508回目のオープニングトーク④

 

オードリーのオールナイトニッポン 2019年8月17日

 

青銅さんのせい

若林:そうだ、俺さ、これ告知だ。28日水曜日に佐久間さんのオールナイトニッポン0(zero)に、俺ゲストで出んのよ。佐久間さんも言ってたわ。「深夜のバスケット野郎になってんでしょ?」みたいなこと。いや、俺は悲しかったね。佐久間さんは俺に寄り添って「うんうん」て話を聞いてくれる人だと思ったら、いやぁ、高っかい位置からマウントとってきたね。いやぁ、もう遥か上からワイヤーで吊って降りてきてマウントとったわ。小林幸子の状態からスーッと降りてきて、ドスとオクタゴン降りてきたわぁ。寄り添う人だよ佐久間さんは。「うんうん、わかるよ。バスケットね、夜。わかるよ」って言わなきゃいけないわ。だから、振ってんのかな、もしかしてスペシャルウィークに向けて。熱い試合になるように。そういうのはもうプロだからね、向こうは。

春日:なるほどね。

若林:いつ頃から、どのぐらいのグラデーションで振れば当日熱くなるかは、一番業界で知ってる人だから。ハッハッハッハッ

春日:まぁ、そうだろうね。それは呼び込まれてるかもしれないな。

若林:呼び込まれてるかもしれないね。

春日:上がってこいつって。上がってこい、この野郎!つって。

若林:なんか言ってんのよ。「若林はいつの間にか生き様芸人だね」みたいな。とんでもないイジり方だよね。こっちはそのつもりはないんだよ。

春日:やってやったらいいんだよ。

 

若林:で、考えてたのよ。いつから「生き様芸人」なんて言われる感じになったのかなぁと思って。青銅さんのせいだね、完全に。26ぐらいに初めて会ったのがラジオ日本で『フリートーカー・ジャック!』。後の『フリートカー・キング』ですよ。

春日:キングね。

若林:4時55分。

春日:はいはいはいはい。

若林:1本、俺が5分フリートークしてね、5時になるっていう。うちの母ちゃんだけだよ、リアタイしてたのね、あの番組を。ハッハッハッハッ

春日:その頃はまだラジコとかもなかったからな。

若林:ハッハッハハハ

春日:生で聴かないとね、聴けない。

若林:うちの母ちゃんてね、ものすごいラジオを聴く人だったのよ。黄色い丸いラジオが子どもの時からあって、テレビあんまつけなくて、俺が小学校の時から小倉智昭派ね。もうずっと。

春日:え?文化放送ってこと?

若林:文化放送。今も昼とかラジオ聴くのね、あの人。

春日:そういう流れがあんだろうね。

若林:そうそうそうそう。

春日:いいじゃないですか。

若林:言ってたな、フリートカーキングは聴いてたっていうのね。

春日:唯一ね。

若林:そうそうそうそう。「全部話しなさい」って言ってたから。その時は青銅さん。

春日:全部話しなさい? どういうこと?

若林:辛いことは。

春日:ああ。だから、何回か番組行って、話を聴いてもらうじゃないですか。その時に?

若林:うん。もっとしゃべっちゃいけないようなことあっても大丈夫、みたいな。辛いことだけで、みたいな。

春日:はいはいはいはい。なるほどね。

若林:だから、困るよ。こっちは職業病だよ。耳で針刺して、水抜きますって言われたら、その瞬間にトークの構成が頭が出てくるよ。ほんと困るよ。

春日:ああ。

若林:ハハハ

春日:そういうもんだと、入っちゃう、体にね。青銅さんの。

若林:ハッハッハッハッ

春日:注入されちゃって。

若林:うん。

春日:ああ。で、今日の生き様芸人につながるわけですな。