芸風は“あさましさ”

 

東京03の好きにさせるかッ! 2019年12月19日

 

さらばせいしゅんのひか~り♪

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ナレーション:今夜のゲストは、お笑い芸人 さらば青春の光森田哲矢さんです。大阪府出身の38歳。

2008年に相方 東ブクロさんとコンビを結成。すぐに頭角を現し、NHK上方漫才コンテストABCお笑いグランプリ、そしてキングオブコントで、いずれも準優勝。さらに、キングオブコントでは、過去最多6度の決勝進出を果たします。

2013年、大阪から上京する時に独立し、事務所を立ち上げて、自ら社長に就任しました。

また、今年、サンドウィッチマンの富澤さんに勧められて、フィンランドのスポーツ「モルック」を始めたところ、すぐに日本代表に選ばれ、フランスの世界大会にも出場しました。

そんな多彩な活動をしている森田さんですが、今夜は一体どんなコントを書いてきてくれたのでしょうか。

 

(コント)

 

森田さんの作ったコントについてのお話

 

地元の話

森田:同級生とかは連絡とってます?

飯塚:俺ね、とんがってたから、友達と仲よくするみたいなこと、避けてたんだよね。

森田:ええっ?マジっすか?

飯塚:ずうっとお笑いが好きだったし、それこそ高校時代なんかダウンタウンさんかぶれだったから。

森田:はいはいはい、わかります。

飯塚:キャッキャキャッキャやってる同級生見て舌打ちしてたタイプだった。

森田:ハハハハ 先生のモノマネで笑いとってる同級生見て(笑)。

飯塚:そうそうそうそうそう。そんなもん今だけだかんなっていう。ここだけだからなっていう。

森田:めちゃくちゃとがってますね。そんなに。

飯塚:それこそ学祭…文化祭か、高校時代だから。で、ネタやったりとか、その同級生を見て、ケッて思ってたから。

森田:ハハハハ じゃ、全然連絡とか来ないですか、テレビ出てても。

飯塚:そりゃそうだよ。高校時代に友達と全然接触を持とうと思わない、そんな奴、同窓会なんか呼ばれないよ。

森田:まぁまぁまぁ、そうっすよね。そうですよね。僕も留年したんで。僕。高校を。

飯塚:えっ、そうなの?

森田:そうっす。僕、高校2年で留年してるんで、卒業はしたんすけど。それまで、俺、明るい奴やったんです。でも、留年して、一気に一個下と一緒になるから、そこで急に学園生活が変わったというか。なんかね、ダブり然としてないといけないというか。ダブりって無口だろうとか。

豊本:ハッハッハッ

森田:ハハハハ わかります?

飯塚:ダブりらしさ要る?

森田:『ろくでなしブルース』っていう漫画で川島っていう奴が出てくるんですけど、川島っていうのがダブりなんですよ。めっちゃ強い奴なんですけど。そいつが『罪と罰』読んでるんです。

3人:ほう!

森田:あの、ドフトエフスキーの。僕、古本屋で『罪と罰』買ってきて、休み時間毎日『罪と罰』を開けて。

飯塚:はあ…

森田:読んではないですよ。読んではないんですけど、『罪と罰』を読んでる奴っていうプロモーション。ハハハハ

飯塚:俺を見ろよということね? でも、なめられたくない、みたいなとこあるわけ? ダブりだし。

森田:ダブりだしっていうのは、そうなんですよね。

飯塚:プライドもあるしね。

森田:でも、中学の地元の友達は、いまだに連絡…連絡来ないっすか? テレビを写真撮って、「出てんな~」みたいなメール。

飯塚:俺、2人だけいるんだけど、いまだに地元の友達で。中学時代の友達なんだけど。は、俺のこういう仕事の話、一切触れてこない。

森田:えっ?マジっすか?

飯塚:嫌だろうなぁって思ってんのか。

角田:気遣ってんのかもしんないね。

飯塚:わかんないけど、とにかくそういうこと一切触れてこないから心地いいの。

森田:へえ~。土地柄ってね、やっぱり。俺は「ダウンタウン会わせてぇや」とか言うてくる奴ばっかりっすよ。

飯塚:それってさ、世に一応出て、テレビとかにも出させてもらえるようになったから、そういうこと言われてもまだ平気かもしんないけど、全然売れてない頃に「仕事どうなってんの?」とか言われるの、すごい嫌じゃん。

森田:言(ゆ)いました?友達とかに。言ってました?売れてない頃。

飯塚:この仕事やってるって?

森田:はいはい。

飯塚:言ってたよ。

森田:俺、言えなかったすもん、やっぱり。

飯塚:だから、俺はその2人だけ知ってる。あとは全然。交流も持ってないから、言うも言わないもないんだけど。でも、それでもずうっと何も触れてこないのよ。そいつらも。

森田:へえ~そうなんすね。

豊本:すごいね、それいいね。それはいい友達だね。

飯塚:だから言えるの。

森田:僕らは、大阪の奴らはほんとミーハーやから、テレビ出たらすぐ言ってくるし、誰々に会わせろ、テレビ出させろ。ハハハハ

飯塚:「テレビ出させろ」はいいね。

森田:「俺いつテレビ出してくれんの?」みたいな、それをマジで言うてくる。嫌なんすよ、ほんとに。でも、仲いいから、帰ったら会うしっていう。

飯塚:今は本当にヒーローなんじゃないの?

森田:いやいやいや。結構連絡は皆さんくれますけど。で、僕、同級生に借金してるんで。

飯塚:今?

森田:今も。

飯塚:だって、全然生活できるでしょ?

森田:100万円借りてて、僕。

飯塚:返しなさいよ!

森田:それが、本当に僕が全然食えてない頃に100万、全部肩代わりしてくれて、僕、返そうと思ったんですけど、金ない時に「今100万円返すか、めっちゃ売れて300万にするか、どっちがいい?」って聞いたら「300万」て言ったんで、まだ返さなくていい。ハハハハ

飯塚:返せるよね?

森田:まぁ、返せはするんすけど、まだ返さん。めっちゃ売れての300なんで。

飯塚:森田君のラインのめっちゃ売れてはどのくらいなの?

森田:そら、もう、だって冠番組やら。ハハハハ

飯塚:いつまでも「まだ俺売れてない」って言いそうじゃん。

森田:今急に300はきついっすやん。ね?

飯塚:わかんないけど。

豊本:そのまま逃げようとしてる?

飯塚:逃げ切ろうとしてる。

森田:いやいや、逃げ切れないです、これが。これはこれで、そいつの奥さんも同級生なんですよ。だから、僕知ってるんですよ。奥さんは奥さんで、子ども3人おるから、「いや、はよ返してもらい。私が言うわ」みたいな。だから、一時は、賞レースの決勝通るたんびに、奥さんに僕がメールして「今回はこういう賞レースです。賞金はこんだけ出ます。ネタはこういうネタでいかさせていただきますので、何とかとれると思います」みたいな感じで。ハハハハ

飯塚:返せよさっさと!

森田:で、毎回とれないから、奥さんから…

角田:全然優勝しない!毎年毎年って。

飯塚:ほんとに嫌われてんじゃないの?奥さんから。

森田:ハハハハ そうっすね。そういう感じの地元です。なんか下世話な地元というかね。僕は。

 

飯塚:角ちゃんとこは? ほんとに友達いないじゃん。

角田:そうそう。だから、学生時代の時とかは、人見知りだったし、内向的な人間だったわけですよ。まさにおんなじ。でも、かといって、なめられたくない、みたいなのもあって、当時、長渕剛さんとかを聴きだした時に、『罪と罰』を読んでたんでしょ? 俺はイヤホンつけて、俺、長渕剛を聴いてるわけよ。俺はこういう人だよ、みたいなやるんだけど、でも、外から見たらさ、何聴いてるかなんてわかんないし(笑)、ただ内気な、ただ音楽聴いているな、暗いなっていうんで、どんどん少なくなっちゃうよね。できづらくなっちゃう。

森田:意外に03さんて、皆さん、そんな感じなんですね。

角田:俺はそうよ。

飯塚:豊本は友達多いよ。

豊本:多いっていうか、今、地元にスポーツバーをやってる奴がいて、それがわりとクラスの1軍。元ヤンキーだし。でも、明るい、みんなと、誰でも喋る、みたいな、そいつが店やってるから、同級生が必ずその店に誰かしらいるみたいな。地元帰るたびにちょこちょこ顔出すと、誰かがいるから、そこで久しぶりに連絡先交換する、みたいな。

森田:あれ、憧れなかったんですか。同窓会に呼ばれて、みたいな。ちょっと「おー」みたいな、「おー、飯塚、お前、めっちゃ出てんな、お前!」みたいなんは憧れなかったんですか。

飯塚:全く。性格的に俺はそうやって言われるのが嫌だから、誕生日会とかも信じらんない!

森田:ハハハハ

飯塚:開いてもらってとかも恥ずかしいから、俺は嫌だけど、どうなの?

角田:俺は小学校の時とかの同窓会は経験あるんですよ。でも、そのきっかけが、俺は高校の時に男子校だったんだけど、周りは、クラスの華やかな人たちは、近くの女子校と遊んだりとかしてるわけですよ。友達なんかと、何とかそういう会をつくりたいと。俺、小学校の時に好きな人がいて、両思いだったからつって、ちょっと久しぶりに手紙書いてみようかなつって、結構気持ちが残ってたの。好きだっていう。ラブレター的な感じで出したんですよ。

そうしたら返ってきて、ケイコちゃんて言うんだけど、俺、カッちゃんて呼ばれてたんだけど、カッちゃんから手紙来たことを、当時、予備校に通ってる、その時、俺は引っ越しちゃったから地元じゃなくなってたの。文京区だったんで。手紙が来たってことを話したと。したら、ああ、懐かしいねってなって、同窓会やろうよってなったんだってなって、俺のラブレターきっかけで会が開かれたのよ。俺、どこまでその手紙の内容を知ってるのかがわからないから、行ったんだけど、恥ずかしくて、一人で。全然喋れないっていう同窓会だったんです。

森田:ハハハハ

飯塚:最悪だね。

角田:最悪ですよ。なんにも楽しくない!

飯塚:話題変えよう!

角田:そう。嫌なんだよ、地元のテーマ。

 

飯塚:森田君の地元の話。結構大変なとこだったんでしょう?地元は。

森田:地元はね、そうですね。

飯塚:どんな遊びしてました?

森田:僕はほんとにヤンキーではないんですけど、周りもヤンキーではないんですけど、高校デビューみたいな奴らが多くて。急にアメリカンのバイク乗り出したりとか。

飯塚:ハハハ 高校デビューで?

森田:そうそうそう。

飯塚:急だね!

森田:18になったらアメ車を買い出したりとか、入れ墨を入れだしたりとか。だから、僕のこの感じで地元に会いに行くと、全然雰囲気の違う奴らが、悪くない入れ墨まみれの奴らがいるんです(笑)。おしゃれとしてやりたい。全然ヤンキーとかでもなんでもなかった奴らが。だから、恥ずかしいんですよ。

飯塚:いい子はいい子なの?

森田:いい奴らなんですよ。ほんとに。全然喧嘩とかも一回もしたことない。だから、わりとそいつらが行くとこに俺も行って、ちょっと背伸びして、みたいな感じの遊びをしてるというか。

飯塚:子どもの頃は?ほんとにちっちゃい頃。

森田:ちっちゃい頃は…

飯塚:何にハマってました?

森田:ほんとにベタに、ビックリマンシールとか、ミニ四駆とか。

飯塚:その世代か。

森田:少年野球とかは入ってました。ほんとに巨人で4番打てると思ってたんです、僕。

飯塚:へえ。

森田:ほんとに小4まで、巨人でエースで4番を俺は打てる。

飯塚:それぐらい実力があったということ?

森田:実力があったというか、ずっと一人で壁当てしてたんですよ。で、狙ったところにいくから。わりとね。

飯塚:それぐらいはいくんじゃない?

森田:10球中7球ぐらい狙ったところにいって、で、地元の少年野球のチームに入って、初日やから、フリーバッティングみたいなんでレフト守らされたんですよ。で、飛んできた球が目に直撃しまして、そっから、これは無理なんだと思って。ハハハハ

飯塚:早えーな!

森田:初日で確信したんです。あ、俺はこんなボールすら取れないんだっていう感じで、まあ、一応6年まではやったんですけど、その時に、Jリーグブームがきまして、野球じゃないと。

豊本:出た!

森田:俺はJリーガー。

飯塚:早えーな、切り替え。

森田:そうっす。キングカズになるんだ。

飯塚:なれるか!

森田:で、やっぱJリーグブームって凄いから、当時、1年で入ったら、部員が60人。

角田:おー!

森田:で、いろんな小学校でやってきた奴らがワーッとやるから、また初日で、あ、無理なんか。Jリーグ見てて、なんかいけんのかなって。休み時間とかやってて、ゴールも何回か決めたことがあるから、いけんのかなと思ったら、やっぱそれでも無理で、みたいな。挫折、挫折の人生。

飯塚:挫折とも言わねーだろ!

森田:ハハハハ だから、高校もダブったし、そっからの人生は、僕は本当に人さまに誇れるような人生では何一つないので。

飯塚:そんなことないでしょ?

森田:いや、僕、25でこの世界に入ってるんですけど、19で卒業してから25までは、ほんとに何一つ、誰にも喋れないような人生なんです。喋る価値のない人生。借金ばっかりしてた人生やったんで、やっと今こうやって03さんと一緒にできてるっていうのが。

飯塚:じゃ、なんで25でお笑いの世界に入ろうってなるの?

森田:これはもう、自分の人生を考えた時に、金儲けって考えるじゃないですか。人って。でも、もはや自分には無理だ。億稼ぐ可能性はもしかしたらお笑いなら億稼げるんじゃないかと思って、この世界に入って。

飯塚:25でなんで急にそれを思うの?

森田:なんか、これも恥ずかしいんですけど、竹原ピストルさんが好きで(笑)。

飯塚:いいじゃない。

森田:いやいや、飯塚さんがニヤリとするのやめてもらえます?

飯塚:いいね。いいよ。

森田:ハハハハ

角田:今のところいいっすか?

飯塚:今んとこいい。

森田:あの人の「生きてもねぇのに死んでたまるか」っていう歌詞があるんすよ。それにちょっと引っ張られまして(笑)。俺は生きてないと、今、借金だけして、心臓が動いてるだけだと。俺みたいなもんは、みたいな歌詞があるんすよ。で、じゃあ、一念発起してやろうかってなって。

飯塚:はあ!

森田:で、24から借金を返したんですよ。一回全部。200万ぐらいあったんすけど。

飯塚:自力で?

森田:借金自力で返して、20万だけ残ったんですよ。だら、その当時、松竹芸能の養成所が20万円やったんで、これ、そのままぶち込もうって、で、行ったんす。それがターニングポイントというか。

飯塚:じゃ、竹原ピストルさんの歌がなかったら(笑)。

森田:はい(笑)。これ、恥ずいんす。恥ずいんっすよ。

飯塚:でも、まぁ、いいことだよね。そっから。でも、25ですぐ東ブクロと組んで、さらば作ってるの?

森田:僕は2年別のコンビやって。

飯塚:あ、そうなんだ!

森田:そうっす。だから27の時ですかね。東ブクロと組んで、4年ぐらいでキングオブコントの決勝に行かせていただいてっていう感じですね。

飯塚:早いよね。

森田:ありがたいです。ほんとにそれは。

飯塚:でも、すごいよね、そこまで来たっていう。

豊本:すごいよ。

飯塚:その人生から。

森田:ほんとそうっすね。でも、地元は南大阪のきったない地域なんで、たぶんその辺のあれが僕の中に染みついているから、ネタにも反映されてる。ほんと貧しい地域ならではの発想になってんのかなっていう感じはあるんすかね。

飯塚:そうか!

森田:ああいう工場のネタとか。

3人:ああ!

飯塚:確かにさ、ネタ作っててある程度根っこのやりたい部分があって、あと外枠をとうしようかってなった時って、やっぱどうしたって自分が経験してきたもののほうが書きやすいから。

森田:そうですね。

飯塚:そっちに寄っていくよね。

森田:はいはいはい。だから、そうなんです。きったねぇおっさんばっかりいたんで、だから、僕もおっさんの役とか多いんす、やっぱり。

豊本:多いね、確かに。

森田:おっさんの眼鏡を常に持ち歩いているんで、僕は。

飯塚:ああ!

森田:きったねぇ中華屋を舞台にした話とか、そういうのが多いんかなっていう感じはあります。

飯塚:一番地元のここから影響を受けてんな、みたいのってある?

森田:それで言うと、ほんまに地元に一軒中華屋があって、そこにみんなで食いに行くんすよ。そこめっちゃ旨かったんすよ。めっちゃ旨かったんすけど、ある日急に、その店主変わらず、串カツ屋になったんすよ。

3人:ほう。

森田:で、全く流行らんようになったんです。で、すぐに中華屋に戻したんです。どういうこと?ってなった、俺ら。友達のお父さんやったんすけど、「お前んち急に串カツ屋になってるやん」てなって、で、全く誰も行かんようになって、でも、そのまま畳むんじゃなくて、もう一回中華屋に戻すっていう、そのあさましさ?

3人:ハハハハ

森田:で、またみんな来るっていう、そのあさましさ、みたいなもんが僕の中にあんのかな。

飯塚:ハハハハ!

森田:地元の中に、地元の…

飯塚:それ?!

森田:はい。あさましさみたいなんは、あるんちゃうかな。

角田:そういうまちなんだ。

森田:はい。

森田・角田:ハハハハ

飯塚:まちじゃない! 店だよ!

森田・豊本・角田:ハハハハ

飯塚:その一軒の店よ!

森田:そうなんですよね。

飯塚:そこを面白いって感じるかどうかだよね。

角田:そうだね。

飯塚:一回串カツ屋に転身して、すぐ戻ったそのあさましさを面白いって感じるかどうかで。

森田:とか、生きていく術として。地元で1500円の散髪屋があるんですよ。中学の時、1500円の散髪屋があって、おかんに1500円もらうんすよ。そこに行くんすけど、ある日誰かが、700円のとこ見っけたぞって言って、1500円おかんにもらって、そこで切ってると見せかけて、700円のとこ行って、800円にするとかっていう、そのあさましさ。

3人:ハハハハ

森田:そういうたぶん、その生きていく術というかが、たぶん自分の中にあるんじゃないかなっていう。

飯塚:じゃ、ほんとに森田君の芸風のルーツは“あさましさ”なんだ。

森田:あさましさです。

3人:ハハハハ

森田:俺なんて、いまだに飲食店で、隣の奴が残したやつ見てる時ある。

3人:ハハハハ!

角田:あさましい!

飯塚:あさましい!

森田:俺、ほんまに居酒屋で、この時代にですよ、バイト、つまみ食いでクビになったことあるんす。ハハハハ

3人:ハハハハ

森田:つまみ食いバレてクビになった(笑)。和牛の川西さんと一緒のバイトやったんすけど、俺だけ突如としておらんようになったんです。ハハハハ

飯塚:あ、そう。でも、ほんとそういうところで芸風ってたぶん出るんだろうね。

森田:出るんでしょうね。

豊本:そうだね。出るだろうな。

森田:僕は一生たぶんこれが抜けないでしょう(笑)。

角田:それでいこうよ。それでさ。

飯塚:その面白さは絶対にあるからね。絶対にあるよ。

森田:ありがたいすけどね。

角田:それでいってほしいよ、俺は。

 

森田さんからモルックのお誘い

飯塚:もうお時間ですよ。ということで、またぜひ来ていただいたら。

森田:いいんすか、来させていただいて。

飯塚:また書いてくれる?台本。

森田:いや、ちょっとでも…

飯塚:しんどい?

森田:はっきり言えばしんどい。ハハハハ

飯塚:気が向いたらでいいよ。

森田:ただ、これ出たことで絶対に影響力がある。また単独のお客さんが減ってきたら、また来させて。ハハハハ

飯塚:全部計算が見えるんだよ。しかも透けて見えるぐらいじゃない。丸出しなの!

森田:ハハハハ ぜひまたちょっとやらせてください。ほんとに。もっといいのを書こうと思うんで。

飯塚:十分面白かった。全然ハードル自分の中で上げなくていいですよ。よろしくお願いします。

森田:お願いします。ぜひとも。

飯塚:ということで、ゲスト、さらば青春の光森田哲矢さんでした。

森田:哲矢でした。ありがとうございます。

飯塚:今週はこの辺でさようなら。

 

 

“あさましさ”につながるのかどうかわからないけど、杉並セシオンでやったネタライブの時に、オープニングでK-PROの児嶋さんの話になって、オードリーに「森田君が児嶋さんに『ギャラ幾らだったんですか?』と聞いていて、ゲスいよね」とか「品がない」とか「下品だ」とか言われていた。笑

コントの人に対してはいつも思うけど、発想がすごいんだよな。

森田さんの本もタイトルがもうちょっと抑え目だったら買ったんだけど、買う勇気がなかった。

“喋る価値のない人生”は、どこかで語られているのだろうか。本に書かれていたりするのかな。少しずつ知れたらいいなと思う。

この番組を初めて聴いたので、メインで話している時以外の豊本さんと角田さんの声がわからない時があったので、発言者は自信のないところあり。

 

 

日が差さないおひさま

 

on8+1 2019年12月17日

 

ドレミソラシド♪

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サトミツ:bayfm on8+1、火曜日、佐藤満春がお送りしております。

ということで、今、スタジオに、ちょっとよくわからない人が急に入ってきたんです。

この人です!

春日:トゥース! 鬼瓦! カッス、カスカス、カッス、カスガ、カスカス、ア~パ~~~!(拍手)

サトミツ:大きい大きい大きい。フフフ

春日:です。

サトミツ:春日さんですね。

春日:ええ、まいっちゃったほんとにね。

サトミツ:フルコースありがとうございます。

春日:とんぱち、とんぱち。うーん、あ、オンパチ、オンパチですね。

サトミツ:オンパチですよ。とんぱちじゃないです。

春日:とんぱちじゃないですね。

サトミツ:まさかね、春日さんに来てもらえるとは。

春日:そうなのよ。たまたまさ、ゴールドジム幕張千葉…ゴールドジム幕張千葉ANNEXに行ったらさ。

サトミツ:フッフッフッ いや、違うでしょ?

春日:ミツがさ、パチプロやってるっていうからね。

サトミツ:ハッハッハッ いや違うんですよ。on8+1。

春日:あのパチプロにさ。

サトミツ:違う、タイトル、on8+1。

春日:on8+1ね、やってるっていうからね。

サトミツ:来てくれたわけだ。

春日:ええ。もちろん27階で、こんなおしゃれな、bayfmですって。

サトミツ:凄いでしょう?

春日:しゃれて、生意気だよね。FMだって。

サトミツ:ハッハッハッ いや、いいんでよ、別に。

春日:生意気にFMでおしゃれなとこでさ。

サトミツ:今日は春日さん、ゴールドジムももちろん本当に行ったと思うんですけど。

春日:本当に行ったよ。幕張千葉ANNEXにね。この上の階のゴールドジムは休みなの。

サトミツ:35階ね。

春日:うん。35階は第3火曜日休みだからさ。

サトミツ:休みなんだよね。俺もたまに…いや、春日さん、そんな話はいいのよ。

春日:幕張千葉ANNEXに行って、あそこでね、2007年ですよ、私、K-1に出たでしょう?

サトミツ:出たね。

春日:あれの合宿はあそこで張ってたの。

サトミツ:えーっ?マジで?

春日:幕張千葉ANNEXで。

サトミツ:うわあ、嫌な思い出だね、じゃあ。

春日:うん。すごく、だから嫌なのね。

サトミツ:ハッハッハッ

春日:格闘技、なんかあるのよ。

サトミツ:あるわ、あるある。

春日:あそこでね。

サトミツ:あそこだったんだ。

春日:うん。元ロッテの4番の立川選手とスパーリングやってボコボコにされたっていうね。

サトミツ:ハッハッハッ 基本的にやっぱ気が優しいからさ、誰かを殴ったりってのは無理だよね。

春日:無理なのよ。ホーストに教えてもらったんだから。

サトミツ:アーネスト・ホーストね。K-1の。

春日:アーネスト・ホーストに教えてもらって。

サトミツ:凄いなあ。

春日:そうよ。ほんで、「左ジャブはどうやって打つんですか?」って聞いたらさ、「そんな初歩的なアドバイスはしたくない!」って言われたの。

サトミツ:ハッハッハッ

春日:ハハハハ

サトミツ:格闘経験ないままやったんだから。

春日:ないから。私だけなかったからね。

サトミツ:凄いよなあ。

春日:っていう因縁の地でさ。

サトミツ:因縁の地で。

春日:ええ。いや、しかしね。

 

サトミツ:どうだった?

春日:ひなくり最高だったよね。

サトミツ:ハッハッハッ

春日:ひなくり2019。

サトミツ:今日、一緒に観に行ってきたんですよ。春日さんと。

春日:そうなんでございますよ。でね、したら途中でね。

サトミツ:「ちょっと僕、ラジオがあるんで抜けますよ」なんつって。

春日:そうそうそう。DJミツがさ。

サトミツ:そんな名前でやってないけど。

春日:on8+1のDJミツが抜けてね。途中で。あそこからまた最高だったからね。

サトミツ:らしいね、どうやらね。

春日:内容はね、明日行く人もいるだろうから。

サトミツ:ネタバレになっちゃうけど。

春日:ネタバレになっちゃうからちょっと言えないですけど。

サトミツ:楽しさをなんかで表現できない? トゥースか鬼瓦かなんでもいいんだけど。

春日:トゥースの大きさで。声の大きさで。

サトミツ:じゃ、トゥースの大きさでちょっと。

春日:すいませんね、音声さんというのかな。

サトミツ:大丈夫ですか? じゃあ、春日さん、ひなくりの楽しさをトゥースで表現してください。お願いします。

春日:ウン、ウン(咳払い)トゥース!!!ハ~~~~~ッ 最高だった。

サトミツ:普通に言葉で表現してんじゃねぇーか!(笑)

春日:最後ね。最後のほう、持ってきちゃってるもんね、この光る棒も。

サトミツ:ペンライトですよ。

春日:ペンライトって言うんですか?これ。

サトミツ:今日はだから、ネタバレにならない程度に言うと、ずっと春日さんと近くで観てて、ずっとメンバーが春日さんを観てるよ、春日さん観てるよってね。

春日:だから、普通のライブと違ってね、メンバーがいろいろと会場とか広く使うというかさ。

サトミツ:ま、そういう言い方だったら大丈夫か。で、春日さんのことをみんな観てるぞって言ってね。

春日:うん。近くまで来たりするタイミングありましたから。

サトミツ:みんな春日を観てるぞって言ってて。

春日:ミツが言ってて、一人も目が合わなかった。

サトミツ:(笑)ウソだろ?

春日:いや、ほんとだよ。恥ずかしい。

サトミツ:そんなわけないだろ?

春日:ひなましょうチームでいたじゃない。

サトミツ:番組のスタッフさんが後ろにいてね。

春日:番組のスタッフさんのみんなといて、いわゆる、ありがたい話で、関係者席みたいなところで観させてもらったから、いろんなほかの番組だとか、いろんな日向君たちのお仕事の関係者の方々のエリアじゃない。

サトミツ:目立つエリアだよ、だから。

春日:ひなましょうのエリア、我々何人ぐらい?6~7人?8人ぐらいか。

サトミツ:うん、10人弱でいたね。

春日:10人弱でいて、そこだけ観られてなかったもん。

サトミツ:フッフッフッ

春日:ほかの人たちはワーッとかいって盛り上がってさ、我々だけ。全然なんも見ない。

サトミツ:(笑)スタッフさんが、次は間違いなく、さっきチラッと見てたから、次は間違いなく、絶対春日さんのほう見るよって言ったら、ほんとに逆向きで歌い始めたもんね。

春日:そう。恥かいた。お、見てるぞとか言ってさ、ミツが言ってさ。恥ずかしい。

サトミツ:あんなわかりやすいフリオチをやるのは恥ずかしいんだよ、本当はこっちも。フッフッフッ

春日:だから、計算なしで、はからずもそうなっちゃった。見てほしいんだもん、だってこっちは。

サトミツ:そうだね。だから、それはしょうがないよな。

春日:しょうがない。やっぱり。

サトミツ:みんなのものだからさ。

春日:うん。広く見てたからね。我々おひさま?

サトミツ:そうね。

春日:おひさまのさ。

サトミツ:俺たちおひさまのな。

春日:うん(笑)。ほかのおひさまのほうが勝ったわけだよ。

サトミツ:俺たちの輝きはくすんでるからな。おひさまとしては。

春日:うーん、ほんとにね。

サトミツ:まだまだだからな。

春日:皆既日食みたいなさ、重なっちゃってさ。

サトミツ:そうね、重なっちゃってもう。

春日:日が全然差さないという。

サトミツ:フッフッフッ

春日:でもね、とはいえ、粘ってたらね、ミホワタナベとか。

サトミツ:ああ、優しいな。

春日:何人か、キャプテンも気づいたかな。はける時とか気づいてたかな。あと、おたけとか。

サトミツ:春日さん、でも、あれよ。なんかさ、ずっと帽子マスクの通称フライデースタイル?

春日:フフフフ

サトミツ:やめたほうがいいよ、あれは。あれは確かに、あれは変質者が幕張メッセにいるってなるよ。

春日:ハハハハ 一応公式変態でやらせてもらってるからね。

サトミツ:ハハハハッ この前名付けられてたね。

春日:びっくりしたよ、オンエア観て。

サトミツ:公式ド変態。

春日:公式ド変態つって。

サトミツ:ド変態に非公式も公式もないんだけどね。

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春日:ないけど、別に。認められても困るんだけど。公認されても困るんだけどね。

サトミツ:ド変態ぶりを発揮していましたからね。

春日:ええ。何人かは見つけてくれたから、そのメンバーはひいきしていこうかなと。陰でね。

 

サトミツ:でもさ、春日さんにひいきされたい人っていんのかな?

春日:それはいるでしょ。まなふぃがいるでしょう。

サトミツ:まなふぃだけでしょう? 唯一でしょう? あの子はいつも。

春日:でも、なんか、この間怪しかったよね。何人か。

サトミツ:あったね。

春日:若林さんのごひいきを見つける、みたいので、まなふぃ以外も何人か「隠れ春日ファン」みたいな。なんで表に出てこれねぇんだよっていう。

サトミツ:ハッハッハッ

春日:なんで迫害される、みたいなさ。

サトミツ:いじめられちゃうからな、春日のこと好きだって言うと。

春日:(笑)春日派だって言うと、嫌な目に。

サトミツ:(笑)嫌な目で見られる。

春日:そう。なんでそうなっちゃってんだ。それはショックだけどね。いるっていう話だからね。

サトミツ:いるのかな。

春日:それは今後企画でやってもらいたいよね。あぶり出したい。

サトミツ:恥ずかしくないんだぞっていうのを言ったほうがいいよね。今のところ恥ずかしいよ。春日好きだって。

春日:ヘヘヘヘ

サトミツ:俺も、だから、言えないもん。

春日:何がよ?

サトミツ:春日と仲いいって言えない。

春日:ハハハハ

サトミツ:フッフッフッフッ

春日:言ってくれよ。頼むよ。それ集めて、ゆくゆくはね。

サトミツ:ふやす? 春日軍団。

春日:いや、ふやしたいよ、それは。

サトミツ:まなふぃは偉いな。

春日:うん。

サトミツ:あんなことがあったのにさ。

春日:あんなこととか言うなよ!

サトミツ:フッフッフッフッ

春日:ま、そうね。

サトミツ:まなふぃはいいよな。

春日:いや、そうなのよ。

サトミツ:まなふぃはいいよ。あと、なんとかにぶちゃんね。

春日:ああ、にぶちゃんね。

サトミツ:春日さんが大好きなにぶちゃんを春日派に取り込んでいけたらいいよね。

春日:でも、難しいよね。それはそれでさ、追いかけたいっていうのもあるじゃない?

サトミツ:こっち来られちゃうとっていうね。

春日:うん。こっち来られちゃうと。

サトミツ:確かにな。

春日:達成しちゃうとさ。

サトミツ:終わっちゃうか。

春日:ほら、追われるより追いかけたい派だからさ。

サトミツ:出ました!公式ド変態発言。

春日:フフフフ アタシはさぁ。

サトミツ:アタシはさぁじゃないんだよ!

春日:だから、いい距離感なのかなと思いつつね。

サトミツ:でもさ、なんだったっけな、なんかのヒット祈願の時に

春日:へい。

サトミツ:まなふぃとにぶちゃんと3人で歩いた瞬間があるんだよ。たしか。

春日:誰が? ミツが?

サトミツ:俺が。ほいで、「あ、奇しくもこの3人は3人とも春日派ですね」というのをちょっと言ってみたの。

春日:(笑)

サトミツ:呼び水よ。

春日:ほうほうほう。

サトミツ:まなふぃと俺とにぶちゃんだから。この3人は偶然今、たまたまその3人だったの。山かなんか登ってる時に。

春日:ああ、あったね、ヒット祈願。

サトミツ:そうそうそう。その時に、にぶちゃんが「ま、私はね、ま、さておき」みたいな。

春日:ハハハハ それ、キャメラ回ってないんでしょう?

サトミツ:回ってない。

春日:マジなやつじゃないか、そしたら!

サトミツ:ハッハッハッ 大人の(笑)。

春日:大人の対応をされるなよ!

サトミツ:してたよ。

春日:あ、そう。

サトミツ:誰も傷つかないような言い方してて、その時気づかなかったんだけど、後で、自分の中で繰り返してみたら、あ、気遣われたと思って。

春日:なるほどね。

サトミツ:ていうとこあるな。

春日:まぁまぁまぁ、でも、それはいいでしょう。

サトミツ:そういうほうがいいか。

春日:そういうほうが、そうね、いいかもわからん。

サトミツ:なるほど。

春日:どうなのかわかんないけど。

 

サトミツ:春日さん、にぶちゃん以外で最近注目しているメンバーいますか?

春日:最近? 最近やっぱりサリマカシーでしょう!

サトミツ:サリマカシーはいいよな!

春日:サリマカシーいい。ほんとまくってきたよね。

サトミツ:すごくない?あれ。

春日:うん、第4コーナー、とんでもない末脚ですよ。

サトミツ:サリマカシー!つって。

春日:うん。なんか訳わかんねぇ、なんかね。

サトミツ:道具。何あれ?

春日:玉とかさ。

サトミツ:稲みたいなやつな。

春日:稲みてぇな、気持ち悪いでしょう?

サトミツ:ハッハッハッ

春日:気持ち悪いっていうか。ハハハ

サトミツ:おい、やめろよ!

春日:気持ち悪いは言い過ぎだな。

サトミツ:でも、わか…なんていうのかな。

春日:なんか不思議なさ。

サトミツ:アイドルらしからぬ目線よ。

春日:うん。

サトミツ:サリマカシーはいいよな。

春日:いい。また、だから、なんだろね、面白いよね。

サトミツ:面白い!

春日:だから、日替わりのヒーローじゃないけどさ、収録するたびにさ。

サトミツ:出てくるね。

春日:出てくるんだよね。

サトミツ:いろいろ個性的なメンバーいるけど。

春日:そうなのよ。

サトミツ:今はちょっとサリマカシーが。

春日:サリマカシーがだいぶまくってきてるね。

サトミツ:あれさ、あの子が夢中になって喋ってるのはほんといいね。

春日:いい。

サトミツ:サリマカシーさ、僕さ、今さ、おじさんにチャチャのスタンプをずっと送ってるじゃない。

春日:ああ、うちの愛犬ね。

サトミツ:愛犬チャチャのスタンプ。

春日:チャチャが家でさ、丸くなって寝てるからさ、こんなことしてる場合じゃないんだよ。本来。

サトミツ:今、映像で見えるからね。

春日:映像で見てね。

サトミツ:今寝てんの?チャチャ。

春日:今、寝てるよ。トイレシートがもう真っ黄色。

サトミツ:ハハハハ 早く替えろと。

春日:早く替えないと、もうスペースなかったよ。カメラで見たら。

サトミツ:申し訳ない。

春日:白いところがなくなってたから、早くね。

サトミツ:残らせちゃってるから。

春日:ま、いいんだけどね。いいんだけど。

サトミツ:でさ、日向坂のスタンプがあんの。使ってる?

春日:ああ。いや。

サトミツ:奥さんとかはもしかしたら使ってるかもしんない。で、いろんな、それこそ日向坂で会いましょうとかで言ってたような名言がスタンプになってて。

春日:はあ、なるへそ!

サトミツ:でも、どう考えてもサリマカシーのスタンプだけ使い方わかんないのよ。

春日:何?なんて言ってんのよ?

サトミツ:「サリマカシー」つってんの。

春日:ハハハハ

サトミツ:ほかの子は、「勝つしかねぇーので」みたいな名言。「オッケーなの」みたいなね。ひなのちゃんで言うと。

春日:なるへそ。ああ、それは使いやすいね。

サトミツ:そう。オッケーなの。それは使いやすいんだけど、サリマカシーは全然使い方わかんなくて、逆に使ってる、俺。

春日:はー。だから、訳わかんなくしたい時とかいいんじゃない?

サトミツ:ハッハッハッ

春日:会話が全然終わんねーな、みたいな時にポンと押して。

サトミツ:サリマカシーつって(笑)。

春日:訳わかんない感じに(笑)メダパニみてぇな、混乱させるさ。

 

サトミツ:パルプンテ的な?(笑)だからさ、そう考えたら、我々、春日さんオリジナルの言語、春日語で喋るじゃないですか。

春日:喋るね。

サトミツ:オタク同士のあの気持ち悪いやつ。

春日:うん、気持ち悪いね。あれ面白くないしね。

サトミツ:全然親白くないな、あれな。

春日:全然面白くないんだよ、あれ。

サトミツ:ウケたことないよな、あれな。

春日:うーん、だから恥ずかしいの。

サトミツ:恥ずかしいよな。

春日:うん。人に聞かれるのも。

サトミツ:あれをさ、もし日向坂のメンバーにあの言語を流布するとしたら、完全にサリマカシーだと思うのよ。そういう意味じゃ。もう言ってんだから。意味わかんないこと。

春日:ああ、そうだね。サリマカシーは近いね。

サトミツ:近いよね。

春日:我々に近いね。

サトミツ:近いよね。あの子、なんつうか。春日的だよね?

春日:いや、そうだよな。独特のなんかね、世界というか。

サトミツ:ちょっとずつ春日語を彼女にだけ教えて、急にごんすな~とか言わせるってどう?

春日:ハッハッハッ

サトミツ:終わりかな、そうなっちゃったら。

春日:そうなっちゃったら終わりよ。

サトミツ:フフフフ

春日:ごんすなティービーとか言ってたらさ。ヘイタクとか言ってたらさ、終わりよ。

サトミツ:これさ、俺らこんなやりとりして何年たつの?

春日:もう10年以上じゃない?

サトミツ:ヤバいよね?

春日:ヤバい。40過ぎてるからね。それで2人にしか通じない言語で話し合ってさ。

サトミツ:ヤバいよな。

春日:ヤバいよ。

サトミツ:これ、しかも、濃くなり過ぎるじゃん。2人でしかターンをしないから。だから、もともとの語源なんだっけ?ってこの前振り返ったら一個もわかんなかったね。

春日:そうだね。なんだっけ、振り返ったのは。

サトミツ:「オブです」じゃない?

春日:あ、「オブです」か。

サトミツ:「オブです」は、マジでクソつまんねぇな。

春日:つまんないよね。

サトミツ:「オブです」は、わかりましたみたいな時に言うんだよ。

春日:そうね。了解、みたいなことだよね。

サトミツ:時に「オブです」って言ってて、2人ともはたと気づいて、何がオブだったのか思い出せないっていう。

春日:変化していくからね。だんだんだんだんさ。

サトミツ:春日語はね。

春日:そうそうそう。オーケーとか、了解っていうことを「ヘイたくちゃん」て言ってたじゃない。

サトミツ:それは

春日:ヘイがあるからね。

サトミツ:「ヘイ」から「ヘイこくちゃん」て言って、そっから「ヘイタ」になった。

春日:「ヘイタ」になった。短くなってね。

サトミツ:そっから今はなんだっけ?

春日:今は

サトミツ・春日:「タ」。

サトミツ:つまんねぇな。

春日:つまんねぇな。

サトミツ:そう考えたら、サリマカシーは近いと思うんだよな、俺は。

春日:うーん、たしかに。

サトミツ:あの子も、だから、「サ」とか言い始める。普通に。

春日:(笑)でも、サリマカシーはぎりぎりあだ名というか、紗理菜のあれでしょう? から来てるから、まだぎりぎり原型はあるんじゃない?

サトミツ:でも、あの子も煮詰まっていくわけだから、今後。あんないっぱい訳わかんないもの持ってきてるわけでしょう?

春日:いや、そうね。それはだから、そうなった時に温かく迎えてあげたいよね。

サトミツ:そうだね。それを否定するのだけはやめよう。

春日:うん、そうだね。

サトミツ:それを変なみたいな目で見ない。俺は。

春日:うん。はいはい、わかるよ、大丈夫だよっていう。

サトミツ:そうそう。全然変じゃない。(笑)

春日:(笑)変じゃない。大丈夫、大丈夫。わかる、わかる。

サトミツ:落ち着いて。

春日:そうだよな。そうだよな!って言う。

サトミツ:ハッハッハッ

春日:ハハハハ

サトミツ:一回3人でトークするべきだな。

春日:うーん、そうね。

サトミツ:俺たちがあの子をそういう意味で育てるというか。

春日:話すのが好きだからね。

サトミツ:そうだよね。

春日:ラジオやりたいつってね。

サトミツ:言ってた。

春日:日向君たちのラジオでも進行とかしてるじゃない。

サトミツ:そうよ。上手なんだよ。

春日:そうそう、達者なのよ。

サトミツ:話も面白いし。

春日:聴きやすいしな、声もな。

サトミツ:そうなんだよね。

春日:向いてるのよ。

サトミツ:だから、サリマカシーのサリマカシーラジオが始まったら、1回目のゲスト、我々がもう。

春日:そうね。行ってあげてもいいね。

サトミツ:行って、大丈夫だよ、全然変じゃないよ。

春日:いいよつって。

サトミツ:いい、いいよ、いいよ。その感じだよっていうのを言って。

春日:そうね。大丈夫、大丈夫。不安になった時は稲見よう。稲見ようや!つってね。

サトミツ:ハッハッハッ

春日:稲見て、ナントカボール鳴らして。しょうがねぇ野郎だな、ほんとに。

サトミツ:あと、なんだっけ、カエルのやつね。

春日:カエルなんだっけ、ギーだっけ。

サトミツ:ギロ?

春日:ギロ。

サトミツ:ギロやって。

春日:あれを持ってくるっていうのがやっぱ凄いな。

サトミツ:凄いよ。だって自分で鞄に入れんだぜ、あれ。

春日:そうだよ。

サトミツ:春日さんちょっと、明日のお知らせするんでちょっと待っててください。

春日:いや、ちょっと待ってくれよ。私がワーッとなんか喋ってたみたいな。

サトミツ:ちょっと落ち着いて、落ち着いて!

春日:いやいや、取り乱してないだろ。

サトミツ:あわてないで、日向坂のことをそんな。落ち着いて! 明日もやるんだから。

春日:確かにちょっと興奮しちゃってるかもしれないな。ライブ終わりでね。

サトミツ:そうそうそう。

ということで、あっという間にお送りしてきましたけれども、ゲストに春日さんに急遽来ていただきました。

(略)

サトミツ:春日さん、またライブ行きましょう、一緒にね。

春日:そうね。

サトミツ:楽しかったね。

春日:うん、よかった、今日は行けて。

サトミツ:よかったね。

春日:うん。行けてよかった。去年も行ってるからね。あれ、なんだ、ひらがな…

サトミツ:クリスマス。そうか。また進化してた、やっぱり。

春日:いや、してたねぇ。だから、逆にあんまりもうライブ行かないほうがいいかもなと思ってた。見てて。

サトミツ:なんでよ?

春日:なんかちょっと感動しちゃったからさ。

サトミツ:そうでしょ?

春日:凄いと思っちゃったからさ。ひなましょうの…

サトミツ:そうか、収録の時尊敬しちゃうか。

春日:そう。収録の時にさ、「おい!それおかしいだろ!」って言えなくなっちゃいそうだなと思って。

サトミツ:ほんとにライブ観るとそうだよな。わかるわ。

春日:凄いじゃない。

サトミツ:僕はもともと尊敬して…あ、春日さん、あと10秒なんで。

春日:あ、終わりなの? 曲かけるとか言ってたよ、さっき。

サトミツ:曲もない。喋り過ぎた。

春日:ないの?

サトミツ:うん。

春日:ちょっと待って! どうなってんの?この番組はよ!

サトミツ:また聴いてください。

See You Next Week! サリマカシー!

春日:シー!

 

 

「ひなくり2019」のライブを観た後のゲスト出演。すっかりおひさまになった友人同士の会話が「素」って感じでよかった。

 

K-1の話はいつ聴いても胸が締めつけられる。歴然と力の差がある相手に防戦一方で、でも、ダウンしてもダウンしても立ち上がるその姿を思い出すだけで…。ただ、いつも笑いの視点で話すから救われるのだけど。

 

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今年の検索ちゃん

 

爆笑問題カーボーイ 2019年12月17日

 

太田:『検索ちゃんネタ祭り』は昨日収録。

田中:はい。昨日収録やりまして。

太田:まあ、面白いのなんのって、これは期待してもらいたいね。

田中:ちょっともうね、疲れ果てたね笑って。

太田:いや、もう酸欠だもんな、こっちは。で、第7世代は凄い! とにかく凄い!

田中:やっぱ新しい。

太田:完璧だよな、全員が。

田中:うん。全員が凄いのよ。

太田:全員が完璧に面白いの。

田中:ほんとに、あ、もうまた1つ進化してるっていう。

太田:これ、ほんとの世代交代だなと。交代っていうか、1つの新しいブーブメント…ブーブメント、ブーブメント、ブーンって言ってたし、俺ずっと。

田中:ブーンとは…邪魔でしょうがねぇけどね、それね。でもね、ほんと、何見て育って、どうなってんのか、みんなそれぞれ違うし。

太田:天才だよみんな。

田中:みんなね、タイプも違うからさ、あれだけどね。

太田:それで、今回、第7世代をぶっ壊せっていう、そういうあれで

田中:ぶっ潰せね。

太田:いわゆる新旧でやっていくんだけど。片や迎え撃つのが我々…我々、私たちはちょっと上なんですけど、いわゆるオードリーとか、ナイツとか、友近とか、東京03とかね、これがまた負けてねぇんだ。

田中:負けてないね。

太田:これが信じられないぐらい面白いんだよな。

田中:ちょっとね、今までのネタ番組で、

太田:あんなのないね!

田中:たぶん、俺らだってもう30年、40年観てきてるけど、ネタ番組を。ザマンザイから何から。

太田:完璧に全員面白かったもんな。

田中:このレベルはちょっと

太田:もう、これは俺はかなわないと思った。

田中:うん。

太田:で、オードリーなんか天才的だ、あれな。

田中:すーげぇ面白いよ。

太田:今一番いいんじゃないか、オードリー。

田中:ほんとに。

太田:素晴らしいよね。

田中:うん。いやぁ…。

太田:で、03もいいし、ナイツも。

田中:もう全部いい!

太田:まぁ、友近は好き勝手やってるしさ。

田中:(笑)

太田:あいつだけはほんとに許せないようなネタやってたけど。

太田・田中:ハハハハハ

太田:まあ、とにかく凄かった。

田中:でもね、みんなふざけてんだけど。ふざけてるんですよ、要は。ネタが。

太田:何やってくれてんだ!っていう感じなんけど。

田中:そう! みんなそんな感じなんだけど、全部ね

太田:面白いんだねぇ。

田中:芸が面白いんだよ。

太田:いや、凄いよな。

田中:演じ方から。

太田:このレベルまできたのかと思ったね。

田中:だから、たぶん、ほんと、もちろんいろいろ、M-1とかさ、ENGEIグランドスラムとか、ザマンザイ、いっぱいあるけど。

太田:今の時点で、俺は今年のネタ番組で一番クオリティ高いって。

田中:と思うよ。

太田:言い切れるな。

田中:うん。凄いね。

太田:で、また若手も凄いし、あの状態で先輩たち観てる中でね

田中:あれで緊張してんだよ、みんな。

太田:なかなかね。それが見事に覆すんだよな。

田中:覆え…で、これでやべぇ第7世代のほうでやっぱと思うと、今度ちゃんと先輩が貫祿見せていくんだよね(笑)。

太田:あれがまたそれを上回っていくからさ、これは凄いよなぁやっぱな。

田中:凄かったな、昨日は。

太田:四千頭身なんか、俺ら…あれ見事なもんだな。

田中:見たことないから。

太田:あの真ん中の奴なんかはさ

田中:後藤。

太田:挨拶来たんだよ楽屋に。俺、例によって拳銃打ったらさ、もう本当にびっくりした顔してさ、あの真ん中の奴さ。

田中:ハハハハハ

太田:ずっと俺のことさ、本番中もジーッと。

田中:あいつはそういう奴。

太田:真ん中の奴がジーッとさ、奇妙な動物でも見るみたいな顔してさ、見てんだ。オドオドしながら。なんだこいつは?みたいな顔して見てたけどさ。面白かったね。

田中:彼は人見知りで有名ですからね。ちょっとやっぱびっくりしたでしょうね。そういう人物に会ったことないから。

太田:これはぜひ観てほしいやな。

田中:ねえ。まぁ、でも、ほんとに霜降り、かが屋、(太田:もう見事ですよ。全員凄かった)EXIT、宮下草薙四千頭身、すげぇな。いやぁ。トム・ブラウン。

太田:トム・ブラウンもね。

田中:いや、もうみんなほんとに。

太田:いやぁ、かなわないですよ、ほんとに。

 

 

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After the Rain

 

ACTION 2019年12月6日

 

武田砂鉄:新書館という出版社から出された『そこに音楽がある限り-フィギュアスケーター町田樹の軌跡』という非常に分厚い重厚な決定版作品集というのがありますけれども、これも読ませていただいたんですけれども、この中に、「町田さんの作品というのは、人生の勝者よりも敗者の心に常に寄り添い、闇の中から光をつかみ取ろうとする人間の気高さに引かれ、それを全身全霊で踊るという一貫した姿勢がある」というふうにお書きになられていて、あ、それは、確かに今までの演技を自分の頭の中で振り返ってみると、そういう通底するところがあったのかなというふうには思うんですけれども、こういう「人生の勝者よりも敗者の心に寄り添う」というのは、ご自身の競技者としてのわりとスタートの頃からあったものなんですか?

町田樹:そもそも、私は競技者として圧倒的に負けてきた人間なんですね。

武田:うん、そのこともこの本にはかなり色濃く書かれていますよね。

町田:はい。そういう負けの経験から得たものってとても多くて、負けの経験から何を想像できるかということを常に考えて活動してきたので、そういう考え方が演技にも反映されているんですけれども、何よりもこの競技者としての活動を通じて培ったのは、とても負けてきた。99%負けてきたり、困難があったり、ケガがあったり、悩みがあったり、苦しい経験はしてきたけれども、「99%の苦難の先には必ず1%の光がある」ということを信じられる心を、この競技を通じて培うことができたと私は考えていて、それはもう私の財産なんですけれども、ぜひその考え方とか、そのものの見方というのを、演技を通して多くの人に伝えたかった。

世の中生きていると、たくさん、困難とか悲しいこと、いっぱいあるじゃないですか。日々。だけども、やっぱり、たゆまずに、くじけずに前を向いて歩んでいれば、絶対に1%の光はそこにあるはずだと信じること。信じる力というのは、信じる力の大切さというのは、この競技を通して得た財産ですので、それを自分の演技を通して、一人でも多くの方に伝えたいと、プロスケーター時代は多くの作品をつくってきました。

武田:その99と1の時に、その1すら見えなくなる時っていうのもありますよね?

町田:はい。

武田:それが0.5になる時と、本当にゼロになる時ってまたあるじゃないですか。

町田:もちろん。

武田:キャリアの中で、これは本当にゼロになっちゃったって思う瞬間もたくさんあったんですか?

町田:ああ、もうほんとに…

武田:それでもまだ、それでも0.1の光は見えるという。

町田:ゼロじゃないかって。夜、練習から帰ってきて一人に(笑)、まぁ、独り暮らしをしていたわけですけど、現役時代は。部屋の隅に体操座りして落ち込む、みたいなことは何日もあって、その時に「ゼロじゃないか」って考えたんだけけども。

武田:それは本当に体操座りしているんですか?

町田:それはちょっと言い過ぎだったけど。

武田・幸坂理加:(笑)

町田:でも、気持ちはそうですよ。

武田:気持ちはそうですよね。気持ちは体操座りですよ。

町田:帰ったら誰もいないわけですから。一人で自己との対話をしなければいけないわけですから、このままやっていて何か光はあるんだろうかという日はもちろんありましたけれども、でもやっぱり、ゼロじゃないかって半分あきらめの気持ちでも、でも、そこに練習に行くとか、ゼロだと思いながらも、日々同じルーティーンをこなしていく。希望がないと思ったとしても。でも、進んでいたら、「あ、やっぱり1%の光ってあるね」っていう。ゼロだと思っても、あきらめずに日々努力を続ければ、「あ、やっぱりあるんだ」。そういう経験を積み重ねていくと、ゼロって思うことがなくなるんですよ。

武田:あ、そうかそうか。その反復によってね。

町田:今回も絶対に1%はあるはずだから、絶対にここで負けちゃダメだって。

武田:じゃ、ある種ゼロにしない訓練というか、

町田:そうですね。

武田:トレーニング。

町田:そうですね。

武田:この、今、視界が塞がっている感じは真っ暗に見えるかもしれないけれど、というふうに繰り返すことで、それが異なるものに見えてくると。

町田:はい。(そう)だし、そういう経験を踏んだからこそ、1%の光ってダイヤモンドのように輝くと思うんですね。成功ばかりで光を得ても、光と思わないですから。

武田:ちょっとメモしましょうね。今の話(笑)。でも、本当そうですよね。

町田:私の座右の銘の一つに“After the Rain”という言葉があるんですけれども、虹ってすごいきれいじゃないですか。でも、雨が降らなきゃその現象は起こらないんですよね。そういうことなんですよね。

 

 

圧倒的に面白かった

 

太田松之丞(お願い!ランキング) 2019年12月4日

 

神田松之丞:誰が売れるかは、たしかに……あ、俺、でも、オードリーさんがまだそんな売れてない頃、たまたまいろんなの観に行ってた時に、地下ライブで50人キャパぐらいのところで、なんか大会で優勝してたんですよ。圧倒的におもしろかった。

太田光:ああ、やっぱりそうだよね。

松之丞:思った時に、あ、こんなに面白い人たちでも芸能界で売れないんだ。芸能界って大変だなって思ったんです。感想として。

太田:ああ、たしかにね。

松之丞:その数年後にM-1で、優勝はしなくてもメディア露出みたいになってバーッと売れた時に、「あ、やっぱそうだよね、このぐらい面白かったら、テレビ出る人だよね」というのを確認できてよかった。あれで落とされてたら、テレビ業界ってどんだけ層高いんだ、と思ったんですよ。でも、やっぱ圧倒的だったんで、その時。

太田:やっぱりなんか、M-1優勝とか、そういう肩書があるとガラッと見方が変わるから、面白いんだろうなと思って見るのと、えー?こいつら何?と思って見るのは全然違うじゃない。

松之丞:そうですね。

太田:だから、なんかのきっかけでバッと売れちゃったらさ、それは。

 

 

 

 

 

「以前、『問わず語りの松之丞』で『オードリーさんのラジオは面白いですけどね』とさらっと触れていた」とツィートしたのに、その音源が自分の思っていた放送回じゃなくて、見つからなくて、まぼろしだったんじゃないかと焦っている。

 

 

変な話

 

オードリーのオールナイトニッポン 2019年11月30日

 

春日:私もね、いろいろ、大変までいかないけど、若林さんのご結婚の報告を先週のラジオで受けて、いろんな人にも言われたしね。「おめでとう」みたいなことを若林君に言っといて、みたいなことを言われたりとかね。

若林:それ伝えなきゃだめじゃん、俺に。

春日:そうね。キサラの前の店長とかメールきてさ、「2人ともこれから飛躍の年ですね。若林君に言っといてくれ」みたいなこととか。

若林:ありがとうございますね。

春日:あと、うちの母親とかね。「びっくりした」なんつってね。

若林:一回、会開かなきゃな。

春日:(笑)何?会って。会は別にいいよ。うちの両親との会はいいじゃない、別に。

若林:全員で旅行行こう。

春日:そっちの親御さんと?(笑)

若林:うん、そう。

春日:ヒヒヒヒ うちの姪っ子とかと?

若林:姪っ子も。

春日:ハッハッハッハッ まぁまぁまぁね。

若林:助け合っていかなきゃ、これからは(笑)。

春日:フフフフ はぁ、まぁ、そういう…

若林:谷口が言ってたぞ。年末3人でうちで鍋しようって。

春日:なんでだよ!(笑) なんでだよってこともねぇけど。あいつは変わらんな。

若林:「春日に聞いてみて。俺はいいけど」って返しといたよ。

春日:ハハハハ

若林:「あいつハスってるから」。

春日:ハハハハ いや、年末に? ま、好きそうだな、そういうの、あの男もね。

そんなんあって、私もびっくりしましたからね。驚きをおさめるのに1週間ぐらいかかるわけですよ。

若林:なるほど。

春日:私以上にびっくりしたのが、クミさんね。

若林:クミさん?

春日:うん。家帰ってさ。先週。たいがい3時過ぎてるからね。4時近くですよ、家着く頃には。大体寝てるわけ。部屋真っ暗。寝てるのよ。そこの寝てるところのベッドに私は潜り込むわけなんだけどね。ハハハ

若林:気持ち悪りぃなぁ。

春日:そういうことじゃないよ。

若林:寝袋で寝ろ!リビングで!

春日:なんでだよ! そのテンションで帰ったら、やっぱ真っ暗なんだけどさ、よく見たらさ、座ってる人がいるのよ。

若林:はぁはぁはぁはぁ

春日:クミさんがさ、真っ暗な中で肩を落として座ってんの(笑)。

若林:ええっ? 真っ暗な中で?

春日:真っ暗な中でよ。人が通ったら反応する電気みたいのがあるからさ、私が通ってファッて点いて、「おーっ!」なんて言って、「いつも寝てるのにどうしたのよ?」つったら、ラジオ聴いてたら眠れなくなったと。びっくりしたのもあるし、若林さんがちょっとショックだと。ちょっと前から何となく予感はしていたけれども。

若林:気づいてたっていうもんね、日本で唯一。

春日:ハハハハ

若林:93番が。

春日:そうね。「なにか若林さんが最近明るくなった。何かあるのかもしれない」なんて言ってて、私は「そんなわけあるかよ!」つって言って「変わらんよあの人は!」つって。

若林:俺ね、これ、お前に言おうと思ってたんだけど、俺「声が聴こえてきた」とか言ってたじゃん。

春日:言ってた。

若林:春日が深めに聞いてきたら、彼女いること言おうと思ってたのよ、結構。

春日:ああ、そう。

若林:自分から言うの変だから。だから考えてた。春日って「狙ってる」って上手いこと言ってたなぁと思って。俺は、「聴こえる、声が」とか言った時に、お前は「ま~た若林さん」すぐ次行くからさ(笑)。

春日:それはもう気づかないって、それは。

若林:かなあ。

春日:それはその辺の脱出ゲームよりも難しいわ。それ気づいて攻めろっていうのは。

若林:そうか。「ほんとなの?」みたいに聞いてくれたら言おうと思ってたのよ。

春日:それはそうね。それこそさっきの話じゃないけど、岡村さんのあの話もあるから。

若林:そうだよなぁ。

春日:勝手にそっちに変換したっていうね。若林さんもね。

若林:岡村さんには、なんか言ってもらったら全部やらなきゃいけない。

春日:ハハハハ

若林:何でもしなきゃいけないと思ってる。

春日:そうだね、そうだね。それだから聞けなかったけど、クミさんはそんなん言っててさ、「ま、そういうことらしいのよ」「ショックだ」なんつて言って、そっから翌週? とりあえず次の日は仕事は行きましたけどね、日曜日は。クミさんが。

若林:そらそうだろ!

春日:ハハハハ

若林:なぜ相方のそれで休むんだよ!

春日:いやぁ、仕事も行けないかも…なんか体調悪くなったぐらいのこと言ってたのよ。

若林:お前、今話している話、変な話だぞ。

春日:変なのはわかってる、私だって。私だって、おかしいなっていうね。ちょっとショックでもあるしね。言ったら若林…若様ロスになってるわけよ。

若林:え?

春日:そのぉ、クミさんが。

若林:ああ。

春日:ね? ほいで、次の日は仕事は行ったけど、月曜日よ。月曜日。それこそさっきの『スッキリ』とか、あんなの一切観れないと。

若林:フフフ

春日:うちは『スッキリ』なの大体ね、朝起きたら。

若林:それはなに? どう……変な話だよね?

春日:変な話。

若林:それを春日に話してんでしょう?

春日:話してるっていうか、もう、うん、そうよ。すんごい出してるよ。雰囲気とかも。

若林:はいはい。

春日:私が観てたら、どの局もやるわけ。繰り返しやるじゃないですか、ニュースを何分かおきぐらいにね。ここのチャンネルを変えても、しばらくしたら「オードリー若林さんが」みたいな。「ちょっと変えてくれ」みたいな。で、もう消してさ、無音のままパンをさ、ハハハハ カリカカリカリッ、シャッシャッシャッシャッ、バター塗って、二人で無音でさ。フフフフ

若林:バター塗る余裕はあるんだよね? ハハハハ

春日:バターは、そりゃさ、余裕あるよ。そこまでじゃないよ。バター、シャッシャッ塗って。

若林:逆に塗らないと(笑)。

春日:塗らないとやってらんないぐらいのさ。で、水曜日よ。『ヒルナンデス』でさ、家帰ってきたら、「ちょっとショック」つって。「なに?どうしたのよ?」「なすの味噌汁が好きだ、みたいな、そんなことを、おいしいなんていうことを、若林さんが、あの若林さんの口から聞きたくなかった」つって。

若林:どんなふうに見てんだよ俺を!

春日:ハハハハ 「そんな時が来るなんて、もう信じられない」とか言ってんのよ。

若林:どういうことなの?その話(笑)。

春日:いや、だから、ショックなのよ、若林さんが。別にどうこうしたいってわけじゃないだろうけど、「行ってしまった」みたいなさ。

若林:うっうーん…

春日:「私にはもう星野さんしかいない」とか言ってさ、星野源のライブDVDばっか観てんの、この1週間。「どういうことなんだよそれ!私はなんなんだよ!」って、ここまで出てるけど、首まで出てるけど。

若林:それ、春日はどういう気持ちなの?それを聞いて。ちょっと作文で頂戴よ。

春日:ハハハハ

若林:普通はショックだと思うよ、これ。

春日:いや、ショックよ。

若林:頂戴よ!バカタレ!

 

春日:「クミさんが若林さんが結婚したことにショックを受けている話」

若林:ニャハハハ

春日:3年3組、かすがぁとしあき

若林:そこ上げるね。一回ね。「が」で。

春日:若林君がぁ結婚しました。

若林:ニャハハハ したね!

春日:僕は、聞かされて、あ、僕だけが聞かされていなかったので

若林:違うよ、飯塚もだよ(笑)。

春日:僕と飯塚だけがぁ聞かされてなかったのでぇ

若林:(笑)あと岡田ね。

春日:岡田と荒井も聞かされてなかったので、ショックを受けたのと同時に、

若林:同時に

春日:そいつらと同じラインだと思って、ダブルでショックを受けましたぁ。

若林:ダブルショックだったんだね?

春日:ダブルショックだったんですぅ。

若林:フハハハハ

春日:さらにショックだっだのがぁ

若林:さらに?

春日:家に帰るとぉ、私の嫁の、嫁さんのクミさんもショックを受けていました。それを見た私は、とてもショックでした。

若林:ショックの連鎖だったんだね?

春日:ショックの連鎖だったんです(笑)。

若林:あ、それは、書いていないことはいいからね、春日君。

春日:すいません。はい。それを見て、「若林さんが結婚してショックだ」というのを見て、「そんなことを旦那の春日の前で言うかね~!」と思ったのですが、

若林:思ったんだね?

春日:「確かにそうだよね」と言って、なんとか笑ってごまかしました。

若林:笑ってごまかしたんだね?

春日:でも、とてもショックなので、早くクミさんが元気が出るといいと思います。

若林:いいと思うんだね?

春日:おしまい。

若林:春日君ね、ショックを受けてるクミさんを見て、元気を出してほしいなと思ったんだね?

春日:はい。とにかく、理由はとうてい納得のいくものではございませんが、元気がないクミさんを見るのもやっぱりちょっと辛いので。

若林:辛いんだよね?

春日:はい。

若林:でも、春日君、どうだろう。嫉妬もあるかもしれない。相方にこんなにショックを受けている。

春日:はい。

若林:ね?

春日:はい。

若林:日常とは違うクミさん見たね?

春日:はい。

若林:元気を出してほしいなと思うとともに、どんな感情が芽生えたの?

春日:…まぁ、元気を出して欲しいですし、春日としても、なんでそんなふうに言うんだろう、見せるんだろうと思って、ちょっとショックを受けましたけども、

若林:受けましたけども!

春日:興奮もしました。

若林:興奮したんだね?春日君。

春日:はい。

若林:その興奮を信じなさい。行ってきなさい。

春日:わ~~~~~!

 

若林:フハハハハ

春日:何なんだよ!勘弁してくれよほんとに!「わ~」じゃないんだよ。

若林:今、もう、でも立ち直ったでしょ?

春日:何とか立ち直ったんだけど、その立ち直る方法というか、ちょっと結婚のことが信じられないと。現実に起こってることだと信じたくない、信じられないという気持ちがあったみたいなのね。それを、これはほんとに受け止めて、もう吹っ切らなきゃいけない、みたいな。

若林:ウッハハハハ

春日:これは、みたいなことを言っててね、ちょっと結婚祝いを買おうと。若林さんにね、買いたいと。そしたもう確定じゃない。結婚祝いだから。モノとしてあるしね。渡せば。

若林:確定は確定なんだけどね、区役所に。

春日:そうなんだよ。気持ち的には、もうもう。で、「ああ、わかったと。それは確かに逆にいいかもね。私も、若林さんに結婚祝を渡せるし」なんつっていって、今日の昼間、午後、結婚祝いを買いに行ったんですよ。

若林:ありがたい。

(略) 

 春日:味噌汁の汁椀と、ナスと味噌で、「これがいい!」つってクミさんと大盛り上がりしたのよ。「これだーー!」つっていって。

若林:俺は、さすがにこの年になって相方のプレゼントにハスりたくない気持ちはある。

春日:はいはいはい。

若林:でも、春日は、考えた経緯が見えない大喜利の回答のほうがいいよ。

春日:ハハハハ

若林:タイプ的に。

春日:おい、ちょっとやめてくれよ。

若林:これはハスってるわけじゃなくて、ダメ出しです。

春日:ダメ出しすんなよ! こんなめでたい席でさ。

若林:思春期が終わりました。

春日:ハハハ 何よりですね。おめでとう。

若林:トゥース。

春日:カッカッカッ

若林:フハハハ

 

  

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クミさんの若様ロスの話、おかしかったなぁ。春日さんの戸惑い。カスガーならば、この扱いに怒るべきなのかな。全くの一般人のような扱いに笑っちゃう。

春日さんは、AI感、ロボット感、ファンタジー感があるから、私はクミさんの話も微笑ましく聴いていられるんだと思う。たぶん。若林さんは生身の人そのものだから、聴いていて辛くなるんじゃなかろうか。生々しいんだよな。だからこそ言葉が刺さるのだろうけど。しょうがないよ、ダメージを食らっちゃうのは。

 

 

加地さんが唯一読み間違えた人

 

どぶろっくのオールナイトニッポン0(ZERO) 2019年11月23日

 

森:こんばんは! どぶろっくの森慎太郎です。

江口:江口直人です。

森:オードリー若林さん、春日さん

森・江口:お疲れさまでした。

 

森:この前のオードリーさん、今回、すごい放送になりましたね。

江口:相当聴取率? 聴いていらっしゃる方もかなりいらっしゃるみたいですよ。

森:ご結婚ということで。

江口:その流れで聴いてくれている方もたくさんいらっしゃるわけですから。これはまいりましたね。本当はひっそりやろうと思ってたのに。

森:若林ロスの人とかもたぶんいるんじゃないですか。

江口:いや、いらっしゃるでしょう。

森:だから、今、我々は絶対若林さんのことを悪く言ったらいけないんですよ。デリケートにしていかないと。

江口:悪く言うことはないですけどね。

森:でもあれなんですよね。オードリーのお二人とは実は僕ら同い年なんですよね。

江口:そうですよ。同い年ですごいよね。

森:今、41から41にバトンが渡されたんですよ。(笑)

江口:そう。

森:すごいですね。(笑)

江口:陰と陽の。

森:陰と陽ですよ、ほんとに。

江口:華々しいですよね。俺らが芸歴5年ぐらいの時にオードリーさんがちょっと売れ始めたというか。

森:バーンと一躍スターになっていく直前にライブシーンとか一緒だったので。

江口:今思えばほんとに華があったというか、やっぱちょっと完成されている感じありましたよね。

森:やっぱり画がよかったですよね。お二人は。

江口:計算されてますよね。春日さんの風貌とかも。

森:いやぁ、そうね、どっちなんだろうね。

江口:今でこそ普通じゃないですか、ああいう。でも、あの時なんかやっぱビビッドだったもんね。髪型から、あのピンクのね。

森:ちょっと行き過ぎてたぐらいでしたもんね。あの当時は多分。伝わってなかったのが時代が追いついたのか。

江口:かもしれませんよ。俺、2008年に、まだ全然、もちろんテレビも出てないような時に、浅井企画の先輩のじゅんごさんのやってるオールナイトライブ、トークライブになぜか俺だけ出させてもらって、そこにオードリーさんが一緒だったんですよ。

森:4人だけのオールナイトトークライブやったんでしょ?

江口:やったのが自慢というかね。(笑)それがちょっとしてから売れられたんですよ。M-1とか。売れる前の人って妙な輝きを放っているとか言うじゃないですか。確かにありましたもん。ありました。それを目の当たりにしたっていうのは、その先の芸人としての感覚とかも変わりますよ。「あ、こうやって売れていくんだ」みたいなさ。

森:変わったの?どの辺に反映されてるの?(笑)

江口:どっかに俺の中に残ってたと思いますよ。あ、売れる人ってこういうふうに出ていくんだ、みたいなね。

森:なるほどね。そっか、そっか、そっか。

江口:森ちゃんは若林さんを憧れの人って。

森:いや、まぁまぁ。憧れですよ。

江口:よく言ってますもんね、若林さんすげぇな、みたいな。

森:憧れるっていうのも、前にアメトーークに一時期出させてもらった時あったじゃない。「もしかしてだけど」の頃に。その後なぜか僕ピンで1回だけ出させてもらったことがあったんですよ。立ちトークかな。僕がピンで出たいきさつが、アメトーークの加地さんが、僕らが2人で出演した後に楽屋に来ていただいて、僕らのマネージャーに直々に、「どぶろっくの森君面白いですけど、ちゃんとわかってますか?」って急に言い出したんですよ。森の面白さ、わかってますか?みたいな。「今度多分オファーしますんで」って、ピンもなったし、実際、「これから「もしかしてだけど」っていうネタで、歌ネタなんで、もしかしたら番組から少しずつお声がかからなくなってくるかもしれないけど、2人、これからライブシーンでMC業をコツコツやっていれば、たぶん森さんはオードリーの若林さんみたいになりますよ」って言われたの。

江口:いや、ならねーよ!(笑)違い過ぎるだろ!

森:言われたんだよ。俺が言ったんじゃない。言われたんだもん。

江口:加地さんが?

森:加地さんが言ったんだもん。

江口:へえ。

森:そうなの、そうなの。それ言われたから急に、俺の進化形が若林さん?みたいなこと考えていくと。

江口:加地さんが唯一見間違えた。読み間違えた人ですね。

森:そうそう。

江口:あの全てがわかる、全てを読めるあの方が唯一目が狂った瞬間ですね、あれは。(笑)

森:そうそう。このラジオでまず伝えなきゃいけないのは、我々喋りが得意じゃないっていうの伝えたいの。真逆になっちゃいました、ほんと。(笑)加地さんの言うとおりだったら、もっと違ったんでしょうけども。