第411回目のオープニングトーク③

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年9月23日

 

町田春日劇

 

若「だから、そういう小屋みたいのを春日がつくったらいいと思うんだよ」

春「なんでアタシなのよ?だったら若林さんも参加してもらって、我々でつくればいい」

若「それはダメなの」

春「なんでだ?オードリーで建てればいいじゃん」

若「俺がそんなことをやったら、出る杭にバリバリになって叩かれるんですよ。でも、春日ってバーチャルな存在だから」

春「いやいや、こんなに現実的に存在しているのに?」

若「お前が、東京の事務所をまとめますよって言って劇場をつくったら、ファンタジーのままいけるから。誰もお前を叩かないから。だってお前はみんなにバカだと思われてるから。あはははは(笑)」

春「おいちょっと待ってくれよ!」

若「あはははは(笑)」

春「おーい!バカがまた言ってんぞ、みたいに思われるから誰も聞いてくんねーじゃねーか。バカだと思われてたら」

若「ゴメン。今のは冗談で、今やお前は東大を受ける受験生だから、誰もバカだと思ってないと思うのよ」

春「いやいやいやいや(笑)、バカだと思われてる」

若「お前は東大生だから」

春「いや、東大生ではないよ。受験生だよまだ」

 

若「春日がつくったら一番ファンタジーのままいけんのよ。だから、場所はどこにしようかなと思ってんのよ」

春「ヤダ! じゃじゃあ、私が、百歩譲ってよ、まあ、そのぉ(笑)立ち上がってやるとして、費用はいろんな人から頂くよ。事務所とか」

若「それはもちろん俺が出すよ、全額」

春「(笑)」

若「だって、俺はお笑いを愛してるからさ」

春「いや、何なんだよ!ええっ?(笑)」

若「ふふふ(笑)」

春「そっちのほうがカッコいいじゃんかよ、それ。全額出す」

若「ただ、言わないでよ、俺が出したっていうのは。俺そういうのあんま表立って言われたくないから」

春「じゃあ、言わない、言わない、言わない」

若「言えや!頭悪ぃのか!」

春「どっちなんだよ!?」

若「何のために出すんだ!金をよ!バカタレ!」

春「褒められたいんじゃないかよ!そんなもん」

若「俺の構想、町田春日劇場だけど」

春「町田に造んのかい!?いや、誰も来ない、町田はぁ」

若「えっ?」

春「サトミツが入り浸るだけだよ、そんなもん(笑)いつもいるなぁ」

 

 

春日の語り部

 

若「春日さんもこの間A-Studioで結婚宣言ありましたけども」

春「(笑)結婚宣言まではしてないよ」

若「しかし、付け焼き刃とも本番前話してたけど、何でお前は全然ネットニュースになんないんだろうなあ」

春「そんなことわかんない/それはもうわかんない」

若「ならない?」

春「ならないでしょ。しょうがない。こっちのさじ加減じゃないじゃない、それは」

若「うまいことやってんなぁお前」

春「なんもやってないよ。流されてるだけでしょ。引っかからないんだよたぶん」

2人「はははは(笑)」

春「そういう人たちに引っかからないでスッと流れていくっていうだけでしょう。それはもうしょうがない」

若「前もね、A-Studioの話したけどさ、ああいう番組の時にね、もうちょっとね、俺の話してほしいんだよね」

春「ああ」

若「それ、ちょっとお願いしたいのよ。一個も出てこないのがちょっと。俺はいっぱいやってんのよ。春日の。俺だって、営業のチャンスだと思ってるんだよ、そこは」

春「営業?」

若「うん。春日という男がどういう男かを皆さんに知ってもらうチャンスだと思って喋ってる。面白いと思われたいからさ」

春「うんうんうんうん」

若「それがちょっと足りないかなっていうか。春日に」

春「じゃあ、なんか話せばいいのね?」

若「そういう言い方だとちょっと後ろ向きだねぇ」

春「(笑)話してくれっていうんだったら、やっぱりさ」

若「お前が」

春「何だろうな」

若「「いやぁ、鶴瓶さん聞いてくださいよ、こいつね」っ入ってきてほしいんだよ」

春「そういうタイプじゃねーじゃない! それだったら鶴瓶さんもびっくりするよ。「おうおうおうおう、どうした、どうした」ってなっちゃう」

若「そのくせ、ダウンタウンデラックスではさ、「パラちゃんがね」みたいにすごいダウンタウンさんに話すじゃん。パラちゃんを売り込もうとするじゃん。ダウンタウンさんに」

春「(笑)いや、売り込もうとしてるじゃなくて、あれは、2人でどうしようかっていって、会議に会議を重ねてね、そこはどうしようか」

若「だから、A-Studioもやれよ!それ」

春「それはさぁ、会議に会議は別に必要ないじゃない。そこの間は」

若「なんでよ?」

春「パラダイスと春日なわけだからさ、2人ともテンパっちゃってるわけだから」

若「ちょっと俺も、春日が俺に、別に何時でもいいよ、そういうことなら。LINEしてきてさ、「ちょっと今から高円寺のジョナサンどうすか?」みたいな。「何よ?」「A-Studio、どういうトーク振られるかわかんないすけど、ちょっと打ち合わせしませんか?」みたいなのあってもいいけどね」

春「うーん、まあ、でもねぇ、エアロビと受験が忙しいからなぁ」

若「なん……まぁ、そうだな」

春「ハハハハ(笑)」

若「はははは(笑)しょうがないよな」

春「なんかは、じゃあ、持っとくよ。そしたらね。そういう時があったらね」

若「なるほどね。なんか損してるような気すんだよな。俺がお前の話ばっかりして。でも、それは俺の宿命だと思ってんのよ」

春「うん」

若「最近、ようやく気づいたんだけど、自分のキャラクター」

春「ほう」

若「どういうキャラかなってやっと気づいたの」

春「そう?」

若「俺のキャラって“春日の相方”なんだよね、やっぱりね」

春「ああ、なるほどね」

若「そうそうそうそう。だから、やっぱ春日の話は語り継いでいかなきゃいけない」

春「(笑)」

若「2代目若林正恭が出てきた時には、そいつに語り継いでいかなきゃいけないから。3代目と4代目」

春「(笑)語り部なわけだね?」

若「語り部。春日の語り部なんだよ、俺のキャラクター」

春「ハハハハ(笑)」

若「はははは(笑)」

春「体験したこととかを」

若「だから、お前がいない時もお前の話をするべきだっていう気持ちになるから」

春「ああ、それはまあありがたいですね」

若「確かにお前は“若林の語り部”じゃないもんなぁ」

春「うん、まあ、そうだねぇ。でも、それは、そういう時も来るかもわからんからね。持っといたほうがいいよ」

若「備えとけってっていう話だよ」

春「芝生を育ててるとかさ」

 

若「ちょっと芝生を育ててることが変でしょコイツみたいな、A-Studioだとして、話してみぃ。俺が鶴瓶さんやるから」

春「うん」

若「(鶴瓶さんのモノマネで)春日、お前、若林変な奴やなぁ」

春「いや、ちょっとひどいな!」

若「えっ?」

春「酷いな、鶴瓶さんのクオリティが」

若「酷いなってどう……」

春「クオリティがよ。鶴瓶師匠の真似のクオリティが酷いねぇ」

若「そう?」

春「雰囲気が出ないよ」

若「出ない?こんな感じじゃなかったっけ?」

春「そんなアヒルみたいな声出されてもさ(笑)」

若「(モノマネで)お前、若林、変な奴っちゃなぁ」

春「(笑)いやいや、そんな」

若「(モノマネで)若林の変なとこはないかぁ?」

春「ハハハハ(笑)丸眼鏡みたいなのは似てるけどね。声はちょっと違うな」

若「春日、ちょっと鶴瓶さんやってみて。俺が春日をやるから。どうやって話したらいいか」

春「(モノマネで)あのぉ~、あれやなぁ~、2人はあれやろぉ~、なんだ、あのぉ、仲ええんやろう~。仲がええんやろう~、おい!中学から一緒」

若「ふふふ(笑)(モノマネで)春日、お前、若林変な奴やなぁ。どんな話になっとんねん、こいつ」

春「(モノマネで)同級生が、なんかないんか?」

若「(モノマネで)春日は天才や、若林は秀才やなぁ」

春「(モノマネで)ほんとにええ~?」(酷いクオリティのモノマネの応酬終わり)

若「じゃあ、提クレ」

春「そうだね」