オードリーのオールナイトニッポン 2017年3月11日
春「それもあってさ、ついつい激昂、キレちゃいましてね」
若「あ~なるほどね」
春「というのはちょっとあったね」
若「明らかにムッとしてたからさ。俺は先に上に上がったのよ、撮り終わって。あの後も言い争いしてた?10分ぐらい?それで、笑いどころないでしょ?2人の。どっちもムカついちゃってるから。どっちもキレちゃってるから」
春「そうね。最終的には(笑)あいつから、拒んだから、「なんだお前、春日、やっちゃうぞ」って言われたからね(笑)」
若「ニッポン放送の中でね」
春「やっちゃうぞつって。「俺はお前に勝てないかもしれないけど、それでも気持ちでお前やっちゃうぞ」って言われたから。もうホント学生(笑)、38同士でさ。ハハハハハハ(笑)」
若「俺、芸人やり始めた時とか、エピソードトークとかライブでするじゃない。フリートークで。春日とか岩崎さん、すげぇつまんないなと思ってて」
春「へへへヘヘ(笑)ちょっと待って。私はいいけどさ、ガンちゃんの名前出してあげんなよ。いないんだからさ」
若「違う違う、それは今となっちゃいい意味なのよ。怒りがないから」
春「あぁ、まぁ、あの人もそうだね」
若「そうそう。細かくないじゃん、怒りがない人って。アレのアレが腹立ってつって、みんな器がちっちゃいなつってお客さんが上から見てくれて笑ってくれたりとか、みんなに突っ込まれるとかあるけど、なんかそういうのないの?みたいなフリがきて、2人ともニコニコして、ないよなぁみたいな感じだから、作れや!と思ってたの。ははははは(笑)何かに引っかかんないとトークなんて熱を帯びないんだから、引っかかれや!と思ってたの」
春「ツルッツルだからね」
若「(笑)何許しちゃってんだよ!と思って。そういう人が信じられなかったの」
春「はいはいはい。普通に気づくからね。普通に生活してて」
若「でも今は、春日とかガンちゃんてこういう心境で23歳とかだったんだなと思ったら、それはトークできんわなって。あはははは(笑)」
春「ないからね、引っかかりがね。それこそゼロから生み出なっきゃないわけだからね」
若「今もさ、結構ハードな場所とか変わった場所に行った話、面白いけど、怒りじゃないもんね。あんまりね」
春「まぁまぁそうだね。怒りがないね」
若「だから珍しいのよ、谷口に怒ってる姿が」
春「ハッハハハハ(笑)」
若「俺はムカつきがゼロじゃん。同じ状況、同じことなのに。だからね、何をそんな怒ってんの?と思うね、やっぱ逆の立場になると」
春「ハッハハハハ(笑)」
若「だから、たぶん何かが反応してんだよ。春日の中の、プライドは高くないだろうから、その場所に、谷口にだけあるプライドとかが反応してるんだと思うんだよね。もしかしたらよ、オスとして谷口に負けたくないのかもな、この人、って俺は見えちゃうのよ」
春「なるほど、本能的にね」
若「(笑)そうそう、そうそうそう」
春「あぁ、そういうのはもしかしたらあるかもな」
若「あと、谷口を認めてないの」
春「はいはいはい」
若「谷口を認めてないから、こういう「ネタ」とか書かれたら、お前そういうとこだぞ!って。はははは(笑)それは俺は、怒ってない人からしたら、興味があるんだろうな谷口に、とか思っちゃうんだよ、やっぱり」
春「はいはい、はいはいはい」
若「珍しいじゃん、人になんかそんな」
春「ハハハハ(笑)そうだね」
若「最後、谷口が握手しようつって手差し出したら、全然普通に差し出さないの。この場合ね、差し出したら終わるんだよ、もう握手して。でも、差し出さないで、いやぁ、今はできなねぇって感じで。俺ん中では、それ見てて、握手で終わらそうとしてる谷口に腹立ってんだろうな、みたいな」
春「うんうんうん」
若「もし終われるとしたら、「お前な、酔っぱらってきて、「ネタ」なんか書いて、ネタやれつって無茶ブリしてきてな、挨拶も丁寧にしないで、ほんとありがとな」って手出すとかしたら終われるわけじゃん。「いやぁ、できないですね」って腕組んじゃって、春日が」
春「そうね」
若「はははははは(笑)」
春「それはドキュメンタリーだからね」
若「そうそうそう」
春「コントでなんか終わら……」
若「バラエティじゃないからね」
春「バラエティじゃない」
若「だから、なんかやっぱね、谷口を認めてないんだよ、春日は」
春「あぁ、ま、そうかもね、そうだね」
若「なんかが反応してんだろうな」
春「うんうんうん」
若「ちょっと思っちゃったりしてて。そうそうそうそう。そんな感じがあるよなぁ」
春「まぁ、そうだね。昔から知ってるっていうのもあるけどね。単純にね」
飲みに行くと、最後は決まって大喧嘩して別れるという谷口さんと春日さんの関係が、この日も再現されていた。感情をむき出しにするのって谷口さんぐらいなんじゃないかと思うと、とても微笑ましい。