たまむすび 2017年1月9日
海保知里「年をまたいで、芸能界では熱愛報道も賑やかでした」
山里亮太「でしたねぇ」
海保「山里亮太さんは、今年は「たりないひとり」ということでよろしかったでしょうか」
山里「ああ、つまり、これは若林ということね。若林君が女優との熱愛で。まぁ、私、若林君とは「たりないふたり」というユニットを組んで漫才とかやってますから、ずっと。
これね、みんながこれを勘違いするのよ。別に若林君は、足りない、それは、彼女が足りないとかじゃなくて、人間として足りないところがあるっていうだけで、別に彼女が出来ようが出来まいが、若林君の根底にある、俺が思う「この男は足りないな」っていうものは、満たされていないわけ。
あと、時々、今、みんな、時々出てくる、俺、何を勘違いしてるんだろうと思うのは、「いや、嘘つきだな若林」と。「よくも騙したな」という見当違いの怒り方をする人がいるの。それは、「いや、お前は人見知り芸人て、女の子苦手芸人て言って出たくせに女優かい!」って言ってる人って、なんて見当外れなキレ方するんだろうと思うの。だって別に、じゃあ、人見知り、人間嫌い芸人じゃなくて人見知りだから、人見知りだからこそ、人見知りの気が合う人を唯一見つけたら、それは仲よくなるだろうし、苦手なのに話すことができた人のことは好きになるのが普通だしと思うから、なんでみんな、時々、「若林は我々を騙した気持ちはどうですか?」ってキレてる人は、ちゃんと聴いてるか、ラジオをと思う」
海保「まるで若林さんが誰も人と接触していないぐらいの感覚ですよね、それだとね」
山里「そうよ。だから、それを踏まえて言うと、別に若林君が女優さんとつき合ったからって、俺と同じ村から居なくなったとは思ってないから、俺は」
海保「あ、そうなんですか?」
山里「全然よ。「彼女出来たから俺に勝ったと思うなよ」とはLINEした」
海保「はははは(笑)」
山里「そこで俺は優劣をつけてない。俺は人間的にはまだ下に見てる」
海保「あ、そうなんですね?」
山里「俺のほうがしっかりしてるもん。俺のほうが愛とかは感じれるから、絶対向こうより」
海保「愛、感じられるんですか?」
山里「そりゃそうよ。親への愛とか、大地への愛」
海保「大地?」
山里「そういう、なんか、アース?とかを感じる愛は俺のほうが強いから。そう。ネタ合わせだってちゃんと相方に優しくするし。あんな、もう、春日みたいなクローン人間みたいになっちゃうようなネタ合わせ、俺はしてない。俺はだから、そこら辺において、俺のほうがまだ勝ってるから、「たりないふたり」はまだ健在だって、昨日夜、飲んでて思った」
海保「思ったわけですね?そうだったんですね(笑)」
山里「皆さん、だから、お間違えないようにね。あいつは裏切って卒業した、成長したんじゃなくて、まだ駄目なままですけど彼女が居るっていうだけで」
海保「だけ、と」
山里「ええ。俺との差は別に広がってません」
海保「これ、負け惜しみっていうんじゃない?」
山里「負け惜しみじゃないです」
海保「違うんですね?」
山里「全然」
海保「わかりました」
山里「全然。これ、みんな勘違いしてる」
海保「ははは(笑)」