ファラガ様 静岡に降臨①

 

鉄崎幹人WASABI 2017年5月30日

 

大槻有沙「この時間はスタジオにスペシャルゲストをお招きしています。お笑いコンビ、オードリーの春日俊彰さんでーす」

鉄崎幹人「オードリー春日さんの入場です!」(拍手)

大槻「こんにちは~」

春日「エジプトゥース!ファラオ春日、ファラガでございますね、今日は。よろしくお願いしますね」

 

鉄崎「春日さん、ようこそ来ていただきましてね」

春日「とんでもございませんよ」

鉄崎「(メール)(略)「自分磨き、死んでもやめんじゃねぇーぞ」と言っていただけると嬉しいです」

春日「ガガガガンダム君、自分磨き、死んでもやめんじゃねぇーぞ!」

鉄崎「春日さんじゃねーじゃん。変わったじゃん、キャラが」

春日「説明がいろいろ大変なんですよ。我々のラジオで「死んでもやめんじゃねぇーぞ」っていうコーナーがありまして、それはたけしさんのモノマネをしながらやるコーナーなんで、我々のラジオで言う「自分磨き」って、なかなかお昼の放送じゃお伝えできないようなことを「自分磨き」という形で言いかえているんで」(笑)

 

鉄崎「(メール)この前ラジオで『豊満ババアプロレス』のDVDを買いそびれたと話していましたが、その後、購入できましたか?」

春日「ふふふふ(笑)これ大丈夫なんですか?お昼」

鉄崎「大丈夫です、大丈夫です」

春日「この間のラジオで『豊満ババアプロレス』という」

鉄崎・大槻「はははは(笑)」

春日「男子が好きな、そういったDVDですよね。それをDVDを買えなかったっていう話をしたんですけど、もちろんまだ手にしていないです。非常に気になっているんですけれどもね」

鉄崎「買うんですね?それはね」

春日「まあま、買いたいなと思っていますけどね。すいませんね、お昼に」

大槻「いえいえ」

鉄崎「春日さんは熟女好きは本当なんですよね?」

春日「まあま、そうですね。熟女の方じゃなきゃダメっていうわけじゃないですけどもね、熟女の方が一番テンションが上がるという」

 

鉄崎「暑いでしょ!」

春日「えっ?」

鉄崎「喋りづらいだろ、それ」

春日「いやいや、喋りづらくはないですけど、聞こえづらい」

鉄崎・大槻「はははは(笑)」

鉄崎「じゃ、ラジオ致命的じゃねーか!」

春日「全然暑くもないです。聞こえづらいんですよね、被りものがすごいから。集中してますよ、聴くことには」

 

鉄崎「(メール)息子がお笑い芸人と水泳選手、ダブルで目指してます。ずばりそれは春日さんなんです。春日さん、お願いします「コウタ頑張れ」と一言いただけないでしょうか」

春日「なるほどね。コウタ、頑張れバカヤロー!(たけしさん風)」

鉄崎「違う!そこ変えなくていい」

春日「すいませんね」

鉄崎「なんで変えたそこ」

春日「さっきのが残っちゃっててね」(笑)

 

大槻「お笑いコンビ、オードリーとして活躍するかたわら、ボディビルダーとして鍛え抜いた見事な体を披露している春日さん。上から目線の芸風とその醸し出す雰囲気から、現在、静岡県立美術館で絶賛開催中の『黄金のファラオと大ピラミッド展』のオフィシャルサポーターを務めています。ふふふ(笑)ちょっと気になっちゃって」

鉄崎「ずっとユーストに向かって「アアーッ」つって「ウーッ」つって言ってくれてますからね」

春日「カメラが大好きなもんでね」

鉄崎「しかし、ホントに「春日さんて何者なの?」っていうぐらいいろんなものをやってらっしゃるじゃないですか。お笑いはもちろんメインなんですけども、ボディビルダーもだし、レスリングでしょ?」

春日「やっていますね」

鉄崎「あと、最近、フィンスイミングでしょう?」

春日「はいはいはい。メダリストですからね」

鉄崎「何になろうとしてるんですか?」

春日「それは、私の周りの大人にも聞きたいんですよ」

鉄崎・大槻「はははは(笑)」

春日「春日をどうしていきたいんだ?と」「オファーをいただくんで、全部やらせてもらっていたら、こういう状態になったんで。だから、“春日”というジャンルですよね。芸人とかじゃなくて、ボケ・ツッコミとかじゃなくて、“春日”というジャンルの第一人者ですよね」

鉄崎「凄いと思うんだけど、春日さんて、これやらせても春日なら大丈夫だろう的なものができ上がっちゃっているじゃないですか」

春日「はいはいはいはい」

鉄崎「例えば、部族と戦ったりとか」

春日「はいはいはい。そうですね」

鉄崎「本気で戦ったんですよね?」

春日「本気で戦ってるんですよ。部族の人たちなんて加減というか、打ち合わせなんかできないですから。基本的にいろんなアフリカの部族とかに行っていたロケは、向こうの儀式に参加するっていうことだったので、本当に混じってやってました。棒で裸でバチバチ叩き合うとかね」

大槻「えー」

鉄崎「それが、普通の人だったら悲惨に見えちゃうけど、春日さん、悲惨に見えないんだよね」

春日「そうなんですよ」

鉄崎「そこだよ!」

春日「そこなんです。それはやっぱ春日だからですよね」

鉄崎「春日だからだ」

春日「別に努力、そんなにしてるわけじゃないですけど、もともとそう見えちゃうというのは、親に感謝ですよね」

鉄崎「(笑)感謝してるんですね?」

春日「ええ」

鉄崎「ボディビルとか、体鍛え始めたのは昔からですか?」

春日「いや、昔からではないですね。それも企画というか、お仕事としてやり始めて。したら、今やボディビルダーになってしまいましたからね」

鉄崎「あれはやっぱりもうやめられないでしょう?今」

春日「もうやめられないですね。やめたら落ちてっちゃうんで、もったいないじゃないですか」

鉄崎「週何でトレーニングしてます?」

春日「今、週3ぐらいですかね。本当に毎日行きたいんですけどもね」

鉄崎「毎日行って毎日同じ場所鍛えるの?」

春日「毎日違う場所ですよ。日に分けてね。4分割でやってます」

鉄崎「毎日行ったらダメだろうというってう話ですけど(笑)芸人が」

春日「(笑)まあま、そうです。何者なんだ?ってなっちゃいますけど、ほかにもいろいろやってるんで、ほかの練習とかがあるんでね。レスリングやら何やら。なかなか行けないんですけどね」

鉄崎「プロテイン飲みながらやってる」

春日「もちろんもちろんもちろん。1日3回、4回ぐらいね」

鉄崎「どれぐらい飲んでます?」

春日「1回で3杯ぐらいですから、それを1日3回」

 

鉄崎「フィンスイミングはなんで始めたんですか?」

春日「フィンスイミングも『体育会TV』という番組の企画です。企画以外で自分から始めたことなんて一つもないです」

大槻「えー、そうなんだ」

鉄崎「はははは(笑)企画でやらされちゃうんだけど、結果出しちゃうんだよね、春日さんは」

春日「そうなんですよね」

大槻「天才肌ですね」

春日「究極の受け身でもありますしね。お笑い始めるのも相方に誘われてですから。唯一自分でやっているのは呼吸ぐらいです」

鉄崎「いやいや、ほかにも排便とかあるじゃないですか」

春日「(笑)呼吸だけ。排便も多分誰かに促されてやるようなもんですよ、私なんかは」

 

鉄崎「もう一個聞きたかったのは、有吉さんの番組でめっちゃいろんなゲテモノ食べてるじゃないですか。僕も一応静岡ではいろいろゲテモノを食べてきた感じのカラー、ポジションなんです。でも、春日さんのを観てたら、僕のなんて、あんなのデザートやと思いました」

春日「ハハハハ(笑)確かに海外のほうがね」

鉄崎「エグイな」

春日「インパクトありますからね。虫を素揚げしてそのまま食べたりとか」

鉄崎「平気なんですか?」

春日「平気っちゃ平気ですよね」

鉄崎「平気なんだよね。だからそれも気持ち悪く見えないんだよ。春日さん平気で食べちゃうから」

春日「そうですね。なんかわけのわかんない、海でとったミミズの長げぇみたいな」

鉄崎「あった、イソナントカみたいのあった、ゴカイの仲間だよね」

春日「そうすね」

鉄崎「あれ生だっけ?」

春日「あれは茹でました。茹でてうどんみたいな感じにして(笑)」

鉄崎・大槻「はははは(笑)」

春日「だし汁に入れて出されたんで、うどんみてぇに食ってやりましたけどね」

鉄崎・大槻「はははは(笑)」

鉄崎「どんな味やった?」

春日「あれは、貝柱というか。海のものなんで、ホタテとかああいう貝柱の味ですよね。見た目は悪いですけど。まずくないんですよ。食べてみたら」

大槻「えー」

鉄崎「そうそう。ゲテモノってみんなまずいっていうイメージ持ってるけど、食べてみるとそうでもないの多いですよね」

春日「そうなんですよね」

大槻「えー」

鉄崎「だけど、その中でもこれは無理だったっていうのはないの?」

春日「これは無理だった……私的にはないですね。ないけど、放送するのが無理だったというパターンはいっぱいありますね。オンエアに耐えられない。これはさすがに観てる人が。せっかく食べたのに、みたいな。あれ?って、放送観たら、「カットされてるんだ」みたいなのはありますよ。虫だとか」

鉄崎「エグすぎて」

春日「ええ。そういうことはありますけどね」

 

鉄崎「今後、春日さんはどうなっていくんすか?」

春日「どうなっていくんですかね。私も知りたいですね」

鉄崎「でも、あのアパートは越さないの?」

春日「アパート、越さないですよ。あの風呂なしのむつみ荘ですね」

鉄崎「家賃幾らでしたっけ?」

春日「家賃が3万9,000円ですね」

大槻「安っ」

鉄崎「越さないの?」

春日「越す予定はないですよね。部屋がすごい好きなんですよね。実家の自分の部屋みたいな感じで」

鉄崎「みんな、これだけ、ぶっちゃけ、いやらしい話、儲かってるわけですよ」

春日「もちろんもちろん」

鉄崎「もちろん言うな!」

春日「貯金が引くぐらいありますからね」

鉄崎「ふはははは(笑)」

大槻「えー!凄い」

春日「とんでもない額ありますよ」

鉄崎「現金で買うんだもんね、家をね」

春日「まあ、そうすね。だから、今、風呂なしに住んで、結婚とかをしたら、やっぱりそこでは一緒に住めないから、引っ越すことになるんですけど、そこは風呂なしの部屋から一軒家に行きたいわけです。間を入れたくないわけです。マンションとか。大体普通の人そうじゃないですか。最終的に一軒家というゴールはあるかもしれないですけど、ゴールにすぐ行きたい」

鉄崎「僕、芸人さんとしてはもちろんですけど、人間として面白過ぎる人だと思う」

春日「うん、そうですね」

鉄崎「そうですねとか言わなくていいから」

春日「あと3回ぐらい言ったほうがいいです、たぶん。放送中に3回ぐらい(笑)」

鉄崎・大槻「はははは(笑)」

鉄崎「以上でございます」

春日「アハハハ(笑)えっ、こんなスン!て終わるんですか?」

鉄崎「スン!て終わりたいと思いますのでね。これからも春日さんから目が離せないという、お笑いコンビ、オードリーの春日俊彰さんにお話を伺いました。どうも今日はありがとうございました!」

春日「ありがとうございました。またお会いしましょう。バーイ」

鉄崎「カスカスダンスだけ教えてやってください、あとからね。お願いします」

大槻(笑)

 

 

後輩と飲みに行った時の話-井口さんの目線-

三四郎 小宮さんと峯田さん。あと舘野さん - ウエストランド・井口のぐちラジ! #804

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井口「お前はたぶんまた羨ましがると思うんですけど、三四郎さんのオールナイトニッポンでも話されてたんですけど(後輩と飲みに行った時の話 - imadokiyuuka’s blog

)。我々が提携してる番組の」

河本「あー、俺まだ聴いてないな」

井口「小宮さんとこの前高円寺でご飯食べに行って、後からネコニスズの舘野さんも来るっていう話になってたんですけど、行ったことないお店に行ったんですよ。したら、狭い。これね、三四郎さんのオールナイトニッポンで話されてるんですけど、たぶんもう聴けなくなっちゃうから、ぐちラジは永久に残りますから(笑)言いますけど」

河本「ああ、なるほどね」

井口「そうそうそう。言いますけど、狭いお店で、カウンター5席ぐらいあって、テーブルが2席ぐらい、4人席が2席あるぐらいの狭いお店なんですけど」

河本「狭いですね」

井口「3人ですと言ったら、今、テーブル1つ空いてますんでって言って、したら、小宮さんがソワソワしてきて、パッと見たら、もう1つのテーブル席のほうに、銀杏BOYZの峯田さんがいたんですよ」

河本「おーー!高円寺にいますしね。下北とか高円寺とか、多いです」

井口「て、よく聞くじゃないですか。ホントにいるんだ!と思って。しかも、めちゃくちゃ狭い店で、そんな隣り合わせっていうのも。小宮さんもめちゃくちゃ峯田さんのことが好きだから、銀杏BOYZとか大好きだから」

河本「僕も大好きです」

井口「僕らの世代は」

河本「『GOING STEADY』ね。の時代から」

井口「もろそうですから、うわっ、峯田だ、峯田だって」

河本「なるよ、なるよ」

井口「どうしようってなったけど、まあ、でも行くしかないから座って。「小宮さん、どうします?」って言ったら、「いやいや、でも、こっちから挨拶することはないだろう」みたいな変なプライドみたいなのが急に出てきて、「向こうから来たらするけど」みたいな」

河本「なんでなん?」

井口「好きがゆえにこじらせてるのか、なんか知らないですけど。ただ、いつもは、普通のお店とか行くと、「うわ~小宮だ」ってなるのがイヤだから、見えるほうには背中を向けて座るじゃないですか。基本」

河本「まあね。僕もそうですもん、オガタ(?)さんとかと行くとね」

井口「それは皆さんそうなんですけど、その時は、峯田さんからめちゃくちゃ見えるほうに座って、いつ話しかけられるんだろう、ぐらいな」

河本「ああ。いやでも、それはそうなるよ」

井口「感じではあるんですよ」

河本「嬉しいもん、だって。ほんで、しかも、こっちもちょっと名前が知れてて」

井口「もうテレビに出てるわけですから」

河本「小宮さんなんか有名人ですから」

井口「その後、舘野さん来るってなって、舘野さんはめちゃくちゃ銀杏BOYZというか、峯田さんのことが大好きで、しょっちゅう言ってるでしょう、峯田さんのことばっかり」

河本「うん」

井口「それぐらいホントに好きだから」

河本「Tシャツも着てますしね」

井口「そうそう。Tシャツも着てるから、先に言おうかどうかと思ったけど、内緒にしといて驚かせようと思って、これ、どういう感じになるんだろうと思うじゃないですか」

河本「舘野さんは好きですよ」

井口「本当に好きですから。で、こう待ってたら、舘野さん入ってきて、「あー、こっち、こっち」って言ったら、「えっ?はぁ」みたいになって「おしゃれなお店ですねー」って全然気づいてなくて(笑)」

河本「おしゃれなお店なの?」

井口「おしゃれなお店だけど」

河本「それは、峯田さんが使うぐらいですからね」

井口「こじんまりしたおしゃれなお店ではあるけど、いや、そうじゃなくて。言ったら、えーっ!みたいな、また」

河本「そりゃなるよ」

井口「てなって、小宮さんも言ってたんですけど、そっからみんな気もそぞろというか」

河本「会話もならない」

井口「会話が全然続かないんですよ。お互い何にも聴いてなくて」

河本「そりゃそうでしょ」

井口「こうですよね?ああ……ん、みたいな。なんか言われても、あ、はい、みたいな」

河本「完全に、どこにいるのか知らないですけど、峯田さんのほうに気とられていたんでしょ?」

井口「そうそう。で、めちゃくちゃ近い距離感ですから、話も聞こえてくるわけ。「銀杏BOYZが」とか聞こえてくるから、みんな、うん?てその瞬間」

河本「なるな」

井口「なんか貴重な話してんじゃないか、とか、なるし。したら、小宮さんもなんかちょっと怒っちゃって、いや、俺だぞ、みたいな」

河本(笑)

井口「「俺だって凄いだろう。お前ら感覚が麻痺してるだけで、俺だって『水曜日のダウンタウン』とか『アメトーーク』とかも出てるし」みたいな、本当に言い出して、「俺にもっと集中しろよ、俺といることが凄いと思えよ」みたいな」

河本「それは無理だって。売れてない時も知ってるから、なぜならあなたのことを」

井口「そうそう。それもあるけど、でも、なんか特に舘野さんとかは、もう、こんななるから、「いや、舘野君さ、俺に憧れてたんじゃないの?」みたいな。舘野さんは小宮さんのことが好きでマセキに入ったという経緯もあるから、「俺のこと好きなんだろ?」みたいな。「俺のほうが凄いんだよ!」みたいに言いつつ、小宮さんもめちゃくちゃ峯田さんのこと好きだから、全然ふわふわしてるんです」

河本「小宮さんもあっち見ながら」

井口「そう。あっち見ながら言っている。「俺のほうがすごいんだから」みたいに言いつつ、峯田さんが先に帰るってなって、帰る、どうしようって待ってたら、お店でサインかなんか峯田さん書いてて、したら、こっちにパッて来たんすよ。あ、小宮さんも来た来たと思って緊張してたら、僕のほうに峯田さん来て、「以前にもお会いしたと思うんですけど、すいません、挨拶遅れました、銀杏BOYZの峯田と申します」みたいな」

河本「えっ?」

井口「僕に。……なんだよ!」

河本「鳥肌立っとる」

井口「はははは(笑)そんなに反応してくれたら嬉しいけど。やついフェスで」

河本「そうそう。俺は見たよ。危ねー、その話するとこだった」

井口「でも別に、まあまあ、よかった、よかった。やついフェスでご一緒したわけじゃない、ご一緒したというか、やついフェスって、やついさんの大きな、音楽と笑いの融合したイベントで」

河本「山ほどいるんすよ、出演者」

井口「我々は若手芸人のコーナーでネタやらせてもらって」

河本「幕間ですよ、幕間」

井口「当然峯田さんはでかい――いろんな会場でやりますねからね。でかい会場で銀杏BOYZで歌われてるんですけど」

河本「大目玉ですよ」

井口「目玉……大目玉は言葉違うな~」

河本「大目玉」

井口「言葉変わったな~もう。大目玉だとしたらぶちギレてることになるから(笑)」

河本「目玉中の目玉だよ」

井口「目玉中の目玉(笑)。見事に変えたな(笑)。こんなミスあるんだーというミスするな(笑)。よかった、この話言わなくてっていうミス乗り越えたと思ったら、とんでもないミス(笑)」

河本「新しいの入った」

井口「ははははは(笑)」

河本「新しいの待っとったな」

井口「ははは(笑)またすぐハードル(笑)。気抜いたんだろうな(笑)」

河本「気抜いたらすぐじゃ」

井口「それで、その時に、確かに僕らなんか仕事終わりでやついフェス行って、一緒にね。2人というか、舘野さんもたしか行って」

河本「おった、おった。ネコニスズさんおったよ」

井口「ネコニスズもいて、その時に峯田さんもちょうど会場入りが一緒ぐらいで」

河本「そうそうそう」

井口「確かにこっちをめちゃくちゃ見てきてる感じは僕はあったんだよ、なんとなく、正直」

河本「あ、そう」

井口「あ、見たことある人だって、向こう、なんか思ってるんじゃないかなと」

河本「お前だろ?」

井口「そうそうそう。僕、僕」

河本「俺はだって、「うわぁ峯田じゃ」と思いながら」

井口「そうそう。みんなそうなるし、とはいえ、僕も、僕のことなんか、知ってそうですよって舘野さんに言うのも恥ずいし、違う可能性が高いし」

河本「まさかそんなことはないと思うよ」

井口「でも、そこぐらいでしょ?峯田さんとお会いしたというか。その時に、一度以前にもお会いしたことがあるんですけど」

河本「言った?すげぇー!」

井口「むちゃくちゃいい人でしたから。したら、小宮さんすぐ「あ、三四郎の小宮です!」とか」

河本「言ったの?」

井口「言ったら、小宮さんもオールナイトニッポンで言ってましたけど、マジで小宮さんのほうには一瞥もくれず、「あ、そうですか」みたいな感じで(笑)」

河本「へえーー」

井口「いや、でもね、本当のことを言うと、これね、恥ずかしいから、本当のことを言うと「ウエストランドの井口さんですよね?」までは別に言ってないから、誰かと僕を間違えてる可能性はあるんですよ。芸人だろうなってわかるぐらいで」

河本「あ、そうなの?」

井口「うん。わかんないすよ」

河本「「ウエストランドの井口さんですよね」って言ったわけじゃないの」

井口「僕もめちゃくちゃ緊張してから、ワーッてなってたから、何にも言えなかったけど、ちゃんとできなかったけど、みんな。その時、3人」

河本「そりゃそう」

井口「やっぱりみんな気もそぞろだったんだという、その瞬間」

河本「僕らの世代は、もう、ねぇ」

井口「だから、この間上原多香子さんに会ったでしょう」

河本「会った」

井口「中学・高校の時に見てた人に会うのが続くから、死ぬんじゃねーかな(笑)ちょっと不安にはなる。こういうことってないでしょ?」

河本「ない」

井口「だから、要はね、例えば」

河本「俺はまだないけど」

井口「まあ、そうだな。お前だけ生き続けるかもしんないですけど、なんか前も言ったけど」

河本「生き続けるって何なん?(笑)」

井口「永久に生き続けるかもしんないですけど」

河本「ないばっかりに?」

井口「(笑)そう。出会うことがないばっかりに」

河本(笑)

井口「小宮さんとかバーッと売れたとか、エレキテルがバーッと行った人と仲いいというのはすごいけど、そうでなくて、中学・高校の時にもろ見てた人に会うというのは、また全然違う感じですからね」

河本「うん」

井口「タモリさんにお会いするとかは、タモリさんてずっと好きだからっていう。爆笑問題さんもそうですけど。じゃない、青春のこれは独特なのがありますから」

河本「そうそう。あの時のやつをね」

井口「だから、なんかすごい、そういうのが続くなあとは思ってるんで」

河本「スゲェ」

井口「よかったですよ」

河本「めっちゃええが」

井口「そうですね。だから、舘野さんもずっとふわふわして、みんなでその後すぐカラオケ行って、みんな銀杏BOYZすげぇ歌ってましたよ(笑)。すぐ感化されて(笑)」

河本「そりゃそうでしょうね」

井口「なりますよ、ホントに。また誰かに会うかもしれない。そろそろ」

河本「ずるいな、なんか。その(?)くれや」

井口「どういうことだよ?」

河本「その体験くれや」

井口「無理だよ、そんなの(笑)。その時もめちゃくちゃ羨ましがった」

河本「羨ましいよ!」

井口「上原多香子さんとも僕しか写真を撮れなかったんでね」

河本「うん」

井口「会えよ」

河本「上林さんに止められた。全力で」

井口「確かに止められてました」

河本「全力でな」

井口「いいよ、全力じじぃさん、全力じじぃの上林さん……そんなのたぶん誰も言ってない(笑)。しょうもなさ過ぎて」

河本「「おまえはあかんで」って言われた」

井口「そうそう。上原多香子さんも急いでたんでね」

河本「なんでやじじぃ!と思って」

井口「いいよ、全力じじぃの両方」

河本「全力で止めてきやがって!じじぃ!」

井口「もうしょうもなー(笑)」

河本「はっはっは(笑)」

井口「マジでしょうもないな(笑)。ミスの大目玉って言っちゃうとかはいいけど、狙いに行ってマジでつまんなんのだけはやめてくれよ(笑)」

河本「ははは(笑)」

井口「なんで、ちょっとこれはホントにすごいこと起きるなっていう話だった」

河本「わあ、ええなぁ」

井口「またなんかそういうことがあるかもしれないですから」

河本「次は誰かな」

井口「わかんないすよ。なんかあるかもしれないですね。言ってみれば中村俊輔選手に会ったこともそうですからね」

河本「それもそうか」

井口「ちょっと、なんか会える特権もあるかもしれないですから」

河本「お前はぴんとこんかもしれんけど、お前の俊輔じゃけな、峯田さんは」

井口「要はそういうことですよね。みんな「峯田」って言っちゃいますしね」

河本「言うよ」

井口「峯田君とか」

河本「言ってしまう」

井口「そういう感じですから、カズって言っちゃうみたいな」

河本「そうそう、そういうこと、そういうこと」

井口「俊輔もそうだ。俊輔って言っちゃうみたいなね」

河本「俊輔って言っちゃうよ」

井口「そういう人と会えるのは」

河本「言っちゃうよ」

井口「なんだよ、それ(笑)。何のスイッチが入ったんだよ(笑)。ちょっと長くなりましたけど」

河本「いや、羨ましい~」

井口「またお会いできるように、やついフェス、今年も出られるんすかね。我々はたしか呼んでいただいていますから。ちょっと待ってみれば、入り待ちすれば?」

河本「えー、でも、わからんじゃろ」

井口「わからないでしょうけど」

河本「俺のほうは」

井口「ただ入り待ちのファンだと思うかもしれないですけどね。またなんかそういう話があれば、続報があれば話したいと思います」

 

 

ウエストランドの井口さんですよね?」と言われていたと小宮さんは言ってましたよと教えてあげたい(笑)。

小宮さんサイドのお話

imadokiyuuka.hatenablog.com

 

 

ぶちラジ、ぐちラジは、今年の始めに、河本さんが春日さんのベストを縮めたか伸ばしたかの張本人と知ってから、毎日観ている。この雰囲気が漫才に出るといいなぁ。

 

(リスナーにとって)7年目の真実 

imadokiyuuka.hatenablog.com

 

 

 

生まれ変わったら政治家になりたい人と、ただ生きてる明るい人

 

相席スタートオールナイトニッポンR 2017年5月27日

 

山﨑ケイ「コンビ組んでまる4年たったんですかね」

山添寛「まる4年たちましたね」

ケイ「芸歴で言うと、私が10年目で山添が9年目なんで、結構やってるんですけどね」

山添「そうなんですよ」

ケイ「人に勧められてね、何となく組んだコンビだったんですけどね、実はね」

山添「そこから“相席スタート”って言ってね」

ケイ「そう」

 

ケイ「なんで芸人になったの?とか聞かれるんですよ」

山添「ケイさんの場合なんかよく聞かれはりますよね」

ケイ「そう。さっき言ったけど、爆笑問題さんのラジオはずっと聴いてたんだけど、でも、別にお笑いが好きだったかというと、全くそうじゃなくて、全然興味がね、正直ないんですよ」

山添「組んでから、本当に目玉飛び出るかと思いました、僕」

ケイ「今でこそ興味ありますけど、じゃ、今、なんで興味があるのかといったら、正直、知ってる人たちが出てるからっていう(笑)。友達がやってるバンド見れる、みたいなことに近いんだと思うんですよ、正直(笑)」

山添「ほんまに、本気の熱量でやってはる人が聞いたらムッとしはるかもしれませんよ、それ」

ケイ「やりだしたら、面白いなとは思うけど、根本的に私、お笑いというもの……」

山添「ボードゲームちゃうんやから」

ケイ(笑)

山添「ちょっとやってみたら面白かった、みたいな」

ケイ「いや、でも、ほんとそんな感じ。入り口は」

山添「(笑)入り口はね」

ケイ「やり始めたら、これぐらいのことをすると、こういう結果が出てっていうことでどんどん面白いし、人のやつ見て、あ、こんなにパターンがあるんだとかって勉強になるから。根っこは、血はお笑いの血じゃない。絶対」

山添「そこのズレに困惑しましたもん。組んだ当初」

ケイ「最初ね」

山添「最初、全然、ネタ作りを週5日ぐらい集まって、ネタができひんもんやから、お互いのことを知ろうっていうところからひたすら5時間ぐらい喫茶店で喋って、お疲れさまでしたっていう」

ケイ「喋ったよねー。話しましたねー」

山添「ことを半年ぐらいずっと続けてたんですけど、「最悪ウケなくていいと思ってるから」って言われた時は、え?俺の職業なんなんや?って思いましたもん」

ケイ「マジでずっとそう思ってる(笑)」

山添「ほんまに新ネタ作るってなった時に、「笑ってもらわなくていい」って言いますもんね」

ケイ「そうそう。ウケたいっていうか、伝えたいんですよ、私は」

山添「伝えたい?」

ケイ「伝えたい。あなただけじゃないよってことを伝えたいんです、私は。私だって苦しんでるよっていうことを伝えたい。苦しんでるけど、ちょっと表現の仕方を変えたら、ちょっとファニーな感じにならない?みたいな」

山添「歌手やん」

ケイ「今日はですね、私、テーマを持ってやってるんです。このパーソナリティ。あなたは軽い気持ちで楽しくワイワイできたらいいかなとか思ってるかもしれない」

山添「アホ言え!何を言ってんすか」

ケイ「私は今夜、一生懸命生きてる女性を応援したい。そういう気持ちでパーソナリティさせてもらってんの。わかる?」

山添「女性議員なんですか?」

ケイ「でも、ほんと生まれ変わったら政治家になりたいから」

山添「はははは(笑)」

ケイ「マジで私、生まれ変わったら絶対政治家になる!」

山添「それを今、俺、冒頭で聞いても何て言ったらええかわからないです(笑)。頑張ってください」

ケイ「今世では、お笑いを通じて女性がこの世の中で一生懸命生きていくというのはどういうことなのかというのを、私は今世ではお笑いで表現するということを選んだだけ。それに手伝ってもらっている人。あなた」

山添「僕が?」

ケイ「うん。一緒に女性がいきやすい社会を作りましょうよ」

山添「それ、ど頭で言うてや、組む」

ケイ「ふっふふふ(笑)」

山添「ほな断れたやん」

ケイ「はっはっはははは(笑)」

山添「私、女性のために伝えていきたいけど、それでいい?って言ってくださいよ」

ケイ「だから、今日はね、後でど直球の人生相談コーナーをやりますんで」

山添「まあ、ケイさんは相談を受けてきてますからね」

ケイ「ラジオで人生相談ていったら、たぶんドリアン助川さん以来ですよ。ご存じですか?叫ぶ詩人の会ドリアン助川さん」

山添「ドリアン助川さん、ピン芸人の方ですか?」

ケイ「違います(笑)。でも、見方によってはピン芸人という見方もできるようなことをしてますね(笑)。叫ぶ詩人の会のやつ見てほしいなぁ」

山添「存じてなかったです」

ケイ「なかなか興味深いことをされてる人なんですけど(笑)」

山添「ずっと聴いてた」

ケイ「そうなんです。

私の自己紹介は大体済みましたんで」

 

山添「まあまあまあ、ケイさんに言われてるとおり、よく言われるのが、明るくて」

ケイ「山添寛(かん)君ですね」

山添「はい。痩せ型の成人男性(笑)」

ケイ「とにかくね、一回このラジオの打ち合わせの時もね、「山添さんてどういう人ですか?」って聞かれたから、「ただ生きてる明るい人ですね」って言ったの(笑)。ただただ(笑)」

山添「ほんまに、相方が一番知ってる人なんやから!頼りにしてるんすから!」

ケイ「ほんとにね、明るい人。はははははは(笑)」

山添「まあ、そうですね。明るくはあります。自分でもわかります」

ケイ「もうホントに明るくてハッピーな人ですね」

山添「あんまり落ち込んだりとか、確かにないですね」

ケイ「悩みとかある?」

山添「悩みは、まあ、そうですね、調味料があれが切れとるな、とか、それぐらいのことしかないかもしれないですね」

ケイ「ほんとそうだろうね。家帰って、あん!買うの忘れた!ぐらいがマックスでしょうね」

山添「はい。ちょっと冷えてきたなとか、夜はまだ冷えんな、とか、それぐらいのことかもしれませんけど(笑)」

ケイ「ほんとにね、マジで山添って3日一緒にいたら全部わかります。その先は、ないです」

山添「ほんまにそれ言いますけど、噛んだら噛んだだけ味出てくるって」

ケイ「いや、ないないないない」

山添「相方やから、ケイさん」

ケイ「ある?」

山添「だって、今までのおつき合いしてきた彼女とかやったら、きっと……まあ、でも、ケイさんと同じこと言いそうですね(笑)。思い返したら。ただ、僕だって熱中するものありますから」

ケイ「(笑)あります?」

山添「うん」

ケイ「あんま熱中するっていうイメージはないですけどね」

山添「やっぱ、安くて旨いもの」

ケイ「ははははは(笑)」

山添「安くて旨いもんは」

ケイ「そのことが唯一夢中になれるもの?」

山添「ほんとに人目をはばからず声を上げるといったら、安くて旨いもの」

ケイ「もっとあるでしょう!人生生きててさ」

山添「今日は僕はどんどん紹介するっていうコーナー」

ケイ「なぜ私はこの世に生まれてきたんだろう、とか考えたことある?」

山添「もうもうもう、しんどいしんどい!」

ケイ(笑)

山添「耳がしんどいわ!」

ケイ「えー?」

山添「だって、この今3時15分。16分になるとこですよ。この時間に、そんな、どうやって今後生きていくか、みたいな話、もうもう、そんなん僕が起きてたら、なんやこのお姉さんはって。でも興味深いか。うーんて、思いますけど、そこよりも、うわぁ、聞いてて、わかるわ、それ旨いよなーとか、えー?俺それ知らんかったわ!とか、えー?それアツアツの時に口入れてみたいなーとか(笑)」

ケイ「はははは(笑)」

山添「そういうことでしょ!」

ケイ「ほんとにね、真逆なんですよ、性格が」

山添「夜食」

ケイ(笑)

山添「それをたくさん、僕、今日、紹介しますからね。主婦の皆さんが、ああ、今日は寝苦しかったわ、とかで目が覚めた人なんかは、すぐメモ用意してほしい」

ケイ「主婦の皆さんは起きてないよ、この時間」

山添「たまたまね、たまたま運命的に今日聴いてくださる方とかは、明日の朝ご飯なり昼ご飯なり間食なりで使っていただければと思います」

ケイ「どこでも使ってもいいけど、別に(笑)」

山添「ほんとにええのを伝えられると思いますよ」

ケイ「は~ぁ(笑)」

 

 

つまんない奴とサイコ野郎

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年5月27日

 

若林「この曲(『お義父さん』)、実は俺と春日が稽古場で漫才の稽古してたら、はなわさんがいらしたんですよね。俺らが後から行ったんすよね」

はなわ「そうなんです」

春日「あ、そうか!」

若林「そうでしょ?」

春日「だから、あれ?と思って。これ聴いたことある歌だと思って、どこでだ?ライブも一緒に出させてもらってないし、あれどこだろう?そうか稽古場か!」

若林「それが結構前じゃないですか」

はなわ「結構前」

春日「ずいぶん前ですよね」

若林「半年以上前ですよね?」

はなわ「もっと。だから、去年ですよ、去年」

若林「1年ぐらい前すよね。それで、今リリースって聞いたから、リリースすんの事務所だいぶ渋ってたのかなと思ったんす(笑)」

はなわ「それもちょっとあるんですよ。それもちょっとあるんすけど、今回なぜオードリーのラジオで話すかというと、初めて言うんですけど、俺、あの歌を嫁さんに、これ、もともと去年の嫁の誕生日が3月4日で、その誕生日プレゼントに、ただ歌うだけのための歌だったんですよ」

若林「すごいすよね、それも」

はなわ「結婚15周年目の節目の」

若林「15周年目の歌を奥様にプレゼント」

はなわ「そうです。その歌を作ったんですよ。それで、練習する場所が家だとうるさいと言われちゃうから、練習しよう。しなきゃいけないわけじゃないですか。だけど、照れくさいじゃん、こんな歌」

若林「はいはいはい。なるほど、先聴かれちゃうとあれですしね」

はなわ「そうです。だから、稽古場で一人で夜中練習してたんですよ。そしたら、急にドアがガチャッて開いて、ビクッとしてパッと見たら若林が「あれ?はなわさん、大丈夫ですか?」みたいな。「今日使ってんですか?」それで、「あ、ごめん何?今日今から稽古すんの?」って言ったら、「あ、そうなんです」。結構遅かったよ、時間、あれね」

若林「そうですね。深夜でしたね」

はなわ「「そっか、じゃあ、ちょっといいよ、大丈夫大丈夫、俺もう帰るよ」つって言ってたら、春日も来たんだよ。それで俺悩んで、こんな歌聴かせて、俺が帰ったら、どんな会話になるんだろうと思ったんだけど」

若林「はっはっはっは(笑)いい歌ですからね」

はなわ「そうそう、チョーマジな歌だから。それで、聴いてもらったんだよ」

若林「聴きました聴きました」

はなわ「「いい?聴いてもらって」って言って」

若林「聴きました聴きました」

春日「そうだ、そうすね」

はなわ「それで、これを初めて歌って、俺は人に、一番最初に聴かせたのはオードリーの2人なんですよ」

春日(笑)

若林「そうなんすよね」

はなわ「嫁よりも先に」

春日「そうだったんすね」

はなわ「そうそう。それで、その時に春日がなんかちょっと困ったような顔っていうか、こんなマジな歌聴かされてどうしよう(笑)」

若林「そりゃ、芸人3人でこんな感動の歌聴かされたら、俺は、なんかそっちもはなわさんと話せる気持ちはあるけど、春日は特に困るでしょうね(笑)」

はなわ「はっはっはっは(笑)」

春日「いや、そうそう」

若林「普通に低い声で「あ、いいっすねぇ」みたいな。はははは(笑)」

春日「あんまりはなわさんと会う機会もないから、その歌を聴かせてもらう前に会った時の最後の会話が「知り合いの太った女性を紹介してやる」っていう」

はなわ「はっはっはっは(笑)」

春日「春日好みの、いるぞ」

若林「人間ていろいろだね。あははは(笑)」

春日「それが直前の会話だったからさ」

はなわ「フリだと思うよね(笑)」

春日「めちゃくちゃいい歌だったから(笑)ちょっと複雑なね」

はなわ「しかも、2人は知ってんじゃないですか、うちの嫁のことを」

若林「もちろん(春日「はいはいはい、もちろんもちろん」)、俺ら20代の時は、はなわさんには飯食わせてもらって、服もらったり。お家に奥さんの料理食べたり。食いつないだり。俺、だから、はなわさんからリュックサック、バッグ買う金もなかったからもらったんすよ。その時に、リュックのポケットに奥さんの手紙が入ってた」

はなわ「えーっ!」

若林「奥さんからはなわさんに宛てた」

はなわ「ウソでしょ?マジで?何それ」

若林「そうなんすよ。それで、それが「私は芸を頑張っていくのをずっと見守ってるからね」。俺、がっつり読んじゃってんすけど」

若林・はなわ「ははははは(笑)」

はなわ「マジ?それ」

若林「入ってたんすよ。結構何枚か、3枚かにわたる。俺、春日に、これをはなわさんに返すと、入ってたことに照れがあるじゃないですか。だから、家に遊びに行かせてもらった時に、はなわさんがお風呂かなんかに入ってる時にクローゼットのどっかにサッと入れて、みたいなこととかあってのこの歌だったりして」

はなわ「でも、本当にそういう感じで、文通、遠距離恋愛してた時とかのやつです、たぶん」

 

若林「はなわさん、それで奥さんに披露したのはサプライズ的にだったんですか?」

はなわ「そうそうそう。サプライズで。家で。あの後。あの次の日じゃない?たぶん。たぶん次の日。その前の日に練習しときゃなきゃと思って、俺、稽古場で練習してた時に来たから、初めて人に聴かせて、どういう反応になるかっていうのをオードリーで試したんだ。で、まあ、春日がなんか「うん、なるほど」みたいな感じで」

若林「はははは(笑)」

はなわ「大体わかるのよ。春日が、コイツね、ホントにグッときた時の春日ってもうわかるの」

春日「ハハハハ(笑)」

若林「なるほどなるほど(笑)グッときてる時の春日」

はなわ「目がパチパチしててね」

若林「あはははは(笑)」

春日「ハハハハ(笑)」

若林「瞬きが増えますからね。はははは(笑)」

はなわ「瞬きが。春日ちょっと感動しちゃって、ちゃっかりしてるなと思って、それで嫁の前で歌ったんすよ、次の日。そしたら、嫁が、うちの嫁、泣いたりしないんですよ。すごいそういうの嫌がるのね。すごい嫌がるの。わかってたんだけど歌ったの。そしたら、最初子どもが、ギターでワーッと歌うことないから、うちの子どもはイエーイ!とかなっちゃって。全然そういう曲じゃないのに。したら、なんだよと思ったけど、歌い始めちゃってるし、嫁が一番下の昇利君、「昇利、今パパ歌ってんだからちゃんと」って、俺、歌っているのにそうやって言ってるから、歌詞も聴いてないんだなと思って、もういいやと思って歌ってたんすよ。

そしたら、2番になったぐらいから、俺、マジ初めて見たんですけど、ドーンて泣いたんす。顔をこう手で隠して、ウウーッみたいな。俺、そんなの初めて見たんで、ヤバいヤバいと思って、俺も歌ってて歌詞が歌えないんですよ。俺も泣いちゃって。したら、今まで騒いでた子どもが急にピタッと止まって、あれ、パパとママがなんか」

春日「確かにそりゃそうですよね」

若林「子どもにしたら、かなりパンチのある光景ですもんね」

春日「どういう状況?ということですよね」

はなわ「うちの高2の長男坊もシーンと下向いちゃって、こんななっちゃって、ジーッとなっちゃって、すごい日になったんですよ。そんな感じでこの歌を初めて披露して、という流れだったんですよ」

若林・春日「へえー」

 

若林「もともと外に出すという感じではなかったんですね?」

はなわ「全然そうじゃなかったんですよ」

若林・春日「へえー」

はなわ「嫁にも許可とって、ユーチューブにこれ公開していい?さらけ出した歌だけどつって。「売れるならいいよ」って言われて、何それ?と思って」

若林「難しいですね、それは」

春日「わかんないですもんね(笑)」

はなわ「きついでしょ?これ。きつくないですか?だから俺、すげぇ先輩とか若林とか春日にメールしまくってんのよ」

若林「はははは(笑)宣伝させてっていうことですか?はははは(笑)」

春日「奥さんに言われてるから(笑)」

はなわ「売れなかったらヤベェなと思って」

若林「サトミツのラジオも出てましたもんね(笑)」

春日「そうなんすか?」

はなわ「サトミツ、千葉から家まで送るから」

3人(笑)

はなわ「家まで送りましたもん、サトミツ君一緒に」

春日「町田まで」

若林「マエケンも喜んでここ来てますよ」

はなわ「そうなんだよ。ホントそうなの」

若林「はなわさんちょっと待ってください(笑)。はなわさんてね、ホントそうなのって言うんだよ、こういう時(笑)」

3人(笑)

若林「3人でゴンちゃんとかと飲んでる時、絶対はなわさんが毎回言うんだよ。「今マエケン来てるよ」つって」

はなわ「ハハハハ(笑)」

若林「「ホントそうなの」つって」

はなわ「ハハハハ(笑)マジでいるから、マエケンマジでいるから、今。います、います、その辺にいますよ。います、います」

若林「あの格好でね(笑)」

春日「ハンチング被って。ハハハハ(笑)」

はなわ「ハゲ散らかしてね」

若林「ハゲ散らかしてるっていうのはね、今は言わなくてもいいかなと(笑)」

はなわ「すごい髭ヅラで」

春日「ハハハハ(笑)」

若林「夜濃いですから、髭ね。喜んでますかね?」

はなわ「喜んでますね」

若林「マエケンもね」

はなわ「そうなんですよ」

若林「大体マエケンさんに言っていただいたいい話から最初始まるんですよね。1人、2エピソードずつぐらいやったら、そこからはもう、力道山が好きだったとか、髙田延彦が好きだったとか、あれで2時間ぐらい飲めますもんね、いつも(笑)」

はなわ「飲めるね。マエケンにいまだに衰えないすね」

春日「マエケンさんのタイプね(笑)」

 

若林「稽古場で3人になったといえば、それもあるし、一回、栗ちゃんがパンスト被って強盗のフリして春日をドッキリにかけるっていう」

はなわ「(笑)やりましたね」

若林「話したことない。稽古場で、栗坂っていう作家の話してんじゃん、この番組でよく。はなわさんと栗坂は仲よかった。栗坂と春日は会ったことない。一回も」

春日「ああ、あの時ね」

若林「ドッキリやろうってはなわさんが言って、稽古場で深夜ですよね?あれも」

はなわ「そうそうそうそう」

若林「俺らなんか二十何歳ですけど」

春日「10年ぐらい前だ」

若林「10年ぐらい前に、外に行くんすよね、はなわさんと俺でコンビニかなんか」

はなわ「そうそうそう」

若林「したらパトカーがすごかったよね」

はなわ「ちょうどパトカーがいっぱいいたんだよね」

若林「それで、強盗が逃げてるらしいよつって(笑)。栗ちゃんは仕掛け人で、春日が標的で、ちょっと強盗とか捕まえたら新聞に載れんじゃねーの?みたいなくだりがあって、しばらくしたら、パンストを被った栗坂が稽古場になだれ込んでくるんですよね、一人」

はなわ「はっはっはっは(笑)ワーッつってね」

若林「隠れさせろ、みたいな感じで(笑)。何でもいいから武器を持ってきてって電話したら、ちょうどいい武器が売ってなかったか、殺虫剤とライター持ってる栗坂がパンスト被って入ってきたんすよ」

はなわ「はっはっはっは(笑)」

若林「春日を仕掛けようと思って」

春日「うん」

若林「したら春日がビクビクしてなんかしたところに「ドッキリ」みたいのを出そう、みたいな話ですよね」

はなわ「そうそうそう。あったあったあった」

若林「栗坂が殺虫剤とライター持って、パンスト被って春日と稽古場の真ん中で対峙してたら、春日が、すいませんすいません、とか、助けてーみたいになると思ったら、春日がボクシングの構えしてステップしてんだよ、フットワークして(笑)」

はなわ「やってたねぇ(笑)。ヤバいヤバいヤバい、みたいな」

春日「ちょうどK-1に出る出ないみたいな時だったから、イケるんじゃなねーかと思って。殺虫剤と。ナイフとかだったらあれだけど、これいっちゃおうかなという。ハハハハ(笑)」

はなわ「栗坂がさ、チョービビっててさ、ヤバいヤバいっすヤバいっす、みたいな感じで、わかんない、パンスト被ってるから。ヤバいっすヤバいっす、みたいな。俺ら隠れてるところ見てんのよ。ヤバいっすヤバいっす殺されます、みたいな(笑)」

若林「逆に春日を俺が羽交締めにして「ドッキリ」を出したの、パネルを」

春日「やめとけ、やめとけつって」

若林「よくわかんない(笑)」

春日「よくわかんない」

はなわ「あれは危なかったね、栗ちゃんがね。栗坂、すげぇでけぇ声出したもんね、ワーッ!みたいな」

3人(笑)

若林「あんなこともありましたもんね。十何年前ですもんね」

はなわ「いろいろやったね」

春日「そうすね」

若林「いろいろやりましたよ、ホントに。あの感じは知らないでしょうね、世の中の人は。ラジオだから喋れる感じありますけどね」

春日「まあ、そうだろうね」

 

はなわ「あの頃、俺とかじゅんごとかジョーとか、それでみんなで。若林も目つきがヤバいもんね」

若林「この間、はなわさんが、僕が25ぐらいだから、13年ぐらい前の写真をLINEで」

春日「へえー」

はなわ「俺、今、この歌でいろいろ昔の写真を使わせてくださいとよく言われるんですよ。いろいろな番組とかで。昔の写真見てたらさ、チョー若い頃の若林と春日が出てきて、よく……もう目がヤバいのよ」

若林「怖かったっすね、あれ」

はなわ「怖いでしょ?自分の目がね」

若林「怖かったっすね。サイコ野郎の目ですもんね」

はなわ「ホント。ホントに」

春日「ハハハハ(笑)」

はなわ「それで、春日はもう、すげぇ、写真でつまんない奴ってわかるのよ」

若林・春日「はははは(笑)」

春日「何が」

若林「ホントに。いろんな芸人をはなわさん見てきたけど、春日ほどつまんない奴いなかったっていう、最初の1年目は」

はなわ「いや、ホントに思った。だけど春日は変わりましたよ」

春日「ハハハハ(笑)」

若林「この写真、ツイッターに載せてもらって」

はなわ「載せて載せて載せて」

若林「大丈夫ですか?」

はなわ「ぜひぜひいきましょうよ」

若林「ちょっとアレ面白いすもんね」

はなわ「面白い」

若林「後でちょっと載せてもらいますよ」

はなわ「可愛いんですよ、2人が。春日が可愛いんだよね、やっぱね」

若林「あれでボケとツッコミ、逆の頃ですもん」

はなわ「そうそう、そうだね、まだ若林がボケてて、春日が一生懸命ツッコんで。その一生懸命ツッコんでる感じが顔に出てるんですよ。ハハハハ(笑)」

若林「俺もたまに掃除したら、いろんな写真とか入ってる引き出しに、あれ、なんか1年の目標みたいな、あれ、恥ずかしい目標をじゅんごさんとはなわさんと俺と春日で書いてんすよ」

はなわ「何て書いてんの?(笑)」

若林「10年後に」

はなわ「あ、書いたな。みんなで書いたよ。真面目だな」

若林「はなわとじゅんごとオードリー4人で冠番組!!!みたいな」

はなわ「ハハハハ(笑)」

若林「4人で書いた目標の紙が出てきて(笑)、俺ら25だから、はなわさんは27とか。4人で冠番組の深夜番組でやるっていう夢を描いてたんですよ」

春日「はあ」

はなわ「あったね」

春日「あった、あったね」

若林「俺もとっておきましたもん」

 

はなわ「あの頃のオードリーを知ってる皆さんてさ、まだもちろんいるだろうけどさ、ホントに、うちの嫁もね、それはやっぱ言うんですよ。特に春日とかっていうのはさ、マエケンとうちの引っ越しとかも手伝ったじゃん。覚えてる?」

春日「覚えてますよ」

はなわ「春日ね、可哀想だったんすよ。うちの嫁からすげぇパシられて」

春日「暇だった。いや全然覚えてる。私と奥さんとマエケンさんと、当時、原口さんのつき合ってた女性と4人でレンタカー借りて、福生のほうまで家具買いに(笑)。あと、元輝君もですわ。幼稚園ぐらいの頃」

はなわ「元輝もね。春日が運転してくれてね」

春日「すごい覚えてる」

はなわ「それで、うちの嫁はね、たまに、うちの次男坊が今柔道頑張ってんだけど、すごい期待されているけど、一番重いクラスだから、なかなか勝てないんですよ。そして、次男がヘコんでるときによく言うんだけど、「いい?」つって。「柔道だけじゃないよ、お笑いもそうだよ。あんな絶対売れないと思った春日が売れたんだよ」」

若林「はははは(笑)」

春日「奥さん」

若林「言いそう、はなわさんの奥さん」

春日「言いそう。すごいわかる」

はなわ「「龍ちゃん、だから本当人間て変われるんだから、本当に信じて一生懸命頑張れば春日みたいになれるんだから」つって」

若林「はははは(笑)」

はなわ「うちの次男泣きながら「わかった」」

春日「どうなってんすか!はなわ家」

 

若林「今こうやって思い出すと、春日の面白くなさって異常でしたよね?」

はなわ「異常でした異常でした。異常でした」

春日「ハハハハ(笑)」

若林「はははは(笑)」

はなわ「だからね、本当にそれで若林が悩んでましたし」

春日「ハハハハ(笑)」

若林「でも、はなわさん、クイズ番組とかで15人とか出て、生意気っすけど進行やってて、3段目に春日とか座ってて、まあ、2~3回振るんすよ。めちゃくちゃつまんないっす」

はなわ・春日「ハハハハ(笑)」

若林「コイツよく仕事あるな。なんかしんないけど、クイズとか当てるじゃないですか。クイズの成績ばっかよくて」

はなわ「アハハハー(笑)」

春日「クイズ番組だもんいいだろ別に!(笑)」

若林「全然コメント面白くないですから」

はなわ・春日「ハハハハ(笑)」

はなわ「でも、すごいんだよ、春日っていうのはホントすごいんだよ」

春日「ハハハハ(笑)」

若林「一番化けたっつったら春日ですよね。これは春日のファンで聴いてる人は、春日、カスミン、そんなことない、とか言うけど、いや、これは」

はなわ「これはホントそうです」

若林「24、5から知っている、たぶんあの頃ケイダッシュライブとか来てたお客さんなんか、俺もそうだし、俺らが今こうなってるのは信じられないですね」

はなわ「そうです。若林とかだって、スベって帰ってきた日とかさ、ホント怖かったもんね。ぶち切れてたもんね」

若林「はははは(笑)」

はなわ「あいつら!みたいな」

若林「いや、ちょっとやめてください、はなわさん(笑)」

はなわ「怖かった。いやいやもう」

春日「(笑)先輩の前で?」

はなわ「怒鳴りまくってて怖かったですよ」

春日「ハハハハ(笑)」

若林「やめましょうよ、はなわさん(笑)」

はなわ「いや、いいんですよ、もう」

若林「はははは(笑)」

はなわ「春日をね、やっぱりずっと認めてたよね、若林はね。今見てても、あ、そうか、俺は春日のことホント知らなかったな。だって、あんなとこずっと住めないじゃん、普通の人」

若林「確かに」

はなわ「何やってんの?コイツと思って」

若林「怖いっすよねぇ」

春日(笑)

若林「変な奴っすよねぇ」

はなわ「なんだコイツ、すごいヤバい奴だなと思って、ホントに」

春日「ハハハハ(笑)」

はなわ「ホントにヤバい奴だったんだなと思ってね」

春日「(笑)そんなことはない」

 

はなわ「あれ覚えてるか?」

春日「何ですか?」

はなわ「俺、あれたまに、これはそうだ!これはね、ラジオで。昔、俺の友達の女子と飲んだこと飲んだことあったんですよ。渋谷で。春日がその時、格好が汚いんですよ」

春日「まあ、そうです。着るモノもないし」

若林「まあね、お金ないし」

はなわ「着るモノもないし、クロックスの古いサンダルみたいの履いて。そして、僕の友達が来たんですよ。「今頑張ってる若手芸人のオードリーの春日君」。その時、もうオードリーかな。「オードリーの春日君て言うんですよ」って言ったら、その女の子たちが露骨に、あ、はぁ……みたいになって」

若林・春日「はははは(笑)」

はなわ「それで、ケータイ見始めて」

春日「ハハハハ(笑)」

はなわ「覚えてるでしょ?」

春日「まあ、そういうのはよくありましたね」

はなわ「20分ぐらいで、あ、すいません、私ちょっと用事があるんで、なんつって帰っちゃったんですよ」

若林「そうそうそう、そうっすね」

春日「まあまあ、そうっすね」

はなわ「完全に春日を見て、コイツないわ!みたいな」

若林「はいはいはいはい」

春日「それはまあそうですよね」

はなわ「あったよね、あの当時」

春日「何にもテレビも出てないし」

若林「あの格好してたら」

春日「そうね」

はなわ「あいつらに今見せてやりたいの」

若林・春日「はははは(笑)」

はなわ「絶対あいつら態度変わってね「あ~春日!」なんてなるわけじゃないですか。腹立つわーと思って」

春日「ハハハハ(笑)」

若林「瞬きの数も尋常じゃなかった、春日あの頃」

春日「ハハハハ(笑)まあ、そうだなぁ。フフ」

はなわ「あったよね?そんなことも」

春日「ありましたね」

若林「いやあ、でも、ホントそうすね。昔のことを思い出すと。マエケンさんとかもやっぱ言ってましたもん。信じられないって。あと、ホリさんも言うんですよね。オードリーが一番売れないと思ってたけど、見抜けなかった。キサラで一緒だったんで。みたいな話とか。確かに確かに、まあまあ、みたいな」

 

若林「よくはなわさん家で春日会議して、それこそ緑のモヒカンにしたの、はなわさん家ですもんね」

はなわ「そうそうそう。ごめんね、モヒカンな」

春日「いえいえ全然」

若林「一回キャラつけよう、みたいな」

はなわ(笑)

春日「そうだね」

若林「俺はそこいなくて、次の日ラジオで」

はなわ「いなかったんだっけ?」

若林「文化放送ですよ。俺ら、もう解散しようみたいな話で、春日が、自分でモヒカンにしたいです、みたいな。はなわさんが、じゃあ、俺の服貸してあげるよ。はなわさんがロックっていうか、パンクっぽいから」

春日「ああ、そうだね。そうそうそうそう」

はなわ「メイクもしてね」

若林「文化放送に緑のモヒカンで、左目の下に黒い星書いて出てきたんすから。ラジオっすよ」

はなわ「はっはっはっは(笑)」

若林「これがマジで、スベったことないっすよ、この話」

はなわ「はっはっはっは(笑)」

若林「テレビでして、写真出たら」

はなわ「写真まだあるんだ、あれ」

若林・春日「あります、あります」

はなわ「あれね、家でやったやつ」

若林「やっとくもんすね、あんなことも」

春日「やっとくんですよ」

はなわ「俺もチョー楽しかった。バリカンで髪切りながらチョー楽しくて。自分の家に春日の髪の毛が落ちまくってもさ、モヒカンになってる姿が面白くてさ、ウキウキしながら(笑)。そしたら電話かかってきたんだよ、次の日ぐらいに。ねえ?」

春日「そうですね。そうです」

はなわ「次の日か?」

春日「次の日。だから、そのラジオの仕事が終わって、その日の夜。その次の日の夜ですよね」

はなわ「「もしもし」つったら「はなわさんですか」「はい」「一ついいですか?」って言われて「モヒカンやっぱやめようと思うんですけど」「何で?どうしたの?」「いや、なんかいろいろ自分の中を調べてみたら、パンクな部分が一個もなかったんですよ」つって」

若林「ははは~は~は(笑)」

春日「ちょっと背負いきれないつって。モヒカンを。ハハハハ(笑)1日でやめたっていう」

若林「それで、俺、覚えてんすけど、はなわさんて、ちょっと失礼になっちゃうかもしれないんすけど、すごい相談させてもらった。一番迷惑かけた先輩って言ってもいいぐらい」

はなわ「いやいやいやいや」

若林「俺はやめたいんですよ。いやいや待て、みたいな。結構哲学みたいな話、哲学というか、その論が毎日変わるんですよ、はなわさん」

若林・はなわ「はははは(笑)」

若林「それで、春日がモヒカンにしたいって自分から言ってきた時に、こういうのは大振りしといたほうがいいんだ。行き過ぎて戻ってきたほうがいいんだ、みたいなことをはなわさん言って、ウキウキしながらモヒカンがあって、次の日、春日がはなわさんに電話して「すいません、僕の中にパンクの部分がなかった」。したら、はなわさんが言ったのを覚えてるの。「それだよ春日」」

はなわ「ハハハハ(笑)」

若林「お前の心の底からの声は、パンクの部分はなかった」

春日「そう言ってた」

はなわ「やっと気づいたか、と」

若林「やっと気づいたか」

春日「はいはい」

若林「お前が初めて主張をしてきてくれた」

はなわ「そうですね」

若林「お前結構いい線いってんだぞ今」

はなわ(笑)

若林「その日に(笑)」

春日「ああ、言われた」

若林「俺、だから」

はなわ「間違いないでしょう?」

春日「間違いないです」

若林「横で聞きながら、どういうことだよ!と思って。はははは(笑)」

春日「はなわさんに否定されたりしたことないもんね」

若林「ないね。お前らそれでいいんだよっていう」

春日「電話した時も、前の日あんだけ相談させてもらって、モヒカンまでさせてもらって、やってもらって、やってもらったからさ。その先輩に電話してやめたいって言うと、すげぇ失礼な話だし、怒られるんじゃないかなと思ったら、ほんとに「いやあ、ホント待ってたよ」ぐらいの(笑)」

はなわ「ハハハハ(笑)」

春日「お前がそうやって言い出すのを俺は待ってた、みたいな(笑)」

若林「そうそう(笑)」

春日「一回も、モヒカンやってる時も、「いや、ちょっとでもこれ、明日ラジオなんすけど、これ大丈夫すかね?」みたいに言ったら、「逆に」。そのころよく「逆に」ってすごい言ってた」

若林「「逆に」って言ってた、はなわさん(笑)」

春日「「逆にそれパンクじゃん」みたいな」

はなわ・若林「はははは(笑)」

春日「いや、そう……なるほど~つって。ハハハハ(笑)」

はなわ「いや、でも、あの時本当にそう思ってたよ。だって、宣材写真撮ったばっかりだったじゃなかったっけ?」

春日「そうそう、そうです」

若林「撮り直したばっかだったんすよ」

春日「「逆に」ってよく言われた」

はなわ「全然いいじゃん、全然いいじゃん、てね」

若林「全然いいじゃんて(笑)」

春日「否定はされないんだ、だから」

若林「でも、次の日とかになると「やっぱり、うん、ちゃんと礼儀わかってる奴って、常識と非常識わかっている奴なんだよ」みたいなことを次の日言ってたりすんのよ(笑)」

はなわ「はははは(笑)」

若林「次の日は「やっぱヤバいことやりにこの世界に入ってんだから」みたいな。はははは(笑)」

はなわ「そうだね(笑)」

若林「でも、いろんな考えめぐらせてるっていうことだと思うんすけど」

はなわ「それはありますね」

若林「春日なんかマエケンに4時間説教されて、次の日、じんましん出たことあるんすから」

春日「そうですね」

若林「その点(笑)」

はなわマエケンがなぁ、そういうクセあったからね、あの人」

若林「そういう時もあってっていう、両方のね」

春日「まあ、そうね」

若林「バランスがよかったのかもしんないですよね、春日にとっては」

 

若林「あの写真、後でツイッターに載せるかもしれないです」

はなわ「あれ、載せてくださいよ」

若林「俺がマエケンに説教されて、マエケンちのポストを肘でぐじゃぐじゃにした時の頃の写真ですよ」

はなわ「はははは(笑)肘でぐちゃぐちゃ(笑)」

若林「マエケンに朝まで説教されて、原付で帰って、やっぱ腹立つなと思ってUターンして帰って、ポストを肘でバーン!バーン!ベッコベコにして。はははは(笑)」

若林「マエケンちに水ぶっかけたことあったね」

若林「そうですよ」

春日「そうですよ。水ぶっかけブームがありましたからね、はなわさんはね。ハハハハ(笑)」

はなわ「ありましたね」

若林「一回『お義父さん』の曲をかけさせていただきましょうか」

 

 

マエケンさんの家のポストを肘でぐじゃぐじゃにした頃

 

 

『お義父さん』

www.youtube.com

 

 

むつみお掃除ロケ

 

佐藤満春in休憩室 2017年5月27日

 

佐藤「『有吉ゼミ』という番組でオードリー春日君のお宅を掃除してきたんですけれども、掃除したのがトイレじゃない場所、シンクと換気扇と、あとカーペットか、を掃除したので、トイレに関しては扱っていないんですけども。

彼の家は築35年だったかな、結構歴史あるというか、昔からある風呂なしの木造アパートなんですけども、トイレ自体は和式なんですよ。で、和式なんだけど、和式を洋式にできる便座って今売ってて、彼の家はそれが付いてるんだけど、和式の時はトイレットペーパーが、トイレットペーパーホルダーが、要は和式の状況で言うと真ん前についているから、洋式だと向きが逆になるから裏になるわけですよね。洋式として座った瞬間に。だから、彼の家は、トイレットペーパーホルダーが裏にあるままなんです。はははは(笑)

どうしてんのかなと思ったら、その辺にトイレットペーパーを放ってあるっていうね。汚かったよ、トイレも。ホントに。サトミツ棒をそれこそあげて、ちょっと使わせたら、あれはいいね、なんて本人も言ってましたけど。やり始めたら、ロケ中だったからきりがないから一回やめて、今度またやるわっていうことで、汚いまま放ってきましたけどね。非常に汚いトイレでございました」

 

「先日、『有吉ゼミ』という番組で、オードリー春日君のお家の掃除に行かせてもらいました。過去いろいろね、阿佐ヶ谷姉妹の家とか、メイプル超合金の安藤なっちゃんの家、あとはトータルテンボスの藤田さんの家とか、結構有名ないろんな芸能人の方のお家を『有吉ゼミ』で掃除に行かせてもらったんですけど、そういえばということで、春日の家も行かしてもらえるということになって行ったんだけど。

なんていうか、あることに僕はすごく気をつけていて、というのは、内輪感なんですよ。やっぱり十何年も一緒にいますし、定期的に飯も食いに行って、いろいろ苦楽も共にしている仲ですから、距離も近いわけですけども、内輪感が出ると、ちょっと醒めるなと思ったんですよ。僕が俯瞰で見た時に。

しかも、僕がやってる、お家の掃除にしに行くというコーナーの性質上、本当にただ一生懸命に掃除しに行くというロケだから、春日との馴れ馴れしい感じを急に出されてもと思って、なるべく距離をあえてとって、初めてテレビ見た人でも、俺たちの関係を知らなくても楽しんでいただけるような、基本的に春日がいるだけで面白くはなりますから、僕がああだこうだ言って変なふうにならないようにというのだけ、すごく気をつけてやってきて。だから、評判も凄くよくてありがたかったなというふうに思うんですけど。

それでもちょっと感慨深かったのは、彼があそこに住んで16年、17年ということだったんですけど、僕が初めてあそこに行ったのは12、3年前なのかなぁ。それこそオードリーなんか仕事も何もない状況で、だけど、仕事もない状況なんだけど、住環境としてはあのままだったのよ。汚ったねー部屋が、当時も汚ったないままだったんだけど、あのぐらいモノがあふれてて汚ったない状況のままの春日の家に行って、ああでもない、こうでもないって喋って、本当に外より寒いな、なんて思いながら喋って。

冬になれば、窓に段ボールを張ってね。「今年は全部の段ボールを玉ねぎの段ボールにしてきた」つって、「いや、知らねーよ」と思いながら、毎年、冬になれば段ボールを張る手伝いをしてね。「1個だけ段ボールの玉ねぎの向きが逆になっちゃったけどどうしよう」つって、戻そうつって、向きも張り替えたりしてね。「誰がこの向きを気にしてんだ」と思いながら、みたいなことをやってる関係で。

すごい劇的な変化が当然あったわけですけどね。オードリーとしてめちゃくちゃ売れたりとかしてさ、あったんだけど、なんというか、すごいフェードインで、あの部屋の空間の状況が変わってないまま、あそこで春日とテレビのロケをやらせてもらえるというのは、なんていうのかなぁ、実家にテレビが入った感じ、感覚がいろいろ違和感があったなっていうか。

言っても、俺と春日でロケするなんて、『カスカスTV』ぐらいだったんじゃない?『おどおどオードリー』とか。CSでやる分には結構あったけど、あんなどメジャーな番組、当然、オードリーの売れ方でいったら、別にどの時間帯でやったって関係ないんだけど、俺と春日がっていうところで言うとね、なんかね、すごい変な感じだったな。

しかも、どちらかというと僕のホームに春日が来た状況なわけですよ。『有吉ゼミ』に僕も出始めて2年弱ぐらいになりますから、一応定期的に出させてもらってて、その状況で、僕のコーナーに、コーナーと言うとちょっと大げさだけど、春日が出たっていうのが、なんかそれもすごくちょっと嬉しくもあって。で、あの家でロケができたっていうのもすごい嬉しくて。

ロケ中も結構いろんなことやってて。で、そんな内輪感出さないようにって言いつつも、一個出さないポイントとしては、“春日語”って言われる、春日が使うオリジナルの言語みたいのがあるんですよ。「ごんすなー」とか言う。語尾に「ごんすなー」って言ったりとか、あとは、相槌で「ナントカでごんすなー」って言ったりする、みたいのがあって、ふざけて、2人で飯食う時は、本当に1会話もなく「ごんすなー」だけで会話を成立させるみたいなこともやってたりするから、それを言わないようにすると。

意識的に、これはできますからやってたんですけど、でもね、時々、およそ10時間弱ぐらいロケをしてますから、やっぱり時間が経てば経つほど、そっちのスイッチも入ってきちゃうというか。放送上はたぶん全然そこはうまくいっていたと思うんですけど、やっていくうちにさ、放送でカットされてた部分で言うと、モノを捨てるくだりがあったんですよ。要る・要らないというのに分けて。とにかくモノが多い家だったんで、オードリー春日の家が。モノを要る箱と要らない箱に分けるっていうのをやるんだけど、俺が「これは要るの?」って聞いて「これ、要るね」。

春日はマジでごみ屋敷の主人と一緒だから、全部のものを「要る」って言っちゃうんですよ。はははは(笑)だから、「要る」って言われた段ボールをそのまま俺が捨てに行くっていう。で、春日にぶん投げられるっていうくだりを(笑)3~4回やって、がっつりカットされてたんだけど(笑)。

で、段ボールが200個目ぐらいにいったときに、もうね、マジであれ見せたかったんだけど、ビリビリのパンツみたいな、赤いパンツみたいのが出てきて、「これ何?」つったら「パンツ」だって言うわけよ。「何?これもう破れてるじゃん」。破けてんのよ、もう。端っこの部分とか。「いや、破けてない。まだ穿ける」っていう言うわけよ。「これ、なんでこんな状況になって穿いてんの?」「いや、まだ穿けるから。足に通せばモノとして穿けるから穿いてる」って言うわけよ。ムカついてさ、俺。それをビッて破ったんだよね。ビリビリビリビリ!つって。したらね、スタッフさんがびっくりしてた。

俺と春日の関係を知らない……知ってるけど、仲がいいらしいというのは知ってて来てんだけど、今までの『有吉ゼミ』のロケで言うと、俺は結構淡々と掃除の話をして、掃除の技術を見せて、プロの業者が帰る、みたいなスタンスでやってきてるから、急にそんな奴が、売れてるタレントのパンツを破いた!みたいな。はははは(笑)

で、そのパンツを破った流れで、その下に置いてあったTシャツ、全然関係ないTシャツも破ってんの、俺。はははは(笑)あ、ヤバいヤバい、これ。これはもういわゆる内輪のノリ出ちゃったよと思って、当然使われてなかったですけどね、そこは。あれをやっていいのは『カスカスTV』までだと思うんだよね。あれで面白くなるのは。地上波のゴールデンの番組ですから、そんなことやってられない。だから、気をつけながらやったとはいえ、カットされたところで言うと、そんなこともあったんですよ。もう、あと、家はとにかく汚かったなぁ。

あいつのいいとこでもあり、不思議なとこなんだけど、毎年2月に『はやしや』っていう、阿佐ヶ谷に、今、移転しちゃったのかなぁ、ちょっとわかんないんだけど、『はやしや』っていう、おいしいお店があるんですけど、そこに、2月の、あいつが9日だったかな、誕生日が。僕は17日誕生日で、2月に行くと、いつもサプライズでケーキを出して祝ってくれるんですよ。店長さんが写真を撮ってくれて、2人で撮った写真を大きめに広げて、プラスチックみたいなやつに入れてくれるんですね。僕も家に飾って、春日も春日の家の縁みたいなところに飾っててくれる。で、数えたら、もう7年ぐらいそんなことをやってて。7回、春日と共に誕生日を祝ってんですよ、僕。で、それを飾っててくれたりとかしてさ、7年も誕生日祝ってんのかい!と思って。

逆に言うと、あそこの店に行き始めたっていうことは、わりと春日にもお金の余裕がある状況で行ってるから。おそらく。M-1の後ぐらいから行ってんだよね。2009年か10年ぐらいの誕生日から行ってるっていうことじゃないかな。8年目つったかな、今年が。いやあ、すごい歴史だよね。

そんな2人が月曜日の7時の日テレの番組で、しかも画面のサイドスーパーには「佐藤満春がオードリー春日の家を掃除」みたいなさ。本当にちょっと前で考えたらあり得ないようなテレビ画面ですよ。そんなんが起きてるっていうのが、なんかちょっと、一個嬉しかったですけど。

ついこの前、またあいつの家行ったら、もうまるっきり元通りに戻ってたんでね、もう一回ぐらい『有吉ゼミ』で行かないと。はっはっは(笑)ちょっと大変なことになっちゃうんじゃないかな、なんていうふうに思いました」

 

 

新道さんとそうくん

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年5月20日

 

若林「そんなんで有楽町のホール入って開演待ってたんだけど、馬鹿よ貴方はさんが出てくれて、めちゃくちゃ楽しみにしてて、ここ何年かでめちゃくちゃ面白いと思ってて、まあ、笑うんですよ。普通に見てて爆笑するんだけど、会うのが嬉しくて。一瞬一緒の画面に入ったぐらいのことは何度かあったんだけど、実際絡むんで、ファラオさんてどういう人なんだろう、とか、新道さんてどういう人なのかな、みたいな。

新道さんが主にネタ作ってるっていうのを知ってて、なんつうんだろうね、新道さんのあの無地の白いTシャツとジーパンでM-1出ちゃうスタイル。ああいうのにやっぱ引っかかっちゃう。中学生の部分がやっぱあるから。Tシャツ1枚でね、やっぱり、ねえ、ジーパンで、みたいな。で、あれが無理してない感じすんじゃん。あれ、なんかいいなって昔から思ってて、新道さんと会うのもファラオさんと会うのも楽しみにしてて、いつ入るかなぁ、なんつったら新道さん入って。

なんか、ラジオでもネタライブ出ますなんて言ったから、大体芸人の初対面の挨拶って、みんな真面目だったりするから堅いんですよね。「はじめまして、今日よろしくお願いします」「来ていただいてありがとうございます」みたいなラリーかなと思ったら、新道さんがね、俺の楽屋に、別になんか、なんだろう、先輩だったっぽいんだけど、何年か。入ってきて。ぬうって。

なんかね、隣にね、細くてメガネの冴えない男がいるんだよね。マネージャーさんじゃないっぽいな、みたいな。社交ができなそうなオーラが凄かったから。放送作家さんとかかなぁと思ったら、普通に「はじめまして」みたいのも何にもなく、新道さんいきなり「あの、この人なんだけど」って、いきなり俺に話しかけてきて(笑)。「この人なんだけど、僕をね、いつも起こしてくれる人なんすよ」。これ、初めての会話、これ。新道さんと俺との。はははは(笑)「この人、僕をね、いつも起こしてくれる人で。僕、寝坊するんですね、凄いね。僕、寝坊しちゃうから、僕を起こすような人」。

で、俺もそこから話始めなきゃいけないじゃん。「はじめまして、よろしくお願いします」じゃなくて。結構サビ始まりみたいな、いきなりかましてきたから、俺もそっちでついていこうと思って、「えっ、新道さんあれっすか?後輩とかですか?芸人さんの」「全然芸人も何もやってなくて、作家でも何でもなくて、普通の、普通のフリーター」「普通のフリーター楽屋裏に入れちゃだめでしょ」つって。「いやいや、せっかくだから、こういうとこ見るチャンスないから見せてやろうと思って」つって。

したら、ペコペコしてんのよ。冴えないメガネの細っこい男が。「え、何々、何さんなんですか?」つったら、「あの~こっちは、目覚まし人間そうくん」つって。はははは(笑)これ、入りだからね、新道さんと。ヤッベ、いかれてんな新道さん、と思って。

新道さんが凄い寝坊するから、目を覚ましてくれる人を雇って、別にお金払ってるとかじゃないのかなぁ。「どうやって出会ったんすか?」って聞いたらぼやかされたんだけど。

それで、新道さん東京に住んでんだけど、目覚まし人間そうくんは、20代半ばぐらいだけど、千葉に住んでるらしいのよ。千葉から新道さんを起こしに来て、どっかバイトして、みたいな生活を送ってるらしくて、なんか変わってんなーみたいな。

こんなこと言うの変だけど、せっかく皆さん出ていただくから、ネタライブに。お弁当を少しいいものにしてよ、なんていう話もしてんだけど、目覚まし人間そうくんがパッと見たら弁当食ってんのよ。別になんか、目覚まし人間そうくんの弁当は全然用意してないの、こっちは。はははは(笑)ただのフリーターだから。って言うから。なんか変だな新道さん。

それで、ずっと2人でさ、新道さんと目覚まし人間そうくん、ウロチョロウロチョロしてんのよ。差し入れのところ見てゴニョゴニョゴニョゴニョ喋ったりして(笑)、なんか変な人だなと思って。

そしたら、ネタ、めちゃくちゃウケてたよ。馬鹿よ貴方はさんは。それはすげぇなと思ったけど、ふらーっと来て、ボッカーン、ウケて、変な人間連れてきて(笑)、トークして。「あの目覚まし人間そうくんてなんなんすか?」みたいな話しててさ、俺、なんか雰囲気が怪しいから、久々に自分で楽屋泥棒ケアをしたもんね。目覚まし人間そうくん、全然楽屋泥棒しそうな感じするなと思ったから、ライブで久しぶりに財布をマネージャーに預けたもん。はははは(笑)怖ぇなと思って。なんか寡黙な感じで、暗い感じで。

で、新道さんと舞台上でネタ終わりトークしてて、「ちょっと目覚まし人間そうくん、エンディングに出てもらいましょうよ」みたいな。新道さんが「えっ!いいんですか!いや嬉しいなぁ。そうくんがライブのエンディングに立つなんてなかなかないっすよ」みたいな。「それはそうでしょう」みたいな。ただ、目覚まし人間そうくんの話をオープニングトークとかでしてるから、お客さんにも。お客さんも見たいだろうなと思ってさ。

エンディングで、ライブの最後、「目覚まし人間そうくんです」つって呼び込んだらさ、なんかもう爆笑。思ったとおりの怪しい人間が舞台上に出てきたから、お客さんは爆笑して。

汚い汚れたトートバッグ下げてんのよ、目覚まし人間そうくんが。トートバッグ。なかなかいないよ、トートバッグ持ったまま舞台上がってくるってさ。「なんか楽屋泥棒してないだろうね?」みたいな流れになって、トートバッグ、中見たら、トートバッグの中いっぱいにケータリングのお菓子入ってんすよ。「おい!おいおいおい!」つって。お菓子をね、「ダメ!これ持って帰っちゃ、そうくん」つって。「すいません」みたいな。はははは(笑)「誰なんすかコイツ!新道さん!」つって。はははは(笑)

ライブ終わりにゴッドタンの総合演出の佐久間さんからLINE来て、「目覚まし人間そうくんが盗んでたお菓子は僕の差し入れです」っていうLINEが来てた。はははは(笑)

それで、「ライブの打ち上げも、そうくん参加していいすか?」って新道さんが言ってきたから、「エンディングに出てもらったしいいっすよ」つって。目覚まし人間そうくんも俺の真後ろで、めっちゃ意気揚々と打ち上げに参加しててさ、マシンガンズの滝沢さんが持ち込んだ5個ぐらいのTENGAのドラフトみたいのに参加してたよね、目覚まし人間そうくん。来週、春日が話すと思うんだよね。フィリピンの話とTENGAの話。でも、今。あいつ多分聞かないだろうから、このラジオ。TENGAの話し始めたら、ドラフトの。リトルトゥースも黙って聴いてあげてほしいなと思うんだけど」

 

 

ゲスト・はなわさん

 

ON8+1 2017年5月23日

 

佐藤「ゲスト、はなわさんです、どうぞー!」

はなわ「イエ~イ!SAGA佐賀~♪SAGA佐賀♪イエ~イ♪バンバンバンバンバンバンバンバン♪ありがと~!ON8プラスにやってきたよ」

佐藤「ありがとうございます!」

はなわ「ありがと~佐藤君!」

佐藤「いやいや嬉しいです。ありがとうございます」

はなわ「呼んでいただきまして」

佐藤「こんな形ではなわさんとラジオで生放送で喋れるなんて」

はなわ「噂は聞いてたんですよ。佐藤君がラジオをやってるというのは。今どのくらい?5~6年たってます?もう」

佐藤「いや、たってないですよ(笑)。噂、ちゃんと正確には届いてなかったみたいですけど、まる1年たって2年目ですね」

はなわ「凄いことですね」

佐藤「嬉しいですよ」

はなわ「何でもやるんですよ、この男は。これ、自分で書いてるの?本」

佐藤「自分で原稿書いて」

はなわ「凄い。放送作家もやって、パーソナリティもやるって、今までそういう人いなかったんじゃない?」

佐藤「そう言えば珍しいですよね」

はなわ「それが成り立っちゃうと仕事なくなっちゃいますね、作家さんとかも」

佐藤「これが省エネなんですよ」

はなわ「省エネ、省エネ。素晴らしいと思いますよ」

佐藤「こんな時代ですから、いろいろやっていかないとっていう」

はなわ「一番そこで困ってるのが岸君ですから、相方の」

佐藤「うちの岸とはなわさん、結構一緒に遊んでいただいてるみたいで」

はなわ「そう。仲いいです、岸君」

佐藤「岸は元気にしてますか?」

はなわ「頑張ってやってますね。今日も「佐藤君のラジオに行くよ」って言ったら「よろしく言っといてください」(笑)」

佐藤「(笑)なんでお前のほうが距離感あるんだよっていうね」

はなわ「僕はどきどきキャンプは売れると思ってますから」

佐藤「ありがとうございます。結構ずっと言っていただいているんですけど」

はなわ「早く。次はどきどきキャンプだと思ってるんですけどね。ハマカーンの次は、うちの事務所も」

佐藤「うちの事務所はね、オードリー、ハマカーン、みんなね」

はなわ「やってますね。HEY!たくちゃん。あれ?HEY!たくちゃん、大輪教授」

佐藤「もうやめました。大輪さん、作家になってますから」

はなわ「あの人やめたんですか?」

佐藤「あの人」

はなわ「あいつやめたんだな」

佐藤「先輩ですよ、先輩です、先輩(笑)。

はなわさんとはかれこれ、おそらく10年ぐらい前からのつき合いということになりまして」

はなわ「そうですね。もうずうっと一緒にね、いろいろね。まだ仕事全くない頃から」

佐藤「ホントですよ」

はなわ「オードリーとかだって全然仕事ない頃ですもんね、あれね」

佐藤「そうです、そうです。はなわさんち行ってね、みんなで夜中」

はなわ「みんな遊んだりして。遊ぶというか、話してね」

佐藤「ま、相談して」

はなわ「みんな真面目だから、お笑いやって、どうやって売れるんだろう、みたいなね」

佐藤「凄いですよ。青春ですよね、ちょっとなんか」

はなわ「青春、青春、青春」

佐藤「あの時間て」

はなわ「そんな時間がありましたね」

佐藤「蓋開けてみたらオードリーもね、もうドーンといきまして」

はなわ「いや、ホントにだから、オードリーっていうのは、うちらの中でも、あのパターンで売れるって凄いよね」

佐藤「本当にど真ん中で売れてるじゃないですか」

はなわ「ホントに」

佐藤「売れ続けてるというか」

はなわ「ど真ん中でめっちゃ売れてんじゃん、今。だけどさ、絶対まともに売れると思わなかったよな、あの頃」

佐藤「いや、思ってないっすねぇ」

はなわ「あんな奴らがよく売れたなっていう感じじゃない?思わない?」

佐藤「ホントに。面白いけど、それはいわゆる芸人が面白いと思う面白いだから、まあ、テレビは出るしアレなんだけど、MCもやるようになるとは」

はなわ「だからさ、若林が普通に今さ、杏ちゃんとかとCMしてるじゃん」

佐藤「やってますね、あのCMね」

はなわ「あんな、なんかピースフルなあいつ見ると気持ち悪いよね」

佐藤「はっはっはっ(笑)ちょっとね」

はなわ「あの頃、だって怖かったじゃないですか、なんか」

佐藤「とがってた」

はなわ「狂気でしたもんね、顔が」

佐藤「ほんと怖かったですよ。原付に乗ってセックス・ピストルズ歌いながら中野に来るっていうね」

2人「ははははは(笑)」

佐藤「怖いっすよね」

はなわ「あったね」

佐藤「そんな奴が」

はなわ「そんな時代がね。それがもう今あんななっちゃってますしね」

佐藤「(春日も)」

 

 

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