オードリーのオールナイトニッポン 2016年5月21日
若「今週はどうしても舛添さんの話からに」
春「どうしてもってことはないでしょうよ! まぁ、お騒がせしているけども。私も注目しているけども」
若「あ、注目してんの?」
春「面白いじゃん」
若「金銭感覚のことだから?」
春「まぁ、そうだねぇ。面白いもんね。面白いっちゅうか、言い訳みたいなさ。家族がいる部屋で会議したとかさ(笑)。いやいやいやいやつって。もうさ、いやいやいやいやって思うじゃん(笑)」
(略)
若「金銭感覚とかって本当にどうしようもないよな」
春「まぁ、そうだね。わかる、わかる」
若「先週話したじゃん、結婚式の話とか。大変だろう? 結婚相手が六本木ヒルズのホテルで結婚式したいなんて言ったらどうすんの?」
春「いやぁ、もう成田離婚だよ」(笑)「……あぁ、その後か」
若「一回挙式を挙げるってこと?」
春「間違えた、間違えた(笑)。即離婚ということが成田離婚というので出ちゃっただけで」
若「あぁ、なるほど、なるほど」
春「間違えた、間違えた(笑)」
若「式場の案内をブライダルコーディネーターにしてもらってる時に離婚するっていうことだよね?」
春「婚約解消だね、だからね。式まではいけない。そこでずれてるなってわかっちゃったらさ」
若「この間さ、(いとう)あさこさんの番組で、モニタリングしながら喋る番組で、あさこさんと2人で喋ってて、「ちょっとこの子どう?」みたいな話になったのかな、あさこさんと。したら、「いや、僕ちょっと無理ですね。高いものを要求してきそうなタイプじゃないですか?この女の子」って言ったら「そう?」「いやぁ、なんか15万の指輪買えとか言われそうじゃないですか、誕生日に」つったら、「いや、若林、今、15万なんて全然買わなきゃダメだよ、指輪」みたいな話になって、「あ、そうなんすか?」「そら、向こうはそう思うよ」「あー、マジっすか。考えたこともなかったから」「それは若林の稼ぎからしたら買わなきゃダメでしょう」」
春「まぁ、そう言われるだろうな」
若「「あ、そう」みたいな話になったけど、どう?15万の指輪」
春「いやぁ、もうホントに、息が止まる」
若(笑)
春「そんなこと言われたら。でも、あさこさんの言うこともわかる」
若「そうそう。俺もそう聞いたらね」
春「それはわかるじゃん。それぐらいはさぁ」
若「それを、(舛添さんの)元嫁の人が言ってたじゃない。そういう金銭感覚の人だって。だから、そんなん言われちゃうよね、女性には」
春「まぁ、そうだ。変わらないもんねぇ、金銭感覚って」
若「あ、そうだ! そいで、それをびっくりしたっていう話をして、この間、オリラジの藤森君と飯食った時に、藤森君にも言われたもん」
春「なんて?」
若「「若さん、そんなこと言って、チョーかっこ悪いですよ、今の」。今と全く同じ話をしたの。15万の指輪。「マジか。じゃ、藤森君、どのぐらいのプレゼント買うの?」みたいな話して、いやぁみたいな話してたもん。したら、「若さんだったら、なんだったら30万ぐらいのなんか買わなきゃダメですよ、誕生日に」みたいな。「ウソでしょう!」みたいな話になった後、藤森に4切れで7000円の肉を頼まれたの。目の前で」
春「あ~最悪だね」
若「「このぐらい奢らなきゃダメですよ、後輩に」って言って笑いながら食ってたけどね(笑)」
春「なるほどね。上手いね、藤森君ね。その肉が食いたいからその前に話ししたんだろうな。30万と7000円だと、安く感じるからね、7000円の肉は」
若「いまだにそういう俺がいるよね」
春「それはそうよ。変わらんよ、それは。それは15万円の指輪を買えなくないじゃない。言っても。だけど、ほら。ねぇ」
若「いや、ちょっと待って。15万の指輪買えないよね?」
春「買えないよ。気持ち的に。昔よりは買えるけどね、経済的には。無理だよ」
若「相当ダメ。それは俺、ちょっと反省した。
それで、服も、なんだかんだ、結構ユニクロで買ってるわっていう話を」
春「あぁ、全然、十分、十分」
若「したら、「いや、若さん、ユニクロももちろんいいんすけど、こういうのも知ってないと」みたいな話にやっぱなるもんね」
春「だから、知らないだけだと思うんだけどね。いいものを」
若「藤森が、細~い、バイク乗りが履くみたいな、ライダースっぽい細~いズボン、上は大きめのTシャツで、下、細~いズボン、ピッタピタの足にズボン履いて、どこのブランドの靴?っていうハイカットのスニーカー履いてた。白く輝いてる。で、オーダーメイドのサングラスしてたわ」
春「はぁ~さすがだね(笑)」
若「あははは(笑)」
春「無理だもんね、それは。それがいいと思えないじゃない。いいと思ってたら、そういう格好とか、高いもの買うけど」
若「それは、買う人、買わない人っているからね。服はね」
春「しょうがないんだよ、いいと思えないから」
若「なあ」
春「いつか思える日が来んのかなとか思うけどね。来ないだろうな」
(略)
若「いろんなことが合理的なことを人間て瞬時、瞬時に判断してると思うの。みんなが」
春「はい」
若「だから、春日さんが台湾旅行を水口っちゃんと行って、足の裏がズルズルになるほどタクシーに乗らないで歩いたら、水口っちゃんは、もう春日と旅行したくないって言ってるんですよ」
春「うんうんうん。言ってたね」
若「春日はケチだっていう話を水口っちゃんが広報大使となって、宣伝大使となっていろんな人に言ってるわけですよ」
春「うんうんうんうん」
若「その水口っちゃんと旅行に行けなくなる。今、春日は水口っちゃんに干されてるから」
春(笑)
若「パラちゃんとばっかり遊んでるわけじゃないですか」
春「まぁ、そうだね」
若「この損失と、タクシーに乗らなかった損失が合うのかっちゅう話になってくるよね」
春「まぁ、そうだね。だから、その場での価値と、広く見たときの価値っていうのはやっぱりちょっと変わってくるっちゅうのはあるよね」
若「そうそうそう」
春「だけど、その場の価値でしか判断できないから」
若「はっはっはっはっはっ(笑)」
春「後から後悔するっていう人生。フッフフフ(笑)」
若「だから、俺の大好きな話だけど、春日さんがワックスを阿佐ヶ谷の商店街で探してて、1円でも安く買いたいから、その前にカロリーメイトを大量に買って籠に入れたまま買い物してて、ワックス1円でも安く買いたいから、5店舗、薬局を回ったんです。一番安いワックス買いに。その間にカロリーメイト全部盗まれてたっていう話があるわけじゃないですか。あははは(笑)」
春「そうだね」
若「はっはっはっはっ(笑)これはホントに、今から始める昔話になる話です」
春「だから教訓だよね。昔話とかイソップ童話みたいな(笑)、こうなると」
若「これ、ちょっと絵本にして売り出そうぜ。オードリー絵本として。はっはっはっはっ(笑)」
春「そうだね。お互い、昆虫とかにしてさ(笑)」
若「これはどっちが得だったんだっていう話ですね。有名な話があるじゃないですか。ケータイ1円でも安く買いたいから、インターネットで調べ倒して、関東で一番安いスマホの売ってる店を発見して、原付で西船橋まで行って買ってる間に駐禁切られてたっていう(笑)」
春「はいはい」(奥田氏(笑))
若「駐禁の罰金といろいろ合わせると、はははは(笑)」
春「時間と労力と違反金と」
若「だから、時間も機会費用になるわけじゃないですか。考えると」
春「うん、そうなんだよねー」
若「そうすると、春日さんはちょっと損してる可能性もあるね。交遊関係とかも干され倒してるわけですから」
春「クッ(笑)ま、でも、それはそうよね。広く見たら損失。でも、それが難しいよね。そこをある程度按配というか、この辺で勘弁してやろう、みたいなところを作んないとね。目の前の損得で考えると、後から痛い目に遭うっていうのは、わかってんだけど、やっぱり、うん、目の前のことで判断しちゃうからねー」
若「はいはいはいはい」
春「難しいよねー」
若「難しいよなぁ、金銭感覚はな」
春「金銭感覚は難しい。変わんないな」
若「変わんない?」
春「変わらんなー」
若「変わんなさが凄いもんね。いまだに阿佐ヶ谷住んでるしね」
春「まぁ、そうだね。風呂無しのアパートに住んでるっていうのは、そういうことでもあるよね」
若「あぁ、そうだよね。でも、そう言えば、お前の家のロケもだいぶないな」
春「ウフー(笑)ないね。それはないだろう。ハハハハ(笑)それはもうないよ。もうとるとこないもん」
(略)
若「靴が10万なら、2万の靴買って、8万でグアム行きたいんだよね、俺。それだけの話」
春「わかる。それはでもそうよ。そっち側だけども、私も。でも、10万の靴がいいっていう人もいるっていうのは、理解はできてきたよ、最近。理解っちゅうか、そういう人がいるんだっていう(笑)。理解はできないけどね」
(略)
若「まぁ、難しいよなぁ。そう考えるとな」
春「収入が増えようが減ろうが、まぁ、変わらんだろうなぁ」
若「減っても生きてるから凄いよな、お前が凄いのは」
春「それなりにね」
若「うん」
春「だから、それはお金の価値観みたいなのが上がってないからじゃない?」
若「あぁ」
春「上がってたら、下げるの、それこそ舛添さんじゃねーけど大変だと思うよ(笑)。ファーストクラスで行くのが当たり前と思ってたら。いやぁ、エコノミーすか?ってなっちゃうじゃん。下がんないよ、上からは」
若「下がんないよな、あれってな。あれってそうだよな」
春「上がってないから大丈夫よ」
若「いやぁ、金銭感覚ってなぁ、変わんないよな」
春「変わらんよ」
若「一番結構大きいよな」
春「大きい、大きい」
若「例えば、つき合ったり、結婚相手とか」
春「一番。当たり前じゃない。同じじゃないと」
若「それ考えたら、ホント無理だわ」
イソップ物語ならぬカソップ物語で私が好きなのは、粗大ごみ置き場に出されていた洗濯機を苦労して運んで、洗濯しようと水道をひねったら、洗濯機の底から水が漏れて、1万5000円を払って引き取ってもらったという話(笑)。
黒豹氏との思い出話も。焼き肉はサンチュに巻いて食べろという黒豹氏に、肉は肉のまま食べたいと反抗したという話。