スタンドアップできなかった話

 

火曜on8+1 2018年9月11日

 

僕の夏が終わりました。佐藤満春の火曜on8+1!

先日、お友達のオードリーの若林君と一緒に、由比ヶ浜?葉山の海に行ってきたんです。何をしてきたかといいますと、スタンドアップパドルというサーフィンの板みてぇなやつに乗って漕ぐっていう。

僕はかなりの運動音痴ですよ。久々にやったフットサルで右肘を骨折するっていうぐらいの運動音痴で、そんな僕が若林君に誘われて行ってきたわけですよ。パドルサーフィンていうやつに。普段シーズンスポーツも何もしない。海もほとんど行かないんですけど、せっかくだから夏を満喫してこようつって。

かなりきれいな海だったんすよ。そこで、スタンドアップパドルっていうぐらいですから、その板に立ちながら漕いで、海を颯爽と駆けめぐるわけ。波なんかもちょっと乗り越えたりなんかしてさ、かなり気持ちいいものなんです。

教えてくれる方に連れられて、早速海へ出たんだけど、海に出て、そうね、8秒後にひっくり返ってたかな(笑)。スタンドアップパドルっていうのに、ほとんどスタンドアップできずに(笑)寝っ転がるような形で、先生みたいな方に紐を引っ張られて、僕の夏が終わりましたね。

若林君にも「おじいちゃんじゃねぇーか」つってイジられて。かなり絶景で、気持ちいい温度ではあったんだよ。いや、もうダメだな。そもそも運動神経がないのに、ああいうレベルが高いことに挑戦するのは難しいね。もう夏は終了。俺の中で、もう秋(笑)始まりました。

 

 

サトミツさんの話にはゴンちゃんもTAIGAさんも出てこなかった(笑)。

 

 

砂を食うしかなかった

 

アルコ&ピースD.C.GARAGE 2018年9月4日

 

平子:日焼け原因の一つに、この間『有吉の壁』をコンビでやってきましたけどもね。なんか、昨日ほら、有吉さんのラジオ出て、チラッとそんな話もしてんでしょ?

酒井:してましたね。はい、そんな話してました。

平子:「お前らのラジオ……」、なんだっけ?

酒井:僕らのラジオで「オンエアされなかったのは俺らのせいじゃねぇー」みたいなことを言ってた、みてぇな。

平子:そんな言い方はしてないけど(笑)。「俺らのせいじゃねぇー」って。まあまあ、グジグジね。

酒井:端的に言ったらそういう感じの。

平子:グジグジ。

酒井:はい。言ってましたね。殿は。

平子:聴かれてんだね?

酒井:聴かれて(笑)。

平子:(笑)

酒井:まいっちゃいましたね、ほんとに(笑)。

平子:まいっちゃったね(笑)。「オンエアされてなくてお前ら助かってんだぞ」(笑)。

酒井:(笑)流暢に喋ってました、本当に。感情もちゃんと乗っかってね。

平子:(笑)理想のラジオ。

酒井:理想のラジオ!(笑)本心聞けた、みたいな。

平子:ただ、それでもオンエアはされたいんだよね。

酒井:あっはははは(笑)

平子:どんな姿でもいいからね。どんな姿でもいい。

酒井:はっはっはっ(笑)ねえ! 必死だからね、みんなね本当に。

平子:おめぇらが何を言ってんだと。何をのたまってやがんだって話でしょ? してたんでしょ?

酒井:そうそうそう。

平子:そうか、そうか。それはそうだね。それはそうだね。だけど、そんなん言ってるとさ、世間の人たちはさ、後輩に対する説教みたいなものとか、厳しいんだろうな、みたいなイメージ、もちろんあるだろうしさ。友達とかに聞かれんのよ。「有吉さんて、どうなの?あのまんまの人なの?怒るの?怖いの?」みたいなさ、言われるけどさ、後輩だったり部下だったりに指導したり叱責したりするパワハラめいたものが問題視される中で、あの人はね、理想のベースとして、今後、俺、日本に広まるべき人だと思ってる。

酒井:ふっふっふっふっ(笑)日本人として? 男性?

平子:うん。言ったら、俺ら直属の後輩なわけじゃん。

酒井:うん。

平子:上手くできなかった、みたいなの、もちろんあるわけじゃんか。

酒井:うん。

平子:あの人がそういった時に後輩にどんな言い方をするかっていうとさ、凄いよね。説教でも何でもないんだよ。怒るんでも何でもないんだよ。

酒井:うん。

平子:自分の失敗例を話してくれるんだよね。

酒井:うん。

平子:それと似たような状況の。ああいう『壁』とかあると、終わりに飯連れてってもらったりすると、「おい、どうだったよ?」って話して「いやぁ、ダメでした。難しい。大変。難しいっす」。

酒井:そんな感じになっちゃうもんな。

平子:世間のイメージは、「何言ってんだ!ちゃんとやれ!お前!しっかりやってくれよ!」じゃん。

酒井:うん。

平子:違うの。「そうだよなぁ。難しいんだよなぁ」って返ってくるんだよね(笑)。

酒井:(笑)めちゃくちゃ苦労してるからね、やっぱりね。

平子:そう! して、やっぱりね、『内村プロデュース』の話が出てくるの。どうしたって。

酒井:うん、そうだね、たぶん。

平子:「俺もさぁ、ポンと入った時にさ、みんなの輪に入れなくてさ」。

酒井:あー。

平子:「どうすればいいのかなぁなんて悩んでさ、そんでも入れねぇんだよ。ほんで、ウケねぇんだよ。で、ロケバスに乗るだろう? 一緒にウケなかった人たちとさ、どうすりゃいいのかなってバスで帰るんだよ。でもさ、今となっちゃさ、それがいいんだよな。だから羨ましいんだよ、お前らみんなでロケ車で帰るだろう? ああでもない、こうでもないって言って。あれがいいんだよな」って。

酒井:あははは(笑)

平子:すだちサワーをクイッて飲むの。

酒井:あははは(笑)

平子:そうなると、もう、この人でそんなん言ってんだったら、俺らがどうのこうのじゃないやってね。

酒井:そうだね。

平子:なれるわけよ。

酒井:確かに。

平子:で、飯尾さんなんかもいてさ、この間。で、飯尾さんもその当時一緒にやってた思い出があるんだろうね。「有吉そういえばさ、有吉、あの時、砂食ってたよな?」。

酒井:(笑)

平子:俺らが比喩するような「泥水すすった」とかじゃなくて、ガチで砂食ってたっていう(笑)。

酒井:あははは(笑)すげぇなあ(笑)。

平子:「食いました、砂。食いましたね。内村さん喜んでくれたんだけど、そんで俺いい気になって、砂食い続けんだけど、だんだん笑わなくなってくるんだよね。それでも俺は砂食うしかなかったんだよな」って(笑)。

酒井:かっけぇーな。めちゃめちゃかっけぇーな。砂食ってんのに(笑)。

平子:そうなんだよ。砂食ってんだぜ。そん中で俺らが熱ちぃだの、痛てぇだの、マルもらえねぇだの(笑)言うのは違うなあって。

酒井:なるほどね。

平子:ちゃんとそうなるんだよ。

酒井:ちゃんとフォローがね、有吉さんやっぱ凄い。飯ちゃんと連れてってくれてるしね。

平子:そう。そうなんだよ。先輩がそういうカメラ回ってないところの裏話ってどこまで言っていいかっていうバランス難しいけど、しょうがない、これは。

酒井:うっふっふっふ(笑)

平子:これ、みんなに知ってほしい。

酒井:ああ、そうね。

平子:自分の失敗の部分をまず言って、そしたら、後輩はそれ察するからね。

酒井:うんうん、そうね。

平子:叱責されずともね。

酒井:うん。ま、9割ぐらいは鬼のように怖いけどね。

平子:(笑)そうなの?

酒井:やっぱり怖い。

平子:人見てんだ、たぶん。俺には、ガーッて言っちゃうと、たぶん、シュンシュンシュンてなって終わっちゃうなあっていうのにはたぶんそうなんだ。

酒井:やっぱ、俺とか落合に対しては厳しい。

平子:鬼?

酒井:鬼……基本的に鬼ですね。

平子:(笑)あ、そう。

酒井:鬼側の、デイモン。

平子:デイモン? ザ・デイモン? 本当?

酒井:はっはっはっ(笑)そうだよ、やっぱり。いろんな面があるかもしれないね、だからね。

平子:人に、ちゃんと特性見てんだ。

酒井:合わせて。そうかもしんない、もしかしたら。

平子:おめぇらみたいな奴はさ、クソモグラにはさ。

酒井:クソモグラ

平子:(笑)

酒井:クソモグラ

平子:はっきり言ってやんねぇーとダメだろうなって(笑)。

酒井:バカだからわかんねぇーから。

平子:わかんねぇーだろうなつって、はっきり言われてもわかんないわけでしょ? 怒られて、「はーい!」つってるわけでしょ?

酒井:はははは(笑)

平子:だから、そうだ、俺みたいな奴にはちゃんと言い方があるんだ。人見て言ってくれてるんだ、ちょっと。

酒井:そうかもしんない、もしかしたら。

平子:しなだれちゃうから、こっちは。言われたら。

酒井:ひどいよ。だから、飯がやっぱり、そういうのをちゃんとしてくれるのが凄いよね、有吉さんて。

 

459回目のオープニングトーク-メイキャップル~ム♪-

 

オードリーのオールナイトニッポン 2018年8月25日

 

www.allnightnippon.com

 

若林:こんばんは。オードリーの若林です。

春日:土曜の夜、カスミン

若林:よろしくお願いいたします。

春日:ひとつよしなに。

 

若林:来週は「お笑いラジオスターウィーク」ということで、全曜日をお笑い芸人がパーソナリティを担当すると。お笑いラジオスターウィーク。1人だけノットスターが入っちゃってますけどね。ブラックホールというか。

春日:あ、そうなの? えっ? 誰? 誰というか、ラインナップは?

若林:土曜の1部ね。

春日:なるほどね(笑)。1人ということは、まぁ、私だね(笑)。

 

若林:1部がバカリズムさん、さまぁ~ず三村さん、フットボールアワーさん、岡村さん、くりぃむしちゅーさん、オードリーと。2部が、東京ホテイソン、さすらいラビー、ミキ、四千頭身三四郎次長課長さん。

 

若林:俺がミュージシャンスターウィークだから1週休んでくださいっていったらね、激怒だね、俺は。どうなってんだよ!

春日:1週で? 1週だけはダメですか?

若林:許せない。来るね。来ちゃう。

春日:土曜のこの時間に。

若林:ミュージシャン、誰がやるかわかんないけど。

春日:乱入だ。

若林:乱入はあんま好きじゃないのよ。ラジオの。

春日:あ、そう。

若林:なんか、ホントかな?って思うから。

春日:ふふふ(笑)本当のパターンもあるんじゃない?それは。「かかってこい」っ言って、ワーッと来ちゃうみたいなパターンもありましたし。

若林:ありましたね。そういう事件もね。

 

若林:俺は、ミュージシャンウィークとか、アクター・アクトレスウィークとか、もしなって1週休んでくださいっていったら、座り込みするね。

春日:どこに? ブースにってこと?

若林:いや、ターンテーブルのとこに。車の駐車場の。

春日:あそこに座ってたところで別に、あ、若林さん座ってんなぁって、滞りなく放送が行われるよ。座る場所が違うじゃん。

若林:気にしろ!もっとお前。タレントがターンテーブルの真ん中にあぐらかいて座ってんだぞ。腕組んで。試合後の柴田とか後藤みたいに腕組んで、あぐらをかいてこうやって座ってんだぞ、俺が。

春日:警備員さんがちょっと困るぐらいでさ、警備員さんが石井ちゃんのとこに連絡があって「若林さんがちょっと座り込みを敢行してるんですけども」つって。したら石井ちゃんが「とりあえず放送が終わるまで放っといてもらって」みたいな。たぶんそれなりの対処をして終わりだよ。はははは(笑)。

若林:腫れ物になっちゃってんじゃない、危ないやつっていうのを知られてた上での腫れ物みたいになってんじゃない。対処が。

春日:まぁまぁまぁ、でも、そうだね。そうなってくるよ。

若林:アクター・アクトレスウィークだったり、ミュージシャンウィークだった場合、車で来る人は困るぞ。アクター・アクトレス・ミュージシャンウィークは、芸人とは違って、みんな運転手がついてるんだから。

春日:まぁ、そうだろうね。

若林:全員。ターンテーブルのとこに入れようとした時、俺が真ん中に座ってるぞ。幟立ててね。

春日:幟もつくってってこと? 「反対!」つって?

若林:「ホニャララウィーク反対!」って幟立てて。

春日:1人で座り込み。

若林:そう。で、デモの気持ちをラップ調で。

春日:ああ、なるほど。若者のデモみたいなやつね。

若林:そうそうそうそう。

春日:いいじゃない。なるほどね。

若林:「お笑い芸人を休ませるなーーー!」みたいな感じで1人でやって。

春日:まぁ、でも、放送はされるだろうね。それで中止っていうことはないよ、おそらく。

若林:確かに。

春日:それがムーヴメントになったらわからんけどね。若林さん発でさ。「そうだそうだ!」っていう奴が集まって、ターンテーブルいっぱいにさ。ターンテーブルから出ないけどね。あの範囲からは。はっははは(笑)あそこにギュウギュウになってさ(笑)。

若林:いっぱいは無理だけど、誘ったら、岡村さんは一緒にやってくれる気がする。

春日:ふふふ(笑)

若林:一緒に座ってくれる気がする。

春日:せやな、つっていって。

若林:ははは(笑)「若林君行くん? 座り込み行く言うてたやん」「行くんすよ」「俺も行こうかな」みたいな。で、2人で座り込んで。

春日:ああ、いいね、いいね。2人だけの。

若林:誘ったらやってくれそうじゃない?(笑) お前どうする? 俺が真剣に誘ったら。

春日:私はちょっと、ま、大丈夫かな。

若林:大丈夫って言うだろうな。お前、そういうの来ないもんな。

春日:そういうのって?

若林:『ヤマザキ』の時もさ。お芝居の『ヤマザキ』だよ。舞台の。

春日:何年前? 10年以上前だ、あれ。15年ぐらい前だ、あれ。もっと前かな。

若林:2カ月? 1カ月? 稽古して。ノーギャラだった。

春日:1カ月以上稽古して。バイトも休まなきゃいけなくて、その分出るからなんつって言われて行ってね。うんうんうんうん、あった。

若林:たまにこの話すんじゃん。これがうちのケイダッシュコテージの。

春日:ちっちゃいね、ずいぶん。

若林:オフィスで流される時があるらしくて。

春日:ああ、このレディオが?

若林:『ヤマザキ』がノーギャラだったっていう話を再三流れたりしちゃってるらしいですよ。したら、知ってる人は知ってるんで、まだ怒ってんの?みたいになっちゃって(笑)。

春日:怒ってるっていう、当時ほどの熱は特にないけど、まぁ、死ぬまで忘れはしないけどね。

若林:怒ってんじゃねぇーか!

春日:はははは(笑)怒ってるというか、年に何回か思い出すもんね。

若林:刻まれた話っていうことね?

春日:そうね。池袋なんか通ると、やっぱ思い出すもんね。座敷わらしやったなぁなんつって。

 

若林:お前、誘ってもこういうの来ないもんね。何かやりたいって言いに行こうつって、会社につった時、お前はそういうの来ないもんね。私は別にどちらでも、みたいな感じだし。

春日:はははは(笑)。

若林:あと、『ミレニアムズ』が雲行き怪しくなった時に、俺たちのやりたい企画とか言いに行こうっていった時に、お前は来なかったもんな。

春日:はははは(笑)そうだね。そういうの行ってたってことも後から知ったしね。

 

 

若林:我々は今、ツアー中なんだよね。全国ツアー中。オードリーは全国ツアー中です、いま。青森、この間終わりまして、全国4カ所のツアーを予定してて、青森終わって、次が一宮ね。名古屋ですけども。

 武道館への道第3弾は、12月22日の福岡県北九州市でやります。

春日:へい。

若林:これ、前から言ってますけど、なんで博多じゃないんだっていうふうなね。福岡出身の人に話すと、みんな言いますよ。「えっ?博多じゃないの?」つって。「北九州?」。

春日:ああ、あるある。

若林:あるでしょう?

春日:あるね。

若林:バカリズムさんに「北九州でやるんすよ」「北九州でやんの?」つって言ってたし、宮司さんも福岡なのかな、たしか。宮司アナウンサー。宮司さんも「え?北九州なんですね」みたいな。

春日:ああ、言われる。メイキャップルームで……。

若林:メイク室ね。(奥田(笑))なに、お前、曲出すのか、メイキャップルームって急に。歌ってみ?歌ってみ?

春日:うん?

若林:メイキャップルーム。

春日:う~ん♪ OH~♪ メイキャップル~ム♪ 化粧する場所、メイキャップル~ム♪

若林:(笑)あ、いい。80年代だね。シンセサイザーが聴こえてきたわ。

春日:はははは(笑)

若林:OH~♪(笑) メイキャップル~ム♪ メイクをする場所~♪

春日:メイキャップル~ム♪

若林:あっははは(笑)何々をしない場所、メイキャップルームも一応ちょうだい。組み合わせて、そこで打込みで曲を作るから。

 

春日:う~ん♪メイキャップル~ム♪ 化粧する場所、メイキャップル~ム♪ マラソンしない場所、メイキャップル~ム♪

若林:ははははは(笑)しないもんね。

春日:しない、しない、しない。怒られる。マラソンでダーッて入ってったら。

若林:たぶん24時間テレビ帰りだから、今日のお前。だから、マラソンが言語野に結構深めに入ってたんだと思う。それでたぶん出してくれた。マラソンは、まぁ、しないもん。メイクマラソンという企画があった場合は、ちょっと判断しかねるけど。

春日:まぁ、そうだね。バーッと走ってきて、寄って、化粧して出ていくっていうパターンはあるかもしれないけどね。

若林:ただ、する場合もあるけど、基本しない場所、メイキャップルームも欲しいかもね。

 

春日:メイキャップル~ム♪(若林:メイキャップル~ム♪)

春日:化粧する場所、メイキャップル~ム♪(若林:メイキャップル~ム♪)

春日:マラソンしない場所

若林・春日:メイキャップル~ム♪

春日:パン食べる場所、メイキャップル~ム♪

 

若林:違う違う、違うの。発注どおりにこなかったな。返品だな、これ。

春日:何が違ったの。

若林:パンを食べる場合もあるけど、基本食べない場所、メイキャップルームで欲しかった。聞いてた?俺の話。

春日:うーん……。

若林:メイクする場所、「する」はもらって、「しない」のをもらって、真ん中欲しかったの。なんでパン食べる場所って言っちゃったの?

春日:うふふふふ(笑)

若林:これは罰です。

春日:これは罰を受けたほうがいいね。

若林:これはちょっとすいません、復ビンです。

春日:はいはい。これはもらったほうがいい。それは、それなりのことをしちゃったからね、私。

若林:これは、今日初めて聴いている人もいるかもしんないから説明しますけど、“復ビン”というのは、往復ビンタの復のほうのビンタのことを“復ビン”と。

 

(ピン!)

f:id:imadokiyuuka:20180830150516j:plain

 

春日:アッツ。アッツ! 行きはどうやって行ったんだっていうね。今日は暑かったね。今日は暑かった。名古屋暑かったね。

若林:ちょっとパンの話に戻るんだけど、もう一回もらっていい? パンを食べることもあるけど、基本食べない場所、メイキャップルームだから。

春日:オッケオッケー。メイキャップル~ム♪(若林:メイキャップル~ム♪)

春日:化粧する場所

若林・春日:メイキャップル~ム♪

春日:マラソンしない場所

若林・春日:メイキャップル~ム♪

春日:パンを食べる時もあるけど、食べないかもしれない場所、メイキャップ。

若林:あ、「基本」が外れちゃった。

春日:基本? 長げぇんだ、ここだけ長いからな。

若林:ははは(笑)

 

若林:もう一回大沢さんいけます? もろもろよければ。

春日:大坪さんね。大沢さんは前任者だから。たまにその辺ウロウロしてるけど。放送中にその辺ウロウロしてるけど。

若林:だってさ、髭がかぶってるじゃない。

春日:確かにねぇ。

若林:見た目がかぶり過ぎだよ、大沢さんと。

春日:ミキサーの人は、ああいう。

若林:ほら、後ろにいるじゃん。

春日:普通に顔出してるじゃん。

若林:大で、髪形も右分け、左分けぐらいで、髪のボリュームとか長さも似てるし、髭も似てるし、あと、肌の色も似てる。

春日:サーフィンしてるか、してないかぐらいの違いでしょ?

若林:大坪さんサーフィンしてます? あ、してないのね。あ、スケボーも。かぶってる。

春日:かぶってんじゃねぇーか! 海か陸かじゃねぇーかよ!

若林:ボード系で。

春日:板に乗るな!板に!どっちか。乗るなよ板に、どっちかが。

若林:同じ会社? 同じ会社じゃん。

春日:社風なの?何なの?

若林:坪と沢で、大がかぶってるし。どっちか髭やめてよ。

春日:そうね。じゃんけんでさ。

若林・春日:ははははは(笑)

春日:じゃんけんで負けたほう、髭剃ってよ。

 

春日:何ですか? 何でしたっけ?

若林:パンを食べることもあるけど、基本食べない場所、メイキャップルーム。

 一個気になってたんだけど、メイクをする場所からちゃんと歌い直すじゃん。助走をつけて。

春日:そうね。

若林:打込みだから、パンからもらうんでいいのよ。

春日:そこからだと難しいのよ。

若林:面倒くさいタイプの歌手ね、お前。レコーディングの時に面倒くさいタイプのミュージシャンね。

春日:いやいや、それが面倒くさいかわかんないけど、前の部分はオンしなくていいよ。録音というかさ。取り込まなくていいから。

若林:RECしなくていい?

春日:ああ、レックね? しなくて。

若林:お前、いまむかついたでしょ、俺に。

春日:うん?

若林:RECと言った俺にむかついたでしょう。

春日:うん、まぁ、ちょっと隠せなかったね。

若林・春日:はははは(笑)

春日:すまん、漏れちゃったね。

 

若林:パンからでいいからね。

春日:パン……そこはだから。

若林:もし、パンからでできないんだったら、また同じことをリスナー聴かされるのを嫌だと思うし、何時間歌でやってんだと。

春日:そんな、何分でしょ?

若林:こっちは北九州のライブの情報、早く知りてぇんだと。

春日:あ、そうか。この途中だったか。

若林:イライラしてる人もいるから、パンを食べることもあるけど、基本食べない場所、メイキャップルーム。の後に、基本ホニャララしないけど、する場合もあるのパターン。

春日:あ、逆のこと?

若林:逆のも入れて。どうせやるなら。

 

若林:メイクする場所からじゃないと走れないんでしょ? 助走がないと。

春日:まぁ、そうね。そのほうが。

若林:乗ってこないの?気分が。

春日:うーん、なんか一つの大きな流れみたいなとこだから、そこだけ切り取ると(笑)。

若林:へへへへ(笑)

春日:本当に助走なしで走り幅跳びやる、みたいなさ。「せーの!」でいくみたいな感じになっちゃう。

若林:それは跳べないもんね。

春日:バーッと走ってかないとさ。

若林:五七五の五だけ言うみたいな感じになっちゃうっていうこと?

春日:ああ、そうね。リズムがあるじゃない。

若林:じゃあ、「ここにあり」だけ言うみたいなことになっちゃうわけね?

春日:うふふ(笑)そうね。最後の句ね。

若林:「やせ蛙」で言う。

春日:ははははは(笑)ま、ま、そういうことだよね。

 

若林:五七五の五の部分だけ言ってみてよ。俺も感じたいわ。

春日:最後の?

若林:うん。

春日:えー「お馬が通る」。

若林:ふはははは(笑)おうまがとおる。

春日:なんか気持ち悪いじゃん。

若林:おうまがとおる、って何だっけ。

春日:あれ?七じゃん(笑)。

若林:何してくれてんのよ!

春日:あれ?(笑)「雀の子」でしょ?

若林:何してくれてんのよ! 俺、五七五の五だけ言ってくれつってんのよ。

春日:短歌か、これ(笑)。

若林:俳句じゃないしさ。

春日:あははははは(笑)

若林:なんで、そんなことすんのよ!

春日:「水の音」とかでよかったな。

若林:子役しか許されないよ、今のミス。

春日:カカカカカ(笑)

若林:大人だったら絶対だめ。五七五の五だけ言ってって、七言うの。

春日:そうだな。

若林:これ、復ビンです。

春日:カーッ。

若林:ふふふ(笑)。

春日:帰ってくるばっかりだな。どうやってそこまで行ったんだよ。行きがないからさ。

若林:ふふふ(笑)

 

若林:前から思ってることがあるんだけど、おれが復ビンするつって、テーブル挟んでんじゃない。あんまり顔出さないじゃない。俺こんな乗り出してるんだよ。お前、待ってるじゃない。俺が来るのを。

春日:そうだね。

若林:本来はここで、真ん中で復ビンする場所なんだよ。5:5なんだから。

春日:はいはいはいはい。

若林:お前、10の位置で待ってんじゃん。

春日:まぁまぁ、そうだね。

若林:5のとこに来いよ。真ん中に。なんで出さないのよ。

春日:そういうつもりはないけど、意識の中で納得はしてないんだろうね。復をもらう納得は。

若林:それだったら、俺は降板するよ、このラジオを。

春日:ははは(笑)何の理由でよ?

若林:お前が乗ってないこと、やりたくないもん。同じオードリーなんだから。

春日:いや、でも、ほら、受ける側だからさ、やっぱりさ。喜ばしい出来事ではないじゃん。頭を撫でられるんだったら、それは積極的に立つよ。それはね。

若林:ふふふ(笑)

春日:だけど、復、罰だからさ。いただきますっていう感じにはやっぱりなれない。後輩じゃないしさ。

若林:わかりました。なんか申しわけないなっていう気持ちはある。納得してないけど、黙ってついてきてくれて、なんか、ありがとうな。本当に。

春日:それはもう本当にね、誘われた時からそうだから、それはいいけどね。20年ぐらい前にね。

若林:うーん、ちょっと納得できないけどね。

春日:ふふふふ(笑)それはさ。

若林:ま、とりあえず復ビンだけやっちゃおう。

春日:とりあえずそうだな。

若林:進まないから。

 

(頭を撫で撫で)

f:id:imadokiyuuka:20180830150602j:plain

 

春日:いやいやいやいや。復をくれよ! なんで今、頭撫でんだよ。ほめられたこと一個もやってないぞ、わしは。

若林:ははは(笑)

春日:どういうことなんだよ!?

 

若林:石井ちゃんどう?ディレクターとして。もう一回パンのやつやったほうがいい? それとも説明いったほうがいいかな(笑)。

春日:説明いったほうがいいか、そうか。

若林:じゃ、一回だけちょうだい。

春日:えー、パンを食べることもあるけど、基本的に食べない場所ね。

若林:の後。

春日:の後、メイキャップルームでしょ。ナニナニしないけど、基本することもある、違う違う、ナニナニしないけど、することもある。「基本」要らないね。

若林:うん。

春日:じゃ、いきましょうか。

若林:いこう。

 

春日:メイキャップル~ム♪(若林:メイキャップル~ム♪)

化粧する場所

若林・春日:メイキャップル~ム♪

春日:マラソンしない場所

若林・春日:メイキャップル~ム♪

春日:パン食べることもあるけど、基本食べない場所

若林・春日:メイキャップル~ム♪

春日:告白しないけど、することもある場所

若林・春日:メイキャップル~ム♪

若林:ははははは(笑)

春日:わかんないからね、それは。演者とメイクさんがそうなっちゃったら(笑)。

若林:基本ないけどね。

春日:基本ないけどね。

若林:はははは(笑)

春日:男女のことだから、もしかしたらその場所になってしまうかもしれない。

若林:これ、長い歴史、あったと思う。たしかにメイク室での告白って。

春日:どっちからかわからんけどね(笑)。

若林:メイクさん同士ともあったかもしんないし、タレントもあったかもしんないから。

春日:そうだね。でも、基本ないけどね。

若林:基本ないってことで、バッチリいただきました。

春日:ああ、よかった。よかった、よかった。

 

若林:じゃあ、行きましょうか。提クレに。

春日:うん。結局告知は何なの?告知は。

若林:ああ、告知は、すいません。

春日:北九州市だっつって結構意外がられるってとこまでよ。ははは(笑)。

若林:それからなんでメイキャップルームの話になったんだっけ?

春日:それで、メイキャップルームで、内村さんが隣にいらっしゃって、「青森でやったんだって?ラジオのイベント」なんつていって、「ああ、そうなんですよ」つって、「次はどこ?」「一宮です」「変わったとこでやるね」なんつっていって、「その次は?」「北九州なんですよ」「北九州で?」内村さん九州の人だからさ。

若林:ああ、熊本の人だもんね。

春日:北九州は博多よりもちょっとマイナーだっていうのをよくわかってるじゃない。わかってらっしゃるから「北九州市でやんの!? やれるとこあんの?」みたいな話になって、「いや、私もわかんないですよ」つって。「何もないよ」つって「田舎というか、あれらしいっすね」みたいなこと話してたら、女性のメイク様が「あのぉ」なんつって入ってきて「私、北九州出身なんですよ」なんつって(笑)「ああ、なんかすんません!」みたいな話になったということね。「私はうれしいです」なんて言ってくれてたけど、そういう人もいるんだという、それだけの話なんだけどね。

 

大坪さんと大沢さん

www.allnightnippon.com

f:id:imadokiyuuka:20180831102006j:plain

 

 

 

 としあきが「メイキャップルーム」と発したばかりに、まさやすが引っかかって、どんどん脱線していくさまが楽しかった~♪

 

 

叫ぶ人と忘れる人

 

オードリーのオールナイトニッポン 2018年8月11日

 

若林:春日ってさ、たまにさ、大介とかと小声でさ、「あれ、どうなってるの?あれ!」みたいな。大介が「いやぁ、すいません」みたいな。

春日:いやいや。

若林:「…聞いとれやぁ!」。

春日:待て待て、いや、アウトレイジじゃん。

若林:はははは(笑)

春日:アウトレイジのやりとりだ、それ(笑)。

若林:小声で俺に聞かれないようにやってるじゃん。

春日:ふふふふ(笑)。

若林:あれは何? 反省してんの? 仕事の後は。

春日:反省、お仕事の話すること、あんまないかな。お仕事の話というか、そういう内容のことは。

若林:性格が、反省とかして帰りの新幹線とか車の中とかで思ったりすんの?やっぱ。あれ、ああだったなぁ、みたいな。

春日:ああ。それはやっぱ多少なりとも、それはするよ

若林:ど、どういうことで思うの? あそこ、ああ言ってりゃよかったかな、みたいな。例えば最近で言うと。

春日:最近で言うと? なんだろう、まぁ、反省というか、うーん、そんなに下手こく、大きく下手ことことはさ、あんまないじゃない。

若林:……。

春日:もうもう、やっちまうぐらいのレベルのやつは。

若林:いや、俺は結構目撃してるけどね。

春日:はははは(笑)あ、そうお?

若林:でもねぇ、それはホントに素晴らしいことだね。

春日:へへへへ(笑)。

若林:自分の中で大事件じゃないか、大事件か、お仕事のことで言えばさ、自分で決めてもいいわけじゃない。

春日:まぁまぁ、そうだね。

若林:だけど、春日にとっては大事件じゃないっていうのは素晴らしいことだね。

春日:うんうん、まぁまぁ、そうだね。

若林:俺がお前だったら、やっぱり“毎日が大事件”だからさ。

春日:なにが!

若林:あはははは(笑)。

春日:おっしゃるねぇ。

若林:違う違う! それは、俺、ホントに、お前をディスってるわけじゃなくて、そうじゃないとやってけないよ。

春日:ああ、ま、そうね。

若林:一個一個、そんなん思ってたら。

春日:いやぁ、そうだね。最近、何だろうな。流れ星のちゅうえい君と一緒になって。

若林:うん、うんうんうん。

春日:ちょっと、その、なんだろうな、ギャグに絡んでいけなかったな、ぐらいじゃない?

若林:そういうなんかあったの? ギャグをみんなでやる、みたいな。

春日:みんなでやるっていうか、入れてくるじゃない、あの人は。

若林:ああ、ちゅうえいね。俺は「やめてくれ」ってよくカフェで頼んでたのよ。

春日:はははは(笑)。

若林:はははは(笑)。

春日:わかる、わかる。それはわかる。わかるんだけど、でも、それはさ、その場がウケてりゃ、もうそっちが正解じゃない。

若林:俺は、前、フジテレビでやってたじゃない。『ミレニアムズ』っていうのやってたじゃない?

春日:『ズ』ね、『ズ』やってたね。

若林:あの同期のメンバーで輪になってフリートークする時にも、立ってギャグやるじゃん。

春日:うんうんうん。

若林:最初に。

春日:はいはいはい。わかる、わかる。

若林:俺、ちゅうえいにずっと、「ちゅうえい、俺ら同期で、全員芸人さんだから、アイドルの子とかお客さん入ってる収録だったら、全然俺は好きだしね、ちゅうえいのギャグ、いいんだけど、芸人さんの時だけやめてよ」つっていって「やらなきゃ俺じゃない」っていう問答をもう5~6年してんだけど(笑)。

春日:はいはい(笑)。

若林:ちゅうえいはギャグ凄いからね。彼は彼で。

春日:そうね。数もあるし。

若林:ちゅうえいいって、春日もいって、みたいな時があったのね?

春日:うーん、いけそうな時もあったけども、ちょっとこう一歩踏み出せない、みたいなね。

若林:春日が?

春日:うんうんうん。

若林:それ、誰がMCで?

春日:MCっていうよりも、私のほうがいろいろ説明したりするっていう。MCじゃないけどね。

若林:進行みたいなね。

春日:そうそうそうそう。ポケモンの番組だけどね。アットホームな感じで、誰が進行っていうわけじゃないのよ。

 

若林:実際、それで反省はすんの? 終わってから、あれ、ああだったなぁ、みたいな。

春日:あそこ、いけたなとか、は思うけど、まぁ。うん。

若林:でもさぁ、何年たっても、なんか俺は面白くならない。俺の実力ってそのぐらいなのに、悔しく思っちゃうね。

春日:ああ、そう。

若林:うん。

春日:一回一回。

若林:いや、思うよ、そら。

春日:ふーん。あ、そう。

若林:でもね、テレビ出始めの頃『スクール革命』で、なんだったんだろうなぁ、ザキヤマさんと、俺が結構病気でよくあれだったのかな、欠席してさ、赤ベコが置かれてた時があった、たしか。

春日:ああ、なんかあったね。

若林:なんかで。胃腸炎かなんかになって。

春日:はいはいはいはい。

若林:それで、当時出たてだから、ストレスなんだって話だったのかな。ザキヤマさん優しいから心配してくれてさ、「若林君そんな心配してもしょうがないよ」みたいな。「芸人て面白くならないんだよ」つって。

春日:ははは(笑)。

若林:ははは(笑)言ってて、それ、結構耳に残ってて。でも、あんなに面白い人が、もうこれ以上面白くならないってことは、いいわけじゃない。

春日:はいはいはい。

若林:なおかつ、たぶん面白くなってるんだろうし。

春日:まぁま、そうだろうね。昔に比べたらそれはね。

若林:俺とかゴンちゃんはさ、もう面白くならないんだと思ってていい人じゃないじゃない、だって。

春日:うん、まぁ、そうだね。若林さんとゴンちゃんが同じグループにいるかどうかはわからんけどね。

 

春日:あそこ(スタジオ)から出て、出て、そうだなぁ、環八に出るぐらいまでの間かな。

若林:ああ、あそこ、ああだったかなぁ、みたいな。

春日:うん。だから、実質10分…ははははは(笑)。

若林:10分ね。俺なんかほぼ全部の仕事終わりで、次の現場まで移動するまで、ずうっと大声で叫んでるからね。「わあーーーーーーー!」って。ふふふふ(笑)

春日:よく、逆にやってられるよね。

若林:ははははは(笑)

春日:1回もないよ、そんなこと。

若林:ははははは(笑)

春日:ははははは(笑)ないね。

若林:一番凹むのがね、こういうことがあるのよ。モニターがあんじゃん。誰かの着地しないやりとりってあんじゃん。誰かと誰かの。

春日:うん、うん、うん。

若林:もめる、みたいな。最後キスするみたいのもなく、ふわーってなってく時に、俺がドン!てカメラに抜かれてモニターに映ってる時があんのよ。

春日:はいはいはいはい。

若林:だから、俺の一言で次、みたいな。そういう時、言葉が出てこなかった時とか、ありがちな、なんだ?この時間ていうのが、自分ではあんまり言いたくないんだけど、ありがちなこと言っちゃった時とかは、ずうっと車で叫んでる。「うわーーーーーー!」って。

春日:へへへ(笑)ああ、まぁ、叫ぶことで、まぁ、一応発散……

若林:発散なんかできないんだよ! お前は信じられないと思うけど、俺たちみたいな性格に生まれると。

春日:ああ。

若林:ないからね、寝たら忘れるとかも。

春日:ああ、そうか。

若林:この間サトミツと話しててさ、寝たら忘れる人いるじゃん。たまに。

春日:うん、うんうん。

若林:でも、そういう人、春日なんかもそう?

春日:うん……。

若林:ものによるか。

春日:まぁ、でも、寝たらというか、寝る前に忘れてるもんね。

若林:ああ、そうか、そうか。

春日:だって、言ったじゃん。10分ぐらいで、大きい道路出たら忘れちゃってるんだからさ。ははははは(笑)。

若林:ああ、確かにね。

春日:幹線道路出たら忘れてるんだから。

若林:それで、お前がそうやって言うとさ、「春日みたいになりたい」みたいに盛り上がる風潮は、お前は一切悪くないんだけど、風潮だけやめてほしいっていうのはあるよ。

春日:はははは(笑)。

若林:ふふふ(笑)。

春日:どうにもできない、私は。

若林:確かにね。

春日:ただ、でも、やっぱり、細かく考えたほうがいいというか、考えてみたい、みたいというか、ちょっとやっぱりあったほうがいいなと思うけどね。

若林:そういう性格もね。

春日:そういう性格もね。だって忘れちゃうからさ。

若林:確かに、確かに、確かに。

春日:グーッと考えたほうがいいんだろうな。でも、やっぱりパソコン開いちゃったりするからさ、こっちは。その時点でもう、考えてたらパソコンもやってられなくなっちゃうからね。

若林:寝たら忘れる、じゃないんだよね。寝る前に忘れる、なんだよね。

春日:そうそうそうそう。“既に忘れてる”だね、だから。

若林:もう、ステゴザウルスですよ。

春日:はははは(笑)そうね。

若林:記憶があんまりできないっていう。

春日:脳が小っちゃいんだ、だからね。

 

若林:サトミツとこの間話してたんだけど、「“寝たら忘れる”っていう人いるよな」っていう話をしてたのよ。「でも、“寝てる間も考えてた”ってことない?」って言ったら、「ある、ある、ある」って話で盛り上がったのよ。それない?

春日:うーん、ま、ないかな。夢でってこと?

若林:夢でじゃないんだよ!

春日:うーん、夢……

若林:夢でじゃないんだよ!

春日:ははは(笑)

若林:こういう時あるでしょ? 例えば飛行機とか、バス移動で、テレビの仕事。あ、今、寝てたんじゃないよなぁっていう時ない? 起きてなんか考えてたのかなぁ、みたいな。寝てないんだよなぁ、みたいな。

春日:ああ。

若林:ないね、その返事だと。

春日:ちょっとないかね。

若林:ないんだね、みんなね。「寝てる」と「起きてる」のたぶん間ぐらいのことだと思うんだけど。

春日:ああ、でも、わかる、わかる、わかる。時間が飛んでる、みたいなこと?

若林:そうそう。今、あれ? 寝てたのかな、起きてたか、みたいな。

春日:わかる、わかる、わかる。それは、収録中だね、私はやっぱりあるのがね。

若林:(笑)いや、お前凄いな。

春日:あれ?つっていって。ああ、ちょっと時間、あれ、削られた、みたいな。時間が、スタンドかなんかが出てきてさ、時間が削り取られた。億泰じゃないけど、削り取られたみてぇーな時、飛んでる。それはよくあるよね。

若林:あると思う。俺、お前、『ソレダメ』の時あるだろう?

春日:よくあるねぇ(笑)。あれ?つって。

若林:俺、だから、本当に手榴弾欲しいんだよね。

春日:はははは(笑)

若林:寝てる、寝てない、みたいな顔してる時あるの、お前が。だから、手榴弾投げようかなと思う。

春日:はははは(笑)パーン!つって?

若林:パーン! おもしろ手榴弾ね、もちろん。

春日:うん、音だけのやつね。

若林:そうそうそう。

春日:それは、まぁ、あるけど、それは別に考え事ではないけどね。

若林:俺、だって、お前あれだぞ。毎回、どこが地雷かわからないベテランの芸能人さんが1列目の真ん中に座ってるだろ?『ソレダメ』って。

春日:座ってる。

若林:その表情見ながらだよ。春日と遊んでるような時間も、真ん中の方の。

春日:うんうんうん。

若林:お前、たまに眠そうな顔してる時に、逸話で聞いたみたいな帰り方しようかなと思う時あるもん。

春日:逸話で聞いた?

若林:うん。「今日もうできない」と。

春日:ふふふふ(笑)

若林:はははは(笑)

春日:ああ、なるほどね。「やめよう!」つっていって。

若林:「やめよう今日」っていうね。はははは(笑)

春日:昔のね。

若林:昔の芸能界の逸話みたいのあるじゃない。

春日:あるね。

 

若林:いやぁ、でもな、それ、あるなぁ。たぶん考え過ぎちゃう人だったら“あるある”だと思う。寝たら忘れるなんてことじゃなくて、寝てる間も考えちゃってたなぁっていうことがあんのよ。

春日:ああ。じゃあ、起きた時に、寝てた気がしないと。

若林:寝てた気しないです。寝てないですからね、たぶん。寝てるようで。

春日:なるぼと。休んでないんだね? 脳がね。

若林:脳が。

春日:それはないかなぁ。

若林:ないんだよ。凄いよ、これは。

春日:そこまでいくと大変だよね。

若林:まぁね。

春日:気が休まるというか、そのことが解決しない限りはずっとそれを考えてるわけでしょう?

若林:考えてる。

春日:それは大変だよ。

若林:(笑)どうにもなんないんだけど、話しても。

春日:そうね(笑)。

若林:「結構考えちゃうよね」みたいな話で盛り上がってさ。たぶん春日のエアコンの1度の差って、俺とかサトミツの10度分ぐらいの差があると思うもん。

春日:はあ。

若林:春日、『水曜日のダウンタウン』で何度にエアコンしても気づかないみたいのやってたじゃん。

春日:ああ。まぁま、耐えるみたいなね。

若林:本当にね、人生に向いてるよね。人生に向いてる。

春日:はぁ(笑)。

若林:人生上手というか。

春日:なるほどね。

若林:はははは(笑)

春日:ははは(笑)ありがたいね、それはね。そうか、そうか、そうか、なるほどな。

 

 

 

ウソはいかんよ

 

オードリーのオールナイトニッポン 2018年8月11日

 

若林:俺、このラジオでも喋ったっけ?東急ハンズフットボールアワーの後藤さんに会った話。

春日:いただいた?

若林:してない?

春日:いただいてないかな。

若林:あれはね、お風呂を洗うブラシを買いに行ったのね、俺、東急ハンズに。で、ブラシを探してたら、お風呂グッズ売り場で。後藤さんがいらっしゃって、後藤さんが先に俺に気づいて、「おー若林!」みたいな。「あ、おはようございます」みたいな。「引っ越しか?」って聞かれて、引っ越しじゃなかったんだけど、「そうなんすよ」ってウソついちゃったんだよ(笑)。

春日:(笑)それはまずいよ、ウソついちゃ。

若林:せっかく「引っ越しか?」って言ってくださったから、引っ越しじゃないのは失礼かなと思って。

春日:でも、それ、引っ越しじゃないわけだから、それはもう、ウソついたから引っ越ししなっきゃないよね、そうなってくると。

若林:はははは(笑)

春日:先輩に対して、ウソだもん、それ。

若林:いやぁ。

春日:「いや、引っ越しじゃないんですけど」で、別にいいじゃない、そんなの。

若林:あ、そう?

春日:風呂のブラシを。

若林:ああ。

春日:そんなもん、引っ越…(笑)。

若林:あはははは(笑)

春日:それはどっかで話すかもしれないしね、後藤さんが。若林引っ越しするらしい、みたいな。

若林:あはははは(笑)

春日:ないだろうけど。

若林:ああ、そうかぁ。

春日:それ、ウソは、ウソはいかんよ。

若林:ウソになっちゃうのかぁ。

春日:うん、それはね。咄嗟だからしょうがないかもしれないけども。それはダメだよね。

若林:ウソはダメ?

春日:ウソはダメ! うん。

若林:はははは(笑)

春日:ウソついちゃダメよ。

若林:そういう時あんだよなぁ。

 

 

オードリーのオールナイトニッポン 2013年4月13日

 

春日:この間ね、所沢の本が出るつって。雑誌というか、まちの本みたいなさ。あるじゃない、池袋とかさ。

若林:はいはい。

春日:そういうので所沢の本が出るからつって、インタビューをさせてもらったんですよ。所沢の思い出のところ教えてくださいとか、お店どこどこ行ってたとかね。それで、いろいろ話してて、航空公園によく行ってました、みたいな話をしててさ思い出したんだけどさ、昔、あたしが小学校低学年ぐらいの頃ですよ。航空公園で、ほら、我々ネタ合わせとかしてましたけど、あそこで戦隊ものの撮影をよくやってたの。

若林:へぇ~。

春日:ヒーローものの。

若林:へぇ~。

春日:よくスケボーやってた坂あるじゃない。

若林:はいはいはいはい。

春日:カラフルな坂。塔の下の。

若林:はい、ありますね。

春日:あそこの中腹とかでよくやってたのよ。

若林:ふぇ~。戦ってるの?

春日:戦ってるのよ、怪人と。それよく観に行ってて、中学とか高校入ったらそうでもなくなったんですけど、小学校ぐらいの時ね、異様にテレビに出たかったの。

若林:(笑)

春日:自分でもわかんないんだけど。

若林:お前、よくそれ言うよね。

春日:なんでなのかわかんないけど。だからさ、あの当時の子役よ。だから、掛布君とかさ、間下このみとかさ、いろいろ出てた。所さんの番組とかに。

若林:うん。

春日:同年代ですよ。それがね、悔しくてしょうがなかったの。なんで出れんだ?と。でも、私、別に何もやってないのよ。劇団に入るとかもない。

若林:でも、どうなの? 自分が出たらもっとっていう気持ちあったの?

春日:あったし。

若林:ふっ(笑)。

春日:とにかく出たいと、テレビに。ふふふ(笑)

若林:ふっふっふ(笑)それはあると思う。それはみんなあるよね、テレビ出たいっていう気持ちは。

春日:あるのかなぁ。凄くあって、まともに掛布君とかを観れなかったのよ。出てると、なんか悔し過ぎて変えたくなるぐらい。テレビを(笑)。

 

若林:だって、俺もそうだもん。『パオパオチャンネル』で。

春日:あっ、そうだ!言ってたあれ。

若林:『パオパオチャンネル』でミニ四駆大会のやつ。

春日:『パオパオチャンネル』すげぇ。

若林:予選勝ち抜いて。

春日:すげぇよ。

若林:予選勝ち抜いて、ちょっと出たんだもん。

春日:すげぇよ『パオパオチャンネル』。

若林:ちょっと出たんだけど、うちの姉ちゃんが放送前に「うちの弟テレビ出る、テレビ出る」って言い過ぎたら、4秒とかしか映んなかったら、男子に泣かされて帰ってきたもん。

春日:(笑)姉ちゃんが?

若林:姉ちゃんが。

春日:でも、4秒でも凄いよ。観てたもん『パオパオチャンネル』。大竹まことさんとか、吉沢秋絵さんとか出てたやつね。

若林:うんうん。

 

春日:それはいいんですよ。そういうのにとにかく出たかったの。いろいろと。

若林:それで?

春日:で、戦隊ものの撮影をしてるじゃない。それをしょっちゅう観に行って、何とかして出れねぇーかと思って。なんかそこで目立ったら、スタッフさんに「あれ?ちょっとあの子面白いね」ってなって。

若林:キッ(笑)

春日:はははは(笑)子どもの考えよ。

若林:わかる(笑)。

春日:絶対ないけど。

若林:なんかな。

春日:なんか、ちょっと怪人に襲われる役とかで「ちょっと使ってみてもいいんじゃないか」って大人の人が言って、出れるんじゃねぇーかと。

若林:見抜く力のある人がね。

春日:うん。と思って、いっつも。

若林:「あの子いいね」みたいな。

春日:そうそう(笑)。

若林:そういう人がいると思ってるしね(笑)。

春日:いると思ってるし、何とかして出たいと思って、自転車でいつも行ってたんだけど、坂の中腹ぐらいでやってるじゃん。だから、何とかして目立とうと思って、ぐるっと大回りしてきて、坂を全速力で降りてくるっていうのを何回もやってたんですよ(笑)。そのたびに、ちょっと見切れたりとかしちゃって、撮影が中断とかするんだよ。で、怒られたりするわけよ。

それとか、チャリンコでバーッと走って、木に思い切り衝突してコケて、イテテテテテテとか言うとか、いろいろやってたんです。それぐらいテレビに凄く出たかった。

若林:ギーッ(笑)

春日:(笑)

若林:目を引こうと思ってアピールだね。

春日:目を引こうと思ってアピール。アピールしてて、ほいで、出れないよ、そんなのは。

若林:そら、まぁそうだ。

春日:それはもう無理ですよ。しかるべき組織に入って頑張んないと出れないですよ。

若林:そら、そうでしょうよ。

春日:でも、どうしても出たかったから、ある時ね、それが変な感じに作用しちゃって、ある時、学校行って、当時『志村けんのだいじょうぶだぁ』って凄いはやってたわけです。

若林:うんうんうんうん。

春日:月曜の夜8時かな。で、火曜に学校行ったら、みんなもうその話になるわけ。ね?

若林:うん。

春日:で、その日もそんな話になってて、みんなで盛り上がって、コントの真似とかしてさ。子どもですから、やってて。でね、ポロッとあたしが「『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出るんだ」つって。完全なウソですよ。

若林:キー(笑)出たい、出たいっていう気持ちが昇華されないから、ウソでもって。

春日:ウソでもつって、出ちゃった。

若林:その気持ちを成仏させようと。

春日:そうそう。「出るんだ」つって。当時、コーナーがあったのよ。観覧が。コント、コント、いっぱいあって、クイズのコーナーがあってさ。『クイズなんだろな』っていうコーナーがあったのよ。「なんだろな」って志村さんがタイトルコールしたら、客席が「なんでもねぇーよ!」つって返すっていうコーナーがあったんですよ。そこは、番組観覧でお客さんが入ってるわけ。そこに今日行くんだっていうウソをついたんです。へへへ(笑)

若林:まあ、子どもだったらあるわな。

春日:前の日、オンエア観てテンション上がってるし、言って、したら、回りにいた何人かの友達が「マジで?」ってなるじゃない。

若林:そらそうだよ。子どもの時の「テレビ出る」は今の何倍も凄い。

春日:凄いでしょう? んで、「凄いな」つって、「当たったんだよ」みたいな感じで。「凄いな、今日行くんだ」つっていって、そこでちょっと盛り上がって終わったんすよ。でね、授業とか受けてるじゃん。したら、そのあたしのウソが、結構早い段階でクラス全体に広まったの。

若林:そらぁそうでしょう。

春日:ね。で、昼前ぐらいには学校全体に広まってたの。

若林:(笑)パンパンパン!(手をたたく)

春日:ほかのクラスから見に来られたりとかしてんの(笑)。

若林:これは、これはヤバいな。

春日:これはもう恐ろしいじゃない。

若林:うん。

春日:ほいで、ウソだからさ、ちょっとしたウソが広まる頃にはさ、違う形になってたりするじゃないですか。

若林:うんうん。

春日:行くは行くと。で、行く、行って、テレビに映るんだと。春日っていう奴が。で、しかも、もうそろそろ学校を出るらしいっていう話になってて。

若林:カッはははは(笑)忙しくなるから。

春日:忙し…そう、だから、収録の時間がね。

若林:すぐ行かなきゃいけない。

春日:学校を最後までいない。

若林:パンパンパン!(手をたたく)

春日:途中で帰るらしい、みたいな話になっちゃってて。

若林:あ~ははは(笑)

春日:飯とか給食とか食べてたらさ。

若林:うわぁ。

春日:回りが「あれ?まだ居るの?」みたいな感じになってんのよ。

若林:う~わ。

春日:全くウソだから。

若林:どうすんの?

春日:ヤバい!と思って。もうウソって言えないレベルなのよ(笑)。

若林:小ナン?

春日:小4ぐらい。

若林:小4?

春日:うん。

若林:5時間目ぐらいになってる?もう。

春日:いや、昼飯食ってるぐらい。

若林:じゃ、給食の時間ね?

春日:うん。

若林:小4ね?

春日:小4の。

若林:ヤバいよ、これは。

春日:んで、昼休みになったら、まあ集まってくる。いろんな学年の人が。

若林:ガラガラなんつって。「あの人が行くみたいよ」。

春日:『だいじょうぶだぁ』行くんだつって。「志村けん、サインもらってきてくれよ」みたいな奴もいたりするわけ。

若林:俺ら小4の時の『だいじょうぶだぁ』って言ったら、凄かったからね。

春日:『だいじょうぶだぁ』は凄かったよ、ほんとに。

若林:凄かったからね。

春日:いや、そうよ。ほいでさぁ、いつ行くんだ、いつ行くんだになっちゃってるから、とりあえず行かなきゃしょうがないことになってるわけです。その時点で。だから、もうもうもう、あたしも追い込まれて、先生のとこ行って「ちょっと早退させてくださいと」(笑)。

若林:(笑)引っ込みつかない。

春日:とにかく学校から。

若林:仮病?仮病で?

春日:仮病でよ。

若林:なんつったの?

春日:「お腹が痛い」つって。

若林:(笑)

春日:100ウソだよ。痛くねぇんだもん。

若林:それは「お腹が痛い」聞こえちゃったらヤバいでしょ?

春日:ヤバい、ヤバい。先生のところまで行って、昼休みの時、職員室に行って。

若林:小声で言ったの?

春日:小声で「先生ちょっとお腹が痛いんで」。

若林:回りキョロキョロしながら?

春日:キョロキョロしながら「帰らせてください」つって。「なんだお前、どうした?珍しいな」つって。

若林:それはそうだよ。お前、全然病気になんない。

春日:全然健康優良児なのよ。「すいません、お腹痛いんで」つって。で、何とか「じゃあ、わかった。お前がそこまで言うんだったらよっぽどのことだな。我慢強い春日がそんなこと言うなら」つっていって帰らせてもらったんです(笑)。昼飯食った後に。

若林:うん(笑)。

春日:ほいで、帰りながら、なんかわかんないんだけど、一人で泣いたんです。ふふふ(笑)

若林:クククク(笑)。

春日:とんでもないことになっちまった。怖くなって。

若林:いや、わかるよ。何でそんなこと言っちゃったのか、バカだなぁ、俺って。

春日:バカだなぁつっていって、10歳の春日少年がさ、泣きながら10分ぐらいかけて家帰ってさ、したらさ、家にね母親がいるわけですよ。

若林:そうだよね。

春日:母親は、帰ってくるのが早いわけだから、学校から1時ぐらいに帰ってきちゃってるから、泣きながら。どうしたんだ?となるの。もうウソをつけないからさ、「『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出るって言ったら。

若林:クー(笑)そこは正直に言うんだ。

春日:学校が盛り上がっちゃって、「帰らされた」って言ったら「何なのそれ!もう一回学校行ってきなさい!」って言われて。

若林:はははは(笑)

春日:そこでまた泣いてさ(笑)。もう、とんでもない状況よ。10歳の少年にしたら。

若林:はははは(笑)

春日:結局、暗くなるまで航空公園の滑り台に座ってたのよ、わたしずっと。泣きながら。

若林:学校行ってるふりをしたってこと?お母さんに対して。

春日:家にも帰れないから、学校にも帰れないじゃない。

若林:それはそうだ。

春日:だから、公園へ行って。

若林:子どもにしたら居場所がない、だよ。自分の。

春日:居場所がないですよ。

若林:滑り台のとこにずっと座ってたの?

春日:そうよ。泣きながらさ、10歳の少年が。だから、ウソはいけないよっていう話です。

若林:あ、そう。気をつけたほうがいいよ。

春日:気をつけたほうがいいですよ(笑)。

 

若林:俺もね、俺が主人公のファミコンのカセットが出るってウソついて。

春日:ははははは(笑)

若林:大変なことになったことがある(笑)。

 

 

ハイタッチ

 

オードリーのオールナイトニッポン 2018年8月4日

 

若林:この間さ、春日んちのね、2軒隣ぐらいのハウススタジオで撮影したんだよ。

春日:あー、あそこ?

若林:うん。

春日:ああ、そう。いいなぁ、いいなぁ。あそこでいつかやったら家近くて楽だろうなと思ってたんだよなぁ。

若林:岡田と、これ、春日んち近過ぎだろうつって。

春日:うん。よくやってるよ、撮影。

若林:春日んち久しく行ってないからちょっと見に行こうぜつって、岡田と階段バーッて上がって。

春日:階段上がったの?(笑)

若林:春日んちの入り口?

春日:うん、ドアね。

若林:指差してさ、2人で笑っちゃって。

春日:何なんだよ、それ。

若林:笑った後ね、ハイタッチした。2人で。

春日:どういうことなんだよ、それ。何のイエーイ!なんだよ。

若林:何も喋らないで下りてきたけど。コンビーフ張っとこうかなとは思ったんだけどさ。

春日:懐かしいな。

若林:あと、ひたひたにおかゆが入ったクーラーボックス置いとこうかなと思ったんだけど。

春日:ははははは(笑)インフルエンザになった時ね。

若林:差し入れね。

春日:差し入れでね。

若林:ファンからの。

春日:開けてみたらおかゆだったっていうやつね。クーラーボックスの中。

 

 

大告白

 

オードリーのオールナイトニッポン 2018年8月4日

 

若林:俺、でもねぇ、トゥスまるにしてもね

春日:トゥスまる?

若林:アパまるにしてもね

春日:アパまる?

若林:ちょっと最近ね、思ってることがあんの。これは結構、スペシャルウィークだからこその大告白になるかもね。

春日:何がよ?

若林:あのね、トゥースはね、俺ね、半年ぐらい前からね、面白いと思ってる。

春日:ははははは(笑)

若林:これね、ほんとに俺はお笑いって不思議だなと思ってる。新しいギャグに変えたりする人いんじゃん。

春日:まあ、そうだね。

若林:お前と荒井注さんぐらいじゃない?同じギャグずっと変えないでやるっていうの。

春日:ははははは(笑)ああ、私もやっぱり観てきたからね。荒井注イズムがやっぱあんのかもね。後々カラオケ屋とかやるかもしんない、もしかしたら。

若林:入らないつって。

春日:入らないつって。機材が入らないつって言ってね。

若林:俺ね、実は、テレビ出始めて1~2年ぐらいはね、トゥースとか春日さん言ってるの、結構イヤだったのよ。

春日:うん。

若林:正直。

春日:何がヤなの?

若林:かっこよくないなと思ってなんか。オードリーというコンビとしてね、トゥース!とかアパー!とかさ、恥ずかしい、っていうかさ。

春日:何が。恥ずかしくないよ、別に。

若林:(笑)

春日:ははは(笑)

若林:別にギャグじゃないじゃん。ちゅうえいみたいにさ。

春日:うんうんうんうん。

若林:トン、ナン、シャー、ペイ、ハクハツチュン、ラーメンマ~ン、みたいのとは違うじゃん。

春日:へへへへへ(笑)

若林:ちゃんと、トン、ナン、シャー、ペイ、ハクハツチュン、で、チュンがきてのラーメンマ~ン、じゃないわけじゃない。

春日:うん、そうだね。

若林:トゥース!とかさ、アパー!なんてさ、一発大声っていうかさ。

春日:うふふふ(笑)

若林:別にフリとオチとかないから。

春日:ないないない。

若林:でもね、俺ね、最近気付いたんだけどね、俺の中でね、半年前から始まったのよ。「いや、何年言ってんだよ!」っていうのが。

春日:ははははは(笑)いいかげんね。

若林:トゥースはずっとそこに居たのに、色が変わってくるんだよね。

春日:はははは(笑)

若林:こいつ何年言ってんだ、もう。マジでやべぇ奴じゃんと思って。

春日:はははは(笑)

若林:大丈夫かよ!って思うようになって、うまし!とかもさ、変化さすじゃない。

春日:まぁまぁ、そうだね。

若林:ちょっと色付けるとか普通するけどさ、マジでさ、ロケ始まる時にさ、「トゥース!」とか言ってさ、こいつ、マジで何年言ってんだろう。大ボケ野郎じゃんと思うのよ。

春日:はははは(笑)

若林:俺もう「何年言ってんだよ!」って言っちゃうの。

春日:はいはいはいはい。

若林:やっぱちょっと面白くなってきてんだよ。何年も同じこと言ってやめない、そのダサさが。

春日:はははは(笑)。

若林:ダサ過ぎて、ダサ過ぎて、リバイバルブームみたいな。

春日:なるほどね。やっぱりその、熟…、発酵してきたんだろうな。

若林:発酵してきて、燻製みたいになってる。

春日:珍味になってきちゃった。

若林:燻製みたいになってきてて、年齢もある。もう39で、こいつ来年40なのに、トゥース!とか言って。

春日:いや、わかる。それはわかる。

若林:ウソだろう、このジジイ!と思って。

春日:わかる、わかる、わかる。

若林:俺も同い年なんだけど。

春日:うん、わかるよ。

若林:こんなジジイっていたか。そんなダセぇギャグをさ、10年変えないでさ。

春日:わかる、それはわかるよ。

若林:俺もう、かっこいいなと思って。

春日:逆に?(笑)。

若林:逆に。

春日:はははは(笑)それはちょっとわかんないけどさ。

若林:何周もしちゃってるっていうか、ウエスタンの格好してる田中義剛さんじゃないけど。

春日:ははは(笑)いや、かっこいいよね。

若林:一時期思ったよ。あーって思ってた時期もあるけど、続けてるとさ、やっぱりそういうふうになってくるんだよ。

春日:まぁ、そうだね。不思議なもんでね。