ショックだったこと

 

オードリーのオールナイニッポン 2019年8月24日

 

若林:ちょっとショックなことがありましてね。

春日:どうしたんだよ、ええっ?

若林:俺と春日も日大二中、中学2年の時から同じクラスで一緒ですけども。

春日:14ぐらいですか? だいぶ長いことね。

若林:今日初めて聴いた方もいると思うんで、一応そこを押さえておこうかなと思いますけどもね。

春日:うん、まぁ、ゼロではないけどね、3人ぐらいだろう。

若林:今日、ニッポン放送来る時、有楽町のとこ歩いてたら、目の前にね、ちょっと、このたとえ伝わるかわかんないですけどもね、年代選んじゃうかもしんないですけど、ウォーズマンの幼少期の頃のようなね(春日:笑)格好をした男が歩いてたんですよね、有楽町を。

春日:幼少期の紙袋みたいの被った?

若林:はい、はい。

春日:目のとこだけ開いてる。

若林:そうそう。

春日:四角に。

若林:正直、帽子とマスクして、完全にバレないフライデースタイルというか。土曜なんだけどね、今日は。土曜なんだけど。

春日:皮肉なもんだよな。

若林:うん。フライデースタイル。

春日:エブリデイだからね。

若林:まぁね。だから、あん時の放送は翌日でしたけどもね、それはまぁ過去の話なんで、俺は過去を振り返らないタイプだから。

春日:そんなわけねーだろ!

若林:ハハハハハ

春日:谷口がネックレスを切ったっていうさ。

若林:いや、アイツさ。

春日:ハッハハハハ

若林:高校の時泊まりに来てさ、俺は2階行って、下降りてきたらネックレスがちぎれてたの。

春日:ハハハハ

若林:てことはよ? ネックレスちぎった奴は谷口かスギサキしかいない。

春日:フフフフ

若林:スギは絶対、切っちゃったら俺に言ってくる奴。谷口しかいないのよ。

春日:うん。

若林:知らんぷりしてボーとしててさ。俺がショックなのは、ちぎれて、それを言わないでも済むっていう付き合い方してるっていうのが俺はショックだった。

春日:いや、もういいだろ! 何回話してんだよ、この話。

若林:あとね、海の家のジョーね。ダブルネームの。

春日:ハハハハ

若林:サムギョプサル頼んで

春日:ええやん、別に。それは最近。

若林:8万ですよ!

春日:それは去年。

若林:海の家行って8万!

春日:それは去年ぐらいの話だ(笑)。去年の話とさ、高校の話を同じ怒りの熱で話すのやめてくれよ。

若林:ダメなの?

春日:全然過去を振り返る。振り返るっていうか、ナウで怒れる人だからね。

若林:フフフ

春日:振り返るとかじゃないよ、もう。過去も今みたいな感じで話す。

 

DJ松永と朝井リョウ山里亮太で、過去のことをどれだけ今のテンションで怒れるか選手権をやりたい。

 

若林:話戻すと、さっきですよ。帽子とマスクして。

春日:ああ。それ、何? 何ですか?

若林:ニッポン放送、直線で歩いてたわけ。春日。交差点というか、あって。俺は横の道から歩いてきて、春日は縦の道から歩いてきたのね。

春日:うん、うん、うん。

若林:で、明らかに目が合ったの。

春日:うん、うん。

若林:でもね、俺が結構びっくりしたのは、帽子とマスクしてて、春日がね、サングラスしてたんですよ。

春日:サングラスっていうほどの、別にサングラスじゃないけどね。

若林:メガネ。

春日:メガネ…そんな別に真っ黒、いわゆるザ・サングラスじゃないよ。

若林:でも、あれじゃん。レーシックしたじゃん。

春日:した。

若林:度が入ってないわけじゃん。

春日:度は入ってないよ。

若林:で、俺、絶対春日と目合ったの。横から歩いてきたのと縦からで、目がパッて合ったの。

春日:うん、うん。

若林:したら、春日がなんかね、俺が気づいてないとおも…俺は、見てないと思ってんのかなぁ。なんかね、バレないようにサングラスをスッとすぐ取ったんです。で、ポケットにスッと入れたんですよ。俺は、それ、すごい、ほんと、ちょっと古いたとえだけど、ほんとに高橋尚子さんみたいな、ラストスパートかける時の、サングラスパッと取っ…『LOVE2000』かかりましたよ。俺、頭の中で。デーデデデーデデデデー♪つって。

春日:うん、ダンスしてね。

若林:そうそうそう。フフフ

春日:Qちゃんダンスしてさ。

若林:ちょっと『LOVE2000』、今、聴いてみましょうか。

春日:いいよ別に!

若林:ハッハッハッハハハ

春日:いい!走んなくていい!走んなくて。座っとけ!いい!CDを探しに行かなくていい。

若林:俺、ほんとにすごいショックだった。俺の前でサングラスできないんだな。サングラスさせないプレッシャーをかけてんだなって思ったらちょっと

春日:いや、そんなことは考えてないよ。

若林:ちょっと、サングラス取ってきて、ひろし。春日のバッグから。

春日:勝手に鞄を…まぁ、鞄ごと持ってくるんだったらいいけど。

若林:春日ちょっと、サングラスちょっと。俺、まず、サングラスしてたことにも驚いて。

春日:サングラスってほどのことでもないよ。

若林:それを外したのがショックだったのよ。別にいいのよ、俺はお前がサングラスすることは。

春日:いや、これ、サングラスじゃない。サングラス…

若林:これ、なんなんの? だって、度入ってないでしょ?

春日:入ってないよ。

若林:ちょっとかけてみて。

春日:でも、サングラスなんだけどね。

若林:あ、そうなの?

春日:紫外線を通さない。

若林:でも、おかしいじゃない。夜にしてんのは。

春日:…へっ、まぁ…。

若林・春日:ハハハハハ

若林:ちょっとしてみてよ。

春日:別に普通よ。

若林:だから、春日ね、俺ね、すごいショックだったのは…あ、春日がこうやって背筋伸ばして、今、手を重ねてるんですけど、これ、キャラ入れるってことは恥ずかしいってこと。

春日:いやいや(笑)。

若林:キャラ入れて乗り越えようとしてるっていう。

春日:いやいや、キャラ入れるってほど入れてないだろ、別に。写真撮ってるからさ、ひろしが。

若林:俺は、すごい結構…いや、したままでいいから。

春日:なんでだよ!

若林:それはなんでかというと、したままでいいっていうのは

春日:何よ?

若林:俺が結構ショックだったのは

春日:何がショックなの?

若林:俺にサングラスしてんのを見られたくないって思ってることがすごいショックだった。俺は、お前がサングラスしようが、例えば、ピアス開けようが

春日:ピアス開ける、バリー・ボンズじゃなねぇんだからさ!

若林:お前毎回バリー・ボンズ言うな。つまんねーなあ。

春日:ダイヤのさ、光った。

若林:ハハハハハ もういいよ!それ。ダイヤって言うのもやめろ、それ。

春日:ハハハ

若林:セカンドで。

春日:ハハハハ

若林:それで、俺は、だから、すごくイヤだったんだろうなと思ったわけ。春日がね。外でサングラスしてるっていうこと、俺すぐネタにすんじゃん、そういうの。でも、俺はそれは俺も心苦しい。こういう商売だからネタにするしかないもん。お前が外でサングラスしてたら。

春日:いやいや(笑)サン…まぁまぁまぁ、うん。

若林:だって、ニッポン放送入る時に外すなら、駐車場のターンテーブルぐらいのとこで外すと思うのよ。ニッポン放送入るなら。でも、明らかに俺と目が合った直後にスッて取って、ポケットにスッて。俺になんか、それ、すごいショックだった。俺は、これは提案だけど、このラジオではずっとサングラスしてほしい。

春日:おかしいだろ、それは。

若林:なれてほしい。俺の前でサングラスすることに(笑)。

春日:別にいいよ。こっちのため、こっちは別にいいよ。

若林:じゃ、ちょっと鼻メガネ取ってもらって。

春日:誰が鼻メガネなんだよ! サングラスって言ったり、パーティグッズだったりよぉ、なんなんだよ!

若林:いやぁ、俺はショックだったね。

春日:そんな意識はないけどね。

若林:なんで取っ…いつもあそこでラストスパートかけんの? サングラス取って『LOVE2000』で。

春日:やっぱ小出監督の指示があるからさ、あの辺でさ。

若林:ちょっと『LOVE2000』聴いてみよう。

春日:要らないよ別に! 『LOVE2000』は。

若林:なんで『LOVE2000』を(笑)。

春日:なんでかけようとするんだ、逆に。なんの確認なんだよ。

若林:というのは、再現したいの。今、春日がどうやってメガネ外してるか、みんなに見てほしい。外した瞬間に『LOVE2000』かけてほしいのよ。

春日:あ、そういうこと?

若林:そういうことなのよ。だから、正直言って、俺の前でサングラスをするのはイヤで、外してバレないようにポケットに入れたのか、いつもあそこでラストスパートかけんのか。

春日:はいはいはい。

若林:有楽町のホテルのあそこ、なんだっけ、何ホテルだっけ? ペニンシュラの過ぎたぐらいで外したのよ。俺、だから、それすごいショックで。それ、どっちなの?正直なところ。

春日:いや、別に、常にあそこで外すわけでもないけど、別に若林さんに見られたからっていうことでもないよ。

若林:あそこで外したのはそういうわけじゃないの?

春日:そういうわけじゃない。

若林:なんでじゃああそこで外すのよ。ずっとかけてきて。ターンテーブルぐらいのとこで外せばいいじゃない。

春日:(笑)いや、だから別に。

若林:それか、本番で、ブース入る直前に外せばいいじゃない。

春日:おかしいだろ、ずっとかけてんじゃないか、じゃあ。3時間ぐらい。

若林:ブース入る直前にサングラス取って投げて、本番入れば、土曜という仕事のラストスパートっていうことでもあるじゃん。オールナイトは。

春日:それはもう完全にQちゃんだ、そしたら。

若林:なんであそこで外したのよ?(笑)

春日:いや、だから、別に、ほんとに、その、見られたっていうこと100ではないよってことよ。

若林:100じゃなかったら、見られて外したのは100のうち、100分の何パーなのよ?

春日:100分の?

若林:うん。

春日:ま、85ぐらい。

若林:ハハハ お前、そういうのずるいよ。

春日:100じゃない。

若林:お前さ、そのさ、無感情の振りやめろよ。

春日:ハハハハ

若林:若けぇ奴じゃねぇんだからさ、無感情の振りって、本当におじさんは似合わない。おじさんはバカにされないと可愛くないよ! お前ね、可愛くないおじさん。

春日:ハハハハ

若林:ハハハハ

春日:面倒くせぇおじさんだ。

若林:ハハハハ

春日:いやだな、面倒くせぇおじさんは。

若林:ちょっとごめん。顔がかたいのがわかんだけど、今、このイジり、イジられる状況自体は、あんま好きなフィールドじゃない?

春日:いや、好きな、別にそんなことないよ。

若林:楽しい?今ラジオやってて。それは俺、楽しくなきゃラジオじゃないと思ってんのよ。

春日:そうね。楽しくなければラジオじゃない。それはもう楽しいよ。

若林:じゃあいいや。じゃあいいのね。