1ami9 2017年6月24日
西堀「この人やりやすいとかもあんの?」
菊地「私は、やりやすいっていう、そんな上からのあれはないですけど」
西堀「いたら嬉しいな、とかさ」
滝沢「居心地がいい、とかね」
西堀「単純な感情でいいんだけどさ」
菊地「陣内さんとか。私って別にオチとかつけれるような人じゃないから、誰かがいないと、ほんとにすごいスベってるし、何言ってんの?っていう感じになるんですけど、陣内さんはMCじゃなくてもすごいツッコんでくれるんです。だから、陣内さんと一緒になったら、よかったって思います。
でも、逆に春日さんとか(笑)、私、春日さん男性としてはすごいカッコいいと思うんですよ。顔とかタイプなんです。でも、2人でロケした時、地獄でした」
滝沢「ああ、そういうタイプじゃないからね、春日ってね(笑)」
菊地「2人ともボッケボケで、見たらほとんどナレーションベースになってて、ナレーションでツッコんでました」
西堀「あとさ、春日ってさ、おとなしいよね(笑)」
菊地「おとなしいんですよ!そうなんですよ」
滝沢「自分から何かを発するってあんまりないからね」
西堀「オードリーって2人ともおとなしいんだよ」
菊地「おとなしい。そうなんですよね」
西堀「これからマシンガンズがテレビに出るためにはどうしたらいい、なんかアドバイスくれない?」
菊地「顔が超イケメンなわけでもなく、凄いブサイクなわけでもないじゃないですか。それだと思います」
西堀「あ、特徴がないということね?」
菊地「特徴がないというか、いい人すぎる? 結構、今、テレビ出てる人って、めっちゃブス、みたいな感じとか」
西堀「パンチある人多いね」
菊地「パンチある人多くないですか? 太いとか。だから、もう顔は変えられない」
西堀「どういうこと? 諦めろってこと? まさかの田舎帰れ宣言?」
滝沢「あははは(笑)」
菊地「(笑)違います」
西堀「ちょっと待ってくれよ、失礼だろ、ゲストに田舎帰れって(笑)」
西堀「アイドル卒業するじゃない。なんでみんな女優になるのかな?」
菊地「ほんとですよね」
西堀「これ、悪口じゃなくて言っていい? たぶんほかにやることないんだと思う。だって、自分で曲作れれば歌えばいいじゃん。ほかのこともいろいろあるじゃない。でも、アイドル卒業して何にもできない、とりあえず女優になるかって、そんなことない?」
菊地「でも、一番女優っていう道が難しくないですか?」
西堀「難しいと思う」
滝沢「難しいよね。どこからどうなっていくか、よくわかんないね」
菊地「バラエティは気持ちが強かったらイケると思う(笑)」
西堀「きれいとかカッコいいが行き過ぎるとリアリティがないからなんにも思わないね。人間じゃないみたい」
菊地「一番この人凄いなと思った女優さんは誰ですか?」
西堀「そんなに会ったことないけど、やっぱ小池(栄子)さんは凄かったよ」
滝沢「それは演技でってこと?」
西堀「人としての迫力があるね。積んでるエンジンが違う感じするよね」
滝沢「そのぐらいのエンジンがないとこの仕事は続けられないのかな? それとも、やってるうちにそのエンジンになるのかな?」
菊地「自分で感じてて、この子、結構気持ち弱そうだなって思う子って、大体バラエティあんま出なくなって、自分的にイヤだってなって女優さんにいったりとかしてるなってすごい思います」
西堀「亜美ちゃん、めちゃめちゃ気強いでしょ?」
菊地「私、気強いって自分で思ってなかったんですけど、分析、この間したんです。友達同士で。そうしたら、人に対しては気強くないらしいんです。ガッと言ったりとかはないんですけど、仕事に対しては、たぶんめっちゃ気強いよって言われて。自分で自覚なかったんですけど」
西堀「結構割って入るもんね」
菊地「(笑)そうですね」
西堀「なんかさ、流れじゃない時もグッと肩入れる時、すごいね」
菊地「それで失敗する時が結構あったんですけど、最近ちょっと抑えてます」
滝沢「落ち込む?」
菊地「めちゃくちゃ落ち込みますよ」
西堀「落ち込んで、もうダメだと思っても次の仕事が来るわけじゃない。そこまでどう立て直すの?」
菊地「入る直前までずっと落ち込んでるんです、私。めちゃくちゃ長いんです。ワーッてなるけど、頑張らなきゃいけない!と思って、その繰り返しだったんですよね」
滝沢「そんなもんへっちゃらになれる薬みたいのとかあったらさ、何千万出しても買うよね」
菊地「いまだに私、結構落ち込みますもん」
西堀「今、1個ぐらいスベったって、まあーと思って次行くでしょう。毎回、毎回泣いてるわけじゃないじゃん、もう」
菊地「確かにそうですね」
西堀「それは出てくと変わってくるの?」
菊地「何回もそういう場に遭うと、周りの芸人さんに頼るっていうずるいやり方になるんだと思う(笑)」
西堀・滝沢「あー」
滝沢「それは一つの方法論だね。自分でオチつけようと思わずに」
菊地「あと、たぶん知ってくださっているから関係性でやってくれるじゃないですか、芸人さんが」
西堀「そこまでが結構ガッツが要る。知られるというか、パーソナルな部分をわかってもらうまでが大変だっていうこと」
菊地「だから、いまだに前室とかめっちゃ喋りかけに行きますもん。芸人さんとかに」
西堀「はあ」
菊地「松本さんとかに話しかけてる人いないんですよ、女性タレントさんで。だから、あえて話しかけに行って、お前と俺、そういう仲ちゃうやん、言われたんですけど、それでも、別にたぶんめちゃめちゃ好かれてもないから、もういいやと思って、隣とか座ったりします」
西堀「すごい社交的なイメージあったの、俺。でもさ、そうでもないよね?」
菊地「そうでもないかもしれないです」
西堀「北海道会行った時さ、みんなワーッと盛り上がってる時にボーッと突っ立ってる時あるよね?」
菊地「ははは(笑)そうですね」
西堀「どこにも混ざらずに立ってる時がある」
菊地「そうなんですよ。北海道会行った時は、結構アーティストさんとかモデルさんとかいるじゃないですか。だから、どうしよう、どうしようとなって、最終的に私、芸人さんの輪に1人で入ってましたもん」
西堀「でね、俺ね、その時ね、実名とか出さないけど、すごい好感があったのが、ああいう時ってさ、女性の人ってさ、やっぱり、考えてるわけじゃないけどさ、ちゃんとそういうとこに集まるわけ。なんて言うの?」
滝沢「わかる、わかる」
菊地「めっちゃわかりますそれ~!」
西堀「わかるでしょ? ちゃんとやっぱりさ、力のバロメーターってあるじゃない。そうすると、何となくね、そういう女性って鼻利くんだよね。でもね、その時、亜美ちゃんがね、全然しないわけ。ボーッと突っ立ってたりさ」
菊地「ははは(笑)」
西堀「むしろ輪に入れない、みたいの見て、あ、この人、俺が思ってるよりいい人なんだなと思った」
菊地「ほんとですか?(笑)」
西堀「したたかなイメージあったから」
菊地「遠山さんといましたよ、ずっと。グランジの」
西堀「そうそうそうそう(笑)でも、ああいう時の女の人のさ、すごくない?」
菊地「私も思いました。サッと察知するんですね」
西堀「もちろん偉い人いたよ。極楽の加藤さんとかさ、大泉洋さんとかいるじゃない。したらやっぱりさ、サッと行くよね」
菊地「ちゃんとご挨拶とかはしなきゃいけないと思うんですけど、行き方が凄いなって思った」
滝沢「へえ」
西堀「いや、すごい。あの女性の(笑)。思った?やっぱ」
菊地「私も、ほんとそれ凄いなと思いましたね」