オードリーのオールナイトニッポン 2019年3月16日
若林:今一番緊張する仕事が『潜在能力テスト』なんですよね。
春日:今?始まってだいぶたつでしょうよ。
若林:やっぱさ、俺、人見知りなんだよね。
春日:存じてますよ。
若林:人見知りじゃないんだけど、今はね。もともと“大勢で”というタイプじゃないから、14人芸能人が3段に座っていて、それを進行するというのはなかなかなんですよね。頑張りたいんだけど。結構子どもに人気でね、あの番組。
春日:ああ、はいはいはい。
若林:最近よく小学生に街で言われたりするのよ。「潜在能力テストの人だ!」って言われるから、知らないんでしょうね、このラジオのこととかは。
春日:まあ、小学生だとね。
若林:MC台から距離も結構離れてたりするから、やっぱ絶対明るい人になんなきゃいけない。あの番組は。時間帯的にも番組のカラー的にも。だから、かなり背伸びしてんのよ。
春日:なるへそ。うんうんうん。
若林:反省ばっかり。終わった後。いつもその反省をどっかで解消しないと引きずっちゃうから、帰りに必ずダイバーシティに寄るんですね。
春日:へえ。はいはいはい。
若林:で、キン肉マンショップで死ぬほどガチャガチャをやるんですよ。そうじゃないとリセットできない。
春日:なるへそ。
若林:でも、キン肉マンショップの入り口に4つキン肉マンのガチャガチャがあるの、たぶんほとんど俺がやってると思うんだけど、だんだん減ってってるんだけど。
春日:そんなに?
若林:中のカプセルが。
春日:そんなにやるんだ、1回で。
若林:5階でまず3000円分ぐらいを両替してね、100円玉めちゃくちゃ、両方のポケット、100円玉15枚ずつ、みたいな。
春日:はあ、すごい。
若林:ジャラつかせながら、カツアゲあってジャンプしたら終わりよ、もう。
春日:うん。ウソつけない。
若林:ウソつけない。ジャラつかせながら、春日のフライデースタイルでさ、フード被ってさ、マスクしてさ、ずっとガチャガチャやってんの。自分が出したいやつ。メシアの格好だよね。
春日:はいはいはいはい。救世主ね。
若林:フード被って、怪しい格好でずっと。ゲーセンのガチャガチャのスペースとかじゃないから、袋とかはないから、自分、リュック背負ってんすけど、リュックにガチャガチャガチャってカプセル出して、中何か見てリュックの中に入れるっていう。カプセルを。
春日:カプセルごと持って帰るということですか。
若林:一々開けないんですよ、そこでは。
春日:あ、そう。
若林:しゃがんでるから。1人フード被った男が閉店間際に。
春日:入れて早く帰りたい、みたいな。
若林:そうそうそう。かぶったりすると舌打ちしたりしながら。店の人も見てたりするんだけど。
で、家帰ってカプセルを開けて、テーブルに1人で並べるんですよね。超人たちを。部屋真っ暗にして、それを懐中電灯で当てて見てるんですよ。
春日:それ何?部屋、別に明るいまま見たら、ちょっと違うの?
若林:石井ちゃんとかもそうだと思うんだけど、武道館やってから、結構照明にこだわってるっていうか、照明で変わるっていうことがあるから。ブースも俺が言ってオレンジをつけたんですけど。
春日:オレンジ、ああ、ついてる。
若林:これ、もともとなかった。
春日:なかったの?気づかなかったけど、あったんじゃないの?
若林:本当は俺と春日のところだけピンスポで当てて、ブースは青い光に、うっすら表情がわかるぐらいに本当はしてほしいんだけど。
春日:やりづらいよ、それ。
若林:ははは(笑)照明でずいぶん変わるな、オカモトさんさすがだなって思ったわけ、舞台監督の。
春日:はいはいはい。それ以来。懐中電灯を当てるのがいいんだね。見栄えがいい。
若林:懐中電灯を当てるのがプロレスっぽいのよ。
春日:ああ、なるへそ。
若林:キン消しの筋肉が浮き上がるの。真っ暗にして懐中電灯を当てるほうが。
春日:はいはいはいはい。わかる、わかる。
若林:キン肉マンしかり、ジャンクマンしかり。
春日:うふ(笑)まあ。ジャンクマン、そうだね。超人たちがね。
若林:それを見ながらハイボール飲まないことには、あそこ、なんかああいうふうに展開できなかったかな、とかが頭に巡っちゃうから。
春日:ああ、それはいいかもしれんな。
若林:とにかくそれでキン肉マンも37巻以降、読むべきか読まないべきか、ずっと悩んできたんだけど、武道館終わりで、読むことにしよう、次の章へ行こうって思ったわけ、俺は。
春日:なるへそ。
若林:オードリーしかり。
春日:ほう。
若林:キン肉マンしかり。お前冷めてんな、殺すぞ!お前。
春日:やだ、やだ、やだ!
若林:ははは(笑)
春日:そんなことでやられちゃイヤだよ。だから、王位継承で止まっていたところを。
若林:そうそうそうそう。再開したからね。
春日:再開したから次の章に行こうと。
華やかなセット、きらびやかなライトを浴びた収録を終え、ガチャガチャをやっている春日のフライデースタイルの40歳の男を思うと、胸が詰まる。が、次のステージへ進もうと決めたから話してくれたのかなと。
この話に続くバイトの先輩のお子さんの話もとてもよかった。