M-1グランプリ2019敗者復活戦 2019年12月22日
(2007年の敗者復活の様子が流れ)
ナレーション:その翌年(2008年)は
今田:エントリーナンバー4431番、オードリー!
春日:トゥース!
若林:えーっ、やったー!
(タクシーの車内)
ネタ合わせをするオードリー。フワフワしている春日。
若林:お前、顔がヤバいよ!気合入れろ!ちょっと
若林:タクシーの移動の最中という時間でしか2本目を決める時間がなかったんで、結構パニックになってましたね。
春日:大井競馬場でしたけど、我々の時はね。朝、普通にモノレールに乗って、お客さんと一緒にモノレールに乗っていって、降りていって、その夜には全く世界が変わっていましたからね。
上戸彩:第1位です!
春日:かつてないでしょ。今までのM-1で、あんなリアクションしてる人はいないですよね、点数パッと見て。
若林:本当に天地がひっくり返って、気絶しそうになりましたね。ほんとに。
寒い中、あの感じの中、漫才やって、一回アドレナリンが出てるっていうのは。
春日:余計なことを考えなくて、こっちはこっちで、行って漫才やるだけ、ネタやるだけ、みたいな感じなんでね。
M-1史上最強の漫才は?
若林:僕は、うーん、迷うけど、笑い飯さんの「ハッピーバースデー」の歌のネタ。あのM-1という大会で、あれをフルスイングでやるっていう美学が痺れましたね。
春日:これは難しいですね。我々以外にってことですよね?
じゃあ、我々ですね。
本戦の途中に流れた映像
ナレーション:2008年の衝撃
上戸彩:第1位です!
春日:やっぱ2008年は春日のM-1だってね
若林:聞いたことないですけど。
一回アドレナリンが出てるっていうのはいいんじゃないですかね。
春日:スタジオも待ち望んでるっていうような気がするね。来るぞ 来るぞ 来るぞっていうのがずっとあって、こっちは行って笑い取るだけ。それだけですよ。
若林:思いっきり中盤で噛んでましたけど。
春日:ハハハハ
若林:ハハハハ
動画も写真も上手く撮れないのがもどかしい。
リアルタイムでは観てないのに、何度も何度も映像を観ているから、脳内ではもうすっかり観たことになっているし、今田さんの「エントリーナンバー4431番、オードリー!」は何度聞いても胸がいっぱいになる。
今田さんに「自信は?」と聞かれて「なきゃ立ってないですよ、ここに」と答えた春日の名言も忘れないでおきたい。
M-1が続く限り、オードリーが活躍を続ける限り、この瞬間の映像は毎年観られることだろう。
今年のM-1は、敗者復活からずっと面白かった。敗者復活は和牛で文句なしだったし、優勝もミルクボーイで文句なしだった。いい大会だった。
(12.24追記)
文句なしというのを圧倒的と受け取られるとしたら、それは違う。最終決戦の3組はどこが優勝しても文句なかった。
いい大会だったと書いたが、ニューヨークの82点を除いてはというのも付け加えておこうと思う。
(2024.1.4追記)
ニューヨークはもっと点数が高くてよかったという意味だったけど、伝わらなかったかも。
「2022年のM-1では敗者復活の映像にオードリーがなかった」と若林さんがラジオで言ったせいなのか、2023年の映像にはチラッと映っていたらしい。消える日も来るのかもね…