佐藤満春ON8+1 2019年4月23日
さあ、ということで、続いてのコーナーはこちら!「佐藤満春の日向でポカポカキュン」
『キュン』♪
さあ、ということで、「俺はオルタナティブロックしか聴かない」という名言でおなじみの私、佐藤満春が、現在どっぷりハマっている日向坂46について語っていくというミニコーナーでございます。
コーナーを作った理由は、コーナーをつくらないと、番組全体が日向坂の話をするコーナーになってしまうので、ここだけに集中しようという意味で作らせていただきました。
メンバーが21人いるので、全21回やっていこうということで、初回が佐々木久美さんで、先週が井口さんについて語りました。
(中略)
ということで、今週ピックアップする方は、こちら!
今週は富田鈴花さんでございます。「空にかかる七色のキャラクター」というふうにキャッチフレーズをつけさせていただきました。
2期生、2001年生まれ、18歳、神奈川県出身。
富田鈴花さんは、僕は大注目しているんですけれども、この人は、断言しときますけども、僕みたいな、日向坂46を勉強してたかだか数日じゃないですか? 数日の男が断言させていただくならば、スターになる要素しかない。
何が凄いか。もちろん、アイドルとしての歌とかダンスとかの実力もありながらですけども、やっぱり特筆すべきはバラエティ対応力じゃないでしょうか。ギャグもいける、モノマネもいける、トークもいけると。
で、何しろ、いろんなキャラクターに果敢にトライしていくというメンタル、あと勢い。これはね、ほかの人と比べるのもあれだけど、ずば抜けてるなと思いますね。
いわゆる「キャラ渋滞」って言われたりもする。パリピーキャラだ、ラッパーだ、モノマネ王だ、高速道路マニアだとか言われるんですけど、実はそれって、みんなに突っ込まれる余白を作っているんですよ。バラエティ番組の構造で言うとね。MCだってそんなのツッコミやすいに決まってるじゃないですか。これは、その余白を作れる人は、タレントとして超一流だなと思います。
しかも、これははみ出てると思いますけど、すごく真面目じゃないですか。真面目で、それでいて、当然、自分のそういうビビるところ、一面と戦いながら、臆することなくガンガンいくっていう。
そのいくのが、全体のバランスと調和を見ながら、テレビ番組とかではね、バランスを見ながら、いけるところでいくというスタンスだから、なんでもかんでも入り込んでってワーッとするタイプではないんです。自分がここいけるなとか思うタイミングの勘がすごいなと思って。
これはちょっと放送作家的な目線になるのかもしれないですけど、ちょっと注目してほしいのは、この子が凄いのは、富田さんは、テレビ番組に出た時のコメントのテロップ率が高いんですよ。
要は、番組って、さっきも『モニタリング』の話をしましたけど、ワーッと多めに収録して編集をするでしょ。コメントが残る。その残ったコメントの中でも印象的なコメントにテロップをつけるわけですよ。こういうことを言ってほしかったですよとか、ここのコメント面白かったですよ、にテロップを載せるんだけど、まあ載るね、あの子のは。ガヤでパッと出たコメントで、さっと、誰が言ったかなと確認したら富田さんだったりすることが多い。これはもうTVスターだし、アイドル、今のアイドルに必要な要素を持ってんなあっていう。
だから、僕は数少ないですよ、富田さんとご一緒したのは。バンジーと駅伝のロケだけか。だけど、バッと皆さんを見渡した時に、一番集中しているのは富田さんだったりするかな。たぶん、この子、いつ振っても何か答えてくれるなっていう感じ。俯瞰で見てバランスもとれているから、バランサーとしても役割がある。
わかんないけど、たぶん本人は、純粋な女の子女の子したアイドルになりたかったりするのかもしんないんだけど、わかんないよ、これは。だけど、逆説的な話で、彼女がそういうちゃんと場を盛り上げるキャラとか、いろんなものを深掘りすればするほど、版画の理論で、彼女が、富田さんが一番持っているアイドルらしい側面が浮き上がる、みたいなことなんだなと思って。
この子は凄いなと思いましたね。すばらしい逸材、人材なんじゃないかなというふうに思います。今後もぜひとも注目していきたいなと思いますし、今日、もしこれで知った方は、ぜひとも番組などで注目していただければなと思います。
ということで、曲にまいりましょう。曲は、ひらがな(けやき坂)時代の曲になりますが、こんな富田さんにぴったりなこの曲をお届けしましょう。
日向坂46『最前列へ』♪