警察犬とカメラのバッテリーに勝った男

 

水曜日のダウンタウン 2016年11月30日

 

「待て」と言われた時 どれだけ長時間待てるのか 人vs犬で検証

 

ナレーション「続いての我慢強そうな挑戦者は、オードリー春日」

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  高橋 真麻「想像つかないなー」

  矢作「やれって言われたことを淡々とやるタイプだからね」

ナレーション「例によって春日1人にしたところで、チャレンジスタート」

  矢作「春日も待てるだろうな結構」

ナレーション「すると、特に変わった行動をとることもなく」

  真麻「えー!うそでしょう?」

  滑川 康男「えー凄い」

ナレーション「淡々と時は過ぎ、1時間10分が経過」

  後藤「凄い」

ナレーション「ここであっさりトップの西村(瑞樹)超えを達成」

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  矢作「不思議に思わないタイプだからね」

  松本「なんだコイツ」

  滑川「凄いなぁ」

ナレーション「その後も座席から動くことはなく、さらに一言も発さないので、全く使いどころのないまま」(笑)「なんと、そのまま3時間半を超えた」(えーー!?)

  浜田「凄い」

  松本「おかしい、おかしい、おかしい」

  後藤「これ、凄い」

ナレーション「想定外の「待ち」を見せる春日」

  松本「これ、逆におかしい」

  矢作「うんうんうん」

 

ナレーション「ラスト5人目の挑戦者が来る時間になっても外に出る気配はない」

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  鈴木 亜美「普通じゃないでしょう」

  真麻「ありえないよー」

ナレーション「ちなみに、その最後の挑戦者は、西村知美

異常者・春日のせいでロケバスが使えないので、急遽、落とし穴なしの楽屋でチャレンジしてもらうことに」

  松本「ちょっと順番間違ごうたな」

ナレーション「こちらも1人きりにしたところでチャレンジスタート。楽屋から出てきた時点で失格とする。

(10分経過)

が、スタッフが来ない状況に早くも不安になったのか。

そして、あっさり失格。結果は10分20秒と、ここまでで最低の成績」

西村「長い方ってどのくらい待ったんですか?」

スタッフ「今、オードリーの春日さんが4時間ぐらい待ってます」

西村「えー絶対寝てません?」

 

ナレーション「めちゃくちゃ起きていた」

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  滑川「えー、凄いねぇ春日さん」

ナレーション「ということで、この時点で人代表は春日に決定」

  矢作「おかしいよ。不安に思わないんだよ、何されても」

 

ナレーション「現在4時間超え。まだまだ記録更新中の春日と対戦するのは」

  浜田「スタッフ、面倒くさいで、これ」(笑)

  後藤(笑・うなずく)

ナレーション「犬代表、警察犬の資格を持つジェシカちゃん3歳」

  浜田「早よ終われよ、みたいな」

ナレーション「餌を前にしてどれだけ「待て」を続けられるかで時間を計測。こちらも餌に近寄ってしまったら落とし穴に落とそうかとも思ったが、今回は動物愛護の観点から見送ることに」

  浜田「当たり前やろ!」

  松本「学習したやないか」(笑)

ナレーション「すると、さすがは警察犬。「待て」を命じられてから微動だにすることなく1時間が経過」

  矢作「偉いね」

  後藤「凄い。ワンちゃん賢いなぁ」

ナレーション「そして、そのまま「待て」を続けること4時間。春日の記録に追いついたので、ここからは両者の挑戦をあわせてご覧ください。

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すると、開始から5時間。待ち疲れてしまったのか、ジェシカちゃんが眠ってしまった。 

一方、バリバリ起きている春日だが」

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  真麻「春日さん信じられない」

  松本「こいつホンマにちょっと話聞きたいわ」

ナレーション「ここで隠しカメラのバッテリーがなくなり、ついに車内の映像を撮ることができなくなってしまった」

  後藤「想定外ですよ」

  浜田「ホンマやな」

ナレーション「しかし、どうして春日はこんなにも待ち続けるのか。その時の心境を後に春日はこう語る」

 

春日「いやもう待ってやろうと思って。多分ムカついてたんでしょうね。勝負だみたいな感じの部分ありましたね。ディレクターさんと」

スタッフ「来ねぇなら」

春日「来ねぇならいいぞと。待ってやるぞと。耐えることには慣れてますんで私は」

  真麻「偉い」

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ナレーション「そして、両者待ち続けること5時間40分。決着の時は突然訪れた」

ジェシカちゃんが動く)

  滑川「あー動いた」

  真麻「餌は食べなかった」

ナレーション「と、餌は食べなかったものの、明らかに「待て」をやめてしまったので、ジェシカちゃん、ここで失格」

 

ナレーション「ということで、ここで人代表春日の勝利が決定。あとは記録との勝負だが」

  真麻「うわあ、ちょっとハワイ着いちゃうよ」

ナレーション「6時間を超えたところで、ここまで一言も発っさなかった春日が、ようやく口を開いた」

  滑川「凄いねこの人(笑)」

春日「遅っせーな」(笑)

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  真麻「怒っている」

  後藤「それ言うのも遅いなぁ」

ナレーション「そして、さすがの春日も遅っせーと感じ始めた、開始から6時間39分」

  真麻「えー うそぉ 信じられない」

  松本「ちょっとおかしいな」

ナレーション「ついに」

  浜田「いやいや、やっとやでこれ、と思うてんでスタッフ」

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  矢作「1歩目(笑)。落ち方きれいだけど」

ナレーション「ということで、オードリー春日が6時間39分43秒という大記録を樹立。

ようやくネタばらしへ」

 

スタッフ「「待て」と言われた時に、どれくらい人間は待てるかの検証だったんですけど」

春日「待つっていうやつなんすか、これ」

スタッフ「はい。この時間で出てこられたのは何でだったんですか?」

春日「さすがにちょっとトイレとか行きてーし。まだ待てますけどね、ただ」

スタッフ「あ、ほんとですか?」

春日「まだ待とうと思ってたから」

  松本「はっはっはっはっ(笑)」

春日「トイレ行って、またすぐ戻ってこようと思ってましたから」

スタッフ「はははは(笑)」

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春日「何で落とし穴にハマってんすか?私は今」

スタッフ「指示を無視して出てきたら、その時点で」

春日「いや、ちょっと待て待て(笑)。相当守ってるでしょ指示」(笑)

  滑川「確かに」

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 ナレーション「ということで、春日は警察犬より従順」

  真麻「凄い」

  滑川「春日さん凄いね」

  後藤「凄くないですか、これ」

  浜田「こいつ異常やわ」

  松本「飲まず…飲まずかどうか、食わず?」

  後藤「食わず食わずでしょうね」

  松本「食わずは食わずよね」

  浜田「あ、飲まずやて」

  後藤「飲まず?」

  滑川「凄い人ですね」

  松本「ええー!?」

  鈴木「怖―い」

  真麻「考えられない」

  矢作「春日だからなぁ。あいつ若林の犬だからね」(笑)

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浜田「続いては、こちらの方です、どうぞ」

矢作「誰?」

浜田「オードリー春日でございます」

春日「トゥース!」

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松本「怖い怖い怖い怖い。なんか怖い」

後藤「怖い、怖い、怖い」

滑川「あー怖いよぉ」

浜田「お前、お前異常やで、お前は」

春日「異常じゃないですよ」

矢作「ふふふふふふ(笑)」

浜田「ほんまに」

松本「サイコ野郎や」

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春日「なんちゅうことを言うんですか。落とし穴に落ちた後、スタッフさんがみんななんかちょっと怒ってました。顔がね」

浜田「はっははー(笑)」

春日「お前、遅過ぎるだろ」(笑)「技術さんなんかもずっとこうやって」

松本「そうそうそう」

浜田「そら、そやで」

春日「もっと早く帰れる予想だったんでしょうね」

松本「だったら、落ちてからもずっと出なかったらよかった」

春日「それは「落とし穴にいてください」ったら、ずっといますよ私は」(笑)

浜田「そうか、言われてない」

春日「言われてないですもん」

矢作「命令されたらいる」

春日「命令されたら」

真麻「凄い」

春日「とにかくネタなんかでも一切アドリブ言わないですし、台本に忠実な男ですから私は」

浜田「ははー(笑)」

矢作「凄い人なんじゃないの?」

松本「凄い人なんじゃない?」

春日「凄い人なんです、私。“警察犬とカメラのバッテリーに勝った男”ですからね」(笑)「ありがとうございます」

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