にっき

杉野遥亮くんのラジオを聴いていたら

 好きな映画は『ハングオーバー』と言っていて、

そういえば自粛期間中に出た桃李くんの動画でもそんなことを言ってたなと。

 

audee.jp

 

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そのことでいろいろと検索をかけていたときに、こんな記事を見つけてしまった。

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以前、ツィッターに「菅田くんのラジオに来る桃李くん回を毎日誰かしらが聴いている」とツィートしたけど、実は、毎日誰かしらが『娼年』を観ているほうが圧倒的に多い。その感想は、賛否半々くらい。 

お尻がきれい/汚いをはじめとする、相反する意見の数々。「まあ、そうよねぇ」とどちらの感想にもうなずいてしまう。きれいに見えるシーンもあれば、汚く見えるシーンもあるから。「痛そう…」という意見にも「まあね…」と。

主題はそこじゃないんだよって言いたいけど、見方は人それぞれだからね。『孤狼の血』もそうだったけど、気づきを得て変わっていく様が素晴らしいのだよ。そこの表現にぐっと引き込まれる。

 

作品の選び方が本当に面白い。『図書館戦争』の手塚慧は、なんて冷酷な役なんだと思いながらもゾクゾクするし、『劇場版 MOZU』の権藤剛役のビジュアルやイッちゃってる感じとインタビュー時のたたずまいのギャップにクラクラして、ああ、大好き、となる。笑

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孤狼の血』は、何度観ても両手のすき間からじゃないと観れない場面があるけど、ある時を境に変わる日岡がすごくいい。『新聞記者』の演技も本当にすばらしくて、ずっしりと重く胸に迫る。すばらしい作品で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞と最優秀主演男優賞を受賞できたことは、積み重ねてきたことが花開いてよかったなあと。

2020年は作品でお見かけする機会がほとんどなくて残念だったけれど、2021年はとても楽しみ。『あの頃。』『いのちの停車場』『空白』『いまここにある危機と僕の好感度について』『孤狼の血Ⅱ』(仮)『耳をすませば』と、またいろいろな顔を見せてくれることだろう。

 

この先、今まで「普通」と思っていた日が訪れることはないのだろうか。いま「異常」と思っている日々が「日常」になるのだろうか。先のことは何もわからない。今年は調子が狂ってしまった一年だったが、そんなことがなかったら松坂桃李という人に出会えていなかったかもしれないのだなと思うと、「禍福はあざなえる縄のごとし」か。