ヘビーリトルトゥース

 

オードリーのオールナイトニッポン 2022年8月20日

 

若林:そういえば、アッコ(松本明子)さん言ってたよ。この間久しぶりに会ったとき。なんかの話題で「高田先生に聞いてみよう。電話してみようか」みたいに春日が言ったんだよ。調子こいて。

春日:ああ、あれでしょ? たけしさんが来なかったとき、どうしてたんだ。

若林:来なかったとき、大変だったのかな。急に言われるのかな。「高田先生に電話してみようか」って、「お前できんの?」とか「お前本当かよ。電話番号あったらすんのか?」と言ったら、高田先生、バリバリ聴いてたみたい。

春日:ははははは(笑)。

若林:めちゃくちゃ喜んでたって。

春日:喜んでたの? うわ、ありがたいねえ。うれしい。

そう言われたら、今日、森脇さんと一緒だったのよ。『体育会TV』で。「若林君に言っといて」って言われて。

若林:何々?

春日:「俺、今でも変わらずちゃんと聴いてるから」つって。

若林:はははははは(笑)。

春日:「ちょっと前に『もう何年もたってるから、もう森脇さん聴いてくれてないんじゃない?』とか言ってたけど、聴いてるで」つって。

若林:ははははは(笑)。

春日:「これ、言っといてくれ」。会ってすぐ楽屋で。

若林:森脇さん、会いたいなあ。

春日:会いたい。ありがたいよね。

若林:森脇さんて、そういえば『あちこちオードリー』来てないよね?

春日:ああ、そうだね。ああ、聞きたいね、話。

若林:聞きたいね。

春日:絶対おもしろい。いろいろある。

若林:森脇さん、聞きたいわぁ。おもしろい話あるよな、絶対。

春日:いっぱいあるよ。何十年も生き残ってるから。

若林:俺、すごいびっくりしたんだけど、これ、付け焼き刃のみんなも知らないと思うけど、めちゃめちゃヘビーリトルトゥースの先輩の芸人いたのよ。

春日:へえ。

若林:びっくりするよ。名前聞いたら。

春日:えっ?

若林:ゆってぃさん。

春日:ああ、この間ね。

若林:ゆってぃさんてめちゃめちゃリトルトゥースで。

春日:言ってた。

若林:本当に武道館行くか悩んだんだって。

春日:そう。

若林:いきなり武道館にチケット買って行くのも――。俺たち、ゆってぃさん、全然席用意するし。

春日:もちろんだよ。

若林:ゆってぃさんが聴いてると思ってやってないよな? 俺ら。

春日:やってない。ノーマーク。

若林:逆に、ゆってぃさんが聴いてないと思ってやってた。

春日:はははは。今まで、ゆってぃさん聴いてないラジオしてたよ。ずっと。10年以上。

若林:ゆってぃさんが「実は初めて言うけどリトルトゥースなんすよ」つって。

春日:言ってくれてた。

若林:「2人が高校のときの「お前さぁ~」あれがいいんだよなぁ」って言ってたよね?(笑)

春日:うん。「学生時代の話が出てくる、あの感じがすごくいいんだよ」なんて言って。

若林:はははははは(笑)。でもさ、それさ、先輩が後輩芸人のラジオで思うかな。俺らが先輩の聴いて、くりぃむの上田さんと有田さんが「ラグビー部のとき」って言うと、なんか胸があったかくなるんだよね。

春日:今はこうやってコンビ組んでやってるけど、学生時代は、みたいなね。確かに。

若林:後輩だと、なぜか、微笑ましいなとは思うけど、なんかちょっと違う感情じゃない? ゆってぃさん言ってたよね、そうやって。

春日:言ってくれてたね。

若林:何度か『スクール革命』とかで会っててもさ。

春日:本当だよね。

若林:うれしいよな。ゆってぃさん、リトルトゥースなの。

若林・春日:はははははは(笑)。

若林:言わないんだよ、しゃしゃって。

春日:ああ、その辺が粋だよね。

若林:でも、あれはびっくりした。『午前0時の森』でメイクさんにアンケートとったの。好感度調査。というのは、俺が局の警備員さんに好感度調査したらマジの好感度が出る。だって、ディレクターさんとかプロデューサーに愛想がよかったって、ビジネスとして返ってくるから。

春日:はいはいはいはい、直接的だよね。

若林:だけど、警備員さんへの挨拶が明るかったら、その人、本物のいい人なんじゃないかってという話にミト(水卜アナ)ちゃんとなって、「警備員さんにアンケートとろう」ってスタッフが言ったの。したら、日テレの警備員チーム、さすがだぜ。なんて答えたかっていうと、「我々の仕事は警備なんで、タレントさんの誰に好感を持っているとか持っていないとか、そういうことは仕事上なしにして、フラットに全ての人に対しての警備と思ってやっているので、そのアンケートは答えられません」。

春日:へえ。プロだね。プロ集団じゃないですか。

若林:で、じゃあ、警備員さんダメだったら、メイクさんはとれるかなっていうことで、メイクさんにいって、メイクさん、1位だったんじゃないかな。1位ではないかな。たぶん1位だと思うけど、記憶が定かじゃない。ベストスリーぐらいかな……。あ、順位づけしてない。好感度の票が多かった人というので、ゆってぃさん入ってたからね。

春日:えー!

若林:上田さんとか内村さんとか入ってくる中にゆってぃさん入ってたから。春日、やっぱ入ってなかった。暗いから。

春日:まあま、そうだね。

若林:この間言われてたな。「本当暗いな、春日は」って。

春日:チュートリアルの徳井さんにね。「暗いよなあ。若林君の暗いのはまあわかるけど、春日暗いのはちょっと引くわぁ。あのキャラで」みたいな。「すんません」みたいな話になって。ああ、でも、メイクさんのそれはそうなんだ。ゆってぃさん、明るくというか、あの感じなんだね。たぶんね。

若林:ゆってぃさん、先輩なんだよね。俺たちが始めた頃に、香盤で言うとトリとかトリ前とかの人たちだったから。

春日:マンブルゴッチね。

若林:コンビだったの。だから、あんまり、呼んでDJ KOOさんみたいには絡めない。俺たちは。

春日:コンビのときのイメージのほうが私なんかは強いね。

若林:わかる、わかる、わかる。

春日:真逆というかね。

若林:今と違うよね。

春日:MCっぽい感じする。イジる側の人というかね。

若林:だったよね。最初はね。

春日:芸風というか。

若林:「ワカチコ」じゃないよね。

春日:だから、ちょっとびっくりしたもんね、「ゆってぃ」で出てきたときに。ワカチコ?と思ったもん(笑)。

若林:「ゆってぃさん」だよな、やっぱりね。

春日:そうだね。

若林:『レッドカーペット』とか同じ時期ぐらいに出てるから、なんか恐縮だったもんな。

春日:そうそう。ご本人は「やめてくれ」とおっしゃるかもしれないけど、イメージがね。入り立ての頃、ケイダッシュステージのゲストだったんだから。

若林:ゲストで来てたね。コンビでね。漫才でね。