モノよりもコト

 

オードリーのオールナイトニッポン 2020年8月15日

 

若林氏の出産祝のお返しに悩む春日家。今のところ有力なのが冷凍したスープ。

 

若林:それってモノじゃなきゃダメなのかな?

春日:どういうことよ? 商品券とかそういうこと?

若林:いや、今、ご時世厳しいけど、コトのほうがいいかな。モノより。

春日:コト?

若林:モノは、欲しいものは、俺、そんな高いもの欲しいと思わないから、買えるからさ、大体。

春日:(笑)いや、そう言っちゃあ、そうじゃん、大体。

若林:だから、コトのほうがいいかな。

春日:コトって何?どういうこと?

若林:モノで欲しいものって聞かれたら、劇場になっちゃうね。

春日:フッ(笑)劇場? ナントカシアターとかそういう? 小屋ね?

若林:夢は「オードリー春日シアター」っていう名前にしたいんだけど。「若林シアター」だと笑いにならないじゃん。笑えないじゃん。

春日:別に「オードリーシアター」でも……

若林:現場を愛してんだなと思っちゃうから。「若林シアター」とかにしたら。

春日:なんか、それ、引くよね。

若林:「オードリー春日シアター」だったら、「何やってんだバカ!」(笑)っていう、そういう楽しみが残ってるじゃない。

春日:ああ(笑)確かにそうだね。

若林:「オードリー春日シアター」をプレゼントしてもらって、うちの事務所の若手は無料。俺たちも、前のネタも、新ネタじゃなくてもかけれるっていう、それが欲しい。

春日:(笑)それは、でもさ、規模がでかいしさ、出産祝のお返しでおかしいじゃない。

若林:劇場にのし付けて。

春日:のし付けて入り口のところに?

若林:うん。フッハッハッハッハッハッハッ

春日:「内祝」みたいなさ(笑)ドアのところに。

若林:「内祝」って劇場につけてほしいけどね(笑)。

春日:子の名前も入れて。

若林:「内祝劇場」でいいけどね、名前は。ハハハハハ

春日:なんだそれは! きっかけとしてね。

若林:それは無理……まあ、おまえの稼ぎじゃ無理だと思うからさ、劇場はさ。正直さ。

春日:(笑)送ってやろうか? チキショウ、そしたら。そんなこと言われるんだったら。まあ、だから、そういうんじゃなくて、もうちょっとなんか。

若林:コトのほうがいいな、だから。

春日:コトって何? コトってどういうことよ?

若林:ソーシャル空けながらになるけど、春日の家族と、俺と奥さんでキャンプ行くとか。モノというよりはコトのお返しのほうが俺は嬉しいかな。

春日:ああ、なんか、行事。コトってそういうこと? 行事とかイベントとかそういうことってこと?

若林:そうそうそうそうそう。

春日:おかしいじゃない。お祝いのお返しでキャンプってさ。

若林:おかしいっていうのがわからないから、ゴメン、申しわけない、ちょっと。

春日:(笑)じゃ、キャンプ場とか日程とかも全部調整して、手ぶらで来てもらうみたいなことだ。そっちはね。

若林:そうそう。

春日:食材とかも全部買い込んで。

若林:レンタカーになるよね、そっちの。レンタカーにのし付けてほしいけどね。

春日:それはおかしいじゃん。

若林:ハハハハハ

春日:それは、車をあげちゃってるみたいになるから。

若林:バーベキューの串にものし付けてほしい。

春日:めんどくせぇなぁ!

若林:川の石にものし付けてほしい(笑)。

春日:川の石はアタシのものじゃないじゃん。

若林:テントにも「内祝」ってプリントしてほしいぐらい(笑)。

春日:入るところ。チャックでビーッてやるところ(笑)。上のところにね。

若林:クミさんが寝てる寝袋にものし付けてほしいぐらい(笑)。

春日:それはクミさんのものだから、のし要らないでしょう。

若林:クミさんにもサラシみたいにのし付けて、クミさん自体に「内祝」(笑)。

春日:ハッハッハッハッ それ、クミさんを差し上げてるみたいになっちゃう。のし付けたらさ。そこまではね、ちょっとできないけど。あ、そういうコトね?

若林:劇場かキャンプじゃなければ要らないかな。

春日:ハハハハハ ああ、そう。

若林:モノは別になあ。春日からもらうっていうのはないかな、ちょっと。

春日:まあま、欲しいものっていう言い方はあれだけど、あれば助かるな、みたいなものでもいいじゃない。

若林:思い出のほうがいいよね。だから、若槻さんがさ、千夏師匠がさ、うまいじゃん、やっぱり。

春日:うまいね。

若林:知ってるじゃない。マグカップ。俺と春日の顔が入ったのいただいたから。

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春日:うん、ほんとだよ。結構な数、20個ずつぐらいいただいたもんね。紙袋いっぱいに。

若林:そうそうそうそう。

春日:いろいろ配ったよ。

若林:あ、そう?

春日:クミさんの親父さんがお茶飲むのに使ってるよ。

若林:あ、ほんとに? それは結構家で使ってる。実家で。

春日:うん、使ってますよ。

若林:いいかもしんないね。

春日:ああいうのはね。まあ、そうだよなあ。ちょっとオリジナリティもあるしね。

若林:確かにな。

春日:我々の似顔絵が入ったマグカップですよ。

若林:自作、作ってもらったやつね。デザインして。

春日:そうそうそうそう。

若林:そういうものがあるからな。

春日:そういうのかあ。まあ、ちょっと考えるか。

若林:うん。あとは、嬉しいなって思うとしたら、夫婦漫才の動画かな。

春日:ハハハハハハハハハ

若林:ズレ漫才。俺からもらった出産祝に関するズレ漫才。

春日:なるほどね。

若林:春日が俺役だからね。

春日:えっ?! えっ? アタシはアタシでやれないの、それ。クミさんにネタ書いてもらってさ。

若林:それは、クミさんはネタ書けるからさ。

春日:書けねーだろ! たぶん。わかんねぇけど。

若林:それが一番嬉しいかな。その動画が。

春日:アタシが「んなこと言ってるんですけどもぉ」みたいにやるってこと?

若林:そうそう。

春日:ハハハハハハハハハハ

若林:春日が濃紺のスーツ着て、髪の毛下ろして「あにょ~」。

春日:ハハハハハハ

若林:「この間、若林に出産祝もらったんですけれども」って言って始める(笑)。

春日:花香君だからね、それは。

若林:クミさんがピンクのベスト着てゆっくり、子ども抱いて出てきて。

春日:ハハハハハハハハハ

若林:ハハハハハハハハハ

春日:「フッ、フッ」とか言いながら? 「みなさん」とか言って?

若林:うん。いいかなあと思うけどね。

春日:ああ、コトだね、それもね。

 

 

「チン!」のコーナーの『グッドトゥース・バッドトゥース』が物議を醸した回。

ほめられたことをしていない、たたけば埃の出る身なので沈黙しているのだけど、リトルトゥース代表みたいなツイートを見ると、ウゲッとなる。