ここで会ったが百年目

 

久米宏 ラジオなんですけど 2017年7月8日

 

久米宏「山が多い日本列島というのは、「大地」というのが、ほとんど「山」というのとほぼ同義語のようにして、「大地」というと「山」でもあったりするんですけど、不安定なところに我々は住んでいるんだということを肝に銘じておいたほうが、いざというときに、九州は今いざで、まだ雨が降っているんですけど、大地が不安定という感じは、今日お呼びするゲストとの関係も少しあるんですけど、今日、7月8日で、昨日は永さんの亡くなってちょうど1年。永さんが亡くなった時、なんかね、大地ではないんですけど、足元がちょっと不安定になる感じが僕個人的にして。

このことはこの番組で何回も言っているんですけど、もう47年前の話なんですけどね、僕は仕事がなくて、ブラブラ……今でもブラブラしているっていうことはあるんですけど(笑)」

堀井美香「ふふふふ(笑)」

久米「一応アナウンス室に出勤はしていたものの、ほとんどというか、全く仕事をしていない時期があって、その時に永さんに拾われて、今から47年前に『土曜ワイド』という番組のお手伝いをすることになって。たぶんね、それがなかったら、僕、転職してたんです。かなりの確率で。兄弟から次の職業をいろいろ、こんな仕事があるからって。

入社して3年たっていますから、それで病気ですからね、転職の可能性があったんですけど、永さんの番組に拾われて、この仕事を続けることになって、今に至っているわけなんです。

だから、言ってみれば、恩人なんですけど、恩人というぐらいの言葉で片づけるものではなくて、なんですかね。生みの親? 親分? 親方? なんて言うんですかね。だから、永さんがいなかったらここにいないんですよ。かなりの確率で。8割以上の確率で。永さんに会わなかったら、ここで君にも会っていないという、それはそれで救いなんですけどね(笑)」

堀井「ふふふふ(笑)」

 

久米「3年、入社してどうしようもなかったというのは、一種の「マイクロフォン恐怖症」というふうに、最近、僕、名づけているんですね。「マイクロフォン恐怖症」というのにかかって、どうも仕事がうまく、マイクの前で話せないという病気になって、それで体を壊しちゃったんですけど、それから47年間、ずっと仕事してるんですよ。ずっといろんな仕事をして、ラジオの仕事以外にも、テレビの仕事も多かったりしたんですけど。

つまり、永さんがいたのでこの仕事をしているわけで、たぶん永さんがいなかったら、この仕事、してないんです。だから、この仕事をしてなければ、僕、47年間仕事をした中に、もちろん楽しいことはありましたよ、いっぱい。仕事をしてりゃ、楽しいがあることは当たり前なんですけど、楽しくないこともいっぱいあったんです。あんな思いしなくて済んだという。血の滲むような、悲惨な、コンプレックスに悩まされたり」

堀井「なんであんなことを言われなきゃいけないんだ」

久米「なんであんなことを言われなきゃいけないんだ。なんであんな目で人に見られなきゃいけないんだ。なんで後ろ指を指されなきゃいけないんだ。そういうことがいっぱいあったわけ。そうすると、永さんに関する考え方もいろいろ変わってきて、47年間仕事をしてきて、僕、今、72歳なんですね、まだ。来週いっぱいぐらいまで」

堀井「(笑)今、とっても感謝してるっておっしゃってましたよね」

久米「それね、難しいんですよ」

堀井「うん、わかります」

久米「永さんがいなければこの仕事をしてなかったということになると、もし永さんがいなかったらってことをどうしても考えざるを得ないじゃないですか。人間。もし永さんがいなかったら、この仕事をしている可能性は非常に低かったとしたら、あの47年間の楽しいことも、辛いことも、いろんなことが、全部なかったんです」

堀井「ああ、そうですね」

久米「そうすると、永六輔という人に関する僕の気持ちは実に複雑なんです。あなたがいたから、今ここにいるのはわかっているけど、あなたがいなかったら、もっと素晴らしい人生が」

堀井「ふふふふ(笑)どんな人生、これ以上あるんですか、久米さん」

久米「もっと素晴らしい人生が、僕が送れたんじゃないかっていう」

堀井「不思議ですね」

久米「わりと具体的な話をすると、たぶん永さんに出会わなかったら、僕、不動産屋さんになっているんです(笑)。これ、さまざまな条件をかんがみてみると、間違いなく、僕、不動産屋さんになっています」

堀井「はい。そしたら、ちょっとこの辺、買い占めてたかもしれませんもんね」

久米「たぶんね、純金のロレックスしてますね(笑)。どっちが幸せだったんだろう」

堀井「(笑)やだなぁ、そんな久米さん」

久米「どっちがいいかわかんないんですよね。ここで会ったが百年目という言葉がよくありますけど、まさに永さんにここで会ったが百年目だったということですね。

今日、永さんのご長女がゲストでいらっしゃいます」

 

 

久米宏という人の華やかな面しか知らなかった。マイクロフォン恐怖症だった時代があったなんて知らなかった。

 

 

バラエティは気持ちが強かったらイケると思う

 

1ami9 2017年6月24日

 

西堀「この人やりやすいとかもあんの?」

菊地「私は、やりやすいっていう、そんな上からのあれはないですけど」

西堀「いたら嬉しいな、とかさ」

滝沢「居心地がいい、とかね」

西堀「単純な感情でいいんだけどさ」

菊地「陣内さんとか。私って別にオチとかつけれるような人じゃないから、誰かがいないと、ほんとにすごいスベってるし、何言ってんの?っていう感じになるんですけど、陣内さんはMCじゃなくてもすごいツッコんでくれるんです。だから、陣内さんと一緒になったら、よかったって思います。

でも、逆に春日さんとか(笑)、私、春日さん男性としてはすごいカッコいいと思うんですよ。顔とかタイプなんです。でも、2人でロケした時、地獄でした」

滝沢「ああ、そういうタイプじゃないからね、春日ってね(笑)」

菊地「2人ともボッケボケで、見たらほとんどナレーションベースになってて、ナレーションでツッコんでました」

西堀「あとさ、春日ってさ、おとなしいよね(笑)」

菊地「おとなしいんですよ!そうなんですよ」

滝沢「自分から何かを発するってあんまりないからね」

西堀「オードリーって2人ともおとなしいんだよ」

菊地「おとなしい。そうなんですよね」

 

西堀「これからマシンガンズがテレビに出るためにはどうしたらいい、なんかアドバイスくれない?」

 

菊地「顔が超イケメンなわけでもなく、凄いブサイクなわけでもないじゃないですか。それだと思います」

西堀「あ、特徴がないということね?」

菊地「特徴がないというか、いい人すぎる? 結構、今、テレビ出てる人って、めっちゃブス、みたいな感じとか」

西堀「パンチある人多いね」

菊地「パンチある人多くないですか? 太いとか。だから、もう顔は変えられない」

西堀「どういうこと? 諦めろってこと? まさかの田舎帰れ宣言?」

滝沢「あははは(笑)」

菊地「(笑)違います」

西堀「ちょっと待ってくれよ、失礼だろ、ゲストに田舎帰れって(笑)」

 

西堀「アイドル卒業するじゃない。なんでみんな女優になるのかな?」

菊地「ほんとですよね」

西堀「これ、悪口じゃなくて言っていい? たぶんほかにやることないんだと思う。だって、自分で曲作れれば歌えばいいじゃん。ほかのこともいろいろあるじゃない。でも、アイドル卒業して何にもできない、とりあえず女優になるかって、そんなことない?」

菊地「でも、一番女優っていう道が難しくないですか?」

西堀「難しいと思う」

滝沢「難しいよね。どこからどうなっていくか、よくわかんないね」

菊地「バラエティは気持ちが強かったらイケると思う(笑)」

 

西堀「きれいとかカッコいいが行き過ぎるとリアリティがないからなんにも思わないね。人間じゃないみたい」

 

菊地「一番この人凄いなと思った女優さんは誰ですか?」

西堀「そんなに会ったことないけど、やっぱ小池(栄子)さんは凄かったよ」

滝沢「それは演技でってこと?」

西堀「人としての迫力があるね。積んでるエンジンが違う感じするよね」

滝沢「そのぐらいのエンジンがないとこの仕事は続けられないのかな? それとも、やってるうちにそのエンジンになるのかな?」

菊地「自分で感じてて、この子、結構気持ち弱そうだなって思う子って、大体バラエティあんま出なくなって、自分的にイヤだってなって女優さんにいったりとかしてるなってすごい思います」

 

西堀「亜美ちゃん、めちゃめちゃ気強いでしょ?」

菊地「私、気強いって自分で思ってなかったんですけど、分析、この間したんです。友達同士で。そうしたら、人に対しては気強くないらしいんです。ガッと言ったりとかはないんですけど、仕事に対しては、たぶんめっちゃ気強いよって言われて。自分で自覚なかったんですけど」

西堀「結構割って入るもんね」

菊地「(笑)そうですね」

西堀「なんかさ、流れじゃない時もグッと肩入れる時、すごいね」

菊地「それで失敗する時が結構あったんですけど、最近ちょっと抑えてます」

 

滝沢「落ち込む?」

菊地「めちゃくちゃ落ち込みますよ」

 

西堀「落ち込んで、もうダメだと思っても次の仕事が来るわけじゃない。そこまでどう立て直すの?」

菊地「入る直前までずっと落ち込んでるんです、私。めちゃくちゃ長いんです。ワーッてなるけど、頑張らなきゃいけない!と思って、その繰り返しだったんですよね」

 

滝沢「そんなもんへっちゃらになれる薬みたいのとかあったらさ、何千万出しても買うよね」

菊地「いまだに私、結構落ち込みますもん」

西堀「今、1個ぐらいスベったって、まあーと思って次行くでしょう。毎回、毎回泣いてるわけじゃないじゃん、もう」

菊地「確かにそうですね」

西堀「それは出てくと変わってくるの?」

菊地「何回もそういう場に遭うと、周りの芸人さんに頼るっていうずるいやり方になるんだと思う(笑)」

西堀・滝沢「あー」

滝沢「それは一つの方法論だね。自分でオチつけようと思わずに」

菊地「あと、たぶん知ってくださっているから関係性でやってくれるじゃないですか、芸人さんが」

西堀「そこまでが結構ガッツが要る。知られるというか、パーソナルな部分をわかってもらうまでが大変だっていうこと」

菊地「だから、いまだに前室とかめっちゃ喋りかけに行きますもん。芸人さんとかに」

西堀「はあ」

菊地「松本さんとかに話しかけてる人いないんですよ、女性タレントさんで。だから、あえて話しかけに行って、お前と俺、そういう仲ちゃうやん、言われたんですけど、それでも、別にたぶんめちゃめちゃ好かれてもないから、もういいやと思って、隣とか座ったりします」

 

西堀「すごい社交的なイメージあったの、俺。でもさ、そうでもないよね?」

菊地「そうでもないかもしれないです」

西堀「北海道会行った時さ、みんなワーッと盛り上がってる時にボーッと突っ立ってる時あるよね?」

菊地「ははは(笑)そうですね」

西堀「どこにも混ざらずに立ってる時がある」

菊地「そうなんですよ。北海道会行った時は、結構アーティストさんとかモデルさんとかいるじゃないですか。だから、どうしよう、どうしようとなって、最終的に私、芸人さんの輪に1人で入ってましたもん」

西堀「でね、俺ね、その時ね、実名とか出さないけど、すごい好感があったのが、ああいう時ってさ、女性の人ってさ、やっぱり、考えてるわけじゃないけどさ、ちゃんとそういうとこに集まるわけ。なんて言うの?」

滝沢「わかる、わかる」

菊地「めっちゃわかりますそれ~!」

西堀「わかるでしょ? ちゃんとやっぱりさ、力のバロメーターってあるじゃない。そうすると、何となくね、そういう女性って鼻利くんだよね。でもね、その時、亜美ちゃんがね、全然しないわけ。ボーッと突っ立ってたりさ」

菊地「ははは(笑)」

西堀「むしろ輪に入れない、みたいの見て、あ、この人、俺が思ってるよりいい人なんだなと思った」

菊地「ほんとですか?(笑)」

西堀「したたかなイメージあったから」

菊地「遠山さんといましたよ、ずっと。グランジの」

西堀「そうそうそうそう(笑)でも、ああいう時の女の人のさ、すごくない?」

菊地「私も思いました。サッと察知するんですね」

西堀「もちろん偉い人いたよ。極楽の加藤さんとかさ、大泉洋さんとかいるじゃない。したらやっぱりさ、サッと行くよね」

菊地「ちゃんとご挨拶とかはしなきゃいけないと思うんですけど、行き方が凄いなって思った」

滝沢「へえ」

西堀「いや、すごい。あの女性の(笑)。思った?やっぱ」

菊地「私も、ほんとそれ凄いなと思いましたね」

 

 

もうヤメテー!

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年7月1日

 

春「あの~この間ね、うちの姪っ子のね」

若「うふっ(笑)」

春「上の、小学1年、新1年生です。4月に小学生になった姪っ子の学校でね、小学校でね、学校公開っていう日があってさ、授業参観じゃないのよ。我々の頃もあったのかなぁ。私、経験ないけど、学校全体が親御さんとかが見に来ていい日、みたいな」

若「はあ、記憶にないな」

春「だから、普通に1年生から6年生まで授業をしてるんですけど、それを見れるのよ。たぶん自分とこの子じゃなくても、例えば6年生の授業見に行ったりとかさ、体育館行ったりとかさ、自由にいろいろ見て回れるみたいな日があってね、家族全員で行ったんですよ。フフフ(笑)そんなのうちだけだったわ。大体、親。両親。うちは、じいさんとばあさんと、おじさんまで行ってるからね。フフフ(笑)」

若「おじさんが来ないもんね」

春「おじさんは来ないじゃん。自分が小学校の時に、授業参観でおじさん来てる人いなかったもん(笑)」

若「見たことないね」

春「でも、いいって書いてあったから」

若「学校公開おじさんね?」

2人「ははははは(笑)」

春「いろんな学校公開見に行くっていうね。たぶん関係者じゃないと入れないんだけど」

若「それはそうでしょう」

春「一応受付みたいのがあってさ。校舎の入り口のところ、玄関のとこで、バーッとみんなで書いて。うちだけよ、家族の名前が多いのが(笑)。春日家。で、行ったの」

 

若「お前さ、その時、どんな格好で行くの?やっぱちゃんと正装?」

春「いやいや、今と同じような格好。普通の」

若「あのいつもの怪しい格好?フード被って、帽子とかマスクして」

春「まあまあ、でもマスクして。あんま怪しすぎると、本当不審者みたいになるから」

若「お前、あの格好ヤバい。十分ヤバいよ、今の。駅で」

春「まあ、そうね」

若「爆弾魔みたいな格好」

春「(笑)さすがにそれはうちの妹から言われてて、さすがにあれは小学校の中だと怪しすぎるからつって。わかったつって」

若「ああ、それは、妹さん……お前の親族でしっかりしてるの妹さんだけだもんな」

春「(笑)いや、そんなことはないわ!」

若「そんなことはあるわ!」

春「いや、どういうことなんだよ、何のツッコミだ今の?」

若「ボケたから」

春「ボケてないよ!一つも!(笑)何、うちの春日家全体が危ないやつばっかりだ、みたいなこと言われて」

若「いや、危ないわ十分!」

春「危なくないわ、そんなもん」

若「妹さんだけなんだよな、まともなのは」

春「そんなことない。うちの両親だってちゃんとしてるよ、それは」

若「ふふふ(笑)」

 

春「マスクつけてるぐらいの感じよ。いろんなご両親とか、廊下にバーッといるわけさ。その中で私も混じって見ててさ、廊下のところに絵とかが張り出したり」

若「ああ、小学校だからね」

春「遠足行った、みたいな。下に先生のさ「楽しかったですね」みたいな。「元気いっぱいでしたね」みたいに書いてあるわけよ。そういうの見てちょっと泣きそうになったりとかしてさ」

2人「ふふふ(笑)」

若「それさ、前から聴きたかったんだけど、俺は姪っ子とか甥っ子いないからさ。何となくはわかるじゃん、サトミツんちの子どもが成長してるとか」

春「はいはいはいはい」

若「どういう感じなの?「よく頑張りましたね」っていうのを見て泣きそうになる」

春「成長だよね、単純にね」

若「何が感動するの?」

春「やっぱ赤子の頃から見てるわけだから、7年ぐらいかしかたってないけど、確実に人として成長していってるわけですよ。歩んでるわけ、一日一日」

若「でも、俺が中州で一人でキャバクラ行く話聞いて泣かないわけじゃん」

春「当たり前だよ!おじさんが夜遊びした話でなんで泣けるのよ。成長したな、なんつっていって(笑)」

若「ただ、お前は知ってるだろう?俺が一人でキャバクラ行くようなタイプじゃなかったこと」

春「まあま、そうだね」

若「それで中州まで電車で出てだよ、一人でキャバクラ行って、10人のキャバクラ嬢に囲まれてんだよ、俺。泣けてこないか?(笑)」

春「どの部分で泣けるんだよ!」

2人「はははは(笑)」

春「ヤバいだろ!そんな話で泣いてたら」

若「別の子のを見ても泣けるぐらい感動する」

春「うんうん。そこも物語、親御さんが大事に育てて、ここまでいったんだなと」

若「何となくはわかるけどね」

春「出来るようになることが一個一個ふえていくとさ、やっぱちょっと感動するわけですよ」

若「はいはいはい」

春「名前とかも書いてあるわけよ。きれいにというか、書けるように。自分の名前。ひらがなだけど。そういうの見るとさ、ああ、成長したなっつってグッときたりするわけさ」

若「はいはいはいはい」

 

春「(姪っ子は)春日を見てて、目は合うんだけど、普段家だったらね、実家帰ったら、部屋の奥のほうにいても玄関まで駆け出してくるような感じよ。やんちゃというかね。元気があるというか、迎えてくれるような感じよ。こっちをチラッと気にしつつも授業を受けて、手とかも挙げてんのよ。それ見て、ほんと、グスンてなってきて」

若「泣いてんじゃねーか!号泣じゃん、それ」

春「いや、あれさ~、ほかの親御さんとか全然普通に見てるんだけどさ、よくあれグッとこないなと思うんだよね」

若「それってさ、春日が子ども生まれたとして、春日の子が小学校1年生、学校公開みたいに、自分の子でもそうなんのかな、春日って」

春「どうなんだろうねぇ」

若「毎日会ってるでしょ?ご家族は」

春「そう。毎日会ってるから、たぶんないのかもしれないね」

若「毎日、ウッウッてなっちゃうもんね、そしたら」

春「ハハハハ(笑)そうだね」

若「姪っ子だからっていうのあんのかな?」

春「たまにしか会わないからってあるんじゃない?」

若「だって、来年子ども生んだとしてもだよ、春日が。来年はあり得ないか、2年後、最短ぐらいであったとして」

春「40ぐらい?」

若「お前が学校公開見に行くのは47とか?」

春「(笑)そうだね」

若「したら下の歯なくてさ」

春「なんで(笑)」

若「泣くのかな、やっぱり」

春「下の歯はあると思うけどね。ひふみんに近づかないです」

若「そう考えたら、俺たちの親はさ、俺たちが徒競走とかで一等になったりしてよく泣いてないよな?」

春「ほんだよ。泣けよ!っていう話だよね」

若「ははは(笑)」

春「なんで泣いてねーんだよ!って。だから、それはあるんじゃない?接する時間?毎日。たまに家とか行っても怒ったりしてるわけよ。もちろんね、親だからさ、妹とかがさ」

若「ゴリゴリ怒るっていうもんね」

春「うん」

若「お母さんは特に」

春「そうね。それ見て、まあまあまあ、ちゃんと躾けなんだなって思うけど、うちの父親?じいさんとかが怒ったりしてるのを見ると」

若「はいはい、姪っ子に」

春「そう。それ、なんかちょっとムカツクんだよね」

若「俺も!」

春「(笑)怒るなよつって。可愛がれ、孫なんだから。親が怒るのはいいつって。きつく当たるなって」

若「きつく当たるなよなぁ」

春「それ、どういう……(笑)うちの父親に」

若「お前に共感してんのよ」

春「そういう状況に共感してんじゃなくて、うちの父親に同じように怒ってるってこと?」

若「春日が怒ってるから、共感してんのよ。ほんとそうだなって。可愛い可愛い姪っ子をさ」

春「可愛い孫なんだから、ちょっとやっぱり、私と同じぐらいの立場。おじさんとじいさんて」

若「わかるわかる。もっとだよね、なんなら。孫だから」

春「同じ距離。私は絶対怒れない。怒れない、可愛くて」

若「可愛い可愛い」

春「それを結構、一緒に住んでるからってあるんだろうけど、じいさんがさ、結構な感じでさ「ダメだって言ったろう!」みたいな怒るのよ。それ見て、お前が怒るな」

若「お前が怒るなよな」

春「この野郎、クソジジイが」

若「コノヤロウ、お前が人のこと言える奴か、てめぇコラッ!」

春「(笑)」

若「おめぇはどうなんだコノヤロウ!てめぇの人生振り返ってみろ!」

春「ヤメロー!」

若「どっちなんだよ!」

春「もうヤメテー!(横山弁護士w)」

若「情緒不安定じゃん、お前それ」

春「若林さんが言うのはちょっと違うのよ。うちの父親をそうやって」

若「共感してんのよ」

春「いや、強いのよ」

若「可愛い姪っ子じゃん、だって」

春「そうなってくると、若林さんとうちの父親の距離感がおかしいから。私と同じ距離感で怒りをぶつけるなよ」

若「気持ちがわかるからさ」

春「共感してるわけね?」

若「お前が可愛がってきた話、ずっと聞いてるから、そんなゴルフのカートで国道出ちゃうようなおめぇが、人のこと怒れるタイプか!てめぇがカート運転できるようになってから言えコラァ!」

春「もうヤメテー!(横山弁護士w)」

若「どっちなんだよ!情緒不安定だよ、お前それ」

春「そんなに言ってくれるなよ!(笑)そこまで言われちゃったらうちのジジイ側についちゃうよ、私も」

若「難しいなぁ、ラジオって」

春「そんなに言われると」

若「どうやってやればいいんだ。ほかの人のラジオ聴いてみよう。どうすればいいんだろう、こういう時」

春「こんなことやってないよ、たぶん!ほかの人のラジオは(笑)」

若「はははは(笑)」

春「ちゃんとしてると思うよ、もうちょっと」

若「ふはははは(笑)」

春「いつまでもこんなことばっかりやっててさ」

若「はははは(笑)」

 

春「何だっけ?そうそうそう、何だっけ?何の話だっけ?怒ったりとか」

若「カートを国道に」

春「いや、違う違う違う!カートで国道へ出てワー!じゃないんだよ」w

 

 

過渡期

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年7月1日

 

若「ハードコアなリトルトゥースとかに、ゴルフなんか始めやがって!みたいな感じで言われるかなと思ったら、全くそういうメールもきてないですね」

春「あ、そう」

若「別にもういないのかね?ゴルフがそういうイメージ。昔だったらちょっとあったけど」

春「もうないんじゃない?」

若「バブルの時代かね?」

春「じゃない?結構多いしね」

若「あー、やってる人がね」

春「年齢的にももうおかしくないんだよ、たぶん」

若「やってることがね。俺たちがね」

春「ぶってるとかじゃないんだよ。もう38だし」

 

若「ゴルフの」

春「何もなかったと。おたよりが」

若「そうそうそうそう」

春「ゴルフ始めやがって、みたいな」

若「全然なかったすね。もっとあるかなと思ったんすけどね」

春「若林さんのキャラクター的にね、ちょっと意外だというところも、まあ、あるっちゃあるけど」

若「言われなかったです、何も。結構まちでも声かけられたりしてて、影響力凄いなと思ったんすけど、ただ、自分たちが若い時に、おじさんになっても絶対やんないなって思ってたことって全部やるね」

春「フッ(笑)やるね」

若「ゴルフもそうだし」

春「ゴルフもそうだし、フィリピンパブもそうだしさ、やるよね~」

若「結局、盆栽とかもやるんだろうな」

春「やると思うね」

若「なんか年齢にハマるってことがあるんだろうね」

春「演歌とかもたぶん好きになってくんじゃない?いいな、いいなって急にしみる時が来るんだよ」

若「俺はもう、だって本当に中島みゆきさんとか、すごい聴いてるもんね」

春「まあまあ聴きやすい。フォークソングみたいなやつとか?」

若「あれってさ、この間ふと思ったんだけど、ハロウィンをバカにするのは、ハロウィンの仮装に参加するぐらいの年齢の子が深夜ラジオで言うしか無理だよな」

春「あー」

若「だって、俺らもうアラフォーでハロウィンの仮装して参加してたら、よっぽどイタイおじさんだと思うのよ。俺と同い年で仮装して渋谷歩いてるおじさんて、俺、マジでほんとちょっとイタイと思うのね」

春「へへへ(笑)まあま、そうだろうね」

若「だから、25ぐらいの、それこそCreepy Nutsみたいな2人が、ハロウィンてああだよねって。大体参加する年じゃん、若いから。全然いいと思うんだけど」

春「いいと思う」

若「アラフォーがハロウィンのこと言うって、変だもんな」

春「そうだね」

若「お前ら別に、おじさんターゲットに入ってないからって若い人は思うじゃん、絶対」

春「入ってないし、単純に新しいことに理解がない人っていう」

2人「はははは(笑)」

春「ほんとベタに「最近の若者は」っていう喋りだしと同じぐらいだよね、それはね」

若「そうそう。理解なくていいじゃん、若い人の文化って、おじさんとかは」

春「そうだね」

若「「サプライズってどう思う?」みたいなことをバラエティで聞かれても困らない?」

春「うん、まあ、そうだね」

若「あと、若者言葉。「若者言葉、どう思う?」って聞かれてもさ、ターゲットにこっちは入ってないんだから」

春「そうだね。けしからん!て言うのも違うしね」

2人「はははは(笑)」

春「それはもう。もっとジジイになったら面白いかもしんないけどね。ほんとに見た目がジジイだったら。中途半端、だから今ぐらいって。40ぐらいって」

若「それはね、すげぇ思う」

春「どっちでもないからね。若くもないし、ジジイでもないし」

若「それはね凄い思うんだよね。過渡期が一番辛いじゃん。俺はダ・ヴィンチのエッセイでも、ずっとルサンチマンていうか、怨念で書けるの。書くことずっと毎月あるんだけど、パタっと書けなくなって、ほんと生意気だよね。半年休載したことがあるんだよ」

春「生意気だね~」

若「はははは(笑)」

春「絞り出せ!(笑)」

若「ほんとに書けなくなっちゃって」

春「大作家みたい」

若「その一球しか持ってないから、球種を」

春「なるほどね」

若「怨念とか、あれがおかしかった、あれが根に持っているっていうこと。それがなくなっちゃうと、筆を折ったのよ、俺は一回」

2人「はははは(笑)」

若「そうそう。それで、書けなくなっちゃってから半年休んで、あとはなんてことない話。ほんとにマッサージ行って、マッサージ師がこうだったみたいな、『もものかんづめ』的な、さくらももこ先生の(笑)」

春「ほのぼのエッセイね」

若「さくらももこ先生に悪いけど、すばらしいけどね、あのエッセイは」

春「スタイルが変わったということね(笑)」

若「そうそうそうそう」

春「作家としての(笑)」

若「蕎麦食いに行って、とかになってきたのよ」

春「まあ、でも、いいんじゃない。年相応っていうか、無理できないもんね」

若「それで「あっち側に行っちゃったのね」みたいな言い方するリトルトゥースの言葉は全く俺に届いてないからなっていうのは今日言っときたい」

春「ハハハ(笑)残念です、と」

若「何ら俺の行動に変化を与えないからなっていうのは言っときたいなと思ってんのよ」

春「うんうん、うんうん」

2人「ふふふふ(笑)」

若「過渡期、辛いよ。グラデーションで入ってく時の」

春「まあ、そうだね」

 

 

かき氷

 

学生HEROES! 2017年7月5日

 

能町「大統領は夏だと何かありますか?シメに食べたいもの」

大統領「何だろう?夏。季節のものって食べます?」

能町「シメじゃないですけど、毎夏、絶対かき氷食べようと思ってます」

大統領「ああ、それは、はい」

能町「いいやつ」

大統領「こういうでっかいふわっとしたやつ」

能町「ちょっと流行ってるような、ちょっと高い」

大統領「はいはいはいはい。かき氷、私も結構好きですけど」

能町「へー」

大統領「季節関係なく。冬とかも」

能町「へー」

大統領「逆に冬のほうが空いてたりするじゃないですか」

能町「でも、あんまりないですね、店が」

大統領「普通にかき氷だけ食べに秩父に行ったりしますもん」

能町「えーっ!?」笑「かき氷マニアだったんですか?そんなに」

大統領「そんないろんなところ食べ歩かないですけど、秩父阿左美冷蔵ね」

能町「有名なんですか?」

大統領「有名です、有名です」

能町「ずごい意外でした。食のために出かけたりする人だと思ってなかったです」笑

大統領「ピンポイントで食じゃないですけど、そこだけに行って、かき氷だけ食べて帰るってことじゃないですけど」

能町「デートですか?」

大統領「それは、狙ってる女とこの間行きましたね。レッドアローに乗って、かき氷食べて、芝桜見て帰ってきましたよ」笑

能町「幸せなデートしてますね」

大統領「でも、秩父は結構ゴルフ行ったりもするんでね。大体ゴルフ場が近くにあるんで。私、ゴルフ行く時は大体父親としか行かないんで。父親と2人でかき氷食べて」笑「女子たちがキャッキャキャッキャ写真上げるんですよね」

能町「おじさんとおじいさんが笑」

大統領「おじさんとおじいさんがシロップのかけ合いっていうか。ちょっとくれよ、なんつて言って」w

 

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ピンポイントで食じゃないですけど

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父親と2人でかき氷食べてw

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おじさんとおじいさんがシロップのかけ合いw

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7年前にロケで行った所に今も行っている春日。ロケを無駄にしない男。最大限ロケを楽しむ男。あっぱれw