沖縄旅行

 

オードリーのオールナイトニッポン 2015年7月11日

 

春日:私もね、お休みいただきまして。

若林:MVSの人のトーク、休みの話ですからね。(笑)

春日:あのぉ、やめてもらっていいかな。

若林:ハハハハ

春日:あれは流れがあったからね。何回も当たるとかさ。あの話単独じゃとれないんだからさ、お願いします。

若林:キューシートにも「MVSのフリートーク」って書いてある。

春日:ハハハハ

若林:ハハハハ

春日:早速イジられて。その日の夜に。そんなん別にいいんですよ。

若林:でもさ、全然MVSのことをさ、芳樹とか奥田とか青銅さんが言わないよね(笑)。

春日:ホントだよ! 何で言わない? ラジオでした話だぞ、あれ。それでとったから、すごいね、あの話を、みたいになるでしょうよ。一言も言わなかったね。そうだね。

若林:でも、俺は芳樹さんに本番前ちょっと相談したのよ。「春日MVSってすごいことだし、面白いじゃん。だから俺と春日のトークゾーン変えない?これから」つって。

春日:ああ、なるほどね。

若林:したら、「ダメです」。

春日:えっ?

若林:「な、なんで?」つったら、「いや、春日さん先だったらリスナーが離れちゃうんで」つって。

春日:おいおい、待て待て待て待て待て待て! おい! テレビはテレビ、ラジオはラジオ。プロだね。

若林:「こっちはラジオで5年若林さん先でやってますから」つって(笑)。

春日:賢明な判断だな。浮かれないね。やっぱ大したもんだよ。あいつは伸びるぞ、あれは。ハハハハ

いやいや、別にそんな大したお話じゃないんですけどね、私のほうも休みいただきまして、こっちは沖縄に行ってきたんですよ。沖縄晴れてたねー。

若林:あ、そう。

春日:もう全部晴れてた。

若林:3日ぐらいいたの?

春日:3日、4日ぐらいかな。行かせてもらって、全部いい天気でよかったんだけど。家族で行ったのよ。うちの両親と、あと妹家族。私も入れて全部で7人か。7人で行きましてね。私が全部どこへ行くとか決めてさ。どこのホテルに泊まるだとか、どこの飛行機、何時に乗るとかさ、決めて、行ったのよ。

前々から、家族旅行じゃないけど、どっか連れてく、みたいなさ、連れてけ、連れてけみたいな、毎年あったの。夏とか。正月とか。なかなかスケジュール的にもさ、それぐらいあったらアフリカ行っちゃうから、私は。なかなか取れないつっていって取れたから、じゃあ行くかと。

最初、ハワイがどうとか行ってたんだけどさ、姪っ子が4歳と2歳だからさ、ハワイまで大丈夫かと。時間的に7時間、8時間乗るから。で、沖縄になって、みんなで行ったんだけどさ。

部屋とかもみんなで泊まる。一部屋で全員で寝るみたいな感じで行ったのよ。まあ、楽しかったんだけど、結果的に。水族館行ったりね。美ら海水族館行って。

若林:行ってみたいんだよな、一度。

春日:ジンベイザメの餌やりみたいなやつで。

若林:全部で何人になる? えっと、春日さんと?

春日:私でしょ。両親がいますわな。2人ね。妹がいて、妹の旦那がいるでしょ? で、姪っ子2人だから。7人ですよ。

若林:姪っ子2人ね。結構多い。

春日:結構なグループというか、人数がね。

若林:それはコマルちゃんはいないの?

春日:(笑)コマルちゃんはいないよ。家族ではないからね。

若林:あ、そうかそうかそうか。

春日:後々はわかりませんけどね、これね(笑)。

若林:それは仲もいないのね?

春日:仲いない(笑)。なんでマネージャーがいるんだよ? まぁ、家族みたいなもんだけどな(笑)。

若林:仲はな、春日の現場マネージャーみたいな感じなのよ。

春日:まぁ、よく来てくれる。

若林:仲、かわいそうだぞ、あいつ。

春日:何がよ?

若林:あいつ、色白のシュッとした男なんだけど、こいつのロケが多いから真っ黒になって。

春日:ハッハッハッ そう! たぶんあれ吸収しやすいんだろうね。

若林:この間聞かれたよ、仲に。「若林さん、日本て全部の県行きました?」みたいな。「なんで?」って聞いたら、「僕、このままいったら全部の県春日さんと行くんじゃないかなと思って」。

春日:ハハハハハ いいね。明日もどっか行くよ、そういえば。一緒に。ハハハハ ちょっと遠くに。

若林:ハハハ 仲はいない?

春日:仲はいないよ。仲連れてくんだったらさ、Dちゃんとかも行くでしょう、それは。なんで仲だけなのよ? ハハハハ 今回はね。今後わからないけどもね。今回はいなかった。

若林:はいはい。

春日:で、水族館行ったりとか、海行って泳いだりとか、首里城行ったりとかしてさ、いろいろやってたんだけど。

若林:首里城ね。サトミツと行ったな、首里城

春日:(笑)そうか。沖縄行ってたもんね。首里城。あそこ。

若林・春日:ハハハハ

若林:ほとんど会話しなかったな、首里城で、サトミツと。

春日:結構いろいろ観るとこあったよ、首里城

若林:いやいや、それなりにいろいろ看板とか、ちゃんと読んだけどね。ボードとか。

春日:すごいな、世界遺産かぁ、みたいな。いっぱい写真撮ってさ。

 

結果、大きく言ったら楽しかったんだけど、言ったら、家族旅行なんてさ、もう20年、中2とか、それぐらい以来なのよ。

若林:ああ、そう!

春日:うん。で、独り暮らし初めてもう15年ぐらいだしさ、家族と一緒に……若林さんも言ってたけどさ、行ったでしょ?温泉に。

若林:うん。行った行った。

春日:家族と長い時間いることってないじゃん。

若林:ない、ない、ない。

春日:実家帰っても、飯食って寝て、次の日帰ってくるぐらいなもんだからさ、したら、いろいろなんか、あ、こんな感じだわ、みたいな。あ、こんなんだったな、みたいないろいろあってさ。

まず父親がさ、みんなで一緒に一部屋で寝てて、朝4時ぐらいから起きてさ、出入りをするのよ。バタン!(笑)

若林:どこ行ってんの?

春日:そう! どこ行ってんだよ?と。バタン!

若林:ハハハハ

春日:で、またバタン!て帰ってきて。

若林:アーハッハッハッ

春日:ベランダをガチャン! ガラガラガラガラガラッ! ビューンて風が入ってきて。

若林:もうさ、言いにくいけどさ、引っぱたいてやればいいんだよ。

春日:いや、ほんとに。3日目ぐらいに引っぱたいてやろうかと思ってさ。ほんとに。で、なんかさガイドブックとかの…

若林:目が覚めちゃうんだろうな。

春日:そうだね。置いてあってさ、それ見てんだろうね。見ながら「これは昨日行ったとこかな」。

若林:(笑)独り言?

春日:独り言。朝4時よ!(笑)

若林:一人で言ってんだ。

春日:一人で言ってる。

若林:一人で起きてるから。

春日:うん。「このかき氷旨そうだな」。でまたバタン!(笑)

若林:どこ行ってんの?

春日:どこ行ってんだよ?

若林:でも、もう91だから、もうしょうがないよ。

春日:あ、そんなにいってないんですよ(笑)。そんなにおじいちゃんじゃないのよ。91だったら、私も「元気だな」と思って感心しちゃう。朝からバタンバタンやってたら。60まだ5とかそのぐらいなのよ。

若林:だって、お前、お父さんが55の時の子どもだもんな(笑)。

春日:すごい年いったときの子(笑)。いや、違う、違う、違う。父親は30ぐらいの子よ。そんな父親いってないのよ。

若林:ハハハ

春日:バタンバタンやって、そっからなんかだんだんみんな起き出してくるのよ。口々に文句言いながらね。「うるさい」だ、「どこ行ってたんだ」とか言いながら起き出してくるとか、まぁ、あったなと、昔。

若林:散歩してんのかな?

春日:聞いたら「日の出を見に行ってた」つって。

春日・若林:ハハハハ

春日:「曇ってて見れなかった」みたいなさ。

若林:曇って見れねーのかよ!

春日:ハッハハハハ

若林:行ったからには見ろよ(笑)。

春日:「見れなかった」なんつって言ってさ。なんかあった。日曜とか休みの日。一人で朝からバタバタやってうるさかったな、みたいなの思い出したりとかさ。

若林:起きるの早いんだね。

春日:そうそう。あと、なんかね、テンション上がるのよ。うちの父親って。で、なんかすごいいろんな人に話しかけんの。

若林:へえ~。

春日:それもあって、潜水艇みたいな、潜水艇って、沖縄の、船で沖のほうへバーッと行って、その船が止まったら、普通の船よ。地下に下りてくださいって、地下に下りるの。したら、その地下がブーンつって、10メートル行かないぐらい沈んでさ、そこだけ潜水艦みたいになるわけさ。

若林:なるほどね。

春日:それが、窓が側面についてて、そこから海の中が見れるのよ。ワーッとちょっと動いたりとかして。魚とかバーッといてさ、姪っ子とかもすごいはしゃいでてさ。

若林:だろうな、それは。

春日:あたしね、姪っ子を横にしながら「あそこに青い魚いるぞ」とか「うわ、あれなんだ?珊瑚だ」うわーってやってたのよ。したら、うちの父親もテンション上がってさ、「すごいなこれ!」バシャバシャ写真撮ってさ、係員の若いお兄ちゃんがいるんだけど、話しかけてんのよ。「これはすごいね!」つって。

若林:キーッ(笑)

春日:ほかの家族の人もいるのよ。我々だけじゃないのよ。「すごいね、これはね。これ、どうやって考えたの?」すっげぇ話しかけるの。

若林:バイトの子でしょう?

春日:バイトの子。若いお兄ちゃん。ほいでさ、話しかけてさ。

若林:こんなこと言ったらあれだけど、引っぱたいてやりゃいいんだよ。

春日:フフフ

若林:ビンタだビンタ。

春日:私も思ったよ。「うるせぇ」つって。私もそこに10分、15分ぐらいしかないのよ、沈んでいる時間が。だから、父親にかまってたらすぐ終わっちゃうからさ。

若林:せっかくだから見ないとね。

春日:聞こえてるけど、姪っ子に見せてあげたいからさ、勝手にやっててくれと思って。

若林:話しかけてんなぁぐらいの。

春日:話しかけてる。「これ、すごいな。でも、あれだね、お兄さんね」。側面がガラスの窓になってんのよ。だけど、床は普通の床なの。それを父親が「床もこれガラスにしたほうがいいな。なんでしなかったの?ガラスに。ガラスのほうがいいよ、これは」ずうっと言ってんのよ。

若林:ハハハ

春日:「ガラスのほうがいいな、これ、ガラス…」ウィーン(笑)。15分終わっちゃってさ。「終わっちゃった、ああ」

若林:それは阿藤快さんじゃないの?

春日:違うよ!

若林:しゃべり方がずっと「終わっちゃったなぁ」みたいな。そんなしゃべり方だったっけ、お前のお父さん。

春日:ちょっとあたしが今興奮しちゃってるから、そんなになっちゃってるけど、そんなんじゃないけど、これぐらいのテンション。「すごいね、これね」つって言ってテンション上がってさ、みんなでさ…。

若林:うるせぇな~。黙って見てろ!ターコ!

春日:ちょっとそれは言い過ぎだよ。

若林:ハハハハ

春日:一応人の親なんだからさ。でまたね、その甲板に上がってきてさ、「やぁ、きれいだったね、凄かったね」とか言ってて、父親だけ帰ってこないのよ、なかなか。んで、トントントン!って帰ってきて、しばらくして、興奮してんだよ。「凄かったなぁ、いや、あんなに魚見えると思わなかった。ガラスのほうがよかったけどな!」

若林:まだ言ってんのかよ!

春日:ハハハ

若林:わかったよ、それは。なんか強度とかの関係でガラスにできねぇんだよ、ターコ!

春日:いやいや、言い過ぎだな、それは。

若林:あ、ゴメン(笑)。

春日:そんで、興奮してて、まぁ、でも、楽しんでくれたからいいやと思ってさ、パッと父親の足見たらさ、すげぇ血出ててさ(笑)。

若林:なんで? どうした?どうした?

春日:どっかに当てて血流してんのよ(笑)。興奮し過ぎちゃって。

若林:ハハハ

春日:引っかけたんだろうな。痛みも感じないぐらい。「なんだこれー!」つって。ハハハハ

若林:おやじが?

春日:おやじが(笑)血流してさ。

若林:どこにぶつけたんだよ?(笑)

春日:どっかに興奮し過ぎて、血流してさ(笑)。

若林:なんだよ、迷惑なおやじだなぁ。静かに見ろよ\クソ野郎よ!/(エコー)(笑)

春日:ちょっと言い過ぎだね。人の親だからさ。ま、いいのよ。そういうとこあるから、うちの父親は。

若林:ゴメン、ゴメン、言い過ぎた。

春日:海にみんなで行ったら、シュノーケル一人だけ借りてさ。500円ぐらいで。

若林:海行って?

春日:海行って。

若林:借りるのあるよね。

春日:借りるのあるじゃん。一人だけ借りてさ、それを被りながら沖まで行って見えなくなってさ(笑)。

若林:なんだ、危ねーなおい!帰ってくんじゃねーよバカヤロウ!

春日:まぁまぁ帰ってきたんだけど。

若林:帰ってきたんかい!

春日:そりゃ来るだろう(笑)。それは来るだろうよ。

若林:強めに消毒しろ!そのシュノーケルは。

春日:ハハハハハ

若林:ハハハハハ

春日:ちょっと言い過ぎだね。ちょっとね。ま、楽しんでたってこと。

若林:聴いてないんだから大丈夫、ラジオ。

春日:いやいや、聴いてんのよ(笑)。

若林:聴いてんのか~~~い(笑)。

春日:フフフフフ

若林:ハハハハハ

春日:こんな感じだったなぁとか思ってさ。

 

母親は母親でさ、天然とまではいかないけど、いろいろ間違えるんですよ。朝とかね、ビュッフェ方式のホテルが、ドリンクバーがあったのよ。ドリンクバーなんだけどさ、ずっと姪っ子に「ドリンクバー行ってこい」っていうのをさ、「自動販売機に早く行ってきなさい」って。

若林:何と間違ってんだよ、お前の気持ちわかるわぁ。間違えるかそこ!

春日:いや、そんなに。強いな、ツッコミのほうが。

若林:ハハハハハ

春日:そこまでじゃないのよ。

若林:ハハハハハ だって言うから。

春日:いや、そこまでじゃない。

若林:わかるなぁと思って。

春日:いや、そこまでじゃないよ。あと、ずっと「メンソーレ」のことを「メンソール、メンソール」つって言って姪っ子に教えてたりとかね。

若林:そんな間違いある? わかるわ、お前の気持ち。さぶいわ~その間違え。

春日:フフフフ

若林:たまたまダジャレみたいになってる。メンソールが入ってるから言っちゃうんだろうな。

春日:まぁまぁね。

若林:しょーもないな!

春日:まぁまぁ、それはまぁいいじゃない。そこまでさ。

若林:ハハハハ

春日:そんな青筋立てんでも、いいじゃない。

若林:いや、お前が言うから俺も共感してんのよ。

春日:ホテルのさ。

若林:ホテルの。

春日:エレベーターのところにね

若林:言え言え! せっかくだ。ラジオ聴いてるから言ってやりゃいいんだよ。

春日:ペイチャンネルのカード売ってたのよ。まぁ、わかるじゃん。

若林:わかるよ。

春日:それを「何?このカード!」

若林:察しろよ!

春日:「何?これ。映画観れんだって、これ」

若林:映画じゃねーよ。

春日:もういいじゃない。土産屋行ってさ、「このお土産いいじゃない」つってパーッと持ってきて。家族のもとに。沖縄の。見たらさ、コンドーム(笑)。沖縄のシーサーの。ハッハハハハ 「うーん、それはね…」つって。姪っ子とかいるのよ。

若林:ちゃんと見てから持ってこいよ、お前。

春日:ほいでさ、あと、朝ね、ホテルの朝、みんなで迎えてさ、母親がベランダ出て日の出を見てたのよ。

若林:日の出見るね。

春日:バーッとその日はすごい出てて。

若林:もう何回も見れないからなぁ!

春日:(笑)いやぁ、数多く見てほしいよ。私は。これからも。

若林:どっちなのよ? 俺も合わせてんのよ、お前に。

春日:いや、合わす方向がちょっと、スピードが速いのよ。

若林:ハハハハ

春日:若林さん、バーッと行っちゃってるから。

若林:アハハハ

春日:同じスピードで行ってほしいの、私と。

若林:ゴメン、ゴメン(笑)。

春日:日の出見ながらね、ああ、日の出見てんなぁと思うじゃん、部屋の中から。そしたら、なんかね、なんか喋ってんの。

若林:誰が?

春日:母親が。「ああ、きれいだねぇ」とか「ほらほらほら、すごい、こんなに今日はきれいに出てるねぇ」。周り誰もいないのよ。ね?

若林:うん? うん。

春日:で、なんだ?と思ってさ、バッと近付いて見たらさ、ちっちゃい小銭入れみたいなやつを胸元に持って、それに向かって話しかけてんのよ。

若林:ええっ?!

春日:何?何?と思って。

若林:怖い怖い怖い。

春日:怖い怖い怖いと思って。「何?その小銭…なんなの?何?」って聞いたら、「死んだペットの骨を持ってきたの」つって。

若林:ハハハハ

春日:なんだよそれ!つって。

若林:アーハッハッハッハッハッハハハ

春日:怖ぇーよ!って。「チャーリーちゃんとバロンちゃんにも見せてあげようと思ってね」(笑)その発想なんだよ!つって。

若林:アハハハハハ

春日:それは実家にいる時も知らなかった発想だよ!つって。

若林:それ、いつも持ち歩いてんのかなぁ。

春日:いつもなのかどうなのか。いつもは家にあるからさ。実家に。

若林:すごい話だなぁ、それ。

春日:沖縄までさ、トランクに入れて。

若林:なんかいい話でもあるよね。

春日:まぁね。それだけ大事にしてたとかさ、そういうのはある話だから、まぁ、そこまで強くは言えなかったけどさ、そんなんあったりとかして。

若林:へえ~。

 

春日:まぁ、いろいろだから。でも、まぁ、言っても姪っ子が可愛らしかったなっていうのが。

若林:それはそうでしょう。

春日:ずっと飯食う時とかも、隣に座るんだって私の隣に座ったりとか、どっか歩く時もずっと手をトシとつなぐんだと来たりとかしてさ。これはいいなと思ってたのよ。4歳なんだけどさ、もう女ね。

若林:そうなの?

春日:女。

若林:感覚が?

春日:言うことが。

若林:言うことが?

春日:うん。普通に抱っこしててさ「最高だわ~♡」(笑)

若林:(笑)そんななんかオネェみたいな言い方すんの?

春日:こんな感じよ。

若林:「最高だわ」って言うの?

春日:「最高だわ~♡」つって。「な、何がよ?」つって言ったら、「いやぁ、もうホントに、こんなとこ来れて、あたし一生忘れない」(笑)。

若林:(笑)

春日:4歳よ。

若林:へえ~~。

春日:わぁと思って。でまた次の日も抱いてたらさ「もううれしい♡」

若林:ハッハッハッハッハ

春日:いろんなもの見れたりとか、楽しいからさ、普通にいろんな魚とかいるから。そんなのかなと思って「何がうれしいの?」つって。

若林:いやぁ、不思議だなぁ。

春日:聞いたら、「好きな人に抱かれるのってうれしい♡」つって。これマジよ。

若林:ハハハハハ

春日:ま、抱いてるからね。

若林:いや、でも、女なんだね。

春日:女。うわぁと思って。

最終日ついにきましたよ。「あたし、大人になったらトシ君と結婚する」。出ました!と。よく言うじゃない。自分の娘が言ってきて、なんともたまらん気持ちになる、みたいな、あれがきてさ。うーわたまらん!と思って。「絶対覚えててね」って言うのよ。「あたしきっと忘れるから」

若林:はぁはぁはぁ…

春日:「あたし、きっと子どもだから忘れちゃうから」

若林:それはわかるんだ。

春日:それはわかるのよ。「絶対覚えててね」つって。

若林:それを言ったことを。

春日:うん。「花屋さんになる前に結婚してね」って言うのよ。

若林:お花屋さんになりたいんだ。

春日:お花屋さんになりたいんだって。「それなんなの?」つったら「自分の力でお花屋さんは出したいの」(笑)。

若林:ハハハハハ

春日:なんだ?どこで?

若林:へえ~4歳で?

春日:4歳よ。そんな、一番たまらんわぁつって帰ってきてさ。

若林:なんか、すごいなぁ。

春日:すごいよ。

若林:そういう能力ってあるんだな、4歳からもう。

春日:もう女なんだろうね、DNAが。

若林:女なんだろうな。

春日:ほんで、帰りさ、車で行って。実家から。帰りは私だけむつみでさ。

若林:羽田から?

春日:羽田から。子どももいるからね、車で行ったほうがいいだろうって車で行って、私だけむつみで降ろしてもらったんだけどさ、もうさ、羽田に着いたぐらいから。飛行機も一緒でね。姪っ子と。隣の席同士、なんかいろいろはしゃいでたのよ。塗り絵したり、飛行機の紙で作ったりとかさ。いろいろやって羽田着いたとたんからもう、もう終わりが近い、みたいなさ。わかる。

若林:別れが近い、感じるんだ。

春日:そう、感じるからプンとしてんのよ。バー20分、30分ぐらいたって帰ってきてさ、降りる瞬間号泣ね。姪っ子が。

若林:あ、そう。

春日:うん。もう。もうもう本当に声を上げて泣くぐらいの。

若林:それ、逆に妹さんの旦那さん、どういう気持ちになるんだろうなぁ…。

春日:まぁ、まぁ、まぁね。たまにしか会わないからっていうのあるけどね。

若林:というのもあるのか。

春日:もうワンワン泣くのよ。それ見てうちの両親も泣いててさ。

若林:なるほどね。

春日:うん。「そこまで楽しかったんだね」みたいな。別れなっきゃいけないです。私だけ降りてさ、私もぐっとこらえながらむつみの階段上がってって、ガチャッって入った瞬間に号泣ね。私も。

若林:フフ

春日:ェーン、ェーン、さみしぃつって。

若林:お母さんは?小銭入れになんか言ってた?

春日:その時は言ってなかった。フフフ

 

 

オードリーのラジオでは古典落語化している話が幾つかあるのだけど、春日さんのお母さんが小銭入れに話しかける話を若林さんが好きで、ついこの間の放送でも話題に出たので、初出のトークを書き起こしてみた。

小銭入れに話しかけるお母さんの話はこちらにも

imadokiyuuka.hatenablog.com

 

4歳にして“女”だった姪っ子ちゃんの1年後の話

imadokiyuuka.hatenablog.com