有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER 2019年5月12日
有吉弘行:草薙のこと、俺全然知らないけどさ、なんか養成所行った?
草薙航基:養成所は行きました。太田プロの。吉本のNSCを受けたんですけど、落ちちゃったんで。
有吉弘行:ええっ? あんなん落ちんの?
草薙航基:あれ、僕も落ちないって聞いてたんですけど、カマしてやろう、じゃないですけど、自己PRのところに「落ちたら死にます」みたいな書いたら。
有吉弘行:ああ。ちょっとヤバい奴だけ落とすんだな、あれな。
草薙航基:そしたら本当に落ちちゃって、太田プロが面接とかなんもなくて、お金さえ払えば誰でも入れたんです。
有吉弘行:それで行ったの?
草薙航基:それで入りました。
有吉弘行:1人で?
草薙航基:1人で入りました。
有吉弘行:幾つの時?
草薙航基:21とか。
有吉弘行:遅いな。
草薙航基:結構遅めの。
有吉弘行:何してた?それまで。
草薙航基:それまで……。
有吉弘行:なんで高井さん見たの?
草薙航基:ハハハハ
有吉弘行:お父さんか?高井さん。
草薙航基:通信高校行ってました。
有吉弘行:ああ、そうか、そうか。言ってたね。
平子もNSCじゃないんだよな?
平子祐希:僕は日本映画学校で、ウンナンさんとか出川さんとかのところに18から行きましたね。
有吉弘行:俺も高校の時、日本映画学校に入ろうとしてたんだよな。それしか道なさそうだなと思って。珍しいね、3人いてNSCいないってな。
平子祐希:確かに。
有吉弘行:それぞれだな。俺、巨人師匠の弟子で、(平子さんは)日本映画学校で、(草薙さんは)なんだっけ?
草薙航基:エンタメ学院です。
有吉弘行:エンタメ学院か。ダサいな。
草薙航基:ハハハハ
平子祐希:学校はたいがいそんな名前ですよ。
草薙航基:今、エンタメカレッジでした(笑)。
平子祐希:ハハハハ
有吉弘行:どっちでも……。ハハハハ ハズいよな。エンタメ学院、エンタメカレッジ。
草薙航基:ちょっと恥ずかしいです。言う時。
有吉弘行:学校行ったって……NSCの奴らはいっぱい数がいるから恥ずかしいとも思わないんだろうけどさ、ちょっと恥ずかしいな。太田プロとか人力舎とかあの辺の学校な。
草薙航基:そうですね。
平子祐希:僕も日本映画学校で、芸人やりたい奴も一緒くたにコースが一緒なんですけど、「俳優科」っていう名前だったんです。
有吉弘行:(笑)
平子祐希:だから、高校の廊下に張り出されましたよ。「日本映画学校俳優科、平子祐希」って。
有吉弘行・草薙航基:ハハハハ
有吉弘行:お前、俳優科(笑)。
平子祐希:まあ、イジられましたね。
有吉弘行:そうだよな(笑)。
平子祐希:廊下で「おお、俳優!」。
有吉弘行:そういうイジられ方すんの?
平子祐希:「俳優志望!」。芸人になりたいっていうのを別に言ってないですから、俳優になりたいって思われるんですよ。「お、俳優来た! お!俳優!」。
有吉弘行:バカリとかはあれ何なの?
平子祐希:も同じです。俳優科で入ってます。お笑いがやりたくても俳優科という名前になっちゃうんです。
有吉弘行:そういうことか。
俺、結局、そこに行くお金がなかったからやめたんだよな。新聞の奨学金制度で行こうかなって、そこまで調べてたんだけど、毎朝、新聞配った後授業やって、俺、たぶん難しいんじゃないかなと思ってやめたけど、結局な。最終的に巨人の弟子だよ。恥ずかしい。
草薙航基:恥ずかしくないです、全然。
平子祐希:一番大変かもしれない。
有吉弘行:ハズいって言った奴チクるからな。
平子祐希:恥ずかしくはない。
有吉弘行・草薙航基:ハハハハ
平子祐希:誇れる程度ですよね。
有吉弘行:邦子の弟子は?(笑)
平子祐希:…最高じゃないですか。
有吉弘行:最高?(笑)
草薙航基:最高です。
有吉弘行:みんなひきこもごもいろいろだな。
宮下とはいつ会ったの?
草薙航基:宮下も養成所です。
有吉弘行:何受けた。先生いんの? 先生いないんじゃないの?
草薙航基:先生います。白川さん。
有吉弘行:いや、ダメだよ。終わってる。俺、白川さんの名前だけダメだから、二度と口にしないで、それ。
草薙航基:すいません。
平子祐希:講師としてね、しっかりとね。
有吉弘行:白川さんという言葉だけ俺ダメなんだ。
草薙航基:あ、白川さんダメ……。
有吉弘行:俺、白川さんNGだから。
平子祐希:イニシャルでいいよ。
草薙航基:Sさん。
有吉弘行:有名な人来ないの? テリーとか。
草薙航基:彦摩呂さんが入学式に。
有吉弘行:ヒコ?!(笑)
平子祐希:嬉しいね、それは。びっくりするでしょう、みんな。
草薙航基:「宝石箱や」が生まれた経緯のお話を。
有吉弘行:聞いてどうすんだよ、そんなもん。
平子祐希:ありがたいなあ。
草薙航基:でも、初めて会う芸能人なので。
有吉弘行:ヒコでも感動した?
草薙航基:めちゃめちゃしました。
有吉弘行:あと来ないの?誰か。おしゃべり好きそうな奴いるじゃん。
草薙航基:彦摩呂さんだけでしたね。
有吉弘行:だけ? 1年? 半年? 1年?
草薙航基:1年です。
有吉弘行:1年でヒコしか来ねぇーの?
草薙航基:ハハハ
平子祐希:嬉しいね、でもね。そういった経緯で誕生したんだなというのは聞いたことないもんね。
草薙航基:はい。
平子祐希:僕らは、単発でとかでしかないですね。基本的にはそこの学校の講師の先生が。
有吉弘行:じゃ全然? ヒコさえ来ない?
有吉弘行:ヒコさえ来ねえ。
平子祐希:いやいや、違いますよ。
平子祐希:もうなくなっちゃいましたから、そのコースは。もう大学になっちゃいまして、もう裏方の、映画の制作のほうのコースだけになってしまったんで。
有吉弘行:その頃はNSC以外でなかなか入る道限られててなあ。ウッチャンナンチャンさんが行ったから日本映画学校行こうかというのが一つのお決まりの、結構コースの一つだったよなあ。わかんないから。
平子祐希:そうですねぇ。
有吉弘行:NSC行ってたのとどっちがよかったのかなといまだに思うね。俺、巨人師匠の弟子とNSC、両天秤にかけてめちゃめちゃ怒られたんだけど。「両天秤にかけとんのか、お前は」つってめちゃめちゃ怒られたけど。
平子祐希:ハハハハ
有吉弘行:行ってたら、二丁拳銃とか、たぶん小藪さんとか、大体あの辺ぐらいなんだよなあ。難しいだろうなあ。でも、難しいよな。あの大人数の中で勝ち抜いていくのもなかなか。
平子祐希:それはあるでしょうね、またね。
有吉弘行:厳しいよな。
草薙航基:毎日って言いますもんね。太田プロは週1で、吉本は授業毎日。
有吉弘行:そうだよな。太田プロのお笑い学校でなんか学べることあった?
草薙航基:…まあ、ちょっと、そのぉ、あの、強い、気持ちは強くなりました。ハハハハ
平子祐希:何よりだね。
有吉弘行:学校っていうのはそんなもんだよな。学校で学ぼうなんて思ってる奴はほとんどいないからね。きっかけだからね。手形みたいなもんで、そこ、通わなきゃいけないんですよって来てる奴ばっかだから。
まぁそんなことは、どうでもいいんですけどね。偉大なる先輩、みつまJAPAN'さんのギャグでございますけれども。
平子祐希:ハハハハ