めちゃくちゃキレられた話

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年9月30日

 

若「この間、ずいぶんエアロビで怒られたんだって?先生に」

春「怒られた? あぁ、怒られたよ」

若「教えてくれるトレーナーさんに」

春「うん。パウロね。コーチね」

若「なんで怒られたの?」

春「あれは、だから、練習どおりにやらなかったから」

若「体育会TVの」

春「そうそうそう。本番でね。試合でね。大会で」

若「なんで練習どおりやんないのよ?」

春「なんでって、テンション上がっちゃったんだね」

若「なんだそれ!ダメだろそんなの。せっかく教えてくれる先生は、そういうふうにやると思って教えてるんだ」

春「まぁま、そうだけど、演技をまるまる変えたりしたわけじゃないんだよ」

若「どういうことなの?」

春「入場があるわけよ。袖から入ってくるところから始まるわけ。呼ばれて、「何番、春日俊彰選手」みたいなことを言って入ってくるのよ。ステージに。ステージというか、会場に。やるところに。それ、大体ほかの選手はバーッと入ってきて、一手上げてぐらい、片手上げてぐらいで、自分のスタート位置についてポーズとって、音楽が始まってスタートなわけ。大体どのぐらいだろうな? 5秒、10秒内ぐらいか。なんだけど、で、まぁ、そういう練習もしてきたの。ここでバーッと入ってきて、手上げて、一礼してスタートしましょう、みたいなことをやってきたんだけども、試合当日になったらお客さんがいてさ、「春日~」って沸いてくれるよ」

若「そんなわけねーだろ!お前」

春「いやいやいや(笑)ボケてないのよ(笑)」

若「あ、そうなの?」

春「ボケてないの。全然ボケてないの」

若「ごめん、ごめん。ボケたのかと思った」

春「ボケのところじゃないじゃん」

若「あ、そう?ボケだと思ってた」

春「ボケっぽく言ってないじゃない」

若「そうだったっけ」

春「うん。そもそもね。「春日俊彰選手」つったらワーッと沸いてくれたわけよ。で、ちょっとテンションが上がるのよ。緊張もしてるしさ、初めて人前でエアロビやるわけだからさ。練習を大体5秒、10秒ぐらいで着いて」

若「お前自分のトークゾーンか!」

春「聞くからさ」

若「なにお前、いけしゃあしゃあと」

春「聞くから」

若「結構なロングランで喋ってくれてんだよ、お前」

春「いやいや、聞くもんだから」

若「早いんだよ!お前まだ俺の話の後だろう」

春「(笑)聞くから。あなたが。オンエア観てくれたら全部乗ってたんだから、観てもらいたかったけどもね。まるまる」

若「ちょっと観れないねぇ」

春「なんで観れないんだよ!(笑)」

若「(笑)やることがあるから、ほかに」

春「ハハハ(笑)やることやりながら流しててもいいじゃない、別に」

若「それで、なんて怒られたの?」

春「そいで、そこ出てくるのをいつもの漫才みたいな感じでゆっくり出てきて、バーッと行って、スタート位置着くかなと思ったら、また袖まで引き返して、ぐらいな感じでずっとやってたのよ。手上げて。結局それ1分近くやっちゃってさ、五十何秒。で、長過ぎる、みたいなところで」

若「あぁ、で怒られて」

春「そうそう。で、演技もいつも失敗してないようなところも失敗しちゃったりとかしてさ、練習どおりやらないとダメだろ!」

若「それは確かに言うとおりだな、コーチの」

春「めちゃくちゃキレられたよ」

若「ははははは(笑)それ、観たかったなぁ、確かに」

春「あんなに人にキレられたの、高2の時に修学旅行でカラオケやってビンタされた」

若「ははははは(笑)よく覚えてんな、あれ」

春「○○ちゃんにビンタされた時(笑)」

若「シャ乱Qさんの『空を見なよ』歌ってたら」

春「そう。私と谷口と若林さんがさ、宴会場のカラオケ勝手に使ってさ、歌ってたら、バーッと飛んできてね」

若「だって、あれ担任だったけどさ、左手で右の、俺も春日も谷口も、頬を押さえて、ダメージが逃げないようにして、バーン!てこう、ビンタされた時、挟まれる形でビンタされたんだから」

春「あぁ、そうだっけ」

若「あれも殴り返してやればよかったな」

春「いや、なんでだよ!」

若「ははははは(笑)」

春「絶対、100パーこっちが悪いから(笑)」

若「ははははは(笑)」

春「100パー。あれは、そらそうだろうっていうね。その時も思ったよ。それはビンタされるわと思ったよ、その時もね」

若「俺も思った」

春「(笑)そうでしょ? それ以来ぐらいだね、あんなにキレられたの」

若「なんとも思わなかったな。子どもだから、ビンタされても。歌歌ってビンタされたなー、ぐらい」

春「まぁ、そうだね。その時はね」

若「でも、今、この年になったらさ、大体あの頃の担任の先生って俺たちぐらいの年じゃん、たぶん」

春「まぁまぁ、そうだね」

若「よく16、7の子をビンタできるよな」

春「(笑)それはやっぱり教師として」

若「できないだろう、そんなの」

春「でも、教育として、やっぱりさ」

若「教育じゃないだろう、こっち押さえてビンタするなんて」

春「ハハハハ(笑)」

若「キレちゃってんだよ、そんなの」

春「ハッハッハッハッ(笑)」

若「それでもいいけどさ、別に。こっちが歌歌ちゃってっから」

春「100パー悪いからね、こっちが」

若「ふふふ(笑)そんな悪いかな、カラオケ歌ってたら」

春「それは悪いですよ、勝手に宴会場のやつ使ってさ。ホテルに迷惑かけてるからね」

若「そうだよ。だって、ホテルの従業員が後ろにいたもんな。俺たちがビンタされてる時。覚えてる?」

春「いたっけ?」

若「いたいたいた」

春「あぁ、だからそうだね、学校の先生のほうに話が行ったんだね。それはそうだよ」

若「あれ、でもホントに若さだからさ、いや、思うよ。今、ツィッターとか動画載せるようなのあったら、なんか怖いよな。やっちゃってただろうなっていう気する時あるもん。若い時だから、面白くなって撮っちゃうんでしょ、きっとあれ。動画」

春「まぁま、そうだろうね」

若「キャンプとか行ってさ」

春「それはそうよ」

若「花火とか持ってワーッとなっちゃったら撮ってるぜ、あれ。で、無断で春日が載せてさ(笑)」

春「ほんとそうだよ。えらい騒ぎになっちゃう、みたいなことは、全然ないとは言えない。ありそうだもんね」

若「あると思うなぁ」

春「やってそう」

若「あると思う」

春「よかったよ、だからね」

若「懐かしい。あれで、俺、その後にも俺1人だけでまたビンタされてるからね」

春「えっ?修学旅行で?」

若「うん」

春「あれ?そうだったっけな」

「夜」

春「何よ?」

若「夜中2時頃にロビーでテレビ観てたのよ、1人で。したら、それ見つかって同じビンタされたからね」

春「(笑)それはするだろうね」

若「寝れなくてロビーでテレビ観てたのよ」

春「勝手につけてでしょ?」

若「そう」

春「それは怒られるわ」

若「ビンタされてさ、次の日、頭きたから、朝食みんなで集まって食べる時、真っ先にデザート食べてやったの」

春「どういう抵抗の仕方なんだよ」

若「高校2年生で。プリンかなんかが乗っかってたんだけど、真っ先にプリン食ってやった。「プリン食うな!お前」って言われて、にらみ返してやった」

春「何なんだよ!それ」

若「はははは(笑)」

春「ダセーな!」

若「ははははは(笑)」」

春「フフフ(笑)どんな抵抗の仕方なんだよ!ハハハハ(笑)」

若「プリン食ってやろうと思って。昨日ビンタされたから。2時頃」

春「なるほどね。プリン食ったら困るだろうと思って」

若「そう」

春「ハハハハ(笑)」

若「高校2年生だよ」

春「困らせてやろうと思って」

若「そうそう」

春「ハハハハハ(笑)高2で」

若「その後、風邪ひいてね、修学旅行さんざんだったけど」

春「(笑)ありましたな」

 

 

修学旅行でビンタされた話も何度も出てくる話。歌っていたのは『シングルベッド』と言っていた時もあったな。imadokiyuuka.hatenablog.com

 

 

 

3軍の咆哮

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年10月7日

 

若「芸能界で、クラスの何軍みたいな言い方あるじゃん。クラスの1軍とか」

春「うんうんうん」

若「春日って芸能界の何軍の人なの?」

春「何軍?」

若「うん。自分でどう思う?」

春「まぁ、でも1軍でしょう」

若「ふふふふふ(笑)」

春「そりゃ、だって」

若「おめでたいよな。1軍てことは、たぶん2軍、3軍、4軍の中の1軍じゃないんだと思う。春日は。全体が1軍なんだと思うんだよね。その宇宙が」

2人「ははははは(笑)」

春「あ、分かれてないっちゅうこと?」

若「そうそうそうそう」

春「じゃあ1軍でいいね」

若「ピラミッドの形してないんだと思うんだよね。空間で“1軍”て書いてあるみたいな感じの言い方だよね、今の言い方だとね」

春「まぁ、そうだね」

若「だから、2軍だな、3軍だなって思うこともないんだと思うのよ」

春「そうかもしんないなぁ、あんまりないかも」

若「俺は思うから、そういうの」

春「2軍だ、3軍だって?」

若「うん」

春「若林さんは何軍だと思うのよ?自分のこと」

若「俺はね、自分では3軍て言うけど、引きで見たら4軍かもしんないなとは思うよ」

春「ハハハハ(笑)」

若「ほんとに」

春「4軍!?」

若「うん」

春「はー。あ、そーお?」

若「そうそうそうそう」

春「いや、1軍でいいでしょう」

若「それはね、あのね、なんつうんだろうな……いや、1軍ではよくないと思ってて(笑)。マジで。ちょっと笑っちゃったけど、今」

春「あ、そーお?」

若「そこを諦めていいのか悪いのか、ということなんだけど、あぁ、1軍の人だなぁ、この人って思う人がいっぱいいるのよ」

春「ほうほう。何をもったら1軍認定がなされるわけ?若林さんの中で」

若「その人が1軍と思ってて、周りも1軍と思ってたら」

春「ハッハッハッハ(笑)」

若「ははははは(笑)」

春「それは、もう誰しもが認める1軍だね」

若「これは、だから、テレビにいっぱい出てるとか、なんかの主役です、とかっていうことでもなくて、芸能界以外もよ、1軍の人だなっていう人いるから」

春「ああ、生きてて人生がってこと?」

若「うん」

春「どういう人なのよ?1軍の人。端から見ててね。本人がどう思っているか」

若「本人も思ってるよ、1軍の人は。じゃないと1軍てなれないから」

春「(笑)どういう振る舞いがあるの?1軍だと思ってる人っていうのは」

若「なんか、飲み会の最後に、総括みたいに1人ずつ話すみたいなことよく話すじゃん」

春「うんうんうんうん、あるね」

若「例えば、番組終わります。打ち上げっていうか、締めの飲み会があります。じゃ、最後に一言ずつ出演者の方にもらいましょうっていって一言ずつもらったりするじゃん」

春「はいはい」

若「その時に、自分の話できちゃうヤツ、それは1軍ですね」

春「はぁ。なるほどね。それは、本人は1軍と思ってる可能性高いね」

若「うん、そうそうそうそう」

春「それ、周りは?」

若「それが難しいんだよ。周りが1軍と思ってないパターンが一番。これは“市野瀬パターン”ね」

春「ハハハハ(笑)中京のね?」

若「うん、中京テレビの。これが一番面倒くさい。飲んでて疲れるやつ」

春「なるほどなぁ。ずれがあるケースね」

若「市野瀬は2つジャンプしてるから。あいつは3軍のくせに1軍の感じで歩いてっから、周りは2軍分疲れるんですよ」

春「なるほどね。合わせなっきゃないからな。そういうことな」

若「そうそうそうそう」

春「周りも本人も合ってたら、それはいいってことか」

若「そうそうそうそう。だから、春日なんかちゃんと2.5軍の感じ出してくれるじゃない」

2人「ははははは(笑)」

春「なんで2軍半なんだよ!1軍だって言ってんじゃねーか!ハハハハ(笑)」

若「自分の感覚はそういうのあると思うけどさ、それはだって、例えば、今、女優さんで1番っていったら誰かね?」

春「誰、いっぱいいますよ、そりゃあ」

若「俺ね、小・中・高とね、よく、テレビ出始めたら「モテたでしょう?」とか言われるけど、あるじゃん。出たての頃は」

春「うん」

若「でもね、小・中・高モテてこないと、モテないよ。いくらなんだって」

春「あぁ、まぁ、そうだね」

若「うん。だって、さっきカブの話したけど、カブがたまたま道間違えて高速道路乗っちゃったようなもんなんだから、春日って」

春「おい!失敬なこと言うな!」

若「ははははは(笑)でも、生まれながらのスポーツカーっているんだよ」

春「あぁ、まぁま、そうか」

若「校庭歩いてたらスターなの。だから、ウーン!て高速道路乗るんだよ。当たり前なの、高速道路をスポーツカーで走ってることが。オープンカーで。でも、春日は原付で道間違えて高速道路乗っちゃって、ホントは走っちゃいけないんだよな、お前なんて」

春「そうだね」

若「ははははは(笑)」

春「違反じゃないか」

若「違反なんだよ」

春「ずっと違反状態ってこと?」

若「違反状態。30キロで高速道路をカブで走ってるような仕事の仕方だもんな、春日って。ははははは(笑)」

春「そんなことない!こっちだってスーパーカーだと思って走ってるよ、高速を」

若「さっき、その怒りわかりづらいよって話したじゃないですか、億の貯金があるのに恵まれてない側から話してお金稼ぐ人の話」

春「うんうんうん」

若「もう一個はね、これもダメだと思うのはね、1軍の人が「いや、私は2軍ですよ」って話しすんのもダメよ、基本的には」

春「まぁ、なるほどね」

若「……同じ話か、さっきと。ははははは(笑)」

春「まぁ、同じ、か」

若「これは無理がある時ある。まぁ、なかなか難しいんだと思うけどね。そうしないとね。生意気ってなったら生意気ってなったで大変なんだろうしね」

春「うんうんうん」

若「だから、春日ぐらいが見てて一番楽に見れるよな、テレビ」

2人「ははははは(笑)」

春「あ、そう?2.5軍が?」

若「と思っちゃうんだけど」

 

若「洋服とかもそうよ」

春「わかる」

若「前、グアムでゴンちゃんとブランドもののバッグ買ったっていう話したじゃない。あれがずっと背負ってたのよ。高かったからさ」

春「それは使ったほういいでしょ」

若「ボロボロになるまで使おう」

春「それはいいことだよ」

若「なんかねぇ、エレベーターホールとかで会う人、会う人にね「若林君がブランドもののバッグ持つって、なんか珍しいね」みたいな。面倒くさくて、そう言われるのが」

春「なるほどね」

若「2万円のバッグに変えたんですよ」

春「はいはいはい」

若「誰も何も言わないね」

春「あー、やっぱりそれぐらいの、“2万円のバッグを使う男”ぐらいが周りが安心するんだろうね」

若「そう。それでさ、……今、どういう気持ちで言ってたの?お前今の気持ち」

春「気持ち?」

若「そうそう。削りに来てんの?」

春「いや(笑)、削っちゃないじゃない。先生がおっしゃることをね(笑)、ほぼ相槌みたいな感じで」

若「あの~、あの、ちょっと待って」

春「何よ」

若「“2万のバッグの男”っていうよりも、“先生がおっしゃる”のほうがムカついたわ」

春「ハハハハハ(笑)」

若「ははははは(笑)」

春「あ、そっち?」

若「うん。現状が把握できてない先生に言うことだからな、その言い方って」

春「ハハハハハ(笑)「いや、先生ね」、この言い方ね」

2人「ははははは(笑)」

春「周りの感覚的な若林さんのイメージに合うということでしょ?」

若「いや、それはイメージじゃないと思うんだよ」

春「あ、そう?」

若「一生背負っちゃいけないんだなって思った、俺は。背負っちゃいけないっていうか、背負わないほうがいいなっていう」

春「でも、それが浸透してきたら違和感はなくなるんじゃないですか?」

若「いや」

春「ずーっとやってて」

若「バッグのデザインが、俺みたいな、俺みたいな3軍だよ、ホントに」

春「よく言ってね」

若「とりたてて……お前殺すぞ!コノヤロウ!お前!はっはっはっはっ(笑)」

春「そんな大っきな声出されちゃったら、急に。怖くて喋れない、こっちも。急にそんな大っきな声で」

2人「ははははは(笑)」

若「“3軍の咆哮”ね」

2人「ははははは(笑)」

若「なんかあるんだよやっぱり。で、そっちのほうが楽だね。自分の軍で生きたほうが楽よ」

 

 

マックス

 

オードリーのオールナイトニッポン 2015年5月9日

 

春「ニチレイプレゼンツ」

若「オードリーの」

2人「オールナイトニッポン

 

若「なんかさっき、春日のフィンの話したほうがいいんですよね?っていう話してて」

春「うんうん」

若「そうなんですけどっていう話、みんなでしてたんだけど、なんだろうなぁ、なんか「あぁ」って思いましたよっていう。付け焼き刃と。話聞いているからだろうね、ずっと」

春「あぁ、まぁ、そうだろうね。話したしね、ここで大会の時のさ」

若「そういうことだろうね。俺、だから、スケジュールの話してて、大介と。「ここ、春日さんがイタリア行くんで」っていう。なんかスーッと話しながら。世界番付だと思うんだよね」

春「はいはいはい。まぁ、海外だったらね」

若「そう。世界番付かぁと思いながら聞いてたら、ザキヤマさんに、記者会見の日に「日本代表おめでとう!」って話しかけられて」

春「あー、はいはいはいはい」

若「「なんすか?日本代表」つって。「ああ、あれは春日君か」みたいな。その絡みで終わったんだけど、俺ちょっとそれ気になってケータイで見たら、春日が日本……それで知ったんだよ」

春「ハハハハ(笑)なるほどね。あえて言うようなことでもないかなぁと思って。「いや、俺、日本代表になったよ」って言われても困るでしょう、そんな。「おぉ」とかぐらいでしょう、いっても」

若「たぶんあれだろうなぁ。やっぱ俺の中では、お前がディファ有明K-1が」

春(笑)

若「あれがマックス過ぎて」

春「ふっふっふっ(笑)あれはねぇ」

若「なんかもう、死ぬかもって思ってたから」

春「うんうんうんうん」

若「なんか、俺、大丈夫……大丈夫っていう言い方おかしいなぁ」

春「うんうんうんうん」

若「なんかちょっとマヒしてんのかなぁ」

春「あれはね、行くとこまで行ったね。あれ、たぶんマックスだね」

若「マックスだよねぇ」

春「あれがマックス。今、いろいろさ、それこそ部族と棒で戦ったりとか、それこそフィンの日本代表ってあるけど、あれマックスだね。そうだね」

若「俺、だから、あれで日本人の人と最初どっかのジムで戦ってて」

春「やった、やった。大森のジムで」

若「あんなことが続いていくと思ったら、“中国の魔裟斗”って呼ばれてる人とやると思って、死ぬと思ったのよ」

春「(笑)死ぬ、そうね」

若「あと、誰も事務所の人見に来ねーし」

春「ハハハ(笑)」

若「俺、あれ、梅津と2人で見たんだ、あれ。2列目で。あれがマックス」

春「あの頃なんかテレビなんて全然出てないから、わけもわからないしね。自分がどういう状況なのかとか、大人がどれぐらい動いてんのかとかさ、わからん状況で。そうだね」

若「あれでさ、K-1出てさ、“中国の魔裟斗”にボコボコにやられて、鼓膜かなんか破れてさ……あれ、それでどうなったんだっけ? その何カ月後かにさ、また出てくださいって事務所のマネージャーかなんかに言われてさ、もう、こんなことやってても結局お笑いのネタでウケないと売れないんだな、みたいな感じになったじゃん、オードリーの中で」

春「あぁ、そうか、あの後あったかもな、たしかね」

若「で、また出て、お前が「もういい」ってたぶん事務所に言ったんだよ」

春「うんうんうんうん」

若「したら事務所の社員から俺にかかってきて、「春日さんがK-1出ないとか調子こいんてんすけど」みたいな。俺ね、今でも覚えてるけど、なんかお台場かなんかのオーディションの帰りで、原付から降りて電話してて、「春日さんが調子こいてんすけど」みたいなこと言われて、俺マジで「知らねーよ!」つって。「あいつが出たくねぇんだから出ないってことなんじゃないっすか!」みたいなことで言ってキレたの覚えてるもんね」

春「(笑)あ、そう」

若「「あーそうすか、断るんですね?」みたいに言われて「そうだよ!」つって言ったの覚えてるもん。「俺に聞くな!」つって」

春「それ、全然覚えてないな。その後オファーがあったことすらも覚えてない。あれがマックスだったからね。やったことが。あの後どう終わってったのか覚えてないなあ」

若「たぶんお笑い芸人としてマスターズの日本代表になるってことが凄いことなんだろうけど、ちょっとマヒしてんのかもな。

あと、なんかほら、中学の時に水泳の授業中に潜水の見本見せるんで、お前が50メートルぐらいスーッ……」

2人(笑)

若「クラス全員がプールサイドに上がってる中、お前が25メートルをスーッとターンしてみんなで「おおー!」みたいなのとか、さんざん見てきてるから、なんか。でも、凄いことなんだろうけど。

でも、あれだな。内訳というか、大介に聞いたら、聞けば聞くほど、スケールが限定されて見えちゃうというか、年齢制限とかあるんでしょ?」

晴「そうそう」

(略)

春「マスターズという35歳から44歳までの間の日本代表だから」

(略)

若「俺にしたら、お前がIPPONグランプリ出ますっていうほうがびっくりすると思うよ。もしかしたら」

春「(笑)アタシ、そのほうが緊張するよ、たぶん。フィンで世界で泳ぐよりもIPPONグランプリのほうが、1カ月、たぶん熱出るね」

 

 

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ニチレイさんがスポンサーになったのは、いつからだろう。この時、もうスポンサーになってる。

昔のANNのツイートに「いいね」をしてくださった方がいて、その内容は「生きるセンス」みたいな内容だったのだけど、同じ日に話されたこの話も書き留めておきたかったので、書き起こしてみた。

ディファ有明の話は何回か出ているけど、以前話していた時は、ダブルネームのジョーさんと行ったと言っていたし、マネージャーも大森さんだけが来ていたと言っていたな。別の試合の話なのだろうか。ディファ有明 - imadokiyuuka’s blog

この時の映像は、何度みても胸が詰まる。よくKO負けしなかったなとか、よく鼻の骨を折らなかったなとか、よくダウンしてもダウンしても起き上がったなとか。試合までの間、毎晩微熱が続いていた話も後に明かされたっけ。

 

 

説法小説

 

三四郎オールナイトニッポン0 2017年10月6日

 

小宮「読んだ?『コンビニ人間』」

相田「いや、『コンビニ人間』、ごめんなさい、読んでないんですけども」

小宮「じゃあ、『教団X』、この話も前したじゃん」

相田「したした、小宮がね」

小宮「『教団X』の人でもいいよね(ノーベル文学賞は)」

相田「ああ、『教団X』の人ね」

小宮「でもよかったんじゃないかなと思ってるんだけどね」

相田「思ってる?小宮の中ではね」

小宮「そうそうそう。説法小説ね」

相田「説法小説(笑)」

小宮「凄い、途中、説法が多く含まれているんだよね」

相田「いやいや、そういうジャンル?説法小説?(笑)」

小宮「そうそうそうそう。説法が途中でワーッと出てきて、読む気なくすんだよね、途中」

相田「ああ、ああ、ああ」

小宮「それ、息吹き返して普通に会話に戻ったと思ったら、また説法ウワーッ」

相田「はははは(笑)」

小宮「終わったと思ったらまた説法ウワーッ」

相田「はははは(笑)」

小宮「凄げぇ」

相田「(笑)ほぼ説法」

小宮「そうなんですよ。でも、やっぱ読み切りたいなと思いますよね。なぜならオードリーの若林さんも読んで「いい」と言っていたので」

相田「はははは(笑)」

小宮「その感性に寄せたいっていう考えもあって」

 

 

三四郎オールナイトニッポン0 2016年1月26日

 

小宮「『教団X』という小説があって、それは又吉さんとか若林さんとかが『アメトーク』で紹介していて、これは面白い、みたいな。教団に潜入する新興宗教とかの話で、いいもんぽい人が宇宙とか人生についての説法とかを凄げぇ話すの。ちょっと、あ、これは……。長いしさ、説法が。最初のほうはよかったの。入るまでのいきさつみたいな。それで、説法があるから、長げーな説法、と思って」

相田「ちょっとかったるかったりするところ」

小宮「うん。説法長いなと思って。説法の話長げーな。凄い苦痛で、ちょっとやめようかな」

相田「読むの?」

小宮「うん。読むのやめよう。いや、でも、ちょっと待て。又吉さんと若林さんが勧めてた。あの2人が面白いって言ってた。あの2人と同じセンスでありたい」

相田「はははは(笑)ああ、わかる、わかる」

小宮「わかる?この感覚」

相田「わかる、わかる」

小宮「同じ感覚でありたい」

相田「わかるよ」

小宮「これを面白いという自分でありたい」

相田「わかる!」

小宮「まま、でもなぁ、みたいな。でも、自分に嘘をつくのもなんだけどなぁって思いながら、葛藤の中、まま、徐々に読んでた。その日も読んでて。ウーンと思って。でもやっぱ、説法がべらぼうに長い!」

相田「はははは(笑)」

小宮「凄げぇ説法!と思って。本も重いし(笑)。シンプルな話ね。本も重い。横になりながら、本も重い。かなり重い。普通にパン1斤、……2斤ぐらい」

相田「あははは(笑)」

小宮「2斤はない……。まま、体感、体感、体感で」

相田「パン2斤?」

小宮「重いし、でも、感覚が一緒でありたいから、寝ながら読んでたら、説法を諦めそうになったところに、説法ゾーンクリア!」

相田「おお!」

小宮「クリアになったから、ああ、よかった」

相田「よかった」

小宮「長かったな説法と思ったら、でも、ちょっとしたらまた、宇宙の、原子の塊が、みたいな。おやおや?ヤな予感する。原子の塊とは、これ、ウワー!説法!」

相田「あははは(笑)」

小宮「ゲロー!ウゲー!また説法!でもセンス一緒でありたい!でも説法―!きちー説法!で、また終わった。あーよかったよかった。もう話し合い、みたいな。その後また、人間の仕組み。説法―!」

相田「あははは(笑)」

小宮「ウゲー! こんなことだったら自分に素直になって、伊坂幸太郎の『陽気なギャング』とか、それと全然違うけど、『グラゼニ』とかと迷ってた」

相田「漫画ね?」

小宮「漫画だけど。面白い漫画ね。野球漫画で。あれにしときゃよかった。自分に素直になって」

相田「まさかね、説法スリーゾーン入ってくると思わないから」

小宮「そう。こんな説法地獄、説法まみれになると思わなかったから。自分に素直になっときゃよかった。でも、自分は同じセンスがあると思われたい。誰かに話したい。これを俺が面白いと思ったよ。言いたいし、感覚一緒でありたい、そういう自分でありたい」

相「はははは(笑)」

 

 

持ち味とか勝負球

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年9月30日(第412回)

 

若「こうやってね、深夜に2人で話せるという機会と場所、与えてくれるスタッフさんに感謝っていう感じですけれども」

春「ウソをつくなよ~!2週連続だよ!2週れ!ん!ぞ!く!」

 

若「この間、岡田に、春日もいたかな?楽屋に。久しぶりにキレたんだけど」

春「ああ、アタシもいてね。やっぱりちょっと、自分のことかなと思ってビクッとしましたけど、私もね」

若「『ENGEIグランドスラム』とかでネタ飛ばすと楽屋で怒鳴りつけますからね、俺は」

春「そうね」

若「この間ENGEIグランドスラムに出していただいて、このラジオ聴いていただいてるのか、ほかで喋ったのか、ネタ飛ばしてブチ切れて、スタイリストもマネージャーも蜘蛛の子散らすように楽屋の湾岸スタジオから出てったという話をしたじゃない。2回前の」

春「はい」

若「あれを知っていただいているんでしょうね、ENGEIグランドスラムのスタッフさんにも。この間出た時、収録終わった後、みんなに言われたもん。「今日はネタ飛ばなかった?春日君」てみんなに春日言われてて、もうバレちゃってるんだよ」

春「そうだね」

若「「大丈夫でした」みたいな。「よかったぁ」みたいな」

春「そうね」

若「「若林君も怒らなくて済むね」みたいな」

春「まずネタの感想よりも先にそっちだったからね」

若「はははは(笑)」

春「ネタが面白かったとかじゃなくてね。どうだった?とかじゃなくて、そこが気になってくれてて」

 

若「ソレダメの本番前に関根麻里ちゃんが楽屋にコンコンて挨拶に。で、俺、岡田の横で着替えてたのよ。ちょうどズボンを脱いでスーツのズボンを履こうとしてたんですよ。ズボン脱いだぐらい。したら、コンコンて鳴って、岡田、真横だから、俺が着替えてたの知ってるわけです。見てるわけですよ。ガチャッて普通に開けて、したら麻里ちゃんが「おはようござい…あ、すいませんお着替え中に」みたいな。「よろしくお願いします。ごめんなさいね」なんて俺も言って、ガチャッて閉めて。「いや、岡田ね、本番前に若林の太もも見てから本番始めたくないだろう」と」

春「うん、それはそうだ」

若「女性タレントが来て」

春「それはそうだ!テンションが下がっちゃうよ」

若「お前ナニお前……」

春「(笑)ナニがよ?そういう趣旨で、意味合いで言ってるじゃないか。若林さんご本人が。それを、ちょっと相槌打っただけでしょう」

若「相槌ね?」

春「それは相槌よ!」

若「俺の太ももなんて汚いものはね」

春「ホントだよ。あんなもん見たらね」

若「やるぞお前!」

春「いや、もうできないよ!そんな感じに怒られたら。怖くて、もうラジオが、まともに。ほんとにそうだねって(笑)」

若「お前がドーパミンみたいの出た顔するからだよ」

春「いや、そんな顔してないよ」

若「俺の落ち度が見つかった瞬間、ドーパミンとか、なんかそういうのが出た顔、目がキラキラしちゃってるから」

春「発見した!みたいな?」

若「俺はそれに対して、なんかちょっとってひっかかっちゃうのよ」

春「おっしゃるから「確かにそうですね」という同意をさ」

若「お前は「そんなことないですよ」って」

春「「そんなことないですよ」はウソになっちゃうもん、だって」

若「「そんなことないですよ」って言えばいい」

春「ウソになっちゃう、それはさ」

若「「いや、そんな、きれいな足ですよ」つって」

春「きれいじゃないよ」

若「そっちバージョンも一回練習してみぃ。そっちのほうがラジオとして正しいラジオだから。

だって、麻里ちゃんだってね、本番前に俺の汚い太もも見てから本番……」

春「いやいや、そんなことないよ、きれいな足だよ」

若「そーお?」

春「うん、頬ずりしたいよ」

若「そーお? いや、それでね」

春「おかしいだろ。苦情が来るよ。苦情が」

若「なんだ苦情って」

春「気持ち悪いラジオだつって」

若「どういう苦情がくんのよ、ちょっとやってみてよ。

もしもし」

春「あ、もしもし~」

若「はい」

春「ちょっと、あの、今、オードリーのオールナイトニッポンを聴いてるんですけども、若林さんの足が汚いと言って、春日さんが、いや、そんなことないよ、きれいだよ、頬ずりしたいよ、なんていう話で、若林さんもまんざらでもない感じだったんで、ちょっと今すぐ番組終わらせてもらいたいんですけれども」

若「あの、失礼ですけども、そういったやりとりが2人の持ち味でもあるんですよね。その虚実入り交じった部分といいますか、そういった部分、意味というものを無化するようなやりとりが若林・春日の持ち味ですので、もし趣向に合わないのでしたら、他局を聴いていただけますかね」

春「いやいや、それはおかしいじゃない。他局を聴くなんていう話は」

若「あ、そうですか」

春「うん。そういう部分をやめ……」

若「もしよければ、ほかの媒体のエンターテイメントをご覧になっていただけませんでしょうか?」

春「そういう、何かこちらを突き放すような言い方したら。改善していただきたいということを言って、今、電話させてもらってるんですから」

若「ですから」

春「ほかの局を観て、観なきゃいい、聴かなきゃいいみたいな、そういう言い方されると、ちょっと違うんじゃないかなと思いますけれども」

若「ですけども、先ほどおっしゃっていた、太ももが汚いと若林が言って、春日が、いや、きれいだよというやり方が2人の持ち味なんですよ」

春「何なんですか!その持ち味とか」

若「ははははは(笑)」

春「ええっ!そういうことを聞いてるんじゃなくて」

若「もしその持ち味を味わえないのでしたら、今後も2人はそういったやりとりを続けると思うんです。今までも続けてきましたし」

春「ええ」

若「なので、味わっていただく方向で何とかお願いできませんかね?」

春「いや、味わうとか、なんかその(笑)言ってる意味がよくわかんないんだよ!持ち味とか」

若「あ、そうですか。よーく考えてみてどうですか?そのやりとり、どう思われますか?」

春「うーん、まあ、確かに私もずっと初回から聴いてますけどね」

若「ありがとうございます」

春「そう言われてみると持ち味ですね」

若「今後ともよろしくお願いします」

春「こちらこそ」

若「失礼します」

春「失礼しまーす」

若「ま、このように」

春「いやいや(笑)このように、じゃないんだよ。こんなふうになるわけないじゃない」

若「ふふふふふ(笑)」

春「こんな、なんか結局仲よくなっちゃう、みたいな」

若「はははは(笑)」

春「そんなふうに絶対対応しないしね、ニッポン放送の人もさ」

 

若「ちょっとね、本筋からだいぶ逸れちゃいましたけども。アイツのせいで。で、俺は言ったわけですよ」

春「(笑)アイツって誰のことだよ?」

若「はははは(笑)」

春「ええっ?遠くのヤツみたいに言うんじゃないよ!目の前にいるだろうよ」

若「あの「か」のつくヤツの」

春「春日だろうよ!」

若「もしもし、はい、もしもし」

春「もしもし」

若「はい」

春「ちょっと今、オードリーのオールナイトニッポンを聴いてるんですけどもね」

若「はい」

春「若林さんがね」

若「はい」

春「目の前にいる春日さんのことをね」

若「はい」

春「アイツとか」

若「はい」

春「「か」のつくヤツ、みたいな、遠くのほうにいたりだとかね」

若「ふはははは(笑)」

春「目の前にいる人間に対してね」

若「はい」

春「よく知らない人間みたいなふうに言ったりだとか」

若「はい」

春「するのって、ちょっと失礼なんじゃ。中学からのおつき合いだと聞いてますし」

若「ええ、ええ、ええ、ええ」

春「ちょっと失礼なんじゃないかなと思って、その点どういうふうにお考えかなと」

若「若林のほうが、アイツですとか、「か」のつくヤツとか、そういった言い回しを春日に対してする、そして春日が、それ春日だろうと返す、そういうやりとりが2人の勝負球なんですよね」

春「勝負球?」

若「ですので、その勝負球を見送るようでしたら、あまり、あなた様の趣向に合わないという感じなので、別の媒体のエンターテイメント作品を楽しんでみてはいかがでしょうか」

春「いやいや、ちょっとよくわかんない」

若「もしくは寝るという選択肢も、1時24分なので、あるかと思われるんですけども」

春「ほかの局を勧めたりするのはどうかと思いますよ」

若「でも、それが勝負球だとして」

春「なんだ勝負球とか!あぁん!野球中継に関して抗議してんじゃないんだ、こっちは!」

若「あっ、違うんですか?ショーアップナイターに関しての」

春「ふざけてんな」

若「ふふははは(笑)」

春「なあ、ふざけてるな」

若「はっはははは(笑)」

春「そういうふうな感じなのか、ニッポン放送は。ええっ?ふざけた局だよ」

 

若「このように、本筋から離れるとちょっと戻りにくくなっちゃうっていう。まあ、それで着替えてて、岡田が開けて」

春「ああ、そうだ、そうだった」

若「挨拶来られたら、特に女性の方には失礼だから、開けんなよ!つって。したら岡田がね、「開けられてしまったもので」って言ったんですよ」

春「ああ(笑)、ああ、そう。その辺のくだりは聞こえてなかったな、こっちには」

若「それで、「なんだそれ!」つって「お前が開けてんだろう!」つって」

春「そうだね」

若「という話なんですけど」

春(笑)

 

 

漫才協会へ行くということ

 

ナイツのちゃきちゃき大放送 2017年9月30日

 

塙「記憶にあります?我々が漫才協会へ行った時」

升野「行く時、聞いてるよ。ラ・ママの楽屋で2人が言ってきたのよ。「僕たち浅草のほうにちょっと……。(土屋「めちゃくちゃ沈んでるみたい(笑)」)漫才協会というものに入らなければいけなくて」って、もう真っ青な顔して。「マジか!? それ、テレビとか出れなくなるんじゃない?」「たぶんテレビから遠ざかると思います」」

塙・土屋(笑)

升野「「いつか必ず戻ってこれるように」。「戻ってくる」という言い方でしたから。どこかに送られてしまう。遠くにね」

土屋「そんな感じでしたね、本当に(笑)」

塙「会長が必ず誰でも誘うんですよ。みんな一回。ホーム・チームさんとかも断って、それは終わりなんですけど、ナイツだけは断れなかった」

升野「あっちへ行って今みたいにテレビにガンガン出てるって奇跡だよね」

塙「俺は無理だと思った」

土屋「まあ、信じられなかったですよね」

塙「思いましたよね?升野さんもなんかそんな感じでした」

升野「うん。もう、凄ぇどんどん老けていくんだろうなと思った」

土屋「ははは(笑)」

升野「凄ぇダサいスーツとか着て」

土屋「さようならという感じ」

塙「あながち間違ってはないです。華はないですからね」(笑)

 

 

2本目のネタ


新道竜巳のごみラジオ 第164回「ゲスト:坂巻くん」

 

新道竜巳のごみラジオ 第164回「ゲスト:坂巻くん」

 

新道「次、にゃんこスター「フラフープ」。設楽さんが90点と、大竹さんは松本さんは94点つけてる」

坂巻「設楽さんは同じ点数つけているんだね。1本目のネタと。松本さんは3点ぐらい低くつけてたね」

新道「まあまあ、手抜きだからね、このネタね」

坂巻「あははは(笑)手抜きと言っちゃうとあれだけど、まあまあまあ」

新道「でも、これがハマるんですよ、結局ね。ある程度面白く見えちゃうんですよね。もちろん1本目より全然笑いの量が減ったとは思いますけど」

坂巻「まあね」

新道「なぜなら、フラフープの捌き方が縄跳びに比べて明らかに劣ってたからっていうのがあるけどね」

坂巻「(笑)まあ、でも、あれだけできれば凄いよね」

新道「まあね。あの人は動きがきれいだったね」

坂巻「あんな特技、普通ないですからね、1コしか。それを2コ、この短い期間であそこまでやったのは大したもんですよ」

新道「まんま、ほぼ同じ構成の、オチが一緒で、あそこの現場が笑ってしまうノリってのは、本当はキングオブコントの、本来、予選でエントリーしている芸人たちの求めている空気とは違うんだろうなというのは観てて思ったけどね」

坂巻「うん、そうね。それはあるね」

新道「これ、難しいとこなんだけど。あれはあれで、にゃんこスターが日の目を見れて、俺はすごいよかったとは思いますが」

坂巻「よかったですよ。

1本目のネタをフリにしている部分がだいぶあるじゃないですか。だいぶというか、かなり」

新道「そうだね」

坂巻「それも、この動き見たことあるって、1本目のやつ」

新道「うん、そうだね」

坂巻「ああいうの、なんかの時に松本さんが」

新道「M-1です」

坂巻「M-1だっけ?嫌ってたじゃないですか。そういうのはどうかと思う」

新道「だから、2本目のネタに入る時にさ、「それ1本目にやったやないかい」っていうツッコミを」

坂巻「1本目をフリにしていっちゃっている」

新道「フットボールアワーさんがたしかやったんですよ。それが松本さんが気になって、「松本人志の放送室」で、1本目をフリにして2本目をやるのはおかしいと。別に持ちギャグがあるんだったら、1本目やって、2本目をやるなというわけではないんだけど、というのを言ってて、じゃあ、今回、にゃんこスターのやったものはなぜ許されたのかというところで、結局そこ以上に楽しめる空間がなかったからですね」

坂巻「あはは(笑)なるほど、そうだね」

新道「にゃんこスターにみんなしがみついてたんですよ、結局。番組自体も」

坂巻「なんちゅう表現するの(笑)」

新道「絶対そうじゃないですか」

坂巻「にゃんこスターにしがみついてた」

新道「でしょう?しがみついてましたよ。だから、2コ目のものをやろうが、それは、にゃんこスターがやったなら許されるわけですよ」

坂巻「そうね。にゃんこスタールールが1コできてたよね。にゃんこスターならオッケーみたいなとこがね」

新道「M-1だったら、フットさんもいた、笑い飯さんもいたとか、競合がいるから、その中の1組がちょっと、言い方は悪かった、小手先の笑いみたいな、目先の笑いっぽいことに見えてしまう可能性がある演出のボケをしてしまったと。NON STYLEさんのリップクリームを漫才で出しちゃうのもおそらくあれです」

坂巻「ああ、なるほどね」

新道「でも、東京ダイナマイトさんの「剣(刀)持ってきたぞ」は言われないんですよ」

坂巻「あ、いいこと言うね」

新道「これは何が違うのかってなった時に、これは東京ダイナマイトさんを面白く観たいという共通認識が生まれてくるんです」

坂巻「ああ、なるほどね」

新道「やってくれたなコイツ、さすがだなってなるんですよ。そこがマイナスじゃなくてプラスに加点になっているんですよ。しかも、それは、持ってこなくていいという中で、わざわざルール違反をして、ネタには影響ないことをやっているという余裕の演出でもある。NON STYLEさんは、ネタの中の一ボケでやったから、余裕がなくて、せこく見えたんでしょうね。悪く言ったら」

坂巻「ああ、なるほどね。それはほんとそうだわ。たぶん。そうだね。もう一個突き抜けてやれれば許されるんだろうけど」

新道「そうそう。それを、なんか審査員が納得する、その後の一言で返しをもしできていたら、それを言われなかったのかな、とか」

坂巻「あそこまで堂々とやられちゃうと(笑)」

新道「堂々と。わかんないけど、芸風にもあるのか、キャラクターというのもあるかもしれないけど、別の人がやったら認められる可能性もあるしね。そのコンビが本当に面白くてしょうがないという空間ができてたら、同じ演出で、同じ出し方でリップクリームをやっても言われない可能性もある。それは、その人の人柄だったりキャラクターだったりするから、一概にこれがダメ、これがいいというのはおそらくないんだけど、今回、にゃんこスターは許されるキャラクターであったというのが勝因ですよ」

坂巻「まあ、そうだね。ほんとそうだわ、それは」

新道「ていうのがあったね。ていうのもあって、いろいろ考えることが今回あって、非常に面白かったよね」

坂巻「面白かった。面白いショーでしたよね」

新道「面白いショー、SHO、ショーでしたね」

坂巻「SHOWですね。ショー」

新道「……」w

坂巻「ナニソレ。ろくでなしブルースのやつなの?わかんない。やめてもう。面白かったですね。

という感じで、優勝がかまいたちさん、と」