緊張

 

伊集院光とらじおと 2019年11月5日

 

伊集院光:時刻は9時22分です。思い出の5つ星メニューを調査して報告してもらうこのコーナーです。毎月1週目は、新しい案件を紹介して、皆さんどうぞよろしくお願いしますという回です。

さあ、この大事な回に、スタジオには、番組初登場の新リポーターです。じゃ、ちょっと自己紹介をお願いします!

サトミツ:おはようございます。お笑いコン…お笑い…。

伊集院・竹内香苗:(笑)

伊集院:来た!来ましたよ!いただきましたー!ウェルカム、ウェルカム噛み。ウェルカム噛みをいただきましたよ。

サトミツ:ああ、もう緊張して。今日、僕、ここ早めに入って、8回もトイレ行くぐらい緊張して…。

伊集院:すごいのがさ、芸名に到達しないってなかなかないよ。

竹内香苗:(笑)最速記録。

伊集院:最速記録出た、出た。出ましたね。初登場という追い風が吹いてます。追い風参考ですけども、自己紹介、名前に到達しないはそう…。誰だ? ゆっくり、落ちついて、落ちついて。

サトミツ:いやぁ、緊張しますね。お笑いコンビ、どきどきキャンプ佐藤満春と申します(笑)。

伊集院:あのね、佐藤君は本当にラジオに対する熱意がすごくて。

サトミツ:いやぁ、そうですねぇ。

伊集院:実は、新リポーターのオーディションというのは随時やっているんですけど、佐藤君、そんだけ熱意あるんならやってもらおうって決まったのって、もう結構前だよね。

サトミツ:そうですね。

伊集院:そうなのよ。でいて、ドキドキ、どきどきキャンプが、ドキドキしながらずうっと待ってて、ついに呼ばれたから、まぁ、そりゃマッハで噛むわな。

サトミツ:だいぶ入り時間も早く来させていただいて。

伊集院:ハハハ! だって俺入ったあたり、いんの?!って感じになってたからね。

サトミツ:昨日も全然寝れなかったんですけど、「お笑いコンビ」の「コ」で噛むとは思わなかったですね。一応お笑い始めて20年弱たつんですけど。いいとこで噛みましたねぇ。

伊集院:ハハハハ! でも、ラジオが好き過ぎて、当然どきどきキャンプっていうコンビは持続しながらなんですけども、例えば、ラジオ番組の放送作家もやったりとか、いろんなことをやってて。何だろう、一番の売りは何? トイレに詳しい?

サトミツ:トイレクリーンマイスター、あと、名誉トイレ診断士という資格を持ってまして、全国の公民館とかでトイレの講義をして回ってるんですけども、トイレの本も2冊ほど今まで出してまして。

伊集院:すごいな。え?好きな便器とかあんの?

サトミツ:いいんですか?トイレの話していいんですか?

伊集院:ごめん、ごめん。「いいんですか?」って、あるんだ、好きな便器。

サトミツ:パナソニックアラウーノというトイレが大好きで。

伊集院:そうなんだ。

竹内:へえー。どうして?どうして?

サトミツ:トイレといえば、TOTO、リクシルというメーカーが有名なんですが、そこは2社とも衛生陶器と言われて、焼き物なんですけども。

伊集院:えーと、今度にしまーす!

竹内:気になる!

伊集院:またそういう特集も組んでいきますから。

サトミツ:アラウーノは樹脂なんです。すいません。失礼しました。

 

 

on8+1 2019年11月5日

 

サトミツ:おはようございます。お笑いコ…お笑いコ…おわ…。

佐藤満春の火曜オンパチプラスワン!

 

サトミツ:今日はかなり自分の人生でも衝撃的なことがあったんで、短めに話させてもらいたいんですけど、今朝お仕事で伊集院光さんとご一緒させていただいたんです。あんまりご本人、こういうこと言われるの好きじゃないだろうから、あんまおおっぴらに言えないんですけど、僕、中学の時に、伊集院さんの『Oh!デカナイト』という番組を聴き始めて、ラジオとお笑いをやろうと思って、目指したんですよ。

っていうのは、本当に趣味とか、特技とか、勉強もできない、スポーツもできない、暗い、学校も楽しくない、みたいな人間が、『Oh!デカ』を聴いて、「あ、なんか生きてて楽しい」みたいなことを思えた人生だったんですよ。で、今生きてるって感じがあるの。で、なんだろうな。すごい生きがい見つけてくれたという人というか、ちょっと重い話になっちゃうんだけど。

それで、芸能生活を送るに当たって、『虎の門』という番組で一度お会いしたことがあって、いろいろニアミスがあったり何なりしてたんですけど、ラジオで共演する機会ってなくて、でも、まぁ、なんていうか、尊敬し過ぎてるのが気持ち悪くなっちゃう人だろうから、あんまりそこも出せないし、みたいな。

なんかいろんなご縁があって、ここの経緯を説明すると長くなっちゃうんでアレなんだけど、いろいろあって、伊集院さんの番組のレポーターのオーディションをたまたま受けさせていただいたのよ。まぁ、たまたま合格をして、それが1~2カ月前かな。出番が順番で回ってくるみたいな感じの企画だから。先週ぐらいに「来週行ってください」みたいなことになって、朝の別の構成の仕事を終えて向かって。

でさ、いるわけよ、そこに。自分の人生を、希望をくれた人よね。重い言い方をすると。スターがいて、挨拶して、これ、どうなんのかな、そんな人にやっぱいいとこ見せたい、凄い奴だって思われたい、みたいな緊張ってあるじゃないですか。すごいしてて。スタッフさんにも「大丈夫ですか?」って言われるぐらい緊張してて、「伊集院さんのこと好き過ぎて緊張してます」って言うと、スタッフさんにも変な目で見られるかなと思ったから、「ラジオに出るの初めてなんですよ」つって。ハッハッハッハッ 「えっ?」みたいな顔されて。「ラジオが初めてで」みたいな。えらい緊張してさ。

で、蓋開けてみたら、放送始まって、今日、冒頭で再現したんですけど、「おはようございます。お笑いコンビ、どきどきキャンプ佐藤満春です」って言おうとして「おはようございます。お笑いコ…」、コでもう言えなかったの(笑)。で、こんな初速で、最速で噛んだのは初めてみたいだよ、みたいなことでイジってもらえてよかったんですけど。

で、なんかそこで、自分の中ですごい思ったのは、こんなレジェンドに俺はいい格好しようとしてたっていうのをすごいその時思って、やっぱ俺は2秒で噛むみたいな奴だから、このまま生きていくんだぞっていうのを決意したんですよね。ダメな部分いきなり見せれてすごいよかったなと思って。

だから、俺はフットサルをやって手を骨折して、ザンビアで100メートルのバンジージャンプやって、「華がねえ」って全カットされて、尊敬する人の番組に出て2秒で噛む男ですよっていうのを一日すごい感じて、頑張ろうと思ったっていう話。

イジりどころ満載でしょう? ぜひとも皆さんイジってくださいということでございます。

ああ、いい経験でした。

 

 

佐藤満春in休憩室 2018年2月10日

 

サトミツ:そんないろんな出会いがあった2018年のスタート、あっという間に2月ということなんですけれども、僕は、先ほどもお伝えしましたように、『Oh!デカナイト』という伊集院さんの番組がラジオの原体験になっているわけで、そもそもお笑い芸人になろうと思ったのも、お笑いがすごい好きだったのは当然あるんだけど、ラジオ番組を自分でやりたいとか、ラジオにかかわりたい。

当時、伊集院さんがラジオをやってて、何の人か知らなかったんだよね。オペラ歌手がどうこうみたいなことを言ってたりとか、なんか、ただの面白いおじさんだ、みたいな。おじさんて言ったって、当時の伊集院さんは20代とかだと思うけどね。俺の10コ上だから。それで、どうやらなんかお笑いの人らしいぞ、みたいなことになるわけです。

で、伊集院さんて今ほどテレビに出てなくて、すごい面白い話をするだけの人だつって、で、忘れもしませんけれども、中学2年の時に、僕が14とかだから、伊集院さんも当時24とかなんだよな。『Oh!デカ』のイベントがあって。神宮球場だったと思うけど。ARBっていうのをやってたんすよ。ARBって、荒川ラップブラザーズのほうのARBね。

で、ARBのイベントだったかなあ。か、『Oh!デカナイト』のイベントだかなんか忘れたけど、それで、「伊集院光を生で見れるぞ」っていうことになって、申し込んだんだっけなあ。抽選で当たって、見に行くぞって友達となって、行ったのよ。

初めて生で見るわけじゃん、伊集院光を。「どんな人なんだろうね」とかいって、クラスの友達と話しながら行って、どうしても、すごい面白い話をする大人、みたいなことだから、結構かっこいい渋めの俳優さんみたいな感じの人が出てくるようなイメージでいたのよ。それこそどっちかっつうと岸谷五朗さん的な人を想像していたというか。見た目で言うと。出てきたら、すげぇデブだからさ、ええーっ!?つってびっくりした思い出がある。

それでさ、ARBのラップを聞いて、ribbonていうアイドルが、3人組。永作博美さんがいたグループのライブがあって、伊集院さんが話してたの覚えてるなあ。

で、後に、そうやって将来のことを考えたときに、ラジオをやってこう。やっぱそういうのを仕事にしたいなと思ってお笑い芸人を目指して、27の時かな、俺が。伊集院さんに初めてお仕事でご一緒するんだけど、当時、『虎の門』という番組がやってて、「お笑い Tiger's Gate」っていうところに出て、それの審査員だったかな、ゲストで伊集院さんが出てらっしゃって。

俺、本当にほかのタレントさんにこんなことしたことないけど、『虎の門』が生放送だから、終わって、伊集院さんが来るであろうエレベーターの前でずっと待ち構えて、伊集院さんて絶対「ファンです」って言われるのあんま好きじゃない人だから、それでも、なんかいても立ってもいられなくて、「『Oh!デカ』からずっと聴いてて、実は伊集院さんに憧れて、僕、芸人になって、今、こういう仕事をしてて、今日初めてご一緒できました。ありがとうございました」っていのうを、目は見れなかったけど、言って。

「幾つ?」って言われて「27です」って言って、「ああ、そうなんだ」とかって。「おじさんはね、37になったけど、今でも喋ってるからさぁ」みたいな話を優しくしてくださって、「ああ」って思いながら、帰り原付で帰ったんだけど、泣きながら帰った思い出あるな。六本木から久我山の家まで。当時、風呂なしのアパートに住んでたけど。

やっぱり生きてるといろんなことあるっていう。さっきの松尾貴史さんとの出会いもそうですけど、ラジオの原体験のところから、こうやって何となく続けて、お笑いも頑張って、ラジオの仕事もこうやってやれるようになって、みたいな。それで、トイレが好きだつってこういう番組やらせてもらって、いろんな人と出会えてっていうのが、すごい幸せな話だし、すごい贅沢だななんていうふうにもすごく思うし。

逆に、自分がさ、出る側の仕事もさせてもらってて、わかんないけども、いろんな人が、僕がこういうとこでお話をさせてもらってる以上、いろんな人の耳にこれが届いててさ、いろんな人の生活に本当に1ミリでも2ミリでも影響を与えてる可能性があるわけじゃないですか。だから、そういう仕事をしてるんだなと思うと、なんかすごくありがたくもあり、身が引き締まる思いというか、すごい考えさせられるなあ、なんていうふうに思う年始でございました。

松尾貴史さんの出会いから、あの時伊集院さんに会えたなとか、いろんな思い返せる年の始まりでございました。

 

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