レア感

 

セブンルール 2017年1月9日

 

本谷「“暗い”っていうのと、あの大観衆の前で「お前らまだまだいくぞー!」って言ってる、これが1人の人間の中に両方あるわけでしょう。計り知れない、私」

若林「自意識過剰ってあるじゃないですか、人間に。これって、他人の評価とか反応に敏感だからクラスで端に居たりとか。でも、自意識は過剰だから、それが抑圧されると人前には出ていきたくなる、みたいなタイプだったんですよ(自分は)。わかんないですけど彼女は。目立ちたがり屋じゃないからこそ出たくなっちゃう」

本谷「どっちも手にしている感じがするの。“俗な人間です“みたいのを背負ってみんな前に出たりしなきゃいけないところを、“出たくないし暗い”っていうところで、背負わず、何も失わないでみんなの人気者になってる、みたいな。まあ、嫉妬かな。大きい意味では」

若林「いや、でも、ちゃんとした判断じゃないですか。見て、人気あるじゃないですか。それが上手くいっているということですよね。本谷さんが言うことが。逆に2017年に「私、絶対アイドルになりたくて、絶対センターじゃなきゃイヤなんです」って、おうおうおう!って俺思うもん。すげぇ勇気あるな、みたいな。俺はそっちの方がレア感がしちゃう」