オードリーのオールナイトニッポン 2022年11月5日
若林：俺、この間、夜、漫才のネタ書けなくなってきて、漫才書かなきゃって思うのが、生まれて初めて「面倒くせぇー」って思ったんだよね。俺、「これか、20代のとき頑張らなかった先輩たちが思ってたの」と思って。今まで面倒くさいと思ったことないんだと思って。面倒くせぇと思ったんだよね。受験勉強みたい。「頑張ってやんなきゃ」って初めて思ったかも。今までなかったんだ、逆にということにも気づいたし。
木曜日も、毎週トークって、何なのこれ？と思って（笑）。
春日：目が覚めたというか、はたと気づいたんだろうね（笑）。
若林：はたと気づいた。
春日：うっすらもちろんわかってはいたけれども、ハッとしたんだね。
若林：10周年ぐらいのときに、よくスタッフさんとかが言ってくれてたの。「10年、毎週トーク１本作ってるんだもんね」。それは自分的には何もすごいことだと思わなかったし、「あ、あ、はい……」みたいな感じだったんだけども、さすがに「おーい！」って思うね。最近（笑）。
春日：（笑）まぁ、まぁ、まぁ、そうだね。
若林：テレビに出たての芸人のラジオが面白いね、やっぱりね。いろんなことに感動したりドキドキしてるから。何々がレギュラーになって、誰々さんに会った。誰に会ってもドキドキしねぇから、こっちはもう（笑）。
春日：（笑）ま、そうだね。全くもっての初めての体験がないもんね。ロケーションにしても。
若林：もうなくなってくるよね。
春日：これはあのタイプのロケーションの形だな、みたいなさ。体張るも、これ、あっちのあの感じか、とかね。確かにね。
若林：だから、子どものことになってくるよね、新しい発見というのが。
春日：ま、そうだね。初めての体験というか、感覚というか。
（中略）
若林：うちの娘は「パ」が多いんだよね。
春日：発する音で？
若林：うん。ハイハイで俺に近づいてきて、「パパパパパパパパパパパ」って言うんだよ。
春日：多いな。
若林：「そうするとPUFFYの冠番組になっちゃうからね」って俺が言うと、世代ギャップで奥さんは知らないの。何それって。
春日：いやいやいや。
若林：俺しかわかんない。
春日：『パパパパパフィー』は届いてほしいね。
若林：でも、わかんないのよ、奥さんは。何？それって言われちゃって。いや、PUFFYが冠番組持ってたのよって言って。それが『パパパパパフィー』って言うから。「パパパパパパ」って、「そうするとパフィーの冠番組になっちゃうからね」って俺が娘に言って。「パパね」って言うと「マンマ」って言う。
春日：なんでだよ！（笑）
若林：ほんとにこの流れ、最近は（笑）。
春日：いいね。出来るね。
若林：そうそうそうそう。ほんとにこの流れなんだよね。何回も奥さんが、俺が仕事中に「パパ」って呼んでる動画を俺に向かって送ろうとして、「パパ。はい、パパ」って言ったら、「マンマ」っていうのがすごい送られて（笑）。
春日：いいじゃない。
若林：パが多い時期とかなかった？
春日：パが多い……ないかな。何が多い……何か多いっていうのはないなあ。最近はウソをつくけどね。
若林：ウソ？ ウソをもうつくんだ。
春日：ウソというか、それ何なの？っていう。保育園の連絡帳に、きょうは散歩で犬と会って、「あ、ワンワンだ」、みたいな、すごい楽しそうにふれ合ってました、みたいに書いてある。書いてあることを聞くのよ。「今日、犬と会ったのかい？」って聞くと、「会ってない」つって。
若林：書いてあるのにね。
春日：書いてあるの。「いや、会ったでしょ？」「会ったことない」。
若林：（笑）
春日：それ何なの？つって。クミさんも、今日、お昼にうどんいっぱい食べたと書いてある。おかわりしたと。「おかわりしたの？」「してない」。（笑）「おかわりしたことない」みたいな。何なの？ ウソというか。流行ってるんだろうね、子の中で。ブームというか。聞かれたことに対して否定する、みたいな。ことごとくウソをつくんだよ。ハハハハハハハ（笑）
若林：（笑）
春日：「誰々と手つないで歩いたの？」「手つないでない。散歩行ってない」みたいな。
若林：それ、何なんだろうね。
春日：何なんだろうなつって。
若林：理由はわかんないけど、言いたくない、しゃべりたくないんじゃないの、春日に。
春日：じゃないのかなぁ。そういうブーム、１週間ごとに変わるね。急にやらなくなったりする。
若林：ちゃんとしゃべるようになったりとか。
春日：飽きるんだろうね。おもちゃとかもそうだけど。さんざんやってたのに。さんざん踊ってたのに、急に踊らなくなるとか。１週間ごとぐらいに変わります、ブームがね。だから、パも変わるよ、たぶんすぐ。
若林：あ、そうなの？
春日：パパパとかも変わってくるんじゃない？
