6人目「麗しのフィジカルモンスター」

 

on8+1 2019年5月14日

コーナー「佐藤満春の日向でポカポカキュン」

 

今週ピックアップする方はこちら!「麗しのフィジカルモンスター」東村芽依

東村さんは、この方の魅力は語り尽くせないんですけど、すごくざっくり簡単に僕が考えているところで言うと、基本的には口数があまり多いタイプではない。楽屋とかではよくしゃべっているという話を聞いたりすることもありますけれども、無口だと。無口というか、口数が多くない。ニコニコしている。だけど、パフォーマンスで自分の表現をしていくという。多くを語りませんよと。無口でパフォーマンスがすばらしいって、これもう最強なんですよ。エビとマヨネーズみたいなもんで(笑)。歌とダンスで魅せまっせということなんですよ。

テレビ番組なんかを観させていただいていると、ファンの方はもちろん知っているシーンだと思いますけど、MCの方とかが東村さんにコメントを振るわけですよ。東村さんがニコニコしている映像が流れて、「なんかしゃべんなさいよ」と言って、その場がワーッと盛り上がって終わったりする、みたいな、そんな掛け合いがあったりするんです。

これって何がすごいかというと、要は、放送に乗ってるという事実がすごくて。テレビ番組は生放送じゃない限りは、基本的にはカメラを何台も使って、時間もゆとりをもって収録をして、編集をするわけですね。いいところをつまんで、テレビのプロがつないで、音とかテロップとかいろんな編集をして放送に乗せるわけじゃないですか。だから、30分の番組、1時間の番組でも膨大な量の素材があるわけです。その中で、MCの人が質問を投げかけて、しゃべっていない部分が放送に乗るというのは、これはもう勝ちなんですよ。この時点で魅力なんです。あの笑顔で惹きつけられちゃいますよねということなんですよ。言葉じゃないんだなっていうこと。

もちろん東村さんといえば、ダンスがすごいっていう。表現なんですよね。表現者としての力が、パワーがすごいと。熱がすごいと。

で、僕は個人的なちょっと思い入れというか、この子はすごいなと思ったのが、ヒット祈願で駅伝をしたわけですけども、最後にキャプテンと小坂さんが走ってくるところをゴールで待ってる時に、もうすぐ帰ってきますよというところからカメラは回すわけですよね。「どうですか?」というお話を聞いていかなきゃいけない。僕はその時点でかなり泣きそうなんですけど、どうしようつって、加藤さんに聞いたりとか、上村さんに聞いたりとか。誰にも聞いても、みんないいこと言うから、涙腺のスイッチを押されそうになる。

「東村さんどうですか?」って聞いたら、またその時も多くは語らないんですけど、顔の表情だけで全体の空気を持っていくんですよ。ダメ、泣いちゃう、泣いちゃうと思って我慢して。で、そうこうしているうちに2人が走ってくるということだったんですけど。いやあ、ホントにすごいなと思いますね。

あと、もちろんステージ映えする。遠くから観ても圧倒的な存在感。まさにフィジカルモンスターなんじゃないかなというふうに思います。この存在感というのは、メンバーの皆さんも非常に助かっているんじゃないかなと。イチファンとしても、今後も楽しみだなというふうに思っております。無言でステージ上を席巻するというのは、なかなかできるもんじゃないなというふうに思います。

さあ、ということで曲にまいりましょう。日向坂46の曲でございます。今週はこちらの曲。『ときめき草』♪