第42回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞について

 

菅田将暉オールナイトニッポン 2019年3月4日

  

日本アカデミー賞ですよ! 松坂桃李パイセン、最優秀助演男優賞おめでとうございます!(拍手)いやあ、嬉しいですね。僕もほんとに、あの現場に立ち会えて光栄です。エモすぎる! 本当にエモーショナルな時間でした。

っていうか、ずるいよね。ね。あれはずるいよね。いや、僕はそんなこと思ってないですけど、この番組的には“空気の読めないバカポンコツ”として扱われているわけじゃないですか。ハハハ

僕はそんなこと一切思ってないですよ。それでのこれですよ! やっぱり、やるんですよ、うちのパイセンは。普段のあの自由さと、仕事をやる時はバシッ!と。ねっ!

言っても助演てめちゃめちゃムズいっすからね、獲るのって。変な話、よく分子、分母の話でいくと、分母の数が圧倒的に多いわけですよ。助演のほうが。主演をやってる人っていうのは数が少ないけど、助演て、全員やから、要は。その中であの大先輩方と並んでの助演はすごいっすよね。なんか高揚しましたね。

うちのラジオに来てくれてる時とかはなるべく思い出さないように。ハハハ! あの瞬間ちゃんと感動したいから。10年ぐらいの知ってる人ではあるんで。そこで。いやあ、決めるとこは決めるっていうね。

(中略)

当日、桃李君とも--。今、桃李君、舞台中やったりもしてて、僕、その舞台もこの間観に行ったりしたんで。蜷川さん亡き後、吉田鋼太郎さん演出で『ヘンリー(五世)』というシェークスピアをやってて、めちゃめちゃハードな舞台をやってる間にああいう授賞式に平然といるっていうことは、すごい大変なことやったりもするんですよ。そういう裏事情とかも、やっぱね、後輩としては感じるわけじゃないですか。その中でのあの受賞で。

さすがにここは、と思って、僕、この10年ぐらい、メールのやりとりってしてないんですけど。不仲やからね、基本的に。基本的にバッチバチやから。やっぱりうちは。あんまり言うたらあかんで。犬猿という、そういうやつやから。やねんけど、表向きはあれやけど。ハハハ

久々に、久々というか、ほぼ初めてに近い、ちゃんと「おめでとうございます」って送ろうと思って、久々にメールしましたね。したら「ありがとう」みたいな。先輩・後輩のやつですよ(笑)。なんかうれしいっすよね。

(中略)

ということで、今日のテーマは「エモメ~ル」!

今日はエモいメールを募集します。日常で感じた“エモ”をぜひ送ってください。

菅田だと、アカデミー賞での松坂桃李君を見たあの感じとかは、個人的にはめちゃめちゃエモかったわけです。なぜなら、去年自分もあの場にいて獲ってたわけですし、その後、マネージャーさんつながりで、同じマネージャーさんやから、桃李君が「来年は自分も意欲作がいっぱいあるから、来年は俺も気合い入れてるんだ」みたいな話を聞いてたりしてのあれやから、言ったら、言葉に出してそのまま実現させてるわけなんですよ。うわあ、すげぇなぁなんて思ったり。

とか、去年、違う授賞式で、僕が賞を受賞したときに、桃李君がトロフィを持ってきてくれて、今年はその逆が違う場面であったりとか、先輩と後輩やけれども、トロフィをあげ合うみたいなのが、個人的にはエモいなあ、みたいな。

たまにはいい話するでしょ? ハハハ

 

www.youtube.com