ゲスト ラランド

 

大竹まこと ゴールデンラジオ! 2020年6月4日

  

ラランドは星の名前。めちゃめちゃ小さい、あまり輝いていない星。

 

サーヤは、1995年生まれ、東京出身。会社員。

ニシダは、1994年生まれ、山口県出身、25歳。

上智大学のお笑いサークルでコンビ結成。2019年M-1グランプリ準決勝進出。『おもしろ荘』に出演。

 

大竹:なんでコンビ解消しないの?

サーヤ:何回かしょうもないなと思ってますよ。でも、これからおもちゃにはできるなっていう。ニシダは何も大切にしているものがないので。

 

(漫才披露)

  

大竹:コンビはいつまで続けるの?

サーヤ:ニシダが生きてる間はやりたいですね。

大竹:ネタはどうやって考えてるの?

サーヤ:2人で話しながら作っていますね。台本に起こすのが得意じゃなくて、普通に。

大竹:ナメてるな、お前も(笑)。

ニシダ:台本だと読んでる感じになっちゃって。

サーヤ:2人とも下手なんです。予定調和みたいな。2人で即興ですね。

大竹:ニシダ、顔汚くなってるな(笑)。どうしたんだ?

ニシダ:やめてくださいよ! ラジオで伝わらないんだから。「声がいいからラジオだけ出ろ」ってすごい言われるんです。

大竹:誰に?(笑)

ニシダ:ファンの方とかいろんな方に言われるんです。

大竹:顔汚ねぇな。

サーヤ:私は働いて忙しいですけど、なんもしないですよ、この時期。なんでこんな荒れることがあるんだろうと思って。

大竹:お前バイトしてないの?

ニシダ:バイトしてないです。

サーヤ:親の脛ですよ。

大竹:実家?

ニシダ:実家です。

サーヤ:鎌倉の実家にいますよ。お坊ちゃんなんです、コイツ(笑)。

 

大竹:この年に若手でM-1行った後、仕事ないで、ちょっとめげるだろう?

ニシダ:テレビ、ラジオも全部延期になって。

サーヤ:でも、ちょっとずつリモートみたいなのはふえてきましたけど、でも、だいぶ減りました。

大竹:なんでお前(ニシダ)もっと悲壮感がないの? なんであっけらかんとしてるの?

サーヤ:ずっと楽しそうですよ。ずっと競馬とかやって。

大竹:競馬?!

ニシダ:俺の立場が危ぶまれる発言やめてくれよ!

大竹:麻雀は?

ニシダ:麻雀はしないです。

サーヤ:ガールズ競輪とかも観ちゃって(笑)。

大竹:それ、プロの?

ニシダ:普通の競輪と一緒にプロの方がやってるやつ。

大竹:終わってから詳しく教えくれ(笑)。

 

大竹:いつまで続けるの?

ニシダ:すぐ辞めさせようとしてくるんだよな、大竹さんが。

大竹:コンビ組んで何年? 結構長いでしょう?

サーヤ:6年ぐらいですね。大学生からやってます。

大竹:事務所に入っていないということですけど、どういった理由で?

サーヤ:私が会社員もやりながらというもあったりするので、自由にできたほうがいいかなというので、私たちは無所属で、友達にマネージャーを委託している感じで。

 

大竹:ニシダは何やってることになってるの? 事務所に入っていなくて、相方は仕事をしながら。お前何やってることになってるの?(笑)

サーヤ:ニシダだけ肩書がないですね。芸人の仕事も今少ないので。

ニシダ:胸張って「芸人」と言えるほど今、仕事もできてないので、何なのか、自分でもわからないですね。

 

大竹:あなたのやっている仕事は普通の仕事なの?

サーヤ:広告代理店というか、広告関係のPR会社という感じなんですけど。

大竹:大手?

サーヤ:そうですね、一応業界では。あまり名前は出すなという感じなんです。アレではないですよ(笑)。Dではないです。Hでもないです。

 

大竹:昼飯食う時も、お前、持ってる金が相方と違うじゃん。

ニシダ:そうですね。相方はバンバンタクシーで帰ったりしますから。

サーヤ:やっぱ怖いですし、このご時世、電車とか。

ニシダ:俺は8駅ぐらい歩いたりしますから(笑)。

大竹:だって実家だろう?

ニシダ:実家です。

サーヤ:鎌倉まで歩いて帰ってほしい。

光浦:坂道歩いて帰れよ(笑)。

大竹:鎌倉なんかいいとこ住んでんなあ。

サーヤ:そうなんですよ。大きいお家で。

 

大竹:将来、独立したら、サーヤはどういう仕事をしようと思ってるの?

サーヤ:頑張ってピンの仕事をゆくゆくはふやしていって、ロケットみたいに、宇宙へ行ってエンジン切り離すみたいな感じでニシダをいいとこで離して(笑)。

大竹:頃合いを見計らって。まだ2段ロケットに点火する時期じゃないと。

サーヤ:そうです、そうです。

ニシダ:宇宙ゴミみたいになるぞ。

サーヤ宇宙ゴミみたいにしたいです(笑)。

大竹:いい考え方だね。

サーヤ:売れて、ニシダも1人で頑張ってもらって、お互い売れて、また一緒になるみたいのがカッコいいですもんね。

光浦:それが一番カッコいい。

大竹:いや、2人はどうかなあ……(笑)

 

光浦:2人の出会いは?

サーヤ:大学の同じ学科で。

ニシダ:同じ学科で同期で、大学に入って知り合った感じですね。

サーヤスペイン語学科で。

大竹:それで漫才やるってことにはなんないだろう。

サーヤ:入学初日ぐらいに教室の端っこですごい態度でかい奴いるなと思って。

ニシダ:誰?

サーヤ:ニシダだったんですよ、それが。

ニシダ:俺なんかい!

サーヤ:すっごい態度でかくて、「俺、早稲田も受かったけどね」みたいなこと言ってたんですよ。「なんだコイツ……」と思って。「蹴ったんだよ」みたいのを大きい声で言ってて、「うわ、性格悪そう」ってなんか記憶していたんです。

私はお笑いサークルにすぐ入ろうと思ってたんですけど、先輩が「学科に太ってる奴とかいたら連れてきてよ」って言われて、そういえばいたなと思い出して、ニシダ誘って、一緒にサークルに入ったという感じです。

 

 

組むに至った経緯までは踏み込んでいないので、もう既にどこかで語られたのか、これから語られるのか。