I'll be back

 

オードリーのオールナイトニッポン 2019年8月3日

 

若林:俺、だから、言えなかった話ってあるかなとか考えてたの。春日がいない間。もう一個あって、それはだから、クミさんが望んでるのかなとも思うんだけど、私服を変えてさ、ロンハーマンに買い物行った話したじゃん。

春日:はいはいはい。

若林:めちゃくちゃつまんなかった、あのトーク

春日:ハハハハ はいはいはいはい。

若林:それは俺の個人の感想だから、リトルトゥースとは違うかもしんないけど、俺はね、あれ結構がっかりしてね。春日フリークとしては。やっぱ俺は言うよ。「あの服何だ! 週刊誌に撮られたままの服装で」俺は言うけど、オンでは。だけど、なんかロンハーマン行ったら、春日 is deadみたいな。

春日:ハハハハ

若林:それ、上がっちゃった(春日:わかる、わかる)芸人さんというか。

春日:はいはいはいはい。

若林:ロンハーマンは。やっぱあれ、俺はカッコいいと思ってた、あの服を。いつも名古屋駅に現れる、子どもの頃のウォーズマンのお前のスタイルは。なんでカッコいいかと思うか、ちょっと言ってもいい?

春日:うん、それはね。

若林:やっぱり、この資本主義の経済の中で、市場を全く無視してる。なんつうんだろ、パンクの格好自体が、もう市場に、市場と添い寝しちゃってんだと思うんだよ。だって、パンクファッションて言われてるものが流行っちゃってるんだから。春日の私服っていうのは最もファッションに対してパンクだと思ってたんだよ。

春日:ハハハハ

若林:やっぱり、あのクロックス。真冬にクロックスでスウェットで。俺は言うよ、口では。「なんだ貴様」と。「帰れ! 出ていけ!」って。

春日:ハハハハ

若林:ハハハ フードに裸足っていうのがあんなパンクなことはないし、俺はそれはカッコいいと思ってた。だけど、お前がロンハーマン行って、なんだろうな、あんなスリッポンみたいな靴を履き始めたね、白い。なんだろうな、ちょっと寂しさはあったよね。

春日:うんうんうんうん。

若林:ああ、終わってくんだなっていうか。

春日:まぁま、そうだね。うんうんうん。

若林:それはあったね。

春日:うんうんうん。

若林:それはでも、しょうがないんだよね? 指輪するのと一緒で、首輪に近いロンハーマンというか。

春日:まぁ、まぁ、あの時はね。あの時はほら、あのぉ

若林:あ、今は?

春日:今はだから

若林:徐々に?

春日:徐々に徐々に、ま、待って、待っててくれよ。

若林:ハハハハハ

春日:あんま言うとね

若林:言っちゃいけないんだ。

春日:言っちゃいけないよ。

若林:靴は今?…あ、もう草履じゃない!

春日:うん、もう、今もうそうよ。

若林:俺はホントに一番カッコいいと思ってた。(春日:わかる、わかる)ヒップホップとかパンクとかロックのジャンルができて、売れてんじゃない、その服自体が。で、デパートの中にも入ってるから、全然そんなの反体制じゃないじゃない。むしろ寄り添ってる。春日こそロック・パンク・ヒップホップだと思ってたの。

春日:ありがたいね、そうやって支持くれる人がいるっていうのはね。あの時は1回だけ行って、時期的にもやっぱりこのぉ、身を固めなきゃいけない時期だったから。

若林:あの時期はね、オードリーとしても最大の危機だった。

春日:最大の危機だ。

若林:ハハハハ

春日:で、どうしようってなって、ミツと相談して、だったら大きく、正しい、正しいというか、いい方向に、振りが強くないと、180度違う方向に行ったほうがいいんじゃないかと。

若林:だからロンハーマンまで飛ばしたわけね?

春日:そうそうそう。私はだって

若林:徐々に春日スタイルに。

春日:ジーンズメイトで行ってたんだから、その時。したら、それだとあんまり変わりがないぞってなって(笑)。

若林:お前、そういうのあんまがっつり名前出すな!

春日:ハハハ あ、そうか。

若林:お前なんか、たぶんジーンズメイトさんも狙ってたと思うよ。広告塔として、次の。

春日:ハハハ いや、だから、ほんとそれでも

若林:狙ってるわけねぇーだろ! いいかげんにしろお前! 出ていけー!

春日:なんでだよ!

若林:ハッハッハ

春日:ただ、行くとこまで行ったほうがいいってことでそうなったわけで、それはやっぱり徐々に。いきなり戻しちゃうと、見つかっちゃうから。ハハハ

若林:ハハハ

春日:徐々に徐々に。若林さん、それはさ。

若林:ハッハッハッハッ

春日:お願いします、それはね。

若林:俺はでも口では言うからね。「なんだお前、その週刊誌で撮られた時の」って。それはさ、オンエア中に言うことじゃないけど、それはさ、気にしないで。

春日:ハハハハ

若林:ハハハハ

春日:あんま言うことじゃない。

若林:あんまり言うことじゃないけど(笑)。

春日:電波に乗せて言うことじゃない。

若林:上田さん的に一番言っちゃいけないやつ。

春日:言っちゃいけない。

若林:確かにね。ハハハハハ

春日:実はねっていうね。

若林:じゃあ、待ってればいいのね? 春日のあのヒップホップスタイルを。

春日:うん。また帰ってくるから。I'll be backだから。

若林:エミネムの『8 Mile』のさ、古い話だ。パッケージ、DVDの。あのごみ袋持って、背中。あれと春日っていうのは、俺、一緒だったのよ。それがあんな…。俺はガッカリして、「靴を履いてる!」と思って。もっと裸足で、流行のファッションとか踏みつけてほしいね。まやかしのパンクファッションを。

春日:ハハハハ

若林:ハハハハ

春日:しばらく時間が欲しいね。

若林:ああ、待ってます、待ってます。

春日:帰ってくるから。しっかりとね。

若林:ハッハッハッハッハッ

春日:ハハハハ

若林:いやぁ、楽しみになってきました。