にっき

映画『セブン』(1995)を観た。誰が出るとも、どんな内容かも知らない。誰かがいいって言ってなかったっけ?みたいなおぼろげな記憶。探したけど、そんな記述、どこにも見当たらなかった。何と間違えてたんだか。ブラッド・ピットモーガン・フリーマンが出るから、まあ、いいかと見始める。

その場面、画面にモーガン・フリーマンとその他の人たちがしっくりおさまっているところにブラッド・ピットが現れると、突如画面が崩れる感じ。しっくりしていたところに異物。でも不快ではない。でも、こんなふうに壊れるんだなあと、なんとも言えない。でも嫌じゃない。ブラッド・ピットが好みのタイプだからかな。ちょっと『孤狼の血』を思い出した。

七つの大罪」、GLUTTONY(暴食)、GREED(強欲)、SLOTH(怠惰)、LUST(肉欲)、PRIDE(高慢)、ENVY(嫉妬)、WRATH(憤怒)をモチーフに猟奇殺人が連続して起こる。

物語としてはよくできていて引き込まれたけれど、後味の悪い、何も救いのない、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』とか『模倣犯』を観た後の感じ。

お話は好きじゃないけど、ブラッド・ピットモーガン・フリーマンはかっこいいし、ケヴィン・スペイシーはよかったし、グウィネス・パルトローもよかった。