大人の男

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年6月10日

 

若「春日ってさ、ちょっと小林薫さんみたいな感じになってるのよ」

春「フッ(笑)いやいやいや、そんな渋い感じになってる?名優さんですよ、名優」

若「なんかさ、おじさんになって一回カッコよくなる人いるじゃん」

春「ああ、いるね。若い時よりね」

若「俺は、ほんとに春日はキン肉マンみたいな面白さでいてほしいから。でも、俺の要望とは逆に、マジでこじるりとか菊池亜美ちゃんとかが、ちょっとカッコいいみたいに言うじゃん。それ、なんか小林薫さんみたいになってんじゃないの?俺がずっと一緒だから気づかないだけで」

春「なんでそこで出てくるのが小林薫さんなのよ。フッフフフ(笑)若林さんのイメージだから、そこは何とも言えないけど。それはわからない、私は」

若「この間それを思ったときがあって、俺はそれは芸人としてどうなのかなと思ったんだけど、『セブンルール』っていう番組やってて、優香さんの旦那様の青木さんとYOUさんと本谷有希子さんと俺で4人なの。で、青木さんが、テロテロ、テカテカのカッコいい生地の真っ黒のシャツ、ボタンも黒で」

春「はいはいはいはい」

若「それね、2つぐらいボタン外して着てて。洋服の話になって、似合う似合わないってありますよね、みたいな。「だって俺が青木さんが今着てるシャツを2つボタン外して着てたら、もうコントですもんね」みたいな話になって、「うちの相方もオールバックでそのシャツ着てたらコントですもんね」って言ったら、YOUさんが「いや、今の春日君だったら似合っちゃうね」」

春「(笑)お、評価高い!YOUさんに」

若「俺、その時に「小林薫さんか!」と思ったの」

春「ハハハハ(笑)」

若「小林薫さんみたいになってんじゃないの?お前、渋くて」

春「ハッハッハッハッ(笑)」

若「西島秀俊さんとか、堤真一さんとかみたいに」

春「なってるわけないでしょうよ(笑)カカカカ(笑)」

若「なってんじゃないの?」

春「なってるわけないよ、そんなもん」

若「なってない?」

春「行けないよ、あんなところまで、あんな高見には」

若「俺はたぶん山田隆夫さんみたいになってくんだと思うのよ、これから」

春「まあ、そうだね、そうだね。本村弁護士とかね」

若「小林薫さん方面では行かないじゃない」

春「ハッハッハッハッ(笑)行かないか。そうだね」

若「なんか、それをよしとしてんじゃん、自分の中で」

春「フッフッフッ(笑)」

若「むしろ、小林薫さんに寄せてってんじゃない?年々」

春「寄せてないわ!」

若「年々」

春「映画観たりとかね」

若「そうそうそう(笑)」

春「(?)観たりとかして」

若「そうでしょう?(笑)」

春「いや、してないよ!」

若「してない?」

春「全然意識、意識してる人はいないよ」

若「あー」

春「小林薫さんだけじゃなくて、いないよ」

若「じゃあ、そういうの感じないの?最近ちょっと俺は渋さ出てんな、みたいな」

春「いや、感じないよ、一つも」

若「渋さ出てるモテ方してんな、みたいに思ったりはしてないの?」

春「全然してないよ」

若「あ、そう」

春「全然してない。全然そんな言われたこともねーしさ」

若「ま、俺もしてないけどね」

春「うーん。まだまだこれから、これからじゃない?」

若「これからなの?春日が渋くなってくの」

春「まだ38だもの」

若「何歳から、じゃあ、そうなってくんだよ?」

春「それはやっぱ50とか。50代とかでしょう」

若「50になったらどうなってんの?春日っていうのは。小林薫さんになってるの?」

春「小林薫さんでしょうね、もうね。50代になったらよ。まだそんな無理よ。経験してない」

若「俺は本村弁護士になってるだろうなあ、俺は」

春「そうだね、蝶ネクタイ付けてるよ」

若「はははは(笑)」

春「ハハハハ(笑)」

若「俺、ずっとテレビでもさ「本村弁護士みたいになりたくない」ってずっと言ってて、オンエアされちゃうのよ、なぜか」

春「うんうんうんうん」

若「したら、本村弁護士にこの間会って言われたもんね」

春「えっ?なんてよ」

若「「いつもテレビで名前出していただいてありがとうございます」って」

春「ハハハハ(笑)」

若「あれはどういう「ありがとうございます」なんだろう(笑)。いや、ほんといい方だから、全然距離測るみたいな言われ方じゃないけど。だって、何コか下の芸人が、あなたみたいになりたくないつってんだよ(笑)」

春「まあ、そうね、内心はどうかわかんないけどね」

若「俺、ほんと本村弁護士みたいになりたくねぇんだよなぁ(笑)」

春「ハハハハ(笑)」

若「はっはははは(笑)」

春「まあま、そう、まあ、そうだろうね」

若「おじさんなのに可愛いって、なんかヤじゃん」

春「まあ、そうだね。おじさんというイジられ方もしないしね。可愛らしいとね」

若「でも、それが面白い人だからね、本村弁護士はね」

春「ま、そうね」

若「渋くなってきてカッコよくなるというのに分かれるのかな、やっぱり」

春「何をしたら渋くなるのかもわからないけどね」

若「いやいや、コントロールはできないだろうけど」

春「うーん」

若「なんで若い人には出ないものが出てくるんだろうね。40過ぎると」

春「何なんだろう。そうだね」

若「一回モテるみたいに言う先輩、結構いたよ」

春「あ、そう。おじさんになってから?」

若「40とか過ぎたら、一瞬モテ始めたみたいなこと言う人いたよ、先輩で」

春「はあ……。余裕とかなんだろう、たぶんね」

若「ガッつかない感じか」

春「そうだね」

若「それはあんの?フィリピンパブ行っても」

春「いや全然。ガッついちゃうもんね、やっぱりね」

若(笑)

春「ガッついちゃうし、大人の対応ができないというかさ。この間も谷口と行ったのよ、フィリピンパブに」

若「すげぇ行ってんなおい!」

春「池田公園の話したくてさ。フッフフフ(笑)行ってさ、飲んでて楽しかったけど、ここも楽しいかな、みたいな話してたのよ。フィリピーナが付くじゃん、女の子が。いろいろ話してたら、「ドリンク1杯いいですか?」みたいなことを言われたから、「いや、ダメよ」つって言ったら、何回かそのくだりがあったのよ。「いや、いいじゃないか」って谷口に言われてさ、「いや、ダメなのよ」つって「ええ~?」みたいなくだり3回ぐらいやってたら、その子が「なんなのよ!」みたいな感じでキレだしてさ、「乾杯はマナーよ!」みたいなこと言われて怒り出しちゃって、「いやいや、ダメなものはダメだよ」みたいなことを言って、ちょっと口論になってさ、店出されちゃったもんね、我々。フフフフ(笑)全然もう。フフフフ(笑)ワーッてなっちゃって、「ちょっとお客様……」みたいな。ハハハハ(笑)」

若「そこは通用しなかったということね?(笑)」

春「そうだね。そこはやっぱ、でも、大人だったら1杯ぐらいはね」

若「ほんと気持ち悪いよね、お前の金払わない感じ」

春(笑)

若「全然面白くない、あと。聞いてて胸クソ悪いもん」

春(笑)

若「フィリピンから来てさ、お前みたいなクソがさ」

春「ハッハハハ(笑)」

若「1杯も出してあげないって、聞いてて胸クソが悪い」

春(笑)

若「テレビ局に金返せお前」

春「ハハハハ(笑)それとこれとは違うじゃない」

若「はははは(笑)」

春「結果、出されちゃってるからさ、こっちも」

若「ハッピーじゃない、その話。それで出されて。谷口もほんとよくないよ」

春「うん」

若「やめろ!2人、もう遊ぶの」

春「ハハハハ(笑)」

若「はははは(笑)」

春「いいじゃない、それ。「すまんな」つって言って」

若「飲ましてあげればいいじゃん」

春「そこをすっと飲ませてあげたりするのが大人の男の遊び方なんじゃない」

若「なんで飲ませないのよ?」

春「うーん、やっぱりその~、1杯というのはね、いいじゃないかと思っちゃう。お金もかかるしね」

若「はっははは(笑)」

春「そこはさって」

若「まあま、いいけどね、それは」

春「そうなのよ」

 

 

谷口さんと3月に喧嘩して、仲直りしたのね。