オードリーのオールナイトニッポン 2019年11月30日
春日:私もね、いろいろ、大変までいかないけど、若林さんのご結婚の報告を先週のラジオで受けて、いろんな人にも言われたしね。「おめでとう」みたいなことを若林君に言っといて、みたいなことを言われたりとかね。
若林:それ伝えなきゃだめじゃん、俺に。
春日:そうね。キサラの前の店長とかメールきてさ、「2人ともこれから飛躍の年ですね。若林君に言っといてくれ」みたいなこととか。
若林:ありがとうございますね。
春日:あと、うちの母親とかね。「びっくりした」なんつってね。
若林:一回、会開かなきゃな。
春日:(笑)何?会って。会は別にいいよ。うちの両親との会はいいじゃない、別に。
若林:全員で旅行行こう。
春日:そっちの親御さんと?(笑)
若林:うん、そう。
春日:ヒヒヒヒ うちの姪っ子とかと?
若林:姪っ子も。
春日:ハッハッハッハッ まぁまぁまぁね。
若林:助け合っていかなきゃ、これからは(笑)。
春日:フフフフ はぁ、まぁ、そういう…
若林:谷口が言ってたぞ。年末3人でうちで鍋しようって。
春日:なんでだよ!(笑) なんでだよってこともねぇけど。あいつは変わらんな。
若林:「春日に聞いてみて。俺はいいけど」って返しといたよ。
春日:ハハハハ
若林:「あいつハスってるから」。
春日:ハハハハ いや、年末に? ま、好きそうだな、そういうの、あの男もね。
そんなんあって、私もびっくりしましたからね。驚きをおさめるのに1週間ぐらいかかるわけですよ。
若林:なるほど。
春日:私以上にびっくりしたのが、クミさんね。
若林:クミさん?
春日:うん。家帰ってさ。先週。たいがい3時過ぎてるからね。4時近くですよ、家着く頃には。大体寝てるわけ。部屋真っ暗。寝てるのよ。そこの寝てるところのベッドに私は潜り込むわけなんだけどね。ハハハ
若林:気持ち悪りぃなぁ。
春日:そういうことじゃないよ。
若林:寝袋で寝ろ!リビングで!
春日:なんでだよ! そのテンションで帰ったら、やっぱ真っ暗なんだけどさ、よく見たらさ、座ってる人がいるのよ。
若林:はぁはぁはぁはぁ
春日:クミさんがさ、真っ暗な中で肩を落として座ってんの(笑)。
若林:ええっ? 真っ暗な中で?
春日:真っ暗な中でよ。人が通ったら反応する電気みたいのがあるからさ、私が通ってファッて点いて、「おーっ!」なんて言って、「いつも寝てるのにどうしたのよ?」つったら、ラジオ聴いてたら眠れなくなったと。びっくりしたのもあるし、若林さんがちょっとショックだと。ちょっと前から何となく予感はしていたけれども。
若林:気づいてたっていうもんね、日本で唯一。
春日:ハハハハ
若林:93番が。
春日:そうね。「なにか若林さんが最近明るくなった。何かあるのかもしれない」なんて言ってて、私は「そんなわけあるかよ!」つって言って「変わらんよあの人は!」つって。
若林:俺ね、これ、お前に言おうと思ってたんだけど、俺「声が聴こえてきた」とか言ってたじゃん。
春日:言ってた。
若林:春日が深めに聞いてきたら、彼女いること言おうと思ってたのよ、結構。
春日:ああ、そう。
若林:自分から言うの変だから。だから考えてた。春日って「狙ってる」って上手いこと言ってたなぁと思って。俺は、「聴こえる、声が」とか言った時に、お前は「ま~た若林さん」すぐ次行くからさ(笑)。
春日:それはもう気づかないって、それは。
若林:かなあ。
春日:それはその辺の脱出ゲームよりも難しいわ。それ気づいて攻めろっていうのは。
若林:そうか。「ほんとなの?」みたいに聞いてくれたら言おうと思ってたのよ。
春日:それはそうね。それこそさっきの話じゃないけど、岡村さんのあの話もあるから。
若林:そうだよなぁ。
春日:勝手にそっちに変換したっていうね。若林さんもね。
若林:岡村さんには、なんか言ってもらったら全部やらなきゃいけない。
春日:ハハハハ
若林:何でもしなきゃいけないと思ってる。
春日:そうだね、そうだね。それだから聞けなかったけど、クミさんはそんなん言っててさ、「ま、そういうことらしいのよ」「ショックだ」なんつて言って、そっから翌週? とりあえず次の日は仕事は行きましたけどね、日曜日は。クミさんが。
若林:そらそうだろ!
春日:ハハハハ
若林:なぜ相方のそれで休むんだよ!
春日:いやぁ、仕事も行けないかも…なんか体調悪くなったぐらいのこと言ってたのよ。
若林:お前、今話している話、変な話だぞ。
春日:変なのはわかってる、私だって。私だって、おかしいなっていうね。ちょっとショックでもあるしね。言ったら若林…若様ロスになってるわけよ。
若林:え?
春日:そのぉ、クミさんが。
若林:ああ。
春日:ね? ほいで、次の日は仕事は行ったけど、月曜日よ。月曜日。それこそさっきの『スッキリ』とか、あんなの一切観れないと。
若林:フフフ
春日:うちは『スッキリ』なの大体ね、朝起きたら。
若林:それはなに? どう……変な話だよね?
春日:変な話。
若林:それを春日に話してんでしょう?
春日:話してるっていうか、もう、うん、そうよ。すんごい出してるよ。雰囲気とかも。
若林:はいはい。
春日:私が観てたら、どの局もやるわけ。繰り返しやるじゃないですか、ニュースを何分かおきぐらいにね。ここのチャンネルを変えても、しばらくしたら「オードリー若林さんが」みたいな。「ちょっと変えてくれ」みたいな。で、もう消してさ、無音のままパンをさ、ハハハハ カリカリカリカリッ、シャッシャッシャッシャッ、バター塗って、二人で無音でさ。フフフフ
若林:バター塗る余裕はあるんだよね? ハハハハ
春日:バターは、そりゃさ、余裕あるよ。そこまでじゃないよ。バター、シャッシャッ塗って。
若林:逆に塗らないと(笑)。
春日:塗らないとやってらんないぐらいのさ。で、水曜日よ。『ヒルナンデス』でさ、家帰ってきたら、「ちょっとショック」つって。「なに?どうしたのよ?」「なすの味噌汁が好きだ、みたいな、そんなことを、おいしいなんていうことを、若林さんが、あの若林さんの口から聞きたくなかった」つって。
若林:どんなふうに見てんだよ俺を!
春日:ハハハハ 「そんな時が来るなんて、もう信じられない」とか言ってんのよ。
若林:どういうことなの?その話(笑)。
春日:いや、だから、ショックなのよ、若林さんが。別にどうこうしたいってわけじゃないだろうけど、「行ってしまった」みたいなさ。
若林:うっうーん…
春日:「私にはもう星野さんしかいない」とか言ってさ、星野源のライブDVDばっか観てんの、この1週間。「どういうことなんだよそれ!私はなんなんだよ!」って、ここまで出てるけど、首まで出てるけど。
若林:それ、春日はどういう気持ちなの?それを聞いて。ちょっと作文で頂戴よ。
春日:ハハハハ
若林:普通はショックだと思うよ、これ。
春日:いや、ショックよ。
若林:頂戴よ!バカタレ!
春日:「クミさんが若林さんが結婚したことにショックを受けている話」
若林:ニャハハハ
春日:3年3組、かすがぁとしあき
若林:そこ上げるね。一回ね。「が」で。
春日:若林君がぁ結婚しました。
若林:ニャハハハ したね!
春日:僕は、聞かされて、あ、僕だけが聞かされていなかったので
若林:違うよ、飯塚もだよ(笑)。
春日:僕と飯塚だけがぁ聞かされてなかったのでぇ
若林:(笑)あと岡田ね。
春日:岡田と荒井も聞かされてなかったので、ショックを受けたのと同時に、
若林:同時に
春日:そいつらと同じラインだと思って、ダブルでショックを受けましたぁ。
若林:ダブルショックだったんだね?
春日:ダブルショックだったんですぅ。
若林:フハハハハ
春日:さらにショックだっだのがぁ
若林:さらに?
春日:家に帰るとぉ、私の嫁の、嫁さんのクミさんもショックを受けていました。それを見た私は、とてもショックでした。
若林:ショックの連鎖だったんだね?
春日:ショックの連鎖だったんです(笑)。
若林:あ、それは、書いていないことはいいからね、春日君。
春日:すいません。はい。それを見て、「若林さんが結婚してショックだ」というのを見て、「そんなことを旦那の春日の前で言うかね~!」と思ったのですが、
若林:思ったんだね?
春日:「確かにそうだよね」と言って、なんとか笑ってごまかしました。
若林:笑ってごまかしたんだね?
春日:でも、とてもショックなので、早くクミさんが元気が出るといいと思います。
若林:いいと思うんだね?
春日:おしまい。
若林:春日君ね、ショックを受けてるクミさんを見て、元気を出してほしいなと思ったんだね?
春日:はい。とにかく、理由はとうてい納得のいくものではございませんが、元気がないクミさんを見るのもやっぱりちょっと辛いので。
若林:辛いんだよね?
春日:はい。
若林:でも、春日君、どうだろう。嫉妬もあるかもしれない。相方にこんなにショックを受けている。
春日:はい。
若林:ね?
春日:はい。
若林:日常とは違うクミさん見たね?
春日:はい。
若林:元気を出してほしいなと思うとともに、どんな感情が芽生えたの?
春日:…まぁ、元気を出して欲しいですし、春日としても、なんでそんなふうに言うんだろう、見せるんだろうと思って、ちょっとショックを受けましたけども、
若林:受けましたけども!
春日:興奮もしました。
若林:興奮したんだね?春日君。
春日:はい。
若林:その興奮を信じなさい。行ってきなさい。
春日:わ~~~~~!
若林:フハハハハ
春日:何なんだよ!勘弁してくれよほんとに!「わ~」じゃないんだよ。
若林:今、もう、でも立ち直ったでしょ?
春日:何とか立ち直ったんだけど、その立ち直る方法というか、ちょっと結婚のことが信じられないと。現実に起こってることだと信じたくない、信じられないという気持ちがあったみたいなのね。それを、これはほんとに受け止めて、もう吹っ切らなきゃいけない、みたいな。
若林:ウッハハハハ
春日:これは、みたいなことを言っててね、ちょっと結婚祝いを買おうと。若林さんにね、買いたいと。そしたもう確定じゃない。結婚祝いだから。モノとしてあるしね。渡せば。
若林:確定は確定なんだけどね、区役所に。
春日:そうなんだよ。気持ち的には、もうもう。で、「ああ、わかったと。それは確かに逆にいいかもね。私も、若林さんに結婚祝を渡せるし」なんつっていって、今日の昼間、午後、結婚祝いを買いに行ったんですよ。
若林:ありがたい。
(略)
春日:味噌汁の汁椀と、ナスと味噌で、「これがいい!」つってクミさんと大盛り上がりしたのよ。「これだーー!」つっていって。
若林:俺は、さすがにこの年になって相方のプレゼントにハスりたくない気持ちはある。
春日:はいはいはい。
若林:でも、春日は、考えた経緯が見えない大喜利の回答のほうがいいよ。
春日:ハハハハ
若林:タイプ的に。
春日:おい、ちょっとやめてくれよ。
若林:これはハスってるわけじゃなくて、ダメ出しです。
春日:ダメ出しすんなよ! こんなめでたい席でさ。
若林:思春期が終わりました。
春日:ハハハ 何よりですね。おめでとう。
若林:トゥース。
春日:カッカッカッ
若林:フハハハ
クミさんの若様ロスの話、おかしかったなぁ。春日さんの戸惑い。カスガーならば、この扱いに怒るべきなのかな。全くの一般人のような扱いに笑っちゃう。
春日さんは、AI感、ロボット感、ファンタジー感があるから、私はクミさんの話も微笑ましく聴いていられるんだと思う。たぶん。若林さんは生身の人そのものだから、聴いていて辛くなるんじゃなかろうか。生々しいんだよな。だからこそ言葉が刺さるのだろうけど。しょうがないよ、ダメージを食らっちゃうのは。