今日も空は青い。

トースお守りの企画は9年前だったろうか。その中に2人からのメッセージがあったそうで、カスミンが書いたのが「今日も空は青い。」だったそうだ。ああ、また芯を食ってない、当たり障りないことを書いたなあ、と思った次の瞬間、涙が止まらなくなってしまった。

世に出始めた時、相方の好きなところは?と聞かれて、よく「春日のために漫才を書いてくれるところ」と答えていた時も、無難なつまんない答え、と思っていた。

でも、想像だけど、若林さんは、誰と組んでもすごい漫才ができる人だ。ノンスタイルの石田さんとやった漫才、山里さんとやったたりないふたりの漫才、友近さんとやったものもそうだった。そういう人が不器用な自分に合ったネタを書いてくれていることに本当に感謝していたのだと思う。

「今日も空は青い。」というのは、現実はもちろん雨の日も曇りの日もあるけれども、雲の上はいつも晴れている、大変なことの先にはいいことが待っている、というようなことを言ったものだと思い当たった。

 

 

ずいぶん前に下書きに入れたままにしていた。調べてみたら1年前だった。だから、トースお守りの企画は10年前か。