大木さん①

 

オードリーのオールナイトニッポン 2010年7月10日

 

若「さあ、エンディングでございますけどもね」

春「イエス!」

若「『オードリー春日のカスカスTV』というCSでやってる番組がDVDになりまして」

春「めでたい話だね」

若「2010年8月18日に2巻同時発売することになりました。なんかビビるの大木さんに春日さんね、「あれ、なにあれ?『オードリー春日のカスカスTV』、CSつけたら。どんな番組なの?」って聞かれて、えらい恥ずかしがってたでしょう?」

春「ふははははは(笑)」

若「何を恥ずかしがってるんすか春日さん」

春「いや、まさか見つかると思わなかった」

若「ははははは(笑)見つからないようにやってたんすか」

春「見つかると思わなかったからね」

若「はいはいはいはい」

春「結構いろいろ芸人さんに言われますよ」

若「誰とか?」

春「安田大サーカスの団長さんとかね、なんかやってるなあ、春日の冠番組、みたいな。結構いろんなところで言われますよ」

若「あ、ホントですか。どうですか?評判のほうは」

春「評判のほうは、なんか好きなことやっとるな~っていう感じよ」

若「あははは(笑)なるほどね」

 

 

大家さんのアヒル

 

オードリーのオールナイトニッポン 2010年7月10日

 

若「お金が一番好きなの?」

春「お金が好きというか、お金を使わないことが好きだね」

若「へぇ~」

春「貯金とかじゃなくて、いかにお金を使わないで生きるかが好きなの」

若「でもさ、実際さ、俺は春日さんに引っ越しを結構勧めましたよ。一時期」

春「ええ、ええ、ええ」

若「もう本物だよね。いよいよ」

春「しないよ。引っ越す気なんかさらさらない」

若「青銅さんとさっき喋ってて、2LDKに引っ越すのよ、お前」

春「お~!」

若「6畳の部屋を日通さんにまるっきりむつみ荘の部屋にしてもらうの。畳ひいて」

春「へいへいへいへい」

若「で、リビングともう一個の部屋、寝室がむつみ荘のレプリカの部屋」

春「なるほど、なるほど」

若「もう一個のリビングは別に使うっていう」

春「いやぁ」

若「風呂も外で入ってるっていう感覚になんのよ」

春「なるほどね。むつみ荘から一個出て」

若「でも、持ってくの、むつみ荘は」

春「なるほどね。そこはむつみ荘201になっているということだ」

若「そうそう。201ってなって、ちゃんとファンの人も入れるようにしときます。その部屋の前まで。で、いたずらもできるようにします」

春「あ、そう」

若「考えんじゃないよ!お前。前向きに考えんじゃないよ!」

春「それだったらちょっと考えちゃうかなあ」

若「あ、ホント?」

春「大家も一緒に住ませてくんねぇかな?」

若「なんでだよ!あの汚いアヒル飼ってた大家でしょ?」

春「うふふふふ(笑)やめたまえよアヒルの話は」

若「はははは(笑)」

春「大家の代名詞みたいになってんじゃねーか!」

若「コンビニのおでんの袋かと思ったらアヒルだったっていう」

春「茶色いね」

若「汚いアヒル」

春「真っ茶色。羽が真っ茶色のアヒルでございます」

若「水気ないのに陸でアヒル飼ってるっていうね」

春「そうそうそう。隣の家とむつみ荘との間で飼ってたのよ」

2人「はははははは(笑)」

 

 

漫才大好き春日君

 

オードリーのオールナイトニッポン 2010年7月10日

 

若「このタイミングで言うの変だけどさ、ホントにお前の口からコント番組やりたいとか聞かないよな」

2人「はははははは(笑)」

若「ホント選挙出てぇとか、スナックやりてぇとかさ」

春「そうだね」

若「このタイミングで聞くの変だけどさ、どうなっていきたいわけ?オードリー春日として、本人として、ここホントにマジで、1年単位でいいわ。1年後どうなってたいわけ?」

春「そうだね、やっぱりその~、爆破とか落とし穴とかをやっていたいよね」

若「ワイドショーで商店街とかで魚屋のおばさんイジってるみたいな映像がちょっと浮かぶんだけどさぁ」

春「あ~いいですねぇ。そういうのもいいね」

若「あはははは(笑)お前、もっとがっつけよ」

春「何がかね?」

若「そういうのでもいいの?」

春「全然いいよ、それは。まちの人とふれあうっていうね。全然いいよ、そんなの」

若「正直俺はヤダね。はははは(笑)」

春「何でよ?」

若「えー、もっとさぁ」

春「いいじゃない」

若「芸人、芸人してないんもんね、昔からね。このタイミングで聞くの変だけどさ、漫才好きなの?」

春「まあ、嫌いじゃないよね」

若「あはははは(笑)」

春「ふはははは(笑)」

若「知ってるよー。お前が漫才嫌いじゃないの」

春「ああ、そうかね」

若「俺は知ってるよ」

春「ああ、そうかね、そうかね」

若「だって、この間日曜日久しぶりの営業で、10分の舞台をアドリブ入れちゃって20分やっちゃうんだから、漫才大好き春日君」

春「いや~楽しかったね」

若「4コマ漫画『漫才大好き春日君』(笑)」

春「(笑)毎回、毎回ズッコケの話をお送りしてますよ」

若「もうアドリブ入れちゃって。やっぱり漫才師だと、俺は」

春「やっぱり血がね」

若「あははははは(笑)」

春「こんな軽口叩いてますけど、オープニングから、政治やりたいとか」

若「「春日さんて何の人ですか?」と聞かれたら、やっぱり「漫才師です」と」

春「「漫才師」と答えますね」

若「あはははは(笑)」

春「職業、漫才師と答えますね」

若「ギリね(笑)」

春「(笑)ま~ま、ギリでもいいですよ」

若「漫才を冒涜しているかのようなキャラクターですけどね、一見ね」

春「まあね」

若「あんな遅く出てきて」

春「うん。まあ、そこはやっぱラブがあるからじゃないですか?漫才ラブがあるから」

若「いや、その、武藤のプロレスラブみたいな言い方やめてもらえます?(笑)」

春「ふふふふふふふ(笑)」

若「でも、漫才ってさ、好きなの?オープニングからこんな話するのもあれだけど、前から、実はコンビ組んで2カ月ぐらいした時から気になってたんだけど、お前って漫才好きなの?」

春「漫才は、だから、ま~、好き、寄りだよね」

若「あははははは(笑)」

春「ふふふ(笑)」

若「今さ、いろんな仕事あります。レポーター、ロケ、ひな壇、テレビのコント、漫才っていったら、どれが一番好きなわけ?トーク番組」

春「トーク番組?なるほどねぇ。うーん、まあ、でも、やっぱり血が漫才師だからね。(若(笑))やっぱ漫才となれば、1個スイッチがね、(若(笑))トップギアに入るというかね」

若「ああ、そうですか?」

春「うん。うなりを上げて疾走しますよ、春日は」

若「そうですか?」

春「うん」

若「そのわりには、この間名古屋ドームの営業で、待ち時間の間ね、楽屋でずうっと浜ちゃんのケツ触ってましたけどね」

春「やめたまえよ!それは。それとこれとは別じゃないか!」

若「漫才ラブがあるとしたら、台本チェックしたり、同じネタでも新しいボケ入れたりとか、本番まで考えたりするんじゃないですか?」

春「まあね。そうだけども、しょうがない、そこに浜谷のケツがあったんだもの」

若「じゃ、漫才より浜谷のケツのほうが上なの?」

春「ま、そうだね」

若「ゲイじゃねーかお前!ゲイもゲイでごちゃごちゃするし」(ゲスの極み!)

春「あ~!浜谷~!」

若「呼ぶんじゃないよ!」

春「浜谷~!」

若「お前、好きな人の名前呼ぶんじゃないよラジオで!(笑)」

春「いやいやいや」

若「ゲイじゃねーか!」

春「ゲイではないよ。そういう意味じゃないからね」

若「どういう意味なの?」

春「浜谷という人間が好きというか」

若「ゲイじゃねーか!だから。カミングアウトだわ今の」

春「それは」

若「お前もうごちゃごちゃし過ぎてるって。熟女好きだし、ゲイだしさぁ、ケチだし」

春「春日はどうなっていくのかね?この先。日本と春日はこの先どうなっていくんだろう?」

若「日本は気になるけど、お前は気になんねーよ!どうにでもなれよ!」

春「はははは(笑)」

 

 

ここのところ、大木さんの話題が出た昔の放送を聴き返しているんだけど、毎回毎回、面白い話題があって、ホント楽しい。この先起こすかどうかわからないけど、大阪で収録があって、その後、ツチヤさんに会いに行った話とか、たりないふたりの話とか、大木さんが出ていると勘違いして聴いた回では芸人交換日記の話をしていて、それもすごく興味深かった。今だったら苦手な頃のラジオもまた違った感じで聴けるかもしれない。

 

取り締まり

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年2月4日

 

若「これ、まいったなぁと思って。あんまりそういうインスタグラムとかやらないですから、私は。これ、ここまで再現すると思ってなかったもんで、ちょっと升野さんが俺の部屋、例えばパターマットを見て何て言うかなぁとか、俺が読んでる本のタイトルを見て、あの、かなり取り締まり厳しい警察署ですから、升野さんの管轄って」

春「はいはいはいはい」

若「これ、ちょっと、そこ見越して打ち合わせすればよかったなぁと思って」

春「再現率が高いだけにね」

若「だけに。で、撮影始まったら、別に普通にね、まあまあ、せりふとかも結構3人なんで多いから、みんなそんな話もせず進んでったんですけど、じゃあ、別になんか、そういう厳しい取り締まりはないかなぁって思ってたら、ぽっと時間が空いた時に、パターマットを升野さんがじーっと見てるんすよ」

春「はいはい」

若「ふふはははは(笑)いや、これ、もしかしたらちょっと白バイ来るかなぁと思って見てたら、見てるなぁと思ったのを見て、バレないようにね。それに気づいてるの。ずっとパターマットを見て」

春「うんうん。怖いね」

若「うーんつって、升野さんが「若林さん」つって、「はい」つったら、「あのぉ、ゴルフやめてもらえますかね」って言われて。はははははは(笑)」

春「あらら、いきなりだね」

若「あーキターと思って。「あー、やっぱそうなりますよねぇ」つって。「うーん、なんかちょっと、なんかねぇ。あのぉ、わかんのよ。そういう30後半になってゴルフとか手出してみて、とか、ラジオでトークがないとかわかるんだけど、俺かちょっと気になってるのは、変わろうとしてる若林君見たくないんで」。はははははは(笑)」

春「ほう」

若「「変わろう、変わろうとしているっていうのだけ伝わんないようにお願いしたいんだよね」っていう。はははははは(笑)」

春「なるほどねぇ、厳しいねぇ」

若「やっぱりそういうところがある。ああ、そうすか。俺は俺でね、「これ、升野さん、ホントそうで、ラジオの。俺は別にゴルフはやりたくないすけど、ラジオスタッフがゴルフの話でもないと、みたいな感じで、またトークないんかい!みたいな感じあるじゃないですか」「わかるけどね」みたいな感じて、こう話が進んで、「若林さん」てまたちょっと時間たって「岡本太郎好きなんすか?」「あの、まあ、ホントにあれっすね、憧れっていう、なんかなんか傾倒してるみたいな感じじゃなくて、一つの、その、ね、あのぉ」みたいな。それは結構「ああ、そうなんすね」みたいなので、一個一個ちょっとこう」

春「危ない危ない危ない」

若「怖かったりする部分もちょっとありつつ、結構本のタイトルとかもずっと見てて、空き時間に升野さん読んでましたよ。『悪いようにはしませんよ。』」

春「はははは(笑)恥ずかしいね。お恥ずか。それはもう捕まってるけどね。何も言ってないかもしれないけど」

若「「『悪いようにはしませんよ。』ですかね、タイトルはね」つって升野さんが」

春「ははは(笑)捕まっちゃってるよ」

若「俺はすぐ言いました、そこで。「これ、升野さん、春日がつけたものですから」」

春「いやいやいや。はははは(笑)」

若「実際そうだし」

春「まあ、そうか、そうだね」

若「やっぱり『社会人大学』なんかもパッと開いて、どの章開いてんのかな?みたいな」

春「うんうん、気になるね」

若「何も言われなかったら言われないでちょっと怖い部分もちょっとね」

春「聞くっていうのも違うしね、こっちからね」

若「そうそうそうそうそうそう。まあまあまあ、ここまで再現されるとなると、という部分があったりして」

 

 

魔が差す

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年2月4日

 

若「はっきり覚えてるね」

春「何を?」

若「風邪ひいた瞬間を」

春「ああ、そういうもん?」

若「あのね~結構手洗い・うがいとか言われてて、やっぱやってんすよ、こっちだって」

春「予防はね」

若「いつもね。でもね、やっぱね、やらない日っていうのがあるわけよ」

春「ほう」

若「どういう日かっていうとね、その日の仕事でスベった日なんだよね。手洗い・うがいしない日っていうのは」

春「あー、いわゆる何も手につかないっていう状態ね」

若「やっぱああいうとこに魔が入り込むみたいな、魔が差すって言うけど、魔ってやっぱ差すんだよね、ああいう時に」

春「はいはいはいはい。やっぱ魔はずっと隙を窺ってんだろうね」

若「そうね。昔の言い方で言うと魔なんだけど、魔っていうのはホントに最近、細菌とかウイルスのことでしょうからね」

春「うん。今の、そうだな、時期で言ったらね」

若「俺はね、ちょっとね、めちゃくちゃスベったんですよ、ある日」

春「うん、まああるでしょう、そういう時も」

若「めちゃくちゃスベって、いまだにね、スベったらヘコむんだよね、やっぱり」

春「それはまあヘコみますよ」

若「でも、不思議じゃない?」

春「何がよ?」

若「いやだって、こんだけたくさんテレビのお仕事させてもらってよ、スベったらヘコむって不思議だなと思うんですよ」

春「ああ、慣れはしないなっていう?」

若「だって、スベらないタイプの芸人じゃないからね、こっちは」

春「おー。おー。なるほどね」

若「全部合格点出せる芸人さんだったら。7~8年やってるわけですから、我々もね。わかるわけですよ。でもやっぱ、ちょいちょいスベってるわけですから、もうヘコまなくてもいいじゃない。それが今日来たな、で」

春「なるほどね」

若「ただ、でも、スベりっていうのはヘコむのよ」

春「うん」

若「ワーーーーーッて声出してね、車の中で。その日の帰り」

春「あ、そう。よっぽどスベったね、それはね」

若「このまま家帰って、スベったプラス、ちょっと納得いかない部分もあったのよ」

春「ほうほう。スベりとはまた別で?」

若「別でね、自分にね」

春「はいはい」

若「ちょっとこれ、ちょっと飲まないと寝れないなと思ってね、1人でバー行ったんですよね。クモの巣(魔の巣?)行って」

春「おうおう、『笑ゥせぇるすまん』だ」

若「そうそうそう」

春「来た?」

若「うん?」

春「隣で飲んでた?喪黒福造」

若「邪魔してんじゃねーぞお前!」

春「いや、言うから、バーの名前を。そうなってくると、カウンター、隣見たら喪黒福造がいないと」

若「邪魔してんじゃねーぞお前!」

春「(笑)バーの名前が気になっちゃうからさ。髭のいた?店長というかさ」

若「何やってんだお前」

春「寡黙な」

若「1人の時はボソボソしゃべってるくせにお前、2人になったら邪魔してきやがってお前(笑)」

春「はははは(笑)」

若「偉そうに(笑)」

春「邪魔と捉えるんじゃないよ、そんなもん。行って、1人でバーに」

若「バーに行ってさ、結構、どれぐらいだったかなぁ。1杯ぐらいで帰るつもりがね、4杯ぐらい飲んじゃって」

春「ああ、いったねぇ」

若「あまりにもスベったもんだから。警部もね」

春「うん?」

若「警部ももう飲むのやめなさい、みたいにママにも」

春「警部?」

若「うん」

春「警部って何?」

若「はぐれ刑事純情派じゃないけど」

春「いや、バーなんでしょ?(笑)バーって、魔の巣なんでしょ?いろんなのが入ってきちゃってる」

若「はっははははは(笑)」

春「統一してほしいのよ」

若「ああ」

春「ママもじゃないのよ」

若「したら、ビフに胸ぐら掴まれてた」

春「ビフ?」

若「バーカウンターにタックルされてさ」

春「ああ、ああ」

若「持ち上げられちゃって」

春「腰抜け野郎つって?」

若「大変だよ。チキン野郎って言われてさ」

春「ああ」

若「そいで、4杯ぐらい飲んで、酔っ払いながら、ウーッ!ウリャー!て叫びながら家帰ってね。はははは(笑)」

春「よく、それ声かけられなかったね」

若「うん」

春「ヤバい奴だよ、それ」

若「で、手も洗わず、うがいもせず、そのまま寝ちゃったんだよね」

春「うーん、それだな」

若「でね、夜中ね、なんだ今日寒みーなぁと思って起きたのよ。普段エアコンつけて寝ないんだけどね、エアコンつけて、25度ぐらいにして寝ても全然寒くて、なんだ今日の寒さ。27~28度にしてなかったかな。寒みーなぁと思って寝て、でも、普通に起きて仕事行ったんだよ、その後は。その日仕事して帰ってきて寝る前ぐらいですよね、もう、これ普通の風邪じゃねぇな、みたいになったのはね」

春「はあ、なるほどね」

若「そうそうそうそう。いやあ、だから、ああいうところに魔が差すんだろうなぁ」

春「そこだな」

若「ああいう日こそ手洗い・うがいしなきゃいけないんだけど、そういうのあるよなぁ、やっぱり」

春「だから、もうあれなんだろうね。振り返ってみると、スベったところからもう始まってんだろうね」

若「あ、インフルエンザがね」

春「そっからもうインフルエンザよ」

若「なるほどね」

春「スベった瞬間から(笑)」

若「でも、思ったなぁ。もうスベったことを反省すんのやめようかなと思って」

春「そうかもね」

若「スベるからね」

春「うん。それごとにインフルにかかってたら体もたないからね」

若「ホントだよなあ」

春「スベったらもうかかるっていう流れでしょう?(笑)」

若「になってくるよな」

春「気にしないというのが一番の予防なのかもしれんな」

若「そうかもしんないな、ホントに」

春「かからない予防にね」

 

 

鍵をなくした話

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年1月21日

 

春「あの~、この間ね、家に帰ったんです。2時ぐらいかな、夜中の。家入ろうと思ってさ、鍵をね、いつもポケットに入れててね、右の。出そうと思ったらね、私の鍵ってね、家の鍵と原付の鍵、2つがついてるわけですよ。ワイヤーみたいなやつに2つ一緒になってつけあるんだけど、そのワイヤーが、丸のやつが外れて1本になってたの」

若「はいはい、円じゃなくて1本になっちゃってた」

春「うん。つなぎ目が外れて。で、あ、1本になってんなと思って、鍵を手でまさぐったらさ、鍵も1個しかないわけさ。あら?と思って、これどっちの鍵だ?と」

若「ああ、これは家であってほしいね」

春「うん、怖い、ホントにもう2分の1ですよ」

若「どっちかっていうとな」

春「うん。ギャンブル。触った限りじゃわかんないわけ。同じような、似たような鍵の形なんですよ。んで、あるほう、1個しかないからさ、鍵をドアノブに入れたらさ、入んないわけですよ。原付の鍵なわけ。家の鍵をどっかで落としてるわけですよ」

若「厄介。2時?夜」

春「夜中2時」

若「厄介だなぁ」

春「厄介。いろんなとこを回って帰ってきた日だったからさ」

若「どこ行ったのよ?」

春「それは、TV局行ったりだとか、コンビニエンス行ったりだとか、タクシー乗ったりとか、レスリングの練習行ったりとかさ、どこなんだ?と考えるじゃない。だけど、もう2時過ぎてるからさ、どこにも言えないわけですよ。ありますか?みたいな。で、これはもうどうにかするしかない。大家さんも寝てるわけ。1階の大家さんのとこ行ったら、鍵はあるんだけど、マスターキーみたいな。寝てるし」

若「そらそうだわ、2時は」

春「この時間に起こすのもなんだなぁと思って、とりあえず明日も早いわけですよ。次の日も。とにかく、なんだかんだやってるよりも、もう休みたいと。春日お疲れ。もう休みたい。と思って、漫画喫茶に行ったわけですな」

若「それは阿佐ヶ谷の?」

春「阿佐ヶ谷の」

若「じゃあ、もうトボトボ。結構不機嫌?歩く時」

春「不機嫌よ。ごちゃごちゃ言ってるよ、それは」

若「口に出して言ってるの?心の声じゃなくて。どんなこと言ってたの?それ頂戴よ」

春「クッソ!(エコー)原付のほうか!クソー家の鍵どこ行ったかな~寒みぃな~はぁ~。原付のほうの鍵か~」

若「いや、足してこいや!真面目な男だな~お前ホントに」

春「ドキュメンタリーでいきたいからさ」

若「アマゾンだ、アマゾン。発注どおりだよ」

春「すぐ届くんだよ、ちゃんと。ね、間違えないでしょ?早めに届くでしょ?」

若「誤配送ないね」

春「ほいでさ、漫画喫茶に行ってね、6時間パックみたいなあるじゃない。4時間パック」

若「パックは何でもいいけど」

春「(笑)パックで入ったの。個室にさ。ちょっと漫画とかを読みつつ、もう寝ようと思ってさ。横になったらさ、結構混んでるのよ。どこの個室も入ってるわけ。どっかの個室から、イビキじゃないけどさ、イビキじゃないやつ。コッみたいなさ。それ何なんだ?っていうやつあるじゃん。ゴーみたいだったらわかるけど、コッみたいなのが(笑)。呼吸のあれじゃないサイクルでくるのよ」

若「わかるよ」

春「何呼吸目かにコッっていうのがくるの。それが気になったら、ずっとそれを追っちゃったりするじゃん。あ、そろそろ来そうだなみたいな気が」

若「気になっちゃってしょうがないんだ」

春「気になっちゃってしょうがないから、これはでも、どうしようと。向こうも入って寝てるし、言いに行くとまたトラブルになりそうだからって、私の必殺の店員に言うっていうね(笑)」

若「そうかぁ。クレーマーだもんなぁ」

春「いや、クレーマーって(笑)。それは当人同士でやると喧嘩になるし、怖いじゃん、それは」

若「クーレマーだもんな」

春「ふははは(笑)」

若「クーレマーの春日だもんな」

春「いやいや、クーレマーでもクレーマーでもないのよ。それはでも一番正しい判断じゃない?」

若「クーレマー春日だもんね」

春「はははは(笑)ピン芸人

若「クーレマーかーすがって言ってみい、本意気で久しぶりに」

春「クーレマーかーーーーすが!」

若「ふははは(笑)」

春「ああ、しっくりくるね」

若「ほらな」

春「ほらな、じゃないんだよ。予想どおりだな、じゃないんだよ。ハマったな、じゃなくてさ。

で、店員さんとこまで行って、受付まで行ってさ、ちょっとすいません、あの~、どこの部屋かわかんないですけども、ちょっとなんか、あの、呼吸がね、呼吸がちょっと気になる方がいるんですけどもぉ、どうにかならないですかね。あ、わかりました、みたいな。で、探して、個室で音だけを探ってたらさ、探して行ってるような感じするのよ、店員さんが。コンコンつって」

若「はいはい。行ってんなと、春日のクレーマーの」

春「そうね。クレーマーというか、ちょっと問題提起ですよ。言って声かけてさ」

若「それってさ、向こうって春日ってわかってんの?クレーム入れた時点で」

春「ああ、わかって、どうなんだろうね」

若「マスクして帽子して言うの?」

春「言うけど、会員証を出してるから」

若「春日俊彰って書いてあるの?」

春「うん」

若「それ、名前変えれないの?身分証明書を見せるのか、今の時代」

春「そうだね。ずいぶん前につくったやつだからあれだけど」

若「怖いだろうね、向こうもマスクして帽子してるお前に苦情言われるの」

春「苦情というか、そんなに強く言わないよ」

若「どのぐらいの感じで言ったの?マジ、リアルで頂戴よ。どのぐらいの感じで言ったの」

春「あのちょっとぉ、どこの個室かわかんないんですけどぉ、ちょっと呼吸がうるさい人がいるんで、何とかならないですかねっ」

若「結構怖ぇじゃねーかよ(笑)。結構強いよ、それ苦情として」

春「だいぶ抑えめよ。止めてもらっていいですか?まで言ってないからね。何とかならないですか」

若「ああ。何とかなんないすか。向こうに選ばせてあげるよちゅうこと」

(略)

春「もう無理だなと思ったからさ、これはもうしょうがない。気になっちゃったらもうだめだからさ、ヘッドホンとかもあったんだけどさ、なんかもう、ちょっと無理だなと思って出たわけですよ、漫画喫茶を。ちょっとどうにかしようと思って」

若「そんな結構気になっちゃったんだねぇ」

春「うん、私はだめなんです。咳とか洟すする音とかさ、そういうのが気になっちゃったら。家帰って、何とか家に入れねぇもんかと思って。3時過ぎぐらいですよ。いろいろさ考えてさ、帰り歩きながらね、むつみ荘までさ。ほいで、もしかしたら窓が開いてるかもわからんと」

若「それはトイレ?」

春「トイレじゃないね。向こうの隣の家との間のすき間の所から見える窓。何つうの?普通の窓よ。窓をもしかしたら、近いところで洗濯をしたのね。で、干したわけですよ。窓開けて洗濯物を。その時に鍵を閉め忘れてたりしないかな?春日、と思って、そこ何とか。そんなに高いとこじゃないからさ。2階、窓っていってもさ。どうにかならんかと思って」

若「どっち側から?アヒルがいたほう?」

春「アヒルがいたほう。アヒルの通路」

若「ああ。これはみんなたぶん想像できてると思う」

春「へへへへ(笑)」

若「階段じゃないほうだよね?」

春「階段じゃないほう」

若「お前が週刊誌に撮られた階段降りてきたほうじゃないですよね?」

春「(笑)階段じゃなくて」

若「キャベツ太郎の段ボールのほうでもなくて」

春「なくて」

若「正面じゃなくて、アヒル側だ」

春「そうそうそうそうそう。自動販売機の奥の見上げた所」

若「でも、あんなとこ無理でしょ?」

春「あんなとこ無理だろうなとパッと行ったら、梯子があったのよ」

若「それ何時?何時それ」

春「もう3時過ぎぐらいです。夜中の」

若「夜中の3時過ぎに、真っ暗で寒い中、梯子を見つけた」

春「梯子を見つけたの」

若「でも、あれじゃない?隣の部屋も借りてるじゃん」

春「はいはいはい」

若「隣の部屋の鍵もなし?」

春「隣の部屋はもちろんない、もちろんない。隣の部屋の鍵は私の部屋にあるから」

若「あ~そうか」

春「結局隣の部屋で何とか過ごすっていうことも」

若「でも、思いっきり引けば開くっていう話もあったじゃん。チェホンマンさんかなんか」

春「曙ね。あれは違う。あれはドアを叩くっていうね」

若「で、開かなかったんだっけ?」

春「あれ、結局開かなかったのよ」

若「じゃあ曙さんも無理か」

春「ほいでさ、梯子で何とかならんかなと思ってね、掛けたのさ。で、登るじゃないですか。登ったら、そこそこあるわけ」

若「高いよ、2階だからね」

春「あるのよ。梯子もビーンて伸ばさなきゃいけないパターン。2つ折りのやつだったんだけどさ、2つ折りのまま脚立みたいにしていけるんだったらいいけどさ、1本にしなきゃないわけさ」

若「Aの字のやつを直線にしなきゃいけない」

春「そうそうそうそうそう。Iにしなきゃいけないわけ。Iの字にね」

若「AIね」

春「AI」

若「人工知能

春「(笑)人工知能にしなっきゃいけないわけさ」

若「はははは(笑)人工知能で登らなきゃいけない」

春「人工知能、ペッパーだからね、もうね、もはやね。ペッパー登りをしなきゃいけないわけ。それで、ガーンて掛けてさ、登ってたのよ。したらさ、やっぱりさ、なんだろうなぁ、間が悪いじゃないけど、普通に人がたまに通る道路だからさ」

若「夜中3時半だよな」

春「3時半ぐらいよ。普通に登ってたらさ、ホントに「何やってんすか?」みたいな声をかけられるわけですよ」

若「はっはは(笑)ああ、もう、バッと見られて、なんかおかしいなって見られてたりするわけじゃなくて、声かけてきた」

春「そう」

若「何やってんですか?口調も結構強め?」

春「強めよ。だって不審者だもの、そんなものは」

若「どのぐらいまでAI登ってたの?」

春「AIはね(笑)半分、ちょうどベランダっちゅうか、柵みたいなやつに手がかかるぐらいで」

若「じゃ、結構登ってんじゃん」

春「どうなのかなぁっていう」

若「じゃ、1階、2階とあるとしたらどの辺?1点何階にいた?」

春「中2階だな」

若「1.5階?」

春「1.5階」

若「超上だ。で、下から「何やってんすか」」

春「下から「何やってんすか?何やってんの?」みたいな」

若「何歳ぐらい?」

春「まあ、おじさんだったかな」

若「おじさん、3時半、夜中」

春「何やってんの?って言われて、それはもうそう言われるじゃん」

若「何て答えるの?」

春「いや、ちょっと、あのぉ、鍵がですね(笑)」

若「1.5階からつかまりながら、鍵をなくしまして、AI登ってんすよ」

春「でも、それはもう怪しいというのはもちろん……AI登ってるとは言わない。その時点ではそのことは生まれてないからね」

若「ふふふふ(笑)」

春「今生まれたから」

若「森脇健児さんに相談した?」

春「いやいや、森脇さんのロケの前よ、それはね」

若「相談できればね」

春「そうね。それで言って、ホントに?みたいな感じで不審がってるわけですよ」

若「これはでも、すごい怖いね」

春「怖いよ」

若「おじさんは強そうなの?」

春「おじさんはね、強そうではない。普通の。小柄でもないけど、普通ぐらい」

若「何歳ぐらい?」

春「何歳ぐらいだ?あれ、60ぐらいじゃない。飲んだ帰りっぽい。ちょっと酔っぱらって」

若「酔っぱらって、何やってんだ!」

春「声かけたんだろうね、不審な奴がいるから。そんなものは。住人、住んでるんですけどね、みたいな」

若「上からね」

春「上から」

若「上から失礼します、だ」

春「いや、そんな余裕ないけど(笑)。春日、春日なんですけども」

若「ふはははは(笑)春日ってもう言ったの?」

春「近所の人だったら、それが一番早いからさ。知ってるわけじゃない。そこに住んでるってことは」

若「そうかぁ。春日の家ってわかって、その肩幅でAIに登ってたら春日って思うけどね。そのおじさんは知ってそう?春日の家ってこと」

春「それで、ああ~みたいになって。歩いて帰るぐらいだから、たぶん近所でしょ」

若「それはさ、春日の家に泥棒が登ってると思ったのかな」

春「まあ、そう思ったんじゃない?それは普通そう思うじゃない」

若「でも、春日が登ってたんだ」

春「春日が登ってた(笑)」

若「1.5階に(笑)」

春「1.5階に登っててさ、したらそのおじさんがさ、鍵なくしちゃいましてねって言って、ああ、そうかいって言って、ちょっと下持ってくれたわけですよ。Iの(笑)」

若「あ、急展開だね(笑)。春日だってなったとたん、絆が生まれて、梯子を持って」

春「鍵なくしちゃってって言って。大変だなって言って持ってくれて」

若「すごい話だね。夜中、もう4時だ」

春「4時近いんだろうな。時間見てなかったけど。それでI持ってくれてさ」

若「でも、開いてるかどうかだ」

春「そうなのよ。ほいでさ、窓バッと手つけて」

若「高いよ、あそこ2階って」

春「手だけがいく状態。登り切ってないから。バッとやったら、やっぱ開いてないのよ」

若「う~わ~」

春「そこまでやって。いやぁ、まあまあ、しっかりしてるよ春日はね。過去の春日は」

若「そうかそうか、過去の春日はね。今の春日じゃなくて」

春「今の春日はもう体たらく(笑)。鍵なくしちゃってんだからさ」

若「下のおじさん、どお?とか言ってきた?開いた?とか、何て言ってきた?」

春「何も言ってない。しっかり持って、私がこうやって、ああ、ちょっと開いてないすねって言って、ちょっと下りますつって下りて」

(略)

若「AI畳んで」

春「畳んで、ありがとうございましたって言って」

若「アヒルはなんか言ってた?ガーとかなんか」

春「アヒルはもうずいぶん前に死んでいなくなっちゃったから」

若「すいません」

春「(笑)ちょっと湿っぽい話になっちゃいましたけどね」

若「申しわけない。これは俺の責任」

春「いい、いい、いいんだけどね。それはいいんだよ。言ってなかったこっちも悪いしね、死んだことをね。

ほいで、もうもう、どうにも、ファミレス行くのも、寝れないじゃん結局。ファミレスとか行っても」

若「起こされるよ。ダメだよ!寝るとこじゃないからね!そもそも!」

春「そんな怒られる、今、そんなに怒られるとは思わなかったけどもさ、ほいでさ、もしかしたら鍵が開いてるかもしれないと」

若「何?どういうこと?その発想」

春「いやだからもう、もうもうもうさ、そういうところにしか望みがないわけですよ」

若「でも、こういうことってあるよな。わかる、そういうふうに発想、希望が記憶になっちゃう」

春「もしかしたら、家出た時の春日、鍵を閉め忘れてたりしないかな?って思ったわけ」

若「希望を出したわけだ、過去の自分に」

春「うん。希望を出して、またその階段をトントントントンて登ってってさ、ドアノブをひねったらさ、がっちり鍵がかかってるわけですよ」

若「まあ、そうだろうね」

春「確かに今朝の春日偉いなって思ったけどね」

若「偉いなって思うとこが偉いよ。閉めんじゃねーよ!って思わないとこが、過去の春日に対して優しいよお前は。俺だったら思っちゃう。閉めてんじゃねーぞ過去の若林。そこはやっぱ器がでかい。過去の春日に対して」

春「それは、大したもんだなって思った。けども、いや、これもうどうしようと思ってさ、入れないから。鍵もないしさ」

若「それってコンシェルジェに言ったら、鍵、何時でも開けてくれたりする……」

春「いるわけねぇんだよ!風呂なしだよ!むつみ荘だぞ!名前が!」

若「あれ?お前、芝浦のコンシェルジェが住んでるマンションに住んでるんじゃないの?」

春「何とかアイランドとか何とかレジデンスじゃねぇんだよ!」

若「違うの?」

春「むつみ荘だぞ!」

若「すいません、人をちょっと間違えてまして」

春「はははは(笑)」

若「外資系のカナダ人と間違えちゃって」

春「(笑)どんなラジオをやってんだよ!だとしたら。そう思ってたら、毎週どんな話してんだよ」

若「カナダのオールナイトニッポン

春「はははははは(笑)カナダ情報をいろいろと。メイプルシロップがどうたらとか、盗まれたなんつって」

若「そんな話はいいんだよ。おい、梯子倒れてるぞお前、早く登れよ!」

春「あ、ずいぶん前に倒れてた(笑)」

若「ふふふふ(笑)」

春「ほいでさ、どうしようかな。ピッキングしようかなとかいろいろ考えるわけさ(笑)」

若「だってあれだもんね、上手いもんな、お前」

春「いや、上手くないよ(笑)。映画とかでやってんじゃん。針金入れてさ」

若「あれ?だってお前「ピッキング」の主演だよな?」

春「はっはは(笑)なんだピッキング

若「お前「ピッキング」の主演やってなかったっけ?」

春「ないだろ!そんな映画」

若「映画出てたよね?(笑)」

春「なんだ?「ピッキング」っていう映画」

若「「ピッキングマン」の主演じゃなかったっけ?」

春「なんだ?「ピッキングマン」て。あったとしても私じゃないよ、主演」

若「結構練習してたの見てたけどね、お前が若い時」

春(笑)

若「見てて~って言うんで」

春「はははは(笑)測っててつって(笑)。時間測っててつって」

若「じゃあつって家入っていく。開けるとこしか見たことないけど」

2人「はははははは(笑)」

若「お前「ピッキングマン」の主演やってたよな?」

春「(笑)いやいや、やってない」

若「出世作だもんな、お前の」

春「いやいや「ピッキングマン」から出てきた人じゃないよ。得意です、なんつって」

若「ピッキングしてやろうかな。自分ち、自宅をピッキング。お前のエッセーのタイトルそうだったよね?」

春「「今日は自宅をピッキング」ね」

2人「はははははは(笑)」

若「お前のエッセーのタイトルそうだったよな。アイアンマンでやってるエッセーのタイトル」

春「あれ、「マッチョでトゥース」よ。あれはね」

若「似たようなもんじゃねぇか」

春「はははははは(笑)」

若「ちなみに、トゥースの指で家の鍵って開かないの?」

春「いや、奇跡じゃないかよ!奇跡だよ、それ」

若「全然役に立たないな。笑いも止める、起こさねぇ。鍵も開かねぇ」

春「しょうがないでしょ、ターミネーター2じゃねぇんだからさ(笑)」

若「お前、トゥースが役に立つ時、直腸検診の時だけじねぇかよ!」

春「はっはは(笑)やったことない直腸検診。私が誰かのさ」

若「お前よくやってるよね?企業の医師やってんじゃん。で、検診で直腸、その時、トゥースつって」

春「ははは(笑)はい、じゃトゥースしますね~つって。はははは(笑)」

若「トゥース!ハァ~痛い痛い痛い痛い痛い!

梯子倒れてるぞ。早く登れよお前」

春「はははは(笑)いや、あなたが倒したの、今の梯子はさ。

ほいでね、どうしようかと思って、ガチャガチャやってたのよ」

若「春日語で言うと「どうしたもんかいの~状態」だ」

春「もんかいの状態。いわゆるね」

若「もんかいの状態。はははは(笑)」

春「朝4時過ぎぐらいにもんかいの状態なわけよ」

若「はははははは(笑)」

春「てめぇん家の前で」

若「もんかいのじょうね?」

春「もんかいのじょう。ドア一枚、板一枚入れないことに腹立ってきてさ」

若「板一枚だからか」

春「板一枚。バンバンやるのも音を立てちゃうから、バンバンやっても開けないのよ。それこそ曙さん来てわかってるしさ」

若「でも、お前のほうが強いだろう?」

春「いや、強かないよ」

若「あ、そう?」

春「曙さんのほうがそれは強いですよ。それで、何とかドアノブをどうにかできないねぇかってやってたのよ」

若「鬼瓦ってドアすり抜けられない?」

春「(笑)鬼瓦がすり抜けたとしても、ボディのほうが行けねぇからさ(笑)それは試さなかったよ」

若「ああ、ごめんごめん、瓦は行けても」

春「瓦が仮に行けたとしても、鬼がわ……スーッつって」

若「はははは(笑)」

春「行けたとしても、部屋の中の状態が見えるだけでさ」

若「意味ねーじゃねーか!お前」

春「首からがガンガンもう」

若「意味ねーじゃねーかよ!じゃあ。何の意味があんだよ!鬼瓦にじゃあ」

春「そんな怒られるとは思わなかったよ。あなたが言ったから。肩が引っかかっちゃって絶対入れないからさ」

若「はははは(笑)それ、意味ないもんね?顔だけ入る」

春「意味ないよ、そんなのは」

若「入った時に見えんの?中って」

春「入った時見えるでしょう」

若「中見たってしょうがないもんね、入れないんじゃ」

春「そうそう。それは別に朝出てきたときの部屋の状態が暗がりで見えるだけだからさ」

若「ウーンて抜ける」

春「抜けて、だけど意味ないじゃん。そんななんか甘噛みみたいなことしてもさ」

若「はははははは(笑)」

春「ガブッといきたいわけですよ。それはね。部屋入って寝たいから」

若「もんかいの城になってんだ。むつみ荘が」

春「うん(笑)」

若「不落のもんかいの城」

春「ははは(笑)いや、ホントだよ。ほいでさ、どうしようかと思ってドアノブをガチャガチャやってて、また漫画喫茶戻るか?とかなんとかっていろいろ考えてたらさ、だんだん腹が立ってくるわけですよ。なんで落としたんだ、とかね」

若「自分にも」

春「なぜワイヤーが取れてんだとか、ドアも窓も開いてねーし、なんだあのさっきのおっさんはとかいろいろ(笑)」

若「いやいや、手伝ってくれたんだろ」

春「何声かけてんだ!チキショーがとか」

若「それはよくないだろう。もうなんか恥ずかしいとかっていう感情が出て」

春「そうそうそう」

若「アパーってさ、時間巻き戻せるんじゃないの?時計がグルグルグルってなるんじゃなかった?」

春「いやいや、だとしても、また同じ一日をやんなっきゃない」

若「戻ればよかったじゃん。イビキ聞き始めぐらいの時間に」

春「それだったら鍵をなくす前に戻るよ。そこはね。戻れるなら」

若「アパーって言って戻さなかったの?時間を」

春「戻さなかったよ」

若「戻んない?アパーで時間」

春「その発想なかった。もしかしたら戻るかもしれないけども、戻したところで、また一日を繰り返さなきゃいけないという大変さのほうが、もうヤだわ」

若「お前どんなテンションで一日生きてんだよ(笑)」

春「いろいろやって、大変な一日だったわけ、その日は」

若「その日に限ってなくしちゃったんだ」

春「そうね。だから、アパーで戻すって発想はなかったけども、だんだん腹立ってきてさ、ガチャガチャって、何とかこれが」

若「手当たってたけどね、今。コンて音入ってたわ、たぶん」

春「うんうん、森脇状態になってたけどさ(笑)、ガチャガチャやってたの、ドアノブを。で、もう腹立ってきたからさ、何とか、ホントこれが開かねーかなと思って。あんまりガチャガチャガチャガチャってやるのも、大きな音が出るから、もう4時過ぎだから、5時ぐらいだからさ、でも、やってたの。何とかこう、開かねーかな。両手でさ、こうやってやってさ、ハァハァハァ(笑)」

若「(笑)イライラして」

春「腹立って、声もちょっと出てるのよ」

若「どんな感じ?」

春「オラー、クッソー、開けよコラ」

若「ちょっと待て、お前のセックスの時と一緒じゃねぇか。俺言ってねぇぞ、セックスの時の声やれって今。一緒じゃねぇーかお前がやってる時の声と」

春「いや、やってる時、開け!とは言ってないからね、別に」

若「きゃはははは(笑)いや、お前言うよ」

春「そんな、そんな難攻不落のところにいっていないから、やってる時は」

若「俺、結構あんのよ、昔彼女いた時、ネタ合わせ夜行ったら、そういう行為してる時、結構漏れてきてたよ」

春「なんてよ?」

若「開けっコラ(笑)開けっオラ!」

春「いや、がっちりガードされてるじゃん、そんなの」

若「何鍵かけてんだよ!開けっコラ(笑)」

春「鍵とも言わない、たぶん。ふふふふ(笑)。

それでね、開けクソっ!開けオラっ!やってたの。そんでさ、両手でガーッとやってさ、思いっきりよ、思いっきり、ホントによ。ホントに思いっきりガン!とやったら、ガキッ!つってさ、開いたんだよね」

若「はははははは(笑)」

春「あ、開いた!と思ってさ、中入ってさ。すぐ直したけどね、呼んで」

若「はははははは(笑)」

 

 

MCのお仕事

 

オードリーのオールナイトニッポン 2011年3月26日

 

若「私、最近、テレビ収録してまして、ホントに少ないんですけど、MCをやらせてもらうのが幾つかあったんですけど」

春「あ~なんか真ん中に座ってたねぇ、中央に」

若「「さあ、こちらの番組はですね」みたいに始めると、タレントさん全員がニヤニヤしてるんですよ。あれはなんなんですかね?春日さん」

春「へっへへへへ(笑)まあ、なんかMCやって……」

若「はははははは(笑)」

春「MCの感じ?でやってるよ、みたいな感じ、やっぱ違和感というか、ええ、それは」

若「今やってましたけど、有吉さんと劇団ひとりさんが、「さあ、続いてのテーマはですね」って俺が言ってたら、すごい目で俺を睨んでてて、2人が」

2人「はははははは(笑)」

若「「ちょっと待ってください。何ですか?」ったら、「MCなの?」みたいになって、先輩だったりするから、春日さんの援護射撃が必要なんで、ああいう時。よろしくお願いしていいですか?」

春「はぁ、どんな感じなのかね?」

若「ニヤニヤされてたり、コント的に睨む人がいて、俺がそれを言うから、その後なんか言ってよ、お前が。「ちょっとニヤニヤやめてくださいよ」の後」

春「ああ。「確かにね、初MCで不慣れですけども、ここは春日の顔に免じて」」

若「ちょっとなぁ~いつもの感じになっちゃうね。はははは(笑)」

春「どういうことよ(笑)。そこでぐっと引き締まるでしょうよ。先輩方もハッって思うんじゃない?」

若「ああ、そうですか。なるほど」

春「なるほど、見守ろう、みたいな。バックアップしよう、みたいな感じになってくると思いますよ。わかった、それをじゃあ責任もってやりますよ」

若「よろしくお願いします」

春「オッケオッケー。任せてください」

若「春日の顔に免じて」

春「「春日の顔に免じて、ここはひとつよろしくお願いします」と言いますから」

若「なるほど、わかりました。よろしくお願いします」

春「ええ。大船に乗ったつもりでいいよ」

若「また来週も報告いたしますので」

春「うん、頑張りたまえ!」

若「来週も元気にいきましょう。オードリー若林でした」

春「この後また夢でお会いしましょう。アディオス」

 

 

オードリーのオールナイトニッポン 2011年4月2日

 

若「あのぉ、慣れてくれましたか?私のMCには。もうニヤニヤしないで」

春「ああ。まあまあまあまあまあ、ごんすな。うん。アタシは、アタシだけは認めてあげようっていうところはありますよ」

若「周りが認めてくれないからな」

春「周りが認めないからね」

若「それはホントそうだぞ」

春「周りがクサイ クサイ クサイ!クサイ クサイ クサイ!ってなってますから」

若「なってるのは確かにな」

春「アタシだけは、それも全部取り入れていこうと。クサイ空気も全部体内にね、取り入れていこうと」

若「この間、TBSで番組をね、やらせてもらったんです。『ワンナイトスタディ』。僕、MCだったんすけど、台本の1ページ目をパッと開くと、出演者、MC、若林正恭しか書いてないんす。オードリーとかじゃなくて、春日の名前も書いてないんすよね。そうなんですよ。で、ゲスト誰々つって。それ見た瞬間、ちょっとプレッシャーで、半分に折っちゃいました。ページを」

春「見えないようにしたということ?」

若「見えないように」

春「はははははは(笑)」

若「はははは(笑)」

春「それで落ち着きはしたんですか?半分に折ったことによって」

若「もう見ないようにしようと思って」

春「なるほど」

若「で、番組始めたら、ノブコブの吉村がクスクス笑ってこっち見てた」

春「ははははは(笑)」

若「俺が堀北真希さんに振るたんびに、あいつクスクス、あいつだけがずっとクスクスして、あいつだけはもう、言語遊戯王の時からずっと許せないね」

春「(笑)あ、そう」

若「うん、わざとらしく挨拶に来てさ、「おざっす」とかって言うからさ」

春「ははは(笑)同期なのにね」

若「うん。許せないよ」

春「なるほど。まあ、でも、徐々に徐々にそういう感じもなくなってくるんじゃないですか。やり続けていけば」