として腑抜けになりそうで怖いもん。芸人目線でいくと。

松尾:わかるよ。

長田:腑抜けになるぜと思って。

松尾:これでいいのか?と思っちゃうんでしょ?

長田:そう。これでいいのかと思っちゃう。こんな奴が、変な話、おもろいこと考えつくか?と思う。

松尾:それ、なんかね、芸人としてもあるけど、人としてのやつもあるらしいよ、それって。30代までに自分の境遇が恵まれてないと、それ以降幸せになってくると、それが怖くなっちゃう“幸せ恐怖症”というのがあるんだって。

長田:なるほどね。

松尾:それ、ムロツヨシさんに言われた。

長田:そうなんだ(笑)。ムロさんはそれになるの?

松尾:ムロさんはそうだって。ムロさんもちょっと遅咲きじゃん。

長田:ああ、確かに。

松尾:ムロさんと2人で飯食ったのかな? か何かの時に、「今、いいことがありそうなんですけど、怖いんですよ」つったら、「それは幸せ恐怖症だよ。俺もそうだった」つって。

長田:恐怖症です。本当に。

松尾:それがもし20代バリバリのイケてる人たちだったら何も思わないんだって。

長田:確かにね。

松尾:それが後からグッとくると、あれ?俺らはこれでいいのかなって思っちゃう。

長田:思っちゃう。いろんなものを見ちゃうじゃん。周りの。それで比較しちゃうじゃん。考えたら、幸せな感じを出してる芸人てやっぱりリスペクトされてない気がする。俺の中でなんか。

松尾:それはね、俺もわかる。

長田:幸せって、パパ芸人じゃないけど、なんかそういう感じの表出してるところが、なんかすごく芸人としてあんまリスペクトされてないニュアンスなんすよ。これがいい悪いじゃなくて美学の話ですけどね。

松尾:それはね、俺も思った。これは本当に別に出す人もいると思うんだけど、まあ、ま……ちょっと、やっぱ今まではズバッと言ってたけど、子どもができると、あんまり人のこと悪く言うのもイヤだなって思うんだよ。

長田:そうなんですよ。そこがもう出ちゃってんじゃん。ほら、もうな。

松尾:あ、よくない。

長田:そういうとこなのよ。丸くなっちゃうの、やっぱり。

松尾:ダメだ。ラジオで丸くなってどうするんだ。

長田:ハッハッハッ

松尾:じゃ、戻るね、一回。

長田:ハッハッハッ

松尾:奥さんとかが同業者というか、表に出る人だったら、奥さんを出すのは別に当たり前だと思うしアレなんだけど、俺の持論で、一般の方で奥さんが出てる奴っていうのはたいていがつまんない。

長田:ハッハッハッハッ

松尾:僕の持論です、これは。

長田:これは俺も大乗っかりですけど。なんかね、これは本当に。

松尾:いやいや、もちろん面白い方もいますけど、結構なパーセンテージ、つまんない奴だし、奥さんを出して仕事をもらおうとしているみたいなちょっと風潮が感じられる。面白いと思ってる人は大体家族を出してない。

長田:出してないの、本当に。

松尾:と思う。

長田:これは俺が思うね。俺が思う面白いって思う人は出してないの。

松尾:俺もそうなんだよ。もちろん面白くて出してる人もいるんだけども、大体がちょっとこう。

長田:そう。大体がね。パーセンテージで見ると、出してないほうが面白いっていう感じ。例外はあるけどね。

松尾:そうなんだよなあ。

長田:難しいんだよ、これは。だから、俺絶対出したくない。俺は。

松尾:俺も思う。

長田:極力、家庭を。

松尾:だからもう、結婚式の映像、もちろんモザイクかけてと。

長田:そうそうそうそう。そこがギリだな。

松尾:ぐらい。ちょっとね、皆さんの自分の中で思う面白い人っていると思うんです。芸人で。その人が出してるか出してないか、一回自分の中で確かめてみてください。

長田:ちょっと考えてみてください。

松尾:で、出している人を見て、その人は面白いか面白くないかも、ちょっと一回自分の中でちょっと調べてみてください。

長田:もちろん、そっちも面白いっていうなら、それはそれで全然大丈夫。

松尾:もちろん。全然います。そういう人もいますけど。

長田:そのあなたの考え方が間違っているとかではないです。ちょっと考えてみてよっていうやつですよね。

松尾:ちょっとだけ、子どもがいない時に戻って、今ちょっと言わせてもらいました。

長田:そうなんですよ。だから、これは本当にピリッとしとかんと足元すくわれるなっているのがね。

松尾:だし、ないけど、万が一悪いこととか何かあった時に、子どももバレるわけじゃん。奥さんがバレてたら、あ、あの人の息子じゃんとかになって、イヤじゃん、そんなの。

長田:なんかイヤなんだよね。しょうがないんだけどね、それは別に。

松尾:いや、でもやっぱ、なんか。やっぱ出してるのは。ま、自由だから。

長田:それは自由。それは自由な話ですよ。これは本当に俺らのただのなんか戯れ言です。

松尾:っていうことなんですよね。

 

 

タオル事件

  

SixSTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル 2020年7月4日

 

田中樹(じゅり):髙地といえばあれですよ。2週間前、3週間前ぐらいかな? オードリー若林さんが、これ、事件というのか、タオル事件というか。

髙地優吾:いや、ほんとよ。

田中:聴いてましたよね?

髙地:俺、ラジコで聴いてたんだけど、スマホ、ベッドに投げつけたもんね(笑)。

田中:でも、ちゃんとベッドのところが偉い(笑)。

髙地:そうよ。壊れちゃうからね(笑)。

田中:ちょっと知らない人、その時聞き逃しちゃったという方もいるかもしれないんで、その人のために詳しく説明すると。

髙地:お願いします。

田中:髙地と若林さん、オードリーさんは、『スクール革命!』という日本テレビさんの番組で10年近く共演してるじゃないですか。

髙地:はい。

田中:若林さんの結婚祝いを髙地があげまして、そのお返しを髙地がもらったんですね。バスタオルを。

髙地:はい。バスタオルをいただきました。

田中:そのお話をしている時に、このラジオで僕が「僕もくださいよ~」みたいなノリを若林さんに言ったんです。そうしたら、その次の週かな? 放送中にCM中に急にスタッフさんが入ってきて、「これ、若林さんからです」。

髙地:いや、考えられない。

田中:そんな冷静に渡さないでよと思って。

髙地:考えられないわ~。

田中:いただいて、その後、オードリーさんがやっていらっしゃった時に、「ありがとうございましたというお礼をブースの外からした時に、「髙地よりいいタオルをあげた」という。

髙地:いや、ほんとよ。

田中:という話でしたけど。

髙地:何?俺よりいいタオルをもらうって。

田中:髙地はそれをラジコで聴いて知ったんだよな?

髙地:そうだよ。しかも、ノリが中学生の絡み方みたいなノリでさ、「俺にもバスタオルくださいよ~」みたいな。

田中:そうそうそうそう(笑)。

髙地:そんなノリでくれるのは、さすが若様だよね本当に。

田中:その話は若林さんとはその後したりしたの?

髙地:したよ! スクール革命の収録で会った時に「ごめんね、いっぱいラジオで話しちゃって。樹君にもバスタオルあげといたから」って言われて。「いや、聴きました」と。「なんで俺よりいいやつあげてるんですか!」とちょっと一揉めありまして。

田中:なるほど(笑)。

髙地:しかも、樹に関してはもう使ってるんでしょ?そのバスタオル。

田中:俺、もちろん使ってますし、今朝の朝風呂?朝シャワーもそれで拭きましたから。でもね、いいタオル過ぎて、分厚いし、給水力すごいのよ。ほかの俺が使ってるタオル、ペラペラだからさ、乾燥の時間が長くて。

髙地:フッフッフッフッ(笑)

田中:ほんとに。

髙地:1つ文句言っていい? 俺のもらったバスタオル、すぐ乾くんだけど。ハッハッハッハッ(笑)

田中:やっぱよさの差が出てますよ。

髙地:俺、だから、このラジオ聴いた週から、飾ってあったんだけど、もう使おうと思って。樹にもあげたんだったら、もう使っていいやと思って。

田中:ヤケになったんだ。

髙地:そう。

田中:本当質のいいフワフワッのタオルいただきました。

髙地:いや、マジ、ほんとムカツクわ~。ほんとに。でも、言ったもん勝ちってあるからね。

田中:そうそう。でも、俺も誕生日近かったんで、いいお誕生日プレゼントとしていただいたので、僕は若林さんに誕生日の……。

髙地:じゃ、ちょっと問題ね。誕生日はいつでしょう、若林さんの。見るな!

田中:俺カレンダーに入れてあるんです。

髙地:カレンダー見るな!見るな!覚えとけ!暗証してんだろお前!

田中:じゃ、お前暗唱してんのかよ!

髙地:わかるよ!

田中:言ってみ!

髙地:おい!ケータイいじるのやめろって!メモんなよ!

田中:違う違う、今、お母さんからメッセージきてるから。

髙地:お前、仕事中にお母さんのメッセージやるな!

田中:お母さんからメッセージきてるから!

髙地:おい! 若林さ~ん!田中樹、誕生日忘れてますよ~!

田中:忘れてるわけないでしょ。

髙地:本当、マジやってくれるわ!

田中:忘れてるわけないから。

髙地:うわ、ほんと、バスタオルなんかあげる価値ありませ~ん(笑)。

田中:わかるよ。しかも、俺ね、覚えてるんですよ。

髙地:何?覚えてないじゃん。

田中:若林さん、9月20日?だったじゃない。

髙地:はい(笑)。

田中:だから、俺の、俺のというか、このラジオ、ちょうど日跨ぐじゃん。だから、ちょうど俺、多分一番にプレゼント渡せるの。下手したら。というので覚えてます。

髙地:あ、覚えてないね。

田中:覚えてますよ。

髙地:じゃ、若林さんの好きな食べ物はなんだ?

田中:大体やっぱリンゴじゃない?

髙地:ふざけんなよ!(笑)

田中:リンゴ嫌いな人いないから。

髙地:いやいやいや。ほんとにダメだわ。

田中:いやいや。

髙地:じゃ、俺も若林さんにあげるから。

田中:じゃ、それは、じゃあ、わかった。若林さんに聞いてどっちがいいものだったかというのをちょっとジャッジしてもらおうよ。

髙地:絶対俺。

田中:どっちがいいとかいうのはちょっとジャッジしづらいと思うけど、好みというか。

髙地:そうね。

田中:若林さんのことをどっちがわかっているか。

髙地:わかっているというのを勝負しましょう。

田中:てか、お前、好きな食べ物、若林さんの何か知ってるの?

髙地:知ってるよ。

田中:言ってみ。

髙地:でも、それ言ったら、お前それあげるじゃん。

田中:いや、それはあげない! じゃ、それはあげないって!

髙地:俺、でも、それあげようかなと思って。

田中:プロミス、プロミス。

髙地:プロミス、約束?

田中:約束。

髙地:やる?

田中:うん。

髙地:いいよ。じゃ、若林さんの好きな食べ物は蕎麦ですよ。蕎麦。

田中:リンゴ?

髙地:蕎麦! 蕎麦が大好きなの。

田中:お蕎麦なんだ。茶蕎麦?

髙地:そう。ちなみに、若林さんの奥さんは、アレルギーで蕎麦食べれません。

田中:なるほど。そうなったら、うどんあげたほうがいいのかな?

髙地:いやいやいや、お前はじゃ、奥さんにあげればいいじゃん(笑)。

田中:逆にね? ああ、なるほど、なるほど、いい情報をいただきました。

髙地:おい!絶対あげんじゃん!蕎麦。

田中:はいはいはい。いただきました。

髙地:ねえ、やめて。俺、蕎麦あげようと思ってたんだから。

田中:それかさ、オードリーさんて入られるの早いじゃないですか。

髙地:早いね。

田中:ちょっと出前なんかとっちゃおうかな。

髙地:おい! 夜食?

田中:夜食です。お蕎麦、ススッといけますから。

髙地:うわあ、ムカツクわ~。

田中:俺はしかも、ちゃんと春日さんにも入れるよ(笑)。周りもしっかり固めるよ、俺は。

髙地:固めるのか。俺、マネージャーの岡田さんにもあげちゃうからね(笑)。

田中:うわ、お前、もっと手広いわ。やっぱ10年共演してるだけあるわ。

髙地:ハハハハ(笑)

 

田中:そんな中ですけれども、髙地、最近は、最近、それこそがっつりお仕事。

髙地:ま、そうね。

田中:いろいろテレビ番組なんかも、制限はある中ですけど始まってきた中で、プライベートなんかはどう過ごしてるんですか?

髙地:そうね、でもね、それこそオードリーつながりではありますけど、2週間前かな?

田中:2週間前。

髙地:オードリーの春日さんが喋ってたんだけど、激辛ロケに行かせていただきまして。

田中:ああ、はいはいはい。

髙地:それ、樹も体験したことあるじゃん。

田中:行きました。

髙地:あの激辛ロケ、マジでヤバいよっていう。

田中:あれね、ヤバいのよ。

髙地:いや、ほんとに。

田中:これ、別にどうこうクレームをつけてるわけじゃないんだよ、もちろん。ただ、本気で辛いのよ。

髙地:そう。

田中:俺ね、ヤバ過ぎて。俺、もうちょっとで完食っていうとこまでいったの。麺とか全部食べ終わって。

髙地:はい。観てましたよ。

田中:俺ね、本当にもともと辛いのそんなに得意じゃない。

髙地:そうよ。俺も得意じゃないよ。

田中:得意じゃないというか、その時はテレビに出れるという……

髙地:喜びがね。

田中:嬉しさで頑張りましたよ。次の日とか大変でした。

髙地:そうよ。

田中:何が、とは、やっぱり僕はアイドルなので言えませんが。

髙地:いやでも春日さん言ってたけど、お尻の穴にリップクリーム塗ったらしいよ(笑)。

田中:でもね、本当そのレベルなんだよね。

髙地:本当にそのレベルだね。

田中:そうそうそう。

髙地:でも、本当に、食べたら、どこに辛いものがあるかっていうのがわかるもんね。

田中:わかる! でね、あれはもう大変。

髙地:そう。だって、夜9時ぐらいにロケ終わったのかな? 終わって家に帰るじゃん。10時ぐらいになって、あ、今、胃の下のほうに来たわ、みたいな。

田中:なるほど、消化し始めてるわけだね。

髙地:消化している順番がわかるわけ。

田中:ああ、ああ、ああ。

髙地:はい来た来た。あ、腸の上に来たな。次、大腸、小腸に行ってんのかな、みたいな感じで。

田中:わかる。あれ、次の日が大変だよな。

髙地:本当。しかも、次のSixSTONESで朝から仕事だったらじゃん。

田中:だって、あれ、髙地、ほぼ寝れなかったって言ってたもんな(笑)。

髙地:俺もう一睡もしてないからね、あの日。

田中:苦しんで(笑)。

髙地:本当に5分に1回トイレ行っても出ないし、もうね、すごい悶絶してたんですけど。

田中:そのぐらい本気でやってる企画だから。

髙地:そうそうそう。ガチだからね。

田中:だからこそ完食した人なんかはすごいよなあと思いますよ。

髙地:そう。一回申し訳なかったのは、SixSTONESのロケがあったじゃん。ロケというか、ファンクラブ向けの動画撮影みたいな。俺のトイレ待ちというのが発生しちゃった。

田中:ありましたね。

髙地:それはちょっと申し訳なかったと。

田中:でも、僕は辛さを知ってるので。

髙地:(笑)この場を借りて謝ろうかなと。

田中:はいはいはい。

ちょっと冒頭からいきなり髙地のおトイレ事情になりましたけど。

髙地:そうね。ちょっと過激な話もあり。

田中:ということで、今夜も生放送ということで、ラジオをお聴きの皆さんもぜひメールでたくさん参加してください!

髙地:お願いします!