佐藤健・岡田将生・松坂桃李の2021年の分析

2021年ワースト映画を語るライブ【残念な11本の映画たち】【佐藤健/岡田将生/松坂桃李の2021年】

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XXCLUB大島:サトタケ(佐藤健)さんが今年めちゃくちゃよかったんですよ。サトタケ、桃李、将生ですね。岡田将生さん。

ジャガモンド斉藤:そうだね。そのへんは裏切らないね、やっぱ。

大島:サトタケが今年は『るろうに剣心』2本(『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』)、『護られなかった者たちへ』。

斉藤:あれ面白かった?

大島:サトタケだけよかったです。と、『竜とそばかすの姫』で、全部本当にかわいそうな傷ついた男みたいなのをやった。完全なる性格俳優になってきてる。で、岡田将生が『CUBE(一度入ったら、最後)』『聖地X』、『さんかく窓(の外側は夜)』は観てないですけど。

斉藤:観た。よかったよ。

大島:あと、『大豆田とわ子と三人の元夫』とか、本当に性格俳優として確立してきたなというところ。

斉藤:きたね。最高です。そういう意味で最高の年。

大島:松坂桃李は『あの頃。』と『孤狼の血level2』と『空白』ですね。全部結構違う役なんですよ。

斉藤:そうだね。

大島:だから、若手の人たちはみんな性格俳優になるかと思いきや、菅田くんもそうだけど、菅田将暉さんと松坂桃李さんは全部違う役やってる。

斉藤:違うね。

大島:だから、幅広くいく人もいれば、性格のほうにいく人もいて。

斉藤:藤原竜也的なね。

大島:そうそう。藤原さんみたいなキャラクターをアイコン化していく。藤原竜也山田孝之ルートというのが一個あると思うんですけど。

斉藤:キムタクとかもそうだよね。

大島:そうですね。そういうスター化というのも一個あると思うんですけど、桃李さんがね、可哀相な、まじめ過ぎる、悩める若者の役が圧倒的に多かったんですね。今までね。『蜜蜂と遠雷』とか『孤狼の血』の1本目なんかそうだろうし、『娼年』とかもそうでしょう。

斉藤:はい。

大島:でもね、今年に入っていろんな役をやり始めた。

斉藤:そうだね。幅広くなったよね。

大島:そう。『あの頃。』とかはちょっと違うし、『孤狼の血level2』でちょっと別の人になったなという感じあるし、『空白』も、今までよりちょっと嫌な人だったしな。

斉藤:「ふざけんなコノヤロウ!殺すぞ! ごめんなさい。ごめんなさい、ごめんなさい」。

大島:岡田将生さん、『ドライブ・マイ・カー』もそうだし。岡田将生さんと健は性格俳優としてすばらしい1年だった。松坂桃李は幅が広がった1年だったという感じでございます。

斉藤:『Arc アーク』の岡田将生もよかったな。

大島:ああ、出てたな。すごい出てる。

何も考えてない感じ。確かにな。今年の松坂桃李さんは何も考えてない感じというのが結構キーワードかもな。