ハライチのターン! 2023-01-20
澤部:『ぽかぽか』始まってね。1週間たって、初めての週末を迎えたでしょ? この間。
岩井:そうですね。
澤部:「1週間終わったなあ」つって、「酒飲みたいな」って。
岩井:ああ、そうなった。
澤部:ねぎらわれたい。
岩井:(笑)1週間ですよ、まだ。
澤部:1週間。
岩井:とんでもなく続きますからね、この後。
澤部:ねぎらわれたいとなって。したら、そう思ってるときにちょうどスタッフさんからお誘いというか。「春日さんと飲むんでちょっと行きませんか?」って。メンバーは誰いるか聞かされずに中野のジンギスカン屋に呼び出されましてね、行ったら、水口さんという春日さんと仲よしのディレクターさんがいて、待っててくれて。「おお、澤部。こっちこっち」って個室へ案内されて。俺も全然誰がいるか知らない状態でね。俺も、はじめましての人とかいたら、ちょっと緊張するなつって。
岩井:疲れちゃうタイプだからな。
澤部:そうそうそう。つって、個室ガラガラッて入ったら、春日さんいて、あと、ゆりやん(レトリィバァ)いて、チョコプラの松尾さんとあばれる君とラブレターズの溜口。気軽なメンバー!って(笑)。
岩井:そうね。
澤部:いやあ、気軽なメンバー。
岩井:来なくてもよかったぐらい。
澤部:来なかったとしても何も起こらないだろうってね。そのぐらい気楽。よかったー、やったーって。したら春日さんも喜んでくれて、「佑が来てくれたよ~」(笑)。あの人は「佑」って呼んでますから、私のことをね。
岩井:佑って呼ぶよね。
澤部:「佑が来てくれた~」って。みんな口をそろえて「いや、大変でしょう。今、お昼」みたいな。やっぱり知ってはくれてて、「大丈夫?こんなとこいて」「すごいよね」みたいに言ってくれてさ。「ありがとうございます」「ありがとうございます」みたいな。水口ディレクターも「面白かったね」って言ってくれて。金曜の麻雀手積みでね。
岩井:あれ、最高に面白かった。
澤部:2家族出てきて、代表でお父さん麻雀牌を手積みするっていう。緊張でブルブル震えて(笑)。
岩井:ブルブル震えちゃって、同じ感じで何回も牌がポロポロポロっ落ちちゃって。
澤部:小指にくっついちゃうんだな。
岩井:泥仕合だったんだよな。めちゃくちゃ面白かったんだよ。
澤部:あれが面白かったんだよ。
岩井:俺、TVerで5回ぐらい観た(笑)。あそこ。
澤部:あそこ観ちゃうね。
岩井:何回観ても面白かったし、俺も週末飲みに行ったときに、友達とかに「これ、ちょっと観てみろ」って見せたんだから。
澤部:あれは、まだ観てない方、TVerで観れるんでね、観てください。
とか、「あれとか面白かったよね」って言ってくれて、「ありがとうございます」なんつって。でも、結構濃いメンバーですから、そんな『ぽかぽか』の話ばっかはしない。すぐほかの話になって。
ゆりやん、松尾さん、あばれるが横並びで奥の席に座ってて、こっち、春日さん、俺、溜口みたいな感じでずっと。ゆりやん、松尾さん、あばれるはずっとふざけてるんだよ。あばれるが松尾さんとかゆりやんにちょっかい出して、「おい!」みたいに突っ込んで、みたいにやってて。
こっちはずっと春日さんと俺で子どもの習い事の相談ね。春日さんから俺に「佑はどうしてる? 習い事は」みたいな。「俺はいろいろやらせたいんだけどさ」って春日さんが言うんだよ。意外とそういうタイプなんだ。
岩井:そうなんだ。
澤部:「でも、難しいとこですよね」と。「いろいろやらせたいけど、結局送り迎えするのは奥さんだし」。
岩井:そうか!
澤部:「そこの大変さがあるから」。
岩井:なるほどね。
澤部:「いや、そうなんだよ」みたいな。春日さんも。
岩井:習い事もそれで決めたりもするのか。
澤部:それで決めたりも正直あるよね。
岩井:なるほど。
澤部:だって、本当に大変だから。「そうだよなあ」みたいな。すごい感慨深いじゃない。ちょっと前まで『キャンパスナイトフジ』っていう女子大生の番組に一緒に出て、朝4時ぐらいからお台場の『笑笑』で打ち上げやって、女子大生の話とか、「あの女の子はさ」みたいな話をしてた2人。
岩井:何も知らないのにな。
澤部:何にも知らないのに(笑)。
岩井:女子大生のプライベートなんかなんも知らないのに妄想で話してたよな。
澤部:めちゃくちゃ遠くに楽屋を設定されてたからな(笑)。
岩井:そうそう。どこにいるのかわかんなかったもんな。
澤部:その2人が子どもの習い事の話してるじゃん、というね。「ああ、そうですね。なんか感慨深いですね」みたいなのを2人でちょっと話しながら。
逆の隣見たら、溜口が座ってて。「あれ?今日、制服持ってきてないの?」みたいな(笑)。我々、ラブレターズの西岡中学校の校歌のネタが好きで。
岩井:好きだよね。
澤部:あれが今すごいらしいですよ。溜口が言ってましたけど。
岩井:何ですか?
澤部:最近だと、制服着て登場すると拍手が起こるんですって(笑)。
岩井:なるほどね。
澤部:伝統芸能みたいになってるらしいです。今、西岡中学校のネタは。
岩井:いいね。
澤部:そこまできてますよ、今。
岩井:「なんでだろう?♪」ぐらいな感じになってるのかな。
澤部:そう。待ってました!みたいな感じらしいですけど。
溜口のことも、芸人としては一応後輩でね。でも、そんな絡みもまあ。
岩井:そんなないね。
澤部:ないじゃない。溜口のこと知らないなと思って、いろいろ聞いてたの、俺は。溜口の情報を。「あれ? 年は幾つなんだっけ?」つって。「来週で38になります」って。「ああ、来週誕生日なんだ。来週誕生日ですって!」俺もちょっとテンション上がって、「来週誕生日らしいです」みんなに言って「ああ」みたいな。「38? ああ」。学年で言うと、俺らの2コ上なんだよね。
岩井:年上なんだよな。
澤部:年上なんだよね。
岩井:ずっと中学生のくせにな(笑)。
澤部:ネタでだけど(笑)。
岩井:ずっと中学生のくせによ。
澤部:ずっと中学生のくせに、2コ上で、みたいな。「あ、そうなんだ。で、ネタはタメが書いてんの?」みたいな。「ラブレターズは2人っぽいか。2人か」って言ったら。
岩井:なんかそんな感じだよね。
澤部:そうそう。「いや、全部相方です」。
岩井:溜口やってないんだ。
澤部:そう。「全部相方です」って言った瞬間に、その個室のメンバー全員が「えっ?」ってなった。空気。「えっ、溜口書いてないの?」「書いてないです。全部相方です」つって。そしたら俺と春日さん、ちょっととまんないよね。「おまえ、じゃあ、銀縁丸眼鏡かけんなよ」って。
岩井:(笑)
澤部:その日も銀縁丸眼鏡で、ロングコート着てたから。「銀縁丸眼鏡とロングコートなんて着るなよ! ネタ書いてないほうが」。
岩井:(笑)
澤部:「おまえわきまえろよ、それは」。
岩井:わかんなくもないわ。
澤部:小林賢太郎さんのような、なんかちょっと出してるから。松尾さんもいるからね。ネタ書いてないほうなんだよ、みんな。
岩井:みんなそうか。
澤部:あとはゆりやんとあばれる君だから。そこはピン、ピンだからね。ネタ書いてないほうがそろってて、「松尾さんと春日さんと俺を見ろよ。ネタ書いてる感じなんて一切出してないだろ? おまえ、それやめろ」って。「関係ないじゃないですか!」って溜口も。「いや、それはわきまえたほうがいいぞ」って結構怒って。
岩井:バカリズムさんも言ってた。ネタ書いてるほうしかおかっぱにしちゃいけないって(笑)。
澤部:溜口おかっぱだもんね。全部やってんだ、あいつは。
岩井:全部やってんだ、あいつ。
澤部:おい!つって、そんな話して、ちょっとたって、集合時間からだいぶ送れてちゅうえいさんが来たの。「おお、ちゅうえいさん!」みたいな、ワーッとなって、俺も「ちゅうえいさん来た」と思って。ちゅうえいさんもネタ書いてない。これ、仲間がまたふえた。ちゅうえいさんに溜口のことを言ってやろうと思って。俺と春日さん、スイッチ入ってるから、「ちょっとちゅうえいさん、こいつ見てくださいよ。溜口、ネタ書いてないんですよ。この感じで。ちょっと聞いてください。俺と春日さん、ずっと言って、溜口この感じで」って言ってたら、ちゅうえいさんが「ちょっと、ちょっと待って。待って。ちょっと待ってごめん。一緒にしないで」って俺と春日さんに。「一緒にしないで。俺、ネタ書いてないけど明るいから」って。
岩井:(笑)
澤部:言われて、俺と春日さん、ぐうの音も出ない。ガツーンて。
岩井:そうだな。
澤部:ネタ書いてなくて暗い俺たち(笑)。
岩井:そうだな。おまえたち、本当にヤバい。ちゅうえいさんとは違うね。確かに。
澤部:って考えると、ちゅうえいさん、底抜けに明るいからね。ネタ書いてない奴は、そのぐらい明るくなきゃだめか。
岩井:だめなんだよ。
澤部:俺と春日さんの普段の暗さ。
岩井:そう。反省しないとだめだよ。ネタ書いてるほうの暗さをやっちゃってるからな(笑)。
澤部:結局そう。溜口と同じような、ネタ書いてないほうがなんかやっちゃって出ちゃってたんだ。ズーンとなっちゃって。
ズーンてなりながら、なんだかんだでお開きの時間が近づいてきて、そしたら春日さんが急に「溜おめでとう!」つって鞄の中からコンビニの苺のミルクレープのケーキ出して「溜おめでとう!みたいな。誕生日近いからさ、買ってきたんだよー! ハッピーバースデー歌いだしてさ、サプライズでやったんだよ、それ。それも俺はさっき溜口に年聞いたときに、「来週誕生日です」って聞いて「来週ですって!」みたいな。空気も読まずはしゃいじゃったんだよ。「来週誕生日ですって」。思い返すと、薄かったんだよ。みんなリアクションが。
岩井:なるほど。
澤部:サプライズも俺つぶしちゃって、ズーンだよね。
岩井:それを待ち構えてたんだ。
澤部:そうそう。待ち構えてたらしい。春日さんが人にプレゼントするなんてないからね。
岩井:ないね。
澤部:ケーキ買うなんてないから、ワーッ!みたいに喜んで終わってたけど、俺は、そんなミスも犯して、わぁ……なって。
食べ放題だったからね、ジンギスカン。そのメンバー。食べ放題の時間がきて、終わって、お開きになって、帰り、タクシーに乗って帰路についてて。でも、『ぽかぽか』の話はそんなまだなかったな。振り返ってみたら。まだみんなもそんな観てないだろうし、そんな感じだよなって思ってたら、帰りのタクシーの社内で、パンてLINEがきて。見たら千鳥の大悟さんから「飲みに行けるか? 今どこ?」みたいなLINEがきて。うわあ、そうか。でも、もう妻に帰るって言っちゃった。春日さんの飲み会終わって、帰るって言っちゃった。さすがに厳しいなと思って、「妻に帰るって言っちゃいました。さすがに厳しいですわ。すんません」て断ったら、大悟さんからすぐ返ってきて「そうか、しゃあないな。また誘うわ。ちょっと観たけど、おもろかったよ」。うわあ、いい兄さん。やさしい兄さん、ありがとうございますって、一番最後に「頑張ってな、しこしこ」って書いて(笑)。「ぽかぽかですよ! ぽかぽかです。ぽかぽかのことかなあ?って突っ込んでね。粋な兄さんでね。
岩井:もう酒入っちゃってる。
澤部:深い時間でしたからね。一瞬、俺もわかんなくて、その日、絶対帰ってシコろうと思ってたから、本当の澤部のシコシコを応援されてるのかと思って一瞬わかんなかった。
岩井:なんだよ、おまえ。旦那が帰ってシコろうって。
澤部:でも、そうやっていろいろ言っていただいて、また来週も頑張ろうって思えた。
岩井:よかったな(笑)。
澤部:思えた週末でしたね。