オードリーのオールナイトニッポン 2019年4月20日
若林:俺もさ、あれ、結構お前に内緒で打ち合わせしてたんだよ。あの牧師の格好。
春日:ああ、そう。まあ、でもそうだろうね。あれほんと知らなかったからね。
若林:2回ぐらい打ち合わせしたもん。隠れて。
春日:あ、そう。
若林:うん。最初、3パターンぐらいありまして、みたいな。神父の、神父っていうか、あそこの台?なんつうの、ああいうの。台から破って出てきたじゃん。
春日:はいはいはいはい。
若林:で、「ドッキリです、120日間やってました」か「ゆずさんがギター弾きながら入ってきて、歌に入ったら俺が歌いながら入ってくる」っていうやつと「ゆずさんが歌って、俺がラップで春日を祝福する」っていう、この3パターンだったんだよ。
春日:フフフ なるほどね。
若林:結構長い時間。「この台から出てくるのがいいっすね」つって。「私服と神父の格好、どれがいいですか?」「神父の格好で」つって、4パターンぐらいから選んで。その後よ。「ドッキリです」って2人に言って、俺が聖書を持ってたでしょ、神父だから。
春日:ああ、なんか持ってたね。持ってましたなあ。
若林:そこで「キャバクラにはもう行かないことを誓いますか?」みたいのを4個ぐらい言う感じだった。
春日:ははは(笑)
若林:「どうしましょうか、その文言は?」俺は偉そうにさ、「それは本番で」みたいな。
春日:生意気っ!
若林:ハハハハ
春日:生意気だなあ。
若林:俺のことだから、やるだろうと思ってたの。
春日:自分に期待もしてたわけね?
若林:そうそうそう。それで、ゆずさん呼んで、ゆずさんに春日のピアノの感想を聞いて、春日にも聞いて、奥さんにも聞いて、写真撮って終わりっていう台本だったの。
春日:なるほどね。はいはいはいはい。
若林:で、だから、神父の格好して、水ぐっちゃん、水口Dと、ずっと俺の時は水口Dがあの日はついてたから、神父の格好して教会にずっといたの。俺、神父の格好して。春日が食事みたいのしてる時。
春日:ああ、じゃ、ずいぶん前から。
若林:ずいぶん前からいて。で、神父の格好だから、「キン肉マンソルジャーだ」つって、水ぐっちゃんと。
春日:確かにそうだね。
若林:キン肉アタルだつって、ペンキ屋のドラム缶で自分の迷彩のを浸して、神父。
春日:そうね。神父にして。
若林:丈が全然違うんだけどね(笑)。ジャージ破って迷彩のね。
春日:説得に行ってね。犯人を説得にさ。
若林:犯人を説得しに行く。
春日:ハハハハ
若林:水ぐっちゃんと「春日にプロポーズ成功したらナパームストレッチかけちゃおうか」つって。
春日:ハハハハ
若林:「天井ぶち破って、ここ叩きつけてやろうか」とかって水ぐっちゃんとずっとやってて。まさか泣くと思ってないからさ。バカヤロウとか言って、写真とか撮ってたの。キン肉マンソルジャーだつって。
春日:キャハハハ
若林:水ぐっちゃんも「いいね」みたいな。説得しに行くキン肉マンソルジャーみたいなこと言って。バチバチ写真撮っててさ。
春日:はいはいはいはい。
若林:それで、中入って、イヤモニして、春日がどこにいるかわかんない、俺は。教会の台の下に入ってるから。
春日:そうか。音は聴こえるけど。
若林:そうそう。で、春日がピアノやってたのは知ってるから、ゆずさんとやってる曲が流れてきたわけよ。
春日:うんうんうん。
若林:前奏でもう号泣してた。
春日:なんでなんだよ?音だけで?
若林:いや、あれね、めちゃくちゃよかったよ。
春日:あ、そうなの?
若林:うん。なんかね、なんつうだろうんな。たどたどしさがなんかよくて。
春日:フーッ(笑)まあまあまあ、そうね。
若林:ゆずさんがそれに合わせてくれる優しさと。
春日:そうなのよ。
若林:なんか、その、お前のたどたどしさと不器用さがいいほうに出てた。あれは、上手く弾けばいいピアノじゃないからね。
春日:ヘヘヘ
若林:ああいう時って。
春日:まあまあまあ、そうなのか。結果的にね。結果的に。私は上手く弾きたかったけどね。完璧にね。
若林:で、ボロボロ泣いちゃって。俺、どこでやってるかわかんないから、教会のドアのすぐ外とかかもと思ってるから。
春日:そうか、そうか。いつ来るかわかんないと。
若林:そう。だから、俺、十字架かんで、声出ないようにしてたんだから。
春日:(笑)
若林:ウーッて声が、ウーッ、ウッ、みたいな。
春日:何やってんだよ。
若林:十字架かんで。
春日:うん。
若林:声出ないように。
春日:何やってんだよ。
若林:フハハ。
春日:さっきまでふざけてた奴がさ。ハハハハ
若林:で、ヤバいと思って、これ、泣いて出て、「ドッキリでした」。聖書持って「キャバクラ行かないことを誓いますか」。どうしようかな。でも、あいつ手紙読むらしいから、それまでに涙が引っ込めばいいのかって思って。
春日:なるへそ。
若林:泣き止もう、泣き止もうとしてたわけ。十字架をかんで。
春日:うん。
若林:十字架をかんでって大丈夫なのかね?大丈夫?
春日:(笑)
若林:やめたほうがいいか。
春日:(笑)
若林:袖をかんで?
春日:いや、もう言っちゃってるけどね。
若林:ハハハ
春日:緊急事態だから。
若林:ソルジャーのマスクをかんでたんだけど(笑)。
春日:マスクつけたら、もうふざけてんじゃん。
若林:ハハハハ それで、春日が手紙読んでて、俺、知らなかったのよ。M-1の前からって。
春日:ああ、はいはいはいはい。
若林:俺、それ知らなくて、M-1の前からって。
春日:言ってたね。そうだね。
若林:それで、後日聞いたんだけど、「M-1の前からなんだってね」ってサトミツに言ったらさ、お前、M-1の大井競馬場の敗者復活の時、クミさんが作ってくれた春日人形をポケットに入れながら漫才。
春日:ハハハハ
若林:俺、もうめちゃくちゃ(ドン!(テーブルを叩く音?))それがショックで!
春日:なんだ、ショックって(笑)。
若林:俺たちは!誰にもほめられない!誰にも面白いって言われてない地平から。
春日:ハハハハ
若林:若林春日で大井競馬場からテレ朝に向かったお前のポケットに彼女が作ったお守り人形が入ってたっていうのが、お前殺してやろうかなと思って。
春日:何でだよ!
若林:ハハハハハ
春日:そこで。そんなもんいいだろ!くれたんだから。
若林:あの寒空の下から2人だけで這い上がったと思ってたらさ、そんなで、春日のココなんか全然空いてなかったんだなっていうのを知ってさ、それでもう号泣。
春日:号泣なの?そこで?(笑)
若林:後日だったけどね。
春日:ああ、なるほどね。それを知ったのはね。
若林:で、泣き止もう、泣き止もうとして、洟すすってる音が外に漏れちゃいけないから。
春日:ああ、なるへそ。
若林:と思ったりしながらさ、お前手紙読み始めて、入ってきた時にもずっと息殺して十字架かんでました。
春日:ああ。でも、確かに何の、もちろんね、何の気配もしなかったですよ。
若林:距離近かったじゃん、そいで。
春日:近い、近い。すぐ真後ろじゃない。気づかなかったよ。
若林:それで、お前が「入院してた時」とか言うからさ、もう、もうなんか、嗚咽が出ちゃうっていうぐらい。
春日:それ何?
若林:鼻水と床がずっとつながってたんだから。
春日:ハハハ
若林:それで俺、納豆の糸を取るみたいに、ずっと指で回してたんだ、鼻水。
春日:ハハハハ
若林:すすると音するから。
春日:なるほどね。そんな結構、そっちはそっちで戦いがあったわけですな。
若林:そう。それで読み終わって、結構オンエアでは削ってあったけど、尺あったじゃん。読み終わった後、無言の間が流れただろう?
春日:うん。
若林:あれは、俺は、涙引っ込めないと出れないと思って、ランプがついてたの。台の中に。それは、ランプが光ったら、制作的に(春日:なるへそ!)机破って出ていいですよっていうランプだったの。
春日:はいはいはいはい。
若林:で、もうずっとついてんのよ。
春日:じゃ、だいぶ早い段階でゴーが出てたわけね?
若林:無視してたの。涙が引っ込んで、出て、泣いてたってならないようなぐらい時間たつまで拭いて。
春日:だから、あれも、若林さんが出てくるなんてもちろん知らないけど、打ち合わせでは、段取り的には、私が手紙読んで、指輪渡して、返事を聞いたら、スタッフさんが扉からね、モニタリングはそうじゃない。カメラバーッと来て「モニタリングです」って言うのが。
若林:「モニタリング終了」って出て。
春日:そうそう。来るんで、とりあえずそこの場で待っておいてくださいって言われてたのよ。で、指輪渡して、オッケーだって言われて、全然来ないからさ。カメラが。なんか変な、なんだこれ?って思ってさ、つないでたもん、なんかね。
若林:はいはいはい。
春日:「ねー」なんつて言って。「指輪ねー、買ったねー」なんつってずっと(笑)妙な間が。んで、バリッでしょ?
若林:そいで、ランプついてて、俺は拭いてたの、こうやって涙を。これだったら泣いてるように見えないとこまでいっとかないとと思って、ついてたランプが点滅し始めたのよ。早く出ろっていうこと。
春日:うんうんうん、早く、そうだ、早くしてくれよ。
若林:それで電球緩めて。ネジを。
春日:なんでよ?
若林:うるせぇ!と思って。だって泣きが止まんねぇから。
春日:いやいや(笑)
若林:でも、なんかずっとすっごい点滅。外に漏れるよ、光がっていうぐらい。
春日:でも、そうじゃない?めちゃくちゃ変…長かったもん。
若林:バリバリって、どうなるかわかんないけど出るしかないと思って、意を決して立ったら、たぶん鼻水が出たんだろうね。
春日:ハハハ その勢いで?
若林:そう。それでもう段取り全部吹っ飛んで。その後の。
春日:まあ、そうね。何も。ただ泣いてただけだからね。
若林:で、ゆずさんか入ってきて、ゆずさんに回してもらっちゃって(笑)。ずっとしゃべんなかったもんね、最後はね。
春日:ほんとだよ。
若林:ハハハハ
春日:「いいの?」なんてつって北川さんも。「僕が回していいんですか?」みたいな(笑)。「誰もやれる人がいないんでお願いします」なんつって、申しわけないことしちゃったよ(笑)。
若林:ハハハ
春日:歌も歌ってもらって、回しも最後、回しというか、締めだよね。締めまでやってもらっちゃってさ(笑)。
若林:フフフフ
春日:ほんとお願いしますよ。
若林:ハハハハ
春日:一番泣いてたからね。ほんとにね。
若林:でも、春日のほうが泣いてたんじゃないの?手紙読んでるところで言うと。
春日:いやあ、そこまでは泣いてないですよ。
若林:あ、そう。
春日:そんな鼻水ブー垂らすほどではなかった。
若林:なんかさ、「泣いてる」って彼女に言われてさ、「泣いてないけどね」って言ってたじゃん。
春日:ま、ま、言ってた。
若林:泣いてたよ、あれ。
春日:フッハハハ
若林:何?「泣いてないけどね」って。
春日:いや、泣いてないけどね。
若林:(笑)
春日:全然、別に。
若林:それ、理由聞かせて。じゃあ何なの?ってなっちゃうよ、そしたら。
春日:全然余裕だったけどね。
若林:じゃあ何なのよ?(笑)
春日:うーん、何なの?って、答えられないけど(笑)。
若林:ハハハハ
春日:それは別にね、何だとは別に言わないけど。
アップするタイミングを失っていたけど、もういいかな。