ミドリと小4の男の子

 

オードリーのオールナイトニッポン 2018年3月11日

 

若「先週はスペシャルウィークで、ふかわりょうさんに来ていただきまして、ずいぶん言われた。この1週間で。テレビのスタッフさんに」

春「ほう、なんて?」

若「「ふかわりょうさん、めっちゃ面白かったす」みたいな感じで」

春「まあ、面白かったもんね」

若「よく、ふかわさんね、「自分の中に小さい女の子がいる」って言ってたじゃない」

春「そうだね」

若「よく、自分の中にいる人間が、小学生かとか、中学2年生かとか、大学3年生かとか、大人なのかとかいう話するけど、小さい女の子っていうのは初めて聞いたね、俺は」

春「うん、確かにそうだね」

若「だから髪が長いって言ってたもんね」

春「そうだね。だから、ちょこちょこ、漏れてるというか」

若「ははははは(笑)」

春「抑えきれない、滲み出してる……滲み出してる、だね」

若・春「はははは(笑)」

若「滲んじゃってんだね、外に、あの長髪は」

春「そうね。それでも、音楽活動で何とかそっちに放出してるけど、でも、やっぱり滲んでじわーっと滲むものが、やっぱり長髪だったり、物腰のやわらかさだったりするんじゃない?」

若・春「はははは(笑)」

若「だって、あれで髪短くしたら、メイクとかしゃちうって言ってたもんね?」

春「そうだね。あれで何とか本当に」

若「はあ、小さい女の子がいる人もいるんだなぁ」

春「抑え込んでるっていう、クロスみたいな、鎧みたいな」

若「小さい女の子がどういうもの好きかとか、あんまわかんないじゃない。シルバニアファミリーぐらい?やっぱり小さい女の子っていったら」

春「ああ、まあ、そうじゃないか? リリアンとかね、なんかそういうことだろうね」

若「なるほどね」

春「ちょっとした、やってるかもしれない、そういうのをね」

若「もしかしたらね。滲んでるかもしれないね」

春「家で人形遊びとかしてるかもわかんない。全ては聞けなかったけど」

若「春日はどういう人間がいるわけ?春日の中に」

春「どういう人間……まあ、でも、私は、まあ、一つとは言い切れないよね」

若「あ、そう」

春「1人というのはさ」

若「何人かいるの?」

春「やっぱり、そのぉ、お姉さんみたいなね」

若「(笑)ちょっと待って。なんでみんなオネエなの?」

春「いやだからそれを」

若「女の子なのか?みんな」

春「ふかわさん、それはやっぱりね、手放しで笑えない部分はあるよ」

若「ああ、そう」

春「そんなはずないじゃないですか!って本気で言ってはいたけどね」

若「(笑)ラジオで流されてるからね。電波に乗って」

春「そうそう(笑)自分に振り返った時に、ゼロではないなって。女子の部分が」

若「小さい女の子」

春「小さい女の子だったけどね、ふかわさんは」

若「お前は?」

春「オネエだよね」

若「あ、自分の中にオネエがいるの?」

春「オネエなのか、おばさんなのか。おばさんに近いかもね」

若「おばさんがいるの?お前の中に」

春「うん。だから、節約とかもそういうのがかかわってきてんじゃないかとか」

若「心の中のおばさんが」

春「おばさんがね」

若「お前、ふとした時にさ、生放送とかでフリップとか落とすと「キャー!」って言うじゃない」

春「言うね」

若「咄嗟に出ちゃうんだ、おばさんが」

春「おばさん。少女でもなければ、若い女性でもなく、かといってオネエでもない。やっぱおばさんの部分ね」

若「それ、名前は何て言うの?その人は。俊彰なの?やっぱり」

春「俊彰ではないんじゃないの」

若「春日なの?名字は。名字は春日でもないの?」

春「名字とかないんじゃない?」

若「名字ない?」

春「概念みたいなもんだからさ、何々何々じゃないんじゃない?そこは。ミドリ、みたいな、なんかそういうさ(笑)」

若「え?ミドリっていう人がいるわけ?」

春「片仮名でね(笑)。春日じゃないのよ。それはなんか、それ、なに? 人物、なんていうかな」

若「じゃ、ミドリが「安いから買いなさい」とか言ってんだ、春日に」

春「そうね。「ちょっと待ちなさい、あんた、これよりも安いとこあるんじゃないの?」みたいな」

若「ふはははは(笑)」

春「はっきりと対話はしてないよ」

若「お前、ふかわさんより怖いよ(笑)」

春「ハハハ(笑)それは若林さんだって絶対あるはずだよ。1人に決められないと思うよ」

若「女の子いるのか、俺の中にも」

春「やっぱいるんじゃない? 男はみんな多少なりともね」

若「ああ、でも、いると思う。嫉妬深かったりするし」

春「ああ、はいはいはいはいはいはい」

若「ちょっぴり弱虫だったりするし」

春「ハハハハ(笑)」

若「笑ってんじゃないぞ(笑)。ははははは(笑)」

春「そうね。ふとした時に泣いちゃったりとか、そういうの言ってたけど」

若「ふかわさん言ってた。10年たつとすぐ泣いちゃう(笑)」

春「泣いちゃう(笑)。それはやっぱり女性的な部分。考えようだけどね。ふかわさんの話聞いて、自分に置きかえたというか、振り返ってみると、そういう部分もあるし、中学生、高校生ぐらいの春日も、あの時の春日もさ」

若「はあ、高校生の時の」

春「やっぱりいたりもするしさ」

若「小学4年生の男の子は、いるはいるよ、やっぱり」

春「ああ、そう。それはどういう時にわかるのよ」

若「なんか、おしっこひっかけてやろうかなとか思うんだよね。ちょっと腹立つとさ、本当の怖い男の人は、ぶっ飛ばしてやるとか思うと思うんだけど、ションベン引っかけてやろうかなとか思う時に、なんか、ちょっと幼いんだろうなって思う時があって」

春「なるほど。いたずらじゃないけど、ちょっとしたね」

若「そうそうそうそう。なんか、ランドセル、本当は背負ってテレビ局入りたいのよ。だけど、ちょっとやっぱりキャラになっちゃうっていうか」

春「いや、そうだね。シノラーじゃねぇんだからさ、今さらね」

若「うん、まあねぇ。いるかもしれないけどね、心の中のシノラーが」

春「ハハハハハ(笑)シノラーが」

若「クルクルだっけ?グルグルだっけ?」

春「クルクル~じゃない?」

若「クルクル~とか、まあ、言ってる時あるしね。リングとかいっぱい手首に付けてる時あるし」

春「ああ、じゃあ、シノラーだね。ランドセル背負って」

若「ふふふははは(笑)」

春「クルクル~なんつって」

若「グルグル~」

春「クルクル~グルグル~なんて言って」

 

若「結構ヒルナンデスの生放送の中でね、今週のヒルナンデスでは筋肉ドライバー、通称筋ドラ?かけさせてもらったけど」

春「あんま言わない筋ドラって」

若「あの時には小4の俺がやってんだよね」

春「ああ、確かにそうかもね。急に出てくるところあるんじゃない? 南原さんも不思議がってたけどね」

若「なんて?」

春「不思議な顔してたよ」

若「筋ドラかけてる時?」

春「おい、どうした?どうした?みたいな(笑)」

若「だって、あれ、逆さの文字を見るやつだから、理由はあるじゃない」

春「ま、そうだけど」

若「俺がそうなったから? 俺がテンション高いからかな」

春「若林さんもそうだし、私もかけられたままだし(笑)。あそこだけ、ポン!と浮いてるような感じ(笑)」

若「いや、スベってんだよ!」

春「お客さんも笑ってねぇーし」

若「生でスベってんだよ」

春「そこそこの長い時間やってたからね」

若「ふはははは(笑)ああいう時はさ、どう思ってんの?筋肉ドライバーかけられてウケてないわけじゃん。生放送でヒルナンデス。心の中は、それは、おばさん、ミドリはなんつってんの?(笑)」

春「ミドリは、距離とって、そこはほんとに、お母さんみたいな目線で「またぁ、しょうがないね」みたいな」

若「ふはははは(笑)」

春「「またやってるよ」みたいな」

若「ミドリが?」

春「うん」

若「しょうがないわねぇ」

春「「んとに、くだらない、しょうがないわね、何が面白いんだか」みたいな、やっぱあるよ」

若「お前の母ちゃんじゃねぇーか!それ。静江じゃないでしょ?それ」

春「静江ではないんだよね。静江に似てる部分あるけどね」

若「春日の中のミドリが「何してんのよ」」

春「「何してんだ、しょうがないね」なんつって」

若「それは春日が答えるんだ、それに対しては」

春「答えるというか、まあ、そうだね。受け手は春日だけど、でも、春日は別に動かないよね。ミドリがそう言ってたところで、「まあね」みたいな(笑)感じだから。対処しないじゃん、あの時だって別に」

若「動かないもんね(笑)。若林さんがやりたいみたいよ、みたいな」

春「そうなっちゃってるからしょうがない。何か取り返そうとしないもんね。ハハハ(笑)ああいう空気になっても」

若「俺は筋肉ドライバー、ヒルナンデスでかけてるときは、へ、へ、へ、へ、へ、へ、へ、へ、へ、へって感じ」

春「それ何(笑)。それ小4でいいの?」

若「小4の俺が、へ、へ、へ、へ、へ、へ、へ、へ、へ、へ、へ、へ、へ、へ、へ」

春「いや、ちょっとわかんない。それはよくわかんないけどね(笑)」

若「いや、小4てこうだから」

春「うん、まあ、まあ、うん、まあ」

若「小4て今みたいな感じじゃないの?」

春「まあ、そうかも、そうかもね。あんま理屈じゃないよね」

若「小4がほら、給食のワゴンとか全速力でバーッと押して、ガッシャーン!とかなって、押してる時とか、へ、へ、へ、へ、へ、へ」

春「ああ、そうだね。とにかく廊下をスライディングしてるとかね(笑)。ずっとスライディングしてたわ。ジャージ、下穿いてたから。小4の時。でも、大体みんな膝が溶けてるっていうね」

若「あの、ツルツルしたやつね?」

春「ジャージのツルツルした(笑)。とにかく」

若「ヒルナンデスで椅子が壊れた時とかも、やっぱ小4のへ、へ、へ、へ、あ、あ、そうだ、やべぇ、やべぇっていう感じだから。はははは(笑)」

春「ああ、でも、そうかもね」

若「小4でしょう?(笑)」

春「うーん、小4だねぇ」

若「同い年でやってる人っているのかな、自分を」

春「ちょうど?」

若「自分を同い年でやってる人」

春「同い年だし、その人そのものみたいな?」

若「だって俺、美輪明宏さんに、初対面の時「あなた8歳?」って聞かれた」

春「ウソでしょ?(笑)」

若「いや、これ、ほんとマジだよ」

春「ほんとに?凄いな。凄いね、美輪さんね。小4じゃん」

若「初対面の時、31~32だったけど」

春「小3?小4ぐらいだよね?小2? いや(笑)小2だって、8歳だと。小4よりも下じゃん」

若「あはははは(笑)」

春「ちょっとかっこつけた。小4て言って。ダメだ、かっこつけちゃ」

若「2つ上に言ったけど(笑)」

春「小2だよ(笑)」

若「したらさ、「あなた8歳?」って聞かれて「いや、32です」みたいに答えたの。したら美輪さんが、「8歳の男の子が鉄人28号を操縦してるみたいね、あなたたちって」って言われたの」

春「はあ。えっ?それどういうこと?鉄人28号は私ってこと?」

若「そう、そう。お前はだから別に人間じゃないの。ミドリとか言ってるけど、お前、俺の2歳分かっこつけてんだよ。お前は鉄人28号で、AIだから、お前は」

春「28号か。ちょっとよくなってるね」

若「ロボットだね」

春「鉄人28号はレバーが2つしかないからね、あれ。ハハハハハ(笑)あ、そういうコンビなんだねぇ」

若「鉄人28号が、8歳の男の子が操縦してるみたい」

春「ああ、でも、それはそうかもしれない。だって、鉄人、自分の意思はないわけだからね」

若「意思ないの?お前」

春「意思ないよ。だから、いろんな、東大受験とかさ、ハッハハ(笑)フィンとかボディビルとかになってるから」

若「でも、それは俺別に操縦してない。お前が勝手に暴走して、コンピュータ、エラーして」

春「操縦のやつDちゃんとかに渡してない?」

若「渡してない(笑)」

春「体育会TVとか、いろんなところに渡してるでしょ?」

若「でも、テレビに出始めてから、いろんな奴がリモコン持ってるよ」

春「いや、そうでしょう!」

若「はははは(笑)お前の。混線しちゃって、エアロビとか東大受験とか漫才になって、なんかがんじがらめにして、全部失敗してるみたいな感じ(笑)」

春「失敗してないわ!いい方向に行ってると思ってる。私はね。鉄人は思ってるよ」

若「はははは(笑)鉄人は、鉄人は思うのね?」

春「鉄人は」

若「鉄人28号があるじゃん。ロボットが。ミドリはどこにいんのよ?その28号の中にいるわけ?コックピットにいるわけ?」

春「コックピットにはいない。だって、それはメインみたいになっちゃうからね」

若「俺はリモコンで動かしてんだもんね」

春「まあ、そうだね。だから、へその下ぐらいじゃない?」

若「ミドリがいるんだ。あの中に」

春「中に。がらんどうのイメージね。中、がらんどう。胴体は。だから、へその下ぐらいにいて、「まーたー」みたいなことを胴体で言って(笑)、胴体の中で響いてる、みたいなね」

若「ああ」

春「メインではないよ、もちろん。メインは何もないんだから(笑)。メインは電波を受けるところ、みたいな、アンテナみたい」

若「ロボットだからね」

春「そうよ。ミドリだけが胴体のところに」

若「混線して、ってことだね?」

春「そうね。だから、どっかでリモコンが動かされると、ゴォーーーッて、そっちに急に(笑)」

若「はははは(笑)」

春「汐留方面に飛んでったりとか、赤坂方面に飛んでったりとか。フフフ(笑)」

若「お前、電車で通ってるだろう?」

若・春「はははは(笑)」

春「いろいろするんじゃない?」

若「夜さ、エロパソやってる時はさ、鉄人28号、ミドリがやってんの?」

春「ミドリはやってない。だって女性だから。そこでようやく出てくるんじゃない?」

若「誰が?」

春「私が」

若「春日が。それはもう春日が?」

春「春日が。その時だけが本当の自分。まっさらな飾りっ気のない本当の(笑)」

若「寂しいよ。話が寂しい」

春「全部終わったら、ずっと隠れてて、騒動を。昼間の騒動をずっと見てて(笑)」

若「じゃあ、鉄人28号の中でもないし、かなり離れてんだね?」

春「離れてんだよね」

若「でもお前なんだよね?」

春「うん。だけど、鉄人28号が見えるところにいるの。でけぇじゃん。だから、見える、目の届く範囲にはいるけど、こうやって見てんだよ、たぶんね」

若「じゃ、お前がむつみ荘のノブを握り、玄関を開けて、靴脱いだぐらいで本来の春日とスーッとフィットするんだ」

春「ああ、そうかもね。だから、あのむつみ荘のドアが、ちょっとごっちゃごちゃになるけど、アニメが違うけどさ、鉄人28号がでかいまま帰ってくるじゃん。あそこがガリバートンネルみたいな感じで」

若「ああ、縮小して」

春「シューンて春日。裸だよ、イメージとしてはね。素っ裸の春日が帰ってきて、パソコンの前に座って、で、また出ていく時は鉄人28号にワーッとでかくなって出てく、みたいな(笑)」

若「でも、春日がやってることって、結構きつめだね」

春「まあ、そうだね」

若「自分磨きになってくるもんね」

春「まあ、磨くためだけに本体に戻る、みたいなことなんじゃないのかね」

 

 鉄人28号

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