みんな大好き草薙くん

 

アルコ&ピースD.C.GARAGE 2019年5月14日

 

平子:みんな大好き、宮下草薙の草薙の話なんだけどさ。

酒井:みんな大好きだな、草薙は。

平子:太田プロの後輩なんですけど。草薙はさ、酒井会でも一緒に飲んだりすることあるんでしょ?

酒井:2回ぐらい飲んだことあるかな。

平井:俺も何人かで遊んだり飲んだりしたことがあって、2人では飲んだことなかったの。で、俺、近所に行ったことない焼きとり屋があって、ここ、絶対旨ぇんだろうなぁっていう。ちょっと辺鄙なとこにあんのよ。駅前でも何でもなく。そこにちょっと気になるところがあって、俺、たまあに焼きとり、1人で食ったり、駅前行くと四文屋とかでさ、それこそチャンサカチャージ法じゃないけど、四文屋で食って、金宮飲みながら格闘技のKOシーン観るのが俺のチャージ法だから。

酒井:最高だね。

平井:時々、小説挟んで、周りにぶっかますっていうのね。

酒井:チャージってますね。チャージ差し上げます。

平井:周りもチャージされます。ハハハハ みんなのパワーが上がっていく。1人でやるんだけど、今回もちょっと1人で行ってみようかなぁと思ったんだけど、そういえば最近草薙と飲んだりしてるし、あいつ空いてたら、家も近いし、来れるかなぁと思って。

酒井:めちゃくちゃいいっすね。

平井:連絡とったら、「大丈夫です、行きます」つって返事きて、じゃあ、ちょっと待ち合わせて、「ここ来てね」って約束して一緒に行って。初めて2人で飲むんだけどさ、窺い知れないじゃん、本当のテンションだったりなんだったりは。みんなで飲んでる時は、みんなにも話を合わせるしね、ちょっとおとなしいところもあるから、あんまり草薙の詳細、生態というのはわからずにいたんだけど。

酒井:確かに。

平井:そこ入って。したらね、箸置きがピーナツだったのよ。アタリの店じゃん。

酒井:うん。ほんもん?

平井:ほんもん、ほんもん。ガチピーナッツ。

酒井:なるほど、アタリだ。

平井:はい、当たったと思って、これはおいしく食えばいいなと思って。

酒井:あ、いいな。

平井:してさ、草薙と飲みながらいろいろしゃべってたらさ、まあ、あいつの飲み方が、粋で粋でしょうがないのよ。

酒井:粋で?

平井:粋なのよ。普通、先輩と初めて2人っきりで飲む時なんて、ちょっとテンションかかった感じでさ、一緒に共演した奴の悪口言ったり、くだらないゴシップの話、お土産半分で持ってきた感じで、ちょっと頑張っちゃったりするじゃんか。草薙は、そこに出てくる登場人物みんなへの感謝しか語らない。

酒井:ハッハッハッハッ ああ。

平子:まず、相方への感謝。

酒井:へえ。宮下。

平子:バラエティなんかで一緒に出てて、こいつ、ああだこうだ言っているけど、あれはあれで本音としてもちろんあるんだろうけど、ベースには感謝があって、「感謝してるんです、相方には」つって。俺はやっぱりゴシップ関連でわちゃわちゃしながら飲むのをイメージしてたからさ、うわあと思って。その感謝を語る草薙の顔見て、口元見て、グッて飲むハイボールの旨さ。初めての体験で。

で、「酒井さんにもすごく感謝してるんです」って。

酒井:えっ? 言ってくれてたの。

平子:もともと飲み会なんだってあんまり先輩から誘われづらかった自分のこと誘ってくれて、みんなで楽しく飲ませてくれて、酒井さんにほんと感謝です。優しくしてくれますって言って。

酒井:いい奴だな、あいつ。なんていい奴なんだろう。

平子:俺、それで串食って、皮クッて入れて、グッてレモンサワー飲んで、うんまって感謝のレモンサワー。うまっ。

酒井:いいね。あいついい奴だな、ほんと。

平子:そしたらさ、あいつが話しづらそうに俺に聞いてくんの。「平子さん、ちょっと質問とかっていいですか」「おお、いいよ、何?」

酒井:(笑)死ぬん?あいつ。

平子:ハハハハ いやいや、あいつ、ホントに張らないから、こっちが聞こうって、草薙の言ってること一言も聞き漏らすまいっていう体勢をこっちが作っちゃう。自然と。

酒井:興味を持っちゃう。

平子:そう。「ちょっと質問したいことがあるんですけどいいですか?」「おお、いいよ、何?何?」「あの、2012年のTHE MANZAIの決勝のネタについて詳しく聞きたいんですけど」「んだよ、聞くんかい?」

酒井:ハハハハ ちゃんとネタの話?

平子:「あのネタを決勝にぶつけようって思ったのっていつからなんですか?」「詳細に聞くね。まだ先がある聞き方だね」って。

酒井:そうね。一歩目っていう感じの聞き方だね。

平子:そう。こうこうこうで、土田さんがたまたまネタ見る機会があって、「おもしれぇじゃん、あれ残しといたほうがいいよ」とかね。

酒井:ああ、そうだ、そうだ、そうだ。あったね。

平子:ソニーのキャプテン渡辺も同じようなこと言って、何人かが言ってくれて、準決勝ぐらいまで残してたんだという話をね、なんてことない話よ。いったら。したら、目輝かせて「へえーそんな経緯があったんですね」って。自分だけが今その話を聞ける特権に、光栄です、みたいなテンションで聞いてくれんのよ。なんだこいつと思って、めちゃくちゃ気持ちいい。

で、「決勝戦で2本目、パイロットのやったじゃないですか」。でも、どんずべったやつね。「あれ、僕大好きでゲラゲラ笑っちゃって、僕すごい好きなんですよ」。ガバガバ空いてさ、酒。俺のペースにあいつも合わせるの。俺がグーッと飲んだら、あいつもグーッと空けるの。「次何?草薙」つって「僕、レモンサワーいただきます」「おねえさん、同じの2つお願いします」つって。気分いいのよ。2012年の今聞いてくれる若手っていないじゃん。

酒井:まあ、確かにね。ほんとだわ。

平子:若いリスナー、知らないっていう人いるかもしんないけど、12年以降生まれだよっていうリスナーもいるかもしれないですけど、2012年、伝説的に語られるけど、俺らたちにとってはちょっと恥かいちゃったなという話なんだけど。

酒井:別にそんなんじゃないですよ。いまだに言うんだから、これ。

平子:漫才のコンテストものの決勝に残って、流れで3位になりましたっていう。

酒井:票も入ったんですよね。

平子:えっと、1本目が、審査員の全票入ったんだっけ。あれ、入ったんだっけ、あれは。

酒井:入りました。大丈夫です。

平子:えっ、それ以降ってあったんだっけ、審査員の全票入ったのって。

酒井:いや、たぶん史上初だし、ほかにもなかった。

平子:えっ、後にも先にもそれだけってこと?

酒井:はい。

平子:だったっけ?

酒井:誰に聞いてんすか?

平子:1回見て。

酒井:いつまでこれ引きずってんの。

平子:ハハハハ

酒井:平成に置いてきましょうよ!

平子:ハハハハ 千鳥なんかと争ったね。

酒井:ああ、そうだ。

平子:あの時よね。千鳥いて、ハマカーンがいて、千鳥いてという感じで。

酒井:そうですね。

平子:1本目の審査員票は、俺らが、ということは1位になるのか。

酒井:そうですね。その時は。

平子:えっ、実質的に何票入ってたの?結局。裏で。裏でというか、ほかの奴らが勝手に実質的なもの、アルピーさんすよ、みたいな声ってあったの?

酒井:ちょっとあったんじゃないですか。

平子:ええー。全然違う、それは。

酒井:はい。

平子:はっきり言わせてもらうけど、負けは負け。

酒井:負けは負けです。ネタ1本だったら、みたいなことを言ってる人いましたけど。

平子:勝手に、勝手だよな。2本でやるっていうルールなんだから。

酒井:そうっすね。ネタ1本だったら。2本で勝負するんだから、だって。

(中略)

酒井:いいんですよ、そんな話。草薙の話(笑)。

平子:そういった話をさ。

酒井:パイロットね、好きなんだ。

平子:気持ちよく聞いてくれて、いまだに覚えてます、僕らも頑張りたいんでって言って、すごいよ、その週なんか、あいつらガンガンテレビ出ててさ。

酒井:すごい出てた週あったな。

平子:俺、待ち合わせたときに、霜降り(明星)じゃないけど、「あ、この間観た人だ!」みたいになっちゃってさ、ぐらいの露出度じゃん、今。

酒井:うんうん。

平子:そんな感じで気持ちよくガッバガバ飲んでさ。

酒井:最高じゃん。

平子:最高だよ。めちゃくちゃ旨いの、酒が。

で、串が来るわけじゃん。いろいろ焼いてもらって。つくねが来たの。個別の皿につくねが1本ずつ置いてあって、卵黄だけがポンと載ってあるいいタイプの店のやつでさ。俺、黄身をカーッて溶かして食ってたら、草薙が黄身に手つけねぇのよ。

酒井:ほう。

平子:ああ、こういうお子様いるじゃん、たまに。生の卵苦手なんです、みたいな。まあまあしょうがねぇ、まだ若いしと思って。したら、あいつ、つくね、まずは生(き)のまま2~3口パクパクパクと食べて、ゆっくり噛んで、素のつくねをまずは味わって、2口ぐらい残したら、串の先のほうにスーッとやって、ほんの少ししか残ってないのよ。それに卵黄をクルンと溶かしてパクッと食って。つくねの皿に卵黄全く残ってねぇの。

酒井:いいやー、どんなつけ方したんだろう?

平子:ハハハハ

酒井:全づけできる。その少量のつくねで。

平子:そう。まずは生を味わって。目の前に大将が焼いてるわけだから、大将もうれしかったと思うよ。

酒井:そうだね。うれしいだろうな。

平子:ホントそうよ。まず汚す前に、まずつくねをいただく。炭焼きの味をいただいて、クルンと溶く。黄身は残さない。そんな野暮な食い方はない。

酒井:ハハハハ

平子:俺のほうの皿見たら、黄身でベッチャベチャになって。こいつはすげぇなあと思って。で、おいしくて楽しくて。粋だからホントに。飲み食いの仕方が。俺も野暮に思われたくねぇなと思ってね、ここは長居せずに、スッと食って、サッと飲んで、サーッと帰るのが粋だから、俺も粋さでは負けてない。早い話が嫌われたくない。

酒井:ハハハハ

平子:好かれたいと思って、スッと帰ろうと思って。あいつずっとレモンサワー飲んでて、レモンサワーが1口分ぐらい残った時に「もうそろそろ帰るか」つって「あ、わかりました」つって。俺が先立ち上がって、会計しちゃって「「行こうか」って言ったら、「はい」って言ったら、あいつ、おもむろに箸置きにしてたピーナッツを片手で持って、机にパン!て砕いて、中身の2粒のピーナッツをスッと口に入れて、残り1口のレモンサワーをクッと立ちながら空けて、ゴン!て置いて、小さい声で「あ~おいしい」って。ハハハハ めちゃくちゃ粋だよ。

酒井:すげぇ。深夜食堂

平子・酒井:ハハハハ

 

(曲明け)

酒井:いいなぁ。俺も明日草薙誘おう。

平子:2人きりで一回行ってみ。これ、どっちが囲わなきゃとかじゃないわ。

酒井:ドライチでうちに欲しいんだよね、やっぱり。草薙。

平子:それはそれでいい。それはそれで、全然、酒井会で飲んでもらうには全然構わない。たまぁに借りるわ。

酒井:ハハハハ これ、やっぱ2人だけの問題だと思ってるかもしんないですけど、アイデンティティの田島が入ってくるんですよ。

平子:カーッ!そっか。

酒井:野沢雅子の真似する。あれが一番最初に見つけたらしいんです。俺より前に草薙と飲んでたんですけど、草薙は本当に嫌いで、田島さんのことが。面倒くせぇって言ってたもん。ハッハッハッハ

平子:いや、そんな田島のことも、「酒井さんに飲みに連れてってもらう時は、田島さんもいらっしゃって、最後お会計する時に、どっちが払うかっていうので一悶着あるんです。ふふふふふ」。

酒井:なんか恥ずかしい(笑)。何それ(笑)。そんな見方してたの、あいつ。ムカツクわ(笑)。

平子:でも、まず、基本的に宮下のものなんだってことを。

酒井:ハハハハ

平子:我々は忘れちゃいけない。

酒井:いっけねぇー! いっけねぇー忘れてた! そうだ、宮下のものだ、あれ(笑)。

平子:話聞いてるとね、宮下も結構なものらしいから。

酒井:あ、そう。

平子:これ、出方によっては、またコンビでも化けるからね。

酒井:あ、そう。

平子:恐ろしいよ。誰も先輩に可愛がられないんだね、宮下(笑)。

平子:いや、でもね、俺、一回ちょっといってみようかなと思ってんだよね。

酒井:いいかもしんないですね。

平子:宮下ね、俺、ちょっと似てる感じする(笑)。誤解が。何もしてないんだよ、あいつ別に。

酒井:そうだね。

平子:誤解を生みやすい。

酒井:聞いてったら意外と似てるかもしんない。

平子:そうそうそうそうそう。

 

(エンディング)

酒井:草薙、一発行ってみようかな。

平子:1回。

酒井:マンツーね。

平子:2人で行かないとねぇ。

酒井:ちょっと怖いもんね、マンツーだと。何しゃべっていいか、こっちも考えちゃうもんな。

平子:そうよね。でも大丈夫。なんか自然と、自然な会話。どっちも張らなくていい。

酒井:任せていい。

平子:あっちも張ってこないから。こっちが張っていったら恥ずかしい。委ねて大丈夫だと思う。

酒井:もうテレビの人ですもんね。

平子:テレビの人! 俺らより全然出てる人。

酒井:恥ずかしい(笑)。ハハハハ

平子:ロンハーの雰囲気ってどうなんですか?ハハハハ

酒井:敬語でいっちゃいます。

 

(ラジオクラウド

平子:今回はやっぱり草薙ちゃんの、後輩力でもないんだよなあ。宮下草薙のね。

酒井:そうだね、後輩力って感じじゃない。

平子:後輩力とは違うね。

酒井:可愛いんだよな、草薙ってホント可愛い。

平子:何なんだろうね。ほっとけない……別に俺らがほっとかなくたってああやって出てるから、何とかしなきゃでもないんだけど。

酒井:そうだね。

平子:そういうわけでもないんだけど、ちゃんと喜んでくれるんだよなあ。焼きとり食べてる間もさ、「おいしいなぁ~うふふ 幸せですね」って言ってくれんの。「幸せだね」って言っちゃう。

酒井:ホント素直だったり。

平子:素直、素直。

酒井:宮下だよ、やっぱり。どうにかしなきゃいけないっていうか。

平子:どうにかしなきゃいけないって俺らが言ってるだけで、それが大いなる誤解の可能性もあるからね。

酒井:まぁまぁまぁ、その誤解がホントに誤解なのかどうなのかっていうところは、やっぱり誰か先輩可愛がってあげないとやっぱり。

平子:だって、草薙を誘ったのは宮下だもんね。

酒井:ねえ、そうらしいですね。

平子:そうだよ。見出したんだよ。だからさ、養成所みたいなところで、当時俺らも同じ年ぐらいの養成所の一員で、草薙を誘うかつったら誘わない。

酒井:まぁね。見抜いたんだろうね。

平子:見抜いたんだよ。

酒井:どっちもすごかったんでしょ? 宮下もピン芸人としてすごかったって。

平子:そう。一目置かれてたっていってたもんね。

酒井:そうそう。草薙は草薙で、前のコンビですごかったっていってたもん。

平子:宮下もいろいろ詳しいらしいんだよ。ホビー関連とか。

酒井:ふーん。

平子:それをちょっと仕事にできるぐらいの知識があったりとか。だから、控えてんのよ。控えた感じなのよ。

酒井:弾は持ってるんだ。

平子:理想的な形じゃん。相方がまず出て。あれもそうじゃん。バイきんぐさんだって、小峠さん出て、西村さんがちょっと狂気じみたキャラだったり、あとはキャンプだったり、専門的な知識を持っててっていうのは。

酒井:宮下もあんのか。

平子:宮下は漫談を何百本もあるっていうからね。

酒井:すっげぇ(笑)。好きだな、あいつ、ホントお笑い好きなんだな。

平子:好きなんだよ。漫談だぜ。そうだ! で、太田プロの、今、作家もやってるけど、白川さん、トークライブやってるじゃん。俺らも昔中野の劇場で。

酒井:はいはい。

平子:芸人2組を無作為に選んで、2組で決められた分数トークをするっていう。それを何組かやるっていう。

酒井:現場の映像で流れている、そこで決まるっていう2組。

平子:そうそうそう。宮下がそれに出たんだって。そしたら、イジりかどうかわかんないけど、「お前なんで来たんだよ?」みたいな感じだったんだって。誰が言ったか知らないけど。「いやいや、呼ばれたから」っていう感じで。で、スクリーンに出たのよ、名前が。そしたら、みんなはペアなのに、宮下だけがピンの名前で出て、「え、俺1人っすか」つって出て、しゃべる相手いねぇじゃん。1人トークすりゃいいじゃん。漫談やったらしいよ。

酒井:うわあ! すげぇな。すごいね、宮下って。

平子:すごい。

酒井:めちゃくちゃ興味あんだけど、宮下もね。

平子:そうそうそうそう。俺も。

酒井:みんなあんだろうな。

平子:うん。

酒井:すごいよな。がっつりしゃべったことないもんな、俺。

平子:俺もない。

酒井:チラッとだけだもんな、ホントに。

平子:そうだな。

酒井:趣味とかも聞いてみたい。

平子:2時間ぐらいの漫談もあるらしいよ。長尺の。

酒井:ええーっ?!

平子:ちょっと短いパターンも長いやつも、いろんなパターンで何百本。

酒井:独演会みたいのできるね。あいつ1人で地方回って。

平子:ハハハハ

酒井:あ、そうなの? すごいね。

平子:すごいよ。養成所時代からコツコツと作ってきたんじゃない?

酒井:すげぇな。一緒にM-1とか観るんでしょ、コンビで。宮下草薙って。

平子:ああ、言うね。

酒井:「一緒に観ようよ」って去年も言ったけど、「ごめんなさい宮下と観るんで」って断られた。

平子:あ、そう。

酒井:関係性もすごいよな、あれもね。サバ缶食わせてるってすごくないですか?

平子:頭よくするためにね(笑)。

酒井:草薙が頭よくなるように。

平子:DHA

酒井:DHAを。すげぇよな、マジで。それを言うことを草薙は聞いてるんだよ(笑)。

平子:それに対する不満ももちろん山のようにあるんだろうけど、ベースとしては感謝なんです。それ聞くと、やっぱイカレてんのかなあ。

酒井:イカレてると思うね。

平子:草薙も。

酒井:うん。

平子:どっちも。

酒井:好き過ぎるんじゃない?ホントに。たぶん。

平子:だって、『アメトーーク』だって一緒に観てさ、止めてさ、「はい、お前、今のに対してどうコメントする?」

酒井:ハハハハ

平子:そしたら、チョー出れてんだよ。

酒井:結果が出てるってことは。

平子:結果出てんだよ。

酒井:宮下が合ってんのか。

平子:そうだよ。それはもちろん人によりけりだけど、草薙のパターンではそれが正解だったのかもしんないよ。

酒井:じゃ、めちゃくちゃいいコンビなんだね。実は。

平子:うんうんうんうん。

酒井:宮下、宮迫さんの真似上手いらしいっす。

平子:クーッ(笑)

酒井:振り方とか。テレビの宮迫さんの。

平子:あ、もうやってるから。練習でやるから。

酒井:すげぇな。

平子:すげぇ。

酒井:それで感謝してるんでしょ?草薙。

平子:うん。

酒井:最強じゃん、そのコンビ。

平子:ハハハハ

酒井:ハッハッハッハッハ

平子:宮下もお酒は飲めるって言ってたけど、そんな飲まないっすよね。

酒井:ああ、そうなんだ。

平子:飲めるけど、飲んでも飲んでも酔わないから、あんま飲んでも意味がない、みたいなことを、そんな感じのことを。

酒井:酒、そんな飲めるんだ。

平子:言ってたような気するな。で、草薙も飲むから。

酒井:草薙飲むね。

平子:俺がベロッベロになっちゃったんだけどさ、あいつ、なんも変わらずに「大丈夫でーす」つって。

酒井:草薙強かったな。

平子:あいつ強いよ。

酒井:どっちも強いんだ、宮下草薙は。

平子:うん。

酒井:すげぇな。

平子:化け物(笑)。

酒井:化け物じゃん。

平子:怖くなってきた。で、隣同士に住んでんでしょ? お化けだよ、ただの。ハハハハ

酒井:何だよ! よくわかんねぇーわ、宮下草薙。わかんなくなってきちゃったな。

平子:で、宮下おもちゃに詳しいんでしょ? やべーな。ハハハハ

酒井:ハハハハ

平子:それで、なんかのタイミングで出てきて、そんな知識を披露したらさ、わ、すげぇ、相方できんなってなるよね。

酒井:ああ、そうだね。ちょっと見たいもんな、宮下も。

平子:漫談も聞いてみたいよ。

酒井:2時間の漫談てすごいよ。

平子:ハハハハ

酒井:2時間てすごいすよ。

平子:2時間すごいよ。

酒井:見たいな、それ。

平子:アベンジャーズだよね? 2時間超えの。

酒井:いや、そうだね。

平子:アベンジャーズ漫談。ハハハハ

酒井:ハハハハ タイトルだけで面白そうだ。アベンジャーズ漫談。機会あったら、宮下いってみてください。

平子:俺も宮下もちょっと。誘いたいんだ。コンビで来るのどうなんだろうってやっぱ思っちゃう。先輩としては。

酒井:まぁま、そうだね。

平子:でも、今、あのぐらいだったら、別にコンビで来てもね。

酒井:まぁま、そうだね。

平子:一回3人で行ってみて、その後、宮下とサシで。急にサシで行こうぜっていうのもおかしいじゃん、宮下。連絡先だって草薙を経由しないとわかんないしさ。

酒井:草薙に聞くのもね、なんか。

平子:なんか変だしね。

酒井:嫌かもしんないしね。

平子:今日、僕、置いてかれるんですかってなっちゃうしね。

酒井:そうね。そういう気持ちになっちゃうし。一回調査してみよう。宮下。

平子:一回ちょっと。

酒井:気になるから。

平子:飲みに行って、俺戻らなかったら、枯れ葉になったと思って。

酒井:ハハハハ

 

 

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微妙なバランス

 

伊集院光とらじおと 2019年5月14日

 

伊集院:注目している人います? 芸人じゃなくてもいいです。

佐久間:芸人だったら、僕は、いま、TBSラジオでもやっている空気階段とか。

伊集院:空気階段ですよね。空気階段、ほんとそう思う。

佐久間:面白いですよね。

伊集院:何ですか?あいつら売れないのは。

佐久間:何なんですかね。ルックスでしょうね、売れてないのは。

伊集院:きったねぇですよね(笑)。

佐久間:きったねぇから(笑)。

伊集院:きったねぇから。でもね、ちゃんとマンガの汚さじゃないですか。

佐久間:ああ、確かに。

伊集院:僕の中では、マンガの汚さってあると思うんですよ。それは、「汚い」の中にも、俺なんかも汚い代表だけど、マンガの汚さの人はオッケーだと思うんですよ。僕、たんぽぽの2人に会った時に、「マンガのブスだ」と思ったんですよ。「おまえら赤塚不二夫作だ」と思ったんですよ。「こいつら絶対売れる」と思って、そういう意味では空気階段のもぐら君、マンガのこ汚ねぇおっさんなんだけど、でも、全然出てきておかしくないですね。

佐久間:この間『ゴッドタン』にちょっと出てくれて、オンエアはちょっと先なんですけど、大ハネです。大ハネ。

伊集院:今、もやは『ゴッドタン』で、ちょっとこの子ウケた、面白いじゃない!って言われて広がってくパターン、結構ふえてる。

佐久間:そうですね。去年の「この若手知ってんのか!?」の1位が宮下草薙とEXITで、2組とも売れたんですよね。その企画の第1回が三四郎なんですよ。

伊集院:うわぁ、すごいねぇ。

佐久間:まぁま、出た瞬間、三四郎は小宮がハネたから、劇団ひとりが「あいつ売れんなあ」っていうふうに言ってましたけど、もう売れましたね。

伊集院:劇団ひとり君とおぎやはぎの優しい意地悪さ。

佐久間:そうそうそうそう。そうなんですよね。劇団ひとりおぎやはぎって、意地悪なんだけど、コイツはこんな面も持ってますよっていう箱を開けるのが上手いんです。

伊集院:僕、若手の頃から、ずっとそういう人間だったからわかるのは、どう見られているのかがすごく気になる。自意識過剰過ぎて、自分を全然何も出せないまま終わっていくのを、出さざるを得ない追い詰め方をしていくのが上手なのよ。例えば、これが社会ならパワハラと言われるのかもしれない。追い詰めるんだから。だけど、そこで破れかぶれになった時の三四郎の小宮君の面白さとかが、あ、こんなに面白い奴なんだってなるし。

佐久間:若手をそのぐらいの尺で、テレビで言うと「平場」と言うんですけど、ネタじゃないトークの場所で試す番組があんまりないから、いい発表会になっているんですよね。

伊集院:で、そのことでウケるじゃないですか。しかも、それをちゃんとまた編集してもらって出したことで、周りからも「面白かったね」と言われると、アレやっていいんだって。

佐久間:そうそうそうそう。この箱開けていいんだってなるんですね。

伊集院:なる。俺のあの無様さは、無様エンターテイメントとしてあの佐久間プロデューサーが認めたんだ、の感じ、今、好循環をするじゃないですか。

佐久間:若手が収録する時は一番前で手叩いて笑うようにします。そうすると、あ、こっちの箱で行っていいんだ、みたいな感じになるから。

伊集院:そこが面白いんですよっていう。それは僕、それの先駆者って、たけしさんのオールナイトにおける高田文夫先生だと思うんです。たけしさんほどの天才でも、高田文夫さんが、たけしさん、そこ面白いですということをずっとバウバウ言ってると、たけしさんがすげぇノッて、ここ面白れぇーのかってなるじゃないですか。高田文夫先生も若手を見つける天才だった。若手をノセる天才だったりするでしょう。そんなところがちょっとあるかなっていう。

佐久間:じゃ、感覚としては、若手が出てる時は、僕、フロアでカンペ出しているというより、手叩いて笑って、そこウケてるよっていうようにしてるのは、それに近いということですね。

伊集院:でも、ラジオっ子なんですもんね、もともとね。

佐久間:もともとラジオっ子というか、伊集院さんのラジオのリスナーですから。

伊集院:そう言われて、それ難しいんだよね。恥ずかしいんだけれども、今や佐久間プロデューサーレベルになると、それ、ちょっと言ってほしいのよ。それを反射して若手が俺を尊敬する。佐久間プロデューサーに気に入られたい若手が、え?伊集院さんの影響があんの?みたいになるから。でも、そこってラジオ感にもちょっと近いような。

佐久間:近いと思います。僕のお笑いのベースにあるのはやっぱりラジオだと思いますね。

伊集院:ラジオの中のこれ持っていったら、テレビでは逆にダメなことと、持っていったほうがいいけど、テレビの人は気づいていないことってあるじゃないですか。

佐久間:あると思いますね。

伊集院:どの辺ですか、自分の思う“面白い”の定義。

佐久間:もともとは、さっきの話に戻っちゃいますけど、出演者の開けてない魅力の箱を開けるというのが一応最初の基本にしているんですよね。

それと、僕がずっと探してたのは、ダウンタウンさん、ウッチャンナンチャンさんとか、とんねるずさんのお笑いを見て育ったけど、1個でいいから、やってないお笑いをやりたいとずっと思って『ゴッドタン』を始めたんですよ。その時に初めて見つけたのが「マジ歌(選手権)」とか「キス我慢(選手権)」みたいな、要は、劇団ひとりはマジでやってるから面白い。上手い演技を上手い演技だと思ってやっているけど笑いが起きる。これだけは、もしかしたら先輩方がやってない笑いかなってやっと見つけた1個でしたね。

伊集院:東京03の角ちゃんがマジで作った歌を本気で歌うと、ダサ過ぎて面白いっていう。

佐久間:面白いっていうのは、やっとそれが見つかった瞬間に、あ、ちょっとだけ違うもの見つかったかなっていう。面白い映像をカメラが撮りにいくんじゃなくて、カッコいい映像を撮りにいってるけど(伊集院:ああ、なるほど、なるほど)、みんなが全員カッコいいを目指した結果、超面白い、みたいなものとかっていう。

伊集院:これは本当にラジオ聴いている人にとって、ラジオを聴いている人がすげぇネタバラシを聴いているって思っちゃうかもと思うんですけど、それで逆にまた、あんなに笑われるのイヤな人いないじゃないですか。マジなことをしている時の03の角ちゃんて、笑われるのイヤなんだけど、笑われた結果自体は、あの笑い声は好きじゃないですか。

佐久間:そうそう、好き好き。

伊集院:そうすると、最初から笑われたい人は全然面白くない。

佐久間:全然面白くないんですよね。

伊集院:おちんちん出したい人ってでかいじゃないですか。そいつが出すの全然面白くない。

佐久間:面白くない。わかります、わかります。

伊集院:皮を被ったおちんおちん、そう、俺のおちんちんが出る瞬間が面白いじゃないですか。

佐久間:そうなんです、そうなんです。

伊集院:見られたくないところが。

佐久間:見られちゃうのはわかっているんだけど、見られたくないものが一番面白いんですよね。これ、何なんですかね。

伊集院:この微妙なバランス。

佐久間:角ちゃんも毎回一緒に曲作りやるんですけど、「いい曲歌いたい」って言うんです、毎回。

伊集院:ハハハハ

佐久間:いや、違うだろう!と思うんだけど、「佐久間さん、今回はいい曲歌いたい」って言って、毎回僕がいい曲の方向性を角ちゃんに耳打ちしてって、修正してって、ああなっちゃうんですけど(笑)。

伊集院:照れと開き直りの狭間みたいなところを揺れてる時が一番面白くて。

佐久間:それはさっき伊集院さんが僕の処女作の時におっしゃってた「虚と実」に近いですよね。

伊集院:近いんですよね。テレビ見てる人が一緒くたに「これ、台本なんだろう」って言い出したりとか、「そうは言ったってカメラの前でやってるんだから、お前らやりたくてしょうがないんだろ?」って言われると、これが微妙な、イヤよイヤよも好きのうち的なやつが見え隠れして、行ったり来たりしてるところが、たぶん視聴者として面白くて、出役としてはいつも恥ずかしくて。

佐久間:そうです、そうです。そこにリアルがちょっとあるんですよね。「見てください!」もしくはマジ歌というやつが「笑ってください!」となっていくと、それはコミックソングショーになってくるから違っていてという。

伊集院:みやぞん君に初めて会った時に、みやぞん君てしゃべりたがらないんですよ。理由は「笑われるから」なんです(笑)。

佐久間:ハッハッハッハッハ

伊集院:あいつ、マジでしゃべってることがみんなに笑われるから、「笑われるからしゃべりたくない」といって、ずっと話振っても「もうここで」って勝手に終わって帰ろうとするから、「なんで?」って聞いたら「笑われるから」だって(笑)。

佐久間:だから、逆にみやぞん君は、マジ歌のオーディションに一回来たことがあるんですよ。なんだけど、みやぞん君はコミックソングをちゃんと歌ってるから、みやぞん君が売れるのはわかってたんですけど、『(世界の果てまで)イッテQ!』も決まってたし、出したかったけど、これはマジ歌で出しちゃうと、みやぞん君も悪いし。

伊集院:あと、方向性も違っちゃうんですよね。

佐久間:違うなと思って、泣く泣く落としたことを覚えてますね。

伊集院:2回転するじゃないですか。今度はマジでコミックソングを歌いたいんだけど、みやぞん君が狙ってる方向には面白くなっていう。

佐久間:そうそうそうそう。

伊集院:謎のもう一回りわかりにくくなっちゃうところにみやぞん君はいる、みたいな感じの。

佐久間:そうそう。

 

 

佐久間さんが入社3年目でプロデューサーデビューした『ナミダメ』という番組の話、伊集院さんのラジオの企画「芳賀ゆい」にまつわる話など、面白くて、あっという間だった。

「らじおと」の出演が終わって、伊集院さんが「全然話し足りないね、今度佐久間さんのオールナイト行きますよ」と。TBSもニッポン放送もザワザワザワのロード・オブ・ザ・リング/王の帰還水曜2部が楽しみ。(佐久間宣行オールナイトニッポン0 5/15より)

 

 

6人目「麗しのフィジカルモンスター」

 

on8+1 2019年5月14日

コーナー「佐藤満春の日向でポカポカキュン」

 

今週ピックアップする方はこちら!「麗しのフィジカルモンスター」東村芽依

東村さんは、この方の魅力は語り尽くせないんですけど、すごくざっくり簡単に僕が考えているところで言うと、基本的には口数があまり多いタイプではない。楽屋とかではよくしゃべっているという話を聞いたりすることもありますけれども、無口だと。無口というか、口数が多くない。ニコニコしている。だけど、パフォーマンスで自分の表現をしていくという。多くを語りませんよと。無口でパフォーマンスがすばらしいって、これもう最強なんですよ。エビとマヨネーズみたいなもんで(笑)。歌とダンスで魅せまっせということなんですよ。

テレビ番組なんかを観させていただいていると、ファンの方はもちろん知っているシーンだと思いますけど、MCの方とかが東村さんにコメントを振るわけですよ。東村さんがニコニコしている映像が流れて、「なんかしゃべんなさいよ」と言って、その場がワーッと盛り上がって終わったりする、みたいな、そんな掛け合いがあったりするんです。

これって何がすごいかというと、要は、放送に乗ってるという事実がすごくて。テレビ番組は生放送じゃない限りは、基本的にはカメラを何台も使って、時間もゆとりをもって収録をして、編集をするわけですね。いいところをつまんで、テレビのプロがつないで、音とかテロップとかいろんな編集をして放送に乗せるわけじゃないですか。だから、30分の番組、1時間の番組でも膨大な量の素材があるわけです。その中で、MCの人が質問を投げかけて、しゃべっていない部分が放送に乗るというのは、これはもう勝ちなんですよ。この時点で魅力なんです。あの笑顔で惹きつけられちゃいますよねということなんですよ。言葉じゃないんだなっていうこと。

もちろん東村さんといえば、ダンスがすごいっていう。表現なんですよね。表現者としての力が、パワーがすごいと。熱がすごいと。

で、僕は個人的なちょっと思い入れというか、この子はすごいなと思ったのが、ヒット祈願で駅伝をしたわけですけども、最後にキャプテンと小坂さんが走ってくるところをゴールで待ってる時に、もうすぐ帰ってきますよというところからカメラは回すわけですよね。「どうですか?」というお話を聞いていかなきゃいけない。僕はその時点でかなり泣きそうなんですけど、どうしようつって、加藤さんに聞いたりとか、上村さんに聞いたりとか。誰にも聞いても、みんないいこと言うから、涙腺のスイッチを押されそうになる。

「東村さんどうですか?」って聞いたら、またその時も多くは語らないんですけど、顔の表情だけで全体の空気を持っていくんですよ。ダメ、泣いちゃう、泣いちゃうと思って我慢して。で、そうこうしているうちに2人が走ってくるということだったんですけど。いやあ、ホントにすごいなと思いますね。

あと、もちろんステージ映えする。遠くから観ても圧倒的な存在感。まさにフィジカルモンスターなんじゃないかなというふうに思います。この存在感というのは、メンバーの皆さんも非常に助かっているんじゃないかなと。イチファンとしても、今後も楽しみだなというふうに思っております。無言でステージ上を席巻するというのは、なかなかできるもんじゃないなというふうに思います。

さあ、ということで曲にまいりましょう。日向坂46の曲でございます。今週はこちらの曲。『ときめき草』♪

 

 

破綻、混乱、葛藤

 

佐藤満春in休憩室 2019年5月11日

 

もともとこの企画(公開プロポーズ)が破綻してるのは、春日っていう男は、超秘密主義な男なわけですよ。超秘密主義な男が自分の気持ちを口にできない。自分が変わるのが怖いと思っていると。それはまあわかる。当然、今の状況から、何か、結婚をしたりするとか、節目を作っちゃうことでいろんなことが変わるとか、あと、大変なこともあるだろうし。あれだけ人気者だと。

なるべくシームレスに、はい、結婚してません、はい、いま結婚しましたって、何にもざわつかないでいくんだったら、絶対それがよかったはずなんですよ。だけど、立場上そうもいかないから、だったらど派手にドンとやるしかないぐらい何か大きなことがないと自分は結婚に向かえないということを本人的に自己分析をして、おそらく事務所に相談をして、事務所が手を上げてくれる番組を探してたどり着いたんだと思うのね。

だから、本人としては恥ずかしくてしょうがないわけじゃん。こんなのをテレビでやらなきゃいけないって。本音の本音の奥の奥はね。春日俊彰さん、40歳としては。だけど、オードリー春日としては、あのスターの春日のプロポーズを『モニタリング』君にやらせてあげようというスタンスになるわけじゃないですか。大きい仕事として。この2個が1人の人間に共存したまま打ち合わせをするから、進むわけないよね(笑)。

本音の本音で、こんなの恥ずかしいって思ってるけど、でも、結婚するのは本音側のほうの人間だから、混乱するかもしれないけど、オードリー春日としてある程度ショーにした上で、包んで春日俊彰の結婚をお届けしないことには、女性側にも10年待たせて申しわけないし、事務所側にも申しわけないし、やんなきゃいけないということが本人的にもだいぶ葛藤がおそらくあったと思うんですよ。

だから、打ち合わせに行っても、話が要領を得ない話も多かったしね。これ、いま、どっちでどう言ってるんだろうな、みたいな。だから、話を聞けば聞くほどわかんなくなるし、ある程度こっちで線引きもしてあげないといけないわけよ。それは別に全然いいんですけど。その気持ちもわかるし。

 

公開プロポーズの裏話第2弾の中のサトミツさんから見たお話。

 

 

お笑いの学校

 

有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER 2019年5月12日

 

有吉弘行:草薙のこと、俺全然知らないけどさ、なんか養成所行った?

草薙航基:養成所は行きました。太田プロの。吉本のNSCを受けたんですけど、落ちちゃったんで。

有吉弘行:ええっ? あんなん落ちんの?

草薙航基:あれ、僕も落ちないって聞いてたんですけど、カマしてやろう、じゃないですけど、自己PRのところに「落ちたら死にます」みたいな書いたら。

有吉弘行:ああ。ちょっとヤバい奴だけ落とすんだな、あれな。

草薙航基:そしたら本当に落ちちゃって、太田プロが面接とかなんもなくて、お金さえ払えば誰でも入れたんです。

有吉弘行:それで行ったの?

草薙航基:それで入りました。

有吉弘行:1人で?

草薙航基:1人で入りました。

有吉弘行:幾つの時?

草薙航基:21とか。

有吉弘行:遅いな。

草薙航基:結構遅めの。

有吉弘行:何してた?それまで。

草薙航基:それまで……。

有吉弘行:なんで高井さん見たの?

草薙航基:ハハハハ

有吉弘行:お父さんか?高井さん。

草薙航基:通信高校行ってました。

有吉弘行:ああ、そうか、そうか。言ってたね。

平子もNSCじゃないんだよな?

平子祐希:僕は日本映画学校で、ウンナンさんとか出川さんとかのところに18から行きましたね。

有吉弘行:俺も高校の時、日本映画学校に入ろうとしてたんだよな。それしか道なさそうだなと思って。珍しいね、3人いてNSCいないってな。

平子祐希:確かに。

有吉弘行:それぞれだな。俺、巨人師匠の弟子で、(平子さんは)日本映画学校で、(草薙さんは)なんだっけ?

草薙航基:エンタメ学院です。

有吉弘行:エンタメ学院か。ダサいな。

草薙航基:ハハハハ

平子祐希:学校はたいがいそんな名前ですよ。

草薙航基:今、エンタメカレッジでした(笑)。

平子祐希:ハハハハ

有吉弘行:どっちでも……。ハハハハ ハズいよな。エンタメ学院、エンタメカレッジ。

草薙航基:ちょっと恥ずかしいです。言う時。

有吉弘行:学校行ったって……NSCの奴らはいっぱい数がいるから恥ずかしいとも思わないんだろうけどさ、ちょっと恥ずかしいな。太田プロとか人力舎とかあの辺の学校な。

草薙航基:そうですね。

平子祐希:僕も日本映画学校で、芸人やりたい奴も一緒くたにコースが一緒なんですけど、「俳優科」っていう名前だったんです。

有吉弘行:(笑)

平子祐希:だから、高校の廊下に張り出されましたよ。「日本映画学校俳優科、平子祐希」って。

有吉弘行・草薙航基:ハハハハ

有吉弘行:お前、俳優科(笑)。

平子祐希:まあ、イジられましたね。

有吉弘行:そうだよな(笑)。

平子祐希:廊下で「おお、俳優!」。

有吉弘行:そういうイジられ方すんの?

平子祐希:「俳優志望!」。芸人になりたいっていうのを別に言ってないですから、俳優になりたいって思われるんですよ。「お、俳優来た! お!俳優!」。

有吉弘行:バカリとかはあれ何なの?

平子祐希:も同じです。俳優科で入ってます。お笑いがやりたくても俳優科という名前になっちゃうんです。

有吉弘行:そういうことか。

俺、結局、そこに行くお金がなかったからやめたんだよな。新聞の奨学金制度で行こうかなって、そこまで調べてたんだけど、毎朝、新聞配った後授業やって、俺、たぶん難しいんじゃないかなと思ってやめたけど、結局な。最終的に巨人の弟子だよ。恥ずかしい。

草薙航基:恥ずかしくないです、全然。

平子祐希:一番大変かもしれない。

有吉弘行:ハズいって言った奴チクるからな。

平子祐希:恥ずかしくはない。

有吉弘行・草薙航基:ハハハハ

平子祐希:誇れる程度ですよね。

有吉弘行:邦子の弟子は?(笑)

平子祐希:…最高じゃないですか。

有吉弘行:最高?(笑)

草薙航基:最高です。

有吉弘行:みんなひきこもごもいろいろだな。

宮下とはいつ会ったの?

草薙航基:宮下も養成所です。

有吉弘行:何受けた。先生いんの? 先生いないんじゃないの?

草薙航基:先生います。白川さん。

有吉弘行:いや、ダメだよ。終わってる。俺、白川さんの名前だけダメだから、二度と口にしないで、それ。

草薙航基:すいません。

平子祐希:講師としてね、しっかりとね。

有吉弘行:白川さんという言葉だけ俺ダメなんだ。

草薙航基:あ、白川さんダメ……。

有吉弘行:俺、白川さんNGだから。

平子祐希:イニシャルでいいよ。

草薙航基:Sさん。

有吉弘行平子祐希・草薙航基:ハハハ

有吉弘行:有名な人来ないの? テリーとか。

草薙航基:彦摩呂さんが入学式に。

有吉弘行:ヒコ?!(笑)

平子祐希:嬉しいね、それは。びっくりするでしょう、みんな。

草薙航基:「宝石箱や」が生まれた経緯のお話を。

有吉弘行:聞いてどうすんだよ、そんなもん。

平子祐希:ありがたいなあ。

草薙航基:でも、初めて会う芸能人なので。

有吉弘行:ヒコでも感動した?

草薙航基:めちゃめちゃしました。

平子祐希彦摩呂さん先輩ですからね。

有吉弘行:あと来ないの?誰か。おしゃべり好きそうな奴いるじゃん。

草薙航基:彦摩呂さんだけでしたね。

有吉弘行:だけ? 1年? 半年? 1年?

草薙航基:1年です。

有吉弘行:1年でヒコしか来ねぇーの?

平子祐希彦摩呂さんですね。

草薙航基:ハハハ

平子祐希:嬉しいね、でもね。そういった経緯で誕生したんだなというのは聞いたことないもんね。

草薙航基:はい。

有吉弘行日本映画学校は誰か有名な先生来んの?

平子祐希:僕らは、単発でとかでしかないですね。基本的にはそこの学校の講師の先生が。

有吉弘行:じゃ全然? ヒコさえ来ない?

平子祐希彦摩呂さんは来てほしかったですけどもねえ。

有吉弘行:ヒコさえ来ねえ。

平子祐希:いやいや、違いますよ。

有吉弘行:ヒコさえ来ねえ日本映画学校

平子祐希:もうなくなっちゃいましたから、そのコースは。もう大学になっちゃいまして、もう裏方の、映画の制作のほうのコースだけになってしまったんで。

有吉弘行:その頃はNSC以外でなかなか入る道限られててなあ。ウッチャンナンチャンさんが行ったから日本映画学校行こうかというのが一つのお決まりの、結構コースの一つだったよなあ。わかんないから。

平子祐希:そうですねぇ。

有吉弘行NSC行ってたのとどっちがよかったのかなといまだに思うね。俺、巨人師匠の弟子とNSC、両天秤にかけてめちゃめちゃ怒られたんだけど。「両天秤にかけとんのか、お前は」つってめちゃめちゃ怒られたけど。

平子祐希:ハハハハ

有吉弘行:行ってたら、二丁拳銃とか、たぶん小藪さんとか、大体あの辺ぐらいなんだよなあ。難しいだろうなあ。でも、難しいよな。あの大人数の中で勝ち抜いていくのもなかなか。

平子祐希:それはあるでしょうね、またね。

有吉弘行:厳しいよな。

草薙航基:毎日って言いますもんね。太田プロは週1で、吉本は授業毎日。

有吉弘行:そうだよな。太田プロのお笑い学校でなんか学べることあった?

草薙航基:…まあ、ちょっと、そのぉ、あの、強い、気持ちは強くなりました。ハハハハ

平子祐希:何よりだね。

有吉弘行:学校っていうのはそんなもんだよな。学校で学ぼうなんて思ってる奴はほとんどいないからね。きっかけだからね。手形みたいなもんで、そこ、通わなきゃいけないんですよって来てる奴ばっかだから。

まぁそんなことは、どうでもいいんですけどね。偉大なる先輩、みつまJAPAN'さんのギャグでございますけれども。

平子祐希:ハハハハ

 

 

青銅さんと爆笑問題

 

爆笑問題の日曜サンデー 2019年5月12日

ここは赤坂応接間 ゲスト 藤井青銅

 

田中裕二TBSラジオ爆笑問題の日曜サンデー-ここは赤坂応接間-』本日のお客様は、放送作家藤井青銅さんです。

本当にご無沙汰しております。

藤井青銅:ご無沙汰しております。藤井青銅と申します。

田中裕二:我々がまだ本当にデビューしたての頃、ニッポン放送でラジオ番組をやっていたんですけども、我々の初めてのラジオのレギュラーというか。

太田光:そうでしたね。

田中裕二:それが『オモスルドロイカ帝国』という。

太田光:その前、大倉さんの番組がちょっと。

田中裕二:『(腹よじれ)AGOHAZUSHI連盟』というのがちょっとあって、それは週1でちょこっとだけ出させてもらってたんですけど、本格的に爆笑問題の番組というのでは『オモスルドロイカ帝国』。その時に、ニッポン放送というところで「オモスルドロイカ」という。面白くて鋭い。

藤井青銅:キャンペーンみたいなね。

田中裕二:そういう新しい言葉を作ろう。

藤井青銅ペレストロイカの後なんです。

江藤愛:ああ!

田中裕二:とにかく若い人たちでラジオをニッポン放送の打って出た、盛り上げていく。そこにシッピー(?)とか、尻尾のノベルティとかね。

藤井青銅:ああ! よく覚えてますね。ありました、ありました。

太田光:全然流行らなかった。

田中裕二:全然流行らなかったけど、そういうので、とにかくニッポン放送をいわゆる改革していくというんで、それこそ伊集院だとか、我々だとか、その辺がいろいろ番組をやってた時期があって、その時に青銅さんは。

太田光:もう、あの時巨匠でしたからね。我々にとっては。

田中裕二:1人だけおじさんがいるという感覚で僕らはいて。

太田光:大御所作家としてね。

江藤愛:そうか、30年前ですもんね。

田中裕二:青銅さんて、今考えたら、その時ってまだキャリア8年ぐらい?

藤井青銅:10年目ですね。

太田光:それでも、まあ、ラジオの放送作家としては。

田中裕二:だけど、ほかの曜日の作家さんはもうちょっと僕らと似た世代、同世代ぐらいの。

太田光:吉井ちゃんもそうだもんね。

田中裕二:吉井ちゃんもその辺にいたんですよ。だから、青銅さんと吉井ちゃんも30年ぶりぐらいに。

藤井青銅:そうそうそう。さっきご挨拶して。

江藤愛:へえ。

田中裕二:有楽町でやっていた人たち。

太田光:懐かしいようね。ホントに。だから、あの頃、LFって本当にいろんな仕掛けというか。

藤井青銅:あの頃はすごかった。

太田光:すごかったですよね。次から次へと。

藤井青銅:あの頃は、です(笑)。

太田光:今や風前の灯火(笑)。

田中裕二:いやいや、そんなことはないですけども、その時に一番若手でバーッて出てきたのが伊集院です。

藤井青銅:そうそうそうそう。

太田光:伊集院は青銅さんが全部仕切って、芳賀ゆいから何から仕掛けて。

田中裕二:「芳賀ゆい」って聞いたことあります?

江藤愛:いや、私、知らなくて、調べて、すごいの。今だったら考えられそうなものを、当時やってた。

太田光:いわゆる、今で言うバーチャルアイドルの。

藤井青銅:「バーチャル」という言葉が当時なかった。「架空のアイドル」ってみんなで言ってた。

太田光:架空のアイドル。

田中裕二:いないんだけどね。

太田光:伊集院が「『芳賀ゆい』という言葉は女の子みたいな名前だね」ということを言って、それを仕掛けたんですね。芳賀ゆいっていう架空のアイドル。

藤井青銅:そうそう。初めは伊集院さんがそう言い始めて、そのうち僕は、ぜひ握手会をやるべきだとか言い始めて(笑)。

太田光:それも担当でもないのに。

藤井青銅:そうそう。担当ではないのにね。やるべきだ、とか言って(笑)。

太田光:インチキくさい(笑)。

江藤愛:インチキ(笑)。

藤井青銅:インチキですよ(笑)。ほんとインチキです。

 

太田光:僕はね、ちょっと前に『PAO〜N(パオーン)』という九州の番組で、それこそ元号の話を沢田幸二さんのやっている番組で、藤井青銅さんという作家の人だというので、電話で。

藤井青銅:電話で出たんです、私が。

太田光:えっ?藤井青銅? 聞いたことある。まさかと思ったら、オードリーをやってるとかなんとかプロフィールを言ってたから、えっ?あの青銅さんだと思ってびっくりして。

藤井青銅:僕もびっくりしましたよ。こっそり出たのに、なんで太田さんが知ってんだ(笑)。

太田光:それで、俺、だから、てっきり青銅さんて、あの頃から巨匠だったから。

藤井青銅:いえいえ、とんでもない、とんでもない。

太田光:もう現場は関わってないのかなとか、下手すりゃ亡くなってるんじゃないか。

田中裕二:それはない! いやいや、でも、本当にそれぐらい会ってなくて。

藤井青銅:そうなんですよ。

田中裕二:だから、本当に、小西さんとかね。

太田光:チャチャのね。

田中裕二ウンナンのオールナイトやってる作家。もともと芸人なんだけど、そのぐらいの人たちより下の世代と我々は何となく仕事して、その後も何となくしてて。だから、その上というと、本当に巨匠になっちゃうんです。

藤井青銅:いえいえ、とんでもないです。

太田光:当時、オールナイトはウッチャンナンチャンでしたか。

藤井青銅ウンナンですね。やってました。

田中裕二:だから、ニッポン放送というラジオの中で本当欠かせない人で。

藤井青銅:とんでもないです。

太田光:それで、やっぱり本読ませていただいたけど、面白いよねえ~。

田中裕二:面白かったというか、ワクワクした。

藤井青銅:あの頃のラジオ界とか音楽界が元気があった頃だから、面白いエピソードがあるんですよ。いるだけで(笑)。

太田光:そうですよね。

田中裕二:今じゃちょっとやらないこととかね。

太田光:今、結構テレビ評論家みたいのが多いでしょう。

藤井青銅:多いですね。

太田光:ネットで現場も知らないくせに、視聴者で書いてる。

藤井青銅:そうそうそうそう。

太田光:ああいうの、ま、それはいいよ、それを視聴者が読んで楽しむ分には。俺なんか読んでも、全然面白くないんですよね。現場知らない。

藤井青銅:リアリティがないですよね。

太田光:リアリティがなくてね。

 

田中裕二:さあ、とりあえず、藤井青銅さんのプロフィールをまずはご紹介させていただきます。

藤井青銅:そうですね。何者だということですね。

♪BGM大滝詠一『夏のリビエラ

江藤愛:本日のお客様、藤井青銅さんは、1955年(昭和30年)、山口県でお生まれになりました。23歳で講談社主催の第1回星新一ショートショートコンテスト入賞後(太田:知らなかったな)、作家、脚本家、放送作家として活動。

放送作家としては、フジテレビ『ウッチャンナンチャンやるならやらねば』や、日本テレビ『おしゃれ30・30』、ニッポン放送『オードリーのオールナイニッポン』など、数多くの人気番組を担当。

プロデュース面では、当時無名だった伊集院光さんとともに、初のバーチャルアイドル芳賀ゆい」をつくり、伊集院さんをメジャーへと押し上げました。

また、脚本、演出、プロデュースを兼ねて、腹話術師いっこく堂を売り出し、衝撃的デビューを後押し。(田中裕二:これも知らなかった。いっこく堂を売り出しのが青銅さんて知らなかった)今では大御所となったスターを世に送り出しています。

作家、脚本家としては、ニッポン放送『夜のドラマハウス』やNHK-FM青春アドベンチャー』をはじめ、書いたラジオドラマは数百本。

著書も多く出版されており、これまでに『ラジオな日々』や『誰もいそがない町』、『【悲報】本能寺で何かあったらしい』(藤井青銅:なんだ、これ(笑))、『光秀ブログ炎上中……光秀ブログ炎上中! 歴史Web2.0』などを執筆されています。(藤井青銅:なぜこの本をチョイスした? 太田光:ハハハハ)

そして、現在も番組づくりや執筆活動、イベントなど、さまざまなジャンルで活躍中。

藤井青銅さん、本日のお客様です。

田中裕二:ゲストの一番好きな曲、思い出の一曲を伺いまして、その曲をBGMにプロフィールを紹介していますが、大滝詠一さん、『冬のリビエラ』というのは森進一さんが歌っている歌ですけれども、あれを作ったのは大滝さんなんですけど、これは『夏のリビエラ』という曲。英語で。

藤井青銅:『Summer Riviera』 。(注・『Summer Night Riviera』、『Summer Night in Riviera』となっているものもある)

田中裕二:歌っているんですけれども、1985年、コンピレーションアルバム『SNOW TIME』に入っている。

藤井青銅:これが出るずっと前に、私、聴かせてもらいました。

田中裕二:それを本で僕も読んで、もう興奮して読みましたよ。

藤井青銅:スタジオで、オープンリールかけて、「何ですか?大滝さん」「これ、俺歌ってるんだよ」つって。「へえ、こんな、面白いですね」って言って、終わって、自分の手でリールを外して、全部自分でやるの。「なんでですか?」「こんなの放送局の奴らにやらせたらダビングされるに決まってるんだよ」って(笑)。

田中裕二:でもね、それね、ホントに大滝詠一さんが『冬のリビエラ』をレコーディング自宅で。

藤井青銅:そうそうそう。自宅でやってたんです。

田中裕二:レコーディングとかして、それを本人からガシャッてやって聴かされたって、これはもう大滝詠一ファンからしたら、とんでもないことなんです。

太田光:当時、大滝さんとの関係というのは、ハッピーエンド再結成。

藤井青銅:そう。その特番もやりました。僕は大滝さんのわりとお笑い人脈のほうで、音楽人脈ではないんですけれども。

太田光:そういうことなんですね。

田中裕二:お笑いにすごく造詣が深い方だったんで。

藤井青銅:そうそうそう。

太田光:だから、結構積もる話はいっぱいあるんですよ。

田中裕二:3時間ぐらい話したい。

江藤愛:そうですよね。

太田光:いろんなことがちょっと早いですよね、青銅さんて。

藤井青銅:そうそう。よくおっしゃってくださって。

江藤愛:早い?

藤井青銅:大体早いと成功しないんです(笑)。

太田光:そうなの。だから、ヒットがないんです。

藤井青銅:そうそうそう。そうなの。

太田光マーフィーの法則

藤井青銅:そうそうそう。

太田光:あれもちょっと早いんですよね。

藤井青銅:僕、『宇宙の法則』というのを2冊出して、半年後に『マーフィーの法則』が出たんで。

田中裕二:ほぼ内容は同じようなものらしいんです。

藤井青銅:うん。だけど、私は便乗本と言われるという(笑)。

太田光:ハハハハ

江藤愛:先なのに?

藤井青銅:先に出した便乗本。ハハハハ

田中裕二:『マーフィーの法則』に便乗してきたんじゃねぇーかって言われちゃう。

藤井青銅:そうそうそう。

田中裕二:その辺、ツキがない(笑)。

太田光:先見の明があるというか、間が悪いというか。

藤井青銅:間が悪いんでしょうね。

 

田中裕二:その本でも、まず、デビューが星新一さんですよ。

藤井青銅:そうですね。

太田光ショートショート、今、僕、審査員、この間やったんです。

藤井青銅:日経のやっているやつですよね。私の時は講談社の時。

太田光:ああ、そうか。変わったんだ。

藤井青銅:違うんです。

田中裕二:そこで何人かの選ばれ。

藤井青銅:5000人応募があって、10人選ばれて、その10人と星さんとお嬢さんで一緒に、カイロ、パリ、ウィーン、ロンドン、11日間の旅というのが商品なんです。

田中裕二:すごくない?

江藤愛:すごい!

藤井青銅:すごいでしょう!

田中裕二:今、考えられない。

藤井青銅:出版社に力があったんです。その頃は。

江藤愛:勢いがありますよね。

藤井青銅:すごいでしょう。

田中裕二:すげぇいい話だと思って。

藤井青銅:人生の頂点ですよ、それが。

太田光:ハハハハ

藤井青銅:その後ずーっと落ちてく(笑)。

田中裕二:その後でしょう、いろいろ。ほんと、ラジオを聴いてた、だから、爆笑問題より前の聴いてた頃の話が、『夜のドラマハウス』もそうだし、あと、松田聖子さんのデビューの『ザ・パンチ・パンチ・パンチ』というね。

藤井青銅:『パンチ』は、私やってないんですけど、その後の『夢で逢えたら』。

太田光:単品でやったやつね。あれも聴いてたもん、僕。

田中裕二:聴いてたよね、ニッポン放送ね。

太田光:あの前に石野真子さんでしたよね、たしか。

藤井青銅:それはわかんない。

田中裕二:だから、あれって『(大入りダイヤルまだ)宵の口』のワイドの中の箱ですよね。

藤井青銅:聖子さんのは日曜か何かですね。『宵の口』の中の箱はまた別だと思います。

太田光:『宵の口』の中には『欽ドン欽ちゃんのドンといってみよう!)』が入っていたんですから。

藤井青銅:あ、そうそうそう。

太田光:『欽ドン』に投稿しているんですね、青銅さんは。

藤井青銅:そうなんです。

田中裕二:そうなのよ。

太田光:だから、すごいんだ、いろいろ。

江藤愛:本当ですね。

 

太田光:やっぱりね、あれを読んでると、まさに放送作家という人たちが、吉井ちゃんなんかもそうだけど、俺らLF行って、オールナイトも何回かやらさせてもらったけど、笹沼君もそうだけど、放送作家がいかに俺らを助けてくれるかというのは実感としてわかってるんだけど、それをなかなか世間にはわかんないですよね。

藤井青銅:わかんないですよね。何やってる人なの?っていう感じがある。

江藤愛:ああ、そうですね。

田中裕二:台本ともちょっと違うしね。

太田光:例えば、俺らが番組をやる。爆笑問題を誰も知らない時に、葉書コイコイしたって、きやしないんですよ。そうすると、その場でバーッとネタ書いて、ポンて、要するに、作り葉書だけど、ポンポンポンポンそれを、こうしたほうがいい、こうしたほうがいいというのを入れてくれるのが、その場で考えてるんですよ。

江藤愛:すごい。

太田光:それがみんな、あの時のLFは優秀でしたね。

藤井青銅:あの頃はそうですね。

太田光:こういうのに我々はどんどん乗せられて。

藤井青銅:お互いが高め合っていく感じですよね。

太田光:そういう感じでしたよね。

 

田中裕二:青銅さんね、今、30年ぶりにこうやって話す。当時の僕ら、どう思ってました?

藤井青銅:僕、好きでしたよ。

田中裕二:本当?

太田光:またまたぁ。

藤井青銅太田プロのライブかな、コントやってるのを観た記憶がある。進路相談。

田中裕二:はいはい、一番最初の。

太田光:最初のやつですね。

藤井青銅:イイクニツクロウを最後まで数字にするやつ。あれ、覚えてます。面白いなあと思って、その時、もう一人、松村邦洋君。スベりまくったことがあって(笑)。

太田光:ハハハハ

藤井青銅:メンタル強いなあと思って見て、その2組だけ覚えてる(笑)。

太田光:そうですか。

だから、あの頃に、それこそ、いっこく堂をその後青銅さんが手掛けるっていうことになって、番組を作ろうということになるんだけど、誰かと絡ませないとというので、俺らの名前とかも候補に上がってたらしいんですね。

田中裕二:ああ、そうなんだ。

藤井青銅:そうそう。普通はね、当時ようやく出てきたいっこく堂さんなんだけど、テレビの特番としては、誰かタレントさんと絡ませないとと普通思うじゃないですか。あと、絶景を行ったりとか、おいしいもの食べなきゃダメでしょうという時に、例えば、爆笑問題とか、みたいな、企画的にはそうなりますよね。それ、僕は全部断って、いっこく堂だけでやりたいって。

太田光:あの話も僕はすごく感動したんだけど。

藤井青銅:それは僕がプロデューサーという肩書だったから。その時は。作家ではできないです、それは。

太田光:ああ、なるほど。プロデューサーとして。

藤井青銅:プロデューサーだから、いっこく堂だけでやりたいんだというと、何となく通っちゃって。

太田光:それで、結局ラスベガスまで行くんですね。

藤井青銅:そうそう、行きました。

太田光:だから、あの時に、それこそ最初の本で言うと、青銅さんが団塊の世代がどうしても目の上のたんこぶ。

藤井青銅:そうそう、目の上のたんこぶなんです。

太田光:俺は、あれを読んでた時に、ああ、高田先生とかあの辺は目の上のたんこぶ。

藤井青銅:たんこぶなんです。

太田光:でしょう?

藤井青銅:追い抜けないのよ(笑)。

太田光:でしょう? だけど、あのいっこく堂を、要するに、ビバリーいっこく堂を高田先生が発掘して。

藤井青銅:そうそう、発掘して。

太田光:で、青銅さんが引き継ぐわけですよね。

藤井青銅:そうそう、そういうこと、そういうこと。

太田光:ラスベガスで拍手喝采までいくわけですよ。その打ち上げの席で高田先生と2人で話した時に、「よかったな」って高田先生が言ったと。

藤井青銅:そうそうそう、言ってくれて。

太田光:だけど、先生が一言「でも、大衆向けのいっこく堂も見てみたかったな」っていう。

藤井青銅:そうそうそうそうそう。

太田光:あの辺の何とも言えない微妙な2人の関係は、俺、痺れましたね。

藤井青銅:そうですよね。

太田光:でも、やっぱり高田先生から預かったものをここまでしたぞという自負は。

藤井青銅:それはあるし、僕がやるからにはこっちの方向だろうなと思ってああいうふうにしたし、たぶん高田さんがやると大衆芸能のいっこく堂になったでしょうけどもね。

太田光:そういう作家…

田中裕二:プロデューサー的なね。

藤井青銅:そうだね、プロデューサー。

太田光放送作家ってもともとプロデューサー的な感覚も。

藤井青銅:ああ、あります。

太田光:当然ありますもんね。

田中裕二:仕掛けるとか、話題作りみたいなのとか全部そうだからね。

 

太田光:あと、ライトノベルも実は青銅さんが最初。

藤井青銅:(笑)

田中裕二:それ、びっくりした。ラノベラノベって、今、ライトノベル

江藤愛:聞きますね。

田中裕二:よく聞くじゃないですか。あれって、まだ「ライトノベル」という言葉がなかった。

藤井青銅:「ジブナイル」と言われていた頃ですね。

田中裕二:頃に、青銅さんの本が、それの最初だって今でも言われているんだって、ちゃんと。

藤井青銅:言われている。何冊かあるんですけど、その中の2冊だけ。

太田光:『アニメージュ』に連載してた。

田中裕二:だから、アニメとかもちょっと早過ぎるっていうか。

藤井青銅:おっしゃるとおり。タイミングが悪いんですよ(笑)。

太田光:だから、『死人にシナチク』っていう。

藤井青銅:ハハハハ

太田光:どうしようもないタイトル。

藤井青銅:どうしようもないタイトル(笑)。

太田光:あれも僕読んだんですけど。

藤井青銅:やめときゃよかったと思って(笑)。

田中裕二:それ読んだの?

太田光:読みました。で、あれ、やっぱすげぇなと思ったのは、アニメ同好会の中で殺人事件が起きる、みたいな、わけのわかんない(笑)。

藤井青銅:わけのわかんない話です。『アニメージュ』に連載してるからね、そういう話になる。

太田光:だから、マンガみたいな小説を書きたいということなんですよね。

藤井青銅:そうそうそうそう、そうなんです。

太田光:で、確かにライトノベルなんです。だけど、その中に、コスプレとかがもう既に出てきてるんですよね。

藤井青銅:そうですね。その頃、僕は、アニメの特番。当時、ラジオは松本零士の時代でしたから。

太田光:やってた。

藤井青銅:やってたから、接してたんですよ。

太田光麻上洋子さんとか富山敬さんですね。

藤井青銅:そうそうそうそう。よく古い名前をご存じですね。

太田光:僕はだって夢中で聴いてた世代ですから。『さらば宇宙戦艦ヤマト前夜祭』とか、ああいうのを夢中で聴いたんです。

藤井青銅:そうそうそう、やってましたね。映画館に並んだりとかしてやってましたよね。

太田光:そうそうそう。あれをやってたんですよね。麻上洋子さんて今、講談師。

藤井青銅:講談師なんです。一龍斎春水

太田光:ねえ、あれも意外だったしねぇ。

田中裕二:あと、俺面白かったのが、長渕剛世良正則が番組をやってた。

太田光:ハハハハ

藤井青銅:やってたんです。

田中裕二:これ、正直、僕は知らなかった。僕は『桑田くんと関口くん』は聴いてたんです。これはサザンの桑田さんと関口さんが一緒にやって、何々君と何々君、確かに昔から。

藤井青銅:そういうシリーズはずっと昔からあるんです。

田中裕二:昔からあるんです。ニッポン放送の番組、深夜でね。で、僕は初めて本で知ったんだけど、長渕さんと世良さんがやってたって信じられないでしょう?

江藤愛:信じられないです、なんか。

田中裕二:その頃って、確かに本でも青銅さん書かれているんだけど、長渕剛さんて今のあのキャラじゃ全然ないんですよ。

藤井青銅:全然違う。全然違う(笑)。

田中裕二:田舎のフォーク。

太田光:お兄ちゃん。

藤井青銅:軟派なフォーク兄ちゃん。

田中裕二:軟派なフォーク兄ちゃんで。

藤井青銅:スケベな話しかしないっていうタイプ。

江藤愛:そうなんだ!

田中裕二:若者と同じ目線みたいな感じだったの。片や世良正則さんというのは、大人気のキャーッていうアイドル的なロックスター。その2人が番組をやってて、その時の会話がすごく興味深かったのが、世良正則さん、人気もあって男前だから、ドラマも出てて、当時『太陽にほえろ』のボギー刑事。

藤井青銅:そうそうそうそう。

田中裕二:刑事にもなってた。それを、同じニューミュージックの歌手である長渕剛さんがバカにしてたと。もちろん本気じゃないんだけど。

藤井青銅:イジってた。

田中裕二:ミュージシャンが何ドラマに出てんだよって言って、そんな会話をしているその現場に、長渕さんに役者の仕事が。

藤井青銅:来るんですよ。

田中裕二:それが『家族ゲーム』っていうね。

藤井青銅:テレビ版のほうの『家族ゲーム』。

田中裕二:森田さんの映画で松田優作さんがやったのが映画なんだけど、そのテレビドラマシリーズをやるんだけども、結局。それを、その依頼を受けて、どうしようって言っているのに、青銅さんが「やるべきだ」。

藤井青銅:やったほうがいいですよって(笑)。

田中裕二:だから、長渕さんがその後役者…

藤井青銅:私の言葉でやったわけじゃないけど。

田中裕二:だけではないにしてもね、後押ししたというか、すごいな、このなんか、いろんな過渡期、変わっていく。

太田光:ちょっと間違ったら秋元康になれてた。

田中裕二:ハハハハ

藤井青銅:なれなかったー!(笑)

太田光:すごい人なんだけどね。

田中裕二:でも、本当すごい人ですよ。

太田光:でも、すごく思えないという。ハハハハ

藤井青銅:ハハハハ

 

太田光:でも、そう考えると、僕は、この間、オードリーが武道館やったじゃない。

藤井青銅:武道館やりましたね。

太田光:大成功で。

藤井青銅:大成功でした。すばらしかった。

太田光:『ビバリー(昼ズ)』聴いてるんですよ、僕。すると、高田先生が。

藤井青銅:高田さんが観に来て。

太田光:絶賛してる。

藤井青銅:そうそうそう。

太田光:目の上のたんこぶだった高田先生が絶賛してる。これは、やっぱりやってやったっていう。

藤井青銅:やっぱりちょっと嬉しいですよね。高田さんが認めてくれたというのはね。私の力じゃない。オードリーの力ですけども。

太田光:もちろんそうだけども、やっぱりね。

田中裕二:青銅さんが一緒にやってるわけですから。

太田光:絡んでやってるわけで。だって、若林を見つけたのもラジオ日本でしたっけ?

藤井青銅:そうそう。ラジオ日本でしたね。

太田光:青銅さんがやっていた番組で。

藤井青銅:すごくしゃべれる子がいると。全然有名じゃなかったんだけど、フリートークがうまいからというんで、ずっと何度も使ってて、その後、勝手に彼らはブレークしたんですけども、したら、ちょっとやんない?って(笑)。

太田光:オールナイトに。

田中裕二:持ってきたわけだ。

太田光:青銅さんが持ってきたんだから。これも、だから、俺らも青銅さんにハマっときゃよかったなあ。

田中裕二:ハハハハ

藤井青銅:何をおっしゃいますか(笑)。

太田光:ハハハハ

田中裕二:俺ら、まずニッポン放送から。

太田光:出入り禁止になっちゃった。

田中裕二:出入り禁止になっちゃった。

江藤愛:そりゃダメだ。

田中裕二:そっからダメだね。

 

太田光:でも、ほんとはこれからもずっと小説的なことをやっていきたいとか。

藤井青銅:うん。だんだん、たぶん僕は小説、ショートショートに戻っていく感じがしますね。

太田光:そうですか。僕、ライトノベルというと、喜多嶋隆さんて、『ポニーテールはふり向かない』というのを当時やってた。

藤井青銅:ありましたね。

太田光:あの人の軽い小説の感じが、なんか最初っぽい感じがするんですけど。

藤井青銅:ああ、なるほどね。その頃、結構あったんですよ。「少女小説」と言われたりとか、花井愛子さんとか氷室冴子さんとかが。氷室冴子さんとか読んでて、すごい面白いんです。すごい面白いんだけど、「少女小説」と言われていることで、彼女はものすごく損をしているなと思ったんです。

太田光:ジャンルとして。

藤井青銅:うん。そこらの文芸小説より全然面白いのにと思って。で、なんかライトノベルっぽいのは僕は書くのをやめようかなと思ったの、その時。まだそういう名前はなかったですけどね。

太田光:あのライトノベル、青銅さんが書いたやつ読んでると、ああ、この人、本当に、それこそ最初にラジオの時に、作り葉書をワーッと横で書いた、あの感じで書いてるなっていうのが。

田中裕二:ハハハハ

太田光:思いつくままに筆が走ってる感じ。でも、これが放送作家の(田中裕二:そうなんだよねぇ)職人的な感じなんだよなあっていう。

田中裕二:そうなんだよねぇ。ちょっとまたテレビとかとも違って、特にラジオの放送作家さんの。

藤井青銅:ラジオの人ってわりと書いちゃうんですね。文章をいっぱい書くんですよ。だから、本に近いですよね。ラジオの作家は。

太田光:そう。文学的なものがあるから。だから、すごいですよね、そう考えると。

田中裕二:やってることが節操ないぐらいいろいろ。

藤井青銅:節操ないんですよ。

田中裕二:本当に。

太田光:本当にそうなんですね。

藤井青銅:何やってんだ、コイツはって。

太田光:結局、元号ブームにしろ、全然前に本出しているわけですよね。

藤井青銅:この4年前に一回元号の本を。世間が全く話題になってない時に、元号だー!つって、4年前に出して、全く話題にならないで(笑)。

田中裕二:そうか! これ4年前に出している本。

藤井青銅:それを見た人が、今回話題だから出しましょう。僕にとって2冊目の元号本になるんです。ハハハハ

太田光:ハハハハ 面白いよね。ちょっと早い。

田中裕二:早いんだよねぇ。

江藤愛:すごいですね。本当にすごい。

太田光:先見の明は(笑)。

田中裕二:だから、全部後の人においしいとこ持ってかれるパターン。

藤井青銅:そうそう。

 

太田光:だけど、やっぱり文章からも感じるけど、そういうことを全然気にしてないというか。

田中裕二:そう。

藤井青銅:いやいや、そんなことないですよ。もっと売れたいんですけど(笑)。もっと儲けたいんですけど。

太田光:あんまり自己主張が。

田中裕二:ないんだけど、でも、本読んでると、こういうことをやりました、これでちょっと話題になったんだけどってなるんだけど、でも売れなかった、みたいなオチが多いじゃないですか(笑)。

藤井青銅:そうそうそうそう。売れなかった。話題にはなったけど売れなかった(笑)。

田中裕二:売上には影響しなかった、みたいな。

藤井青銅:全部それ(笑)。

太田光田中裕二:ハハハハ

 

(CM)

(太田さん、青銅さんの笑い声)

田中裕二:TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー-ここは赤坂応接間-』今週のゲストは放送作家藤井青銅さんです。

作りじゃない、ちゃんと本当に来た質問。

太田光:吉井ちゃんも作りがうまかったからなあ。

藤井青銅:作るからなあ、また。

田中裕二:吉井ちゃんも、それはだって。

藤井青銅:そういうふうに育てられてきた。

田中裕二:育てられてきているわけだから。

江藤愛:今日は青銅さんの「せ」「い」「ど」「う」の文字から始まる質問をリスナーに募集しています。

太田光:「せ」できました。RNサンチョ。世知辛くなったラジオ業界と感じることはありますか。

藤井青銅:ああ。

太田光:どうです?

藤井青銅:「お金がないからできないんだよ」とか、さんざん聞くんだけど、昔からないんだよとか思って(笑)。

太田光:確かにそうですよね。

藤井青銅:昔からないのよ、ラジオって。

田中裕二:まあ、ラジオはね。ラジオは昔から。ただ、イベントで特にニッポン放送とかって。

太田光:イベントはうまかったよ。

田中裕二:とてつもないイベントをよくやってたじゃないですか。

藤井青銅:そうそうそうそう、やってましたね。

田中裕二:それこそ僕も行ったんだけど、大滝詠一さん、サザン、そしてラッツ&スター、これが西武球場でやるわけよ。コンサートを。すごくない?

江藤愛:うん、なんかすごい。

田中裕二:そんなのとか。

藤井青銅:やってましたね。

田中裕二:それこそ武道館とか。

太田光:当時のニッポン放送って、ちょっとブームを作ってやろう、みたいなのがすごくありましたよね。

藤井青銅フジサンケイグループのスピリットみたいなのは、たぶんニッポン放送的に強かったでしょうね。

太田光:あったんですね。

田中裕二:あと、やっぱり、ラジオのリスナーが多かったからね。

藤井青銅:そうそうそう。それは言えますね。

田中裕二:それこそたけしさんのオールナイトニッポン聴取率とか。

太田光:あれは圧倒的だったね。

藤井青銅:あれはすごかったですね。

田中裕二:テレビだからね、もう。

太田光:だから、やっぱり我々もあれに憧れてラジオとかやるんだけど、青銅さんが高田先生が目の上のたんこぶのように、やっぱり漫才ブームというのは、どうしても俺たちは。

藤井青銅:ああ、なるほど。

太田光:どうしても俺たちは。

藤井青銅:なるほど。世間の熱気がやっぱり違いますもんね。確かにね。

太田光:違いましたよね。

田中裕二:そこは全体的なムードが。その時代だからそうだったということが。

藤井青銅:そうそうそうそう。タレントの問題じゃないんですよね。

田中裕二:今どうするということでもなくなっちゃってる。

藤井青銅:確かにそうかもしれない。

太田光:でも、ドラマ、やっぱりラジオドラマ、それこそ大滝さんのやつとか、いろんなドラマやってましたよね。

藤井青銅:やってましたね。大滝さんでは『マイケル・ジャクソン出世太閤記』という。原案、小林信彦さん。

太田光:原案、小林信彦さん。

藤井青銅:5~6枚の原稿が僕に来ただけという。これで1時間のドラマを作れ。ハハハハ

太田光:1時間に伸ばせと。ハハハハ

芳賀ゆいオールナイトニッポン」もひどいですもんね。

藤井青銅:ひどいですよね。2時間全部作りですから。

田中裕二:ハハハハ

太田光:いないんだから。

田中裕二:それはそうだよ。

藤井青銅:いないんだもん。

田中裕二:架空なんだから。

藤井青銅:作らざるを得なかった。

田中裕二:コントとしてね。それはしょうがない。

 

太田光:だけど、伊集院が、青銅さんがよかれと思って、伊集院こうしたほうがいいみたいなメモで伊集院に渡して、したら、伊集院も、実は青銅さんが、あれ、ご病気された時ありましたもんね。

藤井青銅:ちょっとありました。

太田光:その時に、圓鏡・談志の歌謡大全集。(注・『幸せな裏方』では、『談志・圓鏡 歌謡合戦』とある)

藤井青銅:有名な。

太田光:それを、お見舞いに行って、照れくさそうに青銅さんに渡したのをお互いどっちも大事に持っている。

田中裕二:ねえ。それはいい話だよね。

太田光:涙もんだよね。

田中裕二:涙もの、本当に。

藤井青銅:伊集院君は大事に持っているかどうか知りませんよ。腹立たしくて持っている可能性も(笑)。

太田光:いやいやいや。

田中裕二:でも、持ってるってね。

太田光:俺はこの前伊集院と話して、青銅さんの話になったんです。したら、「やっぱ天才作家だった」って言ってましたから。

藤井青銅:いやいやいや、とんでもないです。

太田光:『(伊集院光と)らじおと』という番組、今度出てください。

田中裕二:出てください?

藤井青銅:出てください、じゃないでしょう(笑)。

吉井さん(?):伊集院君がどう思っているか。

藤井青銅:そうですよね。

太田光:いやいや、だから、青銅さんからオファーしてください。伊集院と青銅さんの会話を聴きたいから。

田中裕二:聴きたいということね。

太田光:聴きたい。

江藤愛:ああ、聴きたい、聴きたい。

 

太田光:RNももいちろう。「せ」できました。青春時代、憧れのアイドルは誰でしたか。

藤井青銅:憧れのアイドル? 誰だろうなあ。

田中裕二:ちょうど僕らの10コ上。桑田さんとか。

藤井青銅天地真理さん、好きだったな。

太田光:ああ!

藤井青銅:今、悲しい感じ(笑)。

太田光:悲しい、悲しい。

田中裕二:やめなさいよ! なんでその話を。当時のかわいい話だけしよう。当時のかわいかった話だけでいい!

太田光:架空だとか。

田中裕二:架空じゃねぇーよ! 架空じゃねぇーよ!

藤井青銅:ハハハハハ

田中裕二:いやあ、天地真理さんは本当かわいかった。

太田光:かわいかった。本当白雪姫だったもんね。

 

太田光:RNよしもう一発。「い」できました。田舎、地方のリスナーを意識していますか。

藤井青銅:それはすごく意識する。僕も山口出身だから、主に九州のを聴いて育っているんですけど、イベントってやっぱり東京でどうしてもやるじゃないですか。(?)のイベントも東京じゃないですか。出待ちとかなんか、あり得ないですよね、地方でというのは。だから、今回のオードリーの武道館も、その前に各局を回って武道館にしたいというのは、そういうことだった。

太田光:あったんだ。

藤井青銅:それでも大都市しか行けないですけどね。でも、やっぱりそういうのをやったほうがいいなと思って。

田中裕二:それこそ、今、エリアフリーで最近はラジコでね。

藤井青銅:そうそうそう。全国で聴けますから。

田中裕二:俺は、太田さんもそれですっげぇ聴いてて。

藤井青銅:太田さんはすごい各局。

田中裕二:日本中のいろんなのを聴いてるんだけど。

藤井青銅:太田さんはすごい各局。だって、ミュージックソンのとき、地方局側の立場で(太田光:ハハハハ)、「声の握手」が気になるってお話しになってて、すっごい面白かった。

田中裕二:あれ、キスマイの北山に無理を言って。

太田光:仕込みましたから。

田中裕二:仕込んで、「お前、RCCに横山っていう奴がいるから、「横山この野郎」とにかく大声で叫べ、とにかく何にも考えなくていい。「横山この野郎!」って怒鳴れ」とかね。「枝曾丸(しそまる)というのが和歌山で出てくるから、「あでー」って言え」みたいなことを無理やり仕込んで。

江藤愛:面白い。最高。

田中裕二:でも、こういうことが本当にラジオを。

太田光:面白かったね。

田中裕二:楽しいというかね。

藤井青銅:面白いですよね、そういうのがね。

田中裕二:なかなかテレビじゃできないしね。

江藤愛:いいこの架け橋。

太田光:シッピーの失敗も面白いもんね。

田中裕二:シッピーはね。

太田光:あれ、何だった? 尻尾があるんだよな。

藤井青銅:尻尾のこうやるとキュッと曲がる。あれ、何に使うんだろう。

太田光:ハハハハ

田中裕二:キーホルダーみたいに、とか、鞄とかにつけたりするような。

藤井青銅:でも、30センチぐらいあったよ。

田中裕二:そうなのよ。シッピーというのがあってね。

太田光:それがいわゆる。

藤井青銅:グッズですよね。

太田光:グッズ。葉書読まれた人に送る。架空の恐竜だか。

田中裕二:恐竜みたいななんかの尻尾。

太田光:尻尾だっていう。ただのモコモコした、安そうなやつだけど、それを配ってたよね。

田中裕二:そうそうそうそう。

太田光:一向に話題になんなかった。

田中裕二:全く話題になんなかったね。

藤井青銅:ハハハハ

太田光:俺らも「なんだ、これ」って言いながらやってたもんな。

田中裕二:『オモスルドロイカ帝国』。

 

太田光:RNイエスミソオ。「ど」できました。どうして放送作家になったんですか。また、目指すにあたり影響を受けたものは何ですか。

藤井青銅:これは、最初に出た星新一ショートショートコンテストの中に1人放送作家がいたんです。その人が秋元さんといつも一緒にやっていた人。

田中裕二秋元康さんとよく一緒にやっていた。

藤井青銅:よく一緒にコンビを組んでやっていた人で、ショートショートを書けるならドラマも書けるんじゃないの?というので、『夜のドラマハウス』でショートドラマの番組に紹介してもらってという経緯ですね。

太田光:だから、本当にラジオドラマが多くて、TBSでも。

藤井青銅:ありましたね。

太田光:ああいうの面白かったよねぇ。

田中裕二秋田書店のね。

藤井青銅:面白いですよね。最高の映像を頭に浮かべるから(笑)。

田中裕二:そうね。

太田光:でも、あれを毎週やってたって、当時のラジオ、偉いですよ。

田中裕二:偉い。

藤井青銅:偉いですよね。

太田光:あのクオリティでね。

田中裕二:偉い、偉い。本当にそれは。

太田光:また鶴光さんが、あの頃、第1次声優ブームでしたっけ。

藤井青銅:はい、そうですね。

太田光:だから、声優、ハイジの人とか。

田中裕二:エロいことを言わすのね。

太田光:スケベなことを言わそうとする。それもまたおかしかったよね。

藤井青銅:みんな想像しちゃうから(笑)。

太田光:ハハハ ひどい放送だけど。

田中裕二:ひどいんだけどね。

 

太田光:RNトンカチ大臣。「ど」できました。どうしても締め切りや収録に間に合わない時、どうやってとぼけましたか。

藤井青銅:まず、連絡に出ないですよね。

太田光:ハハハハ

田中裕二:でも、これね、ケータイない時代は、放送作家にとっては天国ですよね。

藤井青銅:天国です。家出ちゃえばいいんだもん。

太田光:ハハハハ

江藤愛:留守電にしとけばいいんですもんね。

藤井青銅:そうそうそうそう。

太田光:で、喫茶店にいて。

藤井青銅:そうそうそうそう。あと、ぎりぎりは何となくわかるじゃない。ぎりここまでに間に合えば何とかなるっていうのはわかってるから、それでやりくりするという。またディレクターもいい時代で、あんまり怒らないんですよね。しょうがないな、みたいな感じですね。

太田光:面白かったのが、チェッカーズの特番で作家が飛んじゃって、直前に廊下で会って、「いま暇? オープニングのコント考えて」って、また安請け合いしたんだけど。

藤井青銅:「あ、いいよ」つって。

太田光:本番5時間前ぐらいですか?それは。

藤井青銅:5時間ぐらい前に声をかけられて、でも、オープニングコントだから、3分とか5分ぐらいのものですよ。だから、頑張れば書けるんだけど、あんまり早く渡したらよくない。

田中裕二:でき上がってるのに、ずっと考えてる振りして。

藤井青銅:振りして。

太田光:ADは青ざめて。

藤井青銅:ADは効果音ができないんだよとか言って、効果音とか、音楽とか、必要なぎりぎり30分もあればたぶん大丈夫だなと思って、「できたよ」って。

太田光:それが要するに生放送的な。

藤井青銅:そうそう。勢いでボンと突っ込む。

太田光:面白さも同時に計算してるっていうのは、やっぱりこれは放送作家じゃないと、こういう発想ってないですもんね。

田中裕二:だから、何でもこっちのほうが面白いっていうほうに行ける。

藤井青銅:そうそうそう。大体大変で儲からない(笑)。

田中裕二:そうなの。結構自分が怒られたりとか、損したりするんだけど、どっちが面白いかっていうのが(太田光:面白いよなあ)たぶん青銅さんの中では基準なのよ。だから、本当だったら、合理的にいったらこっちなんだけど、これだったら、でも、面白くねぇーなと思っちゃうんだと思うの。

太田光:そういうことだよね。

田中裕二:だから、先にいいやって。そうすると、面白くて盛り上がるんだけど、自分にとっては何の功績にもならないというね。

 

太田光:この間のオードリーの、さんざん春日が感動させて落ちたじゃない。

藤井青銅:はい。落ちましたね。

太田光:あの時は大喜びしたでしょう、青銅さん。ハハハハ

田中裕二:面白かったもんね、あれは。

藤井青銅:まあ、でも、これが春日さんだよなあと思って(笑)。持ち上げすぎだよという。

太田光:ハハハハ

田中裕二:いや、あれは面白かった。本当面白かったね。最高だった。

藤井青銅:昨日、入籍しましたけどね。

田中裕二:そう。昨日、入籍した。あれもだから、俺らの楽屋に来て、お祝いをあげたのね。それで、まだ「おめでとう」って感動の時だった。まだ出る前。春日、お礼を言いに来て、さんざんお礼を言った後に、「実はもう一つお話が」。

太田光:「明日出ます」。

田中裕二:「明日、ついに出ます」。何が出るんだよ!

太田光:ひっくり返ったなあ、あの時な。

田中裕二:あれは嬉しかった。嬉しかったって言ったらあれだけど。

藤井青銅:でも、お笑い芸人としては最高ですよね。

太田光:最高でしたね、あれはね。

田中裕二:芸人としては最高だもの。

太田光:また奥さんも立派な方。

藤井青銅:そうそう。

江藤愛:大きい方ですよね。

田中裕二:奥さんも、クミちゃんだっけ? よかったよね、そういう人で。

 

太田光:RNあじよしのうり。「う」できました。ウッチャンナンチャンやオードリーと口論になったことはありますか。

藤井青銅:口論はないですね。

太田光:でしょうね。

藤井青銅:ないですよね。

田中裕二:ないですよね。

太田光:本当に物腰がやわらかいというか、巨匠然としないですもんね。

藤井青銅:巨匠じゃないし、あと、怒らない人としか仕事しないようにしてる(笑)。怖い人とはやらないようにしてる(笑)。

田中裕二:ハハハハ

太田光:いやいや、でも、青銅さん自体が怒らないでしょう?

藤井青銅:私も怒らないですね。

太田光:なんか腹立つ若手とかもいたでしょう?

藤井青銅:ああ、いるかもしれないけど、でも、人それぞれだしね、別に。いろいろあったほうがいいじゃないですか、こういう仕事って。

太田光:ああ、そうかあ。

田中裕二:それこそ生意気なアイドルだとか、ちょっと勘違いしたミュージシャンとか。

太田光:あの頃多かったもんな。

田中裕二:いたんじゃないですか、青銅さん、そういう。

藤井青銅:まあ、いたでしょう。

太田光:ハハハハ でもね、いまだに現役っていうのは嬉しいやね。

田中裕二:そう。でも、本当に放送作家の人って、ギャグ漫画家もそうだけど、大変なんですよ。続けることが。

太田光:大変です。毎週だから。

藤井青銅:わりとそうですよね。

田中裕二:だから、その場その場の仕事。

太田光:その場しのぎだから、大体。

藤井青銅:しのいでしのいで数十年(笑)。

田中裕二:多いから、本当に。超大作をずっと連続で作るみたいな感覚とはやっぱり違うじゃない。ポイント、ポイントで、次外したら終わっちゃうみたいな。

太田光:高田先生もそうだもんね。

藤井青銅:そうそうそうそう。

太田光:速攻力というか。

田中裕二:だって、3年後とか想像もつかない世界だから、本当に大変だと思うんですよ。

太田光:すごいよね。たけしさんが実は流行らせたと思われていることも、高田先生がパッと拾って、これを広げたっていう。

藤井青銅:それはあると思います。

太田光:すごい多いですもんね。

田中裕二:それはあるでしょうね。

太田光:そういうところなんだよね。

今の若手の作家をどう見てます?

藤井青銅:あまり知り合いはいないんですけども、でも、やっぱりみんなすごいなと思いますよ。

太田光:やっぱりね。でも、なんでLFはこんな状況になっちゃったんですか。

田中裕二:いやいやいや、こんな状況って何?

藤井青銅:放送局って引っ越すと業績が悪くなるというジンクスがありまして。

太田光:ハハハハ なるほど。

藤井青銅:2回引っ越してます(笑)。

 

太田光:RNゲゲゲのサラリーマン。「う」できました。うどんと日本蕎麦、ラーメン、パスタ、どれが一番好きですか。

藤井青銅:これね、聴きたいとこでしょう、やっぱりね。

太田光:ハハハハ

田中裕二:全く興味ないから。一応くだらない質問がきたんでね。何ですかね。

藤井青銅:蕎麦ですね。

太田光:どういうところが好きですか。

藤井青銅:これ以上広がらないんで(笑)。

太田光田中裕二:ハハハハ

江藤愛:終わり。

太田光:普通、ラーメンて言いますよね。

藤井青銅:普通はそうですけどね。

田中裕二:普通とも限らないでしょ、別に。俺も蕎麦だな。1位、ざる蕎麦。せいろの蕎麦が一番好き。

太田光:愛ちゃんはやっぱパスタでしょ?

江藤愛:私、パスタかな、やっぱり。

田中裕二:お前も蕎麦じゃねぇーの?

太田光:いや、僕はラーメン。

田中裕二:本当?

太田光ラーメン二郎の常連です。

田中裕二:1回も行ったことないですから。

藤井青銅:広がってここまでですね。

太田光:広げてもここまで(笑)。

田中裕二:どうですか、この質問を選んだ放送作家の吉井っていう奴は。

藤井青銅:ちょっと出直したほうがいいんじゃないですか(笑)。

 

江藤愛:藤井さんの本のご紹介です。

藤井青銅:ありがとうございます。

江藤愛:『元号って何だ?: 今日から話せる247回の改元舞台裏』元号に関する素朴な疑問に答える入門書。いま一番楽しめる元号本で、小学館より絶賛発売中です。

田中裕二:これも何かの後追いとか言われるのかな。

藤井青銅:何とか熱があるうちに売り切ってしまう(笑)。

田中裕二:令和に決まりましたけど、どうでした? 令和というのを初めて、あ、これになったんだと。

藤井青銅:なんか今風な言葉だなと思いましたよ。キラキラほどではないけども、現代風な。平成の時にちょっと古くさいなと思いませんでした?

田中裕二:そうですよね。なんかね。

藤井青銅:それに比べれば。

田中裕二:気に入ってますか。

藤井青銅:まあ、気に入らざるを得ないです(笑)。

太田光:でも、本当に新しいことも全部受け入れるっていうか、あれですよね。要するに、パソコンとかも早いじゃないですか。ネットとか。

藤井青銅:早くはないですけど、やっていかないと生き残っていけないんで、頑張って勉強するという。

太田光:それがすごいですよね。俺なんか、もういいやと思っちゃうけどね。

田中裕二:俺なんか完全に置いていかれてるから。

江藤愛:本当に。同じくです。

藤井青銅:でも、例えば、タレントさんの名前なんか、もう覚えるの、僕は放棄してますけども。

太田光:確かにね。

藤井青銅:だって、TikTokで有名な誰々って言われてももう。

江藤愛:わかんない、わかんない。

太田光:それはわからない。

田中裕二:それはわかんない。乃木坂の人の名前言えます?

藤井青銅:言えない。僕は光GENJIのとこで。

太田光田中裕二:ハハハハ

藤井青銅光GENJI以降はあきらめました。

太田光:諸星ナントカ。

田中裕二SMAPがいるでしょう。嵐もわかるでしょう。なんで光GENJIで終わっているの。

 

太田光:でも、オードリーは幸せだな。

田中裕二:そうだねぇ。

太田光:そう考えると羨ましいな。

田中裕二:そうだよ、羨ましいね。

江藤愛:本当ですね。

田中裕二:だって、本当にオールナイトニッポンていうのは、我々、今、ラジオこうやってやってるけど、TBSでやってるけど、なんだかんだ一番憧れてる番組なわけでね。

太田光:本当はね、そうだよねぇ。

藤井青銅:(笑)

田中裕二:だから、そのオールナイトニッポンを今オードリーが。

藤井青銅:名前としてはね。

太田光:残ってる。

田中裕二:そうそう、残ってるし、それはもう歴史もある。もちろん『パックインミュージック』、TBSもそうなんだけれども、そこで僕らがちょうど中学とか高校の頃聴いてたあの番組ねっていうのに青銅さん関わってたわけだからさ、そういうことを思うとね、羨ましいなってふうに思いますよね。

青銅さん、今後やりたいこと、気になっていることはあるんですか。

藤井青銅:ああ。今、本を書いているんですけども、本当は連休前に上がってるはずなのが、まだ半分しか上がってない。

太田光田中裕二:ハハハハ

太田光:遅い。

田中裕二:何関係ですか?

藤井青銅:国関係ですね。

田中裕二:すっげぇ大雑把(笑)。

ということでございまして、どうもありがとうございました。

藤井青銅:こちらこそありがとうございました。

田中裕二藤井青銅さんでした。

www.tbsradio.jp

 

 

 

 

5人目「陽だまりに咲く花」

 

on8+1 2019年5月7日

 

続いてのコーナーはこちら!「佐藤満春の日向でポカポカキュン」

『キュン』♪

 

今週ピックアップする方はこちら!「陽だまりに咲く花」渡邉美穂

 

今週は渡邉さんでございます。渡邉さん、2000年2月生まれ、19歳。埼玉県出身ということで。

渡邉さんのすごいところ、もともとバスケ部のキャプテンということがあって、体育会系とか元気印みたいな印象が強い方だと思うんですけど、すごいなと思ってて。五角形とか六角形のレーダーチャートってあるじゃないですか。パラメータみたいなのがわかるやつ。あれで言うと、ほぼでっかい丸なんですよ、この人は。総合的に見て、アイドルの超人だなと思ってて。それは、歌とかダンスとか全部において。

何がこんなすごいのかなというのを僕なりに考えてみたところ、2点大きなポイントがあって、1個は、感情の届け方がすごい上手だなと思ったんです。すごくやわらかく言うと、表現力なんですけど、これが意識的にやっているのか無意識か全然わかんないんですけど、感情を表に出す時の届け方がすごくて。

例えば、トークをしゃべるんです。トーク自体がエピソードとして完成してて、間もテンポも全部おもしろいんだけど、すごいのが、どこが自分で心が動いた、みたいなところの顔の表情とか、あと、声のトーン、これができるっていうのはもう完璧。いつ『さんま御殿』に呼ばれても全然大丈夫っていう。

あと、すごいなっていうのが、番組で、マイクパフォーマンスみたいのをする企画で、以前、このコーナーでも紹介した富田鈴花さんに「キャラが迷走してんだよ」みたいな、ちょっと毒っぽいことを言い放つシーンがあったんですけど、その言い方が絶妙だった。ちょっと相手に愛のある毒を伝える時って、その子が無理していると絶対笑えない。声が小さいと笑えない。ある程度完璧な間でやってくれないと、その後、笑いにくくなっちゃうんだけど、全部。ある程度の品も保ちながら、あれできるのは、なかなか。特に日向坂のメンバーでも一番そこの技術はずば抜けてるんじゃないかななんていうふうに思います。

で、渡邉さんのすごいところは、精神性、スピリット。基本的にずっと、これ、スポーツをやっていたからなのか、もともとそういう方なのかわかりませんけど、ずっとチーム全体のことを常に考えてるなっていうふうに思ったとこがあって。

私が『ひらがな推し』、現『日向坂で会いましょう』という番組という番組名が変わる前に、駅伝の企画でご一緒させていただいた時に、これは放送に乗っていましたけど、柿崎さんという方と渡邉さんが走っていて、どうしても2人で支え合わなきゃいけない。柿崎さんが結構辛くなったシーンで、渡邉さんが励ますんですけど、歌を歌って励ますんですよ。こんな表現の仕方ある?っていう。びっくりしたね。これはまさに声援、言葉が歌を通してまさに陽だまりのような声援を送り続けた。

あと、もう一箇所見逃しがちなところで言うと、これね、放送に乗っていたかどうか、ちょっと覚えていないんですけど、駅伝で走ってる2人がいて、走っていないメンバーが声援を送るシーンというのがあるんですよね。いろいろ歌を歌ったり、ダンスしたり、場合によってはピラミッドを作って「頑張れ」って言ったりとか。

我々はそのそばで見ているんですけど、ちょうど渡邉さんと柿崎さんが走っているところを応援するところで、走っていないメンバーがどう声をかけるかと決めている時に、柿崎さんという方がわりと可愛いセリフを言うとか、ぶりっこをするみたいな遊びがあって、メンバーが柿崎さんにちょっとぶりっこ的なフリをします、みたいなことになってて、あ、これ、渡邉さんに対してノータッチになっちゃうな、このシーンと思って、どうしようとも思ったんだけど。

その時に、この渡邉さんがすごいところは、例えば、メンバーの人が柿崎さんに振るじゃないですか。柿崎さんがカメラに向かって、こっちに向かって可愛いセリフをワーッと言うんですよ。その時に、渡邉さんがすごいのは、ちゃんと半身になって、柿崎さんを立たせつつ、にこやかで、自分は邪魔しなくて、その場をすぐ盛り上げるみたいな。で、ワーッと走っていくみたいな、これは結構、結構な技術がないとできないっていう。すごかったなあ。そこはびっくりしましたね。あ、この人の精神性というか、生き方なのかな、生きざまっていう感じなのかもしれないですけど、本当に陽だまりに咲く花がほかの花を引き立たせた瞬間。

いやあ、かっこよかったと思いました。尊敬しています。

ということで、今日、曲は、そんな渡邉さんが柿崎さんを励ます時に歌っていた曲をお届けしましょう。『約束の卵』♪