日本一口の堅い男

 

佐藤満春のジャマしないラジオ 2020年5月21日

 

(メール)サトミツさん、こんばんは。先日、オードリーさんのラジオで、春日さんのお子さんが産まれたという報告がされました。サトミツさんはそのような重大な話を漏らさずにいたということですが、どういう状況でこの話を聞きましたか。娘さんの写真を見られましたか。

 

先日、山里亮太さんもラジオで言ってくれて、ネットの記事になっていましたけど、基本的に私、口が堅いでおなじみの人間で、口が堅いというか、言わないということを面白いと思っている節があるんで、誰にも言わないです。

産まれたというか、妊娠した時から当然聞いて、10カ月まるごと知ってましたよ。直後から。ずっと妊娠の経過と産まれる時の状況は、ほぼリアルタイムでというか、もうすぐ産まれそう、産まれるみたいなところも、春日からも奥さんからも両方聞いていたという感じですかね。写真ももちろん見せていただいておりますけれども。

だから、口が堅い、基本的には春日が彼女がいたというのも10年間秘密にしていたとか、何かあるたびに評価してもらえるんですけど、先日、山里さんには『24-TWENTY FOUR-』のネタバレをするという、口が堅いんだかなんだかわかんなくなっちゃいましたけど(笑)。

 

(メール)サトミツさん、こんばんは。“日本で一番情報解禁を待てない男”若林さんをよそに、“日本一口が堅い男”の称号をもうすぐ獲得しそうですね。

そうだね(笑)。日本一かどうかわかんないけど、言わないことは得意だね。

(メール続き)私はすぐ誰かに話したくなるし、ウソをつくのが下手で、ヤバって時に必ず顔に出てしまうのでごまかせません。何か秘訣があったら教えてください。

本当に言っちゃいけないことは、僕、家族にも当然言いません。だから、若林君が結婚することも妻にも言ってなかったですし。春日が結婚するとかお子さんが産まれる、みたいなのは、家族ぐるみで仲がいいので、奥さん側から情報が行っていたと思いますけど、基本的には、絶対言っちゃいけないことは言わないですね。

コツかあ。“今言わなかったほうが面白い”って思うかどうかじゃないですか。言いたくなるってことは、その時に何か自分の中で欲求が働くわけじゃないですか。この人にびっくりされたいとか。おそらくですよ。何かリアクションが欲しいとか。おそらくその時のリアクションの数倍、10年後に言ったほうがいいものだとしたらよ、そのぐらい我慢したほうが面白いっていうことなんじゃないですかね。

 

(メール)オードリーの秘密を取り持つ者。

そう。だから、それぞれの話なので、お互いの相方に言うわけないじゃないですか。だからこそ、それぞれの秘密をそれぞれが言ってくれている感じがあると思いますけどね。若林君も春日も。一々「これ春日に言わないで」とか、もちろん言わないし、それは出会った頃からですけど。それぞれとしてつき合ってるから、というのがありますかね。

オードリーは特にラジオで情報交換をするところがあるから、僕もラジオの一スタッフとしては、そこで何かを潰してしまうというのはもったいないなという感じがしますけれども。