ひとりごと

総じて楽しい回だったよ。だったけどね。春日語は、直接その言葉を言わない美学のようなものがあるのに、それが崩されてしまったということが残念な回だったな。パーソナリティ自らが言う分にはしようがないけど。

そんなことにこだわるのは自分だけかもしれないけど。けど、けど、モヤモヤが残った回だった。

なんかツィッターも難しいじゃない。思うのは勝手だけど、言ってはいけない、みたいな。特に、自分以外のことについて、ポジティブなことはいいけど、ネガティブなことは言ってはだめ、みたいな。

「苦手」ぐらい言ってもいいような気もするけど、実際に言ったら、空リプで反対の思いのツイートが述べられたりするから、あ、気を悪くしたのかなとか、自由につぶやいちゃいけないんだなと思わされる。まあ、自分も、自分の好きなもの、こと、人に対して「苦手」と言われたら嫌かもしれないからなあ。あ、そうなんだ、と思って距離を置いたり、それ以降気をつけたり……。

だんだん息苦しくなるね。春日じゃないけど、「てめぇのノートに書いとけ」ってことか。

 

 

 

仕事のスタンス

 

オードリーのオールナイトニッポン 2018年7月14日

 

若林:連動企画、春日は反対派?

春日:反対まではいかないけど。

若林:やる必要はないんじゃないか……。

春日:うん。思うね。ないね。

若林:(笑)でも、結構反対に聞こえてくるけど、そういうわけじゃないんだよね?(笑)

春日:反対ではないよ!

若林:じゃあ、反対ではないっていうことは、やるってなったらやるっていう感じか。

春日:まあ、そうだね。意味はわからないけど、やるよ。

若林:ふふふ(笑)じゃあ、お前の全仕事のスタンスじゃねぇーか!

春日:そうそうそう(笑)だからいいんだよ。意味を見出さないから。全部ね。

若林:意味がなくてもいいのね?

春日:そうそうそう。全部そう。エアロビだってなんだって全部そうなんだからさ。

若林:いや、意味はあるだろう! あれ見て感動してる人、私も頑張ろう、僕も頑張ろうという人いっぱいいるんだよ。

春日:そういう方が結果的に生まれてたら、よかったなと思うけど、やってる時は「なんだこれ?」と思いながらやってる。

若林:お前はそういうこと、お前、マジでやめたほうがいい。『体育会TV』に関しては、ほんとそういうこと言っちゃダメだよ。夢が壊れてるよ。

春日:でも、イヤじゃないんだ。

若林:イヤではないのね?

春日:良くも悪くもないってことよ。

若林:だから、重視してないってことね、意味を。

春日:そうそう、そういうこと、そういうこと。

若林:あろうが、なかろうが、やりますってことね?

春日:うんうんうん。だから、連動企画も同じよ。やるなら別に。

 

若林:米炊きはどう? 今回のスペシャルウィークでやっているのは春日的には。

春日:やるなら別にやるけど。やるっていうか、いいと思うけどね。

 

若林:連動企画とかやったほうがいいのかなと思うよ、やっぱり。

春日:まあまあまあ、そうね。どうなんだろう。それによって何か聴く人が増えるってことなの? あれ、何のためにやってたの? そもそも。あ、増えるんだ。ああ、だから、そういうことか。毎週やってるから、聴いたことないオールナイトニッポンの番組も聴いてみようっていう人が。それ、実際にやってデータは取れてんの? 取れてない。

若林:お前、ちゃんとした進め方するな、お前!

春日:ははははは(笑)

 

 

 

国道と小銭入れ話しかけババア

 

オードリーのオールナイトニッポン 2018年6月30日

 

若林:お父さんのこと何て言うの?

春日:ええっ? お父さんのこと? お父さん……何だろうなあ。

若林:俺、ちょっと当てられるかもしれないな。

春日:ああ、ちょっと当ててもらいたいね。

若林:「国道」だな。

春日:はははははは(笑)

若林:違う?

春日:そのさ、そうは呼ばないよ。自分の父親のことを。国道に出ちゃったっていうね。カートで。道間違えて。

若林:ゴルフのカートで国道出ちゃって怒られたっていう。

春日:しこたま怒られてたっていうね(笑)。ゴルフ場の人に(笑)。だからって「国道」とは呼ばないよ。そんな、別に何かをつけない。改めて、あだ名じゃないけど、そういうのは別につけないよ。

若林:「お父さん」?

春日:「お父さん」じゃない。うーん、「ジジイ」とかじゃない?

若林:「ジジイ」か。まあ、ぽいもんなぁ。

春日:「うちのジジイが」みたいな。

若林:ジジイだよ、確かにな、あの感じは。

春日:(笑)まあ、ジジイだし。

若林:お母さんのこと何て呼ぶかわかるよ。何となく。

春日:あんまり直接呼ばないけどね。

若林:たぶんね、「小銭話しかけババア」じゃない?

春日:あははははは(笑)。いやあ、それ、呼びづらいし。

若林:「小銭入れ話しかけババア」(笑)。

春日:はははははは(笑)沖縄行ったときにね、小銭入れに話しかけてるから、「なんだ?」って聞いたらね、「昔飼ってたペットの骨持ってきた」っていうね(笑)。

若林:昔飼ってたペットの骨を小銭入れに入れて、みんなできれいな海の景色見てる時、小銭入れに口くっつけて「きれいだねぇ~」。

春日:「何やってんの?それ」。

若林:「海がきれいだねぇ~」つって小銭入れに話しかけた。ははははは(笑)

春日:なんだよ?なに小銭入れに話しかけてつって。「今まで飼ってきたペットの骨全部持ってきた」つって。歴代の。一緒に沖縄に(笑)。「どういう発想なんだよ!」つって。

若林:ははははは(笑)

春日:「一緒に。かわいそうじゃない?」なんつって。

若林:小銭入れにくっつけてね。

春日:カッカッカッカ(笑)

若林:「きれいだね、夕日が沈んでくね、きれいだね」ってこうやって小銭入れに(笑)。

春日:じゃ、それにするわ、そしたらもう。「小銭入れ話しかけババア」って(笑)呼ぶわ、そしたら。長げぇーけど。

若林:KHBだね、KHB。

春日:ははは(笑)。KHBって呼ぶの?

若林:この辺で和解にしようよ。

お前、お母さんのこと「マム」って言うよな。高校の時から。

春日:はははははは(笑)

若林:高校の時から「マムに」って言うよね、お前。

春日:はははは(笑)

若林:発音は「マム」でいいの?

春日:うん。

若林:発音は「マム」でいいの?

春日:マムだね、マム。

若林:マンムじゃなくて。

春日:マンム、いや、ためない、ためないよ。

若林:ためて言ってみてよ。マムを。

春日:(笑)マンームッ。

若林:ひゃはははははは(笑)

春日:いやいやいや。

若林:電話してたもんな、よく。「お前、ごっつええ感じ録画しとけよ、わかってんのかお前? マンームッ」。

春日:いや、ははははは(笑)そんなにためてないよ。呼んでねぇーし、高校の時から「マム」なんて。帰国子女じゃねぇんだからさ。

 

 

また聴いてみよう

kw.ntbr.info

いつか山ちゃんが話していたこと

山里「昨今のテレビでさ、春日が普通のこと言ってるとか、真面目で面白くないとか言ってる意味がわかんないよね」

○○「“ユニーク仕上げ”でしたっけ?」

山里「うん、あれ、ヤな言い方だわ。でも、先輩が言ったんだよね」

○○「あはははは(笑)」

山里「ヤな言い方って言っちゃいけない」

○○「ヤな言い方じゃないけども」

山里「ないけど、意味わかるけど」

○○「ジュニアさんはすごくさ」

山里「そう。すごい面白くしてくれて言ってて素晴らしいんだけど、でもさぁ、“ユニーク仕上げ”ってすごいことだと思うんだよね。普通のこと言っても面白い人って、俺、すげぇ天才だと思う。春日が言っていることって、タイミング――俺ね、普通のものを絶妙なタイミングで出す面白さっていうのは、それってお笑いのセンスだと思う」

○○「うん、それはセンスだと思う」

山里「それは、春日、素晴らしくて、で、面白いことも言ってるし、なのに、みんなが「普通のことをしっかり言ってるだけ」とか言い過ぎてて、俺、春日このままじゃ潰されちゃうよって、すげぇ心配なの」

○○「なるほど」

山里「ダメ! みんなだまされないで」

○○「山ちゃんてやっぱすげぇな」

山里「これ、すごい思うの。最近、テレビを観てて、よくないと思った。だから、これ観てるみんなはそう思わないでほしいなと思う。俺は」

○○(拍手)

山里「面白いのよ、春日も、ほんとに。そこなのよ。すごいいい表現だと思うよ「ユニーク仕上げ」ね」

○○「山ちゃん、お笑いが大好きなんだもんね」

山里「そうなのよ。だからさ、俺、ほんとに思うのが、スベってる前提でイジるのはよくないと思う。芸人さんでね。だって、みんな面白いんだもん。それを、人がスベってるし、面白いこと言ってないよっていうので広げるのは好きくない。ということを一瞬思ったのをなぜ今言ったのかわからない(笑)」

○○「ふふふ(笑)」

山里「時間がそうさせるのかな」

○○「この番組で言って、誰かに届けばいいね」

山里「この番組のリスナーだけはそういうふうな目で見ないであげて。キャスガ、あいつは面白い。あいつは面白いんだよ。それこそ『潜在異色』っていうテレビ一緒にやってるんだけどさ、その時のあいつのピンネタとかめちゃくちゃ面白いんだから。それがスベってるって扱われるのがイヤ。俺ちょっとイヤ、それは」

○○「いい奴、山ちゃん」

山里「お願い、リスナーのみんなだけは」

 

 

音源を見つけたので、書き起こしました。もう8年ぐらい前でしょうかね。何の番組だったのでしょうか。

お相手の方が誰かわかる方は、ツィッターのほうに知らせていただけるとうれしいです。

 

(2018.11.08追記)

たぶん宮野真守さんだと思います。

 

 

 

四千頭身の位置

 

新道竜巳のごみラジオ第255回

 

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新道:始める頃にはどのぐらいで売れていると思ってた?

坂巻:もっと早かったと思いますよ、イメージは。

新道:俺、18で上京して、23までに売れると思ってたもん。その時、俺、役者志望で、芸人じゃなかったけど、何やってても23ぐらいにはどっちにしろ出てるんだろうなっていう根拠ない自信。

坂巻:そうね。根拠ない自信があるよ。始めたて。ネタも何もないくせにね。もっと早いイメージだったけど。

新道:自分だけ特別扱いするじゃん、夢追い人て。俺は違う、と。

坂巻:ほかとは違うんだと。俺はまだ本気出してないんだ、みたいなね。

新道:本気出せば売れるし。ま、絶対売れるだろうからという。それから13~4年たち。

坂巻:現実が見えてきて。

新道:でも、楽しんでるね。10年過ぎてきつそうにやって人もいるからね。

坂巻:(笑)

新道:いましたよ。僕、NSCとか養成所いろいろ行っているんですけど、NSC東京7期生も出てまして、そこにいたバッチグー伊藤さんという方がいたんですけど、その人がある日辛そうに「いつまで続けてんの?」みたいな。一時は結構楽しそうにやってるんだけど、急にガクンてくる時期があるらしくて。「こんなの、いつまでやってるんだ?」。僕がすごいダラダラやってるように見えた。実際やってたから。でも、全然やめる気配がないから、その人は鬼気迫ってきて、これをいつまでやっててもしょうがないんじゃないかって思ってて、同期なのに、もっと余裕でやってる奴がいるから、多分疑問でしょうがなかった。「いつまでやるの?それ」っていう、ちょっと怒られかけたもんね。「そんなんでいつまでやってんの?いいのそれ?やめないの?」「別にやめないけど」「このままやっててもしょうがないでしょ?」みたいな。急に。そういう時が来るかもしれない。

坂巻:まあ、そうだね。

新道:だって36? 40とかになったら考えるでしょう。俺、考えてないんだけど。

坂巻:本当に何にもうだつが上がらない、……何だろう、すごい中途半端な位置にいるじゃないですか、俺らって。

新道:行きそうで行かない。

坂巻:行きそうに全くないレベルだったらやめてるかもしれないですけど、多少可能性を見てるんでしょうね。

新道:たまにヤフーニュースに載ったりとかね。

坂巻:そうね。

新道:なんだかんだで単独埋まったりとかね。

坂巻:それは、「もうキング・オブ・コント無理だよ!」ってなったらあれですけど。

新道:ネタも徐々によくはなってきてるからね。

坂巻:行けないって思っちゃったら。

新道:これが止まったときにどう考える人か。

坂巻:そうね。それはあるね。

新道:続けれてる人って、どっかしら常に成長が続いている人だと思うんだよね。かつ、成長が続く場所を見つけれる人。

坂巻:えらい真面目な話だな(笑)。

新道:そらぁ、今後、坂巻さんがこれを機に飛躍してもらわないといけないですから。

坂巻:ちゃんと光を見てるからでしょうね。全くなかったらやめる。

新道:地下芸人でやめるっていうのは、ある一定時期、10年ぐらいきた時にずっと平行線の人がやめるんですよね。このままだと来年も再来年もこのままだ。そこで、じゃ、「このままだから何かをやる」んじゃなくて、「このままだからやめる」ってなる人だけやめるんだよね。自分を変えようとしない。僕だったら、養成所へ、別のところへ行くっていう、ちょっとしたもがきとか、何かしら変えようとして、ま、変わらないという取り組む姿勢があったから続いたのかなっていう。ない人もいっぱいいるしね。もう20年以上やって、たまぁにエントリーライブで見かける人もいるしね。

坂巻:ふふふふ(笑)

新道:でも、やっぱ楽しいんだよ。人前に出てやるって。一個のストレス解消だから。

坂巻:まあ、そうね。

新道:だだすべりだけどね、その人はね。

坂巻:そのラインに行きだすと考えるかもしれないけどね。

新道:まあ、ウケてるから。

坂巻:また、周りも結構同じぐらいじゃないですか。年。っていうのもある。周りがみんな若くなってきてってなると。

新道:日本人の悪いとこだね。周りがいるから自分がいる。

坂巻:ほんと、それはある。たぶん。

新道:周りがみんな20前半とかだったらきついかもね。

坂巻:きついと思うよ。

 

新道:今、知らない人もいますけど、お笑いライブの最前線というところにいるのが、わりと35前後なんです、実は。

坂巻:平均年齢が上がってるから。みんなくすぶっちゃってる。

新道:長い人がいたら40後半とか。錦鯉さんとか、47、8ぐらいになるのかな。片方の人。若くても30過ぎてるよね、たぶんね。これから売れそう、例えば、モグライダー、ランジャタイ、エル・カブキ、虹の黄昏、マッハスピードもそうだけど、そこら辺だと30半ばから後半。

坂巻:その辺が続々とやめだしたら……。

新道:そこと分離しているのが、四千頭身、ストレッチーズ、さすらいラビーなんていう、20代前半で結構ライブに出たら普通に張れるような人たち。だけど、若手だから、できているところとできていないところの落差が激しいから、トータルバランスが悪いから、まだテレビのメディアがちょっと見えづらい人たちというか。こっちは、芸歴があるがゆえの、ネタとほかの平場、それ以外の思考(?)の人が、ほか、全体的にトータルバランスができてきてるから最前線だと。その中で四千頭身なんていうのは、わりとその中でもできてるほうだから、ちょっとテレビに出かかってるみたいのもありますけどね。東京ホテイソンとかも若いもんね。

坂巻:やっぱね、いいっすね、若くて。

新道:でも、細かく言うと、吉本がいると、その間にラフレクランとかいるのかな。ニューヨークなんて、若くもないけど、年取ってもないっていう感じ。30ぐらい?

坂巻:30ぐらいの人。

新道:なんなら20後半とか、そこら辺も探せばいる。でも、そこら辺て、うちらの世代と同じぐらいのところで、最前線で戦ってたんですよね。それこそAマッソだったり、尼神インターとか、これはもうテレビ出ちゃったけど。

坂巻:そうね。

新道:最近、大自然さんが上京してきて。そこら辺もわりと一緒の感じなのかな。

坂巻:周り見ちゃうというのもあるでしょうね。正直。

新道:継続性は、周りが自分とできるだけ近い人がいることによって継続するというね。

 

新道:個人的な希望だけど、ランジャタイ、15年超えて決勝行ってないの嫌だけどね。絶対1回は行ってほしい。

坂巻:それよく言うよね。

新道:行かなくても、売れてりゃいいから。行かないっていうのは。劇場とかでまあまあ面白いとされてる。玄人も好きで、知らない、面白い人がわかんない人もいると。攻めてるみたいな感じの、ワクワクする感じの芸風でいる人たちが、普通ににっちもさっちもいかなかったところは見たくないね。面白いから全然ありそうなんだよ。ありそうなんだけど、現在行ってないから、行ってたらいいんだけど。わかんない、今年は行くかもしれないし、わかんないけども、どうなんだろうねっていう。ファン心で見るとね。

 

新道:これ、もうちょっといったら1世代変わりますからね。バン!て急に。

坂巻:そこが結局同じ世代なんですよ。みんな同世代なんです。

新道:僕がフリーエントリーライブでにっちもさっちもいってない時は、この最前線が響だったり、EE男さんだったり。スパークスター(?)とか。ハローとか。

坂巻:懐かしいね。

新道:ロケット団ハマカーンとか、そこら辺が最前線だね。

坂巻:上の世代ですよね、気持ちとしては。

新道:そうそうそうそう。その時の四千頭身の位置が三拍子だった。若いのにすぐ行っちゃう。売れそう、売れそうと言いながら、はや何年。

坂巻:(笑)

新道:売れる気配がない。

坂巻:苦労してますよね、三拍子さんも。

新道:最初、化けもんだと思うよ。三拍子っていったら。

坂巻:凄いですよ、あの人たち。

新道:あと、磁石もそう。最初からでき上がってて、化けもん。

坂巻:流れ星さんとかね。

新道:流れ星さん、意外と時間かかってると思う。何気に。

坂巻:ハマカーンさん。

新道:ハマカーンさんはどうなんだろう。まあ、コンビ名がハマカーンになる前から面白かったけど。そこら辺、器用だよ、やっぱり。タイムマシーン3号とかも1~2年目でテレビ出ちゃってた。下手したら。そこら辺、凄いね。

坂巻:そこはその世代っていう感じがしますね。エルシャラさんもそうか。

新道:そう。四千頭身がいろんなとこにいた、みたいな。東京ホテイソンでもいい。そこら辺が、ちょうど三拍子さん、タイムマシーン3号とか、今のストレッチーズ、さすらいラビーとかが同じというか、当時のほうが強かったかもしれない。なんだったらもうちょっと。ちょっと後か、でも、同じぐらいの時期、火災報知機さんと風藤松原さん。マシンガンズさんとか。

坂巻:ああ、そうね。

新道:そこら辺が。そこら辺が出たら、観たいなあっていうライブだったんだよ。だけど、その観たい人たちがいつの間にか、売れないで痺れ切らしたのか、あんまりライブにも出なくなった。そこの入れ代わりぐらいにエル・カブキだ、モグライダーだの、あなたたちだのとかが入ってきて。

坂巻:そうね。兄さんの世代がいたね。

新道:それでがむしゃらにやってるハリウッドザコシショウとか、急にバーン!と行くパターンもあるし。関係ないと。という人もいるし。もうちょっとでライブ市場の世代交代がありますんで、そこにまたいろいろ。

坂巻:中には兄さん世代で解散する人も出てきますね。エレファントジョンさんとかね。

新道:そういうのもあります。それがうちらの期では誰になるのかとか、それとも全員なのか。ありますよ。

坂巻:チャーミングさんは兄さんなんだけど、本当は。

新道:チャーミングさんもいましたけどね。

坂巻:解散とかもあるわけだからね。

新道:その中でも、そこはいいほうなの、実はね。そこに行かないけど同世代ぐらいの人たちも。モダンタイムスさんとかもいるわけ。

坂巻:モダンさんもそうだね。

新道:そこら辺の、べっこちゃんですか、わかんないですけど。

坂巻:べっこちゃんはまだ新星っていう感じ。

新道:や団とか。

坂巻:ああ。や団も同じぐらいですね。いっぱいいるなあ。

新道:いっぱいいるよ。山のようにいますよ。

坂巻:みんな面白いんだけどね。

 

 

実家に遊びに行った話

 

Creepy Nutsオールナイトニッポン0(ZERO) 2018年6月19日

 

DJ松永:リスナーのみんなは知らないと思うけど、R‐指定は、もう実家は引っ越したから、最近、きれいな家ですけど、俺が出会いたての頃は、クソ貧乏なボロみたいな小屋みてぇな家に住んでてね。ボロボロの長屋?

R‐指定:ははは(笑)

DJ松永:ボロボロの長屋の一画に住んでて、長屋って同じぐらいの大きさの家が並んでると思うじゃないですか。とりわけR‐指定が住んでる実家だけちっちゃいんですよ。えっ、どういう差別?みたいな(笑)。

R‐指定:あれはひどいね。

DJ松永:あれ何なの?

R‐指定:あれ何なんやろ。

DJ松永:あれ、どういう分け方してんの? ナニあれ?

R‐指定:あれ、何かわからへんねんな。俺、生まれた時からそこやから。壁も薄いし、隣の家の音とか全聞こえ。

DJ松永:丸聞こえね。もちろん洗濯機は外ですし、見た目も、R‐指定の友達がR‐指定の家へ遊びに行って、帰り際、捨てぜりふで「お前の家、玄関みたいやったな」っていう捨てぜりふ吐いて帰ってくぐらい……

R‐指定:タマコウという金持ちの友達なんかは、「あの、お前んちのさ、あの天井についてるやつってさ、屋根としての機能果たしている?」。

DJ松永:はははは(笑)

R‐指定:あいつはね、金持ちやからわからないんですよ。そういうところの家。

DJ松永:わかんないね。でも、2階建てなんすけど、2階建てなのに3人でパンパンて、物理的に、これ、あり得るのかっていうぐらいの家。俺、1回家行ったんですけど。

R‐指定:行ったな。

DJ松永:俺を泊めるか泊めないかっていうところで親と大モメしてましたもんね。

R‐指定:めっちゃ喧嘩する。

DJ松永:「入れるわけないやろ!」つって。はっはっはっ(笑)

R‐指定:「いやいや、だから、オカンが下寝て、いつも寝てる布団を上へ持ってって松永さん寝かしたったらええやろ」「あんた、そんな今更言っても、部屋汚ったないのに無理やわ!」「わかった、わかった、じゃあ、松永さん泊めて、俺、漫画喫茶行くわ!」みたいなバチ喧嘩。

DJ松永:で、家行ったら、「あ、本当だ…」。

R‐指定:泊まりに来たことが申しわけなく思った……

DJ松永:申しわけなく思ってた。

R‐指定:はははは(笑)

 

 

スーツを着る理由

 

Creepy Nutsオールナイトニッポン0(ZERO) 2018年6月19日

 

DJ松永:(短パン・サンダル・ハットで8年間過ごした後に)なんでスーツを着たかというと、短パン・サンダルが恥ずかしくなったから。一番俺が避けたいのは、若気の至りなのよね。何年後、何十年後の俺が見て、今の俺が恥ずかしくない見た目の格好をしないと。短パン・サンダルから俺は学んだの。「ああ、恥ずかしい」と思っちゃったんだから。

だから、男の最終形態の服装て何だ?って考えた時に、完全にスーツで。だって、よくテレビとか見てよ。バラエティ番組で大御所芸人とかになってくると、最終的に全員スーツ着てるの。「はいはい、スーツですね」と思って。それで短パン・サンダル・ハット全て捨て、スーツを買い揃えて今に至るんですけども。

R‐指定:なんで捨てんのやろな。極端やな、ほんまに。でもさ、たぶん、俺の予想では5年後ぐらいにそのスーツも全部捨てると思う。5年後か10年後ぐらいにスーツの今の写真を見て、「DJのくせにスーツ着てるってバカみたいに思えてきて全部捨てたよ。やっぱ男の最終形態って着物じゃん。日本人でしょ!」とかって言って、全部私服から着物にしたりとかありそう。

DJ松永:うわあ~うわあ~~!ちょっとなりそう~!怖ぇ~!俺が一番俺のことわかんないね。

松永:深そうで凄いアホなこと言ってる(笑)。