不思議な笑い

 

オードリーのオールナイトニッポン 2015年2月28日

 

若「菅谷さんがスーパーボウルの帽子を」

春「キー(笑)」

若「知ってる?日テレの菅谷アナ。日テレの菅谷ってスポーツのどっちかというと真面目なアナウンサーのほうですよね」

春「真面目なニュースも全然読んでるし」

若「試合とかね、スポーツの」

春「そうそう。今回のスーパーボウルの実況をやったね」

若「いつもスーパーボウルというのはアメリカでやるじゃないですか。空港でスーパーボウルの優勝したチームのスーパーボウル限定の帽子ね。キャップ」

春「そうそう。“SUPER BOWL CHAMPIONS”て書いて、そのチームのロゴが乗ってるスーパーボウルチャンピオンの帽子だよね」

若「帽子があって、日テレの菅谷さんが40ぐらいかな?年は」

春「40か40ちょっと過ぎぐらいだろうね」

若「真面目な人よ。眼鏡かけた日テレのアナウンサー。毎年、アメフトが楽しい、好きで、盛り上がるんだろうね。スーパーボウル見た次の日だから。必ず空港でチャンピオンの帽子を買って、日本に帰るスーツの上にその白い帽子を被って、ずっと飛行機に乗って、成田でも、お疲れさまでしたってみんなで円になって言う時までずっと被ってるんだよね。“CHAMPIONS”て書いてあるやつを」

春「そう。白い。スーツにキャップだからね。ハハハハ(笑)」

若「機内も」

春「機内もだよ。しかもすごく真面目な人。今回のは真っ白いキャップだったね」

若「真っ白に“CHAMPIONS”て書いてあるやつ」

春「ペイトリオッツのロゴが入ってる」

若「あれを毎回スーパーボウルのたびに被って帰ることを春日がめちゃくちゃ面白いと思ってる」

春「いやいや(笑)ちょっと待ちなさい」

若「こいつは悪い奴だよ」

春「あなたもそうよ。あなたがイジったんじゃない、まず」

若「違う!それは、これ、深いのよ。俺は知ってんの。お前がああいうことを面白い、お前は、人間が素で楽しんでたり(春「「カカカカ(笑)」)欲を満たしたりしていることをすごい面白いと思う人間だから、だからうちの親父が富士山の写真撮ってるのも面白いと思うんだよ」

春「ハハハハハ(笑)」

若「きれいだなって思ってる親父が写真撮ってることをお前は面白いと思う」

春「面白いね。あと、なんだっけ、ナニ買ってたんだっけ?」

若「エディバウアーの」

春「ハハハハハ(笑)」

若「エディバウアーでセーターを買ってたわけ、うちの親父は」

春「あと、甘酒飲むお母さんね(笑)」

若「甘酒に並んでんだから。俺だってびっくりしたよ」

春「ハハハハハ(笑)」

若「うちの母ちゃんが自分で何かを飲みたいとか言うことってないのよ。母親ってそういうとこあるよな。あんまり自分の欲を」

春「まあ、そうね」

若「でも、自分から小銭握りしめて、紅白の横断幕のテントに並んでんのよ」

春「飲みたくてしょうがなかったんだね」

若「おいしそうに飲みながら戻ってきたもん、こうやって」

春「キーッ(笑)」

若「笑ってんじゃないよ!お前は悪い奴だよなほんとに」

春「いやいや、これは幸せな笑いよ。素敵、いいなっていうね、幸せだなっていうのも含まれてるけどね」

若「それ言ったらさ、お前が楽屋でロールケーキとか食べてるの面白いからな」

春「ハハハハハ(笑)」

若「ナニ甘いもん食ってんだよ!」

春「ハハハハハ(笑)」

若「ははははは(笑)」

春「やっぱそれはあるのかもね」

若「でもさ、なんか不思議な笑いあるよな」

女子会でスイーツ食べ放題に行ってスイーツを食べている女性。芳樹さんが梅割の梅を潰しているところ。青銅さんがミカンをむいてたら笑っちゃうかもしれない。ミカンを食おうとして、食うんだろうつって。笑い過ぎて足を机にぶつける春日氏。

若「何なんだろうな、そういう面白いと思う」

春「あるよー。サトウミツとさ、あの男、肉が好きだから、うちの近くにラーメン屋さんで旨いチャーシューを出す店があって、行ったのよ。チャーシューをトッピングして、上がチャーシューだらけ。チャーシューバーッて食ってさ、麺全部残してやんの」

2人「ははははは(笑)」

春「で、ああ、旨かっただって」

若「マジで?」

若「俺も、グアムもそう、サイパン行った時も、パラセーリングで女がさ」

春「ヒヒヒヒ(笑)」

若「すげぇ高いところに持ち上げられて、ワーッつって下の友達がビデオ回してんだよ。ワー、怖いけど楽しい~!だって(笑)。ものすごい高いところまで上げられて」

春「もう豆粒みたいになっちゃって」

若「そう」

春「女が」

若「呼んでんだよ、名前、下から」

春「ハハハハハ(笑)」

若「もうすぐ降りてくるっつうんだよ」

2人「ははははは(笑)」

春「いやあ、面白いね」

 

若「人間が脳みそ、楽しいという脳内物質が出てる、こういう状態とかが面白いのかね、春日は」

春「面白いと思うね」

若「俺は違う。菅谷さんが帽子被ってるなんて、俺は面白くない」

春「ええっ?」

若「何にも、あんなん全然面白くない。全く面白くないね、あんなのは」

春「そう言うとさ」

若「ふふははははは(笑)」

春「菅谷さんがつまんない奴みたいな」

若「あーはっはっはっ(笑)」

春「そこまでガッチリ否定すると。何とも思わないということでしょう?面白くなくじゃなくて」

若「全っ然面白くない」

春「いや、そう言っちゃうとつまらない人間みたいになっちゃうから」

若「ナニ外し続けながらフライトしてんだよってことだよ。でも、俺は違う。俺がなんで菅谷さんが帽子被ってんのを面白いこととしてイジるかというと、春日が面白いというのを思っているだろうなと思ってイジってるんだもん。俺はあれは全然面白くない」

春「ハハハハ(笑)あ、そう?いや絶対面白いと思ってるよ」

 

若「あれ、2つあるよな。おもしれーなっていうのと、つまんねーなと思って面白いって思ってる可能性もあるよな。これは、でも、このライン際なのかな。両方の意味があってのことなのかなぁ」

春「うーん、そうかもしれないね」

若「不思議な笑いだよな」

春「ちょうどいい、だから、どっちの要素もあるんじゃない。ちょうど腐れかけが一番旨いみたいな、なんか微妙なバランスのところなんじゃない?」

若「微妙なバランスのところなぁ」

春「がやっぱ面白いんだよ」

若「面白いよなあ」

春「理解できないっていう人もいっぱいいると思うけどね」

若「この話、前したじゃん。それこそさっきの富士山の写真、箱根旅行で正月に撮ってた、あとエディバウアーで服買った。それが面白い面白いって話してたじゃん、俺ら」

春「うんうん」

若「したら、朝井リョウ君とカトチエさんはね、何を話してるか全くわかんないって言ってたよ」

春「ああ、そうかあ」

若「山ちゃんは怒ってたしな」

春「(笑)怒られたね」

若「お父さんが富士山きれいと思って撮ってるのを2人でゲラゲラ笑って、ツッコミがいないんだよ、あのラジオは!って言ってた」

春「(笑)そうね。理解できなかったって言ってたね」

若「人が楽しんでるのを見てると嬉しい?」

春「嬉しい、面白いね」

若「ああ」

春「なんだろうね、もうわからん、わからないけど」

若「嬉しいのかもよ、もしかしたらお前。菅谷さんが楽しんでくれてるのが(笑)。人生を(笑)」

春「ああでも、それはあると思う。ここ、テンション上がってる。幸せだなって思うよね。人が。かといって、何かで盛り上がっている人たちを見ても、別に面白くはないわけですよ。サッカーとかさ。ワー、サポーターのさ」

若「はあはあはあ。不思議な笑いだね、それは種類的には」

春「そうだね」

 

若「この間、帽子を買おうと思って、サトミツと帽子屋入ったんだよ。したらサトミツが、ハットを試着しまくってたんです」

2人「ははははは(笑)」

春「いや面白いよ!これは面白いよ」

若「これは面白いんだ」

春「鏡見ながらでしょ?言ったら」

若「無数のハットを試着しては鏡に移動。サトミツいまハット被ってますけどね。ハット被って、脱いで、ちょっと遠くに離して見たりして回して」

春「ハハハハハ(笑)ナニ全体をつかもうとしてる」

若「俺、別に買おうと思ってたものがなかったんだけど、しばらく長居しちゃったもん。ちょっと観察しちゃって」

春「試着するサトウミツを」

若「ハットを試着してるぜおい!と思って」

春「それもハットのみでしょ?キャップとかいかないんでしょ?」

若「キャップいかない。ハット。ハットのラックから動かない」

春「ハハハハハ(笑)」

若「ハット乗せて鏡、乗せて鏡、外して回してぐるり見」

春「ハハハハ(笑)」

若「俺、おいおいおいおい、ハット見てるね、って思ったもん」

春「ハハハハ(笑)それは面白いね」

若「これは面白い部類に入るんだ。眼鏡の試着だったらそうでもないわけでしょ?」

春「眼鏡はそうでもない」

若「何なの?ハット、眼鏡以上のラインて何なの?」

春「何なんだろうね、うーん……」

若「服の試着でも俺は笑わないなぁ」

春「服の試着はそんな別に」

若「ハットだなぁ、やっぱり」

春「ハットだねぇ。何だろうねぇ」

 

若「山里さんが『HEROES』のDVDボックスをプレゼントされたら、すごい嬉しそうに、パッケージを開けて、物語のあらすじを書いてあるペライチをちょっと口角上がってずっと読んでるのよ。なんだコイツと思ったね」

2人「ははははは(笑)」

春「だからさ、感情が漏れてるのが面白いんじゃないの?全開放じゃなくて」

若「アイドルだったら別にそうは思わないの。山ちゃんだなって思うだけだもん。アイドルの写真集見てても別に、ツッコミやす過ぎて何とも思わないのかもわかんなけど、山ちゃんが『HEROES』のあらすじを、これから家帰って見るんだろうな、我慢できなくて今読んでんだなって思ったら。フフフフ(笑)」

春「いやぁ、面白いね。面白いね。ちょっと漏れちゃってるのを見るのが面白いんじゃないの?発見するのが」

若「俺もちゅうえいと飲みに行って、必ず“佐藤の黒”って頼む時ちょっとおもしれぇんだよなぁ」

春「あぁ、それもわかるね。こだわりを見せてる時じゃない?」

 

若「面白いもんだな。お笑いって何が面白いと思うかって。まあ、菅谷さんの白いキャップは面白いわ」

春「面白いじゃん、ほら」

若「まあ面白いのよ」

春「面白いねぇ」

若「何て言ったらいいかうまく説明できないけどねぇ。例えば、解説の後藤さんが被っててもそうは思わないんだよね、多分ね」

春「ああ、ま、そうだね」

若「不思議だよ。これはこういうのあんだね」

春「若林さんが被ってても別にそうは思わないな」

若「マジじゃないからかもな。なんかあえて被ってるのかもしれないしとか入っちゃうと全然面白くないじゃん、そんなの。ホントにピュアに楽しんでないと、スーパーボウルを」

春「そうだね。でも、想像の範囲内だからじゃない?若林さんが被ってたりとかしても。菅谷さんは想像ができないからっていうのもあるんじゃないかな」

若「でも、お前の家もこの間久々にドラマ撮るんで行ったけど面白かったよ」

春「何がよ?」

若「おかわり君のサイン入りバットが飾ってあったりすると」

春「(笑)うん」

若「コイツなりに思い出みたいのを大切に」

春「ハハハハハ(笑)」

若「毎年行ったスーパーボウルのグッズが壁にかけられてんの。1つずつ」

春「うん、わかる」

若「(笑)コイツ、アメフト好きだなと思って」

2人「はははは(笑)」

春「あー、確かにそう言われてみると面白いかもね。そこに置いたんだなって思うもんね」

若「これ、そうなのよ、俺、誰もイジってくれないでしょ」

春「タイガースの帽子」

若「これダメなの?春日、これ、そんなに面白くない」

春「そんなに面白い、面白いんだ」

若「俺か鮫肌文殊さんぐらいだよ、こんな阪神の帽子被って」

春「(笑)(鼻が鳴っちゃうw)」

若「外歩いてるの」

春「それは、阪神が……そうか、あんまり」

若「わかっててやってる感出しちゃってんのかな、俺が。可愛げがないのかもな、もしかしたら。サトミツのハットと比べたら」

 

若「お前、最近どういう帽子被ってんだっけ?」

春「私もキャップですよ」

若「ちょっと見せてよ。それ、面白いかもしんないね」

春「私が今被ってるのはこれですよ」

若「あー、それはイジりにくいわ。だって、TKGってタカ軍団のことでしょう?」

春「そう。タカ軍団のタカさん、タカトシのタカさんにもらった帽子」

若「それでちょっとコメントしにくいわ」

春「(笑)いや別に」

若「いいと思うし。俺はね、それだったら、和柄のハンチングのほうが。昔お前が被ってた(笑)。お前、やっぱ和柄のハンチングだよ」

春「(笑)あれ何だったんだろうね、そういえば」

若「お前さ、これから和柄のハンチングがすごい好きな人になれよ」

春「ええっ?」

2人「ははははは(笑)」

春「それしか被らない」

若「うん」

春「いろんな色の」

若「うん」

春「まあ、いいやつがあったらね、被りたい。発見したら被りたいとは思うけどね」

若「それぞれそういうのがあんだなあ」

春「なんかあるんじゃない?」

若「それがあったとしても、見つけたら、今度報告し合おう。欲を抑えきれない人をどこかで見かけたら、みんなそれぞれ教えてください」

春「そうね。これはどうなんだと」

 

若「あれは?韓流スターのおっかけのおばさんとかが韓流スターが集まったら殺到する感じとかってどうなの?」

春「ああ、なるほどなぁ。ま、面白さはわかるけど、そんなに。やっぱり菅谷さんのキャップぐらいはいかないね」

若「素朴だよな。可愛いもんな、菅谷さんの」

春「うん、まあ、あるなぁとは思うなぁ。何だろうなぁ」

若「何だろうなぁ。好きなものがある人の好きなものの話してる時っていいよね。聞いちゃうよね」

春「うん。熱があるからね」

若「結局、そのものに興味なくても熱があると聞いちゃう。そういうのの周辺のなんかなのかもな」

春「そうじゃない?好きなんだろうなっていう」

若「(笑)エディバウアーが」

春「フフハハハハ(笑)」

若「昔っからエディバウアーだわ、そういえばうちの親父って。アニキのステューシーじゃないけどさ」

春(笑)

若「いたんです。アニキっていうステューシーしか着ない奴が。何なんだよそれ!今考えたら」

2人(笑)

 

 

 わかるわ~とは言えないんだけど、ぼんやりとわかる不思議なお話。でも、2人は、言葉にはできないけど感覚としてわかるのね、という。

 

 

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