ゲスト バッファロー吾郎さん

 

 

オードリーのシャンプーおじさん 2011年4月6日

 

若林「バッファロー吾郎さんは、私も春日さんも、あれ?あれ、春日さんは、ダイナマイト関西はこの間初めて……」

春日「バカ言っちゃいけないよ!」

若林「あ、そうか、ヤングマスター」

春日「大阪でやらせてもらった時に」

竹若「大活躍ですよ」

若林「ああ、そうだ」

春日「1回戦勝ち上がって、2回戦でスリムクラブの真栄田君に当たって負けて、あなたが決勝」

竹若「そうですよ」

若林「そうだ、そうだ」

春日「で負けて」

 

木村「この間の4thというやつが」

竹若「中野サンプラザでありました」

木村「打ち上げの時に、ホンマの真面目な話になった時に、若林君は凄いと。これ、みんな知ってると。格闘技で例えるなら、総合格闘技のめっちゃ強い」

若林「これは嬉しいですね」

木村「今、若手で言うたら、例えばDREAMとかに出てくる所選手とか、KID(キッド)選手とか」

若林「嬉しいですね、これは」

木村「凄いねっていう話になって。ロンブーの亮やったかな」

若林・春日「はい」

木村「ただ」

若林・春日「はい」

木村「春日は」

若林・春日「はい」

木村「あいつは」

若林・春日「はい」

木村「アメリカンプロレスのトップレスラーだ」

若林・春日「ははははは(笑)」

竹若「なるほど!」

若林・春日「ははははは(笑)」

木村「あれはあれで化けもんだって。若林の凄さは知ってたと。ただ、今日思ったと。春日は、あれはトップ張れる男だ」

若林・春日「はははは(笑)」

春日「ありがたいですね」

木村「亮が真剣に」

春日「ほんとですか?」

木村「「とんでもない化け物になるぞ、あいつ」って亮君が言ってました」

若林「レスナーみたいにプロレスで活躍して、ダイナマイト関西大喜利総合格闘技でもいける、みたいな」

竹若「うわ、これは逆輸入的なね」

若林「春日さん、グループのマッチにダイナマイト関西4th」

春日「そうでございます。ブサイク芸人グループみたいなのでやらせてもらって」

若林「あれは春日さんとどなたでしたっけ?」

春日「キングオブコメディの今野さんと」

竹若「伊藤修子

春日「そうです。伊藤修子さんと3人でやらせてもらって楽しかったですよ。それ観てっていうことですよね」

木村「ほんとにね、ほんとの、ふざけノリじゃなくて、ほんとに夜中の3時ぐらいに亮がエンジンかかり出して「若林は本当に凄いの、もとから知ってますよ。春日、あれ、とんでもない化け物になりますよ」」

春日「はははは(笑)」

竹若「確かに春日とかが答えるたびに、両サイドから花火をボーン!と打ち上げたいぐらいの感じではありましたよ」

春日「アメリカンプロレスですね。ドン!ドン!ドーン!!みたいな」

若林「常に胸張って待ってて、自分の順番。3人なんで1問ずつ答えていくっていうことで」

竹若「ちゃんと流れにもしっかり乗りながらという」

春日「はははは(笑)」

若林「プロレスをしてたんですね?(笑)」

竹若「空気感もやっぱり」

 

木村「凄いコンビなんやなって、僕らは印象的に」

春日「ありがたい」

若林「僕も結構、春日さんは未知数で、大喜利も0・100なんすよね。本当にハマる日とかは凄いんです。でも、例えば『からくりTV』の終わりのコメントで「今日どうでした?春日さん」ていう時に、どえらい事故起こす時が。はははは(笑)」

木村「はははは(笑)」

春日「そこもまた魅力ですよね。大勝ちもするし、とんでもない、1ラウンドぐらいですぐに開始早々負けることもあったり」

 

若林「ダイナマイト関西の時も、春日さんがブサイクチームで大喜利に答えてる時に、楽屋でモニター観ながらケンコバさんと野爆の川島さんがしみじみ、春日のこの手の挙げ方。みんな手挙げる」

竹若「いろいろ個性出ますよね」

若林「順番に答えてくんで、手を挙げる必要がなかったんです」

春日「はははは(笑)」

木村「そうですね」

若林「ですが、春日さん、毎回手を挙げてから答えてて、それを観てケンコバさんと川島さんが「いや、正直、もうファンやわぁ」つって言ってて」

春日「そうだろうね」

若林「ちょっとびっくりしたんすよね。あの2人に言われるっていうのはびっくりで、春日さんも嬉しいでしょう?」

春日「まあ、そんな別に嬉しくはないけどね」

若林「えーっ」

竹若「当たり前」

春日「まあ、そうだろうなっていうのはありますよね」

竹若「なるほど」

木村「えーっ!(笑)」

春日「こう言っちゃ、別にイヤな気分はもちろんしないですけど、当たり前。春日君て男だよね?男の子だよね?とか言われてるのと同じぐらい」

木村「それぐらいなんですね?」

春日「それはそうですけど」

竹若「でも、だいぶ前のめりになってますけどね」

若林・春日「ははははは(笑)」

 

 

オードリーのシャンプーおじさん 2011年4月13日

 

若林「あの世代の芸人さんて、昔、トンガッてた時代があるっていう話、結構多いじゃないですか。そういう時期あったんですか?バッファローさん。20代の真ん中とかまで」

竹若「天然素材でキャーキャー言われてた時ですか?」

若林「はい」

竹若「いやぁ、ないですね」

若林「今の感じですか?ずっと」

木村「でも、あれはどうなの? イヤなもんはイヤっていう時あるじゃないですか。それはホンマにイヤですという。わがままじゃなくて、例えば、ギャラが安いからイヤですっていうんじゃなくて」

竹若「仕事の内容が」

木村「それ、ホンマに違うから」

若林「それは結構あったんすか?」

木村「はっきりと言ってたけど、それはいまだに僕疑問やねんけど、あれは2人は言う?」

若林「僕、僕、これぶっちゃけの話、M-1の後の半年ぐらいはめちゃめちゃ言ってたんすよ」

竹若「おお!なるほど」

若林「だけど、これはもうどうにもならないぞと思って、半年後にやめましたね。だから、大学生、社会人が学生気分のまま、俺できる奴、みたいに入ってきた会社で、「とりあえず仕事してくれる?」みたいに上司に言われて丸くなってくみたいな。入社したみたいな感じでしたね。酷い怒られ方するんで。

アイドル雑誌で虎のぬいぐるみ被ったり、バラくわえてくださいとか、アイドルみたいに星かじりながら。でっかい星。

漫才って、自分のプロデュースの自分の台本じゃないですか。だから、漫才だけやってきたんで、急に「星かじれ」って言われたらわかんないんすよね。今思うと。だから「イヤです」って言ってたら、カメラマンも「アイドルみたいな笑顔で」とか言いながら(笑)」

春日「はははは(笑)」

若林「僕も30になってて漫才師のモードに結構入っちゃってた時だったから「ちょっとヤですね」つって虎被らなかったりしたら、もう、俺だけ虎被ってないんすよ。30人ぐらい芸人が、寅年つってみんな虎被ってダブルピースしてる。俺だけ虎を肩に乗せて真顔で写ってんので、みんなに「何これ?」って言われて。ははははは(笑)」

竹若「確かにね」

木村「普通、聞いてて間違ってないんだけどね」

若林「うちの社員にもめっちゃくちゃ怒られるし、春日も「大人げないよ」って言うし」

竹若「わかってた?」

春日「それはやっぱり」

若林「今じゃバラくわえてダブルピースしてますけどね」

竹若「何度でもやりますよと」

木村「その時の春日さんはどんな気持ちでバラくわえてたん?(笑)」

春日「私は「バラくわえていいんですか?」っていう」

若林・木村・竹若(笑)

春日「虎の被るの、どれが可愛いすっかね?みたいな」

竹若「グイグイと」

春日「グイグイ逆に行く」

木村「なるほどね!」

竹若「それは大人ですよね。さすが」

若林「大人なんですよ(笑)」

春日「春日ですからね」

若林「今時期だからようやく喋れることですけど、春日と漫才やってきて、こういう漫才やろうとか、いや、ああいうのじゃないよ、とかやってきたんで、春日にもちょっと、そこは譲れない、みたいな、もちろん俺と同じ量あるんだと思って、M-1とかも頑張ってて、それからちょっとお笑いのアイドル雑誌で、本当に服を吟味して選んで、バラをくわえて、何枚もノリノリで写真撮ってるの見て、あ、ちょっと別々の道なのかなって。はっはっはっはっはっ(笑)」

春日「まあま、ジャンルがね。ジャンルは違うかもわかんないですね」

木村「春日さんはそれすらも凌駕してたんですね?」

若林「凌駕してた。上行ってたんだと思う」

竹若「上で、いつかこうなるだろうと」

春日「ええ。待ってた状況ですね。上のほうで」

竹若「さすが。次のステージで待ってたと」

春日「待ってましたよ。だって、あたくし、セミヌードぐらいまでやったことありますから(笑)」

竹若「なんかあった。なんか見た」

春日「週刊誌の、しかも袋とじで」

竹若「とじる意味があんのかという(笑)」

春日「ええ。やったこともありましたから」

 

木村「アイドル的なのも、天然素材となってからやらされてて、だから、歌出せとかもあったですね。それも断るんすけど、みんなやるからやってくれとか」

若林「みんなやるからっていうパワー、あれ、凄いですもんね」

竹若「ねえ。集団パワーね」

木村「だから、悩むよね」

若林「悩みますね」

木村「でも、今、改めて思うと、春日さんのその域がやっぱり正解なんでしょうね」

若林「そうですね。どう見ても正解」

木村「バラはどうやってくわえたら(笑)」

春日「バラくわえていいんですか? まさか今日、バラくわえられるとは思わなかったです」

若林「くわえられるという権利を手にした、みたいなね(笑)」

春日「そうですね(笑)」

 

若林「僕らもM-1直後とかは「来年消えるタレント2位に選ばれてましたけどどう思いますか?」って聞かれて、僕なんかは当時カチンときちゃってて、どうしようと思って春日のほう見たら「春日が消えることはないでしょう」みたいに、結構そういう感じで答えてるんすよね」

竹若「キャラをちゃんと守りつつというか」

春日「そうですね」

若林「でも、記事見たら「焦ってます」みたいに変えられてましたけど」

木村「はははは(笑)」

若林「「ヤバイっす」みたいに(笑)」

春日「私も今の木村さんの話先に聞いてれば、「じゃ、あんたコメント書いてください!」って言いましたよ」

木村「いやいや、ダメです、ダメです。それやったら仕事なくなってくる」

竹若「でも、記者としたら、春日の違う部分を引き出せた、みたいな感じで書きたいんでしょうね」

春日「そうなんでしょうね。本当はビビってる、みたいな」

竹若「弱みを俺だけが聞き出せた、みたいな」

春日「そういう記事を書きたいというあれで、だから、質問とかもそっちの方向に行くような質問をされますね」

竹若「ちょっと誘導される時ありますもんね」

若林「でも、今の時代ってトンガってたことが笑いになっちゃうから、インタビューでも本当にイヤなことを「イヤです」と言うことがちょっとダサいみたいになってるじゃないですか。したら、どの抜け道もないですもんね。乗っかって機嫌よく答えるのが格好いいみたいになっちゃうと。春日さんが大正解。プロレスだからね」

春日「そうですね。相手の技を受けて、それよりもちょっと上の感じのを返す、みたいな」

木村「春日さんが最強なんですね」

春日「最強ですね、やっぱり」

竹若「辿り着きましたね、答えに」

春日「やっぱりアメリカンプロレス背負ってますから、こっちは」

若林「背負ってはいないです。ファンではあると思いますけど、背負ってはないですよね」

春日「レスラー最強でやってますから(笑)」

若「なんでゴールテープ間際転倒するんすか?(笑)」

春日「あ、そう?きれいに切ったつもりだけどね」

竹若「転げながら切ってったですね」

若林・春日「はははは(笑)」

 

 

 

ゲスト ノブさん

 

オードリーのオールナイトニッポン 2018年4月21日

 

オードリー論

 

若「2008年なんですよ、僕らM-1の決勝が」

ノブ「あ、そうお?」

若「そうなんですよ」

ノブ「結構遅いんやな」

若「遅いです、遅いです、僕らは」

ノブ「へえ」

若「それを観たときに、ほんと率直に、ノブさんどう思ったんですか?俺たちのこと」

春「その時、まだ大阪ですもんね?」

ノブ「大阪、大阪。これはほんとに、面白いと思った。ネタは。ネタは面白いって思ったけど、そのぉ、春日、その時もう着てたよな?ピンク」

春「着てました、着てましたもう。今と見た目はそんな変わってないですね」

ノブ「ようやるなぁとは思ってた」

若・春「はははは(笑)」

春「ピンク着て」

ノブ「みんな当たり前なんやけど、これな、一時期な」

春「わかります、わかります」

ノブ「一時期な、大阪でめっちゃその話になったのよ。『オードリー論』みたいな話」

若「『オードリー論』?ちょっと怖いっすね、聞くの」

ノブ「いやいや、全然いい意味。オードリーってほんと東京でやりだしてよかったよなぁというか、勝手に俺らが言ってんねんで。面白いよなぁも込みで。若林もおもろい。ネタもちゃんとしてるし上手い。で、ま、春日なんやけど(笑)」

春「わたし?はい」

ノブ「やっぱピンク着て、あの感じで、トゥースって出てきて、我が輩は、とか」

若「はははは(笑)」

春「いや、「我が輩」は言わないです!」

若「あれ、デーモン小暮ですよ(笑)」

春「デーモン閣下ですから。「我が輩は」なんて言わないですから」

ノブ「春日のやろ?」

春「あれは閣下のものですから」

若「ははははは(笑)」

春「「わたし」ですね」

若「「春日は」みたいな感じ」

ノブ「トゥースとかな」

春「はいはいはいはい」

ノブ「あれは大阪じゃ、たぶん、なんやろな、面白くない奴みたいに思われるというか」

若「ああ、そう、ああ、なるほど」

ノブ「たぶん手見せとかで受からないタイプなのよ」

若「ああ」

春「へえ」

若「ああ、まず受からない」

春「イロモノというか」

ノブ「そうそうそうそう!」

春「奇抜。奇抜過ぎてというか」

ノブ「一発屋キャラみたいな感じ。でも、ちゃんとやっぱり面白いやん。春日ちゃんも若林も」

若「「春日ちゃん」。ははは(笑)」

春「「春日ちゃん」ね。「春日ちゃん」呼びは、ノブさんと徳光さんしかいないんで。「春日ちゃん」て呼んでくれるの、ノブさんと徳光さんだけ(笑)。ありがとうございます」

若「でも、誰かに、誰かよしもとの先輩に、ルミネでそれをやり始める時期があるじゃないですか。僕らも普通にスーツとかでやってきた時期もありますから。ピンクのベストで胸張ってゆっくり出てくるのを、もし、よしもとで、東京でもやり始めたら、ルミネの楽屋でいろんないじられ方して」

ノブ「そうそうそうそうそう!」

若「脱いでたと思うって言われたことはあります」

ノブ「そうそう!ほんとそう。いるのよ、大阪でも。でも、それは俺らが大きな間違いで、大阪勢、オードリー論を喋ってた奴らが、俺も込みで全員間違えてて」

若・春「ははは(笑)」

春「そんなことあります?」

若「そんなことあるんすか?」

ノブ「結局そうよ。俺らもストロングスタイルみたいな顔して、「さあ、第2のダウンタウンだ」みたいな顔してな、ぶっきらぼうに「あのよう」とかやって、変なボケ、時事ネタとかは入れませんよ。ストロングなネタです、みたいなことやってたけど、今の東京での俺ら見てみぃよ。大方言よ」

若・春「ははははは(笑)」

ノブ「大方言。「やめてくれー!ワシはノブじゃあ」」

若・春「ははははは(笑)」

ノブ「やっぱりな、結局最初のフックというか……」(CM)

 

 

パカーンの時

 

若「ノブさんて、今、そのスケジュールで、全然パカーン!てなんないんすか?」

ノブ「俺はないのよ。山ちゃんも東京でめちゃくちゃ忙しくなりだした時に、意識朦朧として、東京行かなあかんのに、千葉の実家行き乗っちゃって、ずっと電車停まるまで何も記憶にないねんて」

春「うわ、怖ぇ~」

ノブ「やめたいってなって」

若「僕もありましたよ。再現コント撮ってて、走って現場から一回逃げちゃってマネージャーが追っかけてきたこと」

ノブ「えーーーっ!?うそぉ!?」

若「それでなんかよくわかんなかったっす。駄菓子だけいっぱい買わせてくれって言い始めて」

ノブ「ははははは(笑)」

若「駄菓子をすごい探して」

ノブ「子ども返りしたんだ」

若「かもしんないっす(笑)」

ノブ「もう何も考えたくないってなって」

若「なった時ありますけどね」

春「うん」

ノブ「それは春日びっくりしたやろ?」

春「まあ、そうですね」

ノブ「やっちゃったと思った?」

春「でも、それになってもおかしく、不思議に思わないぐらいのスケジュール。自分がやるかどうかは別として、そうなるだろうな。何やってんだよ!って、あんま言えないぐらいの」

ノブ「そうか、そうか」

若「それはノブさん、ないんすね?」

ノブ「そう。ない」

ピースの綾部さんは、M-1に出た翌日に『すべらない話』、翌々日に『ドリームマッチ』というスケジュールの時に、原宿の家に帰るはずが、気ついたら茨城のほうに歩いていった。タカトシのトシさんは、気づいたら階段に座っていた。

 

 

2人で喋りながら作る漫才

 

春「あのぉ、今日ね」

若「今日」

春「ジムに行ったのよ」

若「ジム行ってるもんな、お前」

春「トレーニングジムにね」

若「行ってるもんな」

春「うーん」

若「なんかあった?」

春「えっ?」

若「なんかあった?」

春「それはあるよね」

若「それ、じゃあ聞かせてよ、ちょっと」

春「ジムに行ってんだから」

若「はいはいはい。聞かせてよ」

春「人もいっぱいいてね」

若「まあ、今はね、鍛えてる人多いから」

春「うん、そうなの。私もいてね」

若「ま、お前も行ってるからね」

春「うふふん(笑)トレーニングやってたんだけどもね、うーん、胸をトレーニングしたの」

若「ああ、大胸筋」

春「そうそうそうそう。ベンチプレスやったりとかね」(ノブ「いいね」)

若「はいはいはい」

春「うーん、フン!つって」(ノブ「いいよ」)

若「ああ、声出すんだ、そうやって」

春「フーン!つってね」

若「結構声出していいもんなの?」

春「フーン!つってロッカーで着替えてね」

若「あ、まだ着替えてるとこなんだ!」

春「(笑)」(ノブ「(笑)いいよ、いいよ」)

若「やり始めて、ちょっと、ノブさん、俺、手応えありました、今」

若・春「ははははは(笑)」

ノブ「いやいやいやいや、いいよ、いいよ、そうそうそう」

若「やってみたら、手応えありました」

ノブ「できるよ」

春「ずっと30分ぐらいやって」

若「はははは(笑)」

ノブ「見たことない赤い顔してるけど」

春「はははは(笑)緊張したー!今」

若・春「ははははは(笑)」

(CM)

若「さあ、ノブさんをお迎えしてますけど」

ノブ「できたやん!」

若「そうっすね」

若・春「ははは(笑)」

ノブ「春日ちゃんも、まだロッカールームいたんかい!っていうボケを思いついてるわけ」

 

 

オードリー論(続き)

 

ノブ「で、俺な、そうそう!さっきの春日ちゃんがピンクベストの話で、これ言わんかったら意味なかったんやけど、言い忘れてんけど、それでみんなで、すげぇよなつって、俺らの想像で言うと、すっかりだまされてたのよ」

若・春「はい」

ノブ「ほんと若林が考えて、それを春日ちゃんに言わせて、つっこんで、もうアンドロイドのような(笑)」

若「ははははは(笑)」

ノブ「ピンクアンドロイド」

若「ピンクアンドロイド(笑)」

春「ピンクアンドロイドって呼ばれてたんだ!(笑)」

ノブ「みたいな感じかな?と思ってたのよ。これはでも、みんなそう、何となくそんな感じになるやんか」

春「まあまあまあ、そうですね」

ノブ「今の春日ちゃんの、1人でもめっちゃ頑張ってるのを観る前やから」

若「はいはいはい」

ノブ「出たての頃」

春「まあ、そうですよね。よくわかんないし」

ノブ「しばらく。してたら、大阪の作家さんが「違いますよ」つって。「春日さん天才ですよ」」

春「ははは(笑)ええっ?」

ノブ「なんか大喜利のライブ出んかった? ダイナマイト関西

春「ああ、ダイナマイト関西か」

若「ああ、はいはいはい」

ノブ「あれの最初ぐらいの時に」

若「あー!」

ノブ「作家さん、「僕も、春日さん、あんなタイ(プ)」」

春「あ、大阪でなんか呼んでもらって。大阪で行ったわ」

若「大阪でバッファローさんに呼んでもらったんすよ」

ノブ「そうそうそう!」

春「大阪に。はいはいはい」

ノブ「その時、春日がめっちゃいい答え出してて、みんな袖がびっくりしてた。「だからオードリーってずっと売れてるんや」って」

春「へえ」

ノブ「2人とも凄いし」

若「あれ、なんか戦わなかったっけ?春日と俺で」

春「どこ? あれ大阪かな?一発目か」

若「決勝かなんかで」

春「なんかあったね。なんかの時」

若「なんか凄いイヤだったんすよ」

春「そうだ、そうかも、それかもしれない」

若「春日と大阪で」

ノブ「ああ、イヤやな」

若「大阪で大喜利のライブで決勝で。春日と決勝で当たるってあったんすよ」

ノブ「ええっ!?凄いやん。決勝行った?」

春「ああ、かも、そうかもしんないすね」

ノブ「D関の決勝行くって凄い」

若「なんかあったような、なかったような。なんかそんな感じあったよね」

春「その大会かわかんないけど」

若「戦ったような」

春「戦った時はある」

若「準決勝かもしんないすけど」

春「はいはい」

ノブ「これはだから、ラジオの、ラジオ、ま、ま、リスナーの人は知ってるよな」

若「たぶんそれは知ってると思います」

ノブ「春日が実はオールマイティプレーヤーで」

若・春「はははは(笑)」

春「ありがたいですね」

ノブ「ボケも出来る。ちゃんとロケも1人でも出来る」

春「(笑)やってますね、今。はい」

ノブ「下手したら、次、回し出すんちゃう?」

春「回しは無理!(笑)」

若「でも」

春「回しは無理です(笑)」

ノブ「いや、あると思うよな」

若「でも結構、俺も春日、相方のピンの番組ってあんまチェックしないじゃないですか。テレ朝の深夜で何年やったっけ?」

春「15分番組を7年ぐらいやってましたね(笑)」

ノブ「そうだ、そうだ」

若「7年ぐらいやってて、最初の1年とか気になって観てたから、スタッフさんにおもちゃにされてるなあとか観て」

春「まあまあ、そうだね」

若「終わるって聞いたから、また観てみたんすよ。7年後、6年あいたら、したら、もう春日の大回しだったんです。はははは(笑)」

春「大回しじゃあ(笑)」

ノブ「だから、大回し(聞き取れず)のよ。だから、あ、やっぱりあのピンクベストも髪型もトゥースも、全て出来る、全てが出来た上の一個だったんだというのを知って、ああ、はい、完敗、負けました」

若「いや、負けてはないですよ(笑)」

ノブ「ということで、もう俺らは大方言よ」

若・春「ははははは(笑)」

ノブ「なんかないか? 俺らで言うピンクベスト、トゥース、東京でなんかないか?で、大方言と大悟の島話」

若「島話(笑)」

春「なるほどねぇ」

ノブ「結局そこに行き着くのよ。やっぱなんか取っかかりが要る、みたいな。だから、凄いのよ、春日ちゃん」

春「ありがたい。そう見てもらえてたらありがたいっすね」

 

 

白髪髭帯ラジオ

 

若「山里さんとか、あと、誰だっけな、よしもとの同期。あ! 綾部君も、アメリカロケ行ったんすよ、この間2月に言ってたけど、千鳥さんは人間性が凄いと」

ノブ「いやいやいやいや」

若「だから、絶対、冠番組でそこに出てく感じに俺たちがなるからって、結構前からずっと」

ノブ「はははは(笑)」

春「なるほどね」

ノブ「いやいや」

若「千鳥さん自体は、そういう先に、僕らの世代ってなんか、なんかこう」

ノブ「混沌としてるよな」

若「混沌としてるじゃないですか」

ノブ「ほんとそうよな」

若「そういう先のこととか考えるタイプですか?」

ノブ「考える、考える。先のこと、考えるなあ。それがもう、「はい無理!」。千鳥司会でとか、わからないけど、俺らの世代で、わからないけど、ロバート、オードリー、俺らで番組やれるとか、そんなんがなくなったら、可能性なくなったら、すっぱりやめるな。もう全然」

春「へえ」

若「あ、そうなんすか?」

ノブ「もう全然いい」

若「ああ、そうすか。今の感じで、そういうことがもしあり得るなら、楽しそうだな」

ノブ「その可能性があるから今やってるけど、その可能性がない。「はい、もうあなたたちの時代は終わったんですよ」」

春「ははは(笑)」

ノブ「こっからは」

春「下のね、また別の」

ノブ「「白髪髭帯ラジオですよ」」

若「ははははは(笑)白髪髭、帯ラジオ(笑)」

ノブ「わかんないよ」

春「ふふふ(笑)」

ノブ「しかもメインじゃないよ」

春「なるほど。誰かの番組の」

ノブ「メインじゃないよ」

春「はいはいはい」

若「はははははは(笑)」

ノブ「「春日のナントカラジオ」のたまに出てくる15分コーナーの白髪髭帯ラジオタレントになったら、もう終わり」

若「はっはっはっはっ(笑)」

春「そこから抜けられない。もう確定しちゃったら、そこが」

ノブ「確定しちゃったら、それはもう終わりや。終わりというか、それはやめる」

若「やめるっていうのは、テレビに野望を持つのをやめるということですか? それとも」

ノブ「そうそうそうそう」

若「そういうことですよね? 漫才は」

ノブ「漫才はするけど」

若「続けていくけど、っていうことですよね?」

ノブ「そう。そういうのは一応考えるな」

若「ああ、なるほど。だから、ここから5年とかの間ですよね?」

ノブ「そうそうそうそう」

若「そうなってくると」

春「なるほど。それに気づいてしまった時にやめるということですね?」

ノブ「そういうこと」

春「はっきり言われないですもんね? 「君は白髪髭帯ラジオですよ」って言われないですもんね?」

若「でも、それは(笑)」

春「あれ?つって」

若「それはノブさんが気づくじゃん(笑)。「あ、白髪髭帯ラジオだな」って」

春「はい。言ってくれる人がいないから、気づいてみたら「あれ?自分、白髪髭帯ラジオになってるな」ってなった時点で、「ああ、もう、もういい!」ってなっちゃう」

ノブ「もうもう、劇場で漫才だけします。たぶんなるんじゃないかな」

若「ああ、なるほど」

 

 

大ひな壇クイズ

 

ノブ「俺らの世代は、もうそら、若兄がな」

若「いやいや、千鳥さんですよ、それ言ったら」

ノブ「違う違う違う。頼もしいぞぉ~」

若「いやいやいやいや(笑)」

春「なんかで思ったんですか?それは」

ノブ「いや、若ちゃんは凄いわ。ほんと最近。最近、ほんとな、若ちゃん回しの番組に俺呼んでもらったりいろいろ」

若「だから、ワクワクしますよね。ノブさんと秋山さんと3人でこの間やったじゃないですか」

ノブ「あんなんはほんと楽しかったし、あん時の若ちゃん、勉強になるな」

若「いやあ、ちょっと(笑)」

ノブ「凄いわ。イメージ、俺の中では、余命宣告受けたミッドフィルダーのイメージがあるから、ちょっとシュッとしたフォーマル回し? 男子アナウンサーの円滑な回し、プラス、自分に回ってきたら、毒とボケで落として終わるという感じだと思ってたんや。したら、あれよ。大ひな壇クイズやってるやん、今」

春「大ひな壇クイズ(笑)。あの番組、大ひな壇クイズって言うんですね?」

ノブ「そうそうそう」

若「大ひな壇クイズ(笑)」

ノブ「大ひな壇クイズ、大回ししてた」

若・春「ははははは(笑)」

ノブ「あの時の。あれ行ったことある?」

春「何回かあります。確かに大回しですね」

ノブ「あの時の若ちゃん凄ない?」

春「確かに。言ったら一流芸能人の先輩たちで、大ひな壇中の大ひな壇ですもんね」

ノブ「全然フォーマルじゃなくなってんのよ。武田信玄みたいな」

若「武田信玄じゃないですよ(笑)」

春「ははははは(笑)」

ノブ「荒ぶる獅子みたいに」

春「ははははは(笑)軍配で指すぐらいの。軍配に見えてるんですね?はははは(笑)」

若「そいつ、改めたほうがいいっすよ、心を。軍配持ったら(笑)」

ノブ「あん時にそれを見て、「うわ、これも出来るんや」と思って」

若「ノブさんに出ていただいて、メイク落としてたんすよね? したら、ノブさん「若林、この大回しの後、何するん?この後」つったら、「もう、ハイボール買ってイートインでサラダ食って帰るだけです」「イートイン、オードリー若林が行くな!」つって」

若・春「ははははは(笑)」

ノブ「でも、ほんま、そんなことよな?結局。浜田さんが何時間特番大回しした後、一人で家でカップラーメン食ってるらしいから」

若「ああ、そっすか」

春「へえ~」

ノブ「そんなことやったりするんやけど、若ちゃんは凄い。

で、また違う番組で会ったりしたら、その時はまたフォーマルになってんのよ。たぶん、俺は、これ何か?と思ってめっちゃ勉強したら、「空気読む」っていうレベルじゃないのよ、若ちゃんは」

若「えっ?」

春「何ですか?」

ノブ「大ひな壇の時は、活気凄いのよ、あの番組」

若「はいはいはい」

春「そうですね」

ノブ「みんなが正解するぞ。さあ、モデルたちは、ここでキャラつけて売れようとか、前には重鎮タレントが」

若「ははははは(笑)」

春「それぞれの思惑が蠢いてるわけですもんね、そこで欲望が」

ノブ「そう。再ブレークを狙った」

春「はいはいはいはい」

若「再ブレークを狙った(笑)」

春「みんなもうギラギラして」

ノブ「飲み会の時は俺も毒舌だから、これを今日は出してみよう、みたいな」

若・春「はははは(笑)」

ノブ「大御所が「若林お前下手だな」とか変なフリしてくる。魑魅魍魎」

春「何が飛んでくるかわかんないっすね」

ノブ「わかんないとこでは武田信玄軍配するわけ」

春「はいはいはい」

若「ははははは(笑)」

ノブ「違う、女子とガールズトーク系のやつはやるやん、フォーマルに。これが空気読むとかじゃなくて、もうな、鼓動を合わせてる」

若「鼓動を合わせる(笑)」

春「それは何ですか?現場の」

ノブ「現場の鼓動」

春「じゃ、一つの生き物になってるんですね?」

ノブ「そう!一つの生き物」

春「自分以外が一つの生き物、モンスター」

ノブ「モンスターになってる」

若「俺をモンスターにして時間ですよ(笑)。前は「培養液に脳が浮かんどるだけじゃあ」って言われて(笑)」

春「いろいろ変わるんすね?評価が」

若「もっと話したかったですけど、千鳥ノブさんでした。ありがとうございました」

ノブ「ありがとう!」

 

(エンディング)

若「名言連発だったね。白髪髭帯ラジオ。ははは(笑)。大ひな壇クイズとか。ははは(笑)」

春「そういうふうに思ってたということだからね。ノブさんの中のカテゴリーはそこだった、あの番組が。ははは(笑)」

若「オープニングでAIの話して、実際、漫才は立って2人で喋りながら作るっていう話になったの、なんか凄くない?」

春「ああ、そうだね。ちょっとなんかつながりがというか」

若「これは凄いことだと思うわ。2人で立って作るっていうのは」

春「ま、そうね。それを同じような感じで何回もできるっていうのは凄いよね。ネタにして」

若「凄いよね」

春「セリフじゃなくてさ」

若「かたくならずにね。それもかなり驚きましたけど、その世代で出来ないってわかったら、それはやめるなっていうのは、きっぱり言っててかっこよかったね」

春「ま、そうね」

若「春日はどう? もしその世代でっていうのが、白髪髭帯ラジオになったらどうする?その先」

春「ええ~? 白髪髭帯ラジオを全力でやるかな」

若「はははは(笑)」

春「ははは(笑)気づいてても」

若「人それぞれだよね。俺はネットのほうで上手くやっていきたい。はははは(笑)」

春「気づいたら。それぞれの動き方があるね。面白いなぁ」

 

 

新鮮

 

オードリーのオールナイトニッポン 2018年4月14日

 

若「バラエティってさ、みんないろいろ、こうしたらこうっていうのが方程式化されてるじゃない。なんか気づかないうちに。だから、フリが来たら返す、なんてことが方程式になっちゃってるけどさ、ああいうピュアな子と接するとさ、それ自体、ほんとはおかしいんだなというか、学ぶね、いろいろね」

春「ああ。当たり前だと思ってやってるようなことがね」

若「そうそう。春日がね、女の子の持ち物にね、今日、勝手に自分のサインしたんですよ」

春「(笑)そうそうそう。よくあるというか、王道のね。中継というかさ」

若「そうそうそう。勝手にサインしたんですよ」

春「楽屋入って、みたいのあるじゃない」

若「女の子の持ち物に。したら、サイン書かれた女の子が「やったー!」って言ったのよ(笑)。そういうのがピュアだなって思うのは、本当にちょっと「やったー」って思ってんだろうな。「やったー」って言ったほうが可愛く映るっていう、そういう奴だらけじゃない、芸能界って」

春「ははは(笑)」

若「そういう奴じゃないと跨げないじゃない、テレビ局って(笑)」

春「まあまあまあ、そうだね、やっぱり」

若「でも、そうじゃないじゃん。ひらがなけやきっていうチームなんだけど、2年なんですって、始まって」

春「結成ね」

若「1期生が。2期生がまだ10カ月とかなんでしょう?たしか」

春「1年たってない?」

若「1年たってないとか岡田が言ってたような気するけどね」

春「へえ~」

若「ほいで、言っててさ、「やったー」っていうリアクションが入ってきて、ああ、そうか、これはだから、「ちょっと待ってください!やめてください!ヤダ!誰々のサインのほうがいい」とか言っておいしい、とかじゃなくて、「春日さん喜んでますよ」ってなるわけじゃない(笑)」

春「したらこっちも照れ笑いで「へ、へぇ~」(笑)」

若「もはやそっちのほうが面白いじゃない。ピュアだからさ」

春「そうだね。想定したところにいかなかったりするよね」

若「だから、それはなんか新鮮で。でも、よくよく考えたら、サインされたら「ちょっと何するんすか」ってことが、よく考えたら、そこをちょっと考えていこうとか思うね、こっちも」

春「それが本当に正しいのかと。自然なのかと」

若「ね! そうそう、思う思う」

 

 

青森への道

 

オードリーのオールナイトニッポン 2018年4月7日

 

「オードリーのオールナイトニッポン10周年全国ツアーin青森」の最速先行予約。「武道館への道」の第一歩としての「青森への道」(6月9日土曜日、16時半開場、17時開演)

若「聞いたらね、このリンクステーション青森のキャパ2000が関門としては一番厳しいって」

春「しょっぱなで?」

若「うん」

春「そういうのってだんだん上げていくんじゃないの?(笑)レベルを」

若「しかも、関門で(武道館を)埋められるか試されるんだよ。ニッポン放送の事業部に。俺は何回も言うけど、「5大都市みたいなとこを回ります」ってDちゃんから聞いてたんだよ。何度も言うけど、札幌、大阪、名古屋、福岡。それで、札幌、仙台とれなかったから青森になったんだよ。で、青森で客入らなかったら武道館やめるってどういうことなんだよ!これ」

春「確かにそうだな」

若「それ、ちょっと納得いかないよ」

春「それで我々、力ないって言われてもね」

 

若「ちょっとさぁ、若い子に人気出てくんない?お前」

春「そんな簡単に言われてもさ、難しいよ、そらぁ。何やっていいかわかんないんだし」

若「ああ、そう」

春「うん。何やったら人気出るの?今からよ。2カ月ぐらいしかないのに」

若「インスタグラマーになってさ、インフルエンサーになってくんないかなあ」

春「急には無理よ。2カ月で。地道にやって…」

若「言いたくもないけどな。インスタグラムとインフルエンサーっていう単語」

春「ふふふふふ(笑)」

若「口が腐るよ、本当に、こんな単語言ってたら」

春「(笑)それぐらい追い込まれてるってことだね?我々は」

若「(笑)うん、そうです」

 

若「ゲストね。すごいですよ。この2人が来てくれました。ザ・ギース。そしてルシファー吉岡。ザ・ギースとルシファー吉岡、ネタやってくれるっていうことで。今回特別に」

春「(笑)なかなかもうやってくれないからね。今ね」

若「オードリーも「漫才やります」っていうのを今から言えって青銅さんと奥田泰がさっき打ち合わせでね。パワハラだよ、ほんと。「漫才やれ」って言うんだよ。俺を取り囲んで」

春「うん」

若「ま、やりますけどもね」

春「じゃ、いいじゃない」

若「漫才好きなんすよ」

春「うん。やったほうがいいよ、それはね」

若「お前どう?漫才好き?」

春「うっふん(笑)」

若「いや、ちょっとお前、含み笑いはないだろう!(笑)」

春「ははは(笑)そんなさぁ。はははは(笑)」

若「ほんとね、お前の棺桶に絶対センターマイク入れてやっかんな!」

春「はははは(笑)」

若「天国でも漫才やんなきゃいけないように」

春「はははは(笑)」

若「お前、もっと漫才に対して熱い気持ちリトルトゥースに見せてかないと、信用ないぞ、お前」

春「はははは(笑)いやいや、それはやっぱりやりたいっていうのはありますよ」

若「ロケと漫才とパネラーとMCと、何が好きなの?一番」

春「うーん、ロケかなあ」

若「2番目は何?」

春「パネラーだね」

若「さすがに、え?あと何だって言ったっけ?俺。漫才とあと」

春「パネラーとMCか」

若「MCか。でも、もうそうしたらな、3番目は」

春「MC」

若「そんなやってねぇーだろ!お前」

春「ははは(笑)」

若「なんでそんなやってないもの好きなんだよ!」

春「はははは(笑)」

若「お前やってたのトウリョウのやつだけだろう!」

春「大統領ね。トウリョウだと大工さんになっちゃうから」

 

若「お電話でのお申し込みの場合はこちらの番号まででございますので、メモの用意をお願いします。リトルトゥースの皆さん」

春「頼むなぁ」

若「言いますよ。0570-○○-9920、0570-○○-9920、0570-○○-9920、0570-○○-9920、0570…」

春「いや、もういいだろ! もういいよ、もう大丈夫だよ。もう大丈夫だぁ」

若「うん?」

春「うふふふ(笑)」

若「もう一回言って」

春「もう大丈夫だぁん」

若・春「ふふはははは(笑)」

春「あんまりね、あんまり強く止めるほどでもないし、言ったほうがこっちもいいなと思うけど、でも、でも、それでも」

若「それでもってことね?」

春「うん。もうもうもう、もういいんじゃないか?ってことですよ」

 

 

「善意であっても書き起こしは嫌い」と言った伊集院さんの言葉を肝に銘じながら起こしている。それ以来の刺さる言葉だったな。自分が大事にしていること、自分が好きでやっていることが他人から見れば不快に映ることなんて、幾らでもあるのだろうな。

出川さんにはなれない

 

オードリーのオールナイトニッポン 2018年3月4日

 

若林「悩んだ時期とかは一切ないってことなんですか?」

ふかわりょう「悩んでた時期があったのは、いわゆる葛藤として、今このようなキャラクターでテレビに出てるけど、これは本来の自分との乖離があると。この乖離をどうしようって思い出したのが20代後半だったんです。そこの葛藤を思いだしたら、どんどん気持ちがふくらんじゃって、破裂しそうになったんです。そこで、「ああ、もうしがみつくのはやめよう」と思ったのが30の時だったんです」

若林「へえ。じゃ、テレビ10年やって」

ふかわ「このキャラは別に嫌いじゃないけど、でも、本来の自分とは違うから、壊れちゃうから、絶対このままだともたないと。じゃあ、もうテレビの仕事なくなるかもしれないけど、一旦しがみつくのをやめて、素直な自分で、勝負っていうほど大げさじゃないけど、フラットな感じでやろうと。そうしたほうが55歳の時にもテレビには出てるだろうという」

若林「本来の自分とその時のテレビのふかわりょうさんはどういう違いがあったんですか」

ふかわ「もしかしたら、僕の潜在的な部分は共通しているのかもしれないけど、ある種自分の……、ああ、どうしよう……」

若林「急に悩みはじめた(笑)。無理しないでください!」

春日「壊れちゃわないですか、大丈夫ですか?」

ふかわ「これで「やりたいことじゃなかった」って仮に言っちゃうととんでもない発言じゃない」

若林「そうですよ。それはやめてください」

ふかわ「じゃ、やめよう」

春日「言っちゃってるけど(笑)」

ふかわ「「やりたいことじゃなかった」って言うのも、ちょっと違和感はあるんです」

若林「それも違和感あるんすよね?」

ふかわ「そう!それ違和感ある。だから、そういう小さな違和感がずっと蓄積していて、耐えられなくなったのが30の時なの」

春日「ちょっとずつ無理をしていた、みたいなことですか?頑張ってたという」

ふかわ「ええ。完全に仕事を失ったら失ったでいいやというような」

若林「限界を迎えた時は、精神的にもどういう状態だったんですか?ちょっとおかしかったですか?」

ふかわ「本当にふとした拍子にすぐ泣いちゃってた」

若林・春日「はははは(笑)」

ふかわ「ここ笑うとこじゃない。いじめっこか?お前ら」

春日「今までの蓄積で、乙女だなんだって聞いてたから(笑)」

ふかわ「乙女もあるさ。乙女が出てきちゃうんだもん。『フォレスト・ガンプ』の最初、葉っぱがヒラヒラ舞ってるのだけで泣いてたからね。すぐ泣いちゃってたから」

若林・春日「あはははは(笑)」

ふかわ「あははじゃないよ、なんだ!いじめっこ学級か!」

若林「今のテンポで、間で言われたら。みんな笑ってますよ、ほら」

 

ふかわ「だから、さっきの訂正するわけじゃないけど、やりたくないことではないわけ。なんか自分……」

若林「わかります、わかります」

ふかわ「このままではずっと続かないなっていう」

若林「先細っていくなっていう」

ふかわ「そうそう。感謝もするけど、僕は出川さんにはなれないっていう」

若林「そうすると、ふとした拍子に泣いちゃうんですね」

ふかわ「泣いちゃうんだよ」

若林「すごいイライラして、誰にでも強い口調になっちゃうとかだと思ったら」

春日「はいはい」

ふかわ「逆、逆。強い口調どころかほめ始める」

若林「はっはははは(笑)」

春日「ほめる?例えばどういうこと?」

ふかわ「ほめるし、感謝を伝える。「今までありがとう」みたいな」

春日(笑)

ふかわ「情緒不安定だと」

春日・若林「はあ」

若林「いや、でも、ちょっと俺ね、ちょっとぞっとしたのは、俺も最近、すげぇ感謝しちゃうんすよね。伝えちゃう。それで。死ぬのかなって思うぐらい感謝伝えちゃいますね」

春日「来てんのかもしんないよ」

若林「その時って、ふかわさんて相談する人とかっていたんすか?」

ふかわ「いないんだよ。いないからこそ、海外に体を」

若林「持ってく」

ふかわ「そうそうそう」

若林「もう一緒だ、じゃあ」

ふかわ「そこでいろんなものを吸収してくるわけよ」

 

若林「結構気は強いんですかね?ふかわさん。もしかしたら一番底の底で」

ふかわりょう「あのね、頑固なんだと思う。頑固で偏屈で、結局自分が思ってることを曲げられないタイプなんだと思う」

若林「はあ。いやあ、ふかわさんのそれとは違うかもしんないけど、僕も心当たりありますね」

ふかわ「自分の中で」

若林「曲げられないっすね」

ふかわ「そうそうそう。だから、自分が正しいというより、こうだと思った道しか進めない」

若林「ああ、なるほど」

ふかわ「たまたま今、そういう信念で来て、今見ている景色が本当に私にとって心地いい景色なんですよ」

若林「なりましたか?やっぱり。予想してたとおり」

ふかわ「ほんとたまたまですよ。『5時に夢中』だとかね、『ひるおび』もそうだし、いろんな仕事を、本当に自分の好きなことをやらせてもらっているので」

若林「じゃあ、ここに行き着くまでも、全然きつかったとか、全然ないんすね?」

ふかわ「うーん、ま、ま、きついっていう面はあったけど、でも、突き破るしかなかったというか」

若林「それ、でも、10年やったからかもしんないですね。そこできっちり、やっぱりちゃんと」

ふかわ「そうだね。時間はかかるなと思ったけど、あの時にしがみつくのをやめて失ったものはあったけど。でも、あのまましがみついてても、それはそれでまた別の素晴らしい景色は待ってたと思うんだけど、でも、自分の決めたほうが正解じゃない。答えじゃない」

若林「はいはいはいはい」

ふかわ「だから、そう思うしかないなと」

若林「はあ」

 

若林「ここから先とかはどうなる感じなんですか? 考えるタイプですか?先の未来のこととか」

ふかわ「なんか降りてきちゃうんですよ」

若林「おおー(笑)」

春日「計算とかじゃないってことなんですね? こうなっていこう、ああなっていこう、みたいな」

ふかわ「じゃあね、ああ、でも、これは言ったらまずいかなあ……」

若林「気をつけてください。俺ら責任持てない。すぐネットニュースになりますよ。この番組は」

ふかわ「じゃあダメだ」

春日「ハハハハ(笑)」

若林「やめましょう」

ふかわ「もう、さんざん」

若林「さんざん、なりましたか?」

ふかわ「さんざんそういうの書かれたから、危険だな」

若林「やめましょう。そういうの言っちゃうタイプですか? 結構ラジオやってたり、テレビの中でも」

ふかわ「まあ、やっぱり正直に思ったことは言ってたけど、でも、ちょっと変な色をつけて記事になったりするからさ。真実が伝わらなかったりするんだけど、だから、テレビを観てて、ああ、こういう笑いのとり方はなくなるといいなっていう思いはあります」

若林「ああ、思い?」

ふかわ「うん。でも、思いは思いとして抱いて、僕はああいう笑いのとり方はしないっていう信念で、いま活動しています」

春日「ああ、そう」

若林「その笑いのとり方っていうのはどういうのか聞いてもいいですか?」

春日「種類というかパターンということですよね?」

若林「それはまずいですか?」

ふかわ「まずいだろうね」

若林「はははは(笑)」

ふかわ「はははは(笑)」

春日「まずいんだ」

若林「まずそうでしたもんね」

ふかわ「うん(笑)」

若林「いやあ、そうかあ」

春日「何とか、何とかこう」

若林「聞きたいなあ」

ふかわ「私の中で、それは今信じてること」

若林「そうなるんじゃないかと」

ふかわ「今、世の中はそういうものは求めてない」

若林「でも、ちょっとね、おこがましいですけど、あっち方面の話じゃないかなっていうのがあるけど、言えないですね、それは」

ふかわ「言えない、言えない(笑)。笑いってさ、いろんな笑いがあるけど、テレビで表現できる笑いのストライクゾーンは、もうそっちじゃないほうに行ってるなと」

若林「おおー!」

ふかわ「私が今信じてるほうがストライクゾーンになってほしいなっていう思いで、毎日『5時夢』をやらせてもらってますね」

若林「ああ、そうか」

ふかわ「もしかすると、コトコト煮込んでできたおいしい食べごろの時、55ぐらいの時にそうなってるんじゃないかと」

若林「なるほど! 55。ああ」

ふかわ「私が信じてる味が、世の中の人にもおいしいと思ってくれている時期がその頃なのかな」

若林「はいはいはいはい。じゃ、結構かかりますね? 全体的に変わってくるのがね」

ふかわ「うん、そう、全体がね」

 

若林「ふかわさんは、中の、一番奥のふかわさんて怖いんですか?怖くないんですか? 例えば、変な、愛のない、わけわかんないいじり方してくる奴、いるとするじゃないですか。したら、口調として、一番奥の。「やめてほしいな」ぐらいか、「うるせぇな!」、どっちぐらいの感じなんですか?」

ふかわ「どっちかで言うと後者だけど、「うるせぇな」っていうワードはない」

若林「心の中にない?」

ふかわ「うん」

若林「どういう」

ふかわ「「お前、やがて消えるよ」っていう」

春日「怖っ」

若林「怖い。はははは(笑)」

ふかわ「それ、呪いじゃないよ。呪いじゃないよ!」

若林「呪いじゃないよってなんすか?はははは(笑)」

ふかわ「(笑)私の呪いで消すっていう意味じゃないよ」

若林「いずれ」

ふかわ「そのセンスは誰も求めなくなりますよ、価値はなくなりますよっていう。あなたの未来はいい未来じゃないですよっていう意味ね。だから、うるせぇなとか、そこで感情は」

若林「感情じゃないんだ」

ふかわ「そう。そいつに感情は使わない」

春日「ハハハハ(笑)いや、怖、ま、そうか」

若林「一番怖い人のあれかもしんない」

ふかわ「はははは(笑)」

春日「一番怖い。バッサリ!」

ふかわ「やめてよ!」

若林「あはははは(笑)」

春日「バッサリ斬るっていうことですね」

 

 

この後飲みに行かない?

 

オードリーのオールナイトニッポン 2018年3月31日

 

若「青森がキャパ2000を埋めなくてはということで、これが例えば500人とか、そんなことになったら、ニッポン放送さんも「あれ?オードリー求心力ないんじゃないの?」みたいになっちゃって、日本武道館を『オールライブニッポン』みたいにいろんなアーティストを入れたライブに変えかねないわけよ」

春「変えることはできるだろうね」

若「できる期間は十二分にありますから」

春「1年ぐらいあるしね」

若「青森がどれぐらい、本当に埋まるんすか? みんな「埋まる、埋まる」みたいな楽観的なあれですけど、青銅さんが「1000は埋まると思うんだけど、そこからだよね」みたいなことを言ってて、「じゃあ、ちょっと待ってくれよ!」と思ったけどね、普通に(笑)」

春「そうだね」

若「青森の人もそうですし、東北の方とか北海道の方とか来てほしいんだけど、俺たちにできることって、今、できることをやりたいのよ、俺は。悔いのないように。俺たちに、青森のライブにみんなが、リトルトゥースが来てくれるために、今、できることって何かな?春日」

春「なんだろうね(笑)。告知するぐらいしかないんじゃない?」

若「そんな、告知、告知なんて、最近よくないぞ。オールナイトニッポンはずっと告知やるだろう、3つか4つ。そんなの絶対よくないわ。ラジオ好きな人にとって」

春「でもさあ、人集めたい、みたいなことをやるんだから、50周年の何とかだからとか。それはしょうがないんじゃないの?」

若「だけど、ちゃんと皆さんが聴きたいことを喋れてるのか?っていうのはある。ちょっと今日この後2人で飲みに行かねぇか?」

春「(笑)どういうことなの?」

若「ちょっと話そうや、そろそろ。2人で飲みに行かなくなって長いじゃない、俺たちも」

春「まあま、それは長いよね」

若「2年ぐらい?全く飲んでない期間」

春「いや、もっとだよ(笑)。2年前に行ってるわけないじゃない。2年前がこんなような話してるんだからさ」

若「でも、あれだよな。サンミュージックの『GETライブ』の後、お前と新宿で焼き肉食って以来だよな」

春「ハハハハハ(笑)」

若「2人で。あれは2001年? 2000年だ、2000年」

春「いや、そうよ。初めてライブに出た後、カサイのね、カサイが働いてた」

若「焼き肉屋でさ、18年お前と2人で飲みに行ってないから、ちょっと今日この後行かないか?2人で」

春「カッカッカッカッ(笑)」

若「有楽町の居酒屋空いてるとこ見つけて。どう?」

春「いや、それはちょっと大丈夫よ」

若「なんかあんの?今日は」

春「いや、特にないけどね」

若「じゃ、いいじゃない。ちょっと。短い時間でいいからさ、2人でライブ、武道館なんて、俺たちのキャリアの中でもシンボル的な存在になるライブだと思うんだよ」

春「ま、今後、振り返ってみたらね」

若「振り返ったら」

春「何年か後にね」

若「だから、ちょっと今日飲みに行かないか?2人で」

春「いや、ちょっとやめとくわ、それはね。それはいいわ」

若「なんで?なんでよ?」

春「なんで?」

若「なんで?なんかあるの?あるわけじゃないでしょ?」

春「別にないです」

若「明日早いの?」

春「明日は別にそんなに早くないよ」

若「じゃ、ちょっと行こうや」

春「いや、いいわ、それはね」

若「なんでよ?」

春「フッフフフ(笑)いや、2人で飲みに行くっていうのね。うん」

若「ちょっとじゃあ、家寄っていい?つまみとお酒でも買ってさ。コンビニで。ちょっとだけ喋りたいのよ」

春「やめてもらいたいね。フフフフ(笑)」

若「なんでよ?なんでよ?理由がちゃんと、筋通ってないよ、お前」

春「話すこともないしさ」

若「俺があるつってんだよ!」

春「ハハハハハ(笑)」

若「俺が話すことあるんだよ。どう?ちょっと今日タクシー後ろついてくからさ」

春「ハハハハ(笑)いや、ちょっとよしてもらいたいね。それはね」

若「そう?」

春「そうね。誰かいるんだったらいいよ。石井ちゃんとかさ」

若「いやいや、うーん、部外者は抜きにして(笑)」

春「部外者じゃないだろうよ!」

若「はっはっはっはっ(笑)」

春「あの男がいろいろ仕切るんでしょ?一番いきなきゃ。このツアーのさ」

若「ほんと、1時間でいいからさ、ちょっと軽く行こうよ」

春「いやいや、いいよ、それはね」

若「2人だけで喋りたいことあるんだよ、武道館に向けて、こういう思いでやるんだよ俺はっていうのだけ伝えたくて、お前に。どう?」

春「いや、それはDちゃんかなんかに言っといてもらってさ。伝えてもらえば大丈夫です」

若「ねじ曲げちゃうからDちゃん挟むと」

春「ハハハハハ(笑)」

若「事実を曲げるからさ」

春「ハハハハハ(笑)」

若「お前に直接言いたいわけよ」

春「ハハハハ(笑)」

若「お前の精神に直接話しかけたいぐらい」

春「何?なんだ精神て」

若「お前の心っていうか、精神に直接話しかけたいぐらいよ」

春「カッカッカッカッ(笑)」

若「言葉とかじゃなくて」

春「テレパシーみたいな?(笑)」

若「そうそうそう」

春「カッカッカッ(笑)」

若「音がする、みたいな感じで、お前の体の中に」

春「カッカッカッカッ(笑)」

若「あれ?みたいな感じでさ、『フィールド・オブ・ドリームス』のオープニングじゃないけどさ」

春「ハハハハハ(笑)」

若「「野球場を作れ」って聞こえるだろ?どっかから。あれをやりたいわけよ」

春「いや、それは無理でしょうよ(笑)それは、そこまでのレベルは無理よ」

若「お前、冗談だと思って聞くなよ、俺が飲みに誘ってる話を」

春「冗談であってほしいよ、それはさ」

若「はっはははは(笑)」

春「なるべくさぁ」

若「じゃあさ、喫茶店でいいよ。お酒入るの怖いんだろう?」

春「ハッハハハハ(笑)」

若「お酒入るのが怖いんだろう?」

春「怖くないよ別に(笑)」

若「ふふふふ(笑)」

春「カッカッカッカッ(笑)」

若「お酒入るの怖いんだろう?」

春「いや、怖くない、別に(笑)」

若「だったら、別にケーキと紅茶でもいいからさ、喫茶店開いてるとこあるからさ」

春「いやいや、この後3時過ぎて喫茶店で(笑)話す(笑)」

若「じゃ、『羅生門』行こう、『羅生門』」

春「ハハハハ(笑)」

若「お前、出待ちしろ!外出て(笑)。俺がお前の前に停めて乗せてやるからさ」

春「ハハハハ(笑)」

若「話したいね、俺は。武道館への俺の思いと、青森へと、あと、リトルトゥースのことへの思いもお前に聞いてほしい」

春「カッカッカッカッ(笑)」

若「どういうふうに思っているかを」

春「あ、そうお?」

若「お前に強く忠告したいことでもあんのよ。武道館3月2日ですよ。来年の」

春「うんうん」

若「来年の3月2日までには本当に不祥事だけは気をつけて」

春「ハハハハ(笑)」

若「お前には言って聞かせないと」

春「ハハハ(笑)それはもういいよ。今聞いたから気をつけるよ。今済ませてくれよ。今。そしたら」

若「いや、違うんだよ。え?今済ますってこと?飲みに行かなくて」

春「そうね。言いたいこと。それはさ」

若「したら、帰りはひろしが運転してくれないと。ちょっと石井ちゃん、お酒持ってきてくんないかな、今、ブースにちょっと」

春「いや、なんでだよ。なんで飲まないと話せないんだよ(笑)」

若「あたりめとさ。やっぱ照れあるからさ」

春「ハハハハハ(笑)」

若「お前とシラフでは喋れないのよ。なんか、話したいのよ。『ふふふヒーロー』のツアーですけどもね」

春「そういうタイトルなのね」

若「ラジオ10年やってきてどうだった?とかいうのも一応お前に聞いときたいし、20年でもあるわけよ。芸歴が20年目の」

春「ああ、ま、そうか。そうね」

若「最近、もしかしたら俺に言えないこととかあるのかな、とか、もしそういうのがあったらさ、ブレザーでも着てさ、お互いに言いたいこと」

春「それはこの間『アメトーーク!』でやったからいいよ。あれが全部だよ」

若「お前、あれが全部なの?」

春「あれが全部だよ」

若「ヘアアイロンで髪の毛伸ばしてるぐらいしかなかっただろう?」

春「アンケート書くの大変だったんだから」

若「いやもう、お前ね、本当にねデリカシーない。ヘアアイロンの地上波に持ってった恨みは一生忘れない」

春(笑)

若「お前が死んだら、お前の棺桶にヘアアイロン入れてやるよ」

春「ハハハハ(笑)」

若「入れちゃだめなんだからな。燃えないもの」

春「フフフフ(笑)」

若「親父が死んだ時そうだった。俺、親父が死んだ時、M-1 2008とオードリーのDVD入れようとしたら係の人に止められて出されたんだから」

春「ハハハハ(笑)」

若「親父寝てたよ、棺桶の中で」

春「ハハハ(笑)」

若「天国でも観てもらおうと思って」

春「なるほどね」

若「2008とオードリーのDVD入れようとしたら、「燃えないからダメです」って出されたんだから」

春「ハハハハハハハ(笑)」

若「お前、ちょっと笑い過ぎだな、お前」

春「アーハハハ(笑)」

若「お前ちょっと笑い過ぎだよ(笑)」

春「いや、面白トーンで言うからさ。それは笑うよ、それは」

若「ここ、今のちょっと罰だ。これは復ビンタです。これはちょっと」

春「何ビンタなの?」

若「復ビンタです」

春「何だ?フクビンタって」

若「これは罰です」(ペチッ!)

春「熱っつ! いや、往のほうをくれよ!なんで復だけなんだよ!往もくれよ!」

若「復ビンです」

春「手の甲で(笑)なんで。往のほうを」

若「これは復ビンです」

春「いやいや、往も……欲しかったなあ」

若「ふっふっふっふ(笑)」

春「帰りだけもらってもさあ。ウッフフフ(笑)」

若「ちょっとさ、この後飲みに行かない?」

春「(笑)もういいよ!もう勘弁してくれよ!」

若「じゃ、ペニンシュラのバーでさ、どう2人で?」

春「そんなお洒落なとこで?(笑)」

若「ペニンシュラのバーでさ、上に部屋とっとくからさあ(笑)」

春「ハハハ(笑)」

若「どう?一緒に」

春「いやいや、身の危険を感じるよ」

若「じゃあ、喫茶店でもいいから」

春「いやいやいやいや、もうもうもう」

若「お願い! 家上がらせて、お願い」

春「いやいやいやいや、もうダメダメダメ」

若「トイレ借りるだけでいいから」

春「それだけじゃ済まないでしょ、だって」

若「はははは(笑)」

春「絶対ダメよ」

若「ふふふふ(笑)」

春「それだけじゃ済まないんだから(笑)」

 

 

楽しいやりとり。

この時のことも思い出してしまった。

natalie.mu