副音声

Fun!BASEBALL!!「巨人×日本ハム」 2018年5月29日

 

f:id:imadokiyuuka:20180531091748j:plain

 

佐藤 義朗「春日さんは、ライオンズファン歴というか、きっかけだったり、そういったのはどういう形なんですか?」

春日 俊彰「それは、オギャーから埼玉で。その当時は西武ライオンズでしたけれども、私とライオンズ、同い年なのでね。79年生まれで、79年のシーズンから西武ライオンズになっているので、78年に移籍してきて。今年40周年をやっているんですけど、実際、シーズン的には79年からなので、完全に私、79年2月生まれでして、2カ月後に開幕しているということなので」

「地元のチームなので、小学校の時なんか、みんなライオンズの帽子被って少年野球をやってましたから、それ以外のファンの子はいなかったですよね。

日テレで『ズームイン!!朝!』でイレコミ君、イレコミ人形ってあったじゃない。顔が変わるやつ。キャップをかけるとか」

亀梨 和也「はいはい、ありましたね(笑)」

春日「あれが欲しくて」

亀梨「BB戦士ぐらいの大きさ(笑)」

春日「そうそう、そうそう。いい感じのサイズのちっちゃいね。あれが欲しくて、地元のおもちゃ屋さんへ行っても、西武のやつだけないんですよ。みんな買っちゃって。どうしても欲しいから、西武とチームカラーが似ている中日のやつを買ってね」(笑)

佐藤「ちょっと濃いじゃないですか」

春日「そうなんですよ。だから、それで結構みんなからイジられましたね。「お前の違うじゃないか、Dって書いてあるじゃないか」つって(笑)。それぐらいみんな自然とライオンズファンでしたね」

 

佐藤「ヒーローといいますか、特に好きだった選手とかいらっしゃるんですか?」

亀梨「凄いじゃないですか、黄金時代。森監督」

春日「黄金時代、バッチリそうでございますよ。秋山選手、石毛、辻選手もそうですし、秋山、清原、デストラーデやそのへんですよね」

亀梨「それこそファミスタ時代の西武ってえげつない強いですよね?(笑)」

春日「えげつないですよ、そんなもの」

 

佐藤「試合も小さい頃から観に行かれて?」

春日「初めて見にいった試合が、それこそ日ハム戦だったんですよ。デーゲームで、西武ライオンズ球場に行きましてね、自分の席に歩いている時に、ちょうど秋山選手がホームラン打ちましてね、ホームに帰ってくる時、バク転してたんですよ。それを歩きながら生で観ましてね。唯一公式戦でバク転したのってないんですよね、たしか」

佐藤「あ、ちょっと待って春日さん! 観てください」

春日「おっ、すばらしいじゃないですか(笑)。金子侑選手が逆転スリーベース

佐藤「すいません、お話の途中で」

春日「すいません、ま、ま、私のなんてどうでもいいんです。西武の情報が入ってきたら、バンバンやってもらって」

亀梨(笑)

 

佐藤「春日さんは、野球のご経験はあるんですか。アメリカンフットボールの印象が強いんですが」

春日「野球も小学校の時やっていましたかね。3年間ぐらい」

亀梨「軟式野球を」

春日「軟式、そうですね。学校の町内ごとのチームというかね。サッカーがまだワーッと流行る前だったので、スポーツが野球しかないので、みんな野球をやっていましたけど、私もやっていましたね」

佐藤「ポジションとかは決まっていたんですか?」

春日「ポジションは、太ってたんでキャッチャーでしたね」

亀梨・佐藤・井森「はははは(笑)」

春日「最初、レフトだったんですけどね」

亀梨「ドカベン的な」

春日「的がやっぱり」

井森 美幸「大きいほうがね」

春日「的が大きいほうがピッチャーが投げやすいということでキャッチャーやってましたね」

亀梨「小さい頃って、ちょっとその理論あるんですよね」

春日「そうですね。野球だとキャッチャー、サッカーでいったらキーパーとかね。体大きい子は」

 

清宮のイースタンリーグの様子。4安打うち2本のホームラン

佐藤「99年の生まれですから、上原、松坂が新人王。ダイエー初優勝。工藤MVPの年に生まれている」

亀梨「そう考えますと、今シーズン、松坂投手、中日で投げられていますけど」

春日「嬉しいですよね」

亀梨「西武ファンとしては」

春日「ちょうど松坂選手が入団した時に、私、西武ドームでバイトしてましてね」

亀梨・佐藤「えっ?」

春日「すれ違ったことが1回ぐらいあるんですね。で、「あ、松坂だ!」って思ったというだけなんですけどね」

亀梨・井森「はははは(笑)」

亀梨「バイトもされているんですね?」

春日「バイトしてましたよ」

亀梨「売り子さんですか?」

春日「いやいや。バックネット裏とかにある自動販売機の補充をやってまして、今映っていた清宮選手が試合をやっていた西武第二球場のバックネット裏にも自動販売機がありまして、そういうところへ行って入れたりとかしてて」

亀梨「西武ドームは階段がね、皆さん、通らなきゃいけないっていうね(笑)」

春日「山削ってつくってますからね、あれ(笑)。凄いんですよ、高低差が」

亀梨「でまた、夏は暑い、冬はちょっと寒いという」

春日「ホームの試合が一番きついというね(笑)。ライオンズにとってね」

佐藤「そのアルバイトというのは、やっぱりライオンズ好きが高じてそういうふうになられた」

春日「もちろんです、もちろんです。やっぱり、いやらしい話、バイトしながら試合を観たいという、試合を感じたいという思いでバイトをして、最終的には自動販売機の補充になったんですけど、その前は、そばを売ったりとか、ポテトフライ売ったとか、売店でやってたんですよ」

亀梨「やはり球場にいたいと」

春日「そうなんですよ。試合を感じたい、観たいというので応募して配属されたのが、西武球場前駅の目の前の売店で」

佐藤「はっはっはっ(笑)」

亀梨「ちょっと遠いね。中入りたい」

春日「球場の、すぐそこにあるのに、試合はラジオを聴かないとわからない」

亀梨「その当時まだドーム、天井もついていなかったですよね?」

春日「ついてない。ついてない時です」

亀梨「だから、音は聴こえてくるでしょう」

春日「聴こえてくるんですけど、試合の内容はわかんないから、ラジオで。近くにいるのに」

井森「たぶん入れちゃいけない人だってわかったんでしょうね」

春日「いやいや、危険人物とかじゃない、たまたま」

亀梨「警備員さんに、入る時に「トゥース!」ってやってたんじゃないですか?」

春日「そんなことは当時やってないですから」

亀梨「こいつダメだぞ(笑)」

春日「ケアされていたんですかね」

亀梨「そういった意味では、松井選手が今シーズン戻ってきて」

春日「嬉しいっすね。松井稼頭央選手がね。生でプレー観たことないんでね、登録は1軍、ベンチに入ってはいるんですけど。だから観たいんですよね」

 

春日「あっ!ちょっとごめんなさいね、亀梨君ね」

佐藤「はっはっはっ(笑)」

春日「出た、出た、うちの。うちの山川選手が」

亀梨「僕、今日、春日さんがいらっしゃる。パ・リーグ代表としてって伺ってたんで、パ・リーグをちょっとね」

 

亀梨「先ほどのお話にちょっと戻りますけど、今日は井森さんがジャイアンツのセ・リーグ代表。そして、春日さんがパ・リーグ代表というふうにスタッフさんと打ち合わせしていて、春日さんて、あれ?っていう話をして、西武なんですよ。でも、西武ファンだけど、パ・リーグを代表してパ・リーグの角度でっていうふうにお話ししてたら、放送前にジャイアンツが抑えた時に、「よーしよしよし」と。あれ? そう考えたら、確かに西武ファンとしては、今日、日ハムに勝たれると困るぞ」

春日「そうですね、並ばれますし」

亀梨「パ・リーグ代表というのが難しい立ち位置ですね」

春日「そうなんですよ。私もマネージャーに何回も確認しまして」

亀梨・佐藤「はははは(笑)」

春日「パ・リーグ代表でいいの?と」

亀梨「今日、放送聴いてる日本ハムのファンの方たちは「おい、ちょっと待てよ!春日」となってる視聴者の方がいらっしゃるかもしれませんが、そこはちょっと申しわけないと」

春日「申しわけない。パ・リーグのチーム、西武以外に負けてもらったほうがゲーム差がバッてつくんでね」

 

亀梨「面白いのが、ヤンキースの田中投手がプロに入ってきた時に、ご本人があれだけのボールを自分で投げているわけじゃないですか。打席に立った時に、「プロって凄いっすよ。ボールが消えるんですよ」っておっしゃっていたのが僕は凄く印象に残っていて。田中投手、あなたも消えるボール、バンバン投げている。「いや、亀梨さん、ほんと凄いっすよ、プロのボール」って言ってたのが、学生時代であったりとの凄い差なんだな、プロというのは」

 

西川選手の3ランホームラン

春日「おっ!いったぞ、これ。まずいなあ。うわあー。くーーーーっ」

井森「ちょっと(笑)隣の人おかしい。パ・リーグ代表で応援に来てるんでしょう?」

亀梨「パ・リーグ代表ですよ」

春日「いやあ、ちょっと、頼むよジャイアンツ!」

亀梨「日本ハムのファンの方たちも聴いてますから」

春日「いや、申しわけないっすけどね、ライオンズ以外は負けてほしいんですよ」

亀梨・井森「はははは(笑)」

春日「申しわけないすけども」

井森「ややこしいから。こじらせ芸人さん?」

春日「ははは(笑)いやあ、お見事」

 

佐藤「実は今日のゲストの春日さん、パ・リーグファン代表として来ていただいてまして、各地の情報、先ほどから食い入るようにご覧になっているんですが、このシーン、春日さん」

春日「うわっ!気持ちがいい!打った瞬間。ありがとうございます」

佐藤「大のライオンズファンです」

亀梨「基本的にこの放送というのは、ジャイアンツ対、今日は日本ハムですから、ジャイアンツファンの代表が井森さんと、日本ハムの春日さんというふうな形なのかなと思いきや、パ・リーグファン代表、西武ファンということで、パ・リーグファン代表なんですけど、ジャイアンツが抑えると喜ぶという(笑)」

佐藤「春日さん、このシーンどうですか?」

春日「ああ、これね、いかれましたね、西川選手にねぇ」

亀梨「パ・リーグファン代表ですよ」

春日「いや、西武以外のチームに勝たれるの、ちょっと困るんですよ」

亀梨「ちょっと今日、ブッキングミスが起きてるんじゃないかなという副音声ですけど」

春日「ええ。西武以外は負けてほしいんですよね。どうしたジャイアンツ、頑張ってくれっていう話ですけど」

佐藤「春日さん、このお話が来た時、どう思ったんでしたっけ?」

春日「いや、だから、本当に私でいいのかい?って何回もマネージャーに確認したんですよ。だけど「いい」ということでね、のこのこ来ましたけどね」

井森(笑)

亀梨「ありがたいでけどもね、来ていただきまして」

春日「すいません、本当に」

佐藤「そういうことで、何か複雑な感じになっています」

 

佐藤「ジャイアンツでいいますと、このゲレーロ選手も状態という部分では、どうですか?井森さん」

井森「今、なかなか思うようなバッティングできてないと思うんですけど、上がってきてほしいですね」

亀梨「おっ!どうだ?」

佐藤「お話をしていたら」

春日「よし、よし、よしよしよしよしよし!」

亀梨「入りました!」

佐藤「やりました! 看板に当たりました。吉永小百合さんに」

 

佐藤「ゲレーロ選手のホームランに春日さんも興奮でしたね」

春日「いやあ、最高でしたね」

佐藤「おかしいでしょ」

井森「おかしいですよ」

亀梨「パ・リーグファン代表ですからね」

春日「いやいや、ジャイアンツ君に勝ってほしいのよぉ。う~ん、頑張ってほしい」

亀梨「このあたり、なかなか立ち位置が本日の副音声難しくなっております」

春日「すいませんね」

亀梨「引き続き盛り上がりながらお届けしたいなと思います」

 

亀梨「日本ハムファンとしては、レアード選手のお寿司握りが出るかどうかというのもね」

佐藤「春日さん、もちろん待ってますよね?」

春日「いやあ、控えてもらいたいっすね」

亀梨「今日は握らずで(笑)」

春日「うーん、今日じゃなくていいんじゃないかっていうのは思いますけどね」

亀梨「つまみで終わってほしいみたいな。握りは要らないみたいな(笑)」

春日「そうですね。握りまではいってほしくないですね」

f:id:imadokiyuuka:20180531091839j:plain

春日「こういうタオルもあるんだ。いいですね、愛されててね」

 

 

佐藤「こちらは西武第二球場で行われました清宮幸太郎出場の2軍の試合です。

亀梨「先ほどもこの映像をお届けした時に、春日さんが、あまりリアクションよくないなと思ったら、対戦相手が西武というね」

春日「そうなんですよ。それで、最初のヒットと3ランホームランというのが、今度交流戦で6月で1軍に上がる予定だと報道されている今井投手から打ってるんで、ちょっとね、面白くないんですよ」

亀梨・佐藤「はははは(笑)」

春日「活躍するのは素晴らしいですけど」

亀梨「どこのチームのファンと徹底されて、今日、いいですね、姿勢崩さない。さすが」

春日「すいませんね」

亀梨「さすがですよ、春日さん」

春日「日ハムファンに怒られちゃうぐらいね(笑)ちょっと」

亀梨「目線が一切ブレないですからね」

春日「申しわけございません」

亀梨「男らしいですよ」

春日「ありがとうございます(笑)」

 

マシソンのヒットに

春日「おー!よしよしよしよし!」

亀梨「これですね」

井森「これですね」

春日「きたきたきたきたきたー!」

亀梨「春日さん、春日さん」

春日「はい?」

井森「春日さんおかしい! 私より最初に拍手しないでくれる?(笑)」

春日「すいません、本当に(笑)。何とか頑張ってほしいんですよ、ジャイアンツに」

井森「パ・リーグ代表だからね、今日」

 

3点を追いかけるジャイアンツの9回の裏の攻撃。2番亀井から。

佐藤「パ・リーグファン代表の春日さんどうですか?」

春日「そうですね、やっぱり…、おーっといった! いったんじゃないか?これは。よーし、よしよしよしよし。ありがとーーーー! ありがとーーーー!」

亀梨「春日さん、春日さん、パ・リーグファン代表ですよね?(笑)」

井森「おかしいよ、おかしいよ」

春日「すいません。あまりにも素晴らしい。よーし、よしよしよし!」

亀梨「今日、副音声をお聞きいただいております。僕らとしては非常に申しわけないんですが、日本ハムファンの皆様、春日さんが今日、西武ファンということで(笑)」

春日「西武ファンなんで、ジャイアンツを今日は応援しているというね」

亀梨「僕が副音声を代表してお詫びしたいなと思いますけれども」

春日「申しわけないですね、亀梨君ね」

 

佐藤「東京ドーム、土壇場です。この回、先頭の亀井選手ホームランで2点差。井森さんはもちろん、春日さんもなぜか大興奮でございます。

春日「いやあ、これはありますよ、ほんとに」

佐藤「ありますか? 何がありますか」

春日「最後までわからない。ピンチを凌いだ後ってチャンスがくるんですよね。面白いですよね、野球は」

 

佐藤「さあ、カープと対戦をしていますライオンズは、現在リードしていますよ、春日さん」

春日「ありがとうございます。ライオンズも勝って、ジャイアンツも一緒に勝ちましょうよ」

佐藤「えへへへ(笑)」

井森「パ・リーグ代表で来てるんだからね。パ・リーグ代表のファンで(笑)」

春日「すいませんね、本当にややこしくて」

 

試合結果は5対3で日本ハムの勝利

ヒーローインタビューはマルティネス 

佐藤「パ・リーグのチームが勝ちましたよ」

春日「そうですねぇ。もうちょっとジャイアンツ君には頑張っていただきたかったです」

亀梨「ちょっと(笑)。パ・リーグファン代表ですよね?」

春日「そうなんですけどね。ファイターズに勢いがあったというか、ちゃんと点の取るところ、攻めるところを知っているというか、一気に来たりするんで。ただ、最後も粘りを見せましたから、ジャイアンツ君もね。明日からお願いしますよっていう感じですかね」

佐藤「という、微妙な立ち位置の春日さんになっていますけれども(笑)」

春日「すいません。でも、やっぱり日ハムが凄かったという」

 

 

パ・リーグファン代表で呼ばれているにもかかわらず、西武愛が強すぎてジャイアンツの応援をするという、日ハムファンにしたら噴飯もののゲストなわけですが、何でも受け入れているように見えて、ここは譲れないラインなんだなと、春日ファンとしては思った次第です。

亀梨君がとにかくすばらしかったなあと。どちらに偏ることもなく、自身の取材に基づいた知識、話題の豊富なこと。そしてまた、声が、語り口がとても素敵でした。

ぜひ巨人対西武戦で、またこの3人の副音声が観られたらなと。そうしたら春日も存分にパ・リーグファン代表の立ち位置もブレることなく語れるでしょうから。

 

副音声

http://xfs.jp/2Fp4dk