久米宏×伊集院光

 

久米宏ラジオなんですけど 2020年6月27日

 

ゲストコーナー:今週のスポットライト

 

伊集院光さん。1967年、東京都生まれ。

高校在学中に、三遊亭楽太郎さん、今の6代目三遊亭圓楽さんに弟子入り。修行時代、伊集院光の名でラジオにするようになり、ニッポン放送の深夜放送で人気パーソナリティに。

現在、TBSラジオで放送中の『伊集院光深夜の馬鹿力』は25年目に突入。平日朝の『伊集院光とらじおと』は5年目を迎えました。その『らじおと』に一昨日、久米さんがゲスト出演しました。かわって、今日はこちらにおいでいただきました。最終回のスポットライトのゲストは伊集院光さんです。

 

久米宏:ようこそお越しくださいました。

伊集院光:よろしくお願いします。

堀井美香:お願いいたします。

 

草鞋の話

久米:どのぐらいの人が一昨日の番組を聴いていらっしゃいますかね?

伊集院:僕らの番組は反響がすごかったですけどね。伊集院が危険球いっぱい投げたのに、あのおじさんはびくともしねぇつって、大体そういう感想でしたね。

久米:あ、そう。話も途中で終わっちゃって。草鞋(わらじ)の話をするのを忘れちゃって。

伊集院:そうそうそうそう。

久米:これが、話をしなきゃいけないと思ったんだけど、話し始めると10分ぐらいかかっちゃうんですよね(笑)。

伊集院:じゃ、ほぼ俺いなくていいじゃないですか。俺、家で聴けばいいじゃないですか。

久米:でもね、説明、話はしておいたほうがいいと思ってね。

僕の感覚だと、TBSに草鞋を長い間脱いでたっていう感じがするんです。そっからなんです、そもそも。

伊集院:はいはいはい。

久米:ずいぶん草鞋を脱いでたので、こういう言い回しは若い人はわからないかもしれませんけど、そろそろまた草鞋を履こうかって。

僕、ガキの頃から映画が好きで、特に東映のチャンバラ映画は、小学校の頃、毎週週末に2本封切られるので、それを必ず近くの映画館に観に行くっていう習慣があったの。片岡千恵蔵さんとか、市川右太衛門さんとか、月形龍之介さんとか、東千代之介さんとか、錦之助さんとか、伏見仙太郎さんとか、そういう大スターが出てたんだけど、小学校の時から、僕ね、端役の、すぐ斬られちゃうとか、すぐ追い出されたり、崖を落っこちっていっちゃうとか。

あれはね、例えば、広島の抗争を描いた映画があるでしょ?

伊集院:はいはい。仁義なきとか、ああいうの。

久米:仁義なき戦いでも、金子信雄親分のところへ来て、親分の周り、若頭とかチンピラがいて、チンピラが画面の半分を切れたりするような、誰も見てないような俳優、コイツいつ消えるんだろうなというのを、子どもの時からの習慣なんです。つまり、チンピラに思い入れをするという。

伊集院:それってたまにいるじゃないですか、仮面ライダー世代では。仮面ライダーが好きになる人と、仮面ライダーの敵の、1話こっきりなんだけど、えらいインパクトのある怪人。ああいうのを好きになる子といて、僕もそうだったから、ラジオパーソナリティ向きなんだと思います。そういう人は。

久米:『用心棒』という黒澤さんの映画でも、あれ、三船敏郎さんがフラッと寄るところでも、組が2つ対立しているんですけど、最初に、あれジェリー藤尾さんだったと思うんですが、ハッて斬られるんですよ。「痛てー!」とか言って転げ回るんですけど、ジェリー藤尾さんの脇にいた2人ね(笑)。仰天するわけですよ。その2人を見ちゃったら、この2人、この後どうなるんだろうと胸に焼きついちゃう。そういう癖があるんです。

伊集院:テレビは、そのまま主役を追っかけていくのがテレビで、言ってもメインの敵役みたいなものだけど、ラジオって、ちょっとそこに引っかかるみたいな、黒澤さんの映画に、えらい背の高い奴、1人だけ出てくるんだけど、俺、名前も知らないんだけど、うわ、あの人何者なんだろう?みたいな、ああいうの、もしかしたら、その人の、下手すりゃ役者人生まで見たくなるのが、ちょっとラジオ的ですかねぇ。

久米:そう。言ってみりゃチンピラ役なんですよ。ヤクザ映画とか時代物でいくとね。どうも、僕ね、あの影響だと思うんですけど、結局、永さんのラジオの番組でもそうなんですけど、萩本さんとか黒柳さんとかとご一緒した時、特に『ぴったしカン・カン』というテレビで、最初なんとか上手くいった時、どうもコント55号と一緒に出ると、僕の役回りはどう見ても、僕の理解と解釈はチンピラだったんだ。

伊集院:(笑)なるほど、なるほど。

久米:明らかにチンピラなんです。僕が若い子どもの時から慣れ親しんだ。(堀井:そうかもわかんない)僕の役回りはチンピラ……ちょうど『ひったしカン・カン』じゃ真ん中に座っていたけど、チンピラが髪の毛伸ばした僕ね。長髪で、チンピラなんです。

伊集院:あの2人がすげぇ斬り合いしているのを、びっくりしてみたりとか、まあまあまあと言いかけて、またやめてみたりとか(笑)。

久米:黒柳さんと一緒になった時もね、僕はどうせ、なんていいますかね、チンピラの役所で。つまり、僕が草鞋の話で言いたかったのは、チンピラっていうのは僕の役回りだというので何とか生きていったんです。前半は。チンピラだったから。僕はチンピラの役回りで、にぎやかしと言うんですか、いつ崖から転げ落っこちてもいいっていう。

ところが、最大のミスというか、計算違いというのは、『ニュースステーション』ですよね。

伊集院:もうチンピラどころじゃないですからね。ど真ん中ですからね。

久米:あれでね、チンピラで……でもね、精神はチンピラでいようと思ったんですよ。

伊集院:ハッハッハッハッ よーよー!って言ったりね。

久米:精神はね。だって、チンピラは僕の拠り所ですから。『ニュースステーション』ではチンピラはまずいんだけど、精神としては、チンピラを全うしようって思ったんです。

伊集院:はい。

久米:ずっとこの「チンピラ」っていう言葉、僕、もともと子どもの時から、わりとニンジンがほとんど入っていないきんぴらが好きなんですよ。

伊集院:ハハハハハ! 響きもちょっと面白いしね(笑)。

久米:チンピラっていうのが僕の拠り所で今まで生きてきたんです。

伊集院:うん、うん、うん、うん。

久米:でも、『ニュースステーション』でチンピラが真ん中へ行っちゃったのはまずかったと思って。で、今回も13年経ったこの番組も、ずっと精神はチンピラなんです。年は取ってますけど。年取ったチンピラだっているわけですから。チンピラのまま年をとる奴はいっぱいいるんですからね。

伊集院:ちょっとそれ聞いてなんか理解できるのは、『ニュースステーション』でメインのキャスターなんだけど、余計なことを言うじゃないですか(笑)。ある意味。ある意味、キャスターとしては余計なことを言って。

久米:チンピラだから。

伊集院:チンピラって余計なことを言う役じゃないですか。

久米:そう。金子信雄に怒られるんだよ(笑)。あの金子信雄親分に「バカヤロウ!」って。「お前にバカヤロウ!って言われる筋合いはねぇや!」みたいな。

伊集院:まあ、そういうことですよね。変な表情をしたりして、ちょっとそこをわかりやすくしたりとか、あと、なんでしょうね、理屈じゃないよというところをちょっとわからせてくれるところじゃないですか。予定調和でもなくて、何か、よーよー!ってやる役じゃないですか。でも、それとメインを両立するのは相当ですね。大変という。

久米:このラジオだと堀井さんと2人しかいないから。堀井は女親分というわけにもいかないしね。

伊集院:フフフフ

久米:おかみさんという雰囲気もあんまりないし。

伊集院:いやいや。

久米:だから、何となく自分はチンピラでいたいのにっていうのはあるんですよね、ずっと。メインストリームには行きたくないっていう。

伊集院:どんな気持ちですか? チンピラの横のフォローをするのは(笑)。本来なら斬られちゃうのを斬られないようにする。

久米:発言は基本的にチンピラだもんね?

堀井:そうですね。

伊集院:(笑)

久米:君、チンピラという言葉、知らない?

堀井:えっ?知ってますよ。

久米:とんでもない言葉は知らないんだ。

堀井:知ってますよ!(笑)チンピラは知ってますけど。でも、チンピラはどうしようもなんないですもんね。直せないですもん。チンピラって直せないもん。

伊集院:しかもさ、局からの命令で「そのチンピラについてけ」って言われてここにいるわけだから。

堀井:そうそうそうそう。チンピラが落としたものを拾おうとも思いませんでしたし、あ、落とした、落としたと思って見てました。

久米:だから、今、13年経って言うんですけど、ラジオ聴いている人も、ちょっとチンピラに付き合うのって大変だと思いますよね。王道じゃないっていうのを意識してますから。本人は。

伊集院:でも、そこをぐるっと回るのは、久米少年がチンピラを好きだったみたいに、きっとラジオを聴いてくださってる方って、チンピラを好きなんだと思うんですよ。余計なこと言いだったりとか、そんなに前出たら斬られちゃうぞっていうのを見ててドキドキしてくださる人がおそらく……。僕も、僕のラジオもそう思いたいし、ラジオを聴いてくださる方の本質にそういうことあるんじゃないかな。メインはメインで楽しむけれども、いいんだよ、いい表情したあいつがすぐ斬られちゃうんだよつって。できれば次回も出て欲しいから、今日は斬られないでほしいな、ぐらいの感じというんですかね。

久米:この話は、たぶん伊集院さんはわかってくれるだろうと思って、草鞋というのをキーワードにして、結局時間がなくなって、一昨日話しそびれたんですけど。

伊集院:これ、長くなるから。

久米:この話をすると長くなるからできないから。

伊集院:タイトルだけ言って、中を言わないっていうひどい話なんですよね。

堀井:何だろう?と思ってました。

久米:草鞋って、だから、また草鞋履いてっていう、本来のチンピラになってウロウロしていきたいな、しばらく、と思うんです。

伊集院:なるほどねぇ。どっち方面行くんですか?

久米:ま、都内でね。

堀井:チンピラ!(笑)

久米:パスモが通用する辺りでウロウロしよう。バスも乗れるらしいとか。ウロウロしようかと思っているんです。

 

なぜゲストに呼ばれたのか?

伊集院:ゲストで呼んでいただいから、僕から久米さんに質問するのは違うと思うんですけど。

久米:僕も今ね、俺、ゲストで呼んだんだよなと、今。

堀井:(笑)

久米:僕の立場は何だろうと、今ふと、伊集院さんが話しにくそうにしてるんでね、ゲストだって忘れてた。

伊集院:1つだけわかりやすい質問なんですけど、何で俺なんですか? 久米さんが俺に何か伝えたいことがあるのか、俺に聞きたいことがあるのか。なんかでしょ?おそらく。ゲストって。

久米:あのね、いや、木曜日にそちらに僕が出演するっていう話になった瞬間に……。

伊集院:僕がリクエストしました、それは。

久米:その瞬間に、じゃあ、バーターでいこうっていう(笑)。

伊集院:(笑)あいつだけいい思いするんじゃなくてっていうの。

僕ね、真っ当な寸法でいったら、最後のゲストって、俺、堀井さんだと思ってたの。

堀井:えっ?

伊集院:要するに、堀井さんの思いってあんま聞いてないでしょう?

久米:辛いからな、聞くの。いろんな意味で。

堀井:耐えられないからね?(笑)。

伊集院:最後に、もしかしたらブチ切れるかもしれない。いいかげんにしろコノヤロウ!つって。わかんないけど(笑)。

堀井:本当にチャンスを窺ってましたよ、ブチ切れる。

久米:ジェーン・スーの番組を昨日聴いてたらね、めちゃくちゃ言ってましたから(笑)。

堀井:ハッハッハッハッ

久米:やっぱり、それは間違いなく僕の考えは正しいと思ってた。めちゃくちゃ言ってた。

伊集院:ゲストにしてみっちり聞かないほうがいいっていう。正面にあげないほうがいいっていう。

 

久米:うん。

ラジオは、でも、結構面白いからさ。テレビの場合は、永さんがテレビが嫌いな理由っていうのは、いっぱいあったんですけど、最大の理由はね、あまりにも多過ぎるっていうことだと思うんです。見ている方が。ラジオだとね、多分これ、永さんの好きな言葉で、テレビは、出てる人と見てる人の間に、えにしとか縁というのはちょっと考えにくいほど多いんですよ。あまりにも巨大なマスですから。見ている方。ラジオだと、いくら多くても、リスナーの方と送り手と、メールはいただかないまでも、縁があるというのは、話しながら感じません?

伊集院:僕なんか深夜の3時-5時からスタートだから、そうすると、縁がなきゃ聴きゃしませんよ。

久米:僕も3時-5時、5回やってます(笑)。

伊集院:3時-5時なんていうのはね、ちゃんとした人は起きていないんだ。

久米:まともな人は起きてないです。

伊集院:むしろ、ちゃんとし過ぎてる人。新聞配達とか、それからあと、お豆腐屋さんとかは起きてる。あの時間起きてラジオ聴いてる人は、俺と同じぐらいちゃんとしてない人なんだっていう、その連帯感というか、すごくて、今はもうラジオはメインのカルチャーじゃないから、今聴いてもらってることはすごいなと思うんですよね。

あ! 俺、それがね、今、SNSによって発言を中途半端に引き出されるじゃないですか。

久米:うん。

伊集院:本当に聴いてた人は、相変わらずそこまでメインじゃなくて、ある程度、久米さんの言う、赤って言ったつもりが黒だった、黒って言ったつもりが赤だったに関しても、まあまあ、こういうことだろうって理解してくれる人だけど、それを、久米さんが赤って言いましたよ、本当は黒なのに、ということを、少人数の縁じゃない人のところにワッと引きずり出して炎上するじゃないですか。あれはどうしますか? やめる人に「どうしますか?」と言っても困るんですが、あれ、俺らどうしたらいいですか?

久米:だからね、ラジオって、ちゃんと聴けば、ラジオで話してる人って、SNSに比べれば、もうちょっと起承転結をしっかり話してるんだよね。ちゃんと話してるんですよ。途中まで聴くと危ないんだけど、最後まで聴くと、ああ、そういうことなのねって腑に落ちるような話をちゃんとみんなしてて、SNSみたいに書き出しの3行で終わるようなことはないんです。結論の2行もちゃんとあるのに。だから、ラジオをちゃんと最後まできちんと。

でもね、SNSに慣れてる奴っていうか、そっちの病気になっているような奴は、発言した頭の15秒ぐらい聴いて、こんな奴ダメだ!という、その可能性はあるんですよ。

伊集院:さらには、書く奴は書く奴で、結局、読んでくれた数が報酬だから、そうすると、東スポの見出し的なこと、要するに、そこをつまみとるのが上手いんです。要するに、僕らは、逆説的な皮肉で言う、みたいなことが好きだから、それを始めてるのに、知ってるんですよ。書く奴は勘違いしてない。知ってて、あれは最終的に逆説的な皮肉に落とし込んでるって知ってるんだけど、そうじゃないところを書く。

そうすると、これは確信犯です。こいつは。でも、読んでる人は、それは素直に勘違いもするし、読んでる人は「どうもけしからんことを言った」ってなるじゃないですか。これでみんなすごい勢いで燃えていくんだと思うんですよね。

久米:ただ、ラジオの場合は、その後少し議論できるじゃない。SNSって言いっぱなしで終わるんだけど、ラジオの場合は、リスナーも、我々話し手も含めて、次回の時間もあるし、そのことだけについて1時間話そうということはやろうと思えばできるわけで、SNSって、言った奴は、その後読まない可能性がある。

伊集院:もっと言えば、今、タイムフリーあるんだけど、そのネタ元は確認しませんからね。あんなに怒ってるのにネタ元は聴かないんだっていうぐらい聴きませんからね。でも、それにも我々は打ち勝っていかなきゃならないんだと思うんですけどね。そいつらすらも納得させたり笑わせたりしなきゃいけないんだろうなと思うんですけどねぇ。

久米:ただ、配慮の量が浅いと書いて「浅慮」という言葉があるじゃないですか。日本人はちょっと浅慮になっていますよね。

伊集院:浅慮。

久米:浅慮。もうちょっとちゃんと考えるっていう。その話を聞いて、一回飲み込んで、もう一回自分で反芻して考える。聞いた瞬間に反応しちゃってね。その反応の仕方も、どこかで自分が聞きかじったことで反応しちゃったりなんかして、じっくり考えて、(金)与正というのは、本当にあいつの妹か?みたいなね(笑)。

伊集院:ハハハハ

久米:あんなに似てない兄妹が本当に世の中にあっていいのか?っていう。本当にそこまで考えてみたこと。あんなに体……子どもの時はずっと同じもの食ってたろうに、あんなに体型が違う兄妹って世の中に存在していいのかって考えたことがあんのか!っていうところですよね。どう考えてもあれ、父親か母親、どっちか違うだろう!って考えるのが普通だけど、みんな与正は妹だと決めてつけているんです。

久米:いいですね。チンピラがど真ん中に今いる感じ、いいですね(笑)。横で女将さんが「よしなさいよ」っていう顔してんだけど。

堀井:チンピラ精神治りませんから大丈夫です(笑)。

久米:だって、あの2人が兄妹だって、普通は信用しませんよ。あんな体型の違う……伊集院さんを前にこんな体型の話をして(笑)。

伊集院:俺、逆にそっくりなんですから、あっち。兄妹と言ったらみんな信じるかもしれないです。少し刈り上げりゃ同じ顔になるっていう。

久米:伊集院さんが兄弟だったら信用します。あの2人が兄妹って、顔立ちも違うし、体型……だって同じもの食ってるはずなんですよ、しばらく。スイスも一緒に留学してるしね。あんな違うって、まず疑ってかかるっていうのが普通じゃないの? それを端からみんな「妹の与正が」って言ってんだよ。

伊集院:これ、SNSとかネットニュースに切り取られると、もう久米説として「兄妹ではないと発言」ていうことになるわけですよ。

久米:南側の飛ばしたチラシね(笑)。風船。あれで、お兄さんのほうは正妻の子どもじゃないって書いてあったので、北側はそれを読んで激怒したんです。つまり、ペクトウサンの血を引いていないんだ。正妻の子じゃないのがお兄ちゃんで、正妻の子どもが妹だという一文があって、それに激怒したんです、北の連中は。だけど、僕はね、そっちが正しいんじゃないか(笑)。

伊集院:絶対、この笑顔の感じとか出さないしね。チンピラ論の感じとかなんか、あんな100文字ぐらいの中から全部排除されるから。久米説ですからね。下手すりゃ、最後に言っておきたいことはこれだ、ぐらいのニュースになりますからね。

堀井:ハハハハ

伊集院:恐ろしい話ですよ。

久米:ただね、昨日か何か、NHKの夜の番組を見てたら、与正の10歳頃の写真が出たんですよ。僕、初めて見たんですけど、あの写真を見たら、兄妹です(笑)。丸々としているの、あれが。今は細面じゃん。真ん丸な顔をしているんだよ、あの与正が。これはやっぱり、血を分けた兄妹かって思いました。

伊集院:久米さん! 本当にもう終わるんですか?このラジオ。

堀井:逸らすでしょう? いろいろ逸らしちゃうんです。

伊集院:ね、喋りたいこといっぱいあるじゃないですか。

堀井:そうなの! しゃべんないんです。

久米:この後、TBSラジオ、スポンサーもおたくはいっぱいついてるし、頑張ってくださいね。

伊集院:ハハハハ 投げられちゃったよ。ねぇ。

久米:でも、ラジオはね、最近、この番組に限って、ほかはわかりませんけど、コロナのことがあったんで、テレビの報道番組なんかも、最近ちょっと落ち目になってますけど、コロナバブルというのが完全にあって、情報番組がすごかったんですよ。数字がガーッと上がってきて。でも、さすがに毎晩コロナの情報じゃみんな飽きるから、少しワイドショーも数字が下がってきてますけど、ラジオもちょっとコロナバブルの皆さん、ステイホームで、ステイホーム・リスンラジオで、ラジオを聴く人がふえたので、いいチャンスだと思いますね。

伊集院:で、その人たちが、また通常に会社に行かなきゃなんない時に、「あ、ラジオ聴くのって面白いな」を残せるか残せないかは、相当僕らの腕にかかってるような気がして。

久米:だって、ちょっとラジオを聴いた人はわかるけど、ラジオを聴いたほうが頭が良くなるもの。テレビを見てたらアレですもんね。

伊集院:アレですもんね、上手なところで「アレですもんね」にしましたね(笑)。

久米さん、俺、テレビも出るから。

久米:知ってますよ。

伊集院:それはすごい困るんですよ。大沢悠里さんの最後のほうも僕ゲストで出たんですけど、ずっと悠里さんが「テレビけしからん」て言うんだけど、俺そっちも出るってと思いながら、すげぇ困って(笑)。

堀井:(笑)

久米:テレビの場合さ、ずいぶん切り取られちゃわない? 伊集院さんの発言も存在も。向こうの都合で。

伊集院:切り取られちゃうし、僕らなんかはバラエティに出るのが多いから、センテンス長い奴が呼ばれないです。要するに、二転三転して面白いところに落ち着きますとか、面白い話の入り口だったんだけど、最後ちょっと怖いね、みたいな面白さは、テレビ的じゃないですから、何が起きて面白かったか。だから、最終的には一発ギャグみたいになっていくわけです。「そんなの関係ねぇ」って、何が何と関係ないか、みたいな暇はないんです。もはやバラエティなんかは。

久米:そうなんだよね。一昨日の話の続きですけど、土曜日だけラジオをやってた時代に、例えばやっぱり『ベストテン』なんかだと起承転結の話はできないですよね。

伊集院:そうですね。

久米:起床転結の話はできない。起起ぐらいだね。

伊集院:(笑)起結。だから、それがすごいのは一発ギャグって結ですもんね。起も転も何もないです。いきなり結じゃないですか。それにもフィットしなきゃいけないし、俺はそれが下だとも思わないし、両方出るから。思わないけど、久米さんが言ってた、ラジオ用の喋り方とテレビ用の喋り方は確実にあるし、それを考えながらじゃなくて反射でできるようにしておかないと、多分両方から「要らない」って言われますよね。

久米:例えば何で僕が草鞋かっていう話、テレビであれできないもんね。

伊集院:できないですね。

久米:できない。あんなことをやったら全部切られちゃうもんね。草鞋っていうところは全部切られちゃう。草鞋になるとこ、ダメだ、これ切っちゃうと切られちゃうじゃん。だから、ラジオじゃなきゃああいう話ってできないんだよ。そういうことを考えると、やっぱりテレビを見てるとバカ……よくないよね。

伊集院:アハハハハ! 僕はよくないって言ってませんよ! テレビの皆さん。まだまだテレビに出ますからね。

久米:もう伊集院さんはテレビの人ですから。

伊集院:いやいや(笑)。それも悔しいんだよな! それもなんか悔しいっていう(笑)。

でも、本当に両方切り替えていくとか、両方ありとかはすごく難しいけど、逆に言うと、久米さんの年齢と久米さんの実績って、久米節になっちゃえば、両方許してもらえる立場にせっかくいらっしゃるのにっていう気がちょっとするんです。

久米:あのね、ラジオがね、やっぱり本番中にボーッとしている時が多いんだ、最近ね。今日はね、今日は最後だから。

伊集院:堀さん、してます?

堀井:私に比べたら全然。

久米:彼女は寝てますからね。

伊集院:ボーッとしてる人と寝てる人で高聴取率のラジオをやられちゃ、こっちはたまんないんですよ(笑)。

久米:今日は最後だから、かなりちゃんとしているほうなの。きちっと。普段は、目は開いてますけど、2人とも目を開けて、このまま寝るのが秘技と言われていますから(笑)。

伊集院:ハハハハ 誰が起きてんだ!このラジオは。

久米:だから、なんて言うんだろうね、集中力。そう! 集中力。コンセントレーションが最近ダメ。

伊集院:あ、そんなもんですかねぇ。

久米:そんな情けない……今、本当に信じて情けないような顔して、可哀想、みたいな感じ。

堀井:言わなきゃいいのになんで言ったの?(笑)

 

伊集院:俺、今、ラジオを聴いてる人の中で、すごくこういう人がいてほしいっていう人間像があるんです。今まで久米さんのことが大嫌いで大嫌いで、久米さんが何か言うたびに「あいつのせいで日本がダメになるし、あいつは日本の敵だ」って言ってた人の中に、「それでも存在しててほしい」っていう人がどれくらいいるかです。その人の考え方は、僕はすごく尊重します。ただ嫌い。こいつは大嫌いと言ったら、大嫌いな奴がいた上で、そいつを論破する自分の考えをしっかり持ってたいっていう人が、何人かに1人でいいです、僕はいてほしいと思ってて。「やめちまえ!」って言うけど、「本当にやめんなよバカタレが!」と思っている人がどれぐらいいるのか。そういう人がいてくれるんなら耐えられます。どんなにネットで自分が言った発言が今後誹謗中傷されても、その人は敵ではないって思うんで。

今って、考え方が逆の人は敵じゃないですか。下手すると、逆じゃなくて、ちょっとでも違う人は敵じゃないですか。久米さんは、いっぱいそういう意味で違う考え方、逆の人はいるけど、その方たちは、聴いてなお文句をずっと書いてきたと思うんです。SNSにもメールにも書いてきたと思うんですけど、その人たちの中に本当に1人でいいです。何もやめることはないっていう。久米宏違うぞ。俺と考え方が違うって言っていること、この全パッケージで僕のラジオとの付き合い方だっていう人がいてくれないと。

久米:僕ね、人に嫌われることは覚悟はしたんですよね。この業界に入った瞬間に。それはしょうがないと。みんなから好かれるようじゃどうしようもない。

伊集院:むしろ、はい。

久米:嫌われるのはしょうがない。もしかしたら憎まれるかもしれないし、脅迫状もいっぱいいただきましたけど。多分ね、いくら嫌われても構わないっていうのはね、それに対する逃げの一つが最初の話ですね。「どうせ俺はチンピラだよ」っていうね。多分そうだと思う。多分それ、僕の逃げの手だと。俺はどうせチンピラなんだから、嫌われようが、大げさな話をすれば、殺されようが構わないんだ。俺はチンピラなんだからというのは、嫌われることに対する、僕の言ってみれば反論だったんです。きっと。逃げ道だったのかもしれないね。今にして思えば。

伊集院:でね、当然大半の人は素直に「邪魔だチンピラ」と思っていていいと思う。素直に。でも、通の人は、じゃあ、メインの男前の役だけ映してたら映画面白くはならないっていうことを、ちゃんと本質を理解する人は、いくら出てくるだけで虫酸が走るようなチンピラだとしても、あいつに1分使うんだったらば、主役のアイドルちゃんを映せという人も、そうじゃないことを知っている人が、全員も困るんですよ、全員も。そんな予定調和なことでやりたいわけじゃないから。でも、数人はいてほしいんですよね。それをいつも、僕もラジオで怒られること、すごいいっぱいありますけども。

久米:怒られるよねぇ。

伊集院:怒られます、怒られます。で、心折れそうになることも。やっぱり喜んでもらいたくはやっていますからね。基本的には。心折れそうになるんですけど、最終的に、そういう人さえいてくれたら、それも受け止めようと思うし。自分と違う意見でも受け止めようと思うし。できないと思っても、自分の意見をぶつけて、説得はできないと思ってもぶつけてみようと思うんですけど、なんかこのラジオにそういう人がいてほしいし、ラジオ全体にそういう人がいっぱいいてほしいなって思いますよね。

久米:ラジオで喋っている人は、結構考えて喋ってるしね。もしかしたら聴いてる人も考えながら聴いてる方が多いんだとしたら、やっぱりテレビと違ってラジオっていうのは、送り手と受け手が、かなり濃いえにしはあるよね。縁が。

伊集院:ありますね。ありますね。

久米:空中で電波は見えませんけど、赤い糸が結ばれてると思いますよね。縁があると思う。

伊集院:それが果たして、僕らはそうあってほしいと思ってるだけなのか、そうなのかは、久米さんがそうやって言ってくれると僕もちょっと頑張れる。たまに疑います。やっぱりね、僕はハガキの時代からラジオをやっていて、どうしても今のSNSですら同じ重さで受け止めちゃうんすよね。

久米:ああ、そうなんだ。

伊集院:それがどうにかそれは違うんだ。それは永さんとも話したんですけど、それは違うんだと。わざわざお金をかけて、手間暇をかけて、ハガキで、それでもお前の言ったことを許せないっていう人も重さと、今、無料でSNSに書く「お前死ね」っていうことの重さは違うって思いたいですけど、どこかで混同してくから。

久米:人間だもんね。

伊集院:だし、逆に言うとそれを重いって考えられたから、ちゃんと深夜放送を長くできたとも思っているんです。ただ単に気まぐれに「面白い」と言ってくれた人も、俺を面白いと思ってるんだって思ってきたから、だから深夜放送もやれるし、ラジオもやれるんだけれども、さあ、あれ全部受け止めると相当心が来るじゃないですか。

久米:うん。

伊集院:その辺の訓練も俺これから要るんだろうなと思うし、じゃ、それをある程度聞き流せるようになるっていうことは、貴重な意見も聞き流せるようになるっていうことだし、褒め言葉も聞き流せるようになるっていうことで、それは自分たちの今までやってきた「ラジオとは?」っていうこととの付き合い方と、全く違う局面に入る気がするんです。

久米:僕は、聴いてる人は全員ほとんど信用してるんですけど、僕のこと大嫌いだと言う人も、聴いてくれてるだけで信用してるんです。

伊集院:はいはいはい。

久米:SNSで何か書き込んでくれる奴も、書き込むだけで僕は信用してるんです。

伊集院:はい、はい。

久米:ある意味、全信用なんです。で、何とか乗り切れるんだと思いますけどね。僕は信用してるんです。何かリアクションしてくれる人は信用してるんです。それだけで。大反対、「久米死ね」、これ信用してるんです。そこまで考えてるんだな、お前は(笑)。「久米死ね」とまで考えているんだ、あなたは偉いって信用してるんです。

伊集院:これが、聴いて書いたもの。書いたものを見た人。で、それに対するまた曲がった解釈を見た人まで、今度ダイレクトで「伊集院死ね」って言えちゃうじゃないですか(笑)。この辺が、俺はいつまで耐えられるんだろう。ちょっと思います。で、新しい感覚の人達って耐えられたりすると思うんですよね。生まれた頃からネットもSNSもあるっていう。

久米:見慣れていりゃあね。

伊集院:見慣れてて、ハガキを受けたことがない人。で、僕は永さんと話したのは、「ハガキの筆圧とハガキの文字のバランスとかで怒りの度合いって見えますよね」という。

久米:なるほど。

伊集院:「最初、冷静に書こうとしたのに途中から筆圧強くなって、最終的にスペース足りなくなっているような人の怒りは本物の怒りだからって思いますよね。これがメールのいわゆるフォントになっちゃうとわかんないですよね」っていう話を永さんとしてて。それを今わかろうとしてるし、読み取れるようになりたいと思ってますって、ちょっとわかるようになってきたんですけど、今度のSNSになってくると、これがちょっとわかんないですね。

久米:リアリティっていうのは、伊集院さんみたいな親分の脇に僕みたいな年寄りの手下(てか)が付いているっていうのはリアリティですよね。ヤクザ映画としては。

伊集院:あ、そうですよね。

久米:これ、逆だと漫画になっちゃうんだけど、僕が年老いて、もうそろそろ引退して、ムショに行くのは3回行ってるから、オツトメはもうイヤだけど、一応親方にはついていくか。「親方、どちらへ?今日は。今で言う銀座?」なんてことを、そういうドラマってリアリティあるでしょ? 僕が三下でね。

伊集院:急に! 急に。でも、なんか配役が見えてくる。だけど実は、既に穏やかな顔にまでなっちゃってるんだけど、実は相当な地獄をくぐり抜けてる(堀井:うん、うん、うん、うん)っていう感じとかもちょっと面白いですね。

久米:ありがとうございました。突然終わりますけど。

伊集院:そうですね。時間いっぱいですね。

久米:そうなんです。この間は伸ばしてくれてありがとうございました。時間。

伊集院:とんでもないです。

久米:あんな3分か4分、枠飛ばしたでしょう。

伊集院:いやいや(笑)。

久米:今日、飛ばす枠ないんです。

伊集院:いや、とんでもない。僕もお邪魔し過ぎで。言葉は尽きませんけど、とりあえずはお疲れさまでした。

久米:この後もTBSラジオをよろしくね。

伊集院:いやいや、なんか乗せられたぞ! 乗せられたー!

久米:(笑)ありがとうございました。

伊集院:ありがとうございました。

 

堀井:今日で最後の今週のスポットライト、ゲストは伊集院光さんでした。伊集院さん、本当にありがとうございました。

伊集院:ありがとうございました。

久米:Vサイン(笑)。

 

 

マエケンさんのこと

 

伊集院光とらじおとゲストと 2020年6月18日

 

伊集院光:柴田さんとの関係はどんな感じ?

はなわ:柴田さんはお姉さんで、ずっと応援していただいてありがたいです。

柴田理恵はなわ大好き。私は本当に好きなの。

はなわ:ありがとうございます。

柴田:近所にマエケンがいて。

伊集院:マエケン君、亡くなった……。

柴田:そうそう。前田健さん。

はなわあやや松浦亜弥)のマネをしていたマエケンさんが。

柴田:すごいいい人で、うちがそこに引っ越して来た時は、まずマエケンがお祝いに来てくれて、マエケンちにいつもはなわが来てて。だから、バイク停まってると、あ、今日はなわ来てんだなとわかるから、お、マエケンいるかな、はなわもいるなっていつも思ってた(笑)。

伊集院:マエケン君はびっくりしたよ。皆さんからすると、あややのモノマネで出てきてね。彼は人気者で、彼の周りはすごい明るい、華やかな感じがする。

柴田:そう。いい人ばっかりでね。

はなわ:あの人はすごかったですね。あの人は才能のかたまりでしたね。頭がめちゃくちゃいいんですよ。例えば、『TBS感謝祭』とか、呼んでいただくことがあって、僕、隣の席だったんですよ。前田さん全部正解しちゃうから、自分なんかが1位になっちゃったらまずいといって、わざと間違えたりしてた。

伊集院:うわあ。

柴田:すごいね、あの人。

はなわ:あの人すごかったんですよ。本当に物知りで。

柴田:優しいしね。

はなわ:僕、18で上京してきて、事務所の先輩だったんですけど、いろんなこと教えてくれましたね。今で言うとLGBTの話とか。当時は僕、佐賀から出てきたばかりで、あんまりそういうのわかんなかった時で、詳しく全部教えてくれて。あと、食事の話とか、マイケルジャクソンの話とか、いろいろ教えてくれたんです。エンターテイメントのすばらしさみたいなのを。

伊集院:今でも覚えているんだけど、あややの振りのモノマネとかものすごくて、そういうのはよっぽどDVDを見て覚えるのかと思ったら、踊りのセンスがすごいらしくて、見た踊りをわりとすぐコピーできちゃって、まじめに細部の調整をするらしいんだけど。

柴田:ニューヨークに行ったもんね。

はなわ:ニューヨークでダンスをやってて。僕、風男塾というグループをずっとプロデュースさせてもらっていたんですけど、その振り付けも全部前田さんなんですけど、やっぱり振り付けはすごい評価されましたね。

伊集院:へえ~。ちょっと語り継ぎたい人だよね。

柴田:そうなのよ。

伊集院:変に品があってさ、さっき言ったクイズもすごく納得いく。あんまりガツガツ表に出るタイプでもなくさ。

はなわ:そうなんですよね。控えめで。

柴田:私、彼がやってきたお店によく行ってたな。高円寺の。

はなわ:やってましたね。“days”ね。洪水の時に浸水しましてね。ソファが浮いてたっていう話があってね(笑)。

伊集院:ちょっと聞くとおもしろい話が返ってくるんだよね。ドラマ化するといいよね。いろんなことあるからね。

 

 

ドラマ化されたらオードリーも出てほしいな。

 

 

もともとは削除されていたものだから、悪意がなかったとしても拡散したのはよくなかった。しかもそれはご当人が書いたものそのものではなく、ご当人の目にも触れてしまったことで大事になってしまった。が、真摯に反省して当該のツイートを削除し謝罪した対応は適切だったと思う。どこかで復活して楽しんでいたらいいな。

と今は思うものの、フォローしていただいていたにもかかわらず、フォローする気になれなかったんだよなあ……。

リトルトゥースのオールナイトニッポン0

 

佐藤栞里オールナイトニッポン0 2020年6月13日

 

news.mynavi.jp

佐藤栞里:オードリーの春日さん、若林さん、そしてチーム付け焼き刃の皆さん、お疲れさまでした。そして、お聴きの皆さんこんばんは。モデルの佐藤栞里です。

うわぁ、始まっちゃいましたね(笑)。今、手の震えが止まらなくて、ちょっとした吐き気も催しておりますが、今、無事……無事かどうかまだわかりませんが、オードリーさんからバトンを受け継ぎました。

改めまして、リトルトゥースの佐藤です。オードリーさんのANNのリスナーの総称なんですけれども。じゃあちょっとオードリーさんとの出会いとかから話します? いいですか、ちょっと時間をいただいて。

あの、出会いはですね、よく聞かれるんですよ。「オードリーさんのラジオを聴かれたきっかけは?」「リトルトゥースになったきっかけは?」って聞いていただくんですが、たぶん2015年の夏のイジリー岡田さんがゲストの回だったんですね。ちなみにイジリー岡田さんは、あんまり言っていないんですけど、私の高校の先輩なんですよ(笑)。言ってなかったというか、あえて言わなかったというか(笑)。ちょっと微妙なところなんですけれども。

なので「あっ、イジリー岡田さんだ」っていうのもありましたし。オードリーさんももともと大好きだったので。「じゃあちょっと聴いてみたいな」って思ったんですね。

その時、ハタチのシオリちゃんっていう子のカバンをイジリーさんがのぞいて、そのシオリちゃんの鏡を舐めるっていうものすごく刺激的な回で。その時、朝すごい早いお仕事の日だったので、深夜1時ぐらいからメイクをしていた時に聴いていたので。もうメイクどころじゃなくなっちゃって。「えっ?」って。ヘアメイクさんと前のめりになって聴いたというのがとても印象的で。そこからオードリーさんのラジオをちょこちょこ聴いたり、聴かなかったり、聴いたりして。

本格的に毎週必ず聴くようになったのは4年前くらいだったと思います。若林さんがキューバに行った時の、独り暮らしの……あ、独り暮らしじゃない。一人旅。一人旅の話ぐらいからで。

あの時に若林さんがキューバのビーチに行って、何でしたっけ?傘のやつ。パラソルとベンチをお金をちゃんと払ってお借りしたのに、また違うおじさんに「お金払いなさい」って言われて「ペーイッ!(Pay)」って若林さんが言ってたんです(笑)。で、その「ペーイッ!」がもう印象的すぎて忘れられなくて。その次の日から私の中で流行っていたんですよね。ずっとペイペイ、ペイペイ言っていて。でもその「ペーイッ!」が自分の中ですごい元気になるというか。自分で言っても元気になるし、若林さんのあの「ペーイッ!」を思い出すと私の背中を「ペイッ!」って押してくれる感じがして。あの時からすごい力になっている言葉です。ウフフフフ

そんな感じかな?

あと、『ヒルナンデス!』の水曜レギュラーになっていた時は春日さんが私の隣のお席だったので、すごいお話をするきっかけがあって、「今週も最高でした」とかっていうお話をすごい、なんかイチリトルトゥースがズルいなって思いながらなんですけども。春日さんとお話しさせていただいてました。

あ、一番のお気に入りはやっぱりVRの回ですかね?(笑)。あれね、とっても衝撃的だった。フフフフ 全然、両親には言えない話なんですけども(笑)。それを春日さんに「聴きましたよ」ってお伝えしたら「やめなさい!」って結構マジなトーンで怒られて(笑)。その隣の若林さんがクスクスって笑っているあの光景が、今、思い出してもとても幸せだなって感じますね。

そんなオールナイトニッポンなんですが、先ほど見学をさせていただきました。びっくりしちゃった。すいません、本当に。しかも、それだけで嬉しかったし幸せだったのに、急にすごい……いろんなスタッフさんのお力で私の背中をグイグイグイグイ、ブースのほうに押してくださって。なんとお二人と少しだけお話しさせていただきました。緊張し過ぎたのと急過ぎて、今、ちょっと記憶にないぐらいなんですけども。流れるプールのようにブワーッとしゃべってブワーッと出てしまったんですが。

お二人が「聴くからね」っておっしゃってくれたので、すごいパワーをもらいながら、今ここに座っております。

ハァー……。

そうですね。ブースは思ったよりも広くて明るい(笑)。なんかもうちょっとこじんまりしているのかな?って思っていたんですが、すごくキラキラしていますね。しかもさっき、甲子園球場の気持ちだったので一礼して入ったら、「違うよ、ここは栞里ちゃんのブースだよ」って言ってもらえて、ちょっとグッときちゃった(笑)。「そうか、私のブースなんだ、ここは」って思って。すごいちょっとグッと来ましたね。とても嬉しかったです。

さあ、そして?……ああ、そうそう。番組をやるにあたって意気込みのコメントを出させていただいたんですね。で、それがいろいろ私の思いの丈を提出して、最後の一文に、とある言葉をそっと忍ばせたんですよ。で、それが、私としてはリトルトゥースさんがたまたま見て気づいてくれてニヤッと笑ってくれたらいいなという一言なんですけど。「自分磨き」っていう言葉なんですけどね(笑)。それを、リトルトゥースさんが「ああ、佐藤栞里やってんな!」って、クスクスっと思ってもらえたら幸せだなと思っていたんですが、ニュースを書いてくださった記者さんがたぶんリトルトゥースさんだったんですかね? まさかのタイトルに「佐藤栞里『自分を磨きます。笑』」みたいな感じでドドン!というタイトルにしちゃってたというか、してもらったというか、ちょっと私的に想定とは違ったんですけども(笑)。

でも、それも先週の放送でオードリーさんが笑ってくれたから、それだけでいいや、幸せだなと思っております。ウフフフ

 

妄想のコーナー

佐藤栞里:s私は、恋愛にまつわる出会いの妄想というものが多いんが、もう一個いいですか?(笑)ごめんなさい。もう一個、失礼して、さっき水族館編だったので、今度、喫茶店編にいきますね。私、喫茶店もよく行くんですが。

カフェオレを飲みながら、オードリーさんのオールナイトニッポンをイヤホンで聴いてたら、ブーッ!って吹き出しちゃったんですね。笑っちゃって。前に座っていた男性の背中にカフェオレがかかっちゃったんです。口からブーッて出ちゃって(笑)。で、私が「あ、す、すみません」て言ったら向こうの方が「いえいえ、大丈夫ですよ」私「クリーニング代出させてください。本当にすみません」向こう「あ、本当に大丈夫ですよ。そんなに付いてないし、ほら、黒い服だし」っていう。

一回私のコメントを挟ませていただきますと、「黒い服」っていうその気遣い、すばらしくないですか? 私、たぶんもうここでその人のことちょっと好きになっちゃってるんですけど、それは置いてといて。

その方が「ちなみに、そんなに笑うって何で笑っていたんですか?」っておっしゃってくださったんで私が「知ってるか……たぶん知らないと思うんですけれども、オードリーさんのラジオの、春日さんがラジオ前に9階で自分磨きをしてたっていう、あのところが本当に面白くて」って言ったら、向こうが「えっ?それ僕も好きです!」みたいな。ハッハッハッハッ 「すごい話が合いそうなんで、よかったら僕と一緒にチーズケーキ食べませんか?」というね、そういう出会いの妄想を今日は考えてきました(笑)。

なので、こういう妄想を皆さんにもメール、どしどし応募していただけたらなと思います。

(中略)ツイッターでは、番組を聴いての感想をツイートしてください。#ann0ssをつけてお願いします。こちら、実はオードリーさんのハッシュタグに寄せちゃいました。もちろんリスペクトの気持ちを込めてです。皆さんからもメールお待ちしております。

(中略)

はぁ~!よーし!今何分たったの?(笑)あっという間か……20分か。どうなんだろう?これは。こんな感じで進ませていただきたいと思います。最後まで皆さん楽しく頑張りましょう!

さあ、ということで、では、今日の1曲目いきますね。

突然なんですが、私にとってオードリーさんのラジオって、週末のヒーローのような存在なんですね。毎日いいことばかりじゃないけど、毎週土曜の夜にヒーローに会えるから、月曜から金曜までお仕事頑張れる。この気持ち、すごく重なるので、最初に流せたらいいなと思いました。

SHISHAMOさんで『明日も』♪

 

(中略)

 

ジングル

オードリーさんのオールナイトニッポンの後に息継ぐ暇もなく放送中。佐藤栞里オールナイトニッポン0、朝までハシゴラジオ

 

(中略)

 

ジングル

番組では、あなたからのメールを募集中。(中略)ツイッターでは#ann0ssを付けてツイートしてください。ann0の前にssを付けるのが定番ですが、annの後に春日さんと若林さんのkとwを付けるオードリーさんのオールナイトリスペクトパターンです。メールもツイートもドーンと来い! 佐藤栞里オールナイトニッポン

 

(中略)

 

エンディング

今かかっている曲は、Saucy Dogさんの『いつか』という曲なんですが、こちらはラジオの最後のほうにかけたいなと思っていた一曲です。歌詞の中に「いつかまた会う日まで じゃあね またどっか遠くでいつか」という歌詞があるので、ラジオの終わりにぴったりだなあって感じております。

そして、お送りしてきました『佐藤栞里オールナイトニッポン0』、ここでお別れの時間となりました。あ~あっという間。あっという間の2時間でした。一人でやんなきゃ、一人でやんなきゃって思ってすごい緊張してたし、いろいろ背負ってたんですけど、みんないてくれるし、メールも届いて、「ああ、一人じゃないんだなあ」って感じた最高の2時間でした。ありがとうございます。

そして、オードリーさんからバトンを受け取ったことも幸せでしたし、なんか、本当に、あ、ダメ。ここではね、絶対ね、こらえよって思ってたんですけど、ウーン、ほんとにね、最高の時間、ありがとうございます(泣)。

本当にごめんなさい。泣いてないんです。汗。これ、あ!いいこと考えた。リトルトゥースリストバンドで汗を拭けばいいんだ。アハハハ(泣き笑い)

本当にありがとうございました。夢みたいな幸せな2時間でした。

ハーッ。いい夢見れそうだな、今日は。餃子も食べたしね。

感想のメール届いております。

(メール)

あ~。あ、終わりだって。皆さん本当にお付き合いいただきありがとうございました。ここまでのお相手は、佐藤栞里でした。

ミッフィーちゃん、それではまた、夢でお会いしましょう。アディオス!

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この日は、『王様のブランチ』のMCが不在という、栞里ちゃんにとっては試練の日になった。涙で始まり、涙で終わるという、本当にタフな一日。しかし、始まってみると、声といい、話し方といい、さわやかで初々しくて心地よくて、心配は杞憂だった。

栞里ちゃんの妄想は、モテない女子の妄想だし、春日の自分磨き話で意気投合なんてあり得ない、と可笑しかったけど、選曲も、餃子を食べるコーナーも、自分がやりたいことを盛り込んで、本当に楽しそうだった。

30分~1時間の番組で毎週聴きたい。

 

 

 

 

栞里ちゃんとオードリー

 

オードリーのオールナイトニッポン 2020年6月6日

 

若林:佐藤栞里ちゃんが来週、オールナイトニッポン0のほうをやるみたいで。

春日:ああ、そうだってね。

若林:栞里ちゃん、おしゃべりは得意ではないので、6月……(笑)すごいコメント出してるの。これ大丈夫だったのかな、栞里ちゃん。「おしゃべりは得意ではないので、6月13日まで自分を磨きます」っていう。

春日:めちゃめちゃ下ネタじゃねぇか!

若林:ハッハッハッ

春日:とんでもねぇ下ネタじゃねぇか!

若林:大丈夫だったのかな、これ。

春日:あ、そうか。

若林:マネージャーさんがワンクールトゥースだから(笑)。

春日:そうか、あんまり「自分磨き」って最近言わないもんね。我々ね。そうかぁ。なかなかとんがったコメントだよな。ハハハハ!

若林:とんがったコメントだよな~(笑)。

春日:こんなにガッチリ下ネタの。ハハハハ

若林:でも、なんかあれらしいね。打ち合わせしたスタッフから聞いたけど、リトルトゥースTシャツでやるらしいよ、本番は。

春日:それもおかしいじゃないかよ!

若林:ハハハハハ

春日:それは誰か止めなきゃダメだよ。変だよ。よくわかんないよ。

若林:ハッハッハッハッ

春日:フフッ へえ~。

若林:「自分を磨きます」よく大丈夫だった。「笑」みたいになっちゃってるんだよ、これもうね。

春日:へえ、あ、そう。すごい。

若林:我々の後に来週やりますからね。

春日:生でやるんだ! へえ、大変じゃん、土曜日は。昼間生放送『(王様の)ブランチ』やって?

若林:『ブランチ』やって。やっぱ栞里ちゃんて、ちょっと疲れた日のほうが神回多いからね。

春日:いやいや(笑)何をもって。それ何?『ブランチ』観てってこと?何?

若林:『ブランチ』とかで朝から仕事させられての、ちょっと眠い、勘弁してくれ、ぐらいの生が一番神回多いから。

春日:『ブランチ』であんま神回とか(笑)。

若林:夜のラジオでね。夜のラジオで。

春日:夜のラジオね?

若林:そうそう。これは期待です。

春日:そうね。

若林:リトルトゥースTシャツでやるって言ってたよ。

春日:ハハハ いや、おかしいって、それ。

若林:リストバンドつけて。

春日:それおかしいよ。

若林:ハハハハ

春日:したら、なんか番組の内容も我々の番組の話ばっかりみたいな感じになるでしょう。

若林:打ち合わせしたスタッフに聞いたけど、なんかHEY!たくちゃんに電話するって言っていたけど。ハッハッハッハッ

春日:どうすんの? 聞いて、なんかモノマネやらせて途中で切るとかやんの?

若林:松山千春さん。ちょっと聞いてみる?ヘイタクに。どういうトークするのか。アイツ、いい感じで歌ってくれんのかなぁ。あんまり勘よくないからな。

春日:絡みあるのかなぁ、栞里君と。

若林:違う違う、あれだった。バーモント秀樹に電話してガチャ切りするみたい、栞里ちゃんは。間違えた。HEY!たくちゃんじゃなくて。バー秀に電話するらしいんだよ。

春日:ヘイタクのほうがいいと思う、だったら。

若林:あ、そ~お?

春日:バー秀、だって、絡みないでしょう?

(バー秀さんに電話)

(HEY!たくちゃんに電話)

春日:タクちゃんにも、栞里君から電話がかってきたら、すぐ松山千春をやってもらうっていうね。

若林:でも、栞里ちゃんは栞里ちゃんでトーンがあるだろうからね。番組の。またちょっと俺らと違うと思うから。

春日:やってくんないかな、栞里君も。「ちょっとタクちゃんにミニ牛すじ丼の話聞いてみましょうか」つって。ハハハハ!

若林:ハハハ やらないだろう!

春日:やってくんないかな(笑)。

若林:やらないだろう(笑)。やってほしくない。迷惑がかかりそうだよ。

春日:あるだろうからね、いろいろプランがね。

若林:プランがね。喋りたいことあるだろうしね。ちょっと楽しみですけど。

 

 

オードリーのオールナイトニッポン 2020年06月13日

 

若林:今日はこの後、栞里ちゃんが深夜3時からオールナイトニッポンやるんですよね。

春日:すごいよ、生だよ、生。

若林:深夜3時でしょ?始まるのが。11時20分ぐらいに入ってたね。

春日:いたわ。なんかウロウロしてたわ。

若林:11時20分頃入って、入るのはいいと思うんだけども、本番以上の声を出して楽屋で喋ってんのが聞こえてきた。たぶんマネージャーさんかな? スタッフさんと。

春日:ほんと。しかも、我々の楽屋がある同じ階の真ん中にある部屋だったから、放射状にさ、私の部屋もすごいうるさかったの。ハハハハ

若林:俺も思った。今日、収録なのかなと思って。

春日:ハハハハ

若林:やってきたじゃない、リモートの時に。ちょっと前に録ってから、3時に当てんのかなと思うぐらい、本意気で笑い声がガンガン聞こえてきて。

春日:確かにね。

若林:逆にそのぐらいのテンションにもなるでしょう、今日は。タフだっただろうから。

春日:そうだね。しかも生だしね。

若林:挨拶させてもらったけど、着てましたよ、やっぱりリトルトゥースTシャツ。

春日:うん。

若林:ハッハッハッハッ

春日:ほんとに。リストバンドもして。

若林:リストバンドもして、よく警備員に止められなかったね、栞里ちゃん。ハッハッハッハッ

春日:今聞いちゃおうかな、どういう内容の放送をするんだろう?ハハハハ Tシャツ着て、リストバンドして(笑)どんな放送になるわけよ。ありがたいけど。

若林:1人でやるんだよね?

春日:すごいよね、1人で生で。

若林:ちょっと栞里ちゃん!

春日:ちょっといらっしゃい、あなた!

若林:栞里ちゃん、今日さ、今日1人でやるんでしょう?

佐藤栞里:こんばんはー!

若林:こんばんはじゃないよ。

\ファンファーレ♪/

若林:Tシャツ着てリストバンドは、武道館の時の格好と一緒なんじゃないの?それ。

佐藤栞里:そうなんです。武道館セットで。「自分磨き」のホールダーもちゃんと付けてます。

若林・春日:ハハハハ

若林:ダメ、キーホルダーのチョイスが。「自分磨き」の付けたりして。

春日:コメントで出してたでしょう? 「自分磨きして」みたいな。ダメよ。

若林:あんなんド下ネタだよ、栞里ちゃん。ハッハッハッハッ

春日:下ネタ。

佐藤栞里:真っ直ぐなコメントなので(笑)。

若林:まぁま、間違ってないよね、文章で見たらね。

佐藤栞里:そうなんです。

春日:まあ、そうだね。そうではあるけど。

佐藤栞里:リトルトゥースの皆さんがちょっとでもクスッてしてもらえたら最高にトゥースだなって(笑)。

若林:なるほどね、トゥース。そこいいよ、オマージュしなくて。

佐藤栞里:(笑)

若林:11時20分て早いよ、入りが。大体2時とか1時半とか。

春日:そうよ。3時間半ぐらい前でしょ? 私だって3時間前ぐらいなんだからさ。

佐藤栞里:でも、本当は7時に来たかったんです。ハハハハ

春日:7時に来て何をするわけ?

若林:やることないじゃん。

春日:やることないよ、7時に来て。

佐藤栞里:1回、オールナイトニッポン、自分でやりたかったんです。2時間分の最初から。

春日:リハみたいなことをまるまる?

佐藤栞里:はい(笑)。

春日:ハハハハ

佐藤栞里:そういうのもいろいろ考えたら7時かなって思ってたんですけど。

春日:まるまるやって直して。

佐藤栞里:もう一回打ち合わせして。

春日:ハハハハ

佐藤栞里:見学させていただいてから臨もうと思ってたんですけど(笑)。

若林:そんなの聞いたことないよ。今からでも仮眠室で寝たほうがいいんじゃないの?

春日:そうよ。

佐藤栞里:いやいや全然。バッキバキです。

春日:そうなの?!

若林:まぁ、バキバキだろうな、そらぁ。

春日:あ、そう。

若林:じゃ、眠さとかないの?大丈夫なの?体力は。

佐藤栞里:もう有り余ってしょうがないです。

春日:えーっ?だって昼間、今日、生やって、そっから寝たりしてないってこと?

佐藤栞里:一個収録があった。ハハハハ

若林:収録撮ってここ?

佐藤栞里:収録行って、一回お風呂入りにお家に戻ってから、すぐ来ました。

若林:霜降り明星じゃない!

春日:めちゃめちゃ売れてんじゃん!

若林:大変よ。

春日:終わりは何時なの? 3時-何時?

佐藤栞里:5時ですかね。

若林:よく今の栞里ちゃんにニッポン放送も3時-5時でバッチリやらすよね。

佐藤栞里:本当にありがたくて。

若林:もうちょっと上の時間で。

春日:そうよ。

佐藤栞里:そんなの全然です。本当にありがたいお話で。

若林:今日1人だもんね。

佐藤栞里:そうなんです。

春日:ラジオはあるんでしょ?やったことは。

佐藤栞里:こうやって1人でパーソナリティを務めて2時間もやるっていうのは本当に初めてのことなので。

若林:そうなんだ、オールナイトニッポンつって。

佐藤栞里:そうなんです。初めてづくしの。

春日:しかも我々の後でね。

佐藤栞里:そうなんです! どうしよう、ほんとにプレッシャーです。

春日:いやいやいや(笑)。

若林:別にそういう聴き方しかないと思うよ、リトルトゥースも。

佐藤栞里:最高のバトンをちゃんと受け取って引き継がなきゃいけなっていう。1カ月前から。

若林:俺らが荷が重いよ、そんなの(笑)。

春日:そうだね。

若林:楽しみよ。聴かせてもらうから。

佐藤栞里:やめてくださいよ(笑)。怖い。

若林:いやいや、聴くよ、それは。

春日:それはそうよ。

佐藤栞里:寝てください。

若林:ちょっと休んだほうがいいよ、栞里ちゃんもね。

春日:そうよ。

佐藤栞里:聴かせていただきますんで、本当に。

春日:大変よ、5時まで。

若林:リラックスして待ってなさいよ。

佐藤栞里:わかりました。本当にすいません、ありがとうございました。

若林:とんでもない、とんでもない。

春日:ありがとね。頑張って。とりあえず自分の本番までは我々の放送で笑ってもらって。

若林:面白いからな、俺たちの。

春日:面白いから。休めって言っても休めないもんな。

若林:今日はトークゾーン、春日さん面白い?

春日:へっ、それはいいじゃない。

若林:キャハッハッハッハッ

春日:イテッイテッ、アツッ。なん、シャルセンで。

若林:もっと景気よく欲しいのよ、そこは。

春日:それはやっぱりさ、難しいわ。

 

 

SixTONES(田中君、髙地君)とオードリーのクロストーク

 

SixTONESオールナイトニッポンサタデースペシャ 2020年6月13日

 

田中樹:この前もちょっとお仕事をしてきたじゃないですか、僕たち。

髙地優吾:はいはいはい。

田中:徐々に仕事も、こうやってアクリル板挟んでとか、メンバーでさえ時差でみたいなお仕事の状況ではあるけど、始まってきて、最近どうしてます?

髙地:結構自宅にいることとか多くて、知ってると思うけど、俺って“リトルトゥース”じゃん。

田中:そうね。

髙地:オードリーのリスナーさんのことを“リトルトゥース”って……。

田中:実際、番組でも一緒でね。よくしていただいているからね。

髙地:そうそうそうそう。それで、日本テレビさんの『スクール革命!』っていうので一緒に共演させてもらっているんですよ。

田中:ずっとレギュラーで。

髙地:そんで、前回、前々回? 結構前か、に、若林さんが「髙地君に結婚のお祝いのお礼のバスタオルを渡したい」と。

田中:そうね。髙地がお祝いのものをあげて。

髙地:結婚お祝いをあげて、「バスタオルを渡したい」と言ったのに、なかなか会う機会がなかった。

田中:俺らテレワークだったからね。

髙地:そうそうそう。そんで、収録が再開して会えたのよ。若林さんに会えて、そして「あっ!」つって「髙地君に今日持ってきたんだよ」って、立派なバスタオルをいただきました。

田中:それ、俺もいただけないのかな?

髙地:いや、無理だよ! お祝いしてないだろう!

田中:そうか(笑)。

髙地:立派なバスタオルもらって、そのタイミングで春日さんにもお子さんが産まれたじゃないですか。

田中:はいはいはいはい。

髙地:ついに産まれて、で、そのお祝いを一緒に持っていきました。

田中:髙地、お前ちゃんとしてるよな。

髙地:そう。それ結構、若林さんと春日さんに「変な子」って言われてるんだけど。礼儀正し過ぎて「変な子」って言われてるんだけど。

田中:今の子で、いわゆる10代、20代の子って、俺もだけど、あんま意識的にできる人少ないと思うよ。

髙地:そうそう。でも、スタッフさんとかと話してて、プレゼントあげて喜ばない人というか、迷惑がる人っていないじゃん。

田中:いない。それは絶対いません。

髙地:だから、ちょっと思ったら行動に移そうかなっていう。自分の大人への第一歩じゃないけど、そういうのやっていこうかなと思って。

田中:なるほどね。

髙地:でも、今ちょっと後悔してるのは、内村さんが子ども産まれた時とか、ザキヤマさんが子ども産まれた時になんにもやらなかった自分に、「何やってんだバカヤロウ」っていう。

田中:その時はまだ気が回りきらなかったんだ。

髙地:そうそうそうそう。その時はまだガキンチョだったから気づかなかったんだけど、今からでも、これからちゃんとやってこうと思って。

田中:なるほどね。

髙地:そしたら、このタイミングでオードリーさんにおめでたいことが続いて。

 

田中:俺ね、身の回りでいないんですよ。結婚した友達とかもいないし、子ども生まれた親戚、友達もいないんですよ。だから、結婚式用のスーツとか、俺、もうサイズ合わないもん。

髙地:俺ね、結婚式用のスーツは、あるわ。結婚式に今まで人生で1回しか行ったことないかな。

 

田中:ちなみに、春日さんに何あげたの?

髙地:春日さんにはね、おむつケーキと……

田中:何?おむつケーキって。食べれるんか? バカか? 食べれないの?

髙地:食べれねぇーよ!

田中:じゃ、ケーキじゃない。どういうこと?どういうこと?

髙地:本当にお前って世間知らずだよね。

田中:ハッハッ(笑)

髙地:ハハハハ(笑)

田中:急にさ、急に、髙地って今まで優しかったのに……。何?何?

髙地:おむつケーキっていうのがあるんだよ。おむつで……

田中:ケーキでさ。

髙地:おむつで……最後まで聞け!お前の悪いとこ出てるぞ!(笑)

田中:何?何?

髙地:おむつをくるんで、言っちゃえばお稲荷さんみたいな形にするのよ。

田中:ローリングして?

髙地:そうそう。ローリングしたような形。それをケーキみたいな感じで包んであるのよ。

田中:ああ、ウェディングケーキみたいにするの?

髙地:そうそうそうそう。で、生クリームみたいな感じになってたりとか。

田中:生クリームみたいなイチゴとか乗っけないの?

髙地:乗っけないよ。それがアレなのよ。ぬいぐるみさんだったりとか、

田中:待ってください!ちょっといいですか? ぬいぐるみさん。「さん」付ける?

髙地:うるさくない?(笑)赤ちゃんのものだから「さん」付けてもよくね?別に。

田中:そういうのもあるんだ。

髙地:ぬいぐるみとか、そういうのをきれいに飾られてるケーキ。

田中:そういうのってネットで買うのか?

髙地:そう。しかも、それで――それとね、おむつケーキを買ったのと、あと、赤ちゃんに着させる着ぐるみみたいな。

田中:ああ、可愛いやつだ!

髙地:そうそうそうそう。

田中:ああ、いいね。

髙地:それを「はらぺこあおむし」みたいな着ぐるみだったりとか。

田中:キャラクターみたいな。

髙地:そうそうそうそう。しかも、外出禁止だったんじゃん。

田中:そうね。緊急事態宣言で。

髙地:お店もやってないから、ネットショッピングしようと思って。

田中:ネットで買ったんだ。

髙地:ネットで買った。それで、『スクール革命!』の収録の前日にぎりぎりに届くようにしてたの。

田中:間に合うようにね。

髙地:12時ぐらいにマネージャーさんと一緒に行くって約束してたんだけど、午前中配達にしたのに全然来ないの。

田中:ちょっと遅れてたんだ。

髙地:そうそう。そんで、12時半待ち合わせだったんだけど、12時25分ぐらいにピンポーン♪て来て、やっとよ。

田中:ギリじゃん。

髙地:そう。ギリ、ギリ。段ボールの箱開けて、そのまま袋に詰めて、のしとか何にも付けれないまんま、遅刻ギリギリよ。でも、それでも何とか渡せたっていう。

田中:まあ、でも、よかったね。

髙地:そうそうそう。

 

田中:でも、お前、そういうのできるのすごいな。

髙地:いや、でもね、こういうところが大人になる。

田中:やったなと思って、ちょっとカッコよく見えるよ。

髙地:もうすぐ誕生日近いんだっけ?

田中:15です。

髙地:そういうことやったほうがいい。

田中:え?俺が何か?

髙地:そうそうそうそうそう。

田中:大人になるからっていうことね?

髙地:そう。大人になるにつれて。

田中:そうだ。俺、もう次25だから、一応アラサーですよ。

髙地:アラサーだよ。アラサーって怖いよ。俺もね、アラサーっていう数字、無縁だと思ってたけどね、めちゃくちゃ怖いよ。

田中:徐々にね、髭、毎日剃らなきゃダメになってきたね。

髙地:いや、お前は、お前に関しては薄過ぎなんだよ。

田中:でも、生えるようになってきたのよ。

髙地:本当に申し訳ないけど、見えないけど、ナマズみてぇな髭生えるよね(笑)。

田中:サイドだけな(笑)。口角のところだけあるやつな。

髙地:鼻の下だけ生えるんじゃなくて、本当にナマズみたいな。ナマズ樹(じゅり)になるけど。

田中:徐々に年取ってるんだなと思うようになってきたよ。

髙地:あと、お前はね、体力が減ってきてる、本当に。

田中:本当そうよ。これは自粛期間もあるよ。運動してなかったからね。年も取って、ちょっと大人になんないといけないな。

髙地:そうね。アラサー頑張りましょう。

 

エンディング

田中:じゃ、髙地さん、お願いします。

髙地:いきます。

そして、一部の放送局を除いて、この後1時からはオードリーのオールナイトニッポンなのですが、今夜はなんと隣のスタジオとつながっているみたいですよ!

田中:すばらしい!

髙地:早速呼んでみたいと思います。オードリーさ~ん!

若林:こんばんは。

田中:こんばんは!

髙地:こんばんは!

春日:トゥース!

田中・髙地:トゥース!

春日:どうもどうも、トゥースでございますよ。

若林:髙地君、トゥースなんて返さなくていいよ!

髙地:いやいやいや、本当に嬉しいんですよ。こうやってつなげることが。

若林・春日:ハハハ

春日:そうね。

髙地:あと、あれです。若林さん! 結婚のお祝いのお礼、ありがとうございました。

若林:とんでもない。

田中:若林さん、田中にもバスタオルっていただけますか?

若林:ハッハハハ だって、田中君、普通のプレゼントじゃない、そうなったら。

田中:ダメですか?

若林:いいけどさ。

春日:ハハハハ

髙地:あれ、俺、貴重過ぎて使えないので、テレビの横に飾ってますよ。

若林:いや、いい。使ってよ!

髙地:のし付いたまま飾らせてもらってます。

若林・春日:ハハハハ

若林:ありがたいね、それは。

髙地:あとあれですよね、春日さん、出産祝の品、気に入ってもらえましたか?

春日:もちろんよ。本当すぐ使えるようなものをいただいて、クミさんがびっくりしてた。「髙地君て年ごまかしてんじゃないの?すごいしっかりしてるよね」つって。

田中:それはそうですよね。僕、メンバーも、髙地、38ぐらいだと思ってます。

春日:ハハハハ

若林:本当そうだと思う。お祝い持って汐留のテレビ局の廊下歩いてたからね。

田中・春日:ハハハハ

髙地:ちょっと待って待って、恥ずかしいこと言わないでくださいよ。

春日:ありがたいよ。

若林:のしの付いた袋持って。

春日:あと、連絡くれたのも髙地君が一番早かった。ラジオで発表したね、私。

髙地:実際にラジオ聞いて、うわあびっくりした!と思って。

春日:終わって見たら、2時四十何分にもう「おめでとうございます」って。

田中・若林:ハハハハ

髙地:ラジオ聴きながらリアルタイムでメール送らせていただいて。

春日:ありがとう。うれしいですよ。

若林:ちゃんとしてんだな。

田中:オードリーさん、たぶん今、松村北斗も聴いてると思うんですよ。たぶん相当うらやましがってると思うんです。

若林:リトルトゥースって言ってくれてるから。

田中:そうですよ。この後も引き続き聴くってずっと僕にメッセージ送ってきてるんで。

若林:ありがたいね。

田中:今ちょうど「俺もめちゃめちゃつなぎてーよ」ってメッセージが。

若林:ジェシーも聴いてくれてんのかな?

田中・髙地:ジェシーは聴いてないです。

春日:なんで聴いてないんだよ!(笑)

田中:ジェシーはメンバーのも聴いてないですし、オードリーさんのも聴いてないですね。

若林:ハハハハ

春日:自由だね。

田中:ありがとうございます。

若林:ありがとう。

田中:つないでいただいて。

春日:とんでもございません。

髙地:ありがとうございます。

この後も番組続きますから。

田中:そうですね。この後はオードリーさんのが始まりますから。北斗も聴いてますから、皆さんぜひ。

髙地:そうね。

田中:いや、うれしいね。

髙地:俺ヤバい。めっちゃ興奮してんだけど。

田中:そう。オードリーさん、ありがとうございました。改めて。

髙地:オードリーさんありがとうございました!

若林:ありがとうございました。

春日:こちらこそね。

田中:だからさ……

髙地:ちょっと待って、本当に興奮が冷めやらないのよ。

田中:そうよ、そうよ。

髙地:俺、オールナイト始まるっていった時にさ、オードリーさんにバトンを渡せるっていうのですげぇ興奮してたのよ。そしたら、まさかのこうやって生放送でつなげるっていう。

田中:そうよ。これがラジオのよさですよね。つなげるっていうのが。

髙地:いや、興奮して今日寝れねーわ。

田中:いや、寝るだろお前。

髙地:いや、寝ねーよ!

田中:でも、しっかり聴きますからね。

髙地:はい。

田中:ということで、髙地、今日はいろいろ盛りだくさんでしたね。

髙地:はい。

(中略)

髙地:今日は冒頭からプチパニックがいっぱいあったのよ。

田中:そうよ。髙地はムチャ振りいっぱいされて。

髙地:本当だよ。

田中:初だしの情報もいっぱい出しましたし。

髙地:もうね、疲れた、すごい。

田中:最後には、ありがたいことにオードリーさんとつなげて。

髙地:オードリーさんとお話しできちゃったよ。

田中:今までもつないでいましたけど、これがさらにバタンを……バト……バ、バ……

髙地:(笑)すっげぇドタバタしてたけど。

田中:バトンを渡した感強くない?

髙地:いや、そう。いいよ、なんか。すごいオールナイトニッポンのファミリー感というのをすごい。

田中:なんか、俺もこれを機にリトルトゥースになりそうです。うれしくて。

髙地:マジ聴いたほうがいいよ。

田中:いや、聴くって!

髙地:逆にさ、このあと何してんの?

田中:寝てる。

髙地:もったいないよ、だって。絶対聴いたほうがいいよ。

田中:ということで、ここまでのお相手はSixTONES田中樹と

髙地:髙地優吾です。

田中:じゃ、オードリーさん頑張ってください。ありがとうございました!

髙地:頑張ってください。聴いてますよー!

 

 

オードリーのオールナイトニッポン 2020年6月13日

 

若林:こんばんは、オードリーの若林です。

春日:土曜の夜、カスミン

若林:よろしくお願いいたします。

春日:ひとつよしなに。

若林:でもね、どうかなあと思うんだよね。

春日:どうかな? 何が?

若林:春日の態度。

春日:態度? 何が? 何が?

若林:さっきSixTONESの髙地君と田中君、掛け合いしたじゃない。

春日:うん。したね。

若林:すごい楽しかったけど、「オーケーです」となった瞬間、ヘッドフォンぶん投げて

春日:ぶん投げてはいないじゃないかよ。

若林:ブースから出てったから。

春日:ぶん投げちゃないじゃないかよ。外したけどね。外しはした。すぐ。

若林:その瞬間外して出ていったじゃない、ブースから。

春日:出てってはいないじゃない。

若林:出ていったよね?飯塚。

春日:すぐじゃないじゃない。

若林:出てったよね?瞬間。

春日:外して……ああ、ありがとね、髙地君と田中ちゃん。いや、すぐじゃないじゃない。一回外して、したら、もう一回「改めてオードリーさんありがとうございました」で急いでさ(笑)。

若林:フハハハハ

春日:また付けてさ、また振られるんだと思って、急いで付けて、「ありがとう」って言って出ていったんだよ。

若林:(笑)あ、そう?

春日:正しくはね。

若林:なんかあるの? 外すぐ出て、本番前に円陣みたいのやったりしてるわけ?

春日:いや(笑)ダセェな。

若林:すごい急いで出てったからさ。

春日:そんなことはないよ。そんな別にね。

若林:怖かったわ、俺、正直。あんな勢いでヘッドフォン取って。

春日:ハハハハ それ、もうキレてるじゃん、そいつ。

若林:ハハハハ

春日:何がイヤなことがあって、クソッ!ていう感じじゃないよ。スッと置いてね。

若林:でも、髙地君が出産祝くれたんでしょう?

春日:いただいたよ。すぐ使えるさ。あげなれている人が渡すようなプレゼント。洋服とかさ。いっぱい入ってた。おもちゃとか。

若林:髙地君てすごいよな。俺見たんだから。春日に出産祝渡しに行く時。

春日:あ、そう。

若林:日テレの廊下、のしの付いた箱を持って歩いてたんだから。髙地君が。

春日:すごいな。そんなアイドルいる?(笑)

若林:26だよ。26の頃、のし付いたもの誰かに渡すっていう感覚なかったよな?

春日:ない、ない、ない、ない。別に身近な人が結婚しようが、子ども産まれようが、「おめでとうございます」ぐらいは言うけどさ。

若林:だって、40にもなって結婚祝がナスと味噌の奴もいるわけだからさ。

春日:それはいいじゃん。

若林:フフフフ

春日:まあね。

若林:一番安かった。何回も言うけど。

春日:うん。だから、その、髙地君もあげてたと思うと恥ずかしいね。

若林:でも、いつも思うんだけど、俺が「ナスと味噌だけだった」って言うじゃない。味噌汁のお椀も入ってたじゃない。

春日:まあね。

若林:「いや、お椀も渡したわ!」ってなんで言ってこないの? そこは安めに進行してったほうがやっぱりいいから? 粋じゃないかな、こんなこと聞いたら。

春日:粋じゃないよ、そんなの。それは一発目で言おうと思ったよ。だけど、お椀がないほうがおいしいじゃない(笑)。

若林:やっぱナスと味噌のほうがキャッチーだよな?(笑)

春日:そうよ! お椀があったら、ちょっと、まあ、別にそれはそれでアリみたいになるんじゃないの?みたいになるじゃん。

若林:でも、俺は、リスペクトもあるし、心があったまった。春日って、「ナスと味噌」って俺が言ってんのに、「お椀は」って言われてもいいなと思ってたから、「お椀は」って言わないんだなあ、いい奴だな、楽屋別々にしてーなと思ったもん。ハッハッハッハッ

春日:なんでだよ!

 

 

この日は、リトルトゥースの髙地君からバトンを受け取り、リトルトゥースの栞里ちゃんにバトンを渡すという希有な日。

『スクール革命!』で見る髙地君とは違う髙地君が見れる(?)SixTONESオールナイトニッポンサタデースペシャル。 髙地君はスクール革命!』の3年J組!新入生オーディションの時から観ていたから、不思議な感じ。いつ頃から何をきっけにリトルトゥースになったのか、おいおい知れるといいな。

 

 

 

祝 結成20周年

 願いが叶って『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』で、オードリースペシャル前編を5月1日に、後編を6月19日に放送していただいた。見たことのない画像もたくさんあって、見応えがあった。余韻がすごかった。

武道館の場面と『showがはじまるよ』が流れる場面では、反射のようにこみあげるものがある。もう10年もこのコンビに魅せられてきて、支えられてきたんだなと改めて思う。

最後に中居さんに漫才を振られて、普段ネタをやらないコンビなのでハラハラしたけど、そんなことは杞憂だった。ネタ合わせをする背中を含めて、とてもとても格好よかった。

改めて、結成20周年おめでとうございます。

 

余談。コンビ結成時の話は、ブレイク当時も、声をかけたのが8番目とか9番目とか、3年かけて口説いたという話がありましたね…。

誰だって波瀾爆笑』2009年6月9日

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